JPH0664798B2 - 磁気テープ再生装置の高速サーチ時のヘッドドラムサーボ制御方法及びその装置 - Google Patents

磁気テープ再生装置の高速サーチ時のヘッドドラムサーボ制御方法及びその装置

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JPH0664798B2
JPH0664798B2 JP1205551A JP20555189A JPH0664798B2 JP H0664798 B2 JPH0664798 B2 JP H0664798B2 JP 1205551 A JP1205551 A JP 1205551A JP 20555189 A JP20555189 A JP 20555189A JP H0664798 B2 JPH0664798 B2 JP H0664798B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は磁気テープ再生装置の高速サーチ時のヘッドド
ラムサーボ制御方法及びその装置に係るもので、特にデ
ィジタルオーディオテープレコーダーにおける高速サー
チ時のテープ走行速度の変化によりヘッド回転速度を制
御してスタートアップ時間を短縮し得るヘッドドラムサ
ーボ制御方法及びその装置に係るものである。
従来の技術及び問題点 一般にディジタルオーディオテープレコーダーに高速サ
ーチ時には定常プレー(PLAY)時に比べて最大200
倍速までテープの走行速度を変化させる。しかし、ヘッ
ドドラム回転速度も200倍になるものでないので再生ク
ロック周波数が定常再生周波数と同じくなる時までヘッ
ドドラムの回転速度を上昇させなければならない。上記
のようにヘッドドラム回転速度を上昇させるまでは多く
の時間が必要で、スタートアップ時間が長くなるので迅
速な高速サーチを遂行することができなかった。
第1図は従来の高速サーチ時のヘッドドラムのサーボ制
御装置のブロック図であって、高速サーチ時の基準周波
数f1が周波数比較部1に印加され、ヘッドドラム6の
回転によって発生される高周波(以下、RFと称する)
信号がRF増幅器5に印加される。上記RF増幅器5は
RF信号を増幅し、このRF増幅信号が再生クロック周
波数を追出する位相同期ループ(以下、PLLと称す
る)2を通じて周波数比較部1に印加する。上記周波数
比較部1は入力される上記二つの信号を比較して出力エ
ラー信号を加算器3に印加し、サーチ時のランプ電圧を
発生するランプ電圧発生器7の出力信号VHを加算器3
に印加する。上記加算器3に入力される二つの信号は加
算され、この加算された信号が増幅器4を通じて所定の
増幅率に増幅されてヘッドドラム6に出力される。上記
ヘッドドラム6は入力される駆動電圧信号に相当する回
転数に制御される。
ランプ電圧発生器7は、もし定常走行となると、PLL
2から制御信号VCの供給を受けてランプ電圧発生を停
止し、停止された時点の出力電圧を維持する。上記高速
サーチ時のリール及びドラムの動作状態を第2図で見る
に、a点で高速サーチ動作を開始し、回転速度の変化に
よるリール制御電圧VT状態とドラム制御電圧VD状態
を示す。b点はテープ走行速度の目標速度完了点で、こ
こでテープ速度の加速が完了される。c区間はリールの
速度上昇に合わせて相対速度を一定に制御するためにヘ
ッドドラムの回転速度をスイーピングアップ(Sweeping
-up)させる区間である。f区間はドラムの回転速度を
微細調整する区間であり、d点はドラムの回転速をセッ
ティングする点である。即ち、上記c及びf区間で、再
生データの再生クロック周波数が定常走行時の再生クロ
ック周波数と一致するように制御される。上記二つの周
波数が同じである時、ヘッドドラムの速度を上昇しなけ
ればならないが、ランプ電圧発生器7で出力されるヘッ
ドドラムの制御電圧がある特定な目標電圧を持っていな
い状態でヘッドドラムの速度が上昇されるので第2図の
c区間が長くなって高速サーチ遂行が遅延されてしまう
問題があった。
日本特許公開昭63-153759号にはディジタルオーディオ
テープレコーダー(DAT)等に使用するためのサーボ
制御装置が紹介されている。上記特許は定常再生から高
速サーチに移行時のスタートアップ過程で画面の崩れ現
象を除去するためにヘッドドラムの回転速度を段階的に
増加させながら、このヘッドドラムの回転速度の変化に
より常に一定の相対速度にテープ走行速度をサーボ制御
することにより画面の崩れなしに高速サーチへの移行を
