JP2629345B2 - サーボ回路 - Google Patents

サーボ回路

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JP2629345B2
JP2629345B2 JP1075999A JP7599989A JP2629345B2 JP 2629345 B2 JP2629345 B2 JP 2629345B2 JP 1075999 A JP1075999 A JP 1075999A JP 7599989 A JP7599989 A JP 7599989A JP 2629345 B2 JP2629345 B2 JP 2629345B2
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忠房 富高
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46Controlling, regulating, or indicating speed
    • G11B15/467Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
    • G11B15/473Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the heads

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、サーボ回路、特にVTRのトラッキング制
御に好適なサーボ回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、トラッキングエラーを検出しトラッキン
グを制御するサーボ回路に於いて、テープ速度の周期的
な変化で生じる速度振動を打消すように、振動信号をド
ラムモータに供給することにより、磁気テープの振動が
回転ドラムに伝播することを防止できるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
ヘリカルスキャン型のVTRにおけるトラッキング制御
方式として、再生RF信号のレベルを変化させる方式が提
案されており、その一つに、いわゆるダイナミックトラ
ッキング方式がある。
これは、キャプスタンモータに数Hz〜数十Hzの振動信
号を供給してテープ速度を周期的に変化させると、磁気
ヘッドが相対的にトラックの幅方向に振動〔ウオッブリ
ング〕して周期的に変化する再生RF信号のエンベロープ
が得られることから、上述の振動信号と再生RF信号のエ
ンベロープとを同期検波することによってトラッキング
制御を行うものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述の従来技術に於いては、磁気テープの
振動〔テープ速度の速度変動〕が回転ドラムに伝播して
しまうという問題点があった。このため、ジッタが発生
し、再生された画像の品質が低下してしまうという問題
点があった。
従ってこの発明の目的は、磁気テープの振動が回転ド
ラムに伝播することを防止し得るサーボ回路を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、振動信号でテープ速度を周期的に変化さ
せることにより再生RF信号を変調し、この再生RF信号に
基づいてトラッキングエラーを検出し、トラッキングを
制御するサーボ回路に於いて、テープ速度の周期的な変
化で生じる速度変動を打消すように、振動信号をドラム
モータに供給する構成としている。
〔作用〕
キャプスタンモータに供給される振動信号を、テープ
速度の周期的な変化で生じる速度変動を打消すようにし
てドラムモータに供給する。
この結果、磁気テープの振動で生じるドラムモータの
回転速度の変動が防止される。
このため、ジッタが解消され、再生された画像の品質
の低下が防止される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について第1図及び第2図
を参照して説明する。この実施例は本発明に係るサーボ
回路をVTRに適用したものである。
第1図に示される構成に於いて、磁気テープ1から磁
気ヘッド2で再生され、トラッキングエラーに対応する
誤差成分θ(t)を含む再生RF信号が、アンプ3を介し
て検波回路4に供給される。尚、この磁気テープ1の移
動方向は第2図中矢印Aで示されており、回転ドラム5
の回転方向(第2図中矢印B)と同一方向とされてい
る。
再生RF信号は、検波回路4にてエンベロープ検波さ
れ、〔sin(ω0t+θ(t))〕で表される検波出力と
してのエンベロープ信号S1が得られる。このエンベロー
プ信号S1は、乗算回路6に供給される。
一方、振動信号発生回路7からは、〔sin ω0t〕で表
される低周波の振動信号S2が遅延回路8、9、加算回路
10に夫々供給される。尚、上述の遅延回路8、9はキャ
プスタンモータ11及びドラムモータ12の夫々の時間遅れ
を補償するためのものである。ドラムモータ12のイナー
シャは、キャプスタンモータ11のイナーシャよりも大き
いため、遅延回路9の遅延量は遅延回路8の遅延量より
も大きくされている。
上述のエンベロープ信号S1と、振動信号S2とが供給さ
れる乗算回路6では、同期検波が行なわれる。即ち、 sin ω0t×sin(ω0t+θ(t))= =(1/2)・{cos(−θ(t)) −cos(2ω0t+θ(t))} ……(1) エンベロープ信号S1と振動信号S2とが乗算されること
で、上述の(1)式の右辺で表される検波出力がローパ
スフイルタ13に供給される。
上述の第(1)式右辺で表される検波出力の内、第2
項〔cos(2ω0t+θ(t))〕は同期検波によって生
ずる高調波であり、この高調波はローパスフイルタ13で
除去される。そして、残された右辺の第1項〔(1/2)
・{cos(−θ(t))〕の成分のみが検波出力を表す
信号S3として、加算回路10に供給される。
ローパスフイルタ13から供給される信号S3と、振動信
号発生回路7から供給される振動信号S2とが、加算回路
10にて加算される。この結果、誤差成分θ(t)を有し
(1/2)cos(−θ(t))で表される信号S3と、上述の
振動信号S2が加算されて、次段の加算回路14に供給され
る。
加算回路10から供給される信号S3及び振動信号S2と、
後述する周期検出回路から供給される誤差信号Serと
が、加算回路14にて加算されて制御信号Sc1が形成さ
れ、この制御信号Sc1はドライバアンプ15を介して、キ
ャプスタンモータ11に供給される。制御信号Sc1により
