JPH079532U - 板材加工機の板材持替装置 - Google Patents

板材加工機の板材持替装置

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JPH079532U
JPH079532U JP4265793U JP4265793U JPH079532U JP H079532 U JPH079532 U JP H079532U JP 4265793 U JP4265793 U JP 4265793U JP 4265793 U JP4265793 U JP 4265793U JP H079532 U JPH079532 U JP H079532U
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JP
Japan
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plate material
receiving pad
plate
processing machine
pad
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Pending
Application number
JP4265793U
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English (en)
Inventor
健一 丸井
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンチプレスや、レーザ加工機等に適用され
る。テーブル上で板材を移動させる際に受けパッドで板
材の下面に傷を付けないようにする。 【構成】 板材加工機は、板材Wを載せるフリーベアリ
ング9を上面に有するテーブル2と、このテーブル2上
の板材Wをワークホルダ13で把持して前後左右に移動
させる板材送り装置3とを備える。この板材加工機に、
テーブル2上の所定位置で板材Wの上面を押える押え装
置10と、その押え箇所で板材Wの下面を支持する受け
パッド装置17とを設ける。押え装置10は昇降シリン
ダ10aと押えパッド10bとからなる。受けパッド装
置17は、受けパッド19と昇降シリンダ18とで構成
し、下方へ退避可能とする。通常は、受けパッド19は
下方に退避させておき、板材持替え時にフリーベアリン
グ9と同一レベルまで上昇させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パンチプレスや、シアリング機、レーザ加工機等の板材加工機の 板材持替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、タレットパンチプレス機では、テーブル上の板材をパンチ位置へ送る板 材送り装置として、図3に示すものが使用されている。テーブル30は、上面に フリーベアリング31が多数設けてあり、板材Wの端部を把持したワークホルダ 34を移動させることにより、板材Wを前後左右に移動させる。 このようにパンチ加工を行うにつき、板材Wのワークホルダ34による把持位 置の近傍を加工したい場合がある。その場合、ワークホルダ34がパンチ加工の 邪魔となるため、掴み替えて把持位置を変更する必要がある。 掴み替えに際して、単にワークホルダ34による把持を解除すると、板材Wの 位置ずれが生じるため、掴み替えの間の板材Wの位置ずれを防止する押えパッド 32が設けられている。押えパッド32は、昇降シリンダ35で昇降可能とし、 また押えパッド32の下方には押し付けによって板材Wが撓まないように受けパ ッド33がフリーベアリング31と同レベルに設けてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このように受けパッド33がフリーベアリング31と同レベルに設け てあると、板材Wの送り時に、板材Wの下面が受けパッド33と摺れ、微細な傷 を生じさせる場合がある。通常の板金加工ではこのような微細な傷は問題となら ないが、鏡面加工の板材や塗装済み板材等では前記のような微細な擦り傷でも問 題となることがある。
【0004】 この考案の目的は、板材が受けパッドと擦れて傷付くことが防止できる板材加 工機の板材持替装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の板材持替装置は、板材を載せるフリーベアリングを上面に有するテ ーブルと、このテーブル上の板材をワークホルダで把持して前後左右に移動させ る板材送り装置とを備えた板材加工機に適用される。この板材加工機において、 前記テーブル上の所定位置で板材の上面を押える昇降駆動可能な押え装置と、こ の押え装置による板材押え箇所の下面を支持する昇降駆動可能な受けパッド装置 とを設ける。
【0006】
【作用】
通常は、受けパッド装置をフリーベアリングよりも低いレベルに下降させてお き、板材の持替え時に、受けパッド装置をフリーベアリングと同一レベルまで上 昇させ、押え装置と受けパッド装置とで板材を挟み付ける。 このように受けパッド装置を下方へ退避させることができるため、板材の送り に伴って板材が受けパッド装置に摺接することが防止でき、板材の擦り傷の発生 が防止できる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図1および図2に基づいて説明する。図2はこの板材持 替装置を装備したパンチプレスの斜視図である。ベースフレーム1には、板材W を載置するワークテーブル2と、このワークテーブル2上で板材Wを前後(Y軸 方向),左右(X軸方向)に移動させる送り装置3とが設けられている。ベース フレーム1の後部には、C形フレーム4が連続して形成され、このC形フレーム 4の上フレーム部分内に、ラム5を昇降駆動するパンチ駆動機構が設けられてい る。C形フレーム4の喉部には、多数のパンチおよびダイを各々設置した上下2 個のタレット21(1個のみ図示)が設置してある。また、C形フレーム4に、 この板材持替装置を構成する一対の押え装置10,10が、ラム5によるパンチ 位置Pの両側に設けられている。
