JPH0665824B2 - 間仕切パネルの取付方法 - Google Patents
間仕切パネルの取付方法Info
- Publication number
- JPH0665824B2 JPH0665824B2 JP17887692A JP17887692A JPH0665824B2 JP H0665824 B2 JPH0665824 B2 JP H0665824B2 JP 17887692 A JP17887692 A JP 17887692A JP 17887692 A JP17887692 A JP 17887692A JP H0665824 B2 JPH0665824 B2 JP H0665824B2
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- Japan
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- partition panel
- panel
- mounting
- partition
- flat plate
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の間仕切をパネ
ルで構成するための取付方法に関するものである。
ルで構成するための取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から建築物の間仕切をパネルで構成
するに際して、モルタル等を使用する湿式の取付方法が
あるが、この湿式工法はモルタル等を使用する為に高層
ビルでの作業に不便である問題があった。従って、この
湿式工法を改善する為に起立側面の一方に突条、他方に
凹条の実部形状を設けたパネルを用いて間仕切を構成す
るに際して、取付金具を使用する乾式の取付方法が提案
されている。この乾式工法の一つは、図5(A),
(B)に示すような押さえプレート金具1,2を使用
し、パネルの下部にこれ等の押さえプレート金具1,2
を図6(A),(B)に示すように使用し、その平板部
を基礎スラブもしくは梁等にビスもしくはネジで固定す
るという間仕切パネルの取付方法であった。
するに際して、モルタル等を使用する湿式の取付方法が
あるが、この湿式工法はモルタル等を使用する為に高層
ビルでの作業に不便である問題があった。従って、この
湿式工法を改善する為に起立側面の一方に突条、他方に
凹条の実部形状を設けたパネルを用いて間仕切を構成す
るに際して、取付金具を使用する乾式の取付方法が提案
されている。この乾式工法の一つは、図5(A),
(B)に示すような押さえプレート金具1,2を使用
し、パネルの下部にこれ等の押さえプレート金具1,2
を図6(A),(B)に示すように使用し、その平板部
を基礎スラブもしくは梁等にビスもしくはネジで固定す
るという間仕切パネルの取付方法であった。
【0003】また、間仕切パネルの乾式取付方法として
実開昭62−85607号公報に示されている特別な蒲
鉾筒棒状に形成された取付金具を基礎スラブもしくは梁
等にビスもしくはネジで固定した後に、該取付金具が嵌
合する溝状切り欠きを底面に有するパネルを、該取付金
具がパネル巾の中心に位置するようにして設置して間仕
切パネルの下端を固定する方法も提案されている。
実開昭62−85607号公報に示されている特別な蒲
鉾筒棒状に形成された取付金具を基礎スラブもしくは梁
等にビスもしくはネジで固定した後に、該取付金具が嵌
合する溝状切り欠きを底面に有するパネルを、該取付金
具がパネル巾の中心に位置するようにして設置して間仕
切パネルの下端を固定する方法も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、間仕切パネル
の上部の天井側は鉄骨梁等があるので耐火被覆材等で覆
うという作業が行われるのでパネルの上側部分において
取付金具等がパネル外側に露出していても、そのために
余分な後作業を必要としないが、図5に示したような押
さえプレート金具1,2を使用して、図6に示したよう
にパネル下部を固定する方法では、そのパネルを基礎ス
ラブもしくは梁等にビスもしくはネジで固定する平板状
の固定部分1a,1bが間仕切パネルの外側に露出する
という欠点があり、体裁が悪い上に、この露出した部分
に塗料等を塗布するか又は吹き付けて塗装しなければな
らず、余計な作業を必要とする等の問題があった。
の上部の天井側は鉄骨梁等があるので耐火被覆材等で覆
