JPS6326458B2 - - Google Patents
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- JPS6326458B2 JPS6326458B2 JP54144053A JP14405379A JPS6326458B2 JP S6326458 B2 JPS6326458 B2 JP S6326458B2 JP 54144053 A JP54144053 A JP 54144053A JP 14405379 A JP14405379 A JP 14405379A JP S6326458 B2 JPS6326458 B2 JP S6326458B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 28
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/584—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
- G11B5/588—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads
- G11B5/592—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads using bimorph elements supporting the heads
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は2個の回転磁気ヘツドが電気―機械
変換素子を介して回転ドラムに対し、180゜の角間
隔を保持して取付けられた磁気記録再生装置
(VTR)に関する。
変換素子を介して回転ドラムに対し、180゜の角間
隔を保持して取付けられた磁気記録再生装置
(VTR)に関する。
この電気―機械変換素子としては一般にバイモ
ルフ板が使用されるが、このように磁気ヘツドを
バイモルフ板を介して回転ドラムに取付けると共
に、再生時にこのバイモルフ板の両面に被着した
電極に駆動信号を供給することによりこれらを駆
動(偏移)させてヘツドを自動的に記録トラツク
上にトレースさせるようになすことができる。従
つてノーマルモードの再生時は勿論であるが、そ
の他の再生モード(スチル、スロー等)のときで
も、いわゆるガードバンドノイズの生ずるのを回
避できる特徴がある。
ルフ板が使用されるが、このように磁気ヘツドを
バイモルフ板を介して回転ドラムに取付けると共
に、再生時にこのバイモルフ板の両面に被着した
電極に駆動信号を供給することによりこれらを駆
動(偏移)させてヘツドを自動的に記録トラツク
上にトレースさせるようになすことができる。従
つてノーマルモードの再生時は勿論であるが、そ
の他の再生モード(スチル、スロー等)のときで
も、いわゆるガードバンドノイズの生ずるのを回
避できる特徴がある。
このような装置を第1図乃至第3図について説
明すると、1は基板、2は回転磁気ヘツド装置
(回転ドラム)の全体を示し、3はその上ドラム、
4は下ドラム、5はそのモータ等の駆動機構であ
る。そして本例では下ドラム4は基板1上に固定
され、上ドラム3のみが回転するようになされて
いる。6a及び6bは一対のヘツド(回転磁気ヘ
ツド)であり、夫々バイモルフ板7a及び7bを
介して上ドラム3に取付けられている。勿論この
場合の両者の角間隔は180゜に選ばれている。尚8
は下ドラム4に取付け又は形成されたテープ案内
ガイド、9はコントロール(CTL)パルス用磁
気ヘツド、10は磁気テープを示し、回転ドラム
2に対して180゜より少し大きい角範囲にわたつて
巻き付けられた状態で移送されるようになされて
いる。従つて第1図に示す角θ1がヘツド6a,6
bのテープに対する対接区間、θ2が非対接区間と
なる。
明すると、1は基板、2は回転磁気ヘツド装置
(回転ドラム)の全体を示し、3はその上ドラム、
4は下ドラム、5はそのモータ等の駆動機構であ
る。そして本例では下ドラム4は基板1上に固定
され、上ドラム3のみが回転するようになされて
いる。6a及び6bは一対のヘツド(回転磁気ヘ
ツド)であり、夫々バイモルフ板7a及び7bを
介して上ドラム3に取付けられている。勿論この
