JPS63153759A - サ−ボ制御装置 - Google Patents

サ−ボ制御装置

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Publication number
JPS63153759A
JPS63153759A JP61299977A JP29997786A JPS63153759A JP S63153759 A JPS63153759 A JP S63153759A JP 61299977 A JP61299977 A JP 61299977A JP 29997786 A JP29997786 A JP 29997786A JP S63153759 A JPS63153759 A JP S63153759A
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JP
Japan
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speed
circuit
preset value
preset
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Application number
JP61299977A
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English (en)
Inventor
Ryohei Yamamoto
量平 山本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63153759A publication Critical patent/JPS63153759A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は、デジタルデータを磁気テープ上に回転ヘッ
ドにより記録再生するDAT等に使用されるサーボ制御
装置に関する。
[従来技術とその問題点] オ°−ディオ信号をPCM化して磁気テープ上に記録し
、再生する回転ヘッド型のDATでは、通常の再生速度
の例えば200倍の速度でテープを移送し、この間記録
信号を再生して曲の頭出しをさせるような、高速サーチ
を行なうことが考えられている。通常の再生時には、磁
気テープはキャプスタンとピンチローラにより常に一定
の定格速度で移送されるが、上記のような200倍のテ
ープ移送速度ではピンチローラをはずしてリールモータ
のみにより磁気テープの移送を行なう。
この場合、回転ヘッドと磁気テープとの相対速度が所定
幅以内におさまっていないと、磁気テープに記録されて
いるデジタルデータを読取ることができないため、回転
ヘッドが設けられたドラムを高速用の回転速度に変更し
て回転速度を固定した上で、ヘッドとテープの相対速度
が略一定で200倍のテープ移送速度となるようにリー
ルモ−タを制御する。
ここで、通常の再生を行なっている際に、高速サーチの
指示操作を行なった場合、ドラムの回転速度を通常再生
時の速度から高速サーチ用の速度に瞬時に変化させると
、リール制御の追従が困難となり、通常再生から高速サ
ーチへと移行する過渡時の所定期間、データの読取りが
行なえなくなる虞れがあった。
[発明の目的] この発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、
データの読取り不能期間を生じることなく通常再生から
高速サーチへと移行させることの可能な回転ヘッド型磁
気テープ再生装置のサーボ制御装置を提供することを目
的とする。
[発明の要点〕 この発明は、再生中に高速サーチの指示操作がなされた
場合、回転ヘッドが設けられたドラムを再生時の回転が
ら段階的に高速時の回転へと移行させるもので、その際
、再生信号から磁気テープとドラムの相対速度を検出し
、その検出結果に応じて相対速度が常に略一定となるよ
うに再生時の磁気テープ速度をドラムの回転変化に対応
して徐々に高速サーチ時の磁気テープ速度へと移行させ
るようにしたものである。
[発明の実施例] 以下本発明を回転ヘッド型のDATに適用した場合の一
実施例について図面を参照して説明する。
第1図はその回路構成を示すもので、11〜13はそれ
ぞれ再生、早送りサーチ、巻戻しサーチを指示操作する
ための再生釦、早送りサーチ釦、巻戻しサーチ釦である
。これらを操作した場合、その操作信号は制御部14に
