JPH0665419B2 - 塑性加工機におけるワ−ク搬送方法 - Google Patents

塑性加工機におけるワ−ク搬送方法

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JPH0665419B2
JPH0665419B2 JP60203133A JP20313385A JPH0665419B2 JP H0665419 B2 JPH0665419 B2 JP H0665419B2 JP 60203133 A JP60203133 A JP 60203133A JP 20313385 A JP20313385 A JP 20313385A JP H0665419 B2 JPH0665419 B2 JP H0665419B2
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JP
Japan
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work
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die
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JP60203133A
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JPS6264440A (ja
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裕保 山田
基厚 白石
勝 笹川
健 田雑
良一 蔭山
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、塑性加工開始時に、上限位置にあるブランク
ホルダにワークを載置し、上型の降下に伴って該上型と
ブランクホルダとで挟持してワークを降下させ、下型お
よび上型で協働してワークを塑性加工した後に上型を上
昇させ、下型および上型間に、ワークを保持し得るハン
ドリングアームを挿入してワークを搬出するようにし
た、塑性加工機におけるワーク搬送方法に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる塑性加工機ではブランクホルダを上型の作
動に応動させており、ワークの塑性加工後に上型が上昇
するのに伴ってブランクホルダを上限位置まで上昇させ
た後、ワークを搬出するようにしている。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところが、ブランクホルダが上限位置に上昇するまで、
ワークの搬出のためにハンドリングアームを待機させな
ければならないので、塑性加工後にワークを搬出するま
での時間が比較的長くなる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、下
型および上型による塑性加工後に、ワークを速やかに搬
出し得るようにした塑性加工機におけるワーク搬送方法
を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、塑性加工開始時
に、下型に対し上限位置にあるブランクホルダにワーク
を載置し、上型の降下に伴って該上型とブランクホルダ
とで挟持してワークを降下させ、下型および上型で協働
してワークを塑性加工した後に上型を上昇させ、下型お
よび上型間に、ワークを保持し得るハンドリングアーム
を挿入してワークを搬出するようにした、塑性加工機に
おけるワーク搬送方法において、前記塑性加工後の上型
上昇時に、下型に対しブランクホルダを下限位置から、
該下限位置に近接した所定のワーク払出し位置まで上昇
させてその払出し位置に一定時間保持し、その間にハン
ドリングアームによってワークを搬出した後、ブランク
ホルダを前記上限位置まで上昇させるようにしたことを
特徴とする。
(2)作用 上記方法によれば、塑性加工後の上型上昇時に、ブラン
クホルダを下限位置より所定のワーク払出し位置まで僅
かに上昇させてその払出し位置に一定時間だけ保持して
おき、その間にワークが搬出されるようにしたため、上
型の上昇開始後、ブランクホルダの上限位置までの上昇
を待たずともワークを下型より僅かに浮かせてハンドリ
ングアームで速やかに搬出することができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する
と、先ず第1図において、この塑性加工機は、例えば平
板状のワークWを下型1および上型2で協働して絞り成
形するためのものであり、搬送手段3が付設される。
下型1は、床面4との間に間隔をあけて固定的に配設さ
れたボルスタ5上に固定される。一方、上型2は、下型
1の上方に配置されており、図示しない駆動手段により
昇降駆動されるラム6の下面に固定される。
下型1の周囲には、昇降可能なブランクホルダ7が配設
される。このブランクホルダ7は、下型1およびボルス
タ5を上下に移動自在に貫通する複数の支持ピン8の上
端で支承されており、これらの支持ピン8の下端はボル
スタ5の下方で支持板9に共通に連結される。一方、支
持板9の中央部に対応する下方で床面4上には、上下に
延びる軸線を有するシリンダ10が固定的に配設されて
おり、このシリンダ10から上方に延びるピストンロッ
ド11の上端が支持板9に固着される。したがってシリ
ンダ10の伸縮作動に応じてブランクホルダ7が昇降作
動する。
ブランクホルダ7の上端外縁には、平面状ワークWを位
置決め載置するための位置決め板12が固着される。
搬送手段3は、たとえば下型1および上型2の両側で相
互に平行に配置された一対のトランスファーバー16間
に、一対のハンドリングアーム17を設けて成る。かか