場合の両者の角間隔は180゜に選ばれている。尚8
は下ドラム4に取付け又は形成されたテープ案内
ガイド、9はコントロール(CTL)パルス用磁
気ヘツド、10は磁気テープを示し、回転ドラム
2に対して180゜より少し大きい角範囲にわたつて
巻き付けられた状態で移送されるようになされて
いる。従つて第1図に示す角θ1がヘツド6a,6
bのテープに対する対接区間、θ2が非対接区間と
なる。
第3図は磁気テープ10の記録トラツクを示す
もので、トラツク11aはヘツド6aにより、ト
ラツク11bはヘツド6bにより夫々記録された
ものとする。PctはCTLパルスを示す。
もので、トラツク11aはヘツド6aにより、ト
ラツク11bはヘツド6bにより夫々記録された
ものとする。PctはCTLパルスを示す。
このような装置において、再生時にバイモルフ
板7a及び7bに夫々供給される信号は、磁気テ
ープ10の移送速度(テープスピード)例えば
CTLパルスからの情報信号によつて予め設定さ
れた設定信号と、ヘツド6a,6bのトラツク1
1a,11bに対するトレースの位置ずれを検出
手段によつて検出した検出信号とであり、再生モ
ードがノーマルモードの場合は通常この後者の検
出信号のみがバイモルフ板7a及び7bに夫々供
給されることになるが、再生モードがノーマルモ
ード以外では前者の設定信号をも加わることにな
り、これにより回転磁気ヘツドがほゞ正確にテー
プ10上の記録トラツク11a,11bをトレー
スするようになるのでガードバンドノイズを含ま
ない再生画像を得ることができる。
板7a及び7bに夫々供給される信号は、磁気テ
ープ10の移送速度(テープスピード)例えば
CTLパルスからの情報信号によつて予め設定さ
れた設定信号と、ヘツド6a,6bのトラツク1
1a,11bに対するトレースの位置ずれを検出
手段によつて検出した検出信号とであり、再生モ
ードがノーマルモードの場合は通常この後者の検
出信号のみがバイモルフ板7a及び7bに夫々供
給されることになるが、再生モードがノーマルモ
ード以外では前者の設定信号をも加わることにな
り、これにより回転磁気ヘツドがほゞ正確にテー
プ10上の記録トラツク11a,11bをトレー
スするようになるのでガードバンドノイズを含ま
ない再生画像を得ることができる。
又、この場合、バイモルフ板7a及び7bは
夫々独立して設けられた駆動回路からの信号によ
つて駆動されるものであるから、例えばスチルモ
ードの場合にはヘツド6a及び6bが交互に同一
の記録トラツクをトレースせねばならないとこ
ろ、上述したように夫々の駆動回路が独立して設
けられている為に、各ヘツド6a及び6bが夫々
互に異なる磁気トラツク上をトレースする場合が
生じ、見にくい画像が再生される欠点が生ずるお
それがある。
夫々独立して設けられた駆動回路からの信号によ
つて駆動されるものであるから、例えばスチルモ
ードの場合にはヘツド6a及び6bが交互に同一
の記録トラツクをトレースせねばならないとこ
ろ、上述したように夫々の駆動回路が独立して設
けられている為に、各ヘツド6a及び6bが夫々
互に異なる磁気トラツク上をトレースする場合が
生じ、見にくい画像が再生される欠点が生ずるお
それがある。
この発明は上述した欠点を回避し、スチルモー
ド又はスローモードの場合等において2個のヘツ
ドが必ず交互に同一の磁気トラツク上をトレース
するようにしたものである。
ド又はスローモードの場合等において2個のヘツ
ドが必ず交互に同一の磁気トラツク上をトレース
するようにしたものである。
第4図以下について、この発明による装置を説
明するに、第1図及び第2図と対応する部分には
同一符号を附してその説明を省略する。尚第4図
においてはヘツド6b側回路はヘツド6a側回路
とほゞ対応して構成されているので、この対応部
分には同一符号にサフイツクスaをbに代えて附
して示す。
明するに、第1図及び第2図と対応する部分には
同一符号を附してその説明を省略する。尚第4図
においてはヘツド6b側回路はヘツド6a側回路
とほゞ対応して構成されているので、この対応部
分には同一符号にサフイツクスaをbに代えて附
して示す。
周波数c(cは例えば720Hz)を有するウオーブ
リング信号Ssを発生する発振器11よりの信号が
加算回路12aを通じてバイモルフ板7aの駆動
回路13aに供給され、こゝにおいて増幅されて
バイモルフ板7aに供給される。一方バイモルフ
板7aにはその偏移量を検出する偏移量検出素子
例えばストレンゲージ14aが取付けられてお
り、その出力は増幅器15aに供給されて基準信
号となされ、これがバンドパスフイルタ16aに
供給され、こゝにおいて上述した周波数cのみを
取出すようにしている。更にバイモルフ板7aの
先端に取付けられたヘツド6a(回転磁気ヘツド)
より再生される映像信号が増幅器17aにて増幅
され、図示しないがその出力の一部がイコライザ
を通じて復調器に伝送され、これより復調された
信号を得るようになしている。
リング信号Ssを発生する発振器11よりの信号が
加算回路12aを通じてバイモルフ板7aの駆動
回路13aに供給され、こゝにおいて増幅されて
バイモルフ板7aに供給される。一方バイモルフ
板7aにはその偏移量を検出する偏移量検出素子
例えばストレンゲージ14aが取付けられてお
り、その出力は増幅器15aに供給されて基準信
号となされ、これがバンドパスフイルタ16aに
供給され、こゝにおいて上述した周波数cのみを
取出すようにしている。更にバイモルフ板7aの
先端に取付けられたヘツド6a(回転磁気ヘツド)
より再生される映像信号が増幅器17aにて増幅
され、図示しないがその出力の一部がイコライザ
を通じて復調器に伝送され、これより復調された
信号を得るようになしている。
そして上述したフイルタ16aの出力及び増幅
器17aの出力が夫々スイツチング回路(電子ス
イツチング回路)18a及び19aに供給されこ
れらスイツチング回路18a及び19aを入力端
子20aに供給されるスイツチングパルスPaに
てオン、オフさせるようにしている。
器17aの出力が夫々スイツチング回路(電子ス
イツチング回路)18a及び19aに供給されこ
れらスイツチング回路18a及び19aを入力端
子20aに供給されるスイツチングパルスPaに
てオン、オフさせるようにしている。
この発明においてはスイツチング回路19aと
19bとの出力を共通のエンベロープ検波回路2
0に供給してエンベロープ検波し、これを上述し
た周波数cを取出すバンドパスフイルタ21を通
じて周波数c成分のみを有する信号を取出し、一
方スイツチング回路18aと18bとの出力を混
合してこれら両信号を同期検波回路22に供給す
ることにより同期検波をなし、この検波出力を積
分回路23に供給して低周波成分を取出すように
なし、この積分回路23の出力を必要に応じて設
けたバツフア増幅器24a及び24bを夫々通じ
て加算回路12a及び12bに供給し、上述した
発振器11よりの信号と混合してバイモルフ板7
a及び7bに供給するようにしたものである。尚
端子25a及び25bは夫々予想電圧の印加され
る入力端子である。
19bとの出力を共通のエンベロープ検波回路2
0に供給してエンベロープ検波し、これを上述し
た周波数cを取出すバンドパスフイルタ21を通
じて周波数c成分のみを有する信号を取出し、一
方スイツチング回路18aと18bとの出力を混
合してこれら両信号を同期検波回路22に供給す
ることにより同期検波をなし、この検波出力を積
分回路23に供給して低周波成分を取出すように
なし、この積分回路23の出力を必要に応じて設
けたバツフア増幅器24a及び24bを夫々通じ
て加算回路12a及び12bに供給し、上述した
発振器11よりの信号と混合してバイモルフ板7
a及び7bに供給するようにしたものである。尚
端子25a及び25bは夫々予想電圧の印加され
る入力端子である。
上述した構成による動作を説明する。尚端子2
0a及び20bに夫々供給される信号Pa及びPb
は例えば回転ドラム2の回転に基ずいて得られる
いわゆるPGよりのパルスによつて形成されたも
のであり、第5図A及びBに示される。そしてパ
ルスPaのオン「1」の期間(1フイールド期間)
がヘツド6aにより、又パルスPbのそれがヘツ
ド6bにより夫々信号を再生する期間である。
0a及び20bに夫々供給される信号Pa及びPb
は例えば回転ドラム2の回転に基ずいて得られる
いわゆるPGよりのパルスによつて形成されたも
のであり、第5図A及びBに示される。そしてパ
ルスPaのオン「1」の期間(1フイールド期間)
がヘツド6aにより、又パルスPbのそれがヘツ
ド6bにより夫々信号を再生する期間である。
発振器11よりの例えば720Hzの信号(ウオー
ブリング信号と称されるもの)が加算回路12
a,12b―駆動回路13a,13bを通じてバ
イモルフ板7a,7bに夫々供給されるので、こ
れによりバイモルフ板7a及び7bは夫々ウオー
ブリング即ち微小振動を生ずる。今ヘツド6aが
テープ10の磁気トラツク11a上をトレースし
ているものとすると、この状態ではスイツチング
回路18a,19aは夫々オンし、スイツチング
回路18b,19bは夫々オフしているので、増
幅器17aよりの出力がエンベロープ検波回路2
0に供給され、これがフイルタ21を通じて同期
検波回路22に供給される。一方この同期検波回
路22には更にフイルタ16aの出力も供給され
るので、こゝにおいて同期検波され、その出力が
積分回路23に供給される。この積分回路23の
出力がバツフア増幅器24a―加算回路12a―
駆動回路13aを通じてバイモルフ板7aに供給
されるので、このウオーブリング信号に関してい
わゆる閉ループが形成され、これによりヘツド6
aをテープ10上の磁気トラツク11a又は11
b上において確実にトレースさせることが可能と
なる。
ブリング信号と称されるもの)が加算回路12
a,12b―駆動回路13a,13bを通じてバ
イモルフ板7a,7bに夫々供給されるので、こ
れによりバイモルフ板7a及び7bは夫々ウオー
ブリング即ち微小振動を生ずる。今ヘツド6aが
テープ10の磁気トラツク11a上をトレースし
ているものとすると、この状態ではスイツチング
回路18a,19aは夫々オンし、スイツチング
回路18b,19bは夫々オフしているので、増
幅器17aよりの出力がエンベロープ検波回路2
0に供給され、これがフイルタ21を通じて同期
検波回路22に供給される。一方この同期検波回
路22には更にフイルタ16aの出力も供給され
るので、こゝにおいて同期検波され、その出力が
積分回路23に供給される。この積分回路23の
出力がバツフア増幅器24a―加算回路12a―
駆動回路13aを通じてバイモルフ板7aに供給
されるので、このウオーブリング信号に関してい
わゆる閉ループが形成され、これによりヘツド6
aをテープ10上の磁気トラツク11a又は11
b上において確実にトレースさせることが可能と
なる。
次のヘツド6bのトレース期間ではスイツチン
グ回路18b及び19bが夫々オンし、18a,
19aが夫々オフとなる。よつてこの期間ではヘ
ツド6bに関する信号が同期検波回路22に供給
され、その出力が積分回路23にて積分され、そ
の出力が同様にしてバイモルフ板7bに帰還され
る。従つてこの例ではエンベロープ検波回路2
0、同期検波回路22及び積分回路23は両バイ
モルフ板7a及び7bに関して共通に使用され
る。
グ回路18b及び19bが夫々オンし、18a,
19aが夫々オフとなる。よつてこの期間ではヘ
ツド6bに関する信号が同期検波回路22に供給
され、その出力が積分回路23にて積分され、そ
の出力が同様にしてバイモルフ板7bに帰還され
る。従つてこの例ではエンベロープ検波回路2
0、同期検波回路22及び積分回路23は両バイ
モルフ板7a及び7bに関して共通に使用され
る。
第5図Cはエンベロープ検波回路20において
検波された検波出力S1の波形図であり、第5図D
は積分回路23よりの出力S2の波形である。
検波された検波出力S1の波形図であり、第5図D
は積分回路23よりの出力S2の波形である。
このようにこの発明においては積分回路23の
出力即ちバイモルフ板7a及び7bに対する制御
回路よりの出力を両バイモルフ板7a及び7bに
対して共通に供給するようにしたので、第5図に
おいて示される例えば時点t1の直後におけるヘツ
ド6bのトレース開始位置は、時点t1の直前のヘ
ツド6aのトレースの最終位置で制御され、即ち
各フイールドのトレース開始のヘツド位置信号は
その前のフイールドのトレースの終りのヘツド位
置信号で制御されることになるので、2個のヘツ
ド6a及び6bが互に異なるトラツクをトレース
することは起り得なくなる特徴を有する。
出力即ちバイモルフ板7a及び7bに対する制御
回路よりの出力を両バイモルフ板7a及び7bに
対して共通に供給するようにしたので、第5図に
おいて示される例えば時点t1の直後におけるヘツ
ド6bのトレース開始位置は、時点t1の直前のヘ
ツド6aのトレースの最終位置で制御され、即ち
各フイールドのトレース開始のヘツド位置信号は
その前のフイールドのトレースの終りのヘツド位
置信号で制御されることになるので、2個のヘツ
ド6a及び6bが互に異なるトラツクをトレース
することは起り得なくなる特徴を有する。
第6図はこの発明の他の実施例を示したもの
で、第4図との対応部分には同一符号を付して示
す。本例では同期検波回路22の出力をスイツチ
ング回路26a及び26bによつて夫々のフイー
ルド毎に各々の積分回路23a及び23bに振り
分けて供給し、各積分回路23a及び23bの出
力を各々の属する系統のバイモルフ板7a及び7
bに供給するようになすと共に、これら積分回路
23a及び23bの出力端を、電流の順方向が互
に逆方向である2個の定電圧素子例えばツエナー
ダイオード27a及び27bを互に並列に接続し
た定電圧回路27を介して接続したものである。
で、第4図との対応部分には同一符号を付して示
す。本例では同期検波回路22の出力をスイツチ
ング回路26a及び26bによつて夫々のフイー
ルド毎に各々の積分回路23a及び23bに振り
分けて供給し、各積分回路23a及び23bの出
力を各々の属する系統のバイモルフ板7a及び7
bに供給するようになすと共に、これら積分回路
23a及び23bの出力端を、電流の順方向が互
に逆方向である2個の定電圧素子例えばツエナー
ダイオード27a及び27bを互に並列に接続し
た定電圧回路27を介して接続したものである。
この第6図に示す構成によれば、同期検波回路
22より得られる出力は各フイールド毎に各々の
系統に属する積分回路23a及び23bに振り分
けられて供給され、よつて各積分回路23a及び
23bより例えば第7図Cに示す信号Sa及びSb
が得られる。尚第7図A及びBは、第5図A及び
Bに示す信号と同じである。この場合夫々の積分
回路23a及び23bより得られる出力電圧を
Va及びVbとすると、VaとVbとの差はVa−Vb
≦Vz(但しVzはツエナー電圧)となる。そして
このときVzの値は、例えばヘツド6aが第1の
記録トラツク11aをトレースした後、ヘツド6
bが隣接する第2の記録トラツク11bをトレー
スしようとしても、バイモルフ板7bがそれ丈け
偏移できない範囲内に抑えられた電圧である。よ
つてこの電圧Vzはヘツド6a,6bが例えば1/2
ピツチ(記録トラツクに対して)丈け偏移する為
のバイモルフ板7a,7bに対する印加電圧であ
る。
22より得られる出力は各フイールド毎に各々の
系統に属する積分回路23a及び23bに振り分
けられて供給され、よつて各積分回路23a及び
23bより例えば第7図Cに示す信号Sa及びSb
が得られる。尚第7図A及びBは、第5図A及び
Bに示す信号と同じである。この場合夫々の積分
回路23a及び23bより得られる出力電圧を
Va及びVbとすると、VaとVbとの差はVa−Vb
≦Vz(但しVzはツエナー電圧)となる。そして
このときVzの値は、例えばヘツド6aが第1の
記録トラツク11aをトレースした後、ヘツド6
bが隣接する第2の記録トラツク11bをトレー
スしようとしても、バイモルフ板7bがそれ丈け
偏移できない範囲内に抑えられた電圧である。よ
つてこの電圧Vzはヘツド6a,6bが例えば1/2
ピツチ(記録トラツクに対して)丈け偏移する為
のバイモルフ板7a,7bに対する印加電圧であ
る。
この実施例においては、バイモルフ板7a,7
bは夫々独立した積分回路23a及び23bより
の出力によつて駆動されるが、上述したように両
積分回路23a及び23bよりの出力間電圧が互
いに制御されているので、これにより上述の場合
とほとんど同様に、後のフイールドをトレースす
る磁気ヘツドのトレース開始位置はその前のフイ
ールドをトレースする磁気ヘツド最終位置によつ
て制御され、トレースの開始位置において大きな
ミストラツキングを生じることはない。よつて両
ヘツド6a及び6bは互に同一トラツクをトレー
スすることとなつて、冒頭に述べた欠点を回避す
ることができる特徴がある。
bは夫々独立した積分回路23a及び23bより
の出力によつて駆動されるが、上述したように両
積分回路23a及び23bよりの出力間電圧が互
いに制御されているので、これにより上述の場合
とほとんど同様に、後のフイールドをトレースす
る磁気ヘツドのトレース開始位置はその前のフイ
