JPS62214543A - ヘリカルスキヤン方式テ−プ再生装置のトラツキング制御回路 - Google Patents

ヘリカルスキヤン方式テ−プ再生装置のトラツキング制御回路

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JPS62214543A
JPS62214543A JP61056208A JP5620886A JPS62214543A JP S62214543 A JPS62214543 A JP S62214543A JP 61056208 A JP61056208 A JP 61056208A JP 5620886 A JP5620886 A JP 5620886A JP S62214543 A JPS62214543 A JP S62214543A
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JP
Japan
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signal
track
circuit
level
head
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JP61056208A
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Setsuo Terasaki
寺崎 攝雄
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えば回転ヘッド式のデジタルオーディオ
テープレコーダ等のヘリカルスキャン方式テープ再生装
置に係り、特にそのトラッキング制御回路の改良に関す
る。
(従来の技術) 周知のように、音II器の分野では、可及的に高密度か
つ高忠実度記録再生化を図るために、音声信号等の情報
信号をPCM(パルス コードモジュレーション)技術
によりデジタル化データに変換して、例えばディスクや
磁気テープ等の記録媒体に記録し、これを再生するよう
にしたデジタル記録再生システムが普及してきている。
このうち、記録媒体として磁気テープを使用するものは
、デジタルオーディオチーブレコーダと称されており、
例えば複数のヘッドをテープの幅方向に配設してなる固
定ヘッド式のものと、ヘッドが周側に沿って回転するよ
うに設けられた円筒形状のシリンダにテープを巻き付け
てヘリカルスキャンを行なうようにした回転ヘッド式の
ものとがある。
ここで、第6図は上記回転ヘッド式のデジタルオーディ
オチーブレコーダにおける、テープとヘッドとの関係を
示すものである。すなわち、図中11は円筒形状に形成
されたシリンダで、その中心を挟んで互いに逆向きに一
対のヘッド12.13が支持されていや。このヘッド1
2.13は、シリンダ11の周側に沿って図中矢印Aで
示す方向に回転駆動されるようになっている。
また、図中14はテープで、その両端部がロール状に巻
回されてカセットケース15内に収容されている。そし
て、このテープ14は、記録再生時にカセットケース1
5内から引き出されて、テープがイドビン16.17に
よって図示のようにシリンダ11に巻き付けられるとと
もに、ピンチローラ18とキャプスタン19との間に挟
まれ、図中矢印Bで示す方向に定速走行され、ここにヘ
ッド12.13によるデジタル化データの記録再生が行
なわれるようになるものである。
なお、上記各ヘッド12.13は、図示のようにシリン
ダ11の中心から90°の開角の範囲でテープ14に接
触されるようになされている。
そして、上記テープ14には、第7図に示すように、ヘ
ッド12に対応するトラックTI2と、ヘッド13に対
応するトラックTi3とが交互に一定の傾斜をもって形
成(ヘリカルスキャン)されるようになる。なお、第7
図中矢印Cはヘッド12.13のテープ14に対する進
行方向を示し、矢印りはテープ14の進行方向をそれぞ
れ示している。
ここで、上記のような回転ヘッド式のデジタルオーディ
オチーブレコーダでは、再生状態で、各ヘッド12.1
3とそれに対応する各トラックT12゜T13とにトラ
ッキングずれが生じないように、トラッキングサーボが
施されている。このトラッキングサーボは、一般に、エ
リア分割型ATF(オートマチイック トラック ファ
インディング)方式が採用され、そのなかでも4トラッ
ク完結式が実際に使用されている。
すなわち、これは、テープ14にデジタル化データを記
録する際、各トラックT12. T13の両端部にトラ
