JPS60253048A

JPS60253048A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS60253048A
Application number: JP10908084A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Sui; 須井　昌弘
Original assignee: Pioneer Corp; Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1984-05-29
Filing date: 1984-05-29
Publication date: 1985-12-13
Also published as: JPH0531223B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、磁気記録再生装置に関（７、特に４周波トラ
ッキング方式によってトラッキング制御を行なう磁気記
録再生装置に関する。

背景技術従来の磁気記録再生装置（以下Ｖ　’Ｉ’　Ｒと称す）
にあっては、記録時に磁気テープの端縁に沿って設けら
れているコントロールトラックにドラム回転に応じたパ
ルス信号（以下ＣＴＬ信号と称す）を記録しておき、再
生時にこのＣＴＬ信号の位相がドラム位相と合致するよ
うにテープ速度を制御することによりトラッキング制御
を行なうようになっている。ところが近時提案されてい
る８ミリＶＴＲの如く記録情報の高密度化が図られた場
合には記録媒体としての磁気テープの走行速度が低くな
りかつトラックピッチが狭くなるのが通常である。かか
る場合には磁束応答型の固定ヘッドでは磁気テープの走
行速度の低下に伴い再生コントロール信号のＳ／Ｎが劣
下し、十分なトラッキング精度の確保が困難であるとい
う問題が発生する。

このため、８ミリＶＴＲにおいては互いに周波数が異な
りかつ所定の関係を有する４つのパイロット信号を情報
信号に順次重畳して記録し、再生時に隣接トラックから
クロストークとして読取られたパイロット信号によって
トラッキング制御を行なういわゆる４周波トラッキング
方式が採用されている。これは、パイロット信号が回転
ヘッドで再生されるためテープ速度にはあまり依存しな
いためである。

この８ミＩＪ　Ｖ　Ｔ　Ｒにおいては回転ヘッドの再生
感度のばらつき、テープの種類とヘッドとの組合せ、記
録レベルの変動等により再生パイロット信号に１２ｄＢ
程度の信号レベルの変動が生じることが予想される。こ
の再生パイロット信号の信号レベルの変動によってトラ
ッキング制御を行なうサーボループのゲインが変動して
精確な位置制御がなされなくなると共にサーボの引き込
みが良好になされなくなるという問題の発生する恐れが
あった。

発明の概要そこで、本発明の目的は回転ヘッドの再生感度のばらつ
き等に起因する再生パイロット信号の信号レベルの変動
によって生じる問題をなくして良好なトラッキング制御
をなすことができる磁気記録再生装置を提供することで
ある。

本発明による磁気記録再生装置は、回転ヘッドによって
走査されている記録トラックから得られたトラッキング
制御用のパイロット信号のピークレベルが所定レベルに
なるように当該パイロット信号を含む複数のパイロット
信号を増幅する増幅手段を備えた構成となっている。