ールドをトレースする磁気ヘツド最終位置によつ
て制御され、トレースの開始位置において大きな
ミストラツキングを生じることはない。よつて両
ヘツド6a及び6bは互に同一トラツクをトレー
スすることとなつて、冒頭に述べた欠点を回避す
ることができる特徴がある。
尚第6図に示す構成においては交互にオンオフ
するスイツチング回路26a及び26bを設けた
が、これは特に必要とせず、従つて同期検波回路
22よりの出力を直接双方の積分回路23a及び
23bに供給するようにしてもよい。
するスイツチング回路26a及び26bを設けた
が、これは特に必要とせず、従つて同期検波回路
22よりの出力を直接双方の積分回路23a及び
23bに供給するようにしてもよい。
尚端子25a及び25bには、スローモーシヨ
ンモードの場合において、次回にトレースするヘ
ツド6a又は6bを、そのトレース開始位置より
正確(又はほゞ正確)に磁気トラツクへ合致させ
る為に、予めテープとの非対接期間においてバイ
モルフ板7a又は7bを予定の位置に偏移させて
置く為の予想電圧(ジヤンピング電圧)の供給端
子であり、これはこの発明の要旨に直接関係がな
いので、その詳細な説明を省略する。
ンモードの場合において、次回にトレースするヘ
ツド6a又は6bを、そのトレース開始位置より
正確(又はほゞ正確)に磁気トラツクへ合致させ
る為に、予めテープとの非対接期間においてバイ
モルフ板7a又は7bを予定の位置に偏移させて
置く為の予想電圧(ジヤンピング電圧)の供給端
子であり、これはこの発明の要旨に直接関係がな
いので、その詳細な説明を省略する。
第1図はこの装置を説明する為の回転ドラムの
略線的平面図、第2図はその一部を切欠した側面
図、第3図は記録トラツクとCTLパルスとの関
係を示すテープの正面図、第4図はこの発明によ
る装置の一例を示すブロツク図、第5図はその動
作の説明に供する波形図、第6図は他の実施例を
示すブロツク図、第7図はその動作の説明に供す
る波形図である。 2は回転ドラム、6a,6bは回転磁気ヘツ
ド、7a,7bは電気―機械変換素子、11は発
振器、14a,14bはストレンゲージ、16
a,16b,21は夫々バンドパスフイルタ、1
8a,18b,19a,19b,26a,26b
は夫々スイツチング回路、22は同期検波回路で
ある。
略線的平面図、第2図はその一部を切欠した側面
図、第3図は記録トラツクとCTLパルスとの関
係を示すテープの正面図、第4図はこの発明によ
る装置の一例を示すブロツク図、第5図はその動
作の説明に供する波形図、第6図は他の実施例を
示すブロツク図、第7図はその動作の説明に供す
る波形図である。 2は回転ドラム、6a,6bは回転磁気ヘツ
ド、7a,7bは電気―機械変換素子、11は発
振器、14a,14bはストレンゲージ、16
a,16b,21は夫々バンドパスフイルタ、1
8a,18b,19a,19b,26a,26b
は夫々スイツチング回路、22は同期検波回路で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1と第2の回転磁気ヘツドを夫々第1と第
2の電気―機械変換素子に取付け、該電気―機械
変換素子への制御電圧により磁気テープのトラツ
クを横切る方向に上記回転磁気ヘツドが偏移し、
上記第1と第2の回転磁気ヘツドが交互に磁気テ
ープ上のトラツクをトレースするように構成され
た磁気記録再生装置において、 上記電気―機械変換素子を駆動する交流信号を
発生する交流信号発生器と、 上記第1と第2の電気―機械変換素子上に設け
られ、上記第1と第2の電気―機械変換素子の偏
移を検出する第1と第2の偏移検出手段と、 上記第1と第2の回転磁気ヘツドからの再生信
号が選択的に供給されるエンベロープ検波回路
と、 一方の入力に上記エンベロープ検波回路の出力
信号が供給されると共に、他方の入力に上記第1
と第2の偏移検出手段からの出力信号が選択的に
供給されて、同期検波が行われる同期検波回路
と、 この同期検波回路からの検波信号を積分する積
分回路と、 この積分回路からの積分信号と上記交流信号と
を加算し、上記第1と第2の電気―機械変換素子
に対する制御信号を供給する第1と第2の加算回
