JPH0564348U - フロアパネルの固定金具 - Google Patents

フロアパネルの固定金具

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JPH0564348U
JPH0564348U JP1308992U JP1308992U JPH0564348U JP H0564348 U JPH0564348 U JP H0564348U JP 1308992 U JP1308992 U JP 1308992U JP 1308992 U JP1308992 U JP 1308992U JP H0564348 U JPH0564348 U JP H0564348U
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floor panel
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満 福島
亨 田中
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オーエム機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 フロアパネルを支持脚に固定するカム式の固
定金具における頭部と係合部との間隔を変更できるよう
にして各フロアパネルに高さの違いがあってもこれを吸
収できるようにする。 〔構成〕 コーナー部に切欠44が形成されたフロアパ
ネル12を突き合わせて基礎床面16上に固定される支
持脚10で支持し、切欠44が集合してできた孔46か
ら固定金具14を通して固定金具14の底部に形成され
た係合部52を支持脚10に形成されたカム部34に係
合し、固定金具14の頭部50と係合部52とでフロア
パネル12と支持脚10とを締め付けて固定するフロア
パネル12の固定金具14において、固定金具14の頭
部50と係合部52との間隔を変更可能に構成したこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フリーアクセス用のフロアパネルを基礎床面上に固定される支持脚 に固定する固定金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オフィスルーム等では、床下に配線スペースを確保するためにフロアパネルを 支持脚を用いて基礎床面から一定高さを浮かせて敷いてある。この場合、重要な 機器を設置する個所や通路の部分では、地震等によるフロアパネルのずれや脱落 を防止するためにフロアパネルを支持脚に対してボルト形状の固定金具によって 固定することがある。即ち、フロアパネルのコーナー部に固定金具を通すために フロアパネルを四枚集合したときに貫通孔を形成する切欠を設けておき、この貫 通孔に固定金具を通してその頭部と底部に形成される固定部とでフロアパネルを 支持脚に締め付けて固定する方法をとっている。
【0003】 ところで、固定金具と支持脚との固定部の構造は、固定金具にネジを形成し、 支持脚にこのネジを螺合できるネジ孔を形成したネジ式と、固定金具に係合部を 形成し、支持脚にこの係合部が係合できるカム部を形成したカム式とがあるが、 締弛操作が早いという点でカム式の方が優れており、最近ではこのカム式の方が 多く使用されるようになってきている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、カム式の場合、係合部と固定金具の頭部までの間隔は決まっている から、支持脚のカム部とフロアパネル上面までの長さが一定でなければうまく固 定できない。しかし、個々のフロアパネルには製作誤差等があり、又、基礎床面 にも凹凸等があるから、突き合わせたすべてのフロアパネルの高さは同じにはな らない。この誤差が僅かであれば係合部の締め代で吸収できるが、一定以上大き くなるとそれもできない。このような場合、固定金具の頭部と係合部までの間隔 を変更できるとすればこの問題は解決できるが、従来のカム式のものではこれは 不可能である。 本考案は、このような課題を解決するものであって、係合部と頭部までの長さ を変えられるカム式の固定金具を具現したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、本考案は、コーナー部に切欠が形成されたフロアパネルを突 き合わせて基礎床面上に固定される支持脚で支持し、切欠が集合してできた孔か ら固定金具を通して固定金具の底部に形成された係合部を支持脚に形成されたカ ム部に係合し、固定金具の頭部と係合部とで孔の周囲のフロアパネル上面と支持 脚とを締め付けるフロアパネルの固定金具において、固定金具の頭部と係合部と の間隔を変更可能に構成したことを特徴としたものである。
【0006】
【作用】
以上の手段をとることにより、固定金具の頭部から係合部までの間隔がフロア パネルの上面から支持脚のカム部までの間隔に比べて相対的に長過ぎてフロアパ ネルにガタが出るようなときにはその間隔を短くすることで、反対に、短過ぎて 係合部とカム部との締め代が取れないようなときにはその間隔を長くすることで 、いずれも最適な締め加減で確実に固定できる。
【0007】
【実施例】
図2は支持脚を用いるフロアパネルの敷設状態を示す斜視図であるが、支持脚 10をフロアパネル12のコーナー部に位置するように置いて行き、この支持脚 10の上に各フロアパネル12を突き合わせて支持する。このとき、必要ならば 、フロアパネル12を支持脚10に固定金具14で固定する。尚、フロアパネル 12の上面にはカーペット15が敷かれる。
【0008】 図1はこれらの詳細を示す断面図であるが、支持脚10は基礎床面16上に固 定されるベース18及びこれから起立する支持筒20からなる下部部材と、フロ アパネル12を支持する支持盤22及び支持盤22の上に被さるキャップ24か らなる上部部材とで構成される。支持筒20には途中に鍔(ナット)26が付い たネジ棒27の下部が挿入されており、このネジ棒27はナット28を螺合して このナット28で支持盤22を支えるようにその上部が支持盤22に挿入されて いる。これにより、ナット28を回せば支持盤22は上下することになる。尚、 ナット28には回り止めのネジ29が設けられている。
【0009】 キャップ24にはこの上に載せられるフロアパネル12のそれぞれに係合して そのずれを防ぐピン30が設けられている。又、フロアパネル12の音鳴りを防 ぐためにその上面にパッド32が被着されることもある。一方、支持盤22の中 央には固定金具14を係合するカム部34が形成されている。この他、支持脚1 0の間隔を正確に維持するために、支持脚10間にストリンガー36を掛け渡す こともある。