る搬送手段3において、両トランスファーバー16が鉛
直面内で動作をすることにより、ハンドリングアーム1
7が矢符18で示すように、下型1の側方にある状態か
ら下型1の上方にある位置まで移動し、ワークWを保持
してさらに下型1の側方に搬出することが可能である。
次にこの実施例の作用について説明すると、平面状のワ
ークWを絞り成形するにあたっては、上型2が上昇して
いる状態でワークWを搬送手段3により上型2および下
型1間にもたらし、上限位置にあるブランクホルダ7上
に位置決め載置する。
次いで、上型2が降下し、ワークWが上型2およびブラ
ンクホルダ7間に挟持される。上型2がさらに降下する
のに応じてブランクホルダ7も降下し、第2図で示すよ
うに、上型2および下型1によるワークWの絞り成形が
行われる。
その後、上型2は上昇するが、ブランクホルダ7は、そ
の上型2の上昇時に、シリンダ10が僅かに伸長作動し
てその位置に一定時間保持されることで、下限位置(第
2図)から、該下限位置に近接した所定のワーク払出し
位置(第3図)まで僅かに上昇してその払出し位置に一
定時間保持され、これによりワークWが下型1上から僅
かに上昇してハンドリングアーム17による搬出可能な
状態となる。そして、この時に、搬送手段3が作動し
て、ハンドリングアーム17がワークW上に移動し、ワ
ークWを保持した後に、側方に搬出する。
この間、上型2の上昇は続いており、ワークWの搬出が
完了した後、シリンダ10を伸長作動することにより、
ブランクホルダ7はその上限位置まで速やかに上昇し、
次の絞り成形に備える。
このように、ブランクホルダ7が上限位置まで上昇する
のを待つのではなく、上型2の上昇動作中にワークWを
搬出し、その後ブランクホルダ7を上限位置まで上昇さ
せることにより、下型1および上型2による塑性加工後
にワークWを取り出すまでの時間が短縮される。
C.発明の効果 以上のように本発明方法によれば、塑性加工後の上型上
昇時に、ブランクホルダを下限位置より所定のワーク払
出し位置まで僅かに上昇させてその払出し位置に一定時
間だけ保持しておき、その間にハンドリングアームによ
ってワークを搬出した後、ブランクホルダを上限位置ま
で上昇させるようにしたので、上型の上昇開始後、ブラ
ンクホルダの上限位置までの上昇を待たずともワークを
下型より僅かに浮かせてハンドリングアームで速やかに
搬出することができ、したがって塑性加工後、ワークを
搬出するまでの所要時間が短縮され、全体として加工時
間の短縮に寄与することができる。しかもワーク搬出の
際にワークを下型より浮かせるための手段としてブラン
クホルダがそのまま兼用されていて、特別なワーク押上
げ手段や吸着手段を設ける必要はないから、それだけ加
工機の構造簡素化にも寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は塑
性加工開始時の塑性加工機の全体縦断側面図、第2図は
塑性加工時の第1図の要部縦断側面図、第3図は上型上
昇時の第1図の要部縦断側面図である。 1……下型、2……上型、7……ブランクホルダ、17
……ハンドリングアーム、W……ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−74812(JP,U) 実開 昭60−28935(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塑性加工開始時に、下型(1)に対し上限
    位置にあるブランクホルダ(7)にワーク(W)を載置
    し、上型(2)の降下に伴って該上型(2)とブランク
    ホルダ(7)とで挟持してワーク(W)を降下させ、下
    型(1)および上型(2)で協働してワーク(W)を塑
    性加工した後に上型(2)を上昇させ、下型(1)およ
    び上型(2)間に、ワーク(W)を保持し得るハンドリ
    ングアーム(17)を挿入してワーク(W)を搬出する
    ようにした、塑性加工機におけるワーク搬送方法におい
    て、前記塑性加工後の上型(2)上昇時に、下型(1)
    に対しブランクホルダ(7)を下限位置から、該下限位
    置に近接した所定のワーク払出し位置まで上昇させてそ
    の払出し位置に一定時間保持し、その間にハンドリング
    アーム(17)によってワーク(W)を搬出した後、ブ
    ランクホルダ(7)を前記上限位置まで上昇させるよう
    にしたことを特徴とする塑性加工機におけるワーク搬送
    方法。
JP60203133A 1985-09-13 1985-09-13 塑性加工機におけるワ−ク搬送方法 Expired - Lifetime JPH0665419B2 (ja)

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JPS6264440A JPS6264440A (ja) 1987-03-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59120021U (ja) * 1983-01-28 1984-08-13 株式会社小松製作所 プレスのダイクツシヨン装置
JPS6028935U (ja) * 1983-08-03 1985-02-27 日産自動車株式会社 ブレス型のワ−クリフトアツプ装置
JPS6044438A (ja) * 1983-08-22 1985-03-09 Toshiba Seiki Kk 被加工品の搬送装置
JPS6074812U (ja) * 1983-10-28 1985-05-25 マツダ株式会社 プレス装置

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