JPH0668158U - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

Info

Publication number
JPH0668158U
JPH0668158U JP1227293U JP1227293U JPH0668158U JP H0668158 U JPH0668158 U JP H0668158U JP 1227293 U JP1227293 U JP 1227293U JP 1227293 U JP1227293 U JP 1227293U JP H0668158 U JPH0668158 U JP H0668158U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
ball bearings
hub
shaft portion
disk drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1227293U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2568953Y2 (ja
Inventor
豊 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP1993012272U priority Critical patent/JP2568953Y2/ja
Publication of JPH0668158U publication Critical patent/JPH0668158U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2568953Y2 publication Critical patent/JP2568953Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成によって共振周波数を高くして磁
気ディスクのリード/ライトエラーを低減すると共に、
ハブの回転精度を高くする。 【構成】 フレーム1中心部から大径部2と軸部3を連
設し、大径部2の周囲にはモータのステータ部10を配
設すると共に、軸部3には一対のシールド板付のボール
ベアリングを介してハブ6を回転自在に軸支した磁気デ
ィスク駆動装置において、一対のボールベアリング2
0、21はシールド板20a,21aを互いに外側に位
置する一方端面のみに設けて偏平に構成され、軸部3の
両端にこれらボールベアリング20、21を離間して嵌
合固定している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ハードディスク等の磁気ディスクを装着して回転駆動するための磁 気ディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク駆動装置としては図2のような構成が提案されている。図2にお いて、フレーム1は、略皿状に形成された部分とその中心部に一体に形成された 大径部2を有すると共に、大径部2の上方に軸部3が一体に連設されている。上 記軸部3の外周には、上下一対のボールベアリング4,5の内輪が各々嵌合固着 され、ボールベアリング4,5の外輪は、ハブ6の内径部に嵌挿され、これによ ってハブが回転自在に軸支されている。ボールベアリング4,5の外輪の上下端 側には封止用のシールド板4a,5aの外周部が固着されていて、シールド板4 a,5aの内周部は内輪側に延び、僅かな隙間をおいて内輪と対向させている。
【0003】 ハブ6は図示されないハードディスク等の磁気ディスクを一体に保持して回転 駆動するためのもので、略ベル状に形成されていて、外径部に上記磁気ディスク を装着するための段部6aを有している。さらに、ハブ6の段部6aの下方は上 記外径部よりも外径が大きな円筒形に一体形成され、上記皿状の部分の内方に位 置すると共に、上記段部6aの下方の内周面には、円環状のヨーク7を介して円 筒状の駆動マグネット8が固着されてモータのロータ部を構成している。
【0004】 上記皿状の部分の外周とフレーム1の内面との間には、僅かな間隔で両者を対 向させたラビリンスシール部9が形成されている。このラビリンスシール部9に よって、上記ボールベアリング4,5から発生するオイルミスト等のダストがハ ブ6の外径部に飛散することを阻止している。また、上記ハブ5の内周側には円 筒状のロータマグネット8が嵌合固着されてロータ部が構成されている。
【0005】 一方、上記大径部2の外周には、電機子コア10が嵌合固定されている。電機 子コア9は放射状に形成された複数の突極を有し、これら各突極にはコイル11 が例えば3相形式で各々巻回されている。電機子コア10の外周面は駆動マグネ ット8の内周面に間隙をおいて対向している。そして、電機子コア9及び駆動マ グネット8等によってモータ部が構成され、フレーム1の内部に設けられ、駆動 マグネット8を回転付勢することによりハブ6が一体に回転するようになってい る。
【0006】 さらに、ハブ6の上端部にはボールベアリング4,5からのオイルミスト等の ダストが、ハブ6の上端部側から外部に飛散することを阻止するための磁性流体 シール機構12が設けられている。フレーム1は一般に軸部3と共にアルミニウ ムからなる非磁性金属で一体形成されるため、磁性流体シール機構12を有効に 機能させるために、軸部3の上端部の磁性流体シール機構12に対応する部分に は磁性体金属からなるリング13が嵌合固定されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