うという作業が行われるのでパネルの上側部分において
取付金具等がパネル外側に露出していても、そのために
余分な後作業を必要としないが、図5に示したような押
さえプレート金具1,2を使用して、図6に示したよう
にパネル下部を固定する方法では、そのパネルを基礎ス
ラブもしくは梁等にビスもしくはネジで固定する平板状
の固定部分1a,1bが間仕切パネルの外側に露出する
という欠点があり、体裁が悪い上に、この露出した部分
に塗料等を塗布するか又は吹き付けて塗装しなければな
らず、余計な作業を必要とする等の問題があった。
【0005】また、実開昭62−85607号公報に示
された間仕切パネルの取付方法は、取付金具が取り付け
たパネルの下部に隠れてしまうという優れた特徴を有す
るものの、取付金具の特別な蒲鉾筒棒状の形状に嵌合し
てパネル下端が固定できるように、パネル底面に予め棒
状切り欠きを形成しなければならないというパネルに余
分な加工を必要とする問題点がある。それのみならず、
この取付金具は、パネルを間仕切位置に設置する前に、
乗せるべきパネルの中心部にこの取付金具が来るような
位置の基礎スラブもしくは梁等に予め取付金具を設置し
てビスもしくはネジで固定する必要がある。
された間仕切パネルの取付方法は、取付金具が取り付け
たパネルの下部に隠れてしまうという優れた特徴を有す
るものの、取付金具の特別な蒲鉾筒棒状の形状に嵌合し
てパネル下端が固定できるように、パネル底面に予め棒
状切り欠きを形成しなければならないというパネルに余
分な加工を必要とする問題点がある。それのみならず、
この取付金具は、パネルを間仕切位置に設置する前に、
乗せるべきパネルの中心部にこの取付金具が来るような
位置の基礎スラブもしくは梁等に予め取付金具を設置し
てビスもしくはネジで固定する必要がある。
【0006】このように設置された取付金具の上にパネ
ルを嵌め込み固定するので、そのパネルの嵌め込みに際
して取付金具が回転しないようにするために取付金具は
二箇所で基礎スラブもしくは梁等にビスもしくはネジで
固定する必要がある。そして所定の位置に既に固定した
間仕切パネルから離れた位置、即ち、前述したように乗
せるべきパネルの中心部にこの取付金具が来るような位
置に取付金具を設置する必要があるので、その取付金具
は、予め基礎スラブもしくは梁等の上に設置する間仕切
パネルの中心線に沿って線を書いておき、そして取付金
具を設置すべき位置を測定しておき、その位置に合わせ
て、取付金具の中心線がこの線からずれないように注意
しながら各取付金具を二箇所で基礎スラブもしくは梁等
にビスもしくはネジで固定する必要がある。
ルを嵌め込み固定するので、そのパネルの嵌め込みに際
して取付金具が回転しないようにするために取付金具は
二箇所で基礎スラブもしくは梁等にビスもしくはネジで
固定する必要がある。そして所定の位置に既に固定した
間仕切パネルから離れた位置、即ち、前述したように乗
せるべきパネルの中心部にこの取付金具が来るような位
置に取付金具を設置する必要があるので、その取付金具
は、予め基礎スラブもしくは梁等の上に設置する間仕切
パネルの中心線に沿って線を書いておき、そして取付金
具を設置すべき位置を測定しておき、その位置に合わせ
て、取付金具の中心線がこの線からずれないように注意
しながら各取付金具を二箇所で基礎スラブもしくは梁等
にビスもしくはネジで固定する必要がある。
【0007】このように実開昭62−85607号公報
に示された間仕切パネルの取付方法では、パネルを間仕
切位置に持っていく前に、各取付金具を一直線上に、し
かも各取付金具もこの線から曲がらずに注意しながら、
それも互いの取付間隔を所定の間隔で予め計って、取り
付けなければならないという面倒な作業を必要とする為
なかなか実用化されていないのが現状である。本発明の
目的は、乾式工法で、しかも下部の取付金具がパネルの
下面に隠れて見えないという特徴を生かしながら、取付
作業が簡便であり、実用化し得る間仕切パネルの取付方
法を提供することである。
に示された間仕切パネルの取付方法では、パネルを間仕
切位置に持っていく前に、各取付金具を一直線上に、し
かも各取付金具もこの線から曲がらずに注意しながら、
それも互いの取付間隔を所定の間隔で予め計って、取り
付けなければならないという面倒な作業を必要とする為
なかなか実用化されていないのが現状である。本発明の
目的は、乾式工法で、しかも下部の取付金具がパネルの
下面に隠れて見えないという特徴を生かしながら、取付
作業が簡便であり、実用化し得る間仕切パネルの取付方
法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の間仕切パネルの
取付方法は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技
術であって、その要旨は起立側面の一方に突条、他方に
凹条の実部形状を設けた間仕切パネルの当該起立側面を
互いに嵌合隣接し且つその下面をスラブまたは梁等の上
面に取付固定する間仕切パネルの取付方法において、該
間仕切パネルの下面に敷設し得る下平板の一端に前記実
部に嵌合し得る屈曲起立板を直角に起立してなる取付金
具を用い、前記下平板が前記パネルの下面と同じ高さ位
置となるように、且つ該下平板が該間仕切パネルから外
向きに突出するように前記屈曲起立板を前記実部に嵌合
してビスもしくはネジで固定すると共に、前記下平板を
スラブまたは梁等の上面に固定し、次いで次の間仕切パ
ネルの起立側面を前記間仕切パネルの実部形状に嵌合す
ると共に、当該間仕切パネルの下部に前記突出した下平
板を敷いて隠し、次の取付金具を用いて当該間仕切パネ
ルをスラブまたは梁等の上面に取付固定するという工程
を順次繰り返すことを特徴とする間仕切パネルの取付方
法である。
取付方法は、前述の従来の問題点を根本的に改善した技
術であって、その要旨は起立側面の一方に突条、他方に
凹条の実部形状を設けた間仕切パネルの当該起立側面を
互いに嵌合隣接し且つその下面をスラブまたは梁等の上
面に取付固定する間仕切パネルの取付方法において、該
間仕切パネルの下面に敷設し得る下平板の一端に前記実
部に嵌合し得る屈曲起立板を直角に起立してなる取付金
具を用い、前記下平板が前記パネルの下面と同じ高さ位
置となるように、且つ該下平板が該間仕切パネルから外
向きに突出するように前記屈曲起立板を前記実部に嵌合
してビスもしくはネジで固定すると共に、前記下平板を
スラブまたは梁等の上面に固定し、次いで次の間仕切パ
ネルの起立側面を前記間仕切パネルの実部形状に嵌合す
ると共に、当該間仕切パネルの下部に前記突出した下平
板を敷いて隠し、次の取付金具を用いて当該間仕切パネ
ルをスラブまたは梁等の上面に取付固定するという工程
を順次繰り返すことを特徴とする間仕切パネルの取付方
法である。
【0009】
【作用】本発明の間仕切パネルの取付方法では、パネル
の開放側の起立面側の実部の形状に嵌合し得る屈曲形状
を持つ起立板部と該起立板から90度屈曲している平板
部を有する取付金具を使用しているので、取付金具の起
立板部の形状がパネルの開放側の起立側面の実部の形状
に嵌合し得る屈曲形状を持っているので、次のパネルを
先のパネルの実部に嵌合させる際に不都合を生じない。
また、その取付金具の平板部は先の起立板から90度屈
曲して基礎スラブもしくは梁等にビスもしくはネジで取
付金具を固定することが出来る。
の開放側の起立面側の実部の形状に嵌合し得る屈曲形状
を持つ起立板部と該起立板から90度屈曲している平板
部を有する取付金具を使用しているので、取付金具の起
立板部の形状がパネルの開放側の起立側面の実部の形状
に嵌合し得る屈曲形状を持っているので、次のパネルを
先のパネルの実部に嵌合させる際に不都合を生じない。
また、その取付金具の平板部は先の起立板から90度屈
曲して基礎スラブもしくは梁等にビスもしくはネジで取
付金具を固定することが出来る。
【0010】しかも、本発明では既に間仕切位置に建て
たパネルの開放側の実部において外向きに露出している
取付金具の平板部を基礎スラブもしくは梁等にビスもし
くはネジで固定しているために、パネルを間仕切位置に
立てた後に基礎スラブもしくは梁等に固定できるという
作業が可能になる。また、このようにパネルを間仕切位
置に建てた後に、取付金具を基礎スラブもしくは梁等に
固定することができるので、露出して固定された平板部
は次のパネルで隠すことが可能となり、パネルを間仕切
位置に持ってくる前に予め取付金具を一直線上に互いの
間隔を計って所定の位置に取り付けておくという面倒な
作業を必要としない。
たパネルの開放側の実部において外向きに露出している
取付金具の平板部を基礎スラブもしくは梁等にビスもし
くはネジで固定しているために、パネルを間仕切位置に
立てた後に基礎スラブもしくは梁等に固定できるという
作業が可能になる。また、このようにパネルを間仕切位
置に建てた後に、取付金具を基礎スラブもしくは梁等に
固定することができるので、露出して固定された平板部
は次のパネルで隠すことが可能となり、パネルを間仕切
位置に持ってくる前に予め取付金具を一直線上に互いの
間隔を計って所定の位置に取り付けておくという面倒な
作業を必要としない。
【0011】
【実施例】図を用いて本発明の間仕切パネルの取付方法
の一実施例を具体的に説明する。本発明に使用される間
仕切パネル4は、図1や図3に見られるように、起立側
面の一方に凸条4a、他方に凹条4bの実部形状を設け
たパネルであり、互いの間仕切パネル4の実部を嵌合さ
せて連続した間仕切を形成できるようになっている。ま
た、本発明に使用される取付金具3は、例えば図1乃至
図3に見られる構造のものである。即ち、図1の取付手
順を示す図に見られるように、次に持ってくる間仕切用
の間仕切パネル4の下面に隠れることができるが、既に
所定の間仕切位置に建てられた間仕切パネル4の外側に
露出している下平板5と、間仕切パネル4のパネルの実
部の形状に嵌合し得る屈曲形状を持つ折曲起立板6とか
らなり、その下平板5は折曲起立板6から90度屈曲し
ている。
の一実施例を具体的に説明する。本発明に使用される間
仕切パネル4は、図1や図3に見られるように、起立側
面の一方に凸条4a、他方に凹条4bの実部形状を設け
たパネルであり、互いの間仕切パネル4の実部を嵌合さ
せて連続した間仕切を形成できるようになっている。ま
た、本発明に使用される取付金具3は、例えば図1乃至
図3に見られる構造のものである。即ち、図1の取付手
順を示す図に見られるように、次に持ってくる間仕切用
の間仕切パネル4の下面に隠れることができるが、既に
所定の間仕切位置に建てられた間仕切パネル4の外側に
露出している下平板5と、間仕切パネル4のパネルの実
部の形状に嵌合し得る屈曲形状を持つ折曲起立板6とか
らなり、その下平板5は折曲起立板6から90度屈曲し
ている。
【0012】この取付金具3は、図2や図4(A),
(B)に示すように、その折曲起立板6は、間仕切パネ
ル4のパネルの実部の形状に嵌合し得る屈曲形状、即ち
開脚樋型になっている。そして図1乃至図4に示した取
付金具3は、その下平板5と折曲起立板6の所定位置に
ビスもしくはネジが挿通させ易くする為のビス孔7が穿
設されている。そして間仕切としてパネルを取り付ける
際は、例えば図1に示すように、取付金具3の折曲起立
板6を間仕切パネル4の凹条4bの実部に嵌合し、その
下平板5が間仕切パネル4の下面位置に来るように、か
つその下平板5が間仕切パネル4の外側に露出するよう
にして、ビス8を折曲起立板6のビス孔7に挿通し、取
付金具3を間仕切りパネル4に取り付けて固定する。
(B)に示すように、その折曲起立板6は、間仕切パネ
ル4のパネルの実部の形状に嵌合し得る屈曲形状、即ち
開脚樋型になっている。そして図1乃至図4に示した取
付金具3は、その下平板5と折曲起立板6の所定位置に
ビスもしくはネジが挿通させ易くする為のビス孔7が穿
設されている。そして間仕切としてパネルを取り付ける
際は、例えば図1に示すように、取付金具3の折曲起立
板6を間仕切パネル4の凹条4bの実部に嵌合し、その
下平板5が間仕切パネル4の下面位置に来るように、か
つその下平板5が間仕切パネル4の外側に露出するよう
にして、ビス8を折曲起立板6のビス孔7に挿通し、取
付金具3を間仕切りパネル4に取り付けて固定する。
【0013】次いで、図には明示されていないが基礎ス
ラブの上面に載置されて外側に露出している取付金具3
の下平板5を、図1に示すように、そのビス孔7にビス
8を挿通し、基礎スラブに固定することによって間仕切
パネル4の下端を固定する。このように下部が固定され
た間仕切パネル4の凹条4bの実部に嵌合し得る突条4
aの実部側を向かせて、次の間仕切パネル4を、図1の
ように持ってくる。そして互いの間仕切パネル4の実部
を嵌合させる。そうすると、図3に示したように、先の
間仕切りパネル4から外向きに露出して基礎スラブに固
定された下平板5は、次の間仕切りパネル4の底に隠れ
てしまい外からは完全に見えなくなる。このようにして
間仕切パネル4を順次建て込みながら、取付金具3を間
仕切パネル4の起立側面側の実部と基礎スラブに固定す
るという作業を繰り返して連続した間仕切パネル構造と
する。
ラブの上面に載置されて外側に露出している取付金具3
の下平板5を、図1に示すように、そのビス孔7にビス
8を挿通し、基礎スラブに固定することによって間仕切
パネル4の下端を固定する。このように下部が固定され
た間仕切パネル4の凹条4bの実部に嵌合し得る突条4
aの実部側を向かせて、次の間仕切パネル4を、図1の
ように持ってくる。そして互いの間仕切パネル4の実部
を嵌合させる。そうすると、図3に示したように、先の
間仕切りパネル4から外向きに露出して基礎スラブに固
定された下平板5は、次の間仕切りパネル4の底に隠れ
てしまい外からは完全に見えなくなる。このようにして
間仕切パネル4を順次建て込みながら、取付金具3を間
仕切パネル4の起立側面側の実部と基礎スラブに固定す
るという作業を繰り返して連続した間仕切パネル構造と
する。
【0014】なお、上記の実施例に於いて、本発明に基
づく間仕切パネル4の下部を固定する際の実施すること
を示したが、本発明に使用した取付金具3を間仕切パネ
ル4の上部の固定にも適用して、間仕切パネル4の上部
を建物の天井或いは梁等に固定する場合に応用すること
も出来る。勿論、その場合は、取付金具の平板部は間仕
切パネル4の中に隠れて外からは見えない。
づく間仕切パネル4の下部を固定する際の実施すること
を示したが、本発明に使用した取付金具3を間仕切パネ
ル4の上部の固定にも適用して、間仕切パネル4の上部
を建物の天井或いは梁等に固定する場合に応用すること
も出来る。勿論、その場合は、取付金具の平板部は間仕
切パネル4の中に隠れて外からは見えない。
【0015】
【発明の効果】本発明の間仕切パネルの取付方法におい
ては、間仕切パネルの下部をパネルの開放側の起立側面
側の実部の形状に嵌合し得る屈曲形状を持つ折曲起立板
から90度屈曲している下平板を有する取付金具を使用
して、間仕切パネルの下部を基礎スラブもしくは梁等に
固定しているので、(1)次の間仕切パネルを先の間仕
切パネルの実部に嵌合させて間仕切パネルが連続した間
仕切構造とすることに不都合を生じなく、かつ(2)既
に間仕切位置に間仕切パネルを建てた後、その間仕切パ
ネルの開放側の実部において外向きに露出している取付
金具の下平板を基礎スラブもしくは梁等にビスもしくは
ネジで固定でき、更に(3)露出して固定された下平板
は次の間仕切パネルで隠すことが可能となり、(4)そ
の後の余分な作業を必要としなく、(5)間仕切パネル
を間仕切位置に持ってくる前に予め取付金具を一直線上
に互いの間隔を計って所定の位置に取り付けておくとい
う面倒な前作業を必要としないという優れた5つの作用
効果を発揮することが出来る。このように本発明に従え
ば、間仕切パネルが互いに連設され、かつその間仕切パ
ネルの下部固定用の取付金具が間仕切パネルの下に隠れ
て見えないという間仕切構造を簡単な施工手順で確実に
実用化し得る等の特徴を有するものである。
ては、間仕切パネルの下部をパネルの開放側の起立側面
側の実部の形状に嵌合し得る屈曲形状を持つ折曲起立板
から90度屈曲している下平板を有する取付金具を使用
して、間仕切パネルの下部を基礎スラブもしくは梁等に
固定しているので、(1)次の間仕切パネルを先の間仕
切パネルの実部に嵌合させて間仕切パネルが連続した間
仕切構造とすることに不都合を生じなく、かつ(2)既
に間仕切位置に間仕切パネルを建てた後、その間仕切パ
ネルの開放側の実部において外向きに露出している取付
金具の下平板を基礎スラブもしくは梁等にビスもしくは
ネジで固定でき、更に(3)露出して固定された下平板
は次の間仕切パネルで隠すことが可能となり、(4)そ
の後の余分な作業を必要としなく、(5)間仕切パネル
を間仕切位置に持ってくる前に予め取付金具を一直線上
に互いの間隔を計って所定の位置に取り付けておくとい
う面倒な前作業を必要としないという優れた5つの作用
効果を発揮することが出来る。このように本発明に従え
ば、間仕切パネルが互いに連設され、かつその間仕切パ
ネルの下部固定用の取付金具が間仕切パネルの下に隠れ
て見えないという間仕切構造を簡単な施工手順で確実に
実用化し得る等の特徴を有するものである。
【図1】本発明の取付方法の手順を示す斜視図である。
【図2】本発明に使用する取付金具の斜視図である。
【図3】本発明に従った間仕切パネル構造の平面図であ
る。
る。
【図4(A),(B)】図2とは異なる本発明に使用す
る取付金具の斜視図である。
る取付金具の斜視図である。
【図5(A),(B)】共に従来の取付方法に使用され
た取付金具の斜視図である。
た取付金具の斜視図である。
【図6(A),(B)】共に従来の取付方法により固定
された間仕切パネルの平面図である。
された間仕切パネルの平面図である。
1,2 押さえプレート金具 1a,2a 固定部分 3 取付金具 4 間仕切パネル 4a 突条 4b 凹条 5 下平板 6 折曲起立板 7 ビス穴 8 ビス
Claims (1)
- 【請求項1】起立側面の一方に突条、他方に凹条の実部
形状を設けた間仕切パネルの当該起立側面を互いに嵌合
隣接し且つその下面をスラブまたは梁等の上面に取付固
定する間仕切パネルの取付方法において、 該間仕切パネルの下面に敷設し得る下平板の一端に前記
実部に嵌合し得る屈曲起立板を直角に起立してなる取付
金具を用い、前記下平板が前記パネルの下面と同じ高さ
位置となるように、且つ該下平板が該間仕切パネルから
外向きに突出するように前記屈曲起立板を前記実部に嵌
合してビスもしくはネジで固定すると共に、前記下平板
をスラブまたは梁等の上面に固定し、次いで次の間仕切
パネルの起立側面を前記間仕切パネルの実部形状に嵌合
すると共に、当該間仕切パネルの下部に前記突出した下
平板を敷いて隠し、次の取付金具を用いて当該間仕切パ
ネルをスラブまたは梁等の上面に取付固定するという工
程を順次繰り返すことを特徴とする間仕切パネルの取付
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17887692A JPH0665824B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 間仕切パネルの取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17887692A JPH0665824B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 間仕切パネルの取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05295818A JPH05295818A (ja) | 1993-11-09 |
JPH0665824B2 true JPH0665824B2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=16056243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17887692A Expired - Lifetime JPH0665824B2 (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 間仕切パネルの取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0665824B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014069534A1 (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-08 | 旭化成建材株式会社 | Alcパネル、alcパネルの施工方法及びalcパネルの積載方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07286390A (ja) * | 1994-04-15 | 1995-10-31 | Mitsubishi Material Kenzai Kk | 押出成形セメント板及びこれを用いた間仕切壁構築方法 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP17887692A patent/JPH0665824B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014069534A1 (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-08 | 旭化成建材株式会社 | Alcパネル、alcパネルの施工方法及びalcパネルの積載方法 |
JPWO2014069534A1 (ja) * | 2012-10-31 | 2016-09-08 | 旭化成建材株式会社 | Alcパネル、alcパネルの施工方法及びalcパネルの積載方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05295818A (ja) | 1993-11-09 |
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