JP2510147Y2 - 時間管理装置 - Google Patents

時間管理装置

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JP2510147Y2
JP2510147Y2 JP1990011209U JP1120990U JP2510147Y2 JP 2510147 Y2 JP2510147 Y2 JP 2510147Y2 JP 1990011209 U JP1990011209 U JP 1990011209U JP 1120990 U JP1120990 U JP 1120990U JP 2510147 Y2 JP2510147 Y2 JP 2510147Y2
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、時間管理装置に関する。
[従来技術とその問題点] 最近、出社・退社に関してフレックスタイム制度を導
入する企業が増えてきた。フレックスタイム制度とは、
一定期間(例えば1ケ月)の総勤務時間が定められてお
り、それを満す限りにおいて、日々の出社・退社時刻
は、ある程度、各個人が自由に定められ勤務時間を自己
管理するという制度である。
ところで、このフレックスタイム制度は、各個人がプ
ライベートタイムを有効に活用できるという利点がある
反面、勤務時間の管理が複雑で非常に煩わしいという欠
点がある。斯る欠点に鑑みて、フレックスタイム制度に
対応した時間管理装置、例えばスイッチ操作で出社・退
社を入力できるようにしておき、この入力に基づき各種
の時間管理用データを得て、それらを記憶・表示する機
能を電子時計に付加したもの等が提案され、或いは実用
化されている。
しかし、上記の如き装置では、休日においては、一般
にキー操作により、その日が休日である旨を入力しなけ
ればならず極めて煩わしい。
[考案の目的] 本考案は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
休日毎に、その日が休日である旨の入力操作を必要とし
ない時間管理装置の提供を目的とする。
[考案の要点] 本考案は、上記目的達成のために、出社および退社を
入力する入力手段としての出退社キーSIOにより、出社
および退社が入力されると、労働時間算出手段としての
ステップS32で、その時刻から1日の労働時間を求める
と共に、計時手段としての時刻計数回路4で得られた時
刻が、出勤限度時刻記憶手段としてのメモリY5,1、Y5,2
に記憶されている出勤限度時刻になった際に、判別手段
としてのステップS3、S4で、当日の出勤限度時刻迄に出
退社キーSIOにより出社が入力されたか否かを判別し、
出社が入力されていないと判別された場合に、記憶制御
手段としてのステップS5で、当日を休日として記憶する
ように構成し、出社の入力が出社限度時刻までにないと
きには、自動的にその日は休日として扱うようにしたこ
とを要旨とするものである。
[実施例] 以下、図面に示す一実施例に基づき本考案を具体的に
説明する。なお、本実施例は、電子時計に本考案を適用
したものである。
構成 第1図は、本実施例の回路構成を示すものである。す
なわち該回路は、CPU1を中心に、他の各回路部がこれに
接続する構成となっている。CPU1は、各回路部に制御信
号を送って、それらを制御すると共に、送られくるデー
タを、加工・処理して送出する回路部である。
発振回路2は、常時、一定の周波数信号を送出してい
る回路で、分周回路3は発振回路2からの上記信号を分
周して100Hz信号とし、これを時刻計数回路4に送出す
る回路である。時刻計数回路4は、上記100Hz信号を計
数して時刻データTを得て、これをCPU1に送出すると共
に、午後12時を計時する度に、日キャリー信号を日付計
数回路5に送出する回路である。日付計数回路5は時刻
計数回路4からの日キャリー信号を計数して、日付を得
て、これを日データD、月データMOとしてCPU1に送出す
る回路である。
RAM6は、後述の構成となっており、CPU1の制御の下に
CPU1からのデータを記憶し、また記憶しているデータを
CPU1に送出する回路部である。スイッチ部7は、多数の
スイッチを備え、いずれかが操作されたときに、対応す
るスイッチ入力信号をCPU1に送出する回路である。表示
部8は、後述の液晶表示パネル10を備え、これにCPU1か
らのデータをデジタル表示する回路部である。
