JP2000301258A - パンチプレス - Google Patents

パンチプレス

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JP2000301258A
JP2000301258A JP11116741A JP11674199A JP2000301258A JP 2000301258 A JP2000301258 A JP 2000301258A JP 11116741 A JP11116741 A JP 11116741A JP 11674199 A JP11674199 A JP 11674199A JP 2000301258 A JP2000301258 A JP 2000301258A
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molding
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JP11116741A
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Takeshi Kusaka
健 日下
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材Wの位置決めを行うときに、成形用下部
金型23と板材Wの引っかかりを回避して安定した位置
決めを行うと共に、板材Wの裏面にキズが付くことを抑
制する。 【解決手段】 上部金型ホルダ13及び下部金型ホルダ
25をy軸方向へ移動可能に構成し、多数のワーク支持
具45を備えた一対のテーブル43L,43Rを設け、
一対のテーブル43L,43Rの間に下部金型23がy
軸方向へ移動可能な移動間隙47を形成し、フリーボー
ルベアリング45により支持高さ位置を変更するため、
多数のフリーボールベアリング45を昇降させる複数の
昇降シリンダ63L及び複数の昇降シリンダ63Rを設
けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板材に対してパン
チング加工(成形加工、打ち抜き加工を含む)を行うパ
ンチプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパンチプレスとして特公平3−3
8003号公報、特開平4−158942号公報等に示
すものがあり、以下、従来のパンチプレスについて簡単
に説明すると、以下のようになる。
【0003】即ち、上記パンチプレスは本体フレームを
ベースにしており、この本体フレームは上部フレームと
下部フレームとを上下に対向して備えている。上部フレ
ームには上部金型を保持する上部金型ホルダが設けてあ
り、下部フレームには下部金型を保持する下部金型ホル
ダが設けてある。又、下部フレームにはテーブルが設け
てあり、このテーブルは板材を支持する多数のフリーボ
ールベアリング(ワーク支持具の一例)を備えている。
更に、テーブルに支持された板材の位置決めを行うた
め、本体フレームの適宜位置には板材の端部をクランプ
するクランパを備えたキャレッジが金型ホルダに対して
相対的にx軸方向,y軸方向へ移動可能に設けてある。
【0004】従って、クランパにより板材の端部をクラ
ンプした状態の下で、キャレッジを金型ホルダに対して
相対的にx軸方向,y軸方向へ移動させて、板材の被加
工部が上部金型と下部金型の間に位置するように板材の
位置決めを行う。そして、上部金型と下部金型を協働さ
せて、板材の被加工部に対して成形加工又は打ち抜き加
工を行う。
【0005】ここで、フリーベアリングの支持高さ位置
は一定であって、下部金型ホルダに打ち抜き用下部金型
を保持したときの打ち抜き用下部金型の上側高さ位置は
フリーボールベアリングの支持高さ位置とほぼ同じであ
り、下部金型ホルダに成形用下部金型を保持したときの
成形用下部金型はフリーボールベアリングの支持高さ位
置に対して上方向へ突出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フリーボー
ルベアリングの支持高さ位置は一定であって、下部金型
ホルダに成形用下部金型を保持したときにおける成形用
下部金型はフリーボールベアリングの支持高さ位置に対
して上方向へ突出しているため、板材に対して成形加工
を行うべく板材の位置決めを行うときに、成形用下部金
型が板材に引っかかって板材の位置決めに支障が生じた
り、成形用下部金型と板材の接触により板材の裏面に傷
が付いて板材の製品価値が低下するという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、上部金型を保持する上部金型ホルダと下部金