路とを有することを特徴とする磁気記録再生装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14405379A JPS5668922A (en) | 1979-11-06 | 1979-11-06 | Magnetic recording and reproducing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14405379A JPS5668922A (en) | 1979-11-06 | 1979-11-06 | Magnetic recording and reproducing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5668922A JPS5668922A (en) | 1981-06-09 |
JPS6326458B2 true JPS6326458B2 (ja) | 1988-05-30 |
Family
ID=15353211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14405379A Granted JPS5668922A (en) | 1979-11-06 | 1979-11-06 | Magnetic recording and reproducing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5668922A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01145546U (ja) * | 1988-03-15 | 1989-10-06 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0695377B2 (ja) * | 1985-03-12 | 1994-11-24 | ソニー株式会社 | バイモルフヘツドのバイモルフ駆動装置 |
US4933784A (en) * | 1988-10-31 | 1990-06-12 | Ampex Corporation | Automatic head position tracking system for video signals recorded in a segmented format |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290908A (en) * | 1976-01-24 | 1977-07-30 | Sony Corp | Magnetic recording and reproduction apparatus |
JPS52117106A (en) * | 1976-03-19 | 1977-10-01 | Ampex | Method and device for imparting time base changing effect for data recorder reproducer |
-
1979
- 1979-11-06 JP JP14405379A patent/JPS5668922A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290908A (en) * | 1976-01-24 | 1977-07-30 | Sony Corp | Magnetic recording and reproduction apparatus |
JPS52117106A (en) * | 1976-03-19 | 1977-10-01 | Ampex | Method and device for imparting time base changing effect for data recorder reproducer |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01145546U (ja) * | 1988-03-15 | 1989-10-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5668922A (en) | 1981-06-09 |
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