第2図は、前述のRAM6の構成を示すものである。モー
ドレジスタMはモードを指定するレジスタで、0がセッ
トされているときは、表示部8の液晶表示パネル10に現
在時刻等を表示する時刻表示モードを指定し、1がセッ
トされているときは、液晶表示パネル10に今月度に入っ
て既に働いた総時間すなわち累計労働時間等を表示する
際の累計労働時間表示モードを指定し、2がセットされ
ているときは、液晶表示パネル10に今月度の過去の勤務
情況を示すデータを表示する際の勤務データ表示モード
を指定し、3がセットされているときは、液晶表示パネ
ル10に勤務形態を定める基本データ(例えば、休憩時間
の開始および終了時刻)を表示する際の基本データ表示
モードを指定する。出社フラグSFは、出社の入力があっ
た後に立てられるフラグである。また設定フラグSFは、
各種データを設定する際の設定状態のときに立てられる
フラグである。データ指定レジスタLは、後述の勤務状
況記憶部Xに記憶されているデータを表示対象として指
定するのに用いられるレジスタであり、1がセットされ
ているときは出社時刻、2がセットされているときは退
社時刻そして3がセットされているときとは1日の労働
時間を、それぞれ指定する。桁指定レジスタNは、各種
データを設定する際に桁指定を行なうレジスタである。
指定レジスタKは、前記勤務データ表示モードにおいて
は、勤務状況記憶部Xに記憶されている勤務データのう
ちのいずれの日に係るものを表示対象とするかをその日
の日付によって指定し、前記基本データ表示モードで
は、後述の基本データ記憶部Yの各基本データを指定す
るレジスタである。
累計労働時間レジスタGTは、今月度において、既に働
いた総労働時すなわち累計労働時間がセットされるレジ
スタである。出勤日数レジスタTDは、今月度において、
既に出勤した日数がセットされるレジスタである。休日
日数レジスタHDは、今月度において、既に休んだ、休日
の日数がセットされるレジスタである。
勤務状況記憶部Xは、31行6列のマトリックス状に配
列する186個のメモリX1,0、X1,1、……X31,5、X31,6
らなり、行ナンバー1〜31がそれぞれ与えられている31
個の行は、各々、今月度の1〜31日に対応している(す
なわち、行ナンバー1の行は1日、行ナンバー2の行は
2日、以下同様にして、行ナンバー31の行は31日に、そ
れぞれ対応している)。そして、各行の第1列目のメモ
リX1,0、X2,0、……X31,0は、対応する日が休日である
場合に1、出勤日である場合に0がセットされ、各行の
第2列目のメモリX1,1、X2,1、……X31,1および第3列
目のメモリX1,2、X2,2、……X31,2には対応する日の出
社時刻が記憶されるが、前者には刻時刻の時データ、後
者には、刻時刻の分データが記憶される。また、各行の
第4列目のメモリX1,3、X2,3、……X31,3および第5列
目のメモリX1,4、X2,4、……X31,4には、対応する日の
退社時刻が記憶されるが、前者にはその時データ、後者
にはその分データが記憶される。更に各行の第6列目の
メモリX1,5、X2,5、……X31,5および第7列目のメモリX
1,6、X2,6、……X31,6には、対応する日の労働時間が記
憶されるが、前者にはその時データ、後者にはその分デ
ータが記憶される。
基本データ記憶部Yは、5行4列のマトリックス状に
配列する20個のメモリY1,1、Y1,2、……Y5,4からなり、
行ナンバー1〜3が与えらている3つの行は休憩時間メ
モリRMを構成し、行ナンバー4の行は標準出退時刻メモ
リST、行ナンバー5の行はコアタイムメモリCTとなって
いる。上記休憩時間メモリRMを構成する3つの行にはそ
れぞれ1つの休憩時間の開始および終了時刻が記憶さ
れ、第1列のメモリには開始時刻の時データ、第2列の
メモリには開始時刻の分データ、第3列のメモリには終
了時刻の時データ、そして第4列のメモリには終了時刻
の分データが記憶される。また、上記標準出退時刻メモ
リSTには、標準的な出社および退社時刻が記憶され、第
1列のメモリには該出社時刻の時データ、第2列のメモ
リにはその分データ、第3列のメモリには該退社時刻の
時データ、第4列のメモリにはその分データが記憶され
る。コアタイムメモリCTにはコアタイム(フレックスタ
イム制度では、出・退社の時刻が自由といっても全く自
由ではなく、所定の時間帯や、全員が出勤していること
が求められるが、この所定の時間帯をコアタイムとい
う)の開始および終了の時刻が記憶され、第1列および
第2列のメモリには、それぞれコアタイムの開始時刻の
時および分データが記憶され、第3列および第4列のメ
モリには、それぞれコアタイムの終了時刻の時および分
データが記憶される。
第3図は、表示部8に設けられている液晶表示パネル
10の表示体配設状態を示すものである。第1表示部10a
には、ドット表示体が、3文字分、配設されており、ま
た第2表示部10bおよび第3表示部10cには、日付或いは
時刻表示用の7セグメント表示体等が配設されている。
動作 次に、以上の如くに構成された本実施例の動作につい
て説明する。
第4図は動作の概要を示すジェネラフローチャートで
ある。すなわち、ステップS1では、スイッチ入力信号が
あったかを調べ、スイッチ入力信号があったときは、対
応するスイッチ処理を実行し(ステップS2)、然る後ス
テップS3に進むが、スイッチ入力信号がなかったとき
は、ステップS2から、直接、ステップS3に進む。そして
ステップS3では、日付計数回路5からの時刻データTが
コアタイムメモリCTのメモリY5,1、Y5,2にそれぞれ時デ
ータ、分データが記憶されているコアタイム開始時刻に
至ったかを判断し、コアタイム開始時刻に至ったとき
は、更に、出社フラグSFが降ろされているかを判断し
(ステップS4)、降ろされているときは、日付計数回路
5からの日データDによって指定される勤務状況記憶部
XのメモリXD,0に1をセットして、今日は休日である旨
を記憶する(ステップS5)。次いでステップS6では休日
日数レジスタHDの値を1だけ大きいものにしておく。そ
して、該処理が終了したとき、並びに上記ステップS3で
コアタイム開始時刻ではないと判断されたとき、および
ステップS4で出社フラグSFは立てられていると判断され
たときは、ステップS7の表示処理に鑑み液晶表示パネル
10に各種データを表示し、その後、ステップS1に戻る。
第5図は、上記ステップS2のスイッチ処理を詳細に示
すフローチャートであり、第6図は、上記ステップS7の
表示処理を詳細に示すフローチャートであり、第7図
は、各種スイッチ操作に伴なう液晶表示パネル10の表示
の変遷を示す図である。以下、これらの図面を参照しな
がら各種動作を説明していく。
(イ) 出退社時の動作 出社時には、いずれのモードであってもよいが、通常
状態すなわち設定フラグCFが降ろされている状態で出退
社キーSI0を操作する。このとき、該操作をステップS25
で検出し、設定フラグCFが降ろされていることを確認し
(ステップS26)、未だ、出社フラグSFが立てられてい
ないことを確認し(ステップS27)、当日の出社時刻を
記憶すべき勤務状況記憶部XのメモリXD,12に時刻計
数回路4からの時刻データTを出社時刻として記憶し
(ステップS28)、その上で出社フラグSFを立てる(ス
テップS29)。
また、退社時にも、いずれのモードであってもよい
が、通常状態で、出退社キーSI0を操作する。このと
き、該操作をステップS25で検出し、通常状態であるこ
とを確認し(ステップS26)、出社フラグSFが立てられ
ていることを確認し(ステップS27)、次のステップS30
に進む。そして該ステップS30では、当日の退社時刻を
記憶すべき勤務状況記憶部XのメモリXD,34に時刻計
数回路4からの時刻データTを退社時刻として記憶し、
出社フラグSFを降ろして、上記メモリXD,12に記憶し
た出社時刻と、上記メモリXD,34に記憶した退社時刻
とよりその日の労働時間を算出し、メモリXD,56に記
憶する(ステップS32)。然る後、累計労働時間レジス
タGTの累計労働時間を上記メモリXD,56に記憶したそ
の日の労働時間だけ大いものに更新し(ステップS3
3)、出勤日数レジスタTDの出勤日数を1日だけ大きな
値の日数に更新する(ステップS34)。
なお、出退社時の上記操作に伴なって液晶表示パネル
10の表示には特別な変化がなく、その時点のモードでの
表示が継続される(第6図参照)。
(ロ) 時刻表示モードでの動作 該モードでは、スイッチ入力信号がなく、かつコアタ
イム開始時刻でない場合、また該時刻に至ったときでも
出社フラグSFが立てられている場合(すなわち出社中の
場合)は、第4図のステップS7の表示処理を繰返すこと
になり、第2表示部10bに日付計数回路5から日データ
Dおよび月データMOを表示し第3表示部10cに時刻計数