型ホルダを保持する下部金型ホルダを上下に備え、板材
を支持する多数のワーク支持具を有するテーブルを設
け、このテーブルに支持された板材の位置決めを行うた
め、板材の端部をクランプするクランパを備えたキャレ
ッジを金型ホルダに対して相対的にx軸方向,y軸方向
へ移動可能に設け、ワーク支持具による支持高さ位置を
変更するため、多数のワーク支持具を昇降させる昇降作
動装置を設けてなることを特徴とする。
【0008】ここで、昇降作動装置は、テーブルの一部
である多数のワーク支持具のみを昇降させるものであっ
ても良く、テーブル全体を昇降させるものであっても差
し支えない。
【0009】請求項1に記載の発明特定事項によると、
上部金型,下部金型が成形用上部金型,下部金型であっ
て、成形用上部金型,下部金型を用いて成形加工(特に
下向き成形加工)を行う場合には、昇降作動装置の作動
により多数のワーク支持具を上昇させて、ワーク支持具
の高さ位置を成形用下部金型の最上部の高さ位置よりも
高い高さ位置又はほぼ同じ高さ位置に位置せしめる。そ
して、クランパにより板材の端部をクランプした状態の
下で、キャレッジを金型ホルダに対して相対的にx軸方
向,y軸方向へ移動させて、板材の被加工部が成形用上
部金型と成形用下部金型の間に位置するように板材の位
置決めを行う。
【0010】板材の位置決めを行った後に、昇降作動装
置により多数のワーク支持具を下降させて、ワーク支持
具の支持高さ位置を成形用下部金型の最上部の高さ位置
よりも低い高さ位置に位置せしめて、成形用下部金型を
ワーク支持具の支持高さ位置に対して相対的に上方向へ
突出せしめる。そして、成形用上部金型と成形用下部金
型を協働させて、板材の被加工部に対して成形加工を行
う。
【0011】上部金型,下部金型が打ち抜き用上部金
型,下部金型であって、打ち抜き用上部金型,下部金型
を用いて打ち抜き加工を行う場合には、前述と同様に、
板材の位置決めを行って、打ち抜き用上部金型と打ち抜
き用下部金型を協働させて、板材の被加工部に対して打
ち抜き加工を行う。ここで、板材の位置決めを行ってい
るとき及び打ち抜き加工を行っているときに、多数のワ
ークの支持具の高さ位置は打ち抜き用下部金型の上側の
支持高さ位置とほぼ同じ高さ位置に位置している。
【0012】請求項2に記載の発明にあっては、上部金
型を保持する上部金型ホルダと下部金型を保持する下部
金型ホルダを上下に備え、上部金型ホルダ及び下部金型
ホルダをy軸方向へ移動可能に構成し、板材を支持する
多数のワーク支持具を備えた一対のテーブルをy軸方向
へ延伸して設け、一対のテーブルの間に下部金型がy軸
方向へ移動可能な移動間隙を形成し、テーブルに支持さ
れた板材の位置決めを行うため、一対のテーブルの一方
側に板材の端部をクランプするクランパを備えたキャレ
ッジをx軸方向へ移動可能に設け、ワーク支持具による
支持高さ位置を変更するため、多数のワーク支持具を昇
降させる昇降作動装置を設けてなることを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明特定事項によると、
上部金型,下部金型が成形用上部金型,下部金型であっ
て、成形用上部金型,下部金型を用いて成形加工(例え
ば上向き成形加工)を行う場合には、昇降作動装置の作
動により多数のワーク支持具を上昇させて、ワーク支持
具の支持高さ位置を成形用下部金型の高さ位置よりも高
い高さ位置又はほぼ同じ高さ位置に位置せしめる。そし
て、クランパにより板材の端部をクランプした状態の下
で、キャレッジをx軸方向へ移動させると共に、上部金
型ホルダ,下部金型ホルダをy軸方向へ移動させる。こ
れによって、板材を金型ホルダに対して相対的にx軸方
向,y軸方向へ移動させて、板材の被加工部を成形用上
部金型と成形用下部金型の間に位置するように板材の位
置決めを行うことができる。
【0014】板材の位置決めを行った後に、昇降作動装
置の作動により多数のワーク支持具を下降させて、ワー
ク支持具の支持高さ位置を成形用下部金型の最上部の高
さ位置よりも低い高さ位置に位置せしめて、成形用下部
金型をワーク支持具の支持高さ位置に対して相対的に上
方向へ突出させる。そして、成型用上部金型と成形用下
部金型を協働させて、板材の被加工部に対して成形加工
を行う。
【0015】上部金型,下部金型が打ち抜き用上部金
型,下部金型であって、打ち抜き用上部金型,下部金型
を用いて打ち抜き加工を行う場合には、前述と同様に、
板材の位置決めを行って、打ち抜き用上部金型と打ち抜
き用下部金型の協働により板材の被加工部に対して打ち
