JPH025261A - トラツキング制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、ＰＣＭ信号等の記録再生装置などに用いて
好適なトラッキング制御回路に関し、さらに評言すれば
映像信号やオーディオ信号ｔ−ＰＣＭ信号化し、これを
単位時間づつ回転ヘッドにより記録媒体上に１本づつ斜
めのトラックとして記録し、これを再生する７″ノタル
信の記録再生装置等に用いて好適なトラッキング制御回
路に関する。

（従来技術） 従来、上記した記録再生装置はトラッキング用パイロッ
ト信号と該パイロット信号の位置出し信号を時分割的に
トラックに記録し、再生中のトラックの両隣接トラック
に記録されたノセイロット信号のそれぞれからのクロス
トーク量の差を減算手段で減算し、減算出力を駆動系に
伝送し、トラッキング制御を行なうようになされている
。すなわち従来の記録再生装置は、複数個の回転ヘッド
によって傾斜トランクをガードバ７トを形成しない状態
で記録媒体上に形成してデジタル信号全記録し、これを
再生する。かかる記録再生装置では、予め記録する・時
にトラッキング用のパイロット信号とそのパイロット信
号の位置を見つけ出す為の信号とを、デソタル信号とは
同一トラック上ではあるが別の位置に複数個所にわたっ
て付加しておき、再生時には両隣接トラックに記録され
ているトラッキング用ノ＜？イロット信号がトラックを
走査している回転ヘッドに対して漏れ込むクロストーク
量が等しくなるよりにトラッキング制御をかけている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上記した如き従来のトラッキング回路では
、記録媒体による・母イロット信号の記録再生レベルの
違いや、オーバーライドによるパイロット記号の再生特
性や、記録時と再生時のヘッドが異なる等の要因で漏れ
込む・母イロット信号のレベルが異なり、トラッキング
制御が不安定となる問題点がめった。

本発明は上記の問題点を解決したトラッキング制御回路
を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） この発明は、再生時両隣接トラックそれぞれからのクロ
ストーク蓋の和を取る加算手段と、加算手段の出力と基
準信号とのレベル比較をする比較手段とを備え、再生時
クロストーク量の差をとる減算手段の出力がほぼ零また
はそれに近い値となったときに、比較手段の出力により
減算手段の出力のダインを変化させるようにしたことを
特徴とする。

（作　用） 再生時両隣接トラックからのクロストーク量は加算手段
により加算され、加算手段の出力が基準信号と比較手段
によって比較される。

クロストーク量の差を減算した減算手段の出力がほぼ零
またはそれに近い値になったとき、比較手段の出力に伴
って減算手段の出力のケ９インが変化させられる。この
変化てせられた減算手段の出力を駆動系に伝送してトラ
ッキング制御がされる。

したがって、両隣接トラックからのクロス）　−り量の
和によってクロストーク量の差のダインを変化させるよ
うにしたため、記録媒体によるパイロット慣号の一記録
再生レベルの違いや、オーバライドによるパイロット信
号の再生特性や、記録時と再生時に磁気ヘッドが異なる
こと等の原因で漏れ込むパイロットレベルが変動しても
、トラッキング制御が不安定にならなくなる。

（実施例） 以下、この発Ｆ３Ａ’を実施例により説明する。

第１図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
アシ、回転磁気ヘッド型磁気記録再生装置（以下、ＤＡ
Ｔと略記する）の場合を例示している。

ＩＡおよびＩＢは回転磁気ヘッドで互にアノマス角が逆
となるように設定されている。２は磁気テープである。

３Ａおよび３Ｂはそれぞｎ回転磁気ヘッドＩＡおよびＩ
Ｂからの出力信号を増幅する再生用増幅器であり、回転
磁気ヘッドに対する再生周波数特性の補正や波形等化を
行なっている。