回路4からの時刻データTを表示する(ステップS90〜S
92)。而して、液晶表示パネル10には、例えば第7図の
aの如き表示がなされる。
なお、前述のように上記コアタイム開始時刻に至った
時点に出社している旨を示す出社フラグSFが立てられて
いないときは、第4図のステップS3、S4でそれを検出
し、その日が休日であるとして一連の処理(ステップS
5、S6)を実行する(これは、該時刻表示モードに限ら
ず、いずれのモードにおいても行なわれる)。
(ハ) 累計労働時間表示モードでの動作 上述の時刻表示モードでスイッチS3を操作したとき
は、該操作をステップS10で検出し、設定フラグCFが降
ろされていることを確認し(ステップS11)、モードレ
ジスタMの値を0から1にして累計労働時間表示モード
とする(ステップS12、S13、S15、S17)。そして表示処
理では、第7図のbに示すように、第1表示部10aに出
勤日数レジスタTDの出勤日数を表示し、第2表示部10b
に休日の日数を表示し、第3表示部10cに累計労働時間
レジスタGTの累計労働時間を表示する(ステップS95〜S
98)。
なお、月末の日また、締日の退社後には、翌月度に備
えて今月度のデータが記憶されている累計労働時間レジ
スタGT、出勤日数レジスタTD、休日日数レジスタHD等を
クリアしておく必要があるが、この場合、先ず該累計労
働時間表示モードでスイッチS2を操作し、該モードの設
定状態とした上でスイッチS4を操作する(ステップS40
〜S44、S65〜S67)。また上記の如くして、各種記憶デ
ータをクリアした後に、設定状態から通常状態に戻すに
は、再度スイッチS2を操作する(ステップS40〜S42、S4
5、S46)。そして通常状態に戻った後の表示処理では、
各記憶データがクリアされているので、表示処理(ステ
ップS95〜S98)ではそれらは0として表示される(な
お、この場合の液晶表示パネル10の表示変遷は第7図に
は図示していない)。
(ニ) 勤務データ表示モードでの動作 上記累計労働時間表示モードでスイッチS3を操作した
ときは勤務データ表示モードとなり、かつ指定レジスタ
Kには当日の日データDがセットされる(ステップS10
〜S13、S15、S16)。
そして表示処理では、モードを確認し、設定状態でな
いことを確認し(ステップS100、S101)、当日が休日と
なっているときは、第2表示部10bに指定レジスタKに
セットしておいた当日の日データDを表示し、休日であ
る旨を示すべく第3表示部10cに「HOLIdy」なる文字を
表示する(ステップS102〜S104)。他方、当日が休日に
なっていないときは、第2表示部10bに当日の日データ
Dを表示し(ステップS102、S110)、その時点のデータ
指定レジスタLの値に応じて、各種データを第1表示部
10a、第3表示部10cに表示する(ステップS111〜S11
7)。すなわち、データ指定レジスタLの値が1のとき
は第1表示部10aに出社時刻を意味する「IN」の文字、
第2表示部10bに当日の出社時刻をそれぞれ表示し(ス
テップS112、S113)、データ指定レジスタLの値が2の
ときは第1表示部10aに退社時刻を意味する「OUT」の文
字、第2表示部10bに当日の退社時刻をそれぞれ表示し
(ステップA114、S115)、データ指定レジスタLの値が
3のときは、第1表示部10aに労働時間を意味する「TT
L」の文字、第2表示部10bに当日の労働時間をそれぞれ
表示する(ステップS116、S117)。例えば当日は休日で
なく、日付が1日で、データ指定レジスタLの値が1
で、かつ当日の出社時刻が8時27分であったときは、液
晶表示パネル10には第7図のcの如き表示がなされる。
また、データ指定レジスタLの値を切換えて、当日の
他のデータを表示せしめるには、スイッチS4を操作する
が、このとき、当日が休日でない限り、スイッチS4の操
作の度に、データ指定レジスタLの値を1ずつ大きくし
ていき、1から3の間でサイクリックに変更していく
(ステップS65、S66、S68〜S72)。そして表示処理で
は、前述と同様にして(ステップS100〜S102、S110〜S1
17)、その時点のデータ指定レジスタLの値に応じた表
示がなされる(第7図のc、d、e参照)。
更に、勤務状況記憶部Xに記憶されている今月度の他
の日付の勤務データを確認するときは、第7図に示すよ
うスイッチS1を操作していく。このとき該操作の度に、
それをステップS50で検出し、ステップS51、S52を経て
指定レジスタKの値を1だけ大きいものとし(ステップ
S53)、データ指定レジスタLの値を1とし(ステップS
54)、モードを確認し(ステップS55)、指定レジスタ
Kの値が31を超えるものとなったときは該指定レジスタ
Kの値を1に戻す(ステップS56、S58)。そして表示処
理では指定レジスタKの値によって指定された日が休日
となっているかを調べ、休日となっているときは、前記
同様にして液晶表示パネル10に日付と「HOLIdy」の文字
とを表示するが(ステップS102〜S104)、休日となって
いないときは、ステップS102からステップS110に進み日
付を表示しデータ指定レジスタLの値が1になっている
ことを確認し(ステップS111)、ステップS112、S113で
液晶表示パネル10に「IN」の文字およびその日の出社時
刻を表示する(第7図のf、g、h参照)。なお、上記
の如くして、休日以外の日を指定して第7図のhに示す
ようにその日の出社時刻等が表示されいる状態で、スイ
ッチS4を操作していったときには、前述同様に、その日
の退社時刻等、労働時間等、出社時刻等が第7図のi、
j、hに示す如く、順次、サイクリックに表示されてい
く(ステップS65、S66、S68〜S72)。
また、勤務状況記憶部Xに記憶されている勤務データ
のうち特定の日付に係るものを修正等する場合は、先ず
上述の如くしてその日付の勤務データを表示する状態と
して、然る後、第7図に示すようにスイッチS2を操作す
る。このとき、ステップS40で検出し、時刻表示モード
ではないことを確認し(ステップS41)、設定フラグCF
が降ろされており、未だ設定状態にはなっていないこと
を確認し(ステップS42)、その上で該設定フラグCFを
立て設定状態とし(ステップS43)、桁指定レジスタN
に1を設定して出社時刻の時の桁を指定する(ステップ
S44)。そして表示処理では、設定フラグCFが既に立て
られていることを確認し(ステップS101)、その日の日
付、「IN」という文字および出社時刻(0時00分)が表
示されるが(ステップS120〜S123)、桁指定レジスタN
により指定されている出社時刻の時の桁は点滅表示され
る。
そして、以上の如くして、設定モードとした後には、
スイッチS3を操作して修正桁を選択し(ステップS10、S
11、S20〜S23、S120〜S125)、スイッチS1を操作して選
択した桁の値を1だけ大きいものとし(ステップS50、S
51、S60、S61、S120〜S125)、スイッチS4を操作して1
だけ小さいもとし(ステップS65、S75、S76、S120〜S12
5)、所望のデータに修正していく。
また、前述のように、出社日には出社時および退社時
に出退社キーSI0を操作して、勤務状況記憶部Xのその
日の対応するメモリに出社・退社時刻を記憶していくの
が原則であるが、上記操作を忘れ、出社・退社時刻を記
憶せしめなかったときは、上記同様に、該勤務データ表
示モードの設定状態において、各時刻を設定しておくこ
とになる。しかし、この場合は初めから両時刻を設定し
ていくのは面倒だから標準出退時刻メモリSTの標準出退
社時刻を利用する。先ず、上述の如くしてその日付の勤
務データを表示する状態とする(この場合、勤務データ
は記憶されていないので液晶表示パネル10には各時刻デ
ータとして「0時00分」という表示がなされる)。然る
後、上記同様に、スイッチS2を操作して設定状態し、そ
の上で出退社キーSI0を操作するが、このとき該操作を
ステップS25で検出し設定フラグCFが立てられているこ
とを確認し(ステップS26)、ステップS35を経てステッ
プS36で標準出退時刻メモリSTの標準出社および退社時
刻を勤務状況記憶部Xの指定レジスタKで指定される所
定のメモリ(すなわち出退社時刻の記憶を忘れた日に対
応するメモリ)に転送して記憶する(ステップS36)。
そして表示処理では、出社および退社時刻の表示に際し
て上記の如くして勤務状況記憶部Xに新たに記憶された
出社および退社時刻が表示される(ステップS120〜S12
5)。
また、上記の如くして、標準出退時刻メモリSTの標準
出社・退社時刻を利用しての一括設定を終えた後、これ
らの時刻をその日の実際の出退社時刻に修正するとき
は、第7図のk〜nに示すように前述同様、スイッチS3
を操作して修正すべき時刻およびその桁を選択しスイッ