抜き加工を行う。ここで、板材の位置決めを行っている
とき及び打ち抜き加工を行っているときに、多数のワー
ク支持具の支持高さ位置を打ち抜き用下部金型の上側の
高さ位置とほぼ同じ高さ位置に位置せしめる。
【0016】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
2に記載の発明特定事項の他に、前記多数のワーク支持
具の昇降に対応して、前記クランパを前記キャレッジに
対して昇降可能に構成してなることを特徴する。
【0017】請求項3に記載の発明特定事項によると、
多数のワーク支持具を上昇させると、クランパをキャレ
ッジに対して上昇させることができ、反対に多数のワー
ク支持具を下降させると、クランパをキャレッジに対し
て下降させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】図1及び図2を参照するに、本発明の実施
の形態に係るパンチプレス1はブリッジ型の本体フレー
ム3をベースにしており、この本体フレーム3は上部フ
レーム5と下部フレーム7を上下(図1及び図2におい
て上下)に対向して備えている。上部フレーム5には一
対のy軸ガイド9がy軸方向(換言すれば前後方向、図
1において紙面に向かって表裏方向、図2において左右
方向)へ延伸して設けてあり、一対のy軸ガイド9には
上部金型11を着脱可能に保持する上部金型ホルダ13
がy軸方向へ移動可能に設けてある。又、上部金型ホル
ダ13の上部には押圧シリンダ15が上下方向へ移動可
能なピストンロッド15を備えた押圧シリンダ17が設
けてあり、この押圧シリンダ17の下端部には上部金型
11におけるパンチ11aの頭部を上方向から押圧する
押圧部材19が設けてある。更に、下部フレーム7には
一対の下部y軸ガイド21がy軸方向へ延伸して設けて
あり、一対の下部y軸ガイド21には下部金型23を着
脱可能に保持する下部金型ホルダ25が上部金型ホルダ
13に上下に対向し且つy軸方向へ移動可能に設けてあ
る。
【0020】上部金型ホルダ13及び下部金型ホルダ2
5を同期してy軸方向へ移動させるため、以下の構成を
採っている。即ち、上部フレーム5の適宜位置には回転
可能な上部y軸ボールねじ27がy軸方向へ延伸して設
けてあり、上部金型ホルダ13にはこの上部y軸ボール
ねじ27に螺合したナット部材29が設けてある。又、
下部フレーム7の適宜位置には回転可能な下部y軸ボー
ルねじ31がy軸方向へ延伸して設けてあり、下部金型
ホルダ25にはこの下部y軸ボールねじ31に螺合した
ナット部材33が設けてある。更に、上部y軸ボールね
じ27と下部y軸ボールねじ31は一対のプーリ35,
37及びタイミングベルト39によって連動連結してあ
って、下部y軸ボールねじ31は、適宜位置に設けたy
軸サーボモータ41に連動連結してある。
【0021】下部フレーム7には一対のテーブル43
L,43Rがy軸方向へ延伸して設けてあり、各テーブ
ル43L,43Rには板材Wを支持する多数のフリーボ
ールベアリング45が設けてある。一対のテーブル43
L,43Rの間には下部金型23がy軸方向へ移動可能
な移動間隙47が形成してある。尚、フリーボールベア
リング45を用いる代わりに、x軸方向(換言すれば左
右方向、図1において左右方向、図2において紙面に向
って裏表方向)の回転軸心を中心として回転可能な支持
ローラを用いても差し支えない。
【0022】テーブル43L,43Rに支持された板材
Wの位置決めを行うため、下部フレーム7における一対
のテーブル43L,43Rの後方側には、x軸ガイド4
9がx軸方向へ延伸して設けてあり、このx軸ガイド4
9には板材Wの端部をクランプする複数のクランパ51
を備えたキャレッジ53がx軸方向へ移動可能に設けて
ある。上記キャレッジ53をx軸方向へ移動させるた
め、下部フレーム7の適宜位置には回転可能なx軸ボー
ルねじ55がx軸方向へ延伸して設けてあり、キャレッ
ジ53にはこのx軸ボールねじ55に螺合したナット部
材57が設けてあって、x軸ボールねじ55は適宜位置
に設けたx軸サーボモータ59に連動連結してある。
【0023】次に、本発明の実施の形態の要部について
説明する。
【0024】フリーボールベアリング45による支持高
さ位置を変更するため、各テーブル43L(43R)は
複数の走行ガイド61L(61R)によって昇降可能に
構成してあって、各テーブル43L(43R)は下部フ
レーム7に設けた複数の昇降シリンダ43L(43R)
の作動により昇降するものである。ここで、複数の昇降
シリンダ63L及び複数の昇降シリンダ63Rは同期し
て作動するように構成してある。尚、テーブル43L,
43R全体を昇降させることにより多数のフリーボール