以上の磁気ディスク駆動装置においては、軸部3の外周に内輪を各々嵌合固着 した上下一対のボールベアリング4,5には、各々外輪の上下端側に封止用のシ ールド板4a,5aが設けられていることから、必然的にボールベアリング自体 の軸方向寸法t1 が大きくなる。このため、ボールベアリング4,5同志のスパ ン長L1 が短くなることから、ハブ6の外周面に装着される図示しない磁気ディ スク部分の共振周波数が低くなる。この結果、当該磁気ディスク駆動装置をハー ドディスクドライブ装置に組み込んだ状態で振動が与えられた場合、磁気ディス ク部分が共振してリード/ライト特性に悪影響が生じる問題がある。さらに、ボ ールベアリング4,5同志のスパン長L1 が短く場合には、ハブ6の外周部分の 振れが大きくなって、回転精度が低下する問題点もある。
【0008】 本考案は、このような問題点を解消するためになされたもので、簡易な構成に よって共振周波数を高くして磁気ディスクのリード/ライトエラーを低減すると 共に、ハブの回転精度を高くすることのできる磁気ディスク駆動装置を提供する ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、フレームの中心部から大径部と軸部を連設し、上記大径部の周囲に はモータのステータ部を配設すると共に、上記軸部には一対のシールド板付のボ ールベアリングを介してハブを回転自在に軸支した磁気ディスク駆動装置におい て、上記一対のボールベアリングは上記シールド板を互いに外側に位置する一方 端面のみに設けて偏平に構成され、上記軸部の両端にこれらボールベアリングを 離間して嵌合固定している。
【0010】
【作用】
一対のボールベアリングのシールド板を互いに外側に位置する一方端面のみに 設けて偏平に構成し、軸部の両端にこれらボールベアリングを離間して嵌合固定 すると、ボールベアリング間のスパン長が大きくなるから、ハブの共振周波数を 高くすることができる。この結果、外部から振動が加えられても、ハブや磁気デ ィスクの共振が減少し、磁気ディスクのリード/ライトエラーを減少させること ができる。さらに、一対のボールベアリング間のスパン長を大きくすると、ハブ を両端側で支持することになり、ハブの回転精度が高くなる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案にかかる磁気ディスク駆動装置の実施例について図面を参照しな がら説明する。尚、図2と同符号は同部品を示し、その詳細な説明は省略する。 図1において、一対のボールベアリング20,21は、封止用のシールド板20 a,21aを互いに外側に位置する一方端面のみに設けることによって、軸方向 寸法t2 が小さくなり全体に偏平形状に構成されている。これらシールド板20 a,21aは、各々外輪に外周部が固着され、内周部は内輪側に延びて僅かな隙 間をおいて内輪と対向させている。
【0012】 上記偏平に形成した一対のボールベアリング20,21は、フレーム1の中心 部に一体に形成された大径部2の上方に一体に連設された軸部3の両端に離間し て嵌合固定されている。因みに、ボールベアリング20,21間の離間寸法は、 ボールベアリングの軸方向寸法t2 以上に設定することが望ましい。
【0013】 一方、下方のボールベアリング20に設けられたシールド板20aは、フレー ム1の大径部2から小径の軸部3に至る段部の平面に僅かな隙間をもって近接対 向させている。この構成により、ボールベアリング20の外輪がハブ6と共に高 速回転することによって、上記隙間に空気流が発生して一種のエアカーテン効果 が生じ、ボールベアリング内のオイルミスト等の粉塵が遮断される。
【0014】 また、上方のボールベアリング21のシールド板21aによっても粉塵の遮断 効果を有しているが、さらに完璧にするために、ハブ6の上端部側には磁性流体 シール機構12が設けられている。尚、本実施例におけるフレーム1は鉄等の磁 性体によって形成されていることから、磁性流体シール機構12の内周側を軸部 3の上端部に直接対向させている。
【0015】 以上の構成によって、ボールベアリング20,21間のスパン長L2 は、前述 した図1のスパン長L1 に比較して大幅に長くなる。このように、スパン長L2 を長くすると共に、軸部3の両端に嵌合固着してハブ6を支持すると、ハブ6の 外周部分の共振周波数を高くすることができる。従って、当該磁気ディスク駆動 装置をハードディスクドライブ装置に組み込んだ状態で振動を与えても、磁気デ ィスク部分が共振することなく、良好なリード/ライト特性が得られる。さらに 上記実施例においては、ハブ6の軸方向寸法に対して、ボールベアリング20, 21間のスパン長L2 がほぼ同じに設定されていることから、ハブ6の振れが大 幅に抑制されて、回転精度が高く維持されることになる。
【0016】 尚、上述の実施例は本考案の一例を示すもので、ハブやフレーム等の各部形状 は他に変更してもよく本考案を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の磁気ディスク駆動装置は、一対のボ ールベアリングのシールド板を互いに外側に位置する一方端面のみに設けて偏平 に構成し、軸部の両端にこれらボールベアリングを離間して嵌合固定しているの で、ボールベアリング間のスパン長を大きくすることができるため、ハブの共振 周波数を高くすることができ、この結果、磁気ディスクのリード/ライトエラー を低減することができる。さらに、スパン長を大きくしているため、ハブを両端 側で支持できることから、ハブの回転精度を高めることができる利点がある。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる磁気ディスク駆動装置の実施例