遂行するようにしてある。しかし、上記方式では画面の
崩れ現象を除去することはできるが、スタートアップ時
間が長くなるので迅速な高速サーチ機能を遂行すること
ができない欠点を有している。
問題点を解決するための手段 したがって、本発明の目的は上記のような従来の技術の
問題点を解決するためにR−DATの高速サーチ時のテ
ープ走行速度の変化によりヘッドドラムの目標速度に相
応する電圧を発生してヘッドドラムの速度も上昇区間を
減らすことによりスタートアップ時間を短縮し得る磁気
テープ再生装置のヘッドドラムサーボ制御方法を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は上記方法を遂行するのに特に適合な
磁気テープ再生装置のドラムサーボ制御装置を提供する
ことにある。
上記本発明の目的を達成するための方法はテープの走行
方向に対して一定の傾斜角(θ)に傾斜するようにテー
プトラックを走査するヘッドを具備したヘッドドラムの
回転速度をサーボ制御する磁気テープの再生装置におい
て、 高速サーチ時のテープに対するヘッドの一定の相対速度
の電圧値VRと、上記傾斜角(θ)のコサイン値(cos
θ)及びサイン値(sinθ)を予め設定し、ヘッド回転
速度の電圧値VHを (VT:テープ走行速度の電圧値) の式によってテープ走行速度VTの変化により算出し
て、定常再生から高速サーチに移行する場合にヘッドド
ラムの回転速度が迅速にスタートアップされるようにし
得ることを特徴とする。
上記本発明の目的を達成するための装置は磁気テープの
走行方向に対して一定の傾斜角(θ)に傾斜するように
テープトラックを走査するヘッドを供給される駆動電圧
により回転させ、このヘッドの回転数に対応するRF信
号を発生するヘッドドラムと、上記RF信号を増幅する
増幅手段と、この増幅手段によって増幅されたRF信号
を供給を受けて再生クロック周波数に相応する比較クロ
ック信号を発生する位相同期ループ(PLL)手段と、
上記比較クロック信号とテープから再生される再生基準
クロック信号の周波数を比較してエラー電圧VEを発生
する周波数比較手段と、高速サーチ時のヘッドドラムの
回転速度の電圧値VHを供給する手段と、上記エラー電
圧VEとヘッドドラムの回転速度の電圧を加算し、これ
を増幅して上記ヘッドドラムの駆動電圧に供給する加算
及び増幅手段を具備した回転ヘッド型磁気テープ再生装
置において、上記高速サーチ時のヘッドドラムの回転速
度の電圧を供給する手段は上記一定の傾斜角(θ)のコ
サイン値(cosθ)に対応する電圧を供給する手段と、
上記一定の傾斜角(θ)のサイン値(sinθ)に対応す
る電圧を供給する手段と、高速サーチ時のテープに対す
るヘッドの一定の相対速度の電圧値(VR)を供給する
手段と、上記コサイン値(cosθ)に対応する電圧値と
供給されるテープ走行速度の電圧値(VT)を演算処理
してテープトラック方向のテープ走行速度の電圧値(V
Tcosθ)を算出する手段と、上記相対速度の電圧値
(VR)及びサイン値(sinθ)に対応する電圧値と供
給されるテープ走行速度の電圧値(VT)を演算処理し
てテープトラック方向の相対速度の電圧値 を算出する手段と、上記テープトラック方向のテープ走
行速度(VTcosθ)及び相対速度の電圧値 を加算してヘッドドラムの回転速度の電圧値(VH)を
算出する手段とから構成したことを特徴とする。
実施例 添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する。
第3図は本発明の方法を説明するためのベクトル図であ
る。
第3図において、高速サーチ時のテープに対するヘッド
の相対速度のベクトルを▲▼=▲▼−▲▼
で表示することができる。上記各速度のベクトル▲
▼,▲▼を単位ベクトル▲▼,▲▼に表示
すると、次のようである。
▲▼=VT・▲▼ ▲▼=VHcosθ・▲▼+VHsinθ・▲▼ したがって、相対速度のベクトル▲▼は ▲▼=(VHcosθ−VT)・ ▲▼+VHsin
θ・▲▼ で表示し得る。
上記相対速度の一定のサーボというのは、ベクトル▲
▼の大きさを一定に維持することを意味するので相対
速度▲▼の大きさ▲▼は、 となる。上記関係式で相対速度の大きさ(VR)を一定
であるとすると、テープ走行速度(VT)を独立変数に
し、ヘッドドラムの回転速度(VH)を従属変数にして
テープ走行速度(VT)に対するヘッドドラムの回転速