再生用増幅器３Ａからの出力信号と再生用増幅器３Ｂか
らの出力信号とは切替スイッチ４によりその一方を選択
して、交互に後段の回路に伝送する。

５はバンドパスフィルタでロシ、切替スイッチ４からの
出力信号中の１３０　ｋＨｚのトラッキング用パイロッ
ト信号を抜き取るためのものである。６および７もパン
トノ母スフィルタでアク、パントノ臂スフイルタロは５
２２　ｋＨｚのノやイロット検出用信号を抜き取るため
のものであシ、パントノ４スフイルタフは７８４　ｋＨ
ｚのパイロット検出用信号を抜き取るためのものである
。バンドパスフィルタ６からの出力信号とバンドパスフ
ィルタ７からの出力信号とは切替スイッチ８により、再
生している磁気ヘッドに対応して切替えて、コンパレー
タ１７に出力する。ここでバンドパスフィルタ６および
７には、たとえばエンベロープ検波器（図示せず）が切
替スイッチ８との間に接続しである。

バフトノ４スフイルタ５からの出力信号はエンベローブ
検波回路９に供給して、バンドパスフィルタ５の出力信
号の波高値を検出する。エンベローブ検波回路９からの
出力信号はサンプル・ホールド回路１０に供給してサン
プリングし、ホールドする。エンベローブ検波回路９か
らの出力信号を減算器１１でサンプル・ホールド回路１
０の出力信号から減算する。また、エンベローグ検波回
路からの出力信号とサンプル・ホールド回路１ｏがらの
出力信号とは加算器１２で加算する。減算器１１からの
出力はサングル・ホールド回路１３においてサンプリン
グし、ホールドする。また加算器１２からの出力信号も
サンプル・ホールド回路１４でサンプリングし、ホール
ドする。サンプル・ホールド回路１３からの出力信号は
ゲインコントロール回路１６に供給して、出力信号のレ
ベルを制御する。サンプル・ホールド回路１４の出力信
号は、予め定め設定されたレベルとレベル比較器１５で
比較し、レベル比較器１５からの比較出力はダインコン
トロール回路１６に供給して、ゲインコントロール回路
１６の入力がほぼ零またはそれに近い値のときに、比較
出力でゲインコントロール回路１６のゲイン金制御する
。ゲインコントロール回路１６によってサンプル・ホー
ルド回路１３の出力信号の振幅を増幅、減衰させて、ま
たはそのまま位相チーざ系２４へ送出する。

切替スイッチ８からの出力信号は、予め設定されたレベ
ルとレベル比較器１７で比較し１、切替スイッチ８から
の出力信号が予め設定されたレベルを超えると論理“１
＃（高電位とする）の出力信号を発生する。レベル比較
器１７の出力が論理″″１”になるとサンプリングパル
ス発生器１８からサンプル・ホール）’回路１　ｏにサ
ンプルホールトノ４ルスを発生し、レベル比較器１７の
出力が所定期間論理”１”になったときから、サンプリ
ングパルス発生器１９はサンプル・ホールド回路１３お
よび１４にサンプルホールトノ４ルスを発生する。なお
上記の所定期間はタイミング信号発生回路２０からの信
号によって定められ、またサンプリングツ９ルス発生器
１９から出力てれるサンプルホールトノ４ルス幅はサン
プリング・臂ルス発生器１８から出力されるサンプルホ
ールドパルス幅よシ狭く設定しである。

タイミング信号発生回路２０は回転磁気ヘッドＩＡおよ
びＩＢが設けられたドラムの回転を検出する回転速度検
出器２１からの検出信号に基づき、切替スイッチ−およ
び８の切替タイミング信号を発生し、ノソイロット検出
の保護信号を発生し、ドラムの回転位相を制御する為の
信号を位相サーボ回路２２に供給する。回転速度検出器
２１はドラムの回転速度に応じた周波数信号および回転
位相を示す位相信号を検出して出力する。また２３は位
相サーボ回路２２により制御されて、ドラムを回転駆動
するドラムモータである。