ベアリング45を昇降させる代わりに、例えばテーブル
43L,43Rは、多数の貫通穴を備えたテーブル本体
と、このテーブル本体の下側に昇降可能に設けられかつ
多数のフリーボールベアリング45を有した昇降プレー
ト等を備え、昇降プレートを昇降させることにより多数
のフリーボールベアリング45を対応する貫通穴を介し
て昇降させるように構成しても差し支えない。
【0025】多数のフリーボールベアリング45の昇降
に対応して、各クランパ51をキャレッジ53に対して
昇降させるため、キャレッジ53には各クランパ51を
昇降可能に支持するガイド部材65がそれぞれ設けてあ
り、各クランパ51はテーブル43L(43R)の上側
に位置するように構成してある。従って、テーブル43
L,43Rを上昇させて多数のフリーボールベアリング
45を一体的に上昇させると、各クランパ51をテーブ
ル43L(43R)により押し上げてキャレッジ53に
対して上昇させることができ、反対に、テーブル43
L,43Rを下降させて多数のフリーボールベアリング
45を一体的に下降させると、各クランパ51を自重に
よりキャレッジ53に対して下降させることができる。
【0026】尚、各キャレッジ53をテーブル43L
(43R)の押し上げ作用及びクランパ51の自重によ
り昇降させる他に、シリンダの作動によりクランパ51
をキャレッジ53に対して昇降させるように構成しても
差し支えない。
【0027】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0028】上部金型11,下部金型23が成形用上部
金型11,下部金型23であって、成形用上部金型1
1,下部金型23を用いて成形加工(例えば上向き成形
加工)を行う場合には、複数の昇降シリンダ63L及び
複数の昇降シリンダ63Rの作動により一対のテーブル
43L,43Rを上昇させて多数のフリーボールベアリ
ング45を一体的に上昇させることにより(図3(b)
参照)、フリーボールベアリング45の支持高さ位置を
成形用下部金型23の最上部の高さ位置よりも高い高さ
位置(或いはほぼ同じ高さ位置)に位置せしめる。この
とき、複数のクランパ51はテーブル43L(43R)
により押し上げられてキャレッジ53に対して上昇す
る。そして、複数のクランパ51により板材Wの端部を
クランプした状態の下で、x軸サーボモータ59の駆動
によりキャレッジ53をx軸方向へ移動させることによ
り、板材Wをx軸方向へ移動させる。又、y軸サーボモ
ータ41の駆動により上部金型ホルダ13及び下部金型
ホルダ25をy軸方向へ移動させる。これによって、板
材Wを金型ホルダ13,25に対して相対的にx軸方
向,y軸方向へ移動させて、板材Wの被加工部を成形用
上部金型11と成形用下部金型23の間に位置するよう
に板材Wの位置決めを行うことができる。
【0029】板材Wの位置決めを行った後に、複数の昇
降シリンダ63L及び複数の昇降シリンダ63Rの作動
により一対のテーブル43L,43Rを下降させて多数
のフリーボールベアリング45を一体的に下降させるこ
とにより(図3(a)参照)、フリーボールベアリング
45の支持高さ位置を成形用下部金型23の最上部の高
さ位置よりも低い高さ位置(本発明の実施の形態にあっ
ては成形用上部金型11のパンチ11aの下死点位置)
に位置せしめて、成形用下部金型23をフリーボールベ
アリング45の支持高さ位置に対して相対的に上方向へ
突出させる。このとき、複数のクランパ51は自重によ
りキャレッジ53に対して下降する。そして、押圧シリ
ンダ17の作動により押圧部材19により成形用上部金
型におけるパンチ11aの頭部を上方向から押圧するこ
とにより、成形用上部金型11と成形用下部金型23を
協働させて、板材Wの被加工部に対して成形加工を行
う。
【0030】上部金型11,下部金型23が打ち抜き用
上部金型11,下部金型23であって、打ち抜き用上部
金型11,下部金型23を用いて打ち抜き加工を行う場
合には、前述と同様に、板材Wの位置決めを行って、打
ち抜き用上部金型11と打ち抜き用下部金型23の協働
により板材Wの被加工部に対して打ち抜き加工を行う。
ここで、板材Wの位置決めを行っているとき及び打ち抜
き加工を行っているときに、フリーボールベアリング4
5の支持高さ位置は打ち抜き用下部金型23の上側の高
さ位置とほぼ同じ高さ位置に位置している(図3(a)
参照)。
【0031】以上のごとき本発明の実施の形態によれ
ば、板材Wに対して成形加工を行う場合において板材W
の位置決めをするときに、多数のフリーボールベアリン
グ45を上昇させてフリーボールベアリング45の支持
高さ位置を成形用下部金型23の最上部の高さ位置より
も高い位置に位置せしめているため、成形用下部金型2
3が板材Wに引っかかることを回避して板材Wの位置決
めを安定して行うことができると共に、成形用下部金型
23と板材Wの接触により板材Wの裏面に傷が付くこと
を回避して板材Wの製品価値の維持を図ることができ
る。
【0032】多数のフリーボールベアリング45を上昇
させると、各クランパ51がキャレッジ53に対して上
昇し、反対に多数のフリーボールベアリング45を下降
させると各クランパ51がキャレッジ53に対して下降
するため、多数のフリーボールベアリング45が昇降し
ても、クランパ51に対する板材Wの高さ位置は変化せ
ず、板材Wにおける被クランプ部分(クランプされてい
る部分)の手前側から折れが生ずることを抑制すること
ができる。
【0033】尚、本発明は、前述のごとき発明の実施の
形態の説明に限るものでなく、金型ホルダ13,25に
複数の金型11,23を保持せしめる等の適宜の変更を
行うことが可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、板材に
対して成形加工を行う場合において板材の位置決めを行
うときに、多数のワーク支持具を上昇させてワーク支持
具の支持高さ位置を成形用下部金型の最上部の高さ位置
よりも高い高さ位置又はほぼ同じ高さ位置に位置せしめ
ているため、成形用下部金型が板材に引っかかることを
回避して板材の位置決めを安定して行うことができると
共に、成形用下部金型と板材の接触により板材の裏面に
傷が付くことを回避して成形加工を施した板材の製品価
値の維持を図ることができる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果と同様の効果を奏する。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果の他に、多数のワーク支持具を上昇
させるとクランパをキャレッジに対して上昇させること
ができ、反対に多数のワーク支持具を下降させるとクラ
ンパをキャレッジに対して下降させることができるた
め、多数のワーク支持具を昇降させても、クランパに対
する板材の高さ位置は変化せず、板材における被クラン
プ部分の手前側から折れが生じることを回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パンチプレスの正面図である。
【図2】パンチプレスの側面図である。
【図3】作用説明図である。
【符号の説明】
1 パンチプレス 11 上部金型 13 上部金型ホルダ 23 下部金型 25 下部金型ホルダ 43L,43R テーブル 45 フリーボールベアリング 47 移動間隙 51 クランパ 53 キャレッジ 63L,63R 昇降シリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部金型を保持する上部金型ホルダと下
    部金型ホルダを保持する下部金型ホルダを上下に備え、
    板材を支持する多数のワーク支持具を有するテーブルを
    設け、このテーブルに支持された板材の位置決めを行う
    ため、板材の端部をクランプするクランパを備えたキャ
    レッジを金型ホルダに対して相対的にx軸方向,y軸方
    向へ移動可能に設け、ワーク支持具による支持高さ位置
    を変更するため、多数のワーク支持具を昇降させる昇降
    作動装置を設けてなることを特徴とするパンチプレス。
  2. 【請求項2】 上部金型を保持する上部金型ホルダと下
    部金型を保持する下部金型ホルダを上下に備え、上部金
    型ホルダ及び下部金型ホルダをy軸方向へ移動可能に構
    成し、板材を支持する多数のワーク支持具を備えた一対
    のテーブルをy軸方向へ延伸して設け、一対のテーブル
    の間に下部金型がy軸方向へ移動可能な移動間隙を形成
    し、テーブルに支持された板材の位置決めを行うため、
    一対のテーブルの一方側に板材の端部をクランプするク
    ランパを備えたキャレッジをx軸方向へ移動可能に設
    け、ワーク支持具による支持高さ位置を変更するため、
    多数のワーク支持具を昇降させる昇降作動装置を設けて
    なることを特徴とするパンチプレス。
  3. 【請求項3】 前記多数のワーク支持具の昇降に対応し
    て、前記クランパを前記キャレッジに対して昇降可能に
    構成してなることを特徴とする請求項2に記載のパンチ
    プレス。
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