JPH066542U

JPH066542U - 屋根パネル

Info

Publication number: JPH066542U
Application number: JP4420792U
Authority: JP
Inventors: 茂信 ▲高▼橋; 井正夫石; 村良夫松
Original assignee: Kaneka Corp
Current assignee: Kaneka Corp
Priority date: 1992-06-25
Filing date: 1992-06-25
Publication date: 1994-01-28

Abstract

(57)【要約】【構成】母屋、軒桁、棟木などの上に設置され、瓦な
どの屋根材を支持する屋根構造を構成する屋根パネルで
あって、母屋などの上に取り付けられる少なくとも２本
の垂木２３、２３と、これら垂木１３、１３の間に配設
され、合成樹脂から形成された板状の断熱材１８と、こ
の断熱材１８、１８の上側にこれに対向するように配設
され、且つ両端部が垂木に固定された野地板１９と、前
記垂木１３、１３及び断熱材１８、１８の下側に、垂木
１３、１３と断熱材１８、１８との突き合わせ部を気密
に維持するように配設された気密性部材１４付板状部材
１６とを、具備することを特徴とする屋根パネル。【効果】居住空間を気密にし冷暖房効果を有効に維持
することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の技術分野】

本考案は、木造家屋等の屋根パネルに関し、さらに詳しくは、気密性に優れた断熱屋根パネルに関するものである。

【０００２】

【考案の技術的背景】

近年木造建築物などにおいては、居住空間内の冷暖房効果を有効に維持するため、壁構造のみならず、屋根構造にも、発泡樹脂などからなる断熱材が使用されることが多くなっている。この場合には、断熱材は、野地板の下面で垂木間に介装され、これにより屋根構造部分における断熱性・気密性を高めている。

【０００３】一方、木造建築物の施工の簡略化を図るとの観点から、垂木、断熱材、野地板、防水層などを一体化してなる屋根パネルが開発され実用化されている。この屋根パネルは、断熱材などが一体化されているため母屋などに設置するだけでよく、従来のように、母屋などに垂木を配設し、野地板を取付け、断熱材を介装するという作業が不要になり、施工作業を著しく簡易にしている。

【０００４】このような屋根パネルは、例えば、母屋、軒桁などの上に載置される２本の垂木と、これら垂木の間に配設される合成樹脂から形成された板状の断熱材と、この断熱材の上側にこれに対向するように垂木に固定された野地板とからなっている。屋根パネルは、例えば、母屋の上に配設し、垂木を母屋に釘付けして木材建築の躯体に固定すれば断熱屋根構造を構成することができるため施工作業性を著しく簡易化することができる。

【０００５】しかしながら近年木造住宅においては壁構造及び屋根構造の高気密化、高断熱化が図られているにも拘らず、上述した屋根パネルにあっては、合成樹脂製の断熱材と、木製の垂木とは、必ずしも密着させることができないため、例えば、運搬中の振動、施工時の衝撃、施工後の車両の通行などによる振動、あるいは地震などによって、不用意な力が屋根パネルにかかり、その結果、断熱材と垂木との間に隙間が生じ、室内の気密性、断熱性が低下する虞がある。また、垂木が充分乾燥されたものではない場合には、湿度あるいは温度の変化に起因する垂木のやせ、反り、曲がりなどによっても、断熱材と垂木との間に隙間が生じることがある。さらに、合成樹脂製の断熱材と、木製の垂木の膨張率に差があるため、温度の変化により断熱材と垂木との間に隙間が生じることがある。そしてこのような断熱材と垂木との隙間から、居住空間内の冷気または暖気が戸外に流出し、冷暖房効果を有効に維持することができないという問題が発生することがあった。

【０００６】

【考案の目的】

本考案は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、垂木及び断熱材の下側に、垂木と断熱材との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材付板状部材を配設することにより、屋根パネルの気密性および断熱性をさらに向上させ、長期間にわたり居住空間を気密にし冷暖房効果を有効に維持することができるような屋根パネルを提供することを目的としている。

【０００７】

【考案の概要】

本考案に係る屋根パネルは、母屋、軒桁、棟木などの上に設置され、瓦などの屋根材を支持する屋根構造を構成する屋根パネルであって、母屋などの上に取り付けられる少なくとも２本の垂木と、これら垂木の間に配設され、合成樹脂から形成された板状の断熱材と、この断熱材の上側にこれにに対向するように配設され、且つ両端部が垂木に固定された野地板と、前記垂木及び断熱材の下側に、垂木と断熱材との突き合わせ部を気密に維持するように配設された気密性部材付板状部材とを、具備することを特徴としている。

【０００８】本考案に係る屋根パネルは、垂木と断熱材との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材付板状部材が配設されているため、垂木と断熱材との突き合わせ部を気密に保持する効果に優れ、しかも湿度あるいは温度の変化に起因する垂木の反り、曲り、痩せ等により垂木と断熱材との間に隙間が生じ難く、また断熱材と垂木との膨張率の差による断熱材と垂木との間に隙間が生じ難いため、気密性が低下することがなく、気密性および断熱性に優れている。このため、このような屋根パネルを用いて断熱屋根構造を構成した場合、冷暖房効果を長期間にわたり有効に維持することができ、居住環境を向上させることができる。

【０００９】

【考案の具体的説明】

以下、図面を参照しつつ、本考案の一実施例に係る屋根パネルについて説明する。

【００１０】図１は、本考案の一実施例に係る屋根パネルの一部切欠斜視図であり、図２は、図１に示す本実施例に係る屋根パネルの断面図である。図３は、本考案の一実施例に係る屋根パネルを適用した戸建住宅の斜視図である。

【００１１】本考案に係る屋根パネル１１は、例えば図３に示すように母屋３７などの上に設置して、屋根用断熱パネルとして用いる。図３に示される木造建築Ｈでは、基礎で土台が支持され（図示せず）、この土台（図示せず）の上に通し柱３１および管柱３２が立設され、管柱３２の上部と通し柱３１とは胴差３３により連結されている。胴差３３の上には管柱３８が立設され、管柱３８の上部と通し柱３１の上部は軒桁３４で連結されている。この軒桁３４と他の軒桁（図示せず）とは小屋梁３５で連結され、この小屋梁３５の上には小屋柄３６が立設され、この小屋柄３６の上部と他の小屋柄（図示せず）の上部とは母屋３７または棟木（図示せず）で連結されている。母屋３７および棟木（図示せず）は、階段状に設けられる。屋根パネル１１は、軒桁３４、母屋３７および棟木（図示せず）の上部に配設される。

【００１２】このような屋根パネル１１は、図１及び図２に示すように、屋根パネル１１の両側に配された幅の狭い垂木１３、１３と、この屋根パネル１１の中央に配された幅の広い垂木１７とを備えている。これら垂木１３、１７、１３の間には、後述する合成樹脂等から形成された一対の断熱材１８、１８が配設されている。これらの断熱材１８、１８の上側には、これに対向するようにして、野地板１９が垂木１３、１７、１３に釘などにより固定されている。この野地板１９と断熱材１８との間には、通気層２０が確保されており、屋内から断熱材１８を透過した水蒸気をこの通気層２０を介して棟木方向に流すことにより野地板１９の腐蝕を防止すること等ができる。なお、垂木１３、１７、１３の端部には、これらを連結するように、当て板１５、１５が釘付けされており、この当て板１５、１５には、通気層１９を遮蔽しないように、切欠き１５ａ、１５ａが設けられている。

【００１３】上述した断熱材１８は、発泡樹脂、例えば、発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリウレタンから形成されている。断熱材１８は、必ずしも発泡樹脂である必要はなく、いわゆる板状断熱材であれば如何なるものであってもよい。例えば、板状の高密度グラスウール製品あるいはバリラック（商品名、鐘淵化学工業（株）製）であってもよい。

【００１４】垂木１３、１７、１３及び断熱材１８、１８の下側には、垂木１３、１７、１３と断熱材１８、１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４が貼着された板状部材１６が配設されている。上述の気密性部材１４は、例えば接着性および弾力性・復元性を有する弾性接着材、弾性粘着テープである。

【００１５】このような屋根パネル１１は、垂木１３、１７、１３が軒桁３４、母屋３７および棟木（図示せず）の少なくとも２本の上部に接するように設置され、釘などにより固定される。

【００１６】本考案の屋根パネル１１は、垂木１３、１７、１３及び断熱材１８、１８の下側に、垂木１３、１７と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材１６が配設されているため、これらの間を気密に保持する効果に優れ、しかも湿度あるいは温度の変化に起因する垂木１３、１７、１３の反り、曲り、痩せ等による隙間が発生しても、気密性部材１４付板状部材１６により気密を維持することができる。また断熱材１８と垂木１３、１７、１３との膨張率の差により断熱材１８と垂木１３、１７、１３との間に隙間が発生しても、気密性部材１４付板状部材１６により気密を維持することができる。さらに、気密性部材１４は弾力性・復元性を有しているため、垂木の反り、曲り、痩せ等により、垂木１３、１７、１３と板状部材１６の間の気密性が低下することが少なく、また断熱材１８と垂木１３、１７、１３との膨張率の差により、垂木１３、１７、１３と板状部材１６との間及び断熱材１８と板状部材１６との間の気密性が低下することが少ない。

【００１７】本実施例の屋根パネル１１は、気密性および断熱性に優れ、気密性が低下することが少ないため、このような屋根パネル１１を用いて断熱屋根構造を構成した場合、長期間にわたり冷暖房効果を有効に維持することができ、居住環境を向上させることができる。

【００１８】以上説明した実施例の屋根パネルでは、垂木１３、１７、１３と、この垂木１３、１７、１３の間に配設された断熱材１８、１８と、この断熱材１８、１８の上側にこれに対向するように配設され、且つ両端部が垂木１３、１３に固定された野地板１９と、前記垂木１３、１７、１３及び断熱材１８、１８の下側に配設され、垂木１３、１７、１３と断熱材１８、１８との突き合わせ部を気密に維持する気密性部材１４付板状部材１６とを、具備しているが、本考案では、垂木１３、１７、１３と断熱材１８、１８との間の気密性を保持するために上記気密性部材１４付板状部材１６に加えてさらに他の手段を用いてもよく、例えば図４ないし図９に示すような構造であってもよい。図４ないし図９は、本考案の他の実施例に係る屋根パネルの断面図である。なお、図４ないし図９において、同様の部分には同様の符号を付して説明を省略する。

【００１９】図４に示される屋根パネル４１では、垂木１３と断熱材１８の上面とが当接する部分および、垂木１７と断熱材１８の上面とが当接する部分を覆うように面木４３、４３が配設され、垂木１３、１７、１３の下側には、両端部が垂木１３、１３に固定された気密性部材１４付板状部材１６が配設されている。垂木１３、１７と面木４３、断熱材１８と面木４３とは、接着剤などによって固定される。

【００２０】本実施例では、垂木１３、１７、１３及び断熱材１８、１８の下側に、垂木１３、１７と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材１６が配設されているため、第１実施例と同様の作用効果を奏することができる。本実施例では、さらに面木４３、４３が配設されているので、断熱材１８と垂木１３、１７との間の気密性にさらに優れ、また、垂木１３、１７、１３の下側の面に板状部材１６が設けられているので、屋内の空気と断熱材１８、１８とが直接接することがなく、断熱材１８、１８が屋内の湿気を吸収し断熱効果が低下するのを防ぐことができる。

【００２１】図５に示される屋根パネル５１では、垂木１３と断熱材１８の上面とが当接する部分、垂木１７と断熱材１８の上面とが当接する部分に、接合部材５３が配設されている。接合部材５３としては、弾力性及び接着性を有するシーリング材が好ましく、具体的には、一般的に建築物の目地止め等に用いられているシーリング材、例えばウレタン系、シリコン系、ポリサルファイド系のものを例示することができる。

【００２２】垂木１３及び断熱材１８の下側には、垂木１３と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５５が配設され、垂木１７及び断熱材１８、１８の下側には、垂木１７と断熱材１８、１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５６が配設されている。

【００２３】本実施例では、垂木１３、１７、１３及び断熱材１８、１８の下側に、垂木１３、１７と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５５、５６、５５が配設されているため、第１実施例と同様の作用効果を奏することができる。本実施例では、さらに接合部材５３が配設されているので、断熱材１８と垂木１３、１７との間の気密性にさらに優れている。

【００２４】図６に示される屋根パネル６１では、垂木１３と断熱材１８の上面とが当接する部分、垂木１７と断熱材１８、１８の上面とが当接する部分を覆うように面木４３が配設されている。垂木１３、１７、１３の下側の面には、両端部が垂木１３、１３に、中央部が垂木１７にタッカーで固定された耐水紙６３が配設され、さらに耐水紙６３の下面であって垂木１３及び断熱材１８の下側には、垂木１３と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５５が配設され、垂木１７及び断熱材１８、１８の下側には、垂木１７と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５６が配設されている。

【００２５】本実施例では、垂木１３、１７、１３及び断熱材１８、１８の下側に、垂木１３、１７と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５５、５６、５５が配設されているため、第１実施例と同様の作用効果を奏することができる。本実施例では、さらに面木４３が配設されているので、断熱材１８と垂木１３、１７との間の気密性にさらに優れ、また、垂木１３、１７、１３の下側に耐水紙６３が設けられているので、気密性にさらに優れるとともに、屋内の空気と断熱材１８とが直接接触することがなく、断熱材１８が屋内の湿気を吸収し断熱効果が低下するのを防ぐことができる。

【００２６】図７に示される屋根パネル７１では、垂木１３、１３の下側の面に、両端部が垂木１３、１３に、中央部が垂木１７に接着剤で固定された耐水紙６３が配設されている。さらに耐水紙６３の下面であって垂木１３及び断熱材１８の下側には、垂木１３と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５５が配設され、垂木１７及び断熱材１８、１８の下側には、垂木１７と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５６が配設されている。

【００２７】本実施例では、垂木１３、１７、１３及び断熱材１８、１８の下側に、垂木１３、１７と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材１６が配設されているため、第１実施例と同様の作用効果を奏することができる。本実施例では、さらに垂木１３、１７、１３の下側に耐水紙６３が設けられているので、気密性にさらに優れるとともに、屋内の空気と断熱材１８とが直接接触することがなく、断熱材１８が屋内の湿気を吸収し断熱効果が低下するのを防ぐことができる。

【００２８】図８に示される屋根パネル８１では、垂木１３と断熱材１８の上面とが当接する部分、垂木１７と断熱材１８、１８の上面とが当接する部分を覆うよう接合部材５３が配設されている。接合部材５３としては、弾力性及び接着性を有するものが好ましく、ウレタン系、シリコン系、ポリサルファイド系のものを例示することができる。垂木１３及び断熱材１８の下側には、垂木１３と断熱材１８との突き合わせ部の気密維持及び接合部材５３の注入時の漏れ止めを兼ねた紙８３（例えば、耐水紙）が配設され、垂木１７及び断熱材１８、１８の下側には、垂木１７と断熱材１８、１８との突き合わせ部を気密維持及び接合部材５３の注入時の漏れ止めを兼ねた紙８３（例えば、耐水紙）が配設されている。さらに紙８３の下面であって垂木１３及び断熱材１８の下側には、垂木１３と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５５が配設され、垂木１７及び断熱材１８、１８の下側には、垂木１７と断熱材１８、１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５６が配設されている。

【００２９】本実施例では、垂木１３、１７、１３及び断熱材１８、１８の下側に、垂木１３、１７と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５５、５６、５５が配設されているため、第１実施例と同様の作用効果を奏することができる。本実施例では、さらに接合部材５３が配設されているので、断熱材１８、１８と垂木１３、１７、１３との間の気密性にさらに優れている。

【００３０】図９に示される屋根パネル９１では、垂木１３の垂木１７と対向する側端面には、断熱材１８方向および下方向に開放された断面略Ｌ字状の溝部９３が形成され、垂木１７の垂木１３、１３に対向する側端面には、断熱材１８方向および下方向に開放された断面略Ｌ字状の溝部９５、９５が形成されている。断熱材１８は、溝部９３および溝部９５に嵌合されている。垂木１３及び断熱材１８の下側には、垂木１３と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５５が配設され、垂木１７及び断熱材１８、１８の下側には、垂木１７と断熱材１８、１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５６が配設されている。

【００３１】本実施例では、垂木１３、１７、１３及び断熱材１８、１８の下側に、垂木１３、１７と断熱材１８との突き合わせ部を気密に維持するように気密性部材１４付板状部材５５、５６、５５が配設されているため、第１実施例と同様の作用効果を奏することができる。本実施例では、さらに溝部９３、９５、９５、９３が設けられているので、断熱材１８、１８と垂木１３、１７、１３とが当接する面積が広くなり、断熱材１８、１８と垂木１３、１７、１３との間の気密性にさらに優れている。

【００３２】なお、本考案は、上述した実施例に限定されないのは勿論であり、種々変形可能である。

【００３３】

【考案の効果】

本考案に係る屋根パネルは、母屋、軒桁、棟木などの上に設置され、瓦などの屋根材を支持する屋根構造を構成する屋根パネルであって、母屋などの上に取り付けられる少なくとも２本の垂木と、これら垂木の間に配設され、合成樹脂から形成された板状の断熱材と、この断熱材の上側にこれに対向するように配設され、且つ両端部が垂木に固定された野地板と、前記垂木及び断熱材の下側に、垂木と断熱材との突き合わせ部を気密に維持するように配設された気密性部材付板状部材と、を具備しているので、断熱性および気密性に優れている。この屋根パネルを用いて断熱屋根構造を構成した場合、居住空間を気密にすることができ、冷暖房効果を有効に維持することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例に係る屋根パネルの一部切欠
斜視図である。

【図２】図２に示す屋根パネルの断面図である。

【図３】本考案の一実施例に係る屋根パネルを適用した
戸建住宅の斜視図である。

【図４】本考案の他の実施例に係る屋根パネルの断面図
である。

【図５】本考案の他の実施例に係る屋根パネルの断面図
である。

【図６】本考案の他の実施例に係る屋根パネルの断面図
である。

【図７】本考案の他の実施例に係る屋根パネルの断面図
である。

【図８】本考案の他の実施例に係る屋根パネルの断面図
である。

【図９】本考案の他の実施例に係る屋根パネルの断面図
である。

【符号の説明】

１１屋根パネル１３垂木１４気密性部材１５当て板１６板状部材１７垂木１８断熱材１９野地板４１屋根パネル５１屋根パネル６１屋根パネル７１屋根パネル８１屋根パネル９１屋根パネル

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】母屋、軒桁、棟木などの上に設置され、
瓦などの屋根材を支持する屋根構造を構成する屋根パネ
ルであって、母屋などの上に取り付けられる少なくとも２本の垂木
と、これら垂木の間に配設され、合成樹脂から形成された板
状の断熱材と、この断熱材の上側にこれに対向するように配設され、且
つ両端部が垂木に固定された野地板と、前記垂木及び断熱材の下側に、垂木と断熱材との突き合
わせ部を気密に維持するように配設された気密性部材付
板状部材とを、具備することを特徴とする屋根パネル。