一方、位相サーボ回路２４はゲインコントロール回路１
６を介したサンプル・ホールド回路１３の出力でキャプ
スタンモータ２５の回転位相を制御する位相サーボ回路
である。回転速度検出器２６はキャプスタンモータ２５
の回転速度を検出する回転速度検出器であり１位相サー
ボ回路２４に回転速度の情報および回転位相の情報を送
出している。２７はピンチローラであり、回転するキャ
プスタンとの間で磁気チーｆ２を挾んで走行させている
。

上記の如く構成されたこの発明の一実施例の作用を第２
図および第３図にもとづき説明する。

第２図はＤＡＴの自動トラッキング検出（ＡＴＦ）部分
周辺のチーグツ量ターンを示したものである。

このチーｆパターンを磁気ヘッドがトレースして行く事
で各部の動作を説明していく。

磁気テープ２には第２図に示す／？ターンが連続して記
録されている。回転磁気ヘッドＩＡが磁気チーブ２上の
（Ａ）偶数フレームアドレス上をトレースすると、再生
用増幅器３Ａで再生信号が増幅される。増幅された再生
信号は切替スイッチ４を介してバンドパスフィルタ５．
６および７に入力される。バンドパスフィルタ５からは
、最初トレース中のトランクに記録された１　３０　ｋ
Ｈｚの再生信号（第２図中のｆｌ　）、続いて右隣りの
トラックから漏れ込む１３０　ｋＨｚの再生信号、次に
左隣りのトラックから漏れ込む１３０　ｋＨｚの再生信
号が出力さｎる。

パントノ臂スフイルタロからは、トレース中のトラック
に５２２　ｋＨｚの信号が記録されている位置にまでト
レースが進んだとき５２２　ｋＨｚの再生信号（第２図
中のｆｚ　　）が出力される。バンド・母スフイルメ７
か゛らは、７８４ｋＨｚ（第２図中のｒ３）がトレース
中のトラックに記録てれていない為と、隣接トラックに
記録の７８４　ｋＨｚはアノマス角が逆であるためアソ
マス損の為に、殆んど出力が無い。

バンドパスフィルタ６および７がらの出力信号は切替ス
イッチ８を経てレベル比較器１７に供給されるが、出力
信号はバンドパスフィルタ６のみから出力されるため、
パントノ９スフイルタロからの出力をエンベロープ検波
した信号がコンパレータ１７に供給される。

したがって、バンドパスフィルタ５からの出力は第３図
（ａ）に示す如くであシ、バンドパスフィルタ６からの
出力は第３図（ｂ）に示すタイミングで出力される。ま
たコントロ−ル１７から論理１１”の出力は第３図（０
）に示すタイミングで出力式れる。

コン・母レータ１７からの第３図（ｃ）に示す出力の立
上シによってサンプリングパルス発生回路１８はトリガ
ーされて、第３図（ｄ）に示すタイミングでサンノルホ
ールドパルスが出力される。また、す７グリングノ９ル
ス発生器１８からのサンプルホールドパルスの前縁から
遅れて第３図（ｅ）に示すタイミングで、サンプルホー
ルド・９ルスが出力式ｎる。

このときタイミング発生回路２０はコン・ぐレータ１７
から論理′″１”が出力されている期間が規定期間通シ
である事を判定して、サンプリングパルス発生回路１９
に対してサングルホールドパルス発生の可否を指示して
いる。

−４、バンドパスフィルタ５の出力ｔ　受ケア’ｃ　エ
ンベロープ検波回路９からの出力は第３図（ｆ）に示す
如くである。

サンプリングパルス発生回路１８からのサングルホール
トノ母ルスｔ−８Ｊｊ７’Ｃサンプル・ホールド回路１
０で、エンベロープ検波回路９からの出力のｇ時点にお
ける電圧がホールドされる。このため減算器１１および
加算器１２の一方の入力には上記したｇ時点におけるエ
ンベロープ検波回路９の出力が印加されることになる。

