JPH0667349B2 - 電気コ−ヒ−沸し器 - Google Patents
電気コ−ヒ−沸し器Info
- Publication number
- JPH0667349B2 JPH0667349B2 JP60293020A JP29302085A JPH0667349B2 JP H0667349 B2 JPH0667349 B2 JP H0667349B2 JP 60293020 A JP60293020 A JP 60293020A JP 29302085 A JP29302085 A JP 29302085A JP H0667349 B2 JPH0667349 B2 JP H0667349B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- coffee
- crushing chamber
- crushing
- excess
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コーヒー豆粉砕機能を有する電気コーヒー沸
し器に関するものである。
し器に関するものである。
（従来の技術） 従来のミル付きドリップ方式の全自動式電気コーヒー沸
し器について、第６図により説明する。同図はその構成
を示す断面図で、ミル付きドリップ方式の全自動式電気
コーヒー沸し器は、コーヒー豆粉砕室と、コーヒーの抽
出および残滓の分離を担当する過室とを兼ねた原料容
器１の中で、コーヒー豆をモータ２で駆動されるカッタ
３によって粉砕してコーヒー粉とし、その底に装着され
たフィルタ４の上に積らせ、一方、タンク５の水を逆止
弁６を通ってヒーター７と一体に成形された加熱パイプ
８に導いて加熱して熱湯とし、蒸気圧と上記の逆止弁６
の働きによって上記の容器１の上に開口する吐出管９ま
で押し上げ、コーヒー粉に注いでコーヒーを抽出し、上
記のヒータ７の上に載せたコーヒー容器10に受けるもの
である。
し器について、第６図により説明する。同図はその構成
を示す断面図で、ミル付きドリップ方式の全自動式電気
コーヒー沸し器は、コーヒー豆粉砕室と、コーヒーの抽
出および残滓の分離を担当する過室とを兼ねた原料容
器１の中で、コーヒー豆をモータ２で駆動されるカッタ
３によって粉砕してコーヒー粉とし、その底に装着され
たフィルタ４の上に積らせ、一方、タンク５の水を逆止
弁６を通ってヒーター７と一体に成形された加熱パイプ
８に導いて加熱して熱湯とし、蒸気圧と上記の逆止弁６
の働きによって上記の容器１の上に開口する吐出管９ま
で押し上げ、コーヒー粉に注いでコーヒーを抽出し、上
記のヒータ７の上に載せたコーヒー容器10に受けるもの
である。
なお、コーヒー豆の過粉砕を防止するために、カッタ３
の作動時間を規制する時限装置（図示せず）が設けられ
ている。
の作動時間を規制する時限装置（図示せず）が設けられ
ている。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながらこのような構成では、常に一定粒度のコー
ヒー粉を得るために、時限装置を必要とするため高価と
なるという問題があった。
ヒー粉を得るために、時限装置を必要とするため高価と
なるという問題があった。
本発明は上記の問題点を解決するもので、一定粒度のコ
ーヒー粉が得られる安価なミル付きドリップ方式の電気
コーヒー沸し器を提供するものである。
ーヒー粉が得られる安価なミル付きドリップ方式の電気
コーヒー沸し器を提供するものである。
（問題点を解決するための手段） 上記の問題点を解決するために、本発明は、内蔵された
モータで駆動されるカッタを備え、一部に多孔部を設け
た円筒状の粉砕室と、この粉砕室と並設し上記の多孔部
を介して連通する過室と、上記のモータへの通電を任
意に断続し得るスイッチとを設け、且つ、上記の粉砕室
を透明材料で形成し、粉砕室内のカッタの回転が目視で
きるように粉砕室の壁面を本体から露呈させたものであ
る。
モータで駆動されるカッタを備え、一部に多孔部を設け
た円筒状の粉砕室と、この粉砕室と並設し上記の多孔部
を介して連通する過室と、上記のモータへの通電を任
意に断続し得るスイッチとを設け、且つ、上記の粉砕室
を透明材料で形成し、粉砕室内のカッタの回転が目視で
きるように粉砕室の壁面を本体から露呈させたものであ
る。
（作用） 上記の構成により、所定の粒度に粉砕されたコーヒー粉
は、多孔部を通って順次過室に排出されるので、カッ
タの作動時間に関係なく一定の粒度のコーヒー粉が得ら
れる。また、コーヒー豆の粉砕状況は、透明の粉砕室の
壁面が本体から露呈しているので、目視で粉砕完了を確
認して通電を停止することができる。
は、多孔部を通って順次過室に排出されるので、カッ
タの作動時間に関係なく一定の粒度のコーヒー粉が得ら
れる。また、コーヒー豆の粉砕状況は、透明の粉砕室の
壁面が本体から露呈しているので、目視で粉砕完了を確
認して通電を停止することができる。
（実施例） 本発明の一実施例を第１図ないし第５図により説明す
る。
る。
第１図は本発明による電気コーヒー沸し器の全体を示す
斜視図、第２図は断面図、第３図および第４図はその要
部断面図、第５図はその電気回路図である。
斜視図、第２図は断面図、第３図および第４図はその要
部断面図、第５図はその電気回路図である。
第２図に示すように、本発明によるミル付きドリップ方
式の電気コーヒー沸し器は、本体11の上部に、本体11に
内蔵したモータ２と着脱自在の継手で接続されたカッタ
３を装着し且つ透明の材料から成形されたほぼ円筒形の
粉砕室12と、この粉砕室12でコーヒー豆を粉砕したコー
ヒー粉を収容しコーヒーを抽出する過室13とをビス14
で一体とした粉砕過容器15を取出し自在に取り付け、
さらに、上記のモータ２の背部に、第４図に示すように