実施例以下、本発明の実施例につき添付図面を参照して詳細に
説明する。

第１図において、移送手段としてのキャプスタンモータ
１の回転速度に応じた周波数の速度検出信号が速度検出
器２及び位相差検出器３に供給されている。この速度検
出信号は、例えばキャプスタンモータ１の回転７ヤフト
に固設されたマグネット（図示せず）の磁束を検出する
ピックアップ（図示せず）より出力されている。速度検
出器２は、例えば速度検出信号の周波数に応じた電圧を
発生するＦ／Ｖ（周波数／電圧）変換器からなり、この
Ｆ／Ｖ変換器の出力を速度エラー信号とする構成になっ
ている。この速度検出器２の出力が加算器４の１人力と
なる。加算器４の加算出力がドライバ５を介してキャプ
スタ／モータ１の回転制御信号となる。位相差検出器３
には回転ドラムモータに固設された位相発電器（図示せ
ず）の出力を入力とする基準信号発生回路６よ−り得ら
れるヘッド切換信号ＳＷＰが供給されている。位相差検
出器３は、ヘッド切換信号ＳＷＰと速度検出信号との位
相差に応じた位相エラー信号を出力する構成となってい
る。この位相差検出器３の出力が記録時にオンとなるス
イッチＳ１を介して加算器４の個入力となる。ヘッド切
換信号ＳＷＰは、４周波信号発生回路８にも供給されて
いる。４周波信号発生回路８は、ヘッド切換信号ＳＷＰ
の状態が変化する毎にそれぞれ６．５ｆＨ，７，５ｆＨ
，１０，５ｆＨ及び９．５　ｆＨ（ｆＨは水平同期周波
数）の４つの信号ｆｌ−ｆ４を順次出力するように構成
きれている。この４周波信号発生回路８の出力がパイロ
ット信号として加算器９によって情報信号例えばビデオ
情報及びオーディオ情報を含むＦＭ信号と加算合成され
たのち記録時に切換スイッチＳ２（、介して１対の回転
ヘッドＡ、Ｈに印加されて記録媒体としての磁気テープ
Ｔに記録される。尚、パイロット信号がｆ、、　ｆ２．
　ｆｌ、　ｆ４の順に記録ｇｈるものとすれば、例えば
記録ポーズ状態に移る直前にｆｏが記録された場合には
、次に記録ポーズ状態から記録状態へ移るときにＶｉｆ
２から上記の順序に従って記録されるように４周波信号
発生回路８が形成されており、トラッキング制御用パイ
ロット信号の連続性が保たれるようになっている。

また、４周波トラッキング方式によるエラー検出器とし
ての４Ｆエラー検出器１１のエラー出力が再生時にオン
となるスイッチＳ３を介して加算器４の低入力となって
いる。

４Ｆエラー検出器１１には再生時に切換スイッチＳ２を
介して回転ヘッドＡ、Ｂによって磁気テープＴより読取
られたＲＦ倍信号供給される。４Ｆエラー検出器１１に
おいてＲＦ倍信号プリアンプ１２によって増幅されたの
ち低域フィルタ１３によって高域成分が除去されて４つ
のパイロット信号ｆ１〜ｆｉが抽出される。これらパイ
ロスト信号ｆ１〜ｆ、は可変利得アップ１４を経たのち
ミキサ１５及び帯域フィルタ１６に供給される。帯域フ
ィルタ１６は、例えばパイロット信号ｆ１のみを選択的
に通過させるような周波数特性を有している。この帯域
フィルタ１６の出力はピークホールド回路１７に供給さ
れている。ピークホールド回路１７に供給されている。

ピークホールド回路１７によって帯域フィルタ１６より
出力されたノζイロノト信号ｆ１のピークレベルが保持
されてサンプルホールド回路１８に供給される。サンプ
ルホールド回路１８の出力は制御信号発生回路１９に供
給される。制御信号発生回路１９は、す／プルホールド
回路１８に保持された信号に応じたレベルの信号を可変
利得アンプ１４の制御入力として出力する構成となって
いる。

一方、ミキサ１５に供給ぴれた再生パイロット信号ｆ１
〜ｆ４は４周波信号発生回路８の出力と混合される。ミ
キサ１５の出力よりｆＨ及び３ｆＨ成分がそれぞれ帯域
フィルタ２１及び２２によって抽出されたのち検波器２
３及び２４に供給される。検波器２３及び２４よりｆＨ
及び３ｆＨ成分の信号レベルに応じた電圧が出力されて
コンパレータ２５の正側及び負側入力端子にそれぞれ印
加される。コンパレータ２５の出力は、直接信号切換回
路２６の一方の入力端子に印加されると同時に反転増幅
器２７を介して信号切換回路２６の他方の入力端子に印
加される。信号切換回路２６の制御入力端子にはヘッド
切換信号ＳＷＰが印加さ八ている。

この信号切換回路２６よりコンパレータ２５の出力及び
反転増幅器２７の出力が択一的に導出されて４Ｆエラー
検出器１１の出力となる。

閘、回転ヘッドＡ、Ｂは、第２図に示す如く回転軸に関
して１８０°離れてドラムＨに固設されて一体回転する
ようになっている。ドラムＨは、入力ビデオ信号の垂直
同期信号或いは内部基準信号（例えば３．５１３　ＭＨ
，のサブキャリア）を分周した信号に同期して回転駆動
されるようになっている。