この結果、右側トラックから１３０　ｋＨｚの再生信号
の漏れ込みレベルをホールドしたことになる。つぎに所
定時間後にはエンベロープ検波回路９からの出力は左側
トラックからの１３０　ｋＨｚの再生信号の漏れ込みレ
ベルとなシ、減算器１１および加算器１２の他方の入力
として印加される。

したがって減算器１１においては左右トラックからの１
３０　ｋＨｚの再生信号の漏れ込みレベルの差が演算さ
れ、７Ｊｏ、ｓ器１２においては左右トラックからの１
３０　ｋＨｚの再生信号の漏れ込みレベルの和が演算さ
れる。

減算器１１からの出力および加算器１２からの出力はサ
ンプリングパルス発生回路１９からの出力ｚ？ルスによ
って、サンプル・ホールドされる。

サンプル・ホールド回路１４からのホールド出力はレベ
ル比較器１５において、予め設定てれたレベルより大き
い状態か、小さい状態かが比較される。

ゲインコントロール回路１６ではす／グル・ホールド回
路１３からの出力レベルがほぼ零またはそれに近い値の
とき、すなわちトラックをトレースしている磁気ヘッド
のセンターが四偶数フレームが記録されたトラック幅の
センターから大きく、ずれていないと判定されたとき、
レベル比較器１５からの出力に伴って、サンゾル・ホー
ルド回路１６の出力は予め設定された量だけ増幅、減衰
、またはそのままにして出力される。ダインコントロー
ル回路１６からの出力は位相サーが回路２４に供給され
、キャブスタンモータ２５が制御される。

ここでサンプル・ホールド回路１３の出力によって、ト
レースしている磁気ヘッドのセンターがトラック幅のセ
ンターから大きくずれていないかをチエツクする理由は
次の如くである。トレースしている磁気ヘッドのセンタ
ーがトラック幅のセンターから大きくずれているときに
おいては１３０ｋＨｚの再生信号の一方のトラックから
の漏れは大きく、他方のトランクからの漏ｎは小さい。

したがって両者の和としては大きなレベルを有し、かつ
差も大きなレベルを有する。この状態でレベル比較器１
５からの出力でゲインコントロール回路１６のダインを
制御するとトレースしている磁気ヘッドのセンターがト
ラック幅のセンターから、よシずれた位置をトレースす
ることになるためである。

いま、サンプル・ホールド回路１３の出力がほぼ零また
はそれに近い値のときは、ゲインコントロール回路１６
を介したサンプル・ホールド回路１３の出力が位相サー
ボ回路２４に供給されて。

左右トラックから漏れ込んでくる１　３０　ｋＨｚの再
生信号のレベルが等しい値、すなわちサンプル・ホール
ド回路１３の出力が零となるようにキャプスタンモータ
２５が駆動さＡる。

いま減算器１１の出力について詳しく説明する。

仮シに、磁気ヘッドＩＡがトラックのセンターに対して
右側寄シにトレースしていたとする。この場合は右側ト
ラックからの１３０　ｋＨｚの再生信号の漏れ込みレベ
ルは増加し、左側トラックからの漏れ込みレベルは減少
する。この結果、減算器１１の（ト）入力のレベルが大
で、（→入力のレベルが小のときの減算器１１の出力を
サンプル・ホールドした値となって、サングル・ホール
ド回路１３の出力は（ト）側に振れる。逆に磁気ヘッド
ＩＡがトラックのセンタに対して左側寄シにトレースし
ていたとする。この場合は左側トラックからの１３０ｋ
Ｈｚの再生信号の漏れ込みレベルは増加し、右側トラッ
クからの漏れ込みレベルは減少する。この結果、サンプ
ル・ホールド回路１３の出力は←）側に振れることにな
る。サンプル・ホールド回路１３の出力は、レベル比較
器１５の出力にょシ増幅、減衰され、またはそのまま５
位相サーボ回路２４に印加され、サンプル・ホールド回
路１３Ｃ１出力が零となる方向にキャプスタンモータ２
４が駆動されることになる。こｎは換言すれば、ゲイン
コントロール回路１６ではトレースしていル磁気ヘッド
のセンターがトラック幅のセンターをずれてトレースし
たときのずれ量に対するエラー電圧が大きく変化しない
ように、ゲインを変化させて位相サーボ回路２４に加え
ていることになる。

