JPH0664192U - 時刻表示装置 - Google Patents

時刻表示装置

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Publication number
JPH0664192U
JPH0664192U JP524893U JP524893U JPH0664192U JP H0664192 U JPH0664192 U JP H0664192U JP 524893 U JP524893 U JP 524893U JP 524893 U JP524893 U JP 524893U JP H0664192 U JPH0664192 U JP H0664192U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
display
correction
calendar date
calculating
Prior art date
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Pending
Application number
JP524893U
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English (en)
Inventor
共栄 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的に最適の時間精度を求めて時刻表示を
行うように改良された時刻表示装置を提供するにある。 【構成】 基準の修正暦日時刻と表示暦日時刻とが格納
される記憶手段と、この記憶手段に格納された先の修正
暦日時刻と今回の修正に当たって格納した今回修正暦日
時刻とから経過時間の真値を演算する真値演算手段と、
先の記憶手段に格納された先の表示暦日時刻と今回の修
正に当たって表示された今回表示暦日時刻とから表示値
による表示経過時間を演算する経過時間演算手段と、先
の真値と先の表示経過時間とから時間誤差率を演算する
誤差率演算手段と、時刻修正後の計数時刻と先の時間誤
差率とから修正後の表示時刻を算出する表示時刻演算手
段とを有し、次回の時刻修正があるまでこの表示時刻を
表示するようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、暦日の時刻表示装置に係り、特に、自動的に最適の時間精度を求め て暦日の時刻表示を行うように改良された時刻表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の時刻表示装置は、この装置を駆動するクロックが内蔵され、このクロッ クの周波数の持つ固有の精度によりのみ時刻表示装置の表示精度が決定されるこ ととなる。
【0003】 したがって、例えば、月に15秒の時間誤差を持つ時刻表示装置であれば、月 に1度時刻修正を行っても、1カ月後にはまた、15秒前後の時間誤差を持つこ ととなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような時刻表示装置では、装置自体が持つ固有の誤差以上の精度を維持す るようにすることは出来ず、このため正確な時刻表示をするためには、誤差の小 さな時刻表示装置を選定することとなる。これは、コストの上昇を伴うという問 題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の課題を解決するための構成として、基準の修正暦日時刻と表 示暦日時刻とが格納される記憶手段と、この記憶手段に格納された先の修正暦日 時刻と今回の修正に当たって格納した今回修正暦日時刻とから経過時間の真値を 演算する真値演算手段と、先の記憶手段に格納された先の表示暦日時刻と今回の 修正に当たって表示された今回表示暦日時刻とから表示値による表示経過時間を 演算する経過時間演算手段と、先の真値と先の表示経過時間とから時間誤差率を 演算する誤差率演算手段と、時刻修正後の計数時刻と先の時間誤差率とから修正 後の表示時刻を算出する表示時刻演算手段とを有し、次回の時刻修正があるまで この表示時刻を表示するようにしたものである。
【0006】
【作 用】
記憶手段には、基準の修正暦日時刻と表示暦日時刻とが格納される。真値演算 手段はこの記憶手段に格納された先の修正暦日時刻と今回の修正に当たって格納 した今回修正暦日時刻とから経過時間の真値を演算する。
【0007】 さらに、経過時間演算手段は先の記憶手段に格納された先の表示暦日時刻と今 回の修正に当たって表示された今回表示暦日時刻とから表示値による表示経過時 間を演算する。
【0008】 誤差率演算手段は先の真値と先の表示経過時間とから時間誤差率を演算し、表 示時刻演算手段は時刻修正後の計数時刻と先の時間誤差率とから修正後の表示時 刻を算出する。そして、次回の時刻修正があるまでこの表示時刻を表示する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図を用いて説明する。図1は本考案の要部であ る演算フローを示す演算フロー図である。