磁気テープＴは、キャプスタンモータ１によって回転ヘ
ッドＡ、Ｂの回転数に応じた速度で回転ヘッドＡ、Ｂに
沿って移送され、第３図に示す如く互いにほぼ平行な複
数の記録トラックが形成されると同時にパイロスト信号
がｆＩ＋　ｆ２＋　ｆ３＋　ｆ４の順に順次記録される
。第３図におけるトラックＡは回転ヘッドＡに対応し、
トランクＢは回転ヘッドＢに対応している。

これら記録トラックにビデオ情報等と共に周波数多重記
録される４つのパイロット信号ｆ１〜ｆ４の周波数はそ
れぞれ６．５　ｆＨ，７，５ｆＨ，１−０，５ｆＨ，９
，５ｆＨ（ｆＨは水平同期周波数）なるので、次式の如
き関係が成立する。

ｌ　ｆｌ−ｆ２１　＝　ｌ　ｆ３−ｆ、　Ｉ＝　ｆＨ・
（１）１　’２　’３１　＝　ｌ　ｆｌ　’４１　＝　
３１Ｈ・（２）これら４つのパイロット信号の周波数は
、１００ＫＨ２〜１６０ＫＨ２でありアジマスによる損
失はほとんどないため、回転ヘットＡ又はＢが走査して
いる記録ｌ・ランクに記録されているパイロット信号の
みならず、この記録トラックに隣接し７ている２つのト
ラックにそれぞれ記録されている２つのパイロット信号
もクロストークとして再生される。そして、このクロス
トークのレベルは、隣接トラックに当接している回転ヘ
ッドの幅にほぼ比例する。このため、クロストークとし
て再生きれる２つのパイロット信号の信号レベルの差に
よって回転ヘッドの記録トラックに対する記録トラック
の垂直方向におりる相対的な位置の検出をなすことがで
きる。

今、各記録トラックにはパイロット信号がｆｌ＋’２＋
　第３＋　’４の順で順次記録されているので、回転ヘ
ッドＡ又はＢが当接している記録トラックに記録されて
いるパイロット信号がｆｌである場合には隣接する２つ
のトラックに記録されているパイロット信号は第４及び
第２となる。そして、ミキサ１５の出力中のｆＨ酸成分
び３構成分は、それぞれ第２及びｆ、に対応したものと
なる。従って、コンパレータ２５の出力が正レベルのと
きはｆ、成分の信号レベルが大すなわち回転へノドが記
録トラックに対しテープ走行方向とは逆の方向に偏移し
ていることになる。また、コンパレータ２５の出力が負
レベルのときは第４成分の信号レベルが犬すなわち回転
ヘッドが記録トラックに対しテープ走行方向に偏移して
いることになる。

次に、回転ヘッドが当接している記録トラックに記録さ
れているパイロット信号が第２である場合には隣接する
２つのトラックに記録されているパイロット信号はｆ、
及び第３となり、ミキサ１５の出力中のｆＨ及び３ｆＨ
成分はそれぞれｆｌ及び第３に対応したものとなる。従
って、この場合はコ／・ζレータ２５の出力が正レベル
のときｆ１構成の信号レベルが犬すなわち上述の場合と
は逆に回転ヘッドが記録トラックに対しテープ走行方向
に偏移していることになる。また、コンパレータ２５の
出力がＱレベルのときは第３成分の信号レベルが大すな
わち回転ヘッドが記録トラックに対しテープ走行方向と
は逆の方向に偏移していることになる。

従って、信号切換回路２６よりヘッド切換信号ＳＷＰに
よってコンパレータ２５の出力及び反転増幅器２７の出
力が交互に出力されるようにすれば、連続したエラー信
号が得られて１ラツキング制御がなされることとなる。

ここで、第４図（Ａ）に示す如きヘッド切換信号ＳＷＰ
によって同図（ハ）に示す如く４周波信号発生回路２０
の出力の周波数が変化するものとする。このとき、ピー
クホールド回路１７に同図０に示す如く４周波信号発生
回路２０の出力の周波数がｆ。

