JPH0667641U - 天井構造 - Google Patents

天井構造

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Publication number
JPH0667641U
JPH0667641U JP007872U JP787293U JPH0667641U JP H0667641 U JPH0667641 U JP H0667641U JP 007872 U JP007872 U JP 007872U JP 787293 U JP787293 U JP 787293U JP H0667641 U JPH0667641 U JP H0667641U
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JP
Japan
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field edge
base material
field
eye plate
ceiling
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Pending
Application number
JP007872U
Other languages
English (en)
Inventor
俊夫 永野
Original Assignee
ナショナル住宅産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製作時に手間がかからず施工性の向上を図るこ
とができかつ目板を容易に取付けることができるように
する。 【構成】相互に水平片1aが対向するように架構体3に
吊持された断面L形の複数の野縁受1と、舌片を有する
断面リップ溝形の野縁11を面材の両側縁からはみ出る
ように配設し野縁1の両端部が水平片1aに支持された
天井パネル9とを備えた天井構造であって、野縁11と
同じ断面形状で天井パネル9の野縁受1によって支持さ
れない側に野縁11に直交して配置される目板下地材1
8と、目板下地材18の2つの舌片18aおよび目板下
地材18に隣接する野縁11の2つの舌片11aに係止
する係止部17aが両端に形成された2枚の板状金物1
7と、これら2枚の板状金物17を連結する下地材取付
金物16とを備えたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、天井構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の天井構造は、例えば、図11に示すように、格子状の天井下地パネル1 01を建物の架構体に取付け、この天井下地パネル101の下面に天井板102 を貼着していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、天井下地パネル101が格子状に組んであるため製作に手間が かかり、工場で組み立てておけば現場への搬送時に場所を取るとともに施工時に おいて架構体への取付けも容易でない。また、天井板102の取付けに際しては 、接着剤および釘等の固着具を併用して天井下地パネル101に取付けていたが 、釘打ち作業が終わるまでの間、天井板102を支持しておく必要があり、施工 性が悪くなるという問題点があった。また、目板の取付けも同様に施工性が悪か った。
【0004】 したがって、この考案の目的は、製作時に手間がかからず施工性の向上を図る ことができかつ目板を容易に取付けることができる天井構造を提供することであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の天井構造は、相互に水平片が対向するように架構体に吊持された断 面L形の複数の野縁受と、舌片を有する断面リップ溝形の野縁を面材の両側縁か らはみ出るように配設し前記野縁の両端部が前記水平片に支持された天井パネル とを備えた天井構造であって、前記野縁と同じ断面形状で前記天井パネルの前記 野縁受によって支持されない側に前記野縁に直交して配置される目板下地材と、 前記目板下地材の2つの舌片および前記目板下地材に隣接する前記野縁の2つの 舌片に係止する係止部が両端に形成された2枚の板状金物と、これら2枚の板状 金物を連結する下地材取付金物とを備えたものである。
【0006】
【作用】
この考案の構成によれば、対向する一対の野縁受の一端から天井パネルをスラ イドさせることにより、天井パネルの両側縁部に位置する野縁の両端部を野縁受 の水平片に支持させることができる。また、天井パネルは、一対の野縁受の上方 からは勿論、下方からでも斜めにして持ち上げることにより、同様に天井パネル を野縁受に支持させることができる。また、野縁受は断面L形の簡単な形状であ るため、製作が容易であるとともに架構体への取付けも容易である。
【0007】 また、下地材取付金物および2枚の板状金物により、天井パネルの野縁受によ って支持されない側に目板下地材を固定できる。このため、天井パネルどうしの 隙間あるいは天井パネルと外壁との隙間に配置される目板の取付作業が容易に行 なえる。
【0008】
【実施例】
この考案の一実施例の天井構造を図1ないし図10に基づいて説明する。 図4において、1は野縁受であり、取付金物2を介して建物の梁等の架構体3 に吊持される。 野縁受1は、水平片1aを有する断面L形の直線状の部材であり、図2に示す ように、部屋の側縁部等で使用する場合は単体で使用し、部屋の中間部で使用す る場合は2本を一組として使用する。すなわち、後者の場合は2本の野縁受1, 1の垂直片1b,1bの所定箇所を連結金物4で連結している。取付金物2は、 略Z形であり、一片が架構体3にボルト6で接合され他片がボルト7で連結金物 4に接合される。ボルト7と連結金物4は野縁受1の水準調整ができるように進 退自在な蝶ねじ8で固定される。また、前者の場合は、連結金物4に代えてL形 金物(図示せず)が野縁受1の垂直片1bの所定箇所に取付けられ、その架構体 3への取付構造は連結金物4の場合と同様である。
【0009】 上記のように構成され架構体3に吊持される複数本の野縁受1…は、天井予定 部において相互に水平片1a…が対向するように配置される。そして、これらの 野縁受1…にて天井パネル9が支持される。 天井パネル9は、図3に示すように、石膏ボード、ケイカル板と下地を一体化 した面材10と、前後縁部および中間部に配設された野縁11とからなる。野縁 11は断面リップ溝形で両端に溝開口内へ傾斜した2つの舌片11a,11aを 有する。また、その両端部が面材10の両側縁からはみ出ており、この部分が対 向する野縁受1,1の一対の水平片1a,1aに支持される。