【0010】 図2は図1に示す演算を実行するための構成を示す構成図、図3は図2に示す 表示器の1例を示す構成図、図4は図2に示すキーボードの構成を示す構成図、 図5は図2に示すメモリの構成を示す構成図である。
【0011】 先ず、図2に示す構成図について説明する。10は演算に必要な手順が格納さ れているリードオンリーメモリ(ROM)であり、11はこの手順にしたがって 演算するデータ或いは各種パラメータなどが格納されているランダムアクセスメ モリ(RAM)である。
【0012】 12は各種データを入力するためのキーボード(KEY)であり、13はこの キーボード12から入力されたデータ、或いは演算結果などを表示する表示器( DSP)である。
【0013】 14はこれ等のリードオンリーメモリ10、ランダムアクセスメモリ11、キ ーボード12、表示器13などをバス15を介して制御するマイクロプロセッサ (CPU)である。
【0014】 このうち、表示器13は、例えば図3に示すようなデータが表示される。この 表示器13の表示枠16の中には、現在の表示時刻、修正用の時刻表示が、年、 月、日、時、分、秒を単位として区切られてデータ枠で区切られて表示されてい る。
【0015】 また、キーボード12は、例えば図4に示すような構成になっている。上段に は年、月、日、時、分、秒に対応して修正項目選択として6個の表示素子Y、M 、D、T、N、Sが配置され、これらの表示素子を選択するための左右に移動さ せることのできる項目選択キーK1が配列されている。
【0016】 次に、これ等の項目選択キーK1で選択された修正項目選択にしたがってこれ 等の内容を示す数値を変更するための変更キーK2が項目選択キーK1の下段に配 列されている。
【0017】 さらに、この変更キーK2の下段にエンターキーK3が配列され、これを押すこ とにより修正データを入力する。この下段には、自動精度補正をオン/オフする ためのON/OFFキーK4が配列されている。
【0018】 図5はランダムアクセスメモリ11のメモリ構成の一部に格納されているデー タの1例を示している。ここに示してあるのは、本実施例に関係する部分のみを 示している。
【0019】 エリアTctには時刻修正操作後の計数時刻データ、エリアTdpには時刻修正操 作後の表示時刻データ、エリアToeには前回修正時の修正暦日時刻データ、エリ アTneには今回修正時の修正暦日時刻データ、エリアTndには今回修正時の表示 暦日時刻データ、エリアFaiには自動精度補正ON/OFFデータがそれぞれ格 納されている。この自動精度補正ON/OFFにより自動精度補正の学習機能の 作動の許可/不許可を指定することができる。
【0020】 次に、以上のように構成された実施例の動作について図1に示す演算フロー図 を用いて説明する。 先ず、キーボード12からON/OFFキーK4を押して自動精度補正をオン (Fai=1)に設定し、学習機能を作動させる(ステップ)。
【0021】 次に、ステップに移行して修正項目選択をするために表示素子Y、M、D、 T、N、Sと次々に項目選択キーK1を操作して移動させ、変更キーK2を操作し て「今回の修正暦日時刻」を設定する。
【0022】 以上の設定が終了したら、ステップに移行して時報などのレフアレンスに合 わせて、設定した時刻にエンターキK3を押してデータをランダムアクセスメモ リ11(図2)のエリアTne(図5)にマイクロプロセッサ14の制御の基に格 納する。
【0023】 同時に、表示器13に「修正用時刻表示」として、例えば図3に示すように表 示する。この修正によって、図5に示すエリアTctには時刻修正後の計数時刻が カウントされる。
【0024】 次に、ステップに移行し、予めランダムアクセスメモリ11(図2)のエリ アToe(図5)にステップと同様な手順で格納されている「前回修正時の修正 暦日時刻」データと、でエリアTneに設定した「今回修正時の修正暦日時刻」 データとを用いて、マイクロプロセッサ14はリードオンリーメモリ10に予め 格納されている経過時間の真値Ttrを演算するプログラム Ttr=Tne−Toe (1) を読み出して、真値Ttrを演算し、ランダムアクセスメモリ11の所定領域に一 時的に格納する。但し、ここではエリア名をデータ名として扱っている。これ以 降の説明も同様に扱う。
【0025】 ステップでは、表示値による経過時間の算出を行う。ここでは、ランダムア クセスメモリ11のエリアToe(図5)に格納されている「前回修正時の修正暦 日時刻」データと、ステップでの今回のデータエントリー時点における図3に 示す「現在の表示時刻」欄に表示された「今回修正時の現在表示暦日時刻」Tnd に対応するデータがランダムアクセスメモリ11のエリアTnd(図5)に格納さ れ、これらを用いて、マイクロプロセッサ14はリードオンリーメモリ10に予 め格納されている表示値による計算経過時間Trdを演算するプログラム Trd=Tnd−Toe (2) を読み出して、計算経過時間Trdを演算し、ランダムアクセスメモリ11の所定 領域に一時的に格納する。