また、回転速度検出器２１からドラムの回転速度に応答
した周波数信号および回転位相に応答した位相信号をタ
イミング信号発生回路２ｏに送出し、タイミング信号発
生回路２０から回転速度のエラー信号および回転位相の
エラー信号を位相サーボ回路２２に供給し、ドラムモー
タ２３を回転駆動して、ドラムを一定速度、一定位相で
回転させている。

なお１以上説明した本発明の一実施例において、ダイン
コントロール回路１６でサンプルホールド回路１３から
の出力を増幅、減衰、またはそのままで出力する場合を
例に説明した。

これに代ってサングル・ホールド回路１４の出力がある
一定レベル以上であれば、単純にゲインコントロール回
路１６で、サンプル・ホールド回路１３の出力全減衰だ
けさせるようにしてもよい。

また、上記した本発明の一実施例においては、ゲインコ
ントロール回路１６を常に働かす場合を例に説明した。

しかし、これに代って磁気テークの停止状態から通常再
生でせるときのみ、また磁気テープのプログラム番号（
ＰＮＯ）が変化するときのみ、ゲインコントロール回路
１６による増幅率、−！たは減衰率の設定を行ない、再
生中にはこれを変化させないようにしてもよい。

（発明の効果） 以上説明した如く本発明によれば１両隣トラックからの
クロストーク量の差と和とを演算し、クロストーク量の
和にともなつでクロストーク量の差のゲインを制御し、
制御されたクロストーク量の差によ、６トラツキング制
御のサーが系を制御するようにしたため、記録媒体によ
るノＪ？イロット信号の記録再生レベルの相違や、オー
バーライドによる・母イロット信号の再生特性や、記録
時と再生時のヘッドが異なる等の要因で、漏れ込むパイ
ロットレベルが異なってもトラッキング制御が良好に保
たれる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図。 第２図はＤＡＴのＡＴＦテープパターンを示す図。 第３図はこの発明の一実施例の作用の説明に供するタイ
ミング図。 ＩＡおよ′ｏ−２Ａ・・・磁気ヘッド％２・・・磁気テ
ープ、３Ａおよび３Ｂ・・・再生増幅器、４および８・
・・切替スイッチ、５，６および７・・・バント９パス
フイルタ、９・・・エンペローブ検波回路、１０．１３
および１４・・・サンプル・ホールド回路％１１・・・
減算器、１２・・・加算器、１５・・・レベル比、較器
、１６・・・ゲインコントロール回路、１７・・・コン
パレータ％　１８および１９・・・サン！リングノクル
ス発生回路％２０・・・タイミング信号発生回路、２４
・・・位相サー？回路、２５・・・キャプスタ／モータ
、２６・・・回転速度検出器、２７・・・ピンチローラ
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トラッキング用パイロツト信号とトラッキング信号の位
   置出し信号を時分割的にトラックに記録し、再生中のト
   ラックの両隣接トラックに記録されたパイロツト信号の
   それぞれからのクロストーク量を減算手段で減算し、減
   算出力を駆動系に伝送し、トラッキング制御を行なう記
   録再生装置において、再生時両隣接トラックそれぞれか
   らのクロストーク量の和を取る加算手段と、加算手段の
   出力と基準信号とのレベル比較をする比較手段とを備え
   、再生時減算手段の出力がほぼ零またはそれに近い値と
   なつたとき比較手段の出力により減算手段の出力のゲイ
   ンを変化させるようにしたことを特徴とするトラッキン
   グ制御回路。