JPH066510U - 断熱パネルのコーナー部材 - Google Patents

断熱パネルのコーナー部材

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JPH066510U
JPH066510U JP3288992U JP3288992U JPH066510U JP H066510 U JPH066510 U JP H066510U JP 3288992 U JP3288992 U JP 3288992U JP 3288992 U JP3288992 U JP 3288992U JP H066510 U JPH066510 U JP H066510U
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JP
Japan
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corner
side wall
panel
heat insulating
convex
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Withdrawn
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JP3288992U
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Inventor
龍平 畠山
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル組立て時の周囲温度にかかわらず常に
コーナー角度が変化せず、したがってコーナー用断熱パ
ネルと床パネルや天井パネルとが組立てやすい断熱パネ
ルのコーナー部材を提供する。 【構成】 コーナー部材12A は、2つの上凸状枠材8 の
端部どうしを連結するものであって、凸状でかつ平面よ
り見て略L形であり、コーナー部材12A 裏面部に、コー
ナー角度変化防止用垂直壁17,18 が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プレハブ冷凍・冷蔵庫、クリーンルームなどにおいて使用される 断熱パネルのコーナー部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
第1側壁部およびこれに対して直角に連なる第2側壁部よりなるコーナー用断 熱パネルにおいて、第1側壁部の上下に配置された凸状枠材と第2側壁部の上下 に配置された凸状枠材との端部どうしを連結する凸状でかつ平面より見て略L形 のコーナー部材を用いることは、従来より知られている(特開平1−15420 5号公報参照)。
【0003】 上記断熱パネルは、相互に所定間隔をおいて配置された平面より見てL形の内 外一対の表面板と、両表面板の周縁部に配置された枠とが組み合わされ、両表面 板と枠とにより形成された中空部内に硬質ポリウレタンよりなる断熱材用発泡性 合成樹脂の原料が注入発泡により充填されて製造されるもので、同様にして製造 された床パネルおよび天井パネルと枠材の凹凸嵌合によって相互に接続されて、 プレハブ冷凍・冷蔵庫などを構成する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のコーナー用断熱パネルに用いられる上下枠材のコーナー部材では、 コーナー角度の設計値は直角であるが、周囲の温度の影響を受けてコーナー角度 が変化するという問題があった。すなわち、周囲の温度が高いときには、断熱材 が膨脹して断熱パネルの厚みが大きくなることによりコーナー角度が直角より大 きくなり、周囲の温度が低いときには、断熱材が収縮して断熱パネルの厚みが小 さくなることによりコーナー角度が直角より小さくなり、いずれの場合にも、コ ーナー部の角度がちょうど直角である床パネルや天井パネルとうまく嵌合できな いという不具合があった。
【0005】 この考案の目的は、パネル組立て時の周囲温度にかかわらず常にコーナー角度 が変化せず、したがってコーナー用断熱パネルと床パネルや天井パネルとが組立 てやすい断熱パネルのコーナー部材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案による断熱パネルのコーナー部材は、第1側壁部およびこれに対して 直角に連なる第2側壁部よりなるコーナー用断熱パネルの第1側壁部の上下に配 置された凸状枠材と第2側壁部の上下に配置された凸状枠材との端部どうしを連 結する凸状でかつ平面より見て略L形のコーナー部材において、上部のコーナー 部材下面部および下部のコーナー部材上面部に、コーナー角度変化防止用垂直壁 がそれぞれ設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
この考案による断熱パネルのコーナー部材は、凸状でかつ平面より見て略L形 のコーナー部材に、コーナー角度変化防止用垂直壁が設けられているものである から、周囲の温度の影響を受けて断熱材が膨脹あるいは収縮して断熱パネルの厚 みが変化しても、コーナー部材のコーナー角度は変化しない。
【0008】
【実施例】
この考案の実施例を、以下図面を参照して説明する。
【0009】 図面はこの考案をプレハブ冷凍・冷蔵庫に使用した場合を示している。
【0010】 図1において、プレハブ冷凍・冷蔵庫は、平面よりみてL形の4つのコーナー 用側壁パネル(1) と、コーナー用側壁パネル(1) どうしの間にそれぞれ配置され た4つの中間側壁パネル(2) と、各1つの天井パネル(3) および床パネル(4) と よりなる。
【0011】 天井パネル(3) は、相互に所定間隔をおいて配置された2枚のアルミニウム製 表面板(5) と、両表面板(5) の周縁部に配置された4つの凹条枠材(6) よりなる 枠と、両表面板(5) および枠によって囲まれた中空部内に注入発泡により充填さ れた硬質ポリウレタン製断熱材(7) とよりなる。他のパネル(1)(2)(4) も天井パ ネル(3) と同様の構成であり、各パネル(1)(2)(3)(4)は、それぞれ枠の凹凸嵌合 によって相互に接続されている。