【0010】 また、図1に示すように、天井パネル9,9どうしの隙間および天井パネル9 と外壁との隙間(図示せず)に、目板15が取付けられる。この場合、目板15 は、下地材取付金物16および2枚の板状金物17により野縁11に固定された 目板下地材18に取付けられる。 下地材取付金物16は、図5および図6に示すように、板状の金物で2つの長 穴16a,16aが穿設してある。この場合、2つの長穴16a,16aの長軸 が略直角をなす。板状金物17は、図7および図8に示すように、両側にV形に 折れ曲がった係止部17a,17aが形成してあり、中央部に長穴16aに連通 してねじ19が螺合するねじ穴17bが設けてある。係止部17aは、野縁11 の舌片11aおよび後述の目板下地材18の舌片18aに係止する。目板下地材 18は、図9および図10に示すように、野縁11と同じ断面形状であり2つの 舌片18a,18aを有する。
【0011】 施工時には、上記のように複数の取付金物2…を架構体3の所定位置にボルト 止めするとともに野縁受1に接合した連結金物4またはL形金物5を取付金物2 にボルト止めする。複数本の野縁受1…は天井予定部の所定位置に配置し、蝶ね じ8で水準調整しておく。そして、図2に示すように、対向する一対の野縁受1 ,1の一端から天井パネル9をスライドさせることにより、天井パネル9の野縁 11の両端部を野縁受1の水平片1aに支持させる。また、天井パネル9を野縁 受1の他端側へ押して移動させることにより、複数枚の天井パネル9を定位置に おいて取付けることができる。天井パネル9と野縁1は釘等の固着具で固定して おく。また、天井パネル9,9どうしの隙間等を目板15で埋める。
【0012】 すなわち、天井パネル9の野縁受1によって支持されない側縁に配置される野 縁11と直交するように目板下地材18を配置する。この目板下地材18の舌片 18aを板状金物17の係止部17a,17aに係止させ、かつ目板下地材18 に隣接する野縁11の舌片11a,11aを別の板状金物17の係止部17a, 17aに係止させる。そして、一方の板状金物17を下地材取付金物16の一側 に他方の板状金物17を下地材取付金物16の他側にそれぞれねじ19で固定す る。このように固定された目板下地材18に目板15を取付ける。20は部屋を 仕切る間仕切パネルであり、目板15を介して目板下地材18に固定される。な お、施工手順において、天井パネル9を一対の野縁受1,1の上方から、または 斜めにして持ち上げることにより一対の野縁受1,1の下方から、同様に天井パ ネル9を野縁受1に支持させてもよい。
【0013】 この実施例では、対向する一対の野縁受1,1の一端から天井パネル9をスラ イドさせることにより、また一対の野縁受1,1の上方または下方から、天井パ ネル9の両側縁部に位置する野縁11の両端部を野縁受1の水平片1aに支持さ せることができる。また、野縁受1は断面L形の簡単な形状であるため、製作が 容易であるとともに架構体3への取付けも容易である。
【0014】 また、下地材取付金物16および2枚の板状金物17,17により、天井パネ ル9の野縁受1によって支持されない側に目板下地材18を固定できる。このた め、天井パネル9,9どうしの隙間あるいは天井パネル9と外壁との隙間に配置 される目板の取付作業が容易に行なえる。
【0015】
【考案の効果】 この考案の天井構造によれば、対向する一対の野縁受の一端から天井パネルを スライドさせることにより、天井パネルの両側縁部に位置する野縁の両端部を野 縁受の水平片に支持させることができる。また、天井パネルは、一対の野縁受の 上方からは勿論、下方からでも斜めにして持ち上げることにより、同様に天井パ ネルを野縁受に支持させることができる。また、野縁受は断面L形の簡単な形状 であるため、製作が容易であるとともに架構体への取付けも容易である。
【0016】 また、下地材取付金物および2枚の板状金物により、天井パネルの野縁受によ って支持されない側に目板下地材を固定できる。このため、天井パネルどうしの 隙間あるいは天井パネルと外壁との隙間に配置される目板の取付作業が容易に行 なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の要部断面図である。
【図2】この考案の一実施例の一部省略斜視図である。
【図3】天井パネルの斜視図である。
【図4】野縁受の取付構造説明図である。
【図5】下地材取付金物の平面図である。
【図6】その正面図である。
【図7】板状金物の平面図である。
【図8】その正面図である。
【図9】目板下地材の側面図である。
【図10】その底面図である。
【図11】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 野縁受 1a 水平片 3 架構体 9 天井パネル 11 野縁 11a 舌片 15 目板 16 下地材取付金物 17 板状金物 17a 係止部 18 目板下地材 18a 舌片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に水平片が対向するように架構体に
    吊持された断面L形の複数の野縁受と、舌片を有する断
    面リップ溝形の野縁を面材の両側縁からはみ出るように
    配設し前記野縁の両端部が前記水平片に支持された天井
    パネルとを備えた天井構造であって、前記野縁と同じ断
    面形状で前記天井パネルの前記野縁受によって支持され
    ない側に前記野縁に直交して配置される目板下地材と、
    前記目板下地材の2つの舌片および前記目板下地材に隣
    接する前記野縁の2つの舌片に係止する係止部が両端に
    形成された2枚の板状金物と、これら2枚の板状金物を
    連結する下地材取付金物とを備えた天井構造。
JP007872U 1993-03-01 1993-03-01 天井構造 Pending JPH0667641U (ja)

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JPH0667641U true JPH0667641U (ja) 1994-09-22

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

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Effective date: 19951205