【0026】 次に、ステップでは、時間誤差率の算出を行う。ステップととで算定さ れ、ランダムアクセスメモリ11に一時的に格納されている「経過時間の真値T tr 」と「表示値による計算経過時間Trd」とを用いて、マイクロプロセッサ14 はリードオンリーメモリ10に予め格納されている時間誤差率εを演算するプロ グラム ε=Trd/Ttr (3) を読み出して、時間誤差率εを演算し、ランダムアクセスメモリ11の所定領域 に一時的に格納する。
【0027】 この後、ステップに移行して、修正表示時刻の算出を行う。マイクロプロセ ッサ14は、ランダムアクセスメモリ11のエリアTctでカウントされている時 刻データとステップで算出された時間誤差率εとを用いて、リードオンリーメ モリ10に予め格納されている「時刻修正後の表示時刻」Tdpを演算するプログ ラム Tdp=Tct/ε (4) を読み出して、時刻修正後の表示時刻Tdpを算出する。
【0028】 この後は、ステップに移行して、次に時刻修正操作があるまでの間、ステッ プで算出される精度補正された表示時刻Tdpを表示する。 以上の説明では、暦日の時刻表示装置の表示として説明したが、この装置はマ イクロプロセッサ機能のフアームウエアで実現する機能であるので、時刻修正機 能を備えている暦日の時刻表示装置であれば、腕時計、掛け時計などの時計から 、CRTデイスプレイ装置による時刻表示など広範囲に用いることができる。
【0029】
【考案の効果】
以上、実施例と共に具体的に説明したように本考案によれば、汎用の時間精度 を持った時刻表示装置の時刻表示精度をこの装置の持つクロック(振動数)の固 有精度による時刻表示精度より向上させる効果がある。
【0030】 また、時刻修正機能の動作をさせる度に学習機能が作動して、時刻修正間隔内 で自動的に最適の時間精度を求める方式であるので、季節温度差、設置場所の温 度差などによる水晶振動子の温度特性に基づく時間誤差もその影響をより小さく することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の要部である演算フローを示す演算フロ
ー図である。
【図2】図1に示す演算フローを実現する構成を示す構
成図である。
【図3】図2に示す表示器の構成の要部を示す構成図で
ある。
【図4】図2に示すキーボードの配置の要部を示す構成
図である。
【図5】図2に示すランダムアクセスメモリのメモリ配
置の要部を示す構成図である。
【符号の説明】
10 リードオンリーメモリ 11 ランダムアクセスメモリ 12 キーボード 13 表示器 14 マイクロプロセッサ 15 バス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準の修正暦日時刻と表示暦日時刻とが格
    納される記憶手段と、この記憶手段に格納された前回修
    正暦日時刻と今回の修正に当たって格納した今回修正暦
    日時刻とから経過時間の真値を演算する真値演算手段
    と、前記記憶手段に格納された前回表示暦日時刻と今回
    の修正に当たって表示された今回表示暦日時刻とから表
    示値による表示経過時間を演算する経過時間演算手段
    と、前記真値と前記表示経過時間とから時間誤差率を演
    算する誤差率演算手段と、時刻修正後の計数時刻と前記
    時間誤差率とから修正後の表示時刻を算出する表示時刻
    演算手段とを有し、次回の時刻修正があるまでこの表示
    時刻を表示するようにしたことを特徴とする時刻表示装
    置。
JP524893U 1993-02-18 1993-02-18 時刻表示装置 Pending JPH0664192U (ja)

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JP524893U JPH0664192U (ja) 1993-02-18 1993-02-18 時刻表示装置

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JP524893U JPH0664192U (ja) 1993-02-18 1993-02-18 時刻表示装置

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JPH0664192U true JPH0664192U (ja) 1994-09-09

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ID=11605912

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JP524893U Pending JPH0664192U (ja) 1993-02-18 1993-02-18 時刻表示装置

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