送られる。この制御部14は、他の回路全体の制御動作
を行なうもので、プリセット値メモリ15に指定アドレ
スを、ラッチ回路16にラッチパルスを、リールサーボ
回路17に制御信号を、ドライバ18に駆動信号を、ゲ
ート回路19゜20にゲート信号a、bを、加減算回路
21に加減算命令Sを、ラッチ回路22に書込みパルス
及び読出しパルスを、速度誤差検出カウンタ23にプリ
セットパルス及びリセットパルスを、ラッチ回路24に
リードパルスを、そして、ドライバ25に駆動信号をそ
れぞれ送出する。プリセット値メモリ15は、回転ヘッ
ドを設けたドラム(図示せず)を回転駆動するドラムモ
ータ26の再生時、早送りサーチ時及び巻戻しサーチ時
それぞれの回転速度に応じたプリセット値が記憶設定さ
れるもので、制御部14の指定アドレスに応じて読出さ
れたプリセット値は上記ラッチ回路16及びゲート回路
19に送られる。
ラッチ回路16は、このプリセット値を制御部14のラ
ッチパルスによってラッチし、そのラッチ内容を一致回
路27へ送る。上記ゲート回路19は、制御部14のゲ
ート信号aによりゲートを開状態としてプリセット値メ
モリ15のプリセット値を通過させ、ラッチ回路22に
送出させる。ラッチ回路22では、制御部14の書込み
パルス、読出しパルスによって送られてくるプリセット
値の書込み/読出しを行なう。このラッチ回路22から
読出されたプリセット値は、加減算回路21、−数回路
27及び速度誤差検出カウンタ23に送出される。加減
算回路21は、ラッチ回路22からのプリセット値に対
して制御部14の加減算命令Sに応じて適宜適正値を用
いて加算あるいは減算を行ない、その演算結果をゲート
回路20に出力する。ゲート回路20は、この加減算回
路21からの演算結果を制御部14のゲート信号すに従
って通過させ、再びラッチ回路22に送り出す。
上記−数回路27は、ラッチ回路16とラッチ回路22
のラッチ出力の一致比較を行ない、両データが一致した
場合には制御部14に一致信号を出力する。
上記速度誤差検出カウンタ23においては、ラッチ回路
22から送られてくるプリセット値をプリセットパルス
によってプリセットし、以後基準クロックOKによりカ
ウントアツプして、リセットパルスが入力された時点で
計数値をリセットする。この速度誤差検出カウンタ23
の計数値は順次ラッチ回路24に送出される。ラッチ回
路24では制御部14のリードパルスによってこれをラ
ッチし、D/A変換回路28に出力する。D/A変換回
路28が入力されたデジタル信号をアナログ値の電圧信
号に変換し、ドライバ25に出力すると、ドライバ25
は制御部14の駆動信号に指示される回転速度でドラム
モータ26を回転駆動するように、電圧信号に応じたサ
ーボ制御を行なう。このドラムモータ26の回転数は、
再生時に2000 [rDm]、早送りサーチ時に30
00[rpm]、巻戻しサーチ時に1000 [rpm
]となる。このドラムモータ26の回転は、ドラムモー
タ26に取付けられる周波数ジェネレータ(図ではrF
GJと表わす)29によって検出されるもので、周波数
ジェネレータ29の検出パルスであるFGパルスは上記
制御部14に送出される。
ドラムモータ26の回転によってドラムに設けられた回
転ヘッドが磁気テープ上を走査する。この際、磁気テー
プはカセットハーフより引出され、ドラムに対してその
中心角にして90°の角度で斜めに巻付けられて走行さ
れる。このテープの走行は、通常の再生時にはキャプス
タン及びピンチロー54:J:リ一定の定格速度(8、
15mm/5ec)で行なわれる。
回転ヘッドによりテープ上に記録された信号が再生され
ると、その再生データは音声処理系の回路に送られると
共に、このサーボ回路のフィルタ30に送られる。フィ
ルタ30は、例えばBPF (バンドパスフィルタ)で
構成され、記録トラック中に一定周波数(回転ヘッド型
DATでは130kHz)で記録されているパイロット
信号の周波数成分のみを抜き出し、リールサーボ回路1
7に出力する。リールサーボ回路17は、制御部14か
らの制御信号によりオン/オフ制御されて高速サーチ時
の巻取側リールのリール巻径に応じた速度誤差をサーボ
制御するためのもので、フィルタ30からの周波数信号
のパルス間隔を基準値と比較し、この比較結果をドライ
バ18に回転速度の誤差信号として送出する。ドライバ
18は、制御部14の駆動信号に指示される回転速度に