を示す半断面図である。
【図2】従来の磁気ディスク駆動装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フレーム 2 大径部 3 軸部 6 ハブ 10 電機子コア(ステータ) 20,21 ボールベアリング 20a,21a シールド板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの中心部から大径部と軸部を連
    設し、上記大径部の周囲にはモータのステータ部を配設
    すると共に、上記軸部には一対のシールド板付のボール
    ベアリングを介してハブを回転自在に軸支した磁気ディ
    スク駆動装置において、上記一対のボールベアリングは
    上記シールド板を互いに外側に位置する一方端面のみに
    設けて偏平に構成され、上記軸部の両端にこれらボール
    ベアリングを離間して嵌合固定してなる磁気ディスク駆
    動装置。
JP1993012272U 1993-02-25 1993-02-25 磁気ディスク駆動装置 Expired - Fee Related JP2568953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993012272U JP2568953Y2 (ja) 1993-02-25 1993-02-25 磁気ディスク駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993012272U JP2568953Y2 (ja) 1993-02-25 1993-02-25 磁気ディスク駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0668158U true JPH0668158U (ja) 1994-09-22
JP2568953Y2 JP2568953Y2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=11800737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993012272U Expired - Fee Related JP2568953Y2 (ja) 1993-02-25 1993-02-25 磁気ディスク駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2568953Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323558A (ja) * 1989-06-20 1991-01-31 Tokico Ltd スピンドルモータ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0323558A (ja) * 1989-06-20 1991-01-31 Tokico Ltd スピンドルモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2568953Y2 (ja) 1998-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2729734B2 (ja) 磁気ディスク駆動モータ
JPS5822571A (ja) 直流無刷子電動機
JPH0668158U (ja) 磁気ディスク駆動装置
JPH0556618A (ja) Dcブラシレススピンドルモータ
JP3002295B2 (ja) スピンドルモータ
JPH03285545A (ja) スピンドルモータ
JPH0636342U (ja) モータのダスト防止構造
JPH0668154U (ja) 磁気ディスク駆動装置
JPH0668155U (ja) 磁気ディスク駆動装置
JP2958089B2 (ja) スピンドルモータ
JP2723783B2 (ja) 磁気ディスク駆動装置
JP3148394B2 (ja) スピンドルモータ
JP3390223B2 (ja) モータ
JP3201862B2 (ja) スピンドルモータ
JP3961743B2 (ja) モータ装置
JP2558185Y2 (ja) 磁気ディスク駆動装置
JPH0614496A (ja) スピンドルモータ
JP2580393Y2 (ja) スピンドルモータ
JP2963172B2 (ja) スピンドルモータ
JP2000253632A (ja) スピンドルモータ
JPH03261359A (ja) ディスク駆動装置用モータ
JPH07222390A (ja) ディスク駆動装置
JPH07336982A (ja) モータ装置
JPH07111027A (ja) モータの軸受流体シール構造
JPH08124288A (ja) 磁気ディスク装置のスピンドルモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19971202

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees