JPH0663410U - 車両用空調装置のモータアクチュエータの接続構造 - Google Patents

車両用空調装置のモータアクチュエータの接続構造

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JPH0663410U
JPH0663410U JP1096793U JP1096793U JPH0663410U JP H0663410 U JPH0663410 U JP H0663410U JP 1096793 U JP1096793 U JP 1096793U JP 1096793 U JP1096793 U JP 1096793U JP H0663410 U JPH0663410 U JP H0663410U
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JP
Japan
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actuator
motor
connector
harness
motor actuator
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Pending
Application number
JP1096793U
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English (en)
Inventor
和夫 野口
義美 坂井
Original Assignee
株式会社ゼクセル
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用空調装置に設けられる複数のモータア
クチュエータの各々に、コントローラからのびる複数の
ハーネスの各々をコネクタを介して接続するに辺り、ど
のハーネスをどのアクチュエータに接続しても正常な作
動が得られるようにする。 【構成】ハーネス側コネクタ2a〜2dの各々は、複数
のモータアクチュエータの全てに対するコントロール信
号を供給するための端子群S1〜S8を有し、各モータ
アクチュエータ側のコネクタは、ハーネス側コネクタの
端子群中、自アクチュエータに対するコントロール信号
を供給する端子に接続されるよう位置決めされた端子の
みが有効となるようにされた端子群を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用空調装置に設けられる複数のモータアクチュエータを、車両 側のコントローラに接続するための接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、車両用空調装置には、その動作モードを切換えたり調節したり するための種々のドアが通風路に設けられており、これらのドアはそれぞれモー タアクチュエータにより駆動される。これらモータアクチュエータは、車両側の コントローラにハーネスを介して電気的に接続される。空調装置を車両に組み込 む工程でこの接続の作業が行われるが、それは具体的にはコントローラから延び ている各アクチュエータ用のハーネスの先端のコネクタを、空調装置の対応する モータアクチュエータのコネクタに結合することにより行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このモータアクチュエータへのハーネスの結合作業において問題となるのは、 モータアクチュエータとハーネスとの対応関係を間違えないように注意しなけれ ばならない点であり、間違った対応関係で結合すれば、当然、正常な作動を得る ことができないという問題がある。
【0004】 そこで、本考案の目的は、モータアクチュエータとハーネスとを任意の対応関 係で接続しても、正常な作動が得られるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、車両用空調装置の複数のモータアクチ ュエータの各々のコネクタにコントローラから延びる複数本のハーネスのコネク タの各々を接続するための構造において、ハーネス側コネクタの各々は、複数の モータアクチュエータの全てに対するコントロール信号を供給するための端子群 を有し、各モータアクチュエータ側のコネクタは、ハーネス側コネクタの端子群 中、自アクチュエータに対するコントロール信号を供給する端子に接続されるよ う位置決めされた端子のみが有効となるようにされた端子群を有することを特徴 とするものである。
【0006】
【作用】
いずれのハーネス側コネクタを、いずれのモータアクチュエータ側コネクタに 結合させても、モータアクチュエータ側コネクタは、ハーネス側コネクタの自ア クチュエータに対するコントロール信号を提供する端子にのみ有効に接続される ため、正常な作動が得られる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案による車両用空調装置のモータアクチュエータの接続構造の一実 施例を図面を参照して説明する。
【0008】 図1を参照して、4台のモータアクチュエータ用の4本のハーネス1a〜1d が図示しないコントローラから延びており、各ハーネス1a〜1dの先端にはコ ネクタ2a〜2dが結合されている。コネクタ2a〜2dはすべて同一構造であ り、以下に述べるようにどのモータアクチュエータに接続してもよいようになっ ている。そのため、各ハーネス1a〜1dは、4台のモータアクチュエータのす べてに対するコントロール信号を含んでいる。
【0009】 コネクタ2a〜2dの構造を、コネクタ2aを例にとって説明すると、コネク タ2aの前面には、8つの接続スロットS1〜S8が設けられている。
【0010】 これらのスロットのうち、スロットS1とS2は1台目のモータアクチュエー タへのコントロール信号を供給し、スロットS3とS4は2台目へのコントロー ル信号、スロットS5とS6は3台目へのコントロール信号、スロットS7とS 8は4台目へのコントロール信号をそれぞれ供給するように、各スロットS1〜 S8内のコンタクト(図示せず)とハーネス1a内の各信号線(図示せず)とが コネクタ2a内で接続されている。
【0011】 図2は、上記したコネクタ2a〜2dと接続されるモータアクチュエータ側の コネクタの構成を示す。
【0012】 図2を参照して、4台のモータアクチュエータ3a〜3dの外周の壁の所定位 置には、ハーネス側コネクタ2a〜2dを挿入するための凹型コネクタ4a〜4 dが設けられている。各凹側コネクタ4a〜4d内には、ハーネス側コネクタの スロットS1〜S8のうちの対応する2つのスロットに挿入されるように位置決 めされた2本の接続ピンが設けられている。例えば、1台目のアクチュエータ3 aの凹型コネクタ4aには、ハーネス側コネクタのスロットS1,S2に挿入さ れる2本のピンP1,P2が設けられ、2台目のアクチュエータ3bのコネクタ 4bにはスロットS3,S4に挿入される2本のピンP3,P4が設けられてい る。3台目,4台目についても同様である。
【0013】 このような構造を採ることにより、本実施例によれば、いずれのハーネス側コ ネクタ2a〜2dを、いずれのモータアクチュエータ3a〜3dに接続しても、 各モータアクチュエータ3a〜3dには、いずれも正しいコントロール信号が供 給されることになり、正常な作動が得られる。
【0014】 図3は、図2のようなコネクタ構造を採った場合の、アクチュエータ内部での 接続ピンとモータとの間の推奨される接続構造の一例を示す。
【0015】 例えば、1台目のモータアクチュエータ3aを例にとると、図2に示したよう に、アクチュエータ3aは4台の中で最も高い位置にピンP1,P2を有する。 この場合に、図3に示すように、モータ5とピンP1,P2を繋ぐリード線6, 7が自然に引回された状態でちょうど最も高いピンP1,P2の位置に届くよう に、予めそれらリード線6,7の長さを調節しておく。
【0016】 他のアクチュエータについても同様に、リード線が自然に引回された状態で、 それぞれのピン位置にリード線が届くように、リード線の長さを予め調節してお く。しかして、この実施例によれば、アクチュエータの組立て作業において、ピ ン位置を誤って組み立ててしまう恐れがなくなる。
【0017】 図4は、モータアクチュエータ側コネクタの別の実施例をモータとの接続構造 とともに示す。
【0018】 図4のモータアクチュエータは、図1のハーネス側コネクタの8つのスロット S1〜S8のすべてに挿入される8本のピンP11〜P18を有している。これ らのピンP11〜P18は、例えば、プリント基板18の上に立設されており、 それぞれプリント配線W11〜W18を介して、モータ15からの回線16,1 7に接続されるようになっている。
【0019】 リード線16,17は8本のピンP11〜P18のうち、自アクチュエータへ のコントロール信号が供給される2本のピン、例えばピンP11,P12に接続 される。この場合、図3のものと同様に、リード線16,17の長さが予め調節 されていれば、誤ったピンへ接続してしまう恐れがなくなる。
【0020】 図5、図6は本考案のさらに別の実施例を示す。
【0021】 図5において、4つのハーネス側コネクタ22a〜22dは同一構造である。 ここで、コネクタ22aを例に説明すると、コネクタ22aの前面には5つの接 続スロットS21〜S25があり、このうちスロットS25は4台のアクチュエ ータが共用する共用スロットであり、他の4つのスロットS21〜S24がそれ ぞれ4台のアクチュエータの各々の専用スロットである。
【0022】 図6はこのようなハーネス側コネクタに対応するモータアクチュエータ側コネ クタを示す。
【0023】 4台のモータアクチュエータ23a〜23dはそれぞれハーネス側コネクタの 対応するスロットに挿入されるよう位置決めされた2本のピンを有する。例えば 、1台目のアクチュエータ23aは、ハーネス側の共用スロットS25と、この アクチュエータの専用スロットS21にそれぞれ挿入される2本のピンP25a ,P21を有する。他のアクチュエータについても同様である。
【0024】 このような構造によれば、いずれのハーネスを、いずれのモータアクチュエー タに結合しても正常作動が確保される。
【0025】 図7は、図5,6の実施例において、ハーネス側コネクタの各スロットから供 給される制御信号の信号レベルの例を参考として示すものである。この例によれ ば、各アクチュエータの専用スロットを共用スロットS25のレベルと異なるレ ベルにすることにより、対応するアクチュエータが駆動される。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、コントローラからのハーネス側のコネ クタにはすべてアクチュエータに対する端子を設け、各アクチュエータ側のコネ クタにはハーネス側コネクタの対応する端子に接続されるよう位置決めされた端 子のみが有効となるように構成しているので、いずれのハーネスをいずれのアク チュエータに接続しても正常な作動が得られる。しかも、コネクタについて共通 部品が多くなるので、コストダウンにも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるハーネス側コネクタ
を示す斜視図である。
【図2】同実施例におけるモータアクチュエータ側コネ
クタを示す正面図である。
【図3】図2のコネクタ構造に適用されるアクチュエー
タ内のモータとコネクタ間の接続構造の一例を示す図で
ある。
【図4】モータアクチュエータ側コネクタの別の実施例
を示す図である。
【図5】本考案の別の実施例におけるハーネス側コネク
タを示す斜視図である。
【図6】同実施例におけるモータアクチュエータ側コネ
クタを示す正面図である。
【図7】同実施例における制御信号例を示す図である。
【符号の説明】
1,21 ハーネス 2,22 ハーネス側コネクタ 3,23 モータアクチュエータ 4,24 アクチュエータ側コネクタ 5,15 モータ 6,7,16,17 リード線 S スロット P ピン W プリント配線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用空調装置の複数のモータアクチュ
    エータの各々のコネクタにコントローラから延びる複数
    本のハーネスのコネクタの各々を接続するための構造に
    おいて、 前記ハーネス側コネクタの各々は、前記複数のモータア
    クチュエータの全てに対するコントロール信号を供給す
    るための端子群を有し、 前記各モータアクチュエータ側のコネクタは、前記ハー
    ネス側コネクタの端子群中、自アクチュエータに対する
    コントロール信号を供給する端子に接続されるよう位置
    決めされた端子のみが有効となるようにされた端子群を
    有することを特徴とするモータアクチュエータの接続構
    造。
JP1096793U 1993-02-17 1993-02-17 車両用空調装置のモータアクチュエータの接続構造 Pending JPH0663410U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1096793U JPH0663410U (ja) 1993-02-17 1993-02-17 車両用空調装置のモータアクチュエータの接続構造

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JP1096793U JPH0663410U (ja) 1993-02-17 1993-02-17 車両用空調装置のモータアクチュエータの接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0663410U true JPH0663410U (ja) 1994-09-09

Family

ID=11764943

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JP1096793U Pending JPH0663410U (ja) 1993-02-17 1993-02-17 車両用空調装置のモータアクチュエータの接続構造

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JP (1) JPH0663410U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002127741A (ja) * 2000-10-25 2002-05-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動車用電動コンプレッサ駆動装置

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