チS1、S4を操作して所望の時刻に修正していく(ステッ
プS10、S11、S20〜S23、S50、S51、S60、S61、S65、S7
5、S76、S120〜S125)。
以上のようにして、出社および退社時刻の修正又は設
定を経た後には、第7図に示すようにスイッチS2を操作
して設定状態から通常状態に戻しておくが、このとき該
操作を、ステップS40で検出しステップS41、S42を経て
ステップS45で設定フラグCFを降ろして、ステップS46を
経てステップS47では、上記修正後の出社および退社時
刻に基づき、その日の労働時間を得て勤務状況記憶部X
の対応するメモリの労働時間をこれで修正し、更に出勤
日数レジスタTD、休日日数レジスタHD、累計労働時間レ
ジスタGTの各データをも上記修正後のデータに基づいて
修正する(ステップS47)。そして、通常状態に戻った
後の表示処理では、上記修正後の各データが表示される
ようになる(ステップS110〜S117)。
(ホ) 基本データ表示モードにおける動作 基本データ記憶部Yの休憩時間メモリRM、標準出退時
刻メモリST、コアタイムメモリCTに記憶されている休憩
時間の開始・終了時刻、標準出退社時刻、コアタイムの
開始・終了時刻を液晶表示パネル10に表示して確認する
とき、或いはそれらを修正するときには、第7図に示す
ように、上述の勤務データ表示モードにおいて、スイッ
チS3を操作する。このとき該操作をステップS10で検出
し、ステップS11を経て、ステップS12でモードレジスタ
Mの値を3として基本データ表示モードとする。そして
ステップS13、S15、S17を経てステップS18で指定レジス
タKに1をセットし、基本データ記憶部Yの第1行目に
記憶されている休憩時間を指定する。そして、表示処理
では、第2表示部10bに上記休憩時間の開始時刻、第3
表示部10cには上記休憩時間の終了時刻、第1表示部10a
には休憩時間を表わす「RST」の文字をそれぞれ表示す
る(ステップS130〜S133)。例えば上記休憩時間の開始
および終了時刻が、それぞれ12時15分および1時である
ときは、液晶表示パネル10には第7図のOの如き表示が
なされる。
また、休憩時間メモリRMの他の休憩時間の開始終了時
刻、標準出退時刻メモリSTの標準出退社時刻等を、順
次、表示していくときは、第7図に示すようにスイッチ
S1を操作していく。このとき、該操作がある度に、指定
レジスタKの値を1〜5の間でサイクリックに変更して
いき(ステップS50〜S55、S57、S58)、表示処理では、
指定レジスタKの値が2、3のときは、第7図のp、q
に示すように、それぞれ基本データ記憶部Yの第2、3
行目の休憩時間の開始・終了時刻および「RST」の文字
を表示し(ステップS130〜S133)、指定レジスタKの値
が4のときは第7図のrに示すように、標準出退時刻メ
モリSTの標準出退社時刻および該時刻を示す表示である
「NML」の文字を表示し(ステップS130〜S132、S134、S
135)、指定レジスタKの値が5のときは、第7図のs
に示すように、コアタイムメモリCTのコアタイム開始・
終了時刻と該時刻を示す表示である「LMT」の文字を表
示する(ステップS130〜S132、S134、S136)。
また、基本データ記憶部Yの基本データのいずれかを
修正するときは、先ず第7図に示すように該基本データ
表示モードの通常状態で、上述の如くして修正対象とな
る基本データを液晶表示パネル10に表示し、その上でス
イッチS2を操作する。このとき該操作ステップS40で検
出し、ステップS41、S42を経て、ステップS43で設定フ
ラグCFを立て、設定状態とし(ステップS43)、桁指定
レジスタNに1をセットして修正桁として開始時刻の時
の桁を指定する(ステップS44)。そして表示処理では
桁指定レジスタNによって指定された修正桁が点灯表示
から点滅表示に変化するが、それ以外は通常状態での表
示が保たれる(ステップS130〜S136)。例えば、指定レ
ジスタKが2のときに表示対象となる休憩時間メモリRM
の第2行目の休憩時間を修正すべく、第7図のpの状態
でスイッチS2を操作して設定状態としたときは、設定状
態となり同図のtに示す如く、上記休憩時間の開始時刻
の時の桁が点滅表示になる。
また、上記の如くして修正対象となっている桁以外の
桁を修正桁にするには、第7図に示す如く、ステップS3
を操作していく(ステップS10、S11、S20〜S23)。そし
て所望の桁を修正桁として指定したときは、スイッチS1
又はS4を操作して、その桁の値を所望の値に修正してい
く。すなわち、大きな値にしていくときは、スイッチS1
を操作していくが、その場合、該操作の度に、修正桁の
値は1だけ大きいものとなっていき(ステップS50、S5
1、S60、S62、S63、S130〜S136)、逆に、小さな値にし
ていくときは、ステップS4を操作していくが、その場
合、該操作の度に、修正桁の値は1だけ小さいものとな
っていく(ステップS65、S75、S77、S78、S130〜S13
6)。
以上のようにして、基本データ記憶部Yの基本データ
を修正した後は、第7図に示すようにスイッチS2を操作
して設定状態から通常状態に戻す(ステップS40〜S42、
S45、S46、S130〜S136)。
また、上記の如くして該基本データ表示モードの通常
状態に戻した後に、前記時刻表示モードに戻すには、第
7図に示すようにスイッチS3を操作するが(ステップS1
0〜S14、S15、S17)、これにより、液晶表示パネル10に
月データMO、日データD、時刻データTを表示する第7
図のaの如き表示状態に戻る(ステップS90〜S92)。
なお、この考案は上記実施例に限定されず、この考案
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[考案の効果] この考案は、以上詳述したように、予め、出社限度時
刻を設定できるようにしておき、出社の入力が、その出
社限度時刻までにないときは、自動的にその日は休日と
して扱うようにした時間管理装置に係るものであるか
ら、休日毎に、その日が休日である旨の入力操作を行う
ことがなく、休日の入力忘れを防止できるとともに入力
する手間を解消できる時間管理装置の提供を可能とす
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の回路構成を示す図、第2
図は第1図中のRAMの構成を示す図、第3図は、第1図
中の表示部に設けられている液晶表示パネルの表示体配
列状態を示す図、第4図は、本実施例の動作の概要を示
すジェネラルフローチャート、第5図は第4図中のスイ
ッチ処理を詳細に示すフローチャート、第6図は第4図
中の表示処理を詳細に示すフローチャート、第7図は各
種スイッチの操作に伴なう液晶表示パネルの表示変遷を
示す図である。 1……CPU、2……発振回路、3……分周回路、4……
時刻計数回路、5……日付計数回路、6……RAM、7…
…スイッチ部、8……表示部、10……液晶表示パネル、
T……時刻データ、D……日データ、MO……月データ、
M……モードレジスタ、SF……出社フラグ、CF……設定
フラグ、L……データ指定レジスタ、N……桁指定レジ
スタ、K……指定レジスタ、GT……累計労働時間レジス
タ、TD……出勤日数レジスタ、HD……休日日数レジス
タ、X……勤務状況記憶部、Y……基本データ記憶部、
RM……休憩時間メモリ、ST……標準出退時刻メモリ、CT
……コアタイムメモリ、SI0……出退社キー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基準クロック信号を計数して時刻情報を得
    る計時手段と、 出社および退社を入力する入力手段と、 この入力手段により出社および退社が入力された時刻か
    ら1日の労働時間を求める労働時間算出手段と、 出勤限度時刻を記憶する出勤限度時刻記憶手段と、 前記計時手段で得られた時刻が前記出勤限度時刻になっ
    た際に、当日の前記出勤限度時刻迄に前記入力手段によ
    り出社が入力されたか否かを判別する判別手段と、 この判別手段で前記出社が入力されていないと判別され
    た場合に、前記当日を休日として記憶する記憶制御手段
    と、 を備えることを特徴とする時間管理装置。
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JPS5263585A (en) * 1975-11-20 1977-05-26 Shisutetsuku Kk Time control machine
JPH0814857B2 (ja) * 1986-06-27 1996-02-14 オムロン株式会社 出退勤管理装置

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