度(VH)の関係式に表現すると、 VH−2VT・VHcosθ+VT−VR=0 であるから、ヘッドドラムの回転速度(VH)は、 と得ることができる。ここで、θはテープのテープトラ
ックの傾斜、又はヘッドのリードライン傾斜に走行速度
に関係なしに一定である。上記関係式で相対速度(V
R)を一定にするのが制御の目的であるので、この相対
速度(VR)を常数に取扱うと、上記関係式でヘッドの
速度(VH)はテープの走行速度(VT)により変化す
る。
上記関係式で、VTcosθはテープトラック方向のテー
プ走行速度値、VR−VTsin2θはテープトラック
方向の相対速度値を示す。即ち、第2図におけるテープ
トラック方向の相対速度値(VRcos)は、 であることを知ることができる。
したがって、本発明においては高速サーチ時のテープに
対するヘッドドラムの相対速度値(VR)を予め設定
し、テープに対するヘッドの走査方向の傾斜(θ)のコ
サイン値及びサイン値を予め設定し、定常再生から高速
サーチに移行時のテープの走行速度の変化により上記関
係式によってヘッドドラムの回転速度を次の過程で算出
する。
先ず、第1過程としてテープ走行速度値及びコサイン値
を各々ログを取って相互加算し、この加算値をアンチロ
グを取って、VTcosθ項を求める。
即ち、logVT+log cosθ=logVTcosθ →antilog(logVTcosθ)=VTcosθ と得ることができる。
第2過程でテープ走行速度値及びサイン値(sinθ)を
各々ログを取って相互加算し、この加算値を2倍にして
アンチログを取ってVTsin2θの項を求める。
即ち、logVT+log sin=logVTsinθ→2logVTsin
θ=log(VTsinθ) →antilog{log(VTsinθ)}=VTsin2θ を得ることができる。
第3過程で上記設定された相対速度値をログを取って2
倍にしてアンチログを取ってVRの項を求める。
即ち、2logVR=logVR →antilog(logVR)=VR を得ることができる。
第4過程としては上記第1及び第3過程のVR項及び
VTsin2θ項を減算し、この減算項をログを取って1
/2倍にしてさらにアンチログを取ってVR−VT
sin2θの項を算出する。
即ち、 1/2log(VR−VTsin2θ) =log(VR−VTsin2θ)1/2 antilog{(VR−VTsin2θ)1/2}= VR−VTsin2θ を得ることができる。
第5過程としては上記第1及び第4過程で求めた項を相
互加算してヘッドドラムの回転速度を求める。
即ち、 で得ることができる。
第4図は本発明による高速サーチ時のヘッドドラムのサ
ーボ制御装置のブロック図であって、ヘッドドラム10
はテープの走行方向に対して一定の傾斜角(θ)に傾斜
するようにテープトラックを走査するヘッドが設けられ
たヘッドドラムを供給される駆動電圧により回転させ、
このヘッドドラムの回転数に対応するRF信号を発生す
る。上記RF信号は増幅手段11によって増幅されてP
LL12に供給される。PLL12においては入力され
るRF信号を再生クロック周波数に相応する比較クロッ
ク信号を発生する。上記比較クロック信号は周波数比較
手段13に供給されてテープから再生される再生基準ク
ロック信号の周波数と比較され、この周波数比較手段1
3からは上記二つの信号の周波数に該当するエラー電圧
VFを発生する。
一方、テープ走行速度に比例するリールの回転速度の電
圧値VTが高速サーチ時の回転速度の電圧を供給する手
段又は演算手段14に供給され、この演算手段14から
は上述した本発明の方法によりヘッドドラムの回転速度
を算出してヘッドドラムの回転速度の電圧VHを発生す
る。上記エラー電圧とヘッドドラムの回転速度の電圧V
Hは加算及び増幅手段の加算器15によって相互加算さ
れ、増幅器16によって増幅されてヘッドドラム11の
駆動電圧として供給される。
上記高速サーチ時のヘッドドラムの回転速度の電圧を供
給する手段又は演算手段14は、第5図に図示したよう
に、上記一定の傾斜角(θ)のコサイン値(cosθ)に
対応する電圧を供給する手段20と、上記一定の傾斜角
(θ)のサイン値(sinθ)に対応する電圧を供給する
手段30と、高速サーチ時のテープに対するヘッドの一
定の相対速度の電圧値(VR)を供給する手段40と、
テープトラック方向のテープ走行速度の電圧値(VTco
sθ)を算出する手段50と、テープトラック方向の相
対速度の電圧値 を算出する手段60と、上記テープトラック方向のテー
プ走行速度の電圧値(VTcosθ)及び相対速度の電圧