【0010】 フロアパネル12は上板38と下板40とを間に充填材を充填する空間部42 を形成して一体化したもので、一般には四角形をしている。フロアパネル12の コーナー部には切欠44が形成されており、フロアパネル12を四枚突き合わせ ると、この切欠44は円形の孔46となる。
【0011】 固定金具14は棒状の胴部48の上部に径大の頭部50が、底部にピン52a が水平に突出する係合部52がそれぞれ形成されたものであり、孔46から通し てこの係合部52を支持脚10のカム部34に係合するものである。これにより 、フロアパネル12は固定金具14の頭部50と係合部52とで支持脚10に締 め付けられて固定される。尚、このとき、フロアパネル12の孔46の周囲に低 段部54を形成し、固定金具14の頭部50がこの低段部54に埋まるようにし 、その上面とフロアパネル12の上面が同じ高さになるようにしてある。更に、 頭部50の周囲には後記する専用工具が係合する係合孔56が形成されている。
【0012】 図3は固定金具14の係合部52と支持脚10のカム部34の関係を示す図1 のA−A断面図であるが、カム部34は支持脚10の支持盤22に形成されるも のであり、固定金具14の胴部48及びピン52aが挿通できる円形孔58a及 び四角長孔58bからなる鍵孔58と、鍵孔58の周囲の裏面に形成される四角 長孔58bから連続して低くなる傾斜面60aとこれに連続する約90°の範囲 の平坦面60bとからなる。これにより、係合部52のピン52aをその四角長 孔58bから約90°回すと、ピン52aは傾斜面60aから平坦面60bまで 至るが、この間胴部48及び頭部50は傾斜面60aの高さだけ下がってフロア パネル12を締め付けることになる。尚、平坦面60bの終端にはストッパー6 0cを設け、ピン52aがそれ以上回らないようにしてある。
【0013】 ところで、本考案では、以上の固定金具14は胴部48と頭部50とが別部材 になっており、且つ、これらは互いにその相対長さが変更できるようになってい る。即ち、頭部50の底部を胴部48の上部に挿通し、頭部50から調整ネジ6 2を通して胴部48に止めてある。これにより、調整ネジ62を締めると頭部5 0と係合部52との間隔は短くなり、弛めると反対に長くなる。図4は胴部48 の断面を示す図1のB−B断面図であるが、胴部48と頭部50との嵌合面には 平坦面48a等を形成して回り止めが施してある。これは固定操作をするとき、 頭部50を回すと胴部48もそれに伴って回らなければならないからである。
【0014】 図5及び図6は固定金具14を用いてフロアパネル12を支持脚10に固定す る場合を示す斜視図であるが、フロアパネル12を支持脚10で支持したなら、 そのコーナー部の孔46から固定金具14を降ろして胴部48を支持脚10の鍵 孔58に通す。次いで、頭部50の係合孔56に挿入できる係合片64とハンド ル66とからなる特殊工具68を用いて固定金具14を回し、係合部52をカム 部34に係合する。
【0015】 以上の操作をすれば、通常であればフロアパネル12は支持脚10に固定され るのであるが、このとき、頭部50と係合部52との間隔が長過ぎてフロアパネ ル12にガタ等が生ずるようであれば、調整ネジ62をドライバー等で回して頭 部50を胴部48に対して下げてやることでこのガタが吸収できる。反対に、頭 部50と係合部52との間隔が短過ぎて係合部50がカム部34にうまく係合で きないようであれば、頭部50を胴部48に対して上げてやることで係合ができ るようになる。
【0016】
【考案の効果】
以上、本考案は前記したものであるから、即ち、カム式の固定金具の頭部と係 合部との間隔を変更可能にしたものであるから、締弛操作が迅速であるというカ ム式の長所を生かしながら、フロアパネルに製作誤差等があってもこれを吸収し 、すべてのフロアパネルを最適な状態で支持脚に確実に固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロアパネルと支持脚との固定状態を示す断面
図である。
【図2】フロアパネルの敷設状態を示す斜視図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】固定金具の操作状態を示す斜視図である。
【図6】固定金具の操作状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 支持脚 12 フロアパネル 14 固定金具 16 基礎床面 34 カム部 44 切欠 46 孔 48 固定金具の胴部 50 固定金具の頭部 52 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーナー部に切欠が形成されたフロアパ
    ネルを突き合わせて基礎床面上に固定される支持脚で支
    持し、切欠が集合してできた孔から固定金具を通して固
    定金具の底部に形成された係合部を支持脚に形成された
    カム部に係合し、固定金具の頭部と係合部とでフロアパ
    ネルと支持脚とを締め付けて固定するフロアパネルの固
    定金具において、固定金具の頭部と係合部との間隔を変
    更可能に構成したことを特徴とするフロアパネルの固定
    金具。
JP1308992U 1992-02-06 1992-02-06 フロアパネルの固定金具 Expired - Fee Related JP2568976Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0587128U (ja) * 1992-04-28 1993-11-22 日本板硝子株式会社 浮床用支持装置
JPH07102742A (ja) * 1993-10-12 1995-04-18 Kokuyo Co Ltd 床パネル支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0587128U (ja) * 1992-04-28 1993-11-22 日本板硝子株式会社 浮床用支持装置
JPH07102742A (ja) * 1993-10-12 1995-04-18 Kokuyo Co Ltd 床パネル支持装置

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