キャプスタンモータ11が制御される。
図示せぬキャプスタンを駆動するキャプスタンモータ
11には、周波数信号発生器〔いわゆるFG〕16が取付けら
れており、FG16からの出力信号がアンプ17を介して周期
検出回路18に供給される。
FG16からの出力信号の周期が、周期検出回路18にて検
出され、この検出された周期に対応するレベルの誤差信
号Serが形成される。この誤差信号Serが加算回路14に供
給される。
上述のキャプスタンサーボ系では、制御信号Sc1によ
ってキャプスタンモータ11の回転速度が制御される。即
ち、振動信号S2に基づいてキャプスタンモータ11の回転
速度が周期的に変化されると共に、誤差成分θ(t)で
表されるトラッキングエラーを解消するように制御され
る。
一方、〔sin ω0t〕で表される振動信号S2が遅延回路
9から反転回路19に供給される。この反転回路19では、
振動信号S2を逆相にすることで振動信号S4が形成され、
加算回路20に供給される。
振動信号S4と、後述のローパスフイルタから供給され
る速度誤差信号SSPとが、加算回路20にて加算されて制
御信号Sc2が形成され、この制御信号Sc2は、ドライバア
ンプ21を介して、ドラムモータ12に供給される。この制
御信号Sc2によってドラムモータ12が制御される。
回転ドラム5を駆動するドラムモータ12には、周波数
信号発生器〔いわゆるFG〕22が取付けられており、FG22
からの出力信号がアンプ23を介して周期検出回路24に供
給される。FG22からの出力信号の周波数は、回転ドラム
5の回転速度が基準の回転速度に達した時に、例えば、
180(Hz)となるように設定されている。
周期検出回路24では、FG22の出力信号の周期を検出
し、この検出された周期に対応したレベルの速度誤差信
号SSPが形成される。検出された周期が、基準の周期に
一致した場合に形成される速度誤差信号SSPによって、
ドラムモータ22が基準の回転速度で駆動される。速度誤
差信号SSPがローパスフイルタ25を介して前述したよう
に加算回路20に供給される。
ドラムモータ12、FG22、周期検出回路24、ローパスフ
イルタ25から主に構成されるドラム速度サーボ系では、
制御信号Sc2により、ドラムモータ12の回転速度が制御
される。即ち、振動信号S4に基づいてドラムモータ12の
回転速度の周期的な変動が防止される。
キャプスタンモータ11に供給される制御信号Sc1には
振動信号S2が含まれており、キャプスタンモータ11の回
転速度は、この振動信号S2に基づいて周期的に変化され
る。従って、磁気テープ1のテープ速度が周期的に変化
され、ウオッブリングがなされる。
一方、ドラムモータ12に供給される制御信号Sc2に
は、振動信号S2に対し逆相とされる振動信号S4が含まれ
ている。従って、テープ速度の速度変動によるドラムモ
ータ12の回転速度の変動は、信号S4によりキャンセルさ
れる。上述の振動が回転ドラム12に伝播することを防止
でき、このため、ジッタを防止でき、再生された画像の
品質の低下を防止できる。
これによって、第2図に示されるように、キャプスタ
ンモータ11の回転速度が増し磁気テープ1のテープ速度
が増した時でも、回転ドラム5の回転速度が増すことを
防止するように制御できる。また、逆にキャプスタンモ
ータ11の回転速度が減少し磁気テープ1のテープ速度が
減少した時でも、回転ドラム5の回転速度が減少するこ
とを防止するように制御することができる。
尚、この実施例では、回転ドラム5の回転方向と、磁
気テープ1の移動方向が同一となる例について説明して
いるが、これに限定されるものではなく、回転ドラム5
の回転方向と、磁気テープ1の移動方向が逆になる場合
にも適用できる。この場合には、振動信号S2を反転回路
19にて逆相にする必要がない。
〔発明の効果〕
この発明にかかるサーボ回路によれば、テープ速度の
周期的な変化で生じる速度変動を打消すように、振動信
号をドラムモータに供給しているので、振動としてのテ
ープ速度の速度変動が回転ドラムに伝播してしまうこと
を防止できるという効果がある。また、上述の効果によ
ってジッタを防止でき、再生された画像の品質の低下を
防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は一実施例の説明に用いる説明図である。 図面における主要な符号の説明 4:検波回路、6:乗算回路、7:振動信号発生回路、19:反
転回路、S1:エンベロープ信号、S2、S4:振動信号、θ
(t):誤差成分。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動信号でテープ速度を周期的に変化させ
    ることにより再生RF信号を変調し、この再生RF信号に基
    づいてトラッキングエラーを検出し、トラッキングを制
    御するサーボ回路に於いて、 上記テープ速度の周期的な変化で生じる速度変動を打消
    すように、上記振動信号をドラムモータに供給すること
    を特徴とするサーボ回路。
JP1075999A 1989-03-24 1989-03-28 サーボ回路 Expired - Lifetime JP2629345B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1075999A JP2629345B2 (ja) 1989-03-28 1989-03-28 サーボ回路
US07/496,528 US5119246A (en) 1989-03-24 1990-03-20 Rf tracking servo for vtr with adjustable servo loop gain
KR1019900003859A KR100188241B1 (ko) 1989-03-28 1990-03-22 영상신호 재생장치
DE69024686T DE69024686T2 (de) 1989-03-24 1990-03-23 RF-Servosignal zur Spurführung für Videobandgerät
EP90303124A EP0389293B1 (en) 1989-03-24 1990-03-23 RF tracking servo for VTR

Applications Claiming Priority (1)

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KR100188241B1 (ko) 1999-06-01

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