底部に開閉弁を備えた流出口16を有する、水が収納され
るタンク５をこれも取出し自在に取り付けられている。
式の電気コーヒー沸し器は、本体11の上部に、本体11に
内蔵したモータ２と着脱自在の継手で接続されたカッタ
３を装着し且つ透明の材料から成形されたほぼ円筒形の
粉砕室12と、この粉砕室12でコーヒー豆を粉砕したコー
ヒー粉を収容しコーヒーを抽出する過室13とをビス14
で一体とした粉砕過容器15を取出し自在に取り付け、
さらに、上記のモータ２の背部に、第４図に示すように
底部に開閉弁を備えた流出口16を有する、水が収納され
るタンク５をこれも取出し自在に取り付けられている。
第２図に戻って、上記の粉砕室12は、その底部が擂り鉢
状に形成され、またその円筒部が隣り合って固定された
過室13との間の一部に周壁の描く円の一部を弓形に切
るように多孔部１７が取り付けられている。第３図は粉
砕過容器15を過室13から見た要部断面図である。
状に形成され、またその円筒部が隣り合って固定された
過室13との間の一部に周壁の描く円の一部を弓形に切
るように多孔部１７が取り付けられている。第３図は粉
砕過容器15を過室13から見た要部断面図である。
第１図および第２図に示すように、本体11には透明材料
で成形された粉砕室12の周壁が露呈するように、窓18が
設けられ粉砕室12内のカッタ３の回転が目視できるよう
になっている。なお、本体11の外壁にはモータ２への通
電を断続するスイッチ19と主電源スイッチ20がそれぞれ
配設されている。
で成形された粉砕室12の周壁が露呈するように、窓18が
設けられ粉砕室12内のカッタ３の回転が目視できるよう
になっている。なお、本体11の外壁にはモータ２への通
電を断続するスイッチ19と主電源スイッチ20がそれぞれ
配設されている。
第２図に示すように、ヒータ７と一体に成形された加熱
パイプ８は、第４図に示すようにその一端を上記のタン
ク５の流出口16に接続される逆止弁６に、他の一端は吐
出管９に接続される昇湯パイプ21にそれぞれ連結されて
いる。第３図に示すように吐出管９は上記の過室13に
注がれるように開口している。
パイプ８は、第４図に示すようにその一端を上記のタン
ク５の流出口16に接続される逆止弁６に、他の一端は吐
出管９に接続される昇湯パイプ21にそれぞれ連結されて
いる。第３図に示すように吐出管９は上記の過室13に
注がれるように開口している。
第５図の電気回路図に示すように、スイッチ19を直列に
挿入したモータ２と、ヒータ７とが並列に主電源スイッ
チ20に接続されている。
挿入したモータ２と、ヒータ７とが並列に主電源スイッ
チ20に接続されている。
このように構成された電気コーヒー沸し器の動作につい
て説明する。
て説明する。
まず、所定量のコーヒー豆および水をそれぞれ粉砕過
容器15の粉砕室12およびタンク５に入れて本体11の所定
の位置に取り付けると、タンク５の流出口16に装着され
た開閉弁が開いてタンク５に入れられた水が逆止弁６を
通って加熱パイプ８に導かれる。次に、主電源スイッチ
20とスイッチ19を続けて順に閉じると、ヒータ７に電流
が流れ水の加熱が開始され、続いてモータ２が粉砕室12
のカッタ３を回転してコーヒー豆を粉砕し始める。
容器15の粉砕室12およびタンク５に入れて本体11の所定
の位置に取り付けると、タンク５の流出口16に装着され
た開閉弁が開いてタンク５に入れられた水が逆止弁６を
通って加熱パイプ８に導かれる。次に、主電源スイッチ
20とスイッチ19を続けて順に閉じると、ヒータ７に電流
が流れ水の加熱が開始され、続いてモータ２が粉砕室12
のカッタ３を回転してコーヒー豆を粉砕し始める。
粉砕室12では、その底部12aに形成された擂り鉢形状に
よって適度に攪拌されながら均一に粉砕される。同時に
円筒形の周壁に沿って回転するため、周壁の描く円を弓
形に切るように配置された多孔板17の上を通過する際に
適度の粒度に粉砕されたコーヒー粉は多孔板17の孔を通
って隣接の過室13に導かれる。本体11の窓18から粉砕
室12の中からコーヒー豆が全部抽出されたことを目視で
確認したのちスイッチ19を開いてモータ２の回転を止め
る。この間の時間は通常10秒ないし15秒くらいである。
よって適度に攪拌されながら均一に粉砕される。同時に
円筒形の周壁に沿って回転するため、周壁の描く円を弓
形に切るように配置された多孔板17の上を通過する際に
適度の粒度に粉砕されたコーヒー粉は多孔板17の孔を通
って隣接の過室13に導かれる。本体11の窓18から粉砕
室12の中からコーヒー豆が全部抽出されたことを目視で
確認したのちスイッチ19を開いてモータ２の回転を止め
る。この間の時間は通常10秒ないし15秒くらいである。
一方、加熱パイプ８に導かれた水はヒータ７で加熱され
て熱湯となり、その蒸気圧で押し出されるが、逆止弁６
の働きで昇湯パイプ21を通って吐出管９に導かれて過
室13のコーヒー粉に注がれコーヒーが抽出され、ヒータ
７の上に載せられたコーヒー容器10の中に溜まる。
て熱湯となり、その蒸気圧で押し出されるが、逆止弁６
の働きで昇湯パイプ21を通って吐出管９に導かれて過
室13のコーヒー粉に注がれコーヒーが抽出され、ヒータ
７の上に載せられたコーヒー容器10の中に溜まる。
（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、常に一定粒度のコ
ーヒー粉が得られ、コーヒー粉の移し換えの手間がいら
ない安価なミル付きドリップ式の電気コーヒー沸し器が
得られる。また、コーヒー豆の粉砕の時間は極めて短か
く、また粉砕の状況および粉砕の完了が目視で容易に確
認できるため、使用法は極めて易しいので、従来の全自
動式電気コーヒー沸し器と同等の操作性を有する電気コ
ーヒー沸し器が得られる。
ーヒー粉が得られ、コーヒー粉の移し換えの手間がいら