ッキングエラー信号を生成するためのATF信号を記録
しておき、再生時にこのATF信号を利用してヘッド1
2.13とトラックT12. T13とのずれに対応し
た信号つまりトラッキングエラー信号を生成し、このト
ラッキングエラー信号に基づいてトラッキングずれを修
正するようにしたものである。
具体的に言えば、上記ATF信号は、第8図(a)に示
すように、パイロット信号Pと同期(SYNC)信号S
とよりなり(トラックT13に記録されている同期信@
Sは簡単のため省略している)、テープ14に記録され
るデジタル化データよりも低い周波数を有しているもの
である。
ここで、ヘッド12が自己のトラックT12を再生する
場合を考えるとともに、ヘッド12から得られる信号を
ローパスフィルタ回路を通すようにすれば、まず、デジ
タル化データ成分は第8図(b)に示すように遮断され
るようになる。
次に、ヘッド12がトラックT12に記録されたパイロ
ット信号Pの部分に到達すると、第8図(b)に示すよ
うに、レベルの高いパイロット信号Pが再生される。そ
の後、ヘッド12は、トラックT12の両側に隣接する
トラックT13からもれる各パイロット信@Pを再生す
ることになり、レベルの低いパイロット信号Pが順次再
生されるようになる。
この場合、トラッキングずれが生じていなければ、トラ
ックTI2の両側に隣接する各トラックT13からもれ
るパイロット信号Pを再生した信号のレベルは互いに等
しくなるものである。ところが、トラッキングずれが生
じていて、例えばヘッド12がトラックTI2の図中下
側のトラックT13側に偏っていたとすると、第8図(
b)に示すように、トラックT12の図中上側のトラッ
クTI3からもれるパイロット信号Pを再生した信号の
レベルよりも、トラックTt2の図中下側のトラックT
13からもれるパイロット信号Pを再生した信号のレベ
ルの方が高くなることになる。
また、ヘッド12がトラックT12の図中上側のトラッ
クT13側に偏った場合には、第9図に示すように、ト
ラックTI2の第8図(a)中上側のトラックT13か
らもれるパイロット信号Pを再生した信号のレベルP1
が、トラックT12の第8図(a)中下側のトラックT
13からもれるパイロット信号Pを再生した信号のレベ
ルP2よりも高くなるものである。
このため、トラックT12の両側に隣接する各トラック
T13からもれるパイロット信@Pを再生した信号のレ
ベルPi 、P2の差をとることにより、トラッキング
ずれに対応したトラッキングエラー信号が生成されるこ
とになる。
ここで、再び第8図(a>に示すように、ヘッド12の
中心がトラックT12の中心と一致している状態、つま
りトラッキングエラーのない状態をOoとし、ヘッド1
2の中心がトラックT12の図中上側及び下側のトラッ
クT13の中心と一致した状態をそれぞれ180°、 
−180°としてトラッキングエラーの大きさを表わす
と、上述したようにして生成されるトラッキングエラー
信号の特性は、第10図に示すようになる。
なお、第10図において、縦軸は、第8図(a)でヘッ
ド12が自己のトラックTI2に記録されたパイロット
信号Pを再生して得られる信号の振幅レベルを1として
表わしているものである。
また、ヘッド13に対しても同様に、トラックTI3の
両側に隣接するトラックT12からもれるパイロット信
号Pをヘッド13で再生した各信号のレベル差をとるこ
とにより、トラッキングずれに対応したトラッキングエ
ラー信号が生成されることになる。
そして、このようにして生成されたトラッキングエラー
信号を利用して、そのレベルが「0」となるようにヘッ
ド12.13の位置調整を行なうことにより、ここにト
ラッキングサーボが施されるようになるものである。
ここにおいて、例えばトラックT12を中心に考えると
、トラックTI2の両側に隣接する各トラックT13か
らもれるパイロット信号Pのレベルを検出するタイミン
グは、前記同期信号Sによって決定される。すなわち、
ヘッド12がトラックT12を再生している状態で、同
期信号Sが検出されたタイミング(第9図中5PI)で
トラックTI2の一方側の隣接トラックT13からもれ
るパイロット信号Pを再生した信号のレベルP1を検出
し、この検出時(SPl )から予め定められた一定時
間が経過したタイミング(第9図中5P2)でトラック
TI2の他方側の隣接トラックT13からもれるパイロ
ット信号Pを再生した信号のレベルP2を検出するよう
にしているものである。
第11図は、上述したトラッキングエラー信号の生成動
作を実行するための、トラッキング制御手段を示すもの
である。すなわち、入力端子20に供給された前記ヘッ
ド12.13からの再生信号は、増幅回路21を介した
後、イコライザ回路22及び0クロスコンパレ一タ回路
23を介して同期信号検出回路24に供給され、前述し
たタイミング信号spi 。
SP2の生成に供される。
一方、上記増幅回路21の出力信号は、ローパスフィル
タ回路25によってデジタル化データ成分が除去された
後、エンベロープ検出回路26によりそのレベル成分が
抽出される。そして、このエンベロープ検出回路26の
出力信号レベルは、サンプルホールド回路27によって
前記タイミング信号SP1が発生された時点でホールド
される。すなわち、上記サンプルホールド回路27の出
力信号レベルは、前記トラックT12の一方側の隣接ト
ラックT13からもれるパイロット信号Pを再生した信
号レベルP1となるものである。
そして、上記サンプルホールド回路27から出力される
信号レベルは、加算回路28により、上記エンベロープ
検出回路26からの出力信号レベルの極性を逆にしたも
のと加算される。つまり、サンプルホールド回路27の
出力信号とエンベロープ検出回路26の出力信号とが、
加算回路28で減算されることになる。そして、この減
算結果は、サンプルホールド回路29により前記タイミ
ング信号SP2が発生された時点でホールドされる。
このため、サンプルホールド回路29の出力信号レベル
は、前記トラッキングエラー信号P1−P2となり、出
力端子30から出力されるようになるものである。
ところで、上記のようなトラッキング制御手段では、使
用するヘッド12.13やチー714の感度及び特性等
の違いにより、テープ14に記録される信号のレベルが
ばらつくと、生成されるトラッキングエラー信号のレベ
ル特性が、第12図中一点鎖線及び点線で示すように大
きくばらついてしまうことになる。
この場合、使用する機器が第12図中実線で示すトラッ
キングエラー信号特性に対して、最も良好なトラッキン
グサーボを行なえるように設計されているとすると、ト
ラッキングエラー信号のレベル特性がばらつくことによ
り、トラッキングサーボループゲインが変化し安定なサ
ーボを行なえなくなるという問題が発生する。
そこで、従来より、第13図に示すようなトラッキング
制御手段が考えられている。すなわち、これは、増幅回
路21とローパスフィルタ回路25との間にAGC(自
動利得調整)回路31を介在させ、前記タイミング信号
SPI 、SP2によってエンベロープ検出回路26か
らの出力信号レベルをそれぞれラッチして両レベルを加
算する加算回路32の出力で、上記AGC回路31を制
御して、テープ14に記録されている信号レベルのばら
つきを調整し、生成されるトラッキングエラー信号のレ
ベル特性が、第12図中実線で示す特性に近くなるよう
に制御しているものである。
ここで、デジタルオーディオチーブレコーダに使用され
るテープ14としては、現状では、第14図(a)に示
すような1Tp(トラックピッチ)と称せられるタイプ
と、第14図(b)に示すような1.5TI)(トラッ
クピッチ)と称せられるタイプとの2種類のものがある
。このうち、ITpのものは使用者が記録再生を自由に
行なえるいわゆる生テープとして使用され、i、s’r
pのものはメーカが予め曲等を記録して販売するいわゆ
るプリレコーデツドチーブとして使用されている。
ところで、上記のようにAGC回路31を用いてトラッ
キングエラー信号のレベル調整を行なうようにしたトラ
ッキング制御手段では、ヘッド12゜13に対して通常
トラッキングサーボを行なう範囲(例えば120°〜−
120°の範囲)において、ヘッド12.13から得ら
れるパイロット信号Pのレベルが一定でなければならな
いものである。
第15図は、ヘッド12.13の位置に対して、得られ
るパイロット信号Pのレベル特性を示すもので、図中実
線で示すものが1TI)のテープの特性であり、図中点
線で示すものが1.5T I)のテープの特性である。
すなわち、1Tpのテープの場合は、120″′〜−1
20°の範囲で略一定の特性を示しているが、1.5T
pのテープでは同じ範囲で大きくレベルが変動しており
、その変動幅は最大で約6 dB以上にもなるものであ
る。このため、1Tpのテープでは、トラッキングエラ
ー信号のレベル特性が、120°〜−120゛の範囲で
、第16図に点線で示すように理想特性(図中実線で示
す特性)と略等しくなるが、1.5T pのテープでは
同じ範囲で第17図に点線で示すように理想特性(図中
実線で示す)から大きくずれてしまうものである。
したがって、先に第12図を参照して説明したように、
トラッキングサーボゲインが変化し、安定なサーボを行
なうことができなくなるものである。
(発明が解決しようとする問題点) 以上のように、従来のトラッキング制御手段では、ヘッ
ドの位置によって得られるパイロット信号のレベルが変
動し、安定なトラッキングサーボを施すことができない
という問題を有している。
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので
、ヘッドの位置にかかわらず再生されるパイロット信号
のレベルを略一定にして、テープに記録されている信号
レベルのばらつきによりトラッキングエラー信号のレベ
ル特性が変化することを防止し、安定なトラッキングサ
ーボを行ない得るようにした極めて良好なヘリカルスキ
ャン方式テープ再生装置のトラッキング制御回路を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) すなわち、この発明に係るヘリカルスキャン方式テープ
再生装置のトラッキング制御回路は、ヘッドが第1のト
ラックを再生して得られるパイロット信号と、ヘッドが
第1のトラックの両側に隣接する第2及び第3のトラッ
クからもれるパイロット信号を再生することにより得ら
れる両パイロット信号を加算した信号との和に基づいて
、ヘッドで再生された各パイロット信号のレベルを調節
してトラッキングエラー信号のレベル調整を行なうよう
にしたものである。
(作用) そして、上記のような構成によれば、ヘッドが自己のト
ラックを再生して得られるパイロット信号と、自己のト
ラックに隣接する両トラックからもれるパイロット信号
を再生して得られる各信号を加算した信号との和に基づ
いて、再生された各パイロット信号のレベルを調節して
トラッキングエラー信号のレベル調整を行なうようにし
たので、ヘッドの位置にかかわらず再生されるパイロッ
ト信号のレベルを略一定にして、テープに記録されてい
る信号レベルのばらつきによりトラッキングエラー信号
のレベル特性が変化しまうことを防止し、安定なトラッ
キングサーボを行なえるようにすることができるもので
ある。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第1図において、33は入力端子20で、
第2図(a)に示すよう、な、前述した2つのヘッド1
2.13からの再生信号が供給されるものである。この
場合、第2図(a)中信号Aがヘッド12の再生信号を
示し、信号Bがヘッド13の再生信号を示している。
そして、上記入力端子33に供給された再生信号は、増
幅回路34を介した後、イコライザ回路35及びOクロ
スコンパレータ回路36を介して同期信号検出回路37
に供給される。この同期信号検出回路37は、第2図(
C)、(d)に示すように、前述したタイミング信号S
P1 、SP2を生成するとともに、第2図(e)に示
すように、ヘッド12゜13が再生している自己のトラ
ックT12.713に記録されたパイロット信号Pを再
生して得られる信号のレベルをラッチするタイミングを
とるタイミング信号SP3を生成するものである。
一方、上記増幅回路34の出力信号は、AGC回路38
によってレベル調節された後、ローパスフィルタ回路3
9によってデジタル化データ成分が除去されて、第2図
(b)に示すように、パイロット信号P成分が取り出さ
れる。その後、このパイロット信号Pは、エンベロープ
検出回路40によりそのレベル成分が抽出される。そし
て、このエンベロープ検出回路40の出力信号レベルは
、サンプルホールド回路41によって前記タイミング信
号SP1が発生された時点でホールドされる。すなわち
、上記サンプルホールド回路41の出力信号レベルは、
例えば前記トラックT12の一方側の隣接トラックT1
3からもれるパイロット信号Pを再生した信号レベルP
1となるものである。
そして、上記サンプルホールド回路41から出力される
信号レベルは、加算回路42により、上記エンベロープ
検出回路40からの出力信号レベルの極性を逆にしたも
のと加算される。つまり、サンプルホールド回路41の
出力信号とエンベロープ検出回路40の出力信号とが、
加算回路42で減算されることになる。そして、この減
算結果は、サンプルホールド回路43により前記タイミ
ング信号SP2が発生された時点でホールドされる。
このため、サンプルホールド回路43の出力信号レベル
は、前記トラッキングエラー信号P1−P2となり、出
力端子44から出力されるようになるものである。
ここで、上記エンベロープ検出回路40からの出力信号
は、加算回路45に供給されている。この加算回路45
は、同期信号検出回路37から各タイミング信号SP1
〜SP3が発生された時点で、入力された信号レベルを
ラッチし、順次加算する機能を有している。
すなわち、加算回路37の出力は、例えばヘッド12が
自己のトラックTI2を再生している状態を考えると、
ヘッド12がトラックT12に記録されているパイロッ
ト信号Pを再生した信号のレベルと、ヘッド12がトラ
ックT12の両側に隣接する各トラックT13からもれ
るパイロット信号Pを再生した両信号のレベルを加算し
たレベルとの和となっている。そして、この加算回路4
5の出力信号レベルに基づいて、上記AGC回路38が
制御され、前記テープ14に記録されている信号レベル
のばらつきが調整されるものである。
上記のような構成によれば、ヘッド12.13が再生し
ている自己のトラックTI2. TI3に記録されたパ
イロット信号Pを再生した信号のレベルと、自己のトラ
ックT12. T13に隣接するトラックTI3及びT
I2からもれるパイロット信号Pを再生した信号のレベ
ルを加算したレベルとの和に基づいて、AGC回路38
により、再生信号のレベル調節を行なうようにしたので
、ヘッド12.13に対して通常トラッキングサーボを
行なう範囲(例えば120°〜−120°の範囲)にお
いて、第3図に示すように、ヘッド12.13から得ら
れるパイロット信号Pのレベルを一定にすることができ
る。なお、第3図において、図中実線で示すものがIT
pのテープの特性で′あり、図中点線で示すものが1.
5TI)のテープの特性である。
そして、上記のように、ヘッド12.13が120゜〜
−120°の範囲にある状態で、得られるパイロット信
号Pのレベルを一定にすることにより、ITpのテープ
では、トラッキングエラー信号のレベル特性が、120
0〜−120°の範囲で、第4図に一点鎖線で示すよう
に理想特性〈図中実線で示す特性)と略等しくなり、ま
た、1,5T pのテープでも同じ範囲で第5図に一点
鎖線で示すように理想特性(図中実線で示す)と略等し
くすることができるものである。このため、トラッキン
グサーボゲインが変化することなく、安定なサーボを行
なうことができるようになるものである。
また、両ヘッド12.13間で例えば約6 dB記録レ
ベルにばらつきがあると、ヘッド12.13の位置(1
20’〜−120°)による再生信号のレベルは、1T
pのテープでは略一定となるが、1.57 pのテープ
では2 dBのレベル差が生じることになる。
しかしながら、先に第15図を参照して説明したように
、自己のトラックに隣接する各トラックからもれるパイ
ロット信号を再生した信号の和のレベル差は6 dBに
もなるので、これに比べればほとんど問題のないもので
ある。
そして、通常は、ヘッド12.13のベアリング調整が
行なわれるため、1.5T l)のテープのレベル差は
1 68以内に押えられるため、ヘッド12.13間で
の記録レベルのばらつきに対しては、はとんど問題がな
いものである。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
[発明の効果] したがって、以上詳述したようにこの発明によれば、ヘ
ッドの位置にかかわらず再生されるパイロット信号のレ
ベルを略一定にして、テープに記録されている信号レベ
ルのばらつきによりトラッキングエラー信号のレベル特
性が変化することを防止し、安定なトラッキングサーボ
を行ない得るようにした極めて良好なヘリカルスキャン
方式テープ再生装置のトラッキング制御回路を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るヘリカルスキャン方式テープ再
生装置のトラッキング制御回路の一実施例を示すブロッ
ク構成図、第2図は同実施例の動作を説明するためのタ
イミング図、第3図は同実施例におけるヘッドの位置と
再生されるパイロット信号のレベルとの関係を示す特性
図、第4図及び第5図はそれぞれ同実施例におけるIT
り及び1,5T I)のテープに対するヘッドの位置と
トラッキングエラー信号のレベルとの関係を示す特性図
、第6図はヘリカルスキャン方式のデジタルオーディオ
チーブレコーダの記録再生機構を示す構成図、第7図は
テープ上に形成されるトラックを示す平面図、第8図は
テープに記録されたパイOット信号及び同期信号と該パ
イロット信号の再生レベルとを示す平面図及び波形図、
第9図はパイロット信号を再生した信号の処理手段を示