従い、さらにリールサーボ回路17から速度誤差電圧が
印加される場合はこれに応じてリールモータ31を回転
駆動する。
以下上記実施例の動作について説明する。
まず、通常の再生を行なう場合の動作について第2図を
用いて説明する。
停止状態から再生釦11が操作されると、その操作信号
に応じて制御部14は、第2図(a)に示すようにプリ
セット値メモリ15に対して再生時のドラムモータ26
の回転速度を示すプリセット値のアドレス指定を行なう
と共に、ゲート回路19へのゲート信号aを第2図(b
)に示すように“1ルベルとし、ゲート回路19を開状
態とする。この制御部14のアドレス指定によりプリセ
ット値メモリ15から再生時のドラムモータ26の回転
数2000[rom]に応じたプリセット値が読出され
、ゲート回路19を通過してラッチ回路22に送られる
ここで制御部14は上記プリセット値メモリ15へのア
ドレス指定及びゲート回路19へのゲート信号aの直後
にラッチ回路22に対して、第2図(C)に示すような
書込みパルスと、第2図(d)に示すようにこの書込み
パルスのタイミングに僅かに遅延を与えたタイミングで
読出しパルスとを送出する。これらパルスによりゲート
回路19を介して送られてきたプリセット値はラッチ回
路22で1込み/読出しが行なわれ、その後に加減算回
路21、−数回路27及び速度誤差検出カウンタ23に
送られる。
この状態でドラムモータ26が回転し始めると、その回
転に応じて周波数ジェネレータ29から第2図(e)に
示すようなFGパルスが制御部14に入力される。制御
部14では、このFGパルスの立上がりに同期して速度
誤差検出カウンタ23にプリセットパルスを送出する。
速度誤差検出カウンタ23では、第2図(i)に示すよ
うにこのプリセットパルスによりラッチ回路22からの
プリセット値をプリセットし、以後基準クロックGKを
カウントしていく。そして、FGパルスの立下がりのタ
イミングで第2図(Q)に示すようにラッチ回路24に
リードパルスが送られ、この時点での速度誤差検出カウ
ンタ23の計数値がラッチされる。すなわち速度誤差検
出カウンタ23の計数値はプリセット値にドラムモータ
26の半回転弁の時間データを加えたものとなるもので
、その計数値がD/A変換回路28に読出され、アナロ
グ値の電圧信号に変換されてドライバ25に印加される
。ドライバ25はこの電圧信号を速度誤差信号として1
lllll1部14の駆動信号に指示される回転数、こ
の場合は2000[rom]、でドラムモータ26を回
転駆動する。
そして、第2図(h)に示すようにFGパルスの立下が
りから適宜遅延されたリセットパルスが速度誤差検出カ
ウンタ23に送られた時点で計数値がリセットされてr
OJとなる。また、FGパルスの立下がりに同期して上
記リードパルスと同時にラッチ回路22に対して書込み
パルスも送出される。
ラッチ回路22はこの書込みパルスにより上記と同様の
値であるプリセット値メモリ15からのプリセット値を
書込み、書込みパルスから僅かに遅延された読出しパル
スにより書込んだプリセット値を速度誤差検出カウンタ
23その他に出力する。
以後、上記と同様にしてプリセット値メモリ15からの
プリセット値をゲート回路19、ラッチ回路22を介し
てそのまま速度誤差検出カウンタ23にプリセットさせ
、ここでドラムモータ26が半回転する間、基準クロッ
クGKによりカウントアツプを行なう。そして、その計
数値を誤差を含んだ制御データとしてラッチ回路24を
介してD/A変換回路28でアナログの電圧信号に変換
させ、ドライバ25に送出してドラムモータ26を通常
再生時の回転速度で回転駆動させるものである。
この時、制御部14からリールサーボ回路17への制御
信号は0”レベルとなっており、リールサーボ回路17
は動作せず、ドライバ18は制御部14からの駆動信号
のみに基づいてリールモータ31を定速で回転駆動する
。この通常再生時には、テープの移送速度はキャプスタ
ンとピンチローラとによって一定に保たれており、リー
ルモータ31の回転は巻取側リールに伝達されて、テー
プに一定のテンションを与えるようになっている。
次に停止状態から高速サーチ状態となる場合の動作につ
いて第3図を用いて説明する。
停止状態から早送りサーチ釦12または巻戻しサーチ釦
13の操作が行なわれると、その操作信号に応じて制御
部14は、キャプスタン及びピンチローラをはずし、第
3図(a)に示すようにプリセット値メモリ15に対し
て高速サーチ時のドラムモータ26の回転速度を示すプ
リセット値のアドレス指定を行なうと共に、ゲート回路
19へのゲート信号aを第3図(b)に示すように“1
“レベルとし、ゲート回路19を開状態とする。この制
御部14のアドレス指定によりプリセット値メモリ15
から高速サーチ時のドラムモータ26の回転数に応じた
プリセット値が読出され、ゲート回路19を通過してラ
ッチ回路22に送られる。この時、プリセット値メモリ
15から読出されるプリセット値は、操作されたサーチ
釦が早送りサーチ釦12であればドラムモータ26の回
転数3000 [rl)m]に応じた値であり、また、
巻戻しサーチ釦13であればドラムモータ26の回転数
1000 [rom]に応じた値となる。すなわちこれ
らプリセット値は、通常再生時、早送りサーチ時及び巻
戻しサーチ時と各動作状態で異なるドラムモータ26の
回転速度に対応して変化させ、ラッチ回路24に読込ま
れる際の速度誤差検出カウンタ23の計数値が動作状態
に関係なく常に一定値となるように設定されるもので、
その値の大小関係は 巻戻しサーチ時〈通常再生時く早送りサーチ時となる。
制御部14は上記プリセット値メモリ15へのアドレス
指定及びゲート回路19へのゲート信号aの直後にラッ
チ回路22に対して、第3図(C)に示すような書込み
パルスと、第3図(d)に示すような書込みパルスのタ
イミングに僅かに遅延を与えたタイミングの読出しパル
スとを送出する。
これらパルスによりゲート回路19を介して送られてき
たプリセット値はラッチ回路22で書込み/読出しが行
なわれ、その後に加減算回路21、−数回路27及び速
度誤差検出カウンタ23に送られる。この状態でドラム
モータ26が回転し始めると、その回転に応じて周波数
ジェネレータ29から第3図(e)に示すようなFGパ
ルスが制御部14に入力される。IQtl1部14では
、このFGパルスの立上がりに同期して速度誤差検出カ
ウンタ23にプリセットパルスを送出する。速度誤差検
出カウンタ23では、第3図(1)に示すようにこのプ
リセットパルスによりラッチ回路22からのプリセット
値をプリセットし、以後基準クロックGKをカウントし
ていく。そして、FGパルスの立下がりのタイミングで
第3図(Q)に示すようにラッチ回路24にリードパル
スが送られ、この時点での速度誤差検出カウンタ23の
計数値がラッチされる。その計数値がD/A’l換回路
28に読出され、アナログ値の電圧信号に変換されてド
ライバ25に印加される。
ドライバ25はこの電圧信号を速度誤差信号として、制
御部14の駆動信号に指示される回転数でドラムモータ
26を回転駆動する。この場合のドラムモータ26の回
転数は、早送りサーチ釦12が操作されたのであれば3
000 [rom] 、巻戻しサーチ釦13が操作され
たのであれば1000 [rom]となる。そして、第
3図(h)に示すようにFGパルスの立下がりから適宜
遅延されたリセットパルスが速度誤差検出カウンタ23
に送られた時点で計数値がリセットされてrOJとなる
。また、FGパルスの立下がりに同期して上記リードパ
ルスと同時にラッチ回路22に対して書込みパルスも送
出される。ラッチ回路22はこの自込みパルスにより上
記と同様の値であるプリセット値メモリ15からのプリ
セット値を書込み、書込みパルスから僅かに遅延された
読出しパルスにより書込んだプリセット値を速度誤差検
出カウンタ23その他に出力する。
以後、上記と同様にしてプリセット値メモリ15からの
プリセット値をゲート回路19、ラッチ回路22を介し
てそのまま速度誤差検出カウンタ23にプリセットさせ
、ここでドラムモータ26が半回転する間、基準クロッ
クCKによりカウントアツプを行なう。そして、その計
数値を誤差を含んだ制御データとしてラッチ回路24を
介してD/A変換回路28でアナログの電圧信号に変換
させ、ドライバ25に送出してドラムモータ26を上記
した高速サーチ時の回転速度で回転駆動させる。
この高速サーチ時には、キャプスタン及びピンチローラ
がはずされてテープはリールモータ31のみによって移
送されるもので、この時、1llJ WIJ部14から
リールサーボ回路11への制御信号は“1”レベルとな
っており、リールサーボ回路11はリールモータ31を
巻取側リールのテープ巻径に応じて常に定速回転となる
ようサーボ制御する。すなわち、テープの記録トラック
中に記録されている130に−のバイロット信号の周波
数成分のみをフィルタ30が抜き出し、リールサーボ回
路17に出力すると、リールサーボ回路17はそのパル
ス間隔を基準値と比較し、比較結果を変換してドライバ
18に回転速度の誤差電圧として印加する。ドライバ1
8は、制御部14の駆動信号に指示される回転速度とり
一ルサーボ回路17からの誤差電圧に応じてリールモー
タ31を回転駆動する。リールモータ31は、早送りサ
ーチ釦12操作により早送りサーチが指示されている場
合は順方向にテープが再生時の約200倍の速度で送ら
れるように回転し、また、巻戻しサーチ釦13操作によ
り巻戻しサーチが指示されている場合は逆方向にテープ
が再生時の約200倍の速度で送られるように回転する
ようになるものである。
続いて、通常の再生状態から早送りサーチまたは轡戻し
サーチの高速サーチ状態に移行する場合の動作について
説明する。
第4図は再生釦11が操作されている通常の再生状態か
ら、停止釦等を操作せずに、直接早送りサーチ釦12を
操作して早送りサーチ状態に移行する場合の動作を示す
ものである。
通常の再生時において制御部14は、上記第2図でも示
したようにプリセット値メモリ15に再生用のプリセッ
ト値のアドレス指定を行なうと共に、ゲート信号aを“
1″レベルとしてゲート回路19を開状態としている。
したがってプリセット値メモリ15からは常に再生用の
プリセット値がゲート回路19を介してラッチ回路22
に送られる。ラッチ回路22では、制御部14の書込み
/続出しパルスによって送られてきたプリセット値をラ
ッチし、速度誤差検出カウンタ23に読出している。こ
のプリセット値が速度誤差検出カウンタ23でプリセッ
トパルスによってプリセットされ、ドラムモータ26が
半回転する間、速度誤差検出カウンタ23が基準クロッ
クGKによりカウントアツプする。この速度誤差検出カ
ウンタ23の計数値が、ドラムモータ26の回転速度の
誤差を含んだデータとしてラッチ回路24を介してD/
A変換回路28でアナログの電圧信号に変換され、ドラ
イバ25に送出されてドラムモータ26を通常再生時の
回転速度で回転駆動させる。この間、FGパルスの立下
がりのタイミングに僅かに遅延して速度誤差検出カウン
タ23にリセットパルスが送出され、その計数値をリセ
ットさせている。
この再生釦11が操作されたままの状態で第4図に示す
ように早送りサーチ用12を操作すると、制御部14が
これを検出し、プリセット値メモリ15への指定アドレ
スを再生用のプリセット値のものから早送りサーチ用の
プリセット値のものへと変更する。これと同時に制御部
14は、ゲート回路19へのゲート信号aを第4図(b
)に示すように“0″レベル、ゲート回路20へのゲー
ト信号すを第4図(C)に示すように“1″レベルとす
る。したがって、プリセット値メモリ15から新たに読
出される早送りサーチ用のプリセット値はラッチ回路1
6のみに至り、ここで早送りサーチ釦12操作のタイミ
ングより僅かに遅延されたタイミングで制御部14より
送られてくるラッチパルスによりラッチされる。一方、
ゲート回路20が開状態となった時点で、ラッチ回路2
2からの再生用のプリセット値を制御部14の加減算命
令Sに従って「+1」加算処理した加減算回路21の出
力がゲート回路20を介して再びラッチ回路22に送ら
れる。ラッチ回路22がこのプリセット値を書込みパル
スによってラッチし、書込みパルスに僅かに遅延して送
られてくる読出しパルスによって加減算回路21、−数
回路27及び速度誤差検出カウンタ23のそれぞれに読
出す。
速度誤差検出カウンタ23は、ラッチ回路22からの加
算処理されたプリセット値を制御部14のプリセットパ
ルスによってプリセットし、以後基準クロックOKのカ
ウントを行なう。そして、FGパルスの立下がりに同期
したリードパルスが・入力された時点でラッチ回路24
がこの速度誤差検出カウンタ23の計数値をラッチする
。このラッチした速度誤差検出カウンタ23の計数値は
、プリセット値が上記加減算回路21によって一度加算
処理されているため、前記再生時の計数値よりも若干大
きな値となっており、この計数値がD/A変換回路28
でアナログの電圧信号に変換された後にドライバ25に
送られると、ドライバ25はこの電圧信号に従ってドラ
ムモータ26を再生時よりやや早い速度で回転駆動する
ようになる。その後、第4図(j)に示すリセットパル
スが入力された時点で誤差検出カウンタ23の計数値は
リセットされる。また、上記−数回路27は、ラッチ回
路22からの加算処理されたプリセット値とラッチ回路
16のラッチしている早送りサーチ用のプリセット値と
の一致比較を行なう。ここではまだラッチ回路22から
のプリセット値は再生用の値に一度加算処理を行なった
だけであるので、一致したとは判断しない。
以後、ラッチ回路22にFGパルスの立下がりに同期し
た書込みパルスとこの書込みパルスに僅かに遅延した読
出パルスが入力される毎に、ラッチ回路22から読出さ
れたプリセット値は加減算回路21で加算処理され、徐
々に大きな値となって再度ラッチ回路22に書込ま・れ
ることとなる。このラッチ回路22のプリセット値が順
次速度誤差検出カウンタ23に送られ、第4図(k)に
示すようにプリセットされてカウントが行なわれるよう
になる。
この速度誤差検出カウンタ23の計数値がラッチ回路2
4にラッチされ、D/A変換回路28で電圧信号に変換
されてドライバ25に印加されると、ドライバ25はこ
れに従ってドラムモータ26を回転駆動する。そのため
、ドラムモータ26の回転速度が徐々に上昇していく。
このとき、ラッチ回路22のラッチ出力であるプリセッ
ト値は順次−数回路27へも送られており、−数回路2
7はこのプリセット値とラッチ回路16からの早送り用
のプリセット値との一致比較を行なっている。そして、
ラッチ回路22からのプリセット値が充分に大きくなり
、ラッチ回路16から送られてくる早送りサーチ用のプ
リセット値と一致していると判断した時点で一致回路2
7は、制御部14に一致信号を送出する。この信号に対
して制御部14は、以上で通常再生時の回転速度から早
送りサーチ時の回転速度までドラムモータ26の回転速
度の移行が完了したと判断し、ゲート回路20へのゲー
ト信号すを“ONレベルとすると同時にゲート回路19
へのゲート信号aを“1″レベルとする。これにより加
減算回路21によって加算処理されたプリセット値に代
わってプリセット値メモリ15からの早送りサーチ用の
プリセット値がラッチ回路22に送られ、以後この値が
速度誤差検出カウンタ23にプリセットされるようにな
る。
したがって速度誤差検出カウンタ23のラッチ回路24
にラッチされる計数値もほぼ一定となり、D/A変換回
路28、ドライバ25によってドラムモータ26は早送
りサーチ時の回転数、3000 [rom]で定速回転
を行なうようになる。
なお、上記動作中、リールサーボ回路17においては、
早送りサーチ用12が操作された時点より制御部14か
らの制御信号が“1″レベルとなり、以後ドラムモータ
26の回転速度と磁気テープの移送速度との相対速度が
常に一定となるように上記第3図での処理と同様にして
リールモータ31の回転速度をサーボ制御する。そして
、最終的には順方向にテープが再生時の約200倍で送
られるようにリールモータ31を回転させる。
この第4図では通常再生時から早送りサーチ釦12操作
により早送りサーチ時に移行する際のドラムモータ26
の回転速度11Jfllについて述べたが、通常再生時
から巻戻しサーチ釦13操作により巻戻しサーチ時に移
行する場合もほぼ同様である。この場合、巻戻しサーチ
[113操作後にプリセット値メモリ15から読出され
る巻戻しサーチ用のプリセット値は再生用のプリセット
値より小さい値であるので、制御部14は加減算回路2
1への加減算命令Sとして減算を示す信号を送出する。
その結果、加減算回路21の減算処理により速度誤差検
出カウンタ23にプリセットされる値は徐々に減少し、
ラッチ回路24にラッチされる速度誤差検出カウンタ2
3の計数値も徐々に減少する。したがって、ドラムモー
タ26の回転速度も徐々に減少する。そして、ラッチ回
路22からのプリセット値がラッチ回路16から送られ
てくる巻戻しサーチ用のプリセット値と一致していると
判断した時点で一致回路27が制御部14に一致信号を
送出すると、制御部14は以上で通常再生時の回転速度
から巻戻しサーチ時の回転速度までドラムモータ26の
回転速度の移行が完了したと判断し、ゲート回路20へ
のゲート信号すを“0ルベルとすると同時にゲート回路
19へのゲート信号aを“1nレベルとする。これによ
り加減算回路21によって減算処理されたプリセット値
に代わってプリセット値メモリ15からの巻戻しサーチ
用のプリセット値がラッチ回路22に送られ、以後この
値が速度誤差検出カウンタ23にプリセットされるよう
になる。したがって速度誤差検出カウンタ23のラッチ
回路24にラッチされる計数値もほぼ一定となり、D/
A変換回路28、ドライバ25によってドラムモータ2
6は巻戻しサーチ時の回転数、1000[rom]で定
速回転を行なうようになる。
ここでリールサーボ回路17においては、巻戻しサーチ
用13が操作された時点より制御部14からの制御信号
が″1″レベルとなる。ここでドライバ18は制御部1
4の駆動信号により−Hリールモータ31の回転を停止
させた後、上記再生時とは逆の方向に回転駆動し、以後
ドラムモータ26の回転速度と磁気テープの移送速度と
の相対速度が常に一定となるように上記第3図での処理
と同様にしてリールモータ31の回転速度をサーボ制御
する。そして、最終的には逆方向にテープが再生時の約
200倍で送られるようにリールモータ31を駆動81
1111する。
なお、上記実施例においてはプリセット値メモリ15よ
りそれぞれ動作状態に応じたプリセット値を読出し、こ
のプリセット値を基に速度誤差検出カウンタ23でカウ
ントを行ない、その計数値からドラムモータ26のサー
ボ制御を行なう例を示したが、これに限るものではなく
、例えば、周波数ジェネレータ29のFGパルスの間隔
を計測し、これを予め設定された基準値と比較してその
速度誤差を検出し、検出結果に応じてドラムモータ26
のサーボ制御を行なうようにして、この基準値を加減す
るような構成にすることも考えられる。
また、特に回転ヘッド型のDATに限定せず、他にデジ
タル記録のビデオ・テープレコーダ等にも適用すること
ができる。
[発明の効果] 以上詳記したようにこの発明によれば、再生中に高速サ
ーチの指示操作がなされた場合、回転ヘッドが設けられ
たドラムを再生時の回転から段階的に高速時の回転へと
移行させるもので、その際、再生信号から磁気テープと
ドラムの相対速度を検出し、その検出結果に応じて相対
速度が常に略一定となるように再生時の磁気テープ速度
をドラムの回転変化に対応して徐々に高速サーチ時の磁
気テープ速度へと移行させるようにしたので、データの
読取り不能期間を生じることなく通常再生から高速サー
チへと移行させることの可能な回転ヘッド型磁気テープ
再生装置のサーボ制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図はその
回路構成を示すブロック図、第2図は停止状態から通常
の再生状態に移行する際の動作状態を示すタイミングチ
ャート、第3図は停止状態から高速サーチ状態に移行す
る際の動作状態を示すタイミングチャート、第4図は通
常の再生状態から早送りサーチ状態に移行する際の動作
状態を示すタイミングチャートである。 11・・・再生釦、12・・・早送りサーチ釦、13・
・・巻戻しサーチ釦、14・・・制御部、15・・・プ
リセット値メモリ、16、22.24・・・ラッチ回路
、17・・・リールサーボ回路、18、25・・・ドラ
イバ、19.20・・・ゲート回路、21・・・加減算
回路、23・・・速度誤差検出カウンタ、25・・・ド
ライバ、26・・・ドラムモータ、27・・・−数回路
、28・・・D/A変換回路、29・・・周波数ジェネ
レータ、30・・・フィルタ、31・・・リールモータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転ヘッド型磁気テープ再生装置において、再生中に高
    速サーチ指示操作がなされた際に、回転ヘッドが設けら
    れたドラムを再生時の回転から段階的に高速時の回転へ
    と移行させるドラム制御手段と、 再生信号から磁気テープとドラムの相対速度を検出する
    相対速度検出手段と、 この相対速度検出手段の検出結果に応じて該相対速度が
    略一定となるように再生時の磁気テープ速度をドラムの
    回転変化に対応して徐々に高速サーチ時の磁気テープ速
    度へと移行させるテープ移送手段と を具備したことを特徴とするサーボ制御装置。
JP61299977A 1986-12-18 1986-12-18 サ−ボ制御装置 Pending JPS63153759A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0279249A (ja) * 1988-09-16 1990-03-19 Sanyo Electric Co Ltd 磁気記録再生装置のテープ走行速度制御方法
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