の周波数に等しくなったときりセット信号ａを供給すれ
ばピークホールド回路１７の出力は通常の再生モード時
には同図［Ｆ］に実線で示す如くなる。

尚、このときピークホールド回路１７に帯域フィルタ１
６より供給されるパイロット信号ｆ１のエンベロープ成
分は同図［Ｆ］に破線で示す如き波形を有している。寸
だ、サーチモード時には帯域フィルタ１６より同図■に
破線で示す如きエンベロープ波形を有するパイロット信
号ｆ１が出力されてピークホールド回路１７の出力は同
図■に実線で示す如くなる。従って、同図（ハ）に示す
如くリセット信号ａの発生する直前にサングリスゲパル
スｂをす／プルホールド回路１８に供給すれば、同図（
０に示す如く再生モードに関係なく常にピークレベルが
す／プルホールト回路１８に保持される。このサンプル
ホールド回路１８の出力が制御信号発生回路１９に供給
されて可変利得−アンプ１４の制御人力が形成されるの
で、パイロット信号ｆ１のピークレベルが所定レベルに
等しくなるように可変利得アンプ１４の第１」得の制御
をなすことができることとなる。

ｆΔ〕、上記実施例においてはサンプルホールド回路１
８の前段にピークホールド回路１７が設けられていたが
、サーチ動作、倍速再生時、スロー再生時等におけるト
ラッキング制御を行なわない場合にはピークホールド回
路１７を除去することができる。

効果以上詳述した如く本発明による磁気記録再生装置は、回
転へノドによって走査されている記録トラックから得ら
れたパイロット信号のピークレベルが所定レベルになる
ようにパイロット信号を増幅する増幅手段を備えた構成
となっているので、回転ヘットの再生感度のばらつき、
テープの種類と回転ヘッドとの組合せ、記録レベルの変
動等に起因する再生パイロット信号の信号レベルの変動
が防止でれて回転ヘッドの記録媒体に対する相対的な位
置の精確な制御がなされなくなったり或いはサーボの引
き込み特性が劣化するという問題がなくなり、良好なト
ラッキング制御をなすことができることとなる。

４４、図面の簡単な説明第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は、第１図の装置における回転ヘッドＡ。

Ｂが固設されているドラムを示す図、第３図は、第１図
の装置によって記録媒体上に形成される記録トラックを
示す図、第４図は、第１図の装置における各部の動作を
示すタイミングチャートである。

主要部分の符号の説明１・・・キャプスタンモータ１１　・４Ｆエラー検出器１４・・・可変利得アンプ１６・・・帯域フィルタ１７・・ピークホールド回路１８・・・サンプルホールド回路１９・・制御信号発生回路出願人　パイオニア株式会社代理人　弁理士　藤村元彦

Claims

【特許請求の範囲】

一体回転する少なくとも２つの回転ヘッドと、前記少な
くとも２つの回転ヘッドが記録媒体を交互に走査するよ
うに前記記録媒体を前記少なくとも２つの回転ヘッドに
沿って前記少なくとも２つの回転ヘッドの回転速度に応
じた速度で移送する移送手段とを含み、記録時に前記記
録媒体に複数の記録トラックを互いに平行になるように
形成すると同時に前記複数の記録トラックに周波数が互
いに異なりかつ互いに所定の関係を有する複数のパイロ
ット信号を順次記録し、再生時に前記複数の記録トラッ
クのうちの前記少なくとも２つの回転ヘッドのうちの一
方によって走査されている１つに隣接する２つの記録ト
ラックから同時に得られる前記複数のパイロット信号の
うちの２つの信号レベルが相等しくなるように前記記録
媒体を走査している前記回転ヘッドの前記記録トラック
に対する前記記録トラックの垂直方向における相対的な
位置を制御するようにした磁気記録再生装置であって、
前記回転ヘッドによって走査されている記録トラックか
ら得られたパイロット信号のピークレベルが所定レベル
になるように前記複数のパイロット信号を増幅する増幅
手段を備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。