【0012】 コーナー用側壁パネル(1) は、第1側壁部(10)と、これに対して直角に連なる 第2側壁部(11)とよりなる。第1および第2側壁部(10)(11)の上下両縁部には、 それぞれ凸状枠材(8) が配置されており、第1側壁部(10)の上下凸状枠材(8) と 第2側壁部(3) の上下凸状枠材(8) とは、それぞれ凸状でかつ平面よりみて略L 形のコーナー部材(12A)(12B)によって連結されている。上部のコーナー部材(12A ) と下部のコーナー部材(12B) の形状および大きさはまったく同じであり、ポリ 塩化ビニル樹脂、ポリスチレン、ABS樹脂等の合成樹脂の射出成形により製造 されたものである。
【0013】 第1側壁部(10)の非連結側縁部には凹状縦枠材(25)が配置され、第2側壁部(1 1)の非連結側縁部には凸状縦枠材(26)が配置されており、これらの凸状および凹 状縦枠材(25)(26)と上下凸状枠材(8) とは、それぞれ連結部材(19)によって連結 されている。
【0014】 中間側壁パネル(2) の上下両縁部には上下凸状枠材(27)が配置されており、第 1側壁部(10)に接する側縁部には凸状縦枠材(28)が、第2側壁部(11)に接する側 縁部には凹状縦枠材(29)がそれぞれ配置されている。凸状および凹状縦枠材(28) (29)と上下凸状枠材(27)とは、それぞれ連結部材(30)によって連結されている。
【0015】 上凸状枠材(8) の端部どうしを連結するコーナー部材(12A) の詳細を図2ない し図5に示す。
【0016】 上凸状枠材(8) は、横断面開口を下に向けたコ字状のものであって、その両側 縁部に表面板(5) の折返し縁部(5a)がそれぞれ係り止められる横断面略U字状の 表面板係止部(23)が外方突出状にそれぞれ設けられている。
【0017】 上凸状枠材(8) の端部どうしを連結するコーナー部材(12A) は、上凸状枠材(8 ) と同じ横断面を有する平面よりみて略L形のコーナー部材本体(13)と、コーナ ー部材本体(13)の両端に設けられかつ上凸状枠材(8) の各連結側端部(8a)の内側 にそれぞれ差込まれる一対の差込み部(14)とよりなる。
【0018】 コーナー部材本体(13)と両差込み部(14)との間には、上凸状枠材(8) が当接さ せられる段部(15)が設けられている。コーナー部材本体(13)の内側縁部および外 側縁部には、表面板(5) の折返し縁部(5a)がそれぞれ係り止められる横断面略U 字状の表面板係止部(20)が外方突出状にそれぞれ設けられている。表面板係止部 (20)の表面には、軟質ポリウレタンフォーム製の断熱材漏れ止め部材(21)が貼付 けられている。コーナー部材本体(13)の内側角部には、内側表面板(5) の外側面 に当接させられる平面より見てL形の下方突出部(22)が設けられている。
【0019】 コーナー部材(12A) の下面部には、内側面と外側面に渡る2つの横断方向のコ ーナー角度変化防止用垂直壁(17)と、内側角部と外側角部に渡る垂直壁(16)と直 交しかつ外側面どうしに渡る外側コーナー角度変化防止用垂直壁(18)とが設けら れている。外側コーナー角度変化防止用垂直壁(18)の各端部は、2つの横断方向 のコーナー角度変化防止用垂直壁(17)の外側端部にそれぞれ一致させられている 。
【0020】 なお、コーナー部材(12A) の差込み部(14)は、図示のものはその両辺部の長さ がほぼ等しいものとなされているが、これに限らず、両辺部のうちの一方が他方 よりも長くなされていても良い。
【0021】 また、上記実施例においては、この考案によるコーナー部材をプレハブ冷凍・ 冷蔵庫のコーナー用断熱パネルに適用した場合について説明したが、この考案は 、クリーンルームのコーナー用断熱パネルにも全く同様に適用されるものである 。
【0022】
【考案の効果】
この考案の断熱パネルのコーナー部材によると、周囲の温度の影響を受けて断 熱材が膨脹あるいは収縮して断熱パネル厚みが変化しても、コーナー角度は変化 しないので、パネル組立て時の周囲温度にかかわらずコーナー用断熱パネルと床 パネルや天井パネルとが組立てやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による断熱パネルのコーナー部材を使
用したプレハブ冷凍・冷蔵庫の分解斜視図である。
【図2】図1の要部拡大分解斜視図である。
【図3】図1の要部拡大平面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図3のV −V 線に沿う断面図である。
【符号の説明】
(1) コーナー用断熱パネル (8) 上下凸状枠材 (10) 第1側壁部 (11) 第2側壁部 (12A)(12B) コーナー部材 (17)(18) コーナー角度変化防止用垂直壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1側壁部(10)およびこれに対して直角に
    連なる第2側壁部(11)よりなるコーナー用断熱パネル
    (1) の第1側壁部(10)の上下に配置された凸状枠材(8)
    と第2側壁部(11)の上下に配置された凸状枠材(8) との
    端部どうしを連結する凸状でかつ平面より見て略L形の
    コーナー部材(12A)(12B)において、上部のコーナー部材
    (12A) 下面部および下部のコーナー部材(12B) 上面部
    に、コーナー角度変化防止用垂直壁(17)(18)がそれぞれ
    設けられていることを特徴とする断熱パネルのコーナー
    部材。
JP3288992U 1992-05-19 1992-05-19 断熱パネルのコーナー部材 Withdrawn JPH066510U (ja)

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JP3288992U JPH066510U (ja) 1992-05-19 1992-05-19 断熱パネルのコーナー部材

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JPH066510U true JPH066510U (ja) 1994-01-28

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