【0008】 ワークテーブル2は、ベースフレーム1に固定された中央の固定テーブル6と 、レール7上を前後に移動する両側のスライドテーブル8とで構成され、その上 面には板材Wを載せる複数のフリーベアリング9が分散配置されている。送り装 置3は、両側のスライドテーブル8と一体に形成されて前後移動するキャリッジ 11を有し、キャリッジ11にクロススライド12が搭載されている。キャリッ ジ11の進退駆動は、ベースフレーム1に設けられた送りねじ(図示せず)によ り行われる。クロススライド12は複数のワークホルダ13を左右に並べて取付 けたものであり、キャリッジ11に設けられたサーボモータ16の駆動により、 送りねじ14およびボールナット15を介してX軸方向に進退させられる。
【0009】 押え装置10は、図1に示すように昇降シリンダ10aと、その昇降ロッドの 先端に設けた押えパッド10bとからなる。押え装置10と対応して、ワークテ ーブル2には板材Wの押え箇所の下面を支持する受けパッド装置17が設けられ ている。受けパッド装置17は、昇降シリンダ18と、その昇降ロッド18aの 先端に設けられた受けパッド19とからなり、受けパッド19はワークテーブル 2に形成されたパッド貫通孔20内に配置されている。
【0010】 上記構成による板材持替動作を説明する。ワークテーブル2上の板材Wは、図 1(A)のようにワークホルダ13で把持した状態で、送り装置3の駆動により 前後左右に移動させられ、これにより板材Wの所望位置がパンチ位置Pに配置さ れてパンチ加工される。この場合に、受けパッド装置17の受けパッド19は、 ワークテーブル2のフリーベアリング9の上面よりも低いレベルで待機する。そ のため、移動する板材Wの下面が受けパッド19に摺接せず、板材Wに傷を付け ることがない。
【0011】 板材Wに対するワークホルダ13の把持位置を変更する場合は、受けパッド装 置17の受けパッド19をワークテーブル2のフリーベアリング9と同一レベル まで上昇させ、この状態で押え装置10の押えパッド10bを下降させて図1( B)のように押えパッド10bと受けパッド19とで板材Wを挟み付ける。この ように板材Wを挟み付けた状態で、ワークホルダ13による板材Wの把持を一旦 解き、ワークホルダ13を移動させて板材Wの別の箇所をワークホルダ13で把 持し直す。この後、押えパッド10bと受けパッド19とによる板材Wの挟み付 けを解除する。
【0012】 なお、前記実施例では押えパッド10bおよび受けパッド19を各々昇降シリ ンダ10a,18で昇降させるようにしたが、他の駆動装置で昇降させるように しても良い。また、前記実施例ではパンチプレス機に適用した場合につき説明し たが、この考案は、シアリング機や、レーザ加工機等、板材加工機一般に適用す ることができる。
【0013】
【考案の効果】
この考案の板材加工機の板材持替装置は、押えパッド装置による押え時に板材 の下面をフリーベアリングのレベルで支持する受けパッド装置を昇降駆動可能と したため、板材送り時に、板材の下面が受けパッド装置に擦れて傷が付くことを 防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの考案の一実施例にかかる板材持替
装置の非使用時の状態を示す縦断面図、(B)はその使
用時の状態を示す縦断面図である。
【図2】同板材持替装置を装備したパンチプレス機を示
す斜視図である。
【図3】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2…ワークテーブル、3…送り装置、9…フリーベアリ
ング、10…押え装置、10a…昇降シリンダ、10b
…押えパッド、13…ワークホルダ、17…受けパッド
装置、18…昇降シリンダ、19…受けパッド、P…パ
ンチ位置、W…板材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材を載せるフリーベアリングを上面に
    有するテーブルと、このテーブル上の板材をワークホル
    ダで把持して前後左右に移動させる板材送り装置とを備
    えた板材加工機において、前記テーブル上の所定位置で
    板材の上面を押える昇降駆動可能な押え装置と、この押
    え装置による板材の押え箇所の下面を支持する昇降駆動
    可能な受けパッド装置とを設けた板材加工機の板材持替
    装置。
JP4265793U 1993-07-06 1993-07-06 板材加工機の板材持替装置 Pending JPH079532U (ja)

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JP4265793U JPH079532U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 板材加工機の板材持替装置

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JP4265793U JPH079532U (ja) 1993-07-06 1993-07-06 板材加工機の板材持替装置

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JPH079532U true JPH079532U (ja) 1995-02-10

Family

ID=12642087

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012150662A1 (ja) * 2011-05-02 2012-11-08 株式会社ブリヂストン 帯状ゴム部材の移送切断方法および装置
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