ない安価なミル付きドリップ式の電気コーヒー沸し器が
得られる。また、コーヒー豆の粉砕の時間は極めて短か
く、また粉砕の状況および粉砕の完了が目視で容易に確
認できるため、使用法は極めて易しいので、従来の全自
動式電気コーヒー沸し器と同等の操作性を有する電気コ
ーヒー沸し器が得られる。
第１図は本発明による電気コーヒー沸し器の斜視図、第
２図はその断面図、第３図および第４図は第２図を補足
する要部断面図、第５図はその電気回路図、第６図は従
来の全自動式電気コーヒー沸し器の断面図である。 １…原料容器、２…モータ、３…カッタ、４…フィル
タ、５…タンク、６…逆止弁、７…ヒータ、８…加熱パ
イプ、９…吐出管、10…コーヒー容器、11…本体、12…
粉砕室、12a…底部、13…過室、14…ビス、15…粉砕
過容器、16…流出口、17…多孔板、18…窓、19…スイ
ッチ、20…主電源スイッチ、21…昇湯パイプ。
２図はその断面図、第３図および第４図は第２図を補足
する要部断面図、第５図はその電気回路図、第６図は従
来の全自動式電気コーヒー沸し器の断面図である。 １…原料容器、２…モータ、３…カッタ、４…フィル
タ、５…タンク、６…逆止弁、７…ヒータ、８…加熱パ
イプ、９…吐出管、10…コーヒー容器、11…本体、12…
粉砕室、12a…底部、13…過室、14…ビス、15…粉砕
過容器、16…流出口、17…多孔板、18…窓、19…スイ
ッチ、20…主電源スイッチ、21…昇湯パイプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−177725（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−132917（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−85124（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】内蔵するモータで駆動されるカッタを有す
る粉砕室と、コーヒーを抽出する過室と、底部に逆止
弁を設けた水を入れるタンクと、タンクから供給される
水を加熱し上記の逆止弁の働きで上記の過室に湯を供
給するヒータとからなる電気コーヒー沸し器において、
筒形の粉砕室の一部に多孔部を設け、この多孔部を介し
て過室と連通せしめるとともに、上記粉砕室を透明材
料で形成し、上記粉砕室内のカッタの回転が目視できる
よう粉砕室の壁面を本体から露呈させ、且つ、モータの
通電を任意に断続し得るスイッチを設けたことを特徴と
する電気コーヒー沸し器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60293020A JPH0667349B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 電気コ−ヒ−沸し器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60293020A JPH0667349B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 電気コ−ヒ−沸し器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62152418A JPS62152418A (ja) | 1987-07-07 |
| JPH0667349B2 true JPH0667349B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=17789440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60293020A Expired - Lifetime JPH0667349B2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 電気コ−ヒ−沸し器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0667349B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7052983B6 (ja) * | 2017-08-07 | 2022-07-15 | 株式会社大都技研 | 粉砕装置及び飲料製造装置 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56132917A (en) * | 1980-03-24 | 1981-10-17 | Tokyo Shibaura Electric Co | Automatic brewing apparatus of coffee |
| JPS57177725A (en) * | 1981-04-27 | 1982-11-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Coffee brewer with mill |
| JPS5985124U (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-08 | 株式会社東芝 | コ−ヒ−製造機 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60293020A patent/JPH0667349B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62152418A (ja) | 1987-07-07 |
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