を加算してヘッドドラムの回転速度の電圧値VHを算出
する手段80とから構成する。
上記テープトラック方向のテープ走行速度の電圧値(V
Tcosθ)を算出する手段50は供給されるテープ走行
速度の電圧値VT及びコサイン値(cosθ)に対応する
電圧値を各々ログ手段51,52によってログを取って
加算手段53によって上記ログ手段の出力信号を相互加
算し、この加算された信号をアンチログ手段54によっ
てアンチログを取って上記テープトラック方向のテープ
走行速度の電圧値(VTcosθ)を算出して出力する。
上記二つのテープトラック方向の相対速度の電圧値 を算出する手段60はテープトラックに対して垂直方向
のテープの走行速度の電圧値(VTsinθ)の二乗項
(VTsin2θ)を算出する手段60Aと、相対速度の
電圧値の二乗項(VR)を算出する手段60Bと、上
記二つの二乗項を減算し、平方根を取る手段60Cとか
ら構成する。
上記テープトラックに対して垂直方向のテープの走行速
度の電圧値の二乗項を求める手段60Aは入力されるテ
ープの走行速度の電圧値(VT)及び予め定められた上
記サイン値(sinθ)に対応する電圧値を各々ログ手段
61,62によってログを取ってこれらのログ手段6
1,62の出力信号を加算手段63によって加算し、こ
の加算手段63の出力信号を2倍増幅手段64を通じて
増幅し、この増幅された信号をアンチログ手段65を通
じてアンチログを取って二乗項VTsin2θを求めるよ
うに構成する。上記相対速度の電圧値の二乗項を求める
手段60Bは予め定められた相対速度の電圧値(VR)
をログ手段66によってログを取って、このログ手段6
6の出力信号を2倍増幅手段67によって増幅して出力
し、この増幅された信号をアンチログ手段68を通じて
アンチログを取って二乗項VRを求めるように構成す
る。上記二つの二乗項を減算し、平方根を取る手段60
Cは上記二つの二乗項VR及びVTsin2θを減算手
段69によって減算し、この減算手段69の出力信号を
ログ手段と減殺手段71によって1/2に減殺して出力
し、この減殺された信号をアンチログ手段72を通じて
アンチログを取って平方根VR−VTsin2θを求め
るように構成する。
上記テープトラック方向のテープ走行速度の電圧値(V
Tcosθ)及び相対速度の電圧値(VR−VTsin2
θ)を加算してヘッドドラムの回転速度の電圧値(V
H)を算出する手段80は加算手段81及びこの加算手
段81の出力信号をヘッドドラムモーターのトーク特性
に合う電圧で調整するためのスカラー手段82で構成す
る。
以上のように構成した本発明の作用及び効果を第4図及
び第5図を通じて説明すると、次のようである。第4図
の演算手段14は上記ヘッドドラムの回転速度の電圧値
VHを求めるブロックであり、説明の便宜上ヘッドの速
度、テープの走行速度及び相対速度に対して各々ヘッド
回転制御電圧、リール回転制御電圧及び相対速度の電圧
と同じ参照符号VH,VT及びVRを与える。上記リー
ル回転制御信号VTを受けて上記A式の演算を行なった
結果を出力する。上記の結果であるヘッドドラムの回転
制御信号VHが加算器15に入力されて周波数比較手段
13の出力信号と加えた信号が増幅器16に出力する。
上記増幅器16に入力される信号は所定の増幅率で増幅
してヘッドドラム10のヘッドドラムの回転速度を変化
することになる。上記演算手段14の作用を第5図を参
照して説明する。上記A式における乗算回路を具視する
ために先ず下記の方法のように例を挙げて説明すると、 A×Bの計算のためにA×B=Cとする時、両辺にログ
を取ると、次のようである。
log(AB)=logC log(AB)+log(B)=logC C=antilog(logC)=antilog(logA+logB) したがって、乗ずるとする二つの信号を各々ログ回路を
経て加えたのち、さらにアンチログを取ることにより得
られる。上記の式によって演算手段14に適用すると、
外部で入力されたリール回転制御信号VTが第1ログ手
段51を通じてリール回転制御信号VTのログ値が出力
され、常数cosθが第2ログ手段52を通じてcosθのロ
グ値が出力される。
上記第1,第2ログ手段51,52の二つの出力信号は
第1加算手段53に入力されて二つの信号を加えた信号
が第1アンチログ手段54に出力する。
上記第1アンチログ手段54は逆対数して常数cosθと
リール回転制御信号VTを乗じたVTcosθを計算して
出力する。又、外部で入力されたリール回転制御信号V
