JPH0298856A - キャプスタン制御装置 - Google Patents

キャプスタン制御装置

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JPH0298856A
JPH0298856A JP63251093A JP25109388A JPH0298856A JP H0298856 A JPH0298856 A JP H0298856A JP 63251093 A JP63251093 A JP 63251093A JP 25109388 A JP25109388 A JP 25109388A JP H0298856 A JPH0298856 A JP H0298856A
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JP
Japan
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track
signal
head
circuit
tracking error
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JP63251093A
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English (en)
Inventor
Masuyuki Takeda
益幸 武田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高精度でトラッキングができるようにした
例えば、ディジタル・オーディオ・テープレコーダ(以
下、DATという)などのヘリカルスキャン方式テープ
レコーダなどの回転ヘッド式再生装置におけるキャプス
タン制御装置に関するものである。
(従来の技術〕 第4図は回転ヘッド式再生装置の一例であるDATの従
来の記録再生装置の構成を示す平面図である。この第4
図において、3Iは円筒形状に形成されたシリンダであ
り、その中心を挟んで互いに逆向きに1対のヘッド32
.33が支持されている。
この1対のヘッド32.33はシリンダ31の周側に沿
って図中の矢印A方向に回転駆動されるようになってい
る。
また、34はテープであり、このテープ340両端部が
ロール状に巻かれて、カセットケース35内に収納され
ている。このテープ34は記録再生時にカセットケース
内から引き出されて、テープガイドビン3637によっ
て、図示のようにシリンダ31に巻き付けられるととも
に、ピンチローラ38とキャプスタン39との間に挟ま
れ、図中矢印Bで示す方向に定速走行され、ここにヘッ
ド32.33によるディジタル化データの記録再生が行
われるようになる。
なお、上記各ヘッド32.33は図示のように、シリン
ダ31の中心から90’の開角の範囲でテープ34に接
触されるようになされている。
テープ34には、第5図に示すように、ヘッド32に対
応するトラックT2と、ヘッド33に対応するトランク
T3とが交互に一定の傾斜をもって形成(ヘリカルスキ
ャン)されるようになっている。
また、第5図中、矢印Cはヘッド32.33のテープ3
4に対する進行方向を示し、矢印りはテープ34の進行
方向をそれぞれ示す。
ここで、上記のようなりATでは、再生状態で各ヘッド
32.33とそれに対応する各トラックT2.T3とに
トラッキングずれが生じないように、トラッキングサー
ボが施されている。
このトラッキングサーボは一般にエリア分割型ATF 
(オートマチック・トラック・ファインディング)方式
が採用され、4トラツク完結弐が実際に使用されている
なお、これは、テープ34にディジタル化データを記録
する際、各トラックT2.T3の両端部にトラッキング
エラー信号を生成するだめのATF信号を記録しておき
、再生時にこのATF信号を利用してヘッド32.33
とトラックT2.T3とのずれに対応した信号、つまり
、トラッキングエラー信号を生成し、このトラッキング
エラー信号に基づいて、トラッキングずれを修正するよ
うにしたものである。
具体的に説明すると、上記ATF信号は第6図(a)に
示すように、パイロット信号Pと同期信号Sとよりなり
(トラックT3に記録されている同期信号Sは簡単のた
めに、省略している)、テープ34に記録されるディジ
タル化データよりも低い周波数を有しているものである
ここで、ヘッド32が自己のトラックT2を再生したと
き、ヘッド32が得た再生信号をローパスフィルタに通
すと、ディジタルデータの成分である高周波は遮断され
、第6図(b)のようなバイロフト信号が得られる。
次に、へラド32がトラックT2に記録されたバイロフ
ト信号Pの部分に到達すると、第6図(b)に示すよう
に、レベルの高いバイロフト信号Pが再生される。
その後、ヘッド32はトラックT2の両側に隣接するト
ラックT3からもれる各パイロット信号Pを再生するこ
とになり、レベルの低いパイロット信号が順次再生され
るようになる。
この場合、トラックT2の両側に隣接する各トランクT
3からもれるパイロット信号Pを再生した信号のレベル
は互いに等しくなるものである。
ところが、トラッキングずれが生じていて、例えば、ト
ラック32がトラックT2の図中下側のトラックT3側
に偏っていたとすると、第6図(b)に示すように、ト
ラックT2の図中上側のトラックT3からもれるパイロ
ット信号Pを再生した信号のレベルよりも、トラックT
2の図中下側のトラックT3からもれるパイロット信号
Pを再生した信号のレベルの方が高(なることになる。
第7図はへラド32が図中上側に偏った場合のバイロフ
ト信号である。
また、トラックT2の両側に隣接する各トラックT3か
らもれるバイロフト信号Pを再生した信号のレベルPI
、P2の差をとることにより、トラッキングずれに対応
したトラッキングエラー信号が生成される。
ヘッド32がトラックT2の図中上側のトラツク下3側
に偏った場合も、上記と同様にレベルPI、P2の差を
とったトラッキングずれに対応したトラッキングエラー
信号が生成される。
このようにして、生成されたトラッキングエラー信号を
利用して、そのレベルがrO,となるように、ヘッド3
2.33の位置1整を行うことにより、ここにトラッキ
ングサーボが施されるようになるものである。
ここにおいて、例えば、トラックT2を中心に考えると
、トラックT2の両側に隣接する各トランクT3からも
れるパイロット信号Pのレベルを検出するタイミングは
、前記同様、信号Sによって決定される。
すなわち、ヘッド32がトラックT2を再生している状
態で、同期信号Sが検出されたタイミング(第7図中、
5PI)でトラックT2の一方側の隣接トラックT3か
らもれるパイロット信号Pを再生した場合のレベルP1
を検出し、この検出時(タイミング5PI)から予め定
められた一定時間が経過したタイミング(第7図中5P
2)でトラックT2の他方側の隣接トラックT3からも
れるパイロット信号Pを再生して信号のレベルP2を検
出するようにしているものである。
第3図は例えば、「図解DAT読本」オーム社発行、第
5章記載に近似の従来のキヤブスクン制jn装置のブロ
ック図であり、図において、加算アンプ】、モータドラ
イバ2、キャプスタンモータ3、F G (Frequ
ency Generator)パルス生成回路4、F
 / V (Frequency/Voltage)コ
ンバータ5、ローパスフィルタ6はA F C(Aut
omatic FrequencyControlH自
動周波数制御)ループ100を形成し、基準電圧7の電
圧レベルにしたがって、ある一定の回転数で回転させる
ような制御を行う。
また、入力端子8に供給された前記ヘッド3233から
の再生信号は増幅器9を介した後、イコライザ回路10
およびコンパレータ回路11を介して、同期信号検出回
路12に供給され、前述したタイミング信号SP1.S
P2の生成に供される。
一方、前記増幅器9の出力信号はAGC(自動利得制御
)回路13に加えられる。
また、同期信号検出回路12からはタイミング信号SP
I、SP2が出力され、加算回路16に入力される。加
算回路16はこの二つのタイミング信号SPI、SP2
の発生時にエンベロープ検出回路15の出力信号レベル
をラッチして、タイミング信号SPI、SP2の発生時
のエンベロープ検出回路15の二つの出力信号レベルを
加算する。
この加算結果を加算回路16からAGC回路13に出力
する。これにより、AGC回路13は加算回路16の出
力により、増幅器9の出力信号の自動利得調整を行って
、ローパスフィルタ14に出力する。
ローパスフィルタ14はこのAGC回路13の出力信号
のうち、ディジタル信号成分を除去して、エンベロープ
検出回路15に出力する。このエンベロープ検出回路1
5でレベル成分を抽出する。
このエンベロープ検出回路15の出力信号レベルはサン
プルホールド回路17によって、前記タイミング信号S
P1が発生された時点でホールドされる。
すなわち、サンプルホールド回路17の出力信号レベル
は前記トラックT2の一方側の隣接トランクT3からも
れるパイロット信号Pを再生した信号レベルP1となる
上記エンベロープ検出回路15の出力信号レベルは加算
回路I6にフィードバックするとともに、加算回路1日
にも送られる。
この加算回路1日はサンプルホールド回路17の出力信
号とエンベロープ検出回路15の出力信号レベルとが加
算される。つまり、サンプルホールド回路I7の出力信
号とエンベロープ検出回路15の出力とが減算されるこ
とになる。
この演算結果は、サンプルホールド回路19により、前
記タイミング信号SP2が発生した時点でホールドされ
る。このサンプルホールド回路19からの出力信号が上
述したトラッキングエラー信号である。
かくして、増幅器9.イコライザ回路10.コンパレー
タ11.同期信号検出回路12.AGC回路13.ロー
パスフィルタ14 エンベロー1検出回路15.加算回
路16.サンプルホールド回B17.加算回路1日、サ
ンプルホールド回路19により、ATFループ200を
形成している。
上記トラッキングエラー信号は増#i器20およびロー
パスフィルタ21を介して加算アンプ1に加えることに
よって、キャプスタンのトラッキング制御を行う。
(発明が解決しようとする課題〕 従来のキャプスタン制御装置は以上のように構成されて
いるので、隣接する各トラックT3がらもれるパイロッ
ト信号のレベル差が定常時にいずれかからもれるパイロ
ット信号のレベルP1またはP2の方が大きいとき、す
なわち、ヘッド32がトラックの中心をトレースしてい
ないとき、トランキングエラー電圧のダイナミックレン
ジは狭くなり、正常なヘッドの制御範囲は狭くなる。
例えば、AFCループに回転速度に関して温度特性をも
っている場合、定常時に隣接する各トラックT3のいず
れかからもれるパイロ7)・信号PのレベルP1または
P2の方が大きくなる。
トラックのずれの傾向がさらに大きくなると、ついには
、ATF制御が行えなくなる。
この発明は上記のような従来の問題点を解消するために
なされたもので、隣接する各トラックからもれるパイロ
ット信号のレベル差が定常的にいずれかからもれるパイ
ロット信号の方が大きいとき、通常のATF制御を行う
と、トラッキングエラー電圧のダイナミックレンジは狭
くならず、AFCループの温度特性の変化のような外乱
に対しても、ヘッドをトラックの中心でA T F I
Q mを行うことができるキャプスタン制御装置を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るキャプスタン制御装置は、ヘッドが第1
のトラックの両側に隣接する第2および第3のトラック
からもれるパイロット信号のレベルを比較するか、ある
いはトラッキングエラー信号とヘッドのトラッキングず
れのないときのトラッキングエラー電圧と等しい基準電
圧とを比較するコンパレータと、自動周波数制御系のキ
ャプスタンの回転速度を決定する基準電圧を変化させる
制御回路とを設けたものである。
〔作 用〕
この発明におけるコンパレータは、第1のトラックの両
側に隣接する第2および第3のトランクからもれるバイ
ロフト信号に対応するトラッキングエラー信号とヘッド
のトラッキングずれのないときのトラッキングエラー電
圧と等しい基準電圧と比較するか、あるいはパイロット
信号のレベルを直接比較して、ヘッドがトラックの進み
方向にずれているか、遅れ方向にずれているかを検知し
、このコンパレータの出力信号が所定時間変化しないと
き、制御回路は自動周波数制御系の目標値に対する残留
速度偏差をなくするように作用する。
〔実施例〕
以下、この発明のキャプスタン制御装置の実施例につい
て図面に基づき説明する。第1[fflはその一実施例
の構成を示すブロック図である。この第1図において、
構成の説明に際し、第3図と同一部分には同一符号を付
してその重複説明を避け、第3図とは異なる部分を主体
に述べる。
この第1図を第3図と比較しても明らかなように、第1
図では、符号1〜6.8〜21で示す部分は第3図と同
様であり、また、AFCループ100、ATFループ2
00も同様である。
第1図における基準電圧22はヘッドが再生しているト
ラックの隣接トラックからもれるパイロット信号Pを再
生した信号レベルPI、P2 (第7図)が等しいとき
のトラッキングエラー電圧を基準電圧としたものであり
、コンパレータ23の一方の入力端子に加えられている
コンパレータ23の他方の入力端子には、サンプルホー
ルド回11119から出力されるトラッキングエラー信
号が入力されるようになっている。
したがって、コンパレータ23はこのトラッキングエラ
ー信号の電圧と基準電圧22とを比較して、ヘッドがト
ラックの進み方向にずれているか、遅れ方向にずれてい
るかを検知する回路である。
制御回路24はこのコンパレータ23がら所定の時間「
11」レベルか、r l−、レベルかが続くと、基準電
圧発生回路7bに基準電圧を変更する信号を出力するよ
うな制御を行うようになっている。
この基準電圧発止回路7bはAFCループにおいて、キ
ャプスタンモータ3、ひいてはキャプスタンの回転速度
を決定する基準電圧を変化させるようになっており、こ
の場合、上記制御回路24からの出力信号に応じて逐次
所定の電圧幅ずつ上げたり、下げたりする回路である。
その他の構成は第3図と同様である。
次に動作について説明する。第1図において、加算アン
プ1.モータドライバ2.キャプスタンモータ3.FG
パルス生成回路4.F/Vコンバータ5.ローパスフィ
ルタ6はAFCループ100を形成し、基準電圧発生回
路7bが発生する基準電圧レベルにしたがって、ある一
定の回転数でキャプスタンモータ3を回転させるような
制御を行う。
また、入力端子8に供給された前記ヘッド32゜33(
第4図)からの再生信号は増幅器9を介しり後、イコラ
イザ回路10およびコンパレータ回路itを介して同期
信号検出回路12に供給され、前述したタイミング信号
SPI、SP2の生成に供される。
このタイミング信号SPI、SP2が同期信号検出回路
12から生成されると、タイミング信号SPIが加算回
路16.サンプルホールド回路17に出力され、また、
タイミング信号SP2は加算回路16とサンプルホール
ド回路19に出力される。
これにより、加算回路16はタイミング信号SPI、S
P2によってエンベロープ検出回路15の出力信号レベ
ルをそれぞれラッチして、このタイミング信号SPI、
SP2の発生タイミング時のエンベロープ検出回路15
の再出力信号レベルを加算し、その加算結果をAGC回
路13に供給する。
一方、前記ヘッド32.33からの再生信号は入力端子
8から増幅器9を介してAGC回路13に入力されてお
り、このAGC回路13は加算回路16の出力信号にし
たがって増幅器9の出力信号のゲインを変化させる。
AGC回路13でゲイン調整された再生信号はローパス
フィルタ14に入力され、そこでディジタル信号成分が
除去され、エンベロープ検出回路15に送られる。
このエンベロープ検出回路15はローパスフィルタ14
の出力信号からレベル成分を抽出し、その信号出力レベ
ルはサンプルホールド00路17によって前記タイミン
グ信号SPIが発生された時点でホールドされる。
すなわち、サンプルホールド回路17の出力信号レベル
は前記トラックT2の一方側の隣接トラックT3からも
れるパイロット信号Pを再生した信号レベルP1となる
ものである。
エンベロープ検出回路I5の出力信号レベルは加算回路
16にフィードバックするととともに、加算回路18に
より、エンベロープ検出回路15からの出力信号レベル
の極性を逆にしたものと加算される。
つまり、サンプルホールド回路17の出力信号とエンベ
ロープ検出回路15の出力信号とが加算回路16で減算
されることになる。そして、この演算結果はサンプルホ
ールド回路19に送られる。
サンプルホールド回路19には、前記タイミング信号S
P2が入力されるようになっており、このタイミング信
号SP2がサンプルホールド回路19に入力された時点
で、加算回路18の出力信号がサンプルホールド回路1
9にてホールドされる。
このサンプルホールド回路19からの出力信号は上述し
たトラッキングエラー信号である。このトラッキングエ
ラー信号は第3図の場合と同様に、増幅器20.  ロ
ーパスフィルタ2】を通して加算アンプ1に加える。
加算アンプ1はこのトラフキングエラー信号と基!ll
!I電圧発生回路7bの発生した基準電圧とを加算して
、モータドライバ2に出力し、キヤプスタンのトラッキ
ング制御を行う。
この制御と同時に、この発明の特徴である以下の一1扉
を行う、すなわち、サンプルホールド回路19の出力で
あるトラッキングエラー信号とヘッドがトラックの中心
をトレースしているときの電圧である基準電圧22をコ
ンパレータ23で比較することにより、ヘッドがテープ
の進み方向にずれているか、遅れ方向にずれているかを
示す信号を制御回路24に出力する。
制御回路24では、第2図のフローチャートに示すよう
なシーケンス制御を行う。
この第2図において、ステップS1でコンパレータ23
の出力を検知して、ステップS2で所定の時間を測定す
るためのタイマをリセットして、時間の測定を開始する
次に、ステップS3において、コンパレータ23の出力
に変化がある場合は、ステップS2に戻り、タイマをリ
セットし、再び同様の制御を行う。
また、ステップS3において、コンパレータ23の出力
に変化がないときは、ステップS3の処理からステップ
S4の処理に移行し、所定の時間が経過したか否かを判
断する。
所定の時間を経過したときは、ステップS5でコンパレ
ータ23の出力にしたがい、制御回路24から基準電圧
発生回路7bに信号を出力する。
所定の時間を経過しないときはステップS4からステッ
プS3の処理に戻り、コンパレータ23の出力に変化が
あるか、否かを調べ、上記と同様の制御を行う。
以上のように、制御回路24はヘッドがトラックの進み
方向にずれているか、遅れ方向にずれているかを検知す
る回路であり、出力する信号は例えば、電圧の上昇を指
令する信号と、下降を指令する信号を出力し、基準電圧
発生回路7bにて、所定の電圧幅ずつ上下させる。
以上の制御により、AFCループの回転数を確実に一定
回転にし、外乱による速度変化を補償し、トラッキング
エラー電圧のダイナミックレンジを狭めず、ヘッドをト
ラックの中心でトレースできる。
なお、上記実施例では、再往装置のみの説明であったが
、記録再生装置の再生部にも適用できる。
また、上記実施例では、サンプルホールド回路19から
出力されたトラッキングエラー信号とトランキングずれ
かないときのトラッキングエラー電圧と等しい基準電圧
22とをコンパレータ23で比較することにより、ヘッ
ドがトラックの進み方向にずれているか、遅れ方向にず
れているかを検知したが、第7図に示すように、パイロ
ット信号PのレベルPI、P2を直接コンパレータ23
で比較して、ヘッドがトラックの進み方向にずれている
か、遅れ方向にずれているか検知してもよい。
また、上記実施例では、定常時にAFCループのキャプ
スタンモータ3の回転が遅れているか、進んでいるかを
、制御回路24で第2図に示すシーケンスにてディジタ
ル的に判断していたが、定常時のトラッキングエラー電
圧の平均電圧レベルをアナログ的に得て、それとヘッド
がトランクの中心上を走行しているときのトラッキング
エラー電圧と比較して、ヘッドとトラックのずれを検知
し、でもよい。
[発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、コンパレータにより
トラッキングエラー信号と、トラッキングずれかないと
きのトラッキングエラー信号と等しい基準電圧とを比較
するか、あるいはV4接する両トラックからもれるパイ
ロット信号の二つのレベルを比較して、ヘッドがトラッ
クの進み方向にずれるか、遅れ方向にずれているかを検
知し、このコンパレータの出力が所定時間存続すると、
コンパレータの出力に基づき制御B@路でAFCループ
のキャプスタンモータの速度を決定する基ts′rt圧
を逐次変化させるように構成したので、AFCループの
キャプスタンモータの回転数を確実に一定回転にするこ
とができ、温度特性の変化のような外乱による速度変化
を補償することができる。
したがって、トランキングエラー電圧のダイナミックレ
ンジを狭めず、ヘッドをトラックの中心でトレースでき
、精度よくトラッキングできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるキャプスクン制御2
I装置の構成を示すブロック図、第2図は同上実施例に
おける制御回路の動作を説明するためのフローチャート
、第3図は従来のキャプスタン制御装置の構成を示すブ
ロック図、第4図は従来のDATの記録再生装置の構成
を示す平面図、第5図は第4図の記録再生装置における
テープ上に形成されるトラックを示す平面図、第6図は
同上テープに記録されたパイロット信号と同期信号を示
す説明図、第7図は同上パイロット信号の波形図である
。 I・・・加算アンプ、3・・・キャプスタンモータ、4
・・・FCパルス生成回路、7b・・・基準電圧発生回
路、11.23・・・コンパレータ、12・・・同期信
号検出回路、13・・・AGC回路、15・・・エンベ
ロープ検出回路、16.18・・・加算回路、17.1
9・・・サンプルホールド回路、22・・・基準電圧、
24・・・制f311回路、100・・・AFCループ
、200・・・ATFループ。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人    大  岩  増  雄 第2図 1   哄 第 図 第 図 手 続 補 正 書 (自発) 平成1 年5 イ3 日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. トラッキングエラー信号再生用のパイロット信号が各ト
    ラックに記録されているテープの第1のトラックの再生
    時にこの第1のトラックの両側に隣接する第2および第
    3のトラックからもれるパイロット信号を再生するヘッ
    ドと、このヘッドにより再生された上記第2および第3
    のトラックの両パイロット信号のレベル差に応じてトラ
    ッキングエラー信号を生成するオートマチック・トラッ
    ク・ファインディング・ループと、上記両パイロット信
    号の上記レベル差が定常時に上記第2または第3のいず
    れかのトラックからもれるパイロット信号の方が大きい
    とき基準電圧のレベルにしたがってキャプスタンモータ
    を一定の回転数で回転させる自動周波数制御ループと、
    上記オートマチック・トラック・ファインディング・ル
    ープから出力される上記トラッキングエラー信号と上記
    ヘッドがトラッキングずれのないときのトラッキングエ
    ラー電圧と等しい基準電圧とを比較するか、または上記
    両パイロット信号のレベルを直接に比較して上記ヘッド
    がトラックの進み方向または遅れ方向にずれているかを
    検知するコンパレータと、このコンパレータの出力が所
    定時間続くと上記自動周波数制御ループの目標値に対す
    る残留偏差をなくするように上記自動周波数制御ループ
    の上記基準電圧を変化させる制御回路とを備えたキャプ
    スタン制御装置。
JP63251093A 1988-10-04 1988-10-04 キャプスタン制御装置 Pending JPH0298856A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0604229A2 (en) * 1992-12-23 1994-06-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Tracking control in image recorders and/or reproducers

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