す波形図、第10図はヘッドの位置とトラッキングエラ
ー信号のレベルとの関係を示す特性図、第11図は従来
のトラッキング制御手段を示すブロック構成図、第12
図は第11図に示すトラッキング制御手段の問題点を説
明するための特性図、第13図は第11図に示すトラッ
キング制御手段の問題点を解決した従来のトラッキング
制御手段を示すブロック構成図、第14図は1Tpのテ
ープと1.5Tpのテープとを示す平面図、第15図は
第13図に示すトラッキング制御手段におけるヘッドの
位置と再生されるパイロット信号のレベルとの関係を示
す特性図、第16図及び第17図はそれぞれ第13図に
示すトラッキング制御手段における1Tp及び1.57
 pのテープに対するヘッドの位置とトラッキングエラ
ー信号のレベルとの関係を示す特性図である。 11・・・シリンダ、−12,13・・・ヘッド、14
・・・テープ、15・・・カセットケース、1(3,1
7・・・テープガイドビン、18・・・ピンチローラ、
19・・・キャプスタン、20・・・入力端子、21・
・・増幅回路、22・・・イコライザ回路、23・・・
0クロスコンパレ一タ回路、24・・・同期信号検出回
路、25・・・ローパスフィルタ回路、26・・・エン
ベロープ検出回路、27・・・サンプルホールド回路、
28・・・加算回路、29・・・サンプルホールド回路
、30・・・出力端子、31・・・AGC回路、′32
・・・加算回路、33・・・入力端子、34・・・増幅
回路、35・・・イコライザ回路、36・・・0クロス
コンパレ一タ回路、37・・・同期信号検出回路、38
・・・AGC回路、39・・・ローパスフィルタ回路、
40・・・エンベロープ検出回路、41・・・サンプル
ホールド回路、42・・・加算回路、43・・・サンプ
ルホールド回路、44・・・出力端子、45・・・加算
回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第4図 第5図 第12図 (a)(b) 第14図 第15図 第76図      第17図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各トラックにトラッキングエラー信号生成用のパイロッ
    ト信号が記録されたテープを再生するヘリカルスキャン
    方式のテープ再生装置に設けられ、ヘッドが第1のトラ
    ックを再生している状態で、該ヘッドが前記第1のトラ
    ックの両側に隣接する第2及び第3のトラックからもれ
    る前記パイロット信号を再生することにより得られる両
    パイロット信号のレベル差に応じてトラッキングエラー
    信号を生成しトラッキングサーボを施すトラッキング制
    御回路において、前記ヘッドが前記第1のトラックを再
    生して得られる前記パイロット信号と、前記ヘッドが前
    記第2及び第3のトラックからもれる前記パイロット信
    号を再生することにより得られる両パイロット信号を加
    算した信号との和に基づいて、前記ヘッドで再生される
    前記各パイロット信号のレベルを調節して前記トラッキ
    ングエラー信号のレベル調整を行なう自動調整手段を具
    備してなることを特徴とするヘリカルスキャン方式テー
    プ再生装置のトラッキング制御回路。
JP61056208A 1986-03-14 1986-03-14 ヘリカルスキヤン方式テ−プ再生装置のトラツキング制御回路 Pending JPS62214543A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025261A (ja) * 1988-06-24 1990-01-10 Kenwood Corp トラツキング制御回路
US5003413A (en) * 1988-09-05 1991-03-26 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Tracking control circuit of helical scanning magnetic tape apparatus
JPH03203850A (ja) * 1989-12-30 1991-09-05 Sony Corp トラツキング制御回路
JPH04344316A (ja) * 1991-05-22 1992-11-30 Sharp Corp 磁気記録再生装置

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