Tが第3ログ手段61を通じてログ値を出力し、常数si
nθが第4ログ手段62を通じてログ値を出力する。上
記第3,第4ログ手段61,62の二つの出力信号を第
2加算手段63に入力して二つの信号を加えた信号が第
2増幅手段64に出力される。上記第2増幅手段64は
加えた信号を2倍増幅して第2アンチログ手段65に出
力し、この第2アンチログ手段65で逆対数した信号は
常数sinθとリール回転制御信号VTを乗じて二乗した
VTsin2θを計算して出力する。
上記VTsin2θが出力するまでの演算を例を挙げて説
明して見ると、下のようである。
(AB)=C log(AB)=logC 2(logA+logB)=logC C=antilog(logC)=antilog{2(logA+log
B)} 又、一方相対速度の電圧設定手段40の常数VRが第5
ログ手段66を通じてログ値を出力して第2増幅手段6
7に入力する。上記第2増幅手段67は入力信号を2倍
増幅して第3アンチログ手段68に出力し、この第3ア
ンチログ手段68に入力した信号は逆対数して常数VR
を二乗したVRを計算して出力する。上記第2アンチ
ログ手段65の出力信号と第3アンチログ手段68の出
力信号を減算手段、例えば差動増幅器69に入力してこ
の二つの入力信号の差異であるVR−VTsinθを
第6ログ手段70を通じてログ値を減殺手段71に出力
する。上記減殺手段71に入力した信号は1/2減殺し
て第4アンチログ手段72を通じて逆対数して を計算して出力する。
上記 が出力するまでの演算を例を挙げて説明して見ると、下
のようである。
上記第1アンチログ手段54の出力信号と第4アンチロ
グ手段72の出力信号を第3加算手段81に入力して二
つの入力信号を加える。上記第3加算手段81は加えた
信号をスカラー手段82に入力してこのスカラー手段8
2の出力信号を使用するドラムモーターのトーク特性に
合う電圧に調節する。上記スカラー手段82で調節され
た電圧が上記A式の無縁根である を除外したVTcos の値でヘッドドラムの回転制御信号VFを出力する。上
記演算手段14の構成でDAT−データデコーダにおい
ても使用可能である。
発明の効果 上述したようにR−DATの高速サーチ時のテープとヘ
ッドドラムの相対速度の制御のためにテープの走行速度
によるヘッドドラムの回転速度の制御電圧を計算して制
御するので定常再生から高速サーチ移行時のスタートア
ップ時間を短縮することができ、相対速度の一定さを維
持することにより高速サーチ遂行が安定しながら、速度
を向上させることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高速サーチ時のヘッドドラムのサーボ制
御装置のブロック図、第2図は第1図の装置によるヘッ
ドドラムの回転速度の変化に対する電圧曲線図、第3図
は本発明の方法を説明するためのテープの走行速度に対
するヘッドの回転速度の相対速度のベクトル図、第4図
は本発明による高速サーチ時のヘッドドラムのサーボ制
御装置のブロック図、第5図は第4図に図示された演算
手段回路の具体的な回路図である。 10…ヘッドドラム、11…RF増幅手段、12…位相
同期ループ手段、13…周波数比較手段、14…演算手
段、15…加算器、16…増幅器、20…cosθ電圧供
給手段、30…sinθ電圧供給手段、40…相対速度の
電圧供給手段、50…テープトラック方向のテープ走行
速度の電圧算出手段、60…テープトラック方向の相対
速度の電圧算出手段、80…ヘッドドラム制御電圧算出
手段。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの走行方向に対して一定の傾斜角
    (θ)に傾斜するようにテープトラックを走査するヘッ
    ドを具備したヘッドドラムの回転速度をサーボ制御する
    回転ヘッド型の磁気テープの再生装置の高速サーチ時の
    ヘッドドラムサーボ制御方法において、 高速サーチ時のテープに対するヘッドの一定の相対速度
    の電圧値(VR)と、上記傾斜角(θ)のコサイン値
    (cosθ)及びサイン値(sinθ)を予め設定し、ヘッド
    回転速度の電圧値(VH)を、 テープ走行速度の電圧値(VT)及び前記傾斜角(θ)
    のコサイン値(cosθ)を各々ログを取って相互加算
    し、この加算値を2倍にしてアンチログを取る第1過程
    と、 前記テープ走行速度の電圧値(VT)及び前記傾斜角
    (θ)のサイン値(sinθ)を各々ログを取って相互加
