JPH0668151U - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

Info

Publication number
JPH0668151U
JPH0668151U JP1201093U JP1201093U JPH0668151U JP H0668151 U JPH0668151 U JP H0668151U JP 1201093 U JP1201093 U JP 1201093U JP 1201093 U JP1201093 U JP 1201093U JP H0668151 U JPH0668151 U JP H0668151U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
back yoke
magnetic disk
disk drive
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1201093U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2567323Y2 (ja
Inventor
豊 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP1993012010U priority Critical patent/JP2567323Y2/ja
Publication of JPH0668151U publication Critical patent/JPH0668151U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567323Y2 publication Critical patent/JP2567323Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な構成で良好な体積効率及び回転状態を
得ることを可能とする。 【構成】 バックヨーク40の最大外形寸法を、ハブ3
8の最大外形寸法よりも大きく設定することによって、
回転トルクの発生位置を装置構造上の最外周位置とし、
大きなトルク定数を得るように構成するとともに、バッ
クヨーク39の平坦部位を、ハブ38に対して径方向に
固定し、バックヨーク39とハブ38との接合部分にお
ける隙間をなくしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転可能に支承されたハブに磁気ディスクを装着して回転駆動させ る磁気ディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク駆動装置として、例えば図2に示されているような構造のものが 一般に知られている。 同図において、フレーム1に一体に立設された固定軸2の基部側すなわち図示 下部側の大径部分2aには、積層構造の鉄心コア3が嵌着固定されており、この 鉄心コア3に対してコイル4が巻回されている。また上記固定軸2の先端側すな わち図示上部側の小径部分2bの外周には、一対のベアリング5,6が軸方向に 並列するようにして固定されており、これら両ベアリング5,6を介して略中空 円筒状のハブ7が回転可能に支承されている。上記ベアリング5,6の内輪5a ,6aは、固定軸2の外周面に接着固定されているとともに、このベアリング5 ,6の外輪5b,6bに上記ハブ7の内周部が固定されている。上記ハブ7の外 周には、図示を省略した磁気ディスクが装着されるようになっている。
【0003】 さらに上記ハブ7の図示下部側に設けられたスカート部7aの内周壁面には、 環状の駆動マグネット8がバックヨーク9を介して固定されている。上記駆動マ グネット8は、前記鉄心コア3の外周面に対向配置されており、バックヨーク9 がハブ7の内周壁面に接着されることによって駆動マグネット8の固定が行われ ている。
【0004】 また前記鉄心コア3のコイル4に駆動電圧を印加するための電気線(導出線) 10は、フレーム1に設けられた挿通孔を通してモータ外に引き出されており、 その電気線10を通して給電される駆動電圧によって、上記駆動マグネット8の 内周面すなわち中心軸から半径rの位置に回転トルクが発生されるように構成さ れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上述した従来装置のように、ハブ7の最大外形寸法d1 が、バックヨ ーク9の最大外形寸法d2 よりも小さく設定されていると、上述した回転トルク の発生位置(半径r1 の位置)が、装置外形よりもかなり内周側に設定されてし まい、装置の外形寸法が大きい割にはトルク定数が小さく、体積効率が良好でな いという問題がある。
【0006】 このような問題を解消するため、例えば図3に示されているように、ハブ27 の最外形部位にバックヨーク29を配置し、ハブ27の最大外形寸法d3 とバッ クヨーク29の最大外形寸法d4 とを一致させるようにしたものも考えられてい る。しかしながらこのものでも、回転トルクの発生位置が十分外方側に設定され ておらず、体積効率の向上が不十分であるとともに、バックヨーク29の湾曲成 形部29aがハブ27に接合されているため、種々の悪影響を招来している。す なわち上記バックヨーク9の湾曲成形部29aは、通常プレス加工により成形さ れるが、ある程度以上に大きな曲率の湾曲面に成形せざるを得ない。そのためハ ブ27との接合部分に隙間20が生じてしまい、その隙間20内に接合用接着剤 が未硬化のままで残留したり、塵芥が付着することがある。そしてその未硬化残 留接着剤や塵芥は、回転遠心力によってハブ27の外側へ飛散したり、未硬化接 着剤から有毒ガスが発生して磁気ディスクやヘッドを腐食してしまったりする等 の問題を生じている。
【0007】 そこで本考案は、簡易な構成で、良好な体積効率及び回転状態を得ることがで きるようにした磁気ディスク駆動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため第1の考案にかかる磁気ディスク駆動装置は、回転可 能に支承されたハブの外周に、磁気ディスクを装着して回転駆動させるものであ って、上記ハブに、バックヨークを介して固定された駆動マグネットと、この駆 動マグネットに対向して配置された鉄心コアと、を備えた磁気ディスク駆動装置 において、上記バックヨークの最大外形寸法が、前記ハブの最大外形寸法よりも 拡大された構成を有している。
【0009】 また第2の考案にかかる磁気ディスク駆動装置は、上記構成の磁気ディスク駆 動装置において、バックヨークが、当該バックヨークの平坦部位でハブに対して 径方向に接合された構成を有している。
【0010】
【作用】
このような第1の考案にかかる手段によれば、回転トルクの発生位置が装置構 造の最外周位置に設定されることとなり、最大の体積効率が得られるようになっ ている。
【0011】 また第2の考案にかかる手段によれば、上記第1の考案にかかる手段の作用に 加えて、バックヨークとハブとの接合部分に隙間が生じることのないようになっ ている。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に示されているように、固定状態に立設された中空円筒状の軸受ホルダー 31の外周部には、積層構造の鉄心コア32が嵌着固定されており、この鉄心コ ア32に対してコイル34が巻回されている。
【0013】 上記軸受ホルダー31の内部には、一対のベアリング35,36が軸方向に並 列するようにして固定されており、これら両ベアリング35,36によって回転 軸37が回転可能に支承されている。すなわち上記ベアリング35,36の外輪 35a,36aは、上記軸受ホルダー31の内周壁に接着固定されているととも に、ベアリング35,36の内輪35b,36bが、前記回転軸37の外周面に 接着固定されている。
【0014】 さらに上記回転軸37の図示上側先端部分には、ハブ38の中心側が圧入固定 されており、回転軸37と一体に回転駆動されるように構成されている。このハ ブ38の円筒胴部38aの外周には、図示を省略した磁気ディスクが装着される ようになっている。
【0015】 一方上記ハブ38の円筒胴部38aに図示下端縁部からは、円盤状の取付板3 8bが半径方向外方に向かって延出されており、この取付板38bにおける外形 寸法d5 の外周縁部に、環状のバックヨーク39が接合されている。このバック ヨーク39は、横断面略L字形状に形成されており、径方向に延在する一方側の 辺部39aにおける平坦状の内周端縁部が、前記ハブ38の取付板38bの外周 縁部に対して、径方向に嵌合されて接着により接合されている。
【0016】 このとき前記一方側の辺部39aは、半径方向外方に向かって外形寸法d6 の 位置まで延出しているとともに、その位置から軸方向に向かって略直角に折り曲 げられた他方側の辺部39bが、図示下方側に向かって延出している。すなわち 上記バックヨーク39の最大外形寸法d6 は、前記ハブ38の最大外形寸法d5 よりも拡大されている。
【0017】 また上記他方側の辺部39bの内周壁面には、環状の駆動マグネット40が固 定されており、当該駆動マグネット40の内周面が、前記鉄心コア32の外周面 に対向配置されている。
【0018】 このような実施例においては、所定の給電駆動電圧によって上記駆動マグネッ ト40の内周面すなわち中心軸から半径r2 の位置に回転トルクが発生する。こ のとき駆動マグネット40を固定しているバックヨーク39の最大外形寸法d6 が、ハブ38の最大外形寸法d5 よりも拡大されているため、上記回転トルクの 発生位置は、装置構造上の最外周位置となっている。従って本実施例装置によれ ば、装置の外形寸法対して大きなトルク定数が得られ、体積効率が向上されるよ うになっている。
【0019】 また上記実施例では、バックヨーク39の平坦部位が、前記ハブ38の取付板 38bの外周縁部に対して径方向に嵌合して固定されているため、バックヨーク 39の接合部分に従来のような湾曲面は形成されておらず、ハブ38との接合部 分に隙間を生じることがない。従ってバックヨーク39とハブ38との接合部分 に、従来のような未硬化接着剤の残留や塵芥の侵入を生じることがなく、その結 果、良好な回転状態が得られる。
【0020】 以上本考案者によってなされた考案を実施例に基づき具体的に説明したが、本 考案は上記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々 変形可能であるというのはいうまでもない。例えば、上記実施例ではハブを回転 軸と一体に回転するように構成しているが、固定状態の回転軸にハブを回転可能 に支承した構造の磁気ディスク駆動装置に対しても、本考案は同様に適用するこ とができる。
【0021】
【考案の効果】
以上述べたように、第1の考案にかかる磁気ディスク駆動装置は、バックヨー クの最大外形寸法をハブの最大外形寸法よりも大きく設定することによって、回 転トルクの発生位置を装置構造上の最外周位置とし、大きなトルク定数を得るよ うに構成したものであるから、簡易な構成で良好な体積効率を得ることができ、 装置の信頼性を向上させることができる。
【0022】 また第2の考案にかかる磁気ディスク駆動装置は、バックヨーク平坦部位を、 ハブに対して径方向に固定し、バックヨークとハブとの接合部分における隙間を なくしたものであるから、上記第1の考案にかかる効果に加えて、バックヨーク とハブとの接合部分における未硬化接着剤の残留や塵芥の侵入を防止することが でき、良好な回転状態とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における磁気ディスク駆動装
置の半横断面図である。
【図2】従来における磁気ディスク駆動装置の一例を表
した半横断面図である。
【図3】従来における磁気ディスク駆動装置の他の例を
表した半横断面図である。
【符号の説明】
38 ハブ 39 バックヨーク 40 駆動マグネット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支承されたハブの外周に、磁
    気ディスクを装着して回転駆動させるものであって、 上記ハブに、バックヨークを介して固定された駆動マグ
    ネットと、この駆動マグネットに対向して配置された鉄
    心コアと、を備えた磁気ディスク駆動装置において、 上記バックヨークの最大外形寸法が、前記ハブの最大外
    形寸法よりも拡大されていることを特徴とする磁気ディ
    スク駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気ディスク駆動装置
    において、 バックヨークは、当該バックヨークの平坦部位がハブに
    対して径方向に接合されていることをを特徴とする磁気
    ディスク駆動装置。
JP1993012010U 1993-02-23 1993-02-23 磁気ディスク駆動装置 Expired - Fee Related JP2567323Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993012010U JP2567323Y2 (ja) 1993-02-23 1993-02-23 磁気ディスク駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993012010U JP2567323Y2 (ja) 1993-02-23 1993-02-23 磁気ディスク駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0668151U true JPH0668151U (ja) 1994-09-22
JP2567323Y2 JP2567323Y2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=11793622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993012010U Expired - Fee Related JP2567323Y2 (ja) 1993-02-23 1993-02-23 磁気ディスク駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567323Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341665A (ja) * 1989-07-10 1991-02-22 Seiko Epson Corp ディスク駆動装置
JP3040868U (ja) * 1997-02-24 1997-09-05 合泰半導体股▲分▼有限公司 データシフト制御回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0341665A (ja) * 1989-07-10 1991-02-22 Seiko Epson Corp ディスク駆動装置
JP3040868U (ja) * 1997-02-24 1997-09-05 合泰半導体股▲分▼有限公司 データシフト制御回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2567323Y2 (ja) 1998-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3607511B2 (ja) ロータとロータの組立方法及びそのロータを用いたモータ
JPH0668151U (ja) 磁気ディスク駆動装置
JP2855214B2 (ja) 回転子の製造方法
JP2567324Y2 (ja) 磁気ディスク駆動装置
JPH0348372U (ja)
JP3355515B2 (ja) 磁気結合ポンプ
JP2938509B2 (ja) モータ
JPH051964Y2 (ja)
JP2000069698A (ja) アウタ―ロ―タ型モ―タ用ロ―タおよびインナ―ロ―タ型モ―タ用ステ―タ外枠およびこれらの製造方法
JP2601915Y2 (ja) ブラシレスモータ
JPH0640456Y2 (ja) 薄型直流制御モーター
JP2558185Y2 (ja) 磁気ディスク駆動装置
JP2002051484A (ja) モータ
JP3142966B2 (ja) スピンドルモータ
JPH06245462A (ja) モータ
JPH062979U (ja) ブラシレスモータ
JPH0680356U (ja) 磁気ディスク駆動装置
JP2581101Y2 (ja) ブラシレスモータ
JPH0314939Y2 (ja)
JPH0428222Y2 (ja)
JPH07274461A (ja) マイクロモータ
JPH04112655A (ja) スピンドルモータ
JPH0668154U (ja) 磁気ディスク駆動装置
JPH0584169U (ja) ブラシレスモータ
JPH0417676U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees