JPH02207927A - 絞り金型 - Google Patents

絞り金型

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Publication number
JPH02207927A
JPH02207927A JP1028450A JP2845089A JPH02207927A JP H02207927 A JPH02207927 A JP H02207927A JP 1028450 A JP1028450 A JP 1028450A JP 2845089 A JP2845089 A JP 2845089A JP H02207927 A JPH02207927 A JP H02207927A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
blank holder
workpiece
lower die
elastic member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1028450A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoatsu Shiraishi
白石 基厚
Masaru Sasagawa
勝 笹川
Ryoichi Kageyama
蔭山 良一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP1028450A priority Critical patent/JPH02207927A/ja
Publication of JPH02207927A publication Critical patent/JPH02207927A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は絞り金型に関し、−層詳細には、薄板状の素材
に対して、所望の形状に絞り加工を加える金型において
、加工終了後のワークを搬出するための取り扱いを容易
にすると共に、金型の構成を簡素化した絞り金型に関す
る。
[発明の背景] 一般に、薄板状の素材から中空状に凹んだ形状を有する
板金部品を成形する場合には、金型を用いた絞り加工が
行われる。このような絞り加工に用いる金型の中には、
上型と下型の間でワークを挟圧して絞り加工を行った後
、上型の上昇に伴い下型に設けであるブランクホルダが
上限位置まで上昇して当該下型からワークが搬出可能な
状態となるものがある。この場合、ワークの搬出手段で
あるハンドリングアームが下型側で待機している間、ブ
ランクホルダが上昇するまでタイムラグがあることから
、ワーク搬出作業の効率性の低さが指摘されていた。
そこで、本出願人は、特開昭第61−279321号公
報、特開昭第61−279322号公報において、ブラ
ンクホルダの上面にスプリング等を利用したワークを上
昇させる手段を設け、ブランクホルダを一時停止させて
いる間はワークを下型がら所定高さまで上昇させ、ワー
クをハンドリングアームで搬出した後ブランクホルダを
上昇せしめるようにすることにより、前記不都合を解消
した金型装置並びにワークの搬出方法を提案している。
このような金型装置にあっては、ワークの搬出能率は向
上するものの、当該ワークにおいてブランクホルダに設
けられるスプリングによってワークに反りが発生する懸
念が生じた。
また、本出願人は特開昭62−64440号公報におい
て、上型の上昇時にブランクホルダをわずかに上昇させ
てこの位置を一定時間保持し、その間、ワークをハンド
リングアームで搬出し、その後、ブランクホルダを上限
位置まで上昇させるようにしたワークの搬出方法を提案
している。
しかし、この場合、ブランクホルダの変位を制御する必
要があり、その制御機構が複雑となりその改良を行うこ
とが強く要請されていた。
[発明の目的コ 本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、ウレタンパッドの如き弾性部材によって、加工
終了後、自らブランクホルダ自体が一定距離上昇してワ
ークが所定の搬出高さまで下型から離れるように構成す
ることによって、−層金型の構成を簡素化すると共に、
加工後ワークに反りが発生せず成形性の良好な絞り金型
を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は薄板状のワーク
に絞り加工を加えるための絞り金型において、前記絞り
金型はワークが載置位置決めされる下型と、プレス機の
ラムと連結されて昇降自在な上型とからなり、前記下型
が前記上型の下降に伴う抑圧作用下にクッションピンに
当接しつつ下降するブランクホルダを備えると共に、前
記ブランクホルダと下型グイペース、またはボルスタの
間に弾性部材を介装し、加工終了後上型が下型から離間
した際に前記弾性部材の弾発力によって前記ブランクホ
ルダが所定高さまで上昇するよう構成したことを特徴と
する。
[実施態様コ 次に、本発明に係る絞り金型について好適な実施態様を
挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本実施態様に係る絞り
金型を示し、この絞り金型1oは平板なワークWに対し
て互いに協働して絞り加工をする下型12と上型14と
から基本的に構成される。
先ず、前記下型12は図示しないグイベツド上において
ボルスタ16を介して固定され、ボルスタ16への取り
付けのためにフランジ形状を呈するグイベース部18と
、その中央部に膨出形成されるパンチ部20とを含む。
前記パンチ部20の上面はワークWに対する絞り加工を
施すべく所定形状に湾曲したパンチ面20aが形成され
る。
また、このようなパンチ部20の周囲を囲繞するように
鉛直方向に変位自在なブランクホルダ22が配設される
。このブランクホルダ22はその上限位置において、前
記グイベース部18およびボルスタ16に対して上下方
向に移動自在に挿通される複数のクッションピン24に
よって支持される。このクツションビン24の下端はボ
ルスタ16の下方において支持板26によって共通に連
結される。そして、前記支持板26の下方にはクツショ
ンビン24の緩衝作用を営むシリンダ28が床上に固定
設置され、このシリンダ28から上方に延びるピストン
ロッド28aの先端は前記支持板26と連結される。
さらに、ブランクホルダ22の下底部とグイベース部1
8との間には弾性部材、例えば、複数のウレタンパッド
30が介装される。このウレタンパッド30は上型14
の下降に伴って当該ブランクホルダ22が下降した場合
に圧縮され、その結果として、上型14の上昇後当該ブ
ランクホルダ22を所定高さまで上昇させる弾発力を有
する。なお、このようなウレタンパッド30は、下型1
2の形状によっては、ボルスタ16に直接装着してもよ
い。また、ウレタンパッド30に代替してスプリングを
用いてもよい。
次に、上型14はプレス機のラム31に固定されて昇降
自在であり、ラム31との連結用にフランジ形状を呈す
るダイベース部32と、下型12のパンチ面20aとは
反対に凹む湾曲面のダイ面33aを有するダイ部33を
含む。ダイ部33の周縁には下型12のブランクホルダ
22とでワークWの端部を挟持する仮押え部34が形成
される。
なお、当該絞り金型10には搬送手段36が付設されて
おり、この搬送手段36は相互に平行に配置された一対
のトランスファーパー38の間ニー対のハンドリングア
ーム40を設けてなる。このような搬送手段36にあっ
ては、両トランスファーパー38が鉛直面内で動作する
と、ハンドリングアーム40が、矢印で示すように、下
型12の側方にある状態から下型12の上方位置まで移
動し、さらにワークWを保持して下型12の側方に搬出
する。
本発明に係る絞り金型は、基本的には、以上のように構
成されるものであり、次にその作用並びに効果について
説明する。
先ず、第1図において、下型12から上型14が上昇し
て所定の間隔がおいている状態において、搬送手段36
によってワークWを下型12と上型14の間に搬入する
と共に、当該ワークWを下型12のパンチ面2Oa上に
位置決め部材42を介して載置する。この時、下型12
の備えるブランクホルダ22は上限位置にあり、この場
合、当該ブランクホルダ22の底面にはクッションピン
24が当接し、これによって当該ブランクホルダ22は
支持され、ダイベース部18に配置しであるウレタンパ
ッド30からは離れている。
次いで、図示しないプレス機においてラム31が下降し
、このラム31と一体の上型14が下降する。そして、
第2図に示すように、上型14の仮押え部34とブラン
クホルダ22の上面部との間でワークWが挟圧される。
仮押え部34はブランクホルダ22を下方に押圧し、ブ
ランクホルダ22はクッションピン24を下降変位させ
る。この場合、シリンダ28のクツション作用下に、こ
のクッションピン24の下降変位が許容される。結局、
上型14の下限位置でワークWは、同図に示されるよう
に、下型12と上型14との協働で所定の絞り加工が施
される。また、この過程でウレタンバッド30はブラン
クホルダ22の下降に伴って圧縮される。
その後、図示しないプレス機の動作によってラム31と
共に上型14は上昇する。これによって、これまでのブ
ランクホルダ22への押圧作用が解除されるため、この
ブランクホルダ22はウレタンパッド300弾発力によ
って上昇する。この結果、下型12のパンチ面20Hに
密着していたワークWはブランクホルダ22の上昇作用
下にパンチ面20aから離れ、第3図に示すように、搬
送手段36が待機する所定高さまで上昇する。
この時、搬送手段36が作動してそのハンドリングアー
ム40がワークWを保持した後、これを側方に搬送する
このようなワークWの搬送作業が行われた後にシリンダ
28を付勢してそのピストンロッド28aを伸長せしめ
ることにより、クッションピン24が上昇し、ブランク
ホルダ22は所定の上昇位置まで復帰する。そして、次
の作業サイクルが開始される。従って、ワークWの搬送
時間の無駄がなく、能率的に工程を進行させることが出
来ることが諒解されよう。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、上型が上昇した後、ブ
ランクホルダをダイベースあるいはボルスタとの間に介
装した弾性部材によって上昇させ、ワークを搬出位置ま
で変位させている。
このため、クッションピンの復帰を待つことなくブラン
クを搬出出来ることからそのサイクルタイムが短縮する
と共に、ブランクホルダ全体で下型からワークを離間さ
せるため反りの発生を防止して良好な成型性を確保する
ことが出来る。また、クッションピンと連結されるシリ
ンダの制御は必要なく、全体としての金型の構成を簡素
化出来、従って、製作コストを低く抑えることが可能と
なる効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る絞り金型において、加工開始前の
要部縦断側面図、 第2図は当該絞り金型において、加工時の要部縦断側面
図 第3図は当該絞り金型において、加工後上型が上昇した
時の要部縦断側面図である。 10・・・絞り金型      12・・・下型14・
・・上型        16・・・ボルスタ18・・
・ダイベースB     20・・・パンチ部20a・
・・パンチ面     22・・・ブランクホルダ24
・・・クッションピン 28・・・シリンダ 31・・・ラム 34・・・仮押え部 26・・・支持板 30・・・ウレタンパッド 32・・・グイベース部 W・・・ワーク FIG、2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薄板状のワークに絞り加工を加えるための絞り金
    型において、前記絞り金型はワークが載置位置決めされ
    る下型と、プレス機のラムと連結されて昇降自在な上型
    とからなり、前記下型が前記上型の下降に伴う押圧作用
    下にクッションピンに当接しつつ下降するブランクホル
    ダを備えると共に、前記ブランクホルダと下型ダイベー
    ス、またはボルスタの間に弾性部材を介装し、加工終了
    後上型が下型から離間した際に前記弾性部材の弾発力に
    よって前記ブランクホルダが所定高さまで上昇するよう
    構成したことを特徴とする絞り金型。
  2. (2)請求項1記載の金型において、弾性部材はウレタ
    ンパッドまたはスプリングからなることを特徴とする絞
    り金型。
JP1028450A 1989-02-06 1989-02-06 絞り金型 Pending JPH02207927A (ja)

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6032504A (en) * 1997-10-16 2000-03-07 Cosma International Inc. Draw stamping die for stamping body panels for motor vehicles
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