    算し、この加算値を2倍にしてアンチログを取る第2過
    程と、 前記設定された相対速度の電圧値(VR)をログを取っ
    て2倍にしてアンチログを取る第3過程と、 前記第2及び第3過程の各々の最終値の差のログを取っ
    て1/2倍にしてアンチログを取る第4過程と、 前記第1過程の最終値と前記第4過程の最終値の平方根
    とを加算する第5過程とを通じて得ることで、定常再生
    から高速サーチに移行する場合に、前記テープ走行速度
    の電圧値(VT)に応じてヘッドドラムの回転速度が迅
    速にスタートアップされるようにしたことを特徴とする
    高速サーチ時のヘッドドラムサーボ制御方法。
  2. 【請求項2】磁気テープの走行方向に対して一定の傾斜
    角(θ)に傾斜するようにテープトラックを走査するヘ
    ッドを供給される駆動電圧により回転させ、このヘッド
    の回転数に対応するRF信号を発生するRF信号発生手
    段と、上記RF信号を増幅する増幅手段と、この増幅手
    段によって増幅されたRF信号を供給を受けて再生クロ
    ック周波数に相応する比較クロック信号を発生する位相
    同期ループ手段と、上記比較クロック信号とテープから
    再生される再生基準クロック信号の周波数を比較してエ
    ラー電圧を発生する周波数比較手段と、高速サーチ時の
    ヘッドドラムの回転速度の電圧を供給する手段と、上記
    エラー電圧とヘッドドラムの回転速度の電圧を加算し、
    これを増幅して上記ヘッドドラムの駆動電圧に供給する
    加算及び増幅手段を具備した磁気テープ再生装置の高速
    サーチ時のヘッドドラムサーボ制御装置において、 上記高速サーチ時のヘッドドラムの回転速度の電圧を供
    給する手段は上記一定の傾斜角(θ)のコサイン値(co
    sθ)に対応する電圧を供給する手段と、 上記一定の傾斜角(θ)のサイン値(sinθ)に対応す
    る電圧を供給する手段と、 高速サーチ時のテープに対するヘッドの一定の相対速度
    の電圧値(VR)を供給する手段と、 上記コサイン値(cosθ)に対応する電圧値と供給され
    るテープ走行速度の電圧値(VT)を演算処理してテー
    プトラック方向のテープ走行速度の電圧値(VTcos
    θ)を算出する手段と、 上記相対速度の電圧値(VR)及びサイン値(sinθ)
    に対応する電圧値と供給されるテープ走行速度の電圧値
    (VT)を演算処理してテープトラック方向の相対速度
    の電圧値 を算出する手段と、 上記テープトラック方向のテープ走行速度の電圧値(V
    Tcosθ)及び相対速度の電圧値 を加算してヘッドドラム回転速度の電圧値(VH)を算
    出する手段とから構成したことを特徴とする高速サーチ
    時のヘッドドラムのサーボ制御装置。
  3. 【請求項3】上記テープトラック方向の走行速度の電圧
    値(VTcosθ)を算出する手段は供給されるテープ走
    行速度の電圧値(VT)及びコサイン値(cosθ)に対
    応する電圧値を各々ログを取って加算し、この加算値を
    さらにアンチログを取ってテープトラック方向のテープ
    走行速度の電圧値(VTcosθ)を算出することを特徴
    とする請求項第2項に記載の高速サーチ時のヘッドドラ
    ムサーボ制御装置。
  4. 【請求項4】上記テープトラック方向の相対速度の電圧
    を算出する手段は上記相対速度の電圧値(VR)をログ
    を取って2倍にし、さらにアンチログを取って相対速度
    の電圧値(VR)の二乗項(VR)を算出し、供給さ
    れるテープ走行速度の電圧値(VT)及びサイン値(si
    nθ)に対応する電圧値を各々ログを取って加算し、こ
    の加算値を2倍にしてさらにアンチログを取ってテープ
    トラックに対して垂直方向のテープ走行速度の電圧値
    (VTsinθ)の二乗項(VTsin2θ)を算出し、上
    記二乗項(VR)から二乗項(VTsin2θ)を減算
    し、この減算値をログを取って1/2倍にしてさらにア
    ンチログを取ってテープトラック方向の相対速度の電圧
    を算出することを特徴とする請求項第2項に記載の高速
    サーチ時のヘッドドラムサーボ制御装置。
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