JP6793490B2 - 車載コネクタ、コネクタボックス及び車両ネットワークシステム - Google Patents
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Description
(1) 車両に搭載される各種の車両電装機器ごとに設けられ、マスター電子制御ユニットと通信して前記車両電装機器を駆動させる駆動回路を有する車載コネクタであって、
前記駆動回路を構成する部品が実装される回路基板を備え、
前記回路基板は、一方の面が、共通部品を実装可能な共通実装面とされ、他方の面が、個別部品を実装可能な個別実装面とされ、部品の脚が接続される複数のパッドを有する部品搭載部を備え、
前記パッドの少なくとも一つは、接続される前記部品の脚によって導通する一対の分割パッドを有する判定用パッドとされている
ことを特徴とする車載コネクタ。
(2) (1)に記載の車載コネクタが挿抜可能な複数の差込口を有し、前記差込口に前記車載コネクタが差し込まれることで、前記車載コネクタの前記駆動回路による前記車両電装機器の駆動が可能とされる
ことを特徴とするコネクタボックス。
(3) (2)に記載のコネクタボックスを備え、前記差込口に差し込まれた前記車載コネクタが前記マスター電子制御ユニットと通信して前記車両電装機器を駆動させる
ことを特徴とする車両ネットワークシステム。
上記(2)の構成のコネクタボックスでは、差込口に車載コネクタを差し込むだけで、車両電装機器を追加して容易に機能を増やすことができる。これにより、例えば、車両電装機器を追加する毎に車載コネクタをワイヤハーネスに接続する構造と比較し、車載コネクタの取り付けスペースの確保、取り付け位置の検討及び取り付け作業を不要にできる。また、機能追加を想定した部品やワイヤハーネスを装着しておく場合と比較し、部品やワイヤハーネスの付け捨てをなくしてコストダウンを図ることができる。
上記(3)の構成の車両ネットワークシステムでは、コストを抑えつつ、機能追加にも柔軟に対応することができる。
図1は、本実施形態に係る車両ネットワークシステムを示す概略構成図である。
図1に示すように、車両ネットワークシステム1は、主に、ワイヤハーネス11と、マスターECU12(マスター電子制御ユニット)と、各種の車両電装機器13と、車載コネクタ14と、コネクタボックス15と、接続部材16とから構成されている。この車両ネットワークシステム1は、例えば、LIN(Local Interconnect Network)やCXPI(Clock Extension Peripheral Interface)などの車載通信方式によって、車載コネクタ14をスレーブとして多重化通信を行う。なお、これらのLINやCXPIでは、スレーブとなる車載コネクタ14を区別するために、複数種類の固有のIDが設定可能である。
図2及び図3に示すように、車載コネクタ14は、ケース30と、回路基板40とを備えている。
図4(a)に示すように、ハーフブリッジタイプの回路基板40Aには、ハーフブリッジドライバICなどの個別部品51が実装される。図4(b)に示すように、ハイサイドタイプの回路基板40Bには、インテリジェントパワーデバイスなどの個別部品52が実装される。また、図4(c)に示すように、ローサイドタイプの回路基板40Cには、MOSFETなどの個別部品53が実装される。また、図4(a)から図4(c)に示すように、回路基板40A〜40Cには、マイクロコンピュータ、電源用レギュレータ及び通信用トランシーバなどの共通部品50が実装される。
図5(a)及び図5(b)に示すように、回路基板40A〜40Cは、部品搭載部60を有している。この部品搭載部60には、搭載する半導体などの部品Pの脚Lが接続される複数のパッド61が設けられている。これらのパッド61のうちの少なくとも一つは、一対の分割パッド62a,62bを有する判定用パッド61Aとされている。図6に示すように、この判定用パッド61Aは、一方の分割パッド62aがマイクロコンピュータMCに接続され、他方の分割パッド62bがグランド(GND)に接続されている。
図7に示すように、コネクタボックス15は、車載コネクタ14が挿抜可能な複数の差込口71を有するケース72を備えている。このコネクタボックス15は、車両の任意の場所に取り付けられる。ケース72の差込口71には、車載コネクタ14が、差込部32を向けた状態で差し込まれる。
図8及び図9に示すように、コネクタボックス15の差込口71には、その奥側に、複数の接触片75が一列に配置されている。これらの接触片75は、ケース72内に収容された配線基板77に設けられている。接触片75は、差込口71に車載コネクタ14が差し込まれると、車載コネクタ14の回路基板40に設けられたコネクタ部42の各接点41によって押圧される。これにより、接触片75は、回路基板40のコネクタ部42の各接点41に付勢されて電気的に接触される。なお、接点41と接触片75とが接続する極数は、例えば、電源1〜2極、GND1〜2極、通信1〜2極、負荷駆動用1〜10極で最大16極程度とされている。
[1] 車両に搭載される各種の車両電装機器(13)ごとに設けられ、マスター電子制御ユニット(12)と通信して前記車両電装機器(13)を駆動させる駆動回路を有する車載コネクタ(14)であって、
前記駆動回路を構成する部品が実装される回路基板(40)を備え、
前記回路基板(40)は、一方の面が、共通部品(50)を実装可能な共通実装面(45)とされ、他方の面が、個別部品(51,52,53)を実装可能な個別実装面(46)とされている
ことを特徴とする車載コネクタ。
[2] 前記回路基板(40)は、部品(P)の脚(L)が接続される複数のパッド(61)を有する部品搭載部(60)を備え、
前記パッド(61)の少なくとも一つは、接続される前記部品(P)の脚(L)によって導通する一対の分割パッド(62a,62b)を有する判定用パッド(61A)とされている
ことを特徴とする[1]に記載の車載コネクタ。
[3] [1]または[2]に記載の車載コネクタ(14)が挿抜可能な複数の差込口(71)を有し、前記差込口(71)に前記車載コネクタ(14)が差し込まれることで、前記車載コネクタ(14)の前記駆動回路による前記車両電装機器(13)の駆動が可能とされる
ことを特徴とするコネクタボックス。
[4] [3]に記載のコネクタボックス(15)を備え、前記差込口(71)に差し込まれた前記車載コネクタ(14)が前記マスター電子制御ユニット(12)と通信して前記車両電装機器(13)を駆動させる
ことを特徴とする車両ネットワークシステム。
12:マスターECU(マスター電子制御ユニット)
13:車両電装機器
14:車載コネクタ
15:コネクタボックス
40,40A,40B,40C:回路基板
45:共通実装面
46:個別実装面
50:共通部品
51,52,53:個別部品
60:部品搭載部
61:パッド
61A:判定用パッド
62a,62b:分割パッド
71:差込口
L :脚
P :部品
Claims (3)
- 車両に搭載される各種の車両電装機器ごとに設けられ、マスター電子制御ユニットと通信して前記車両電装機器を駆動させる駆動回路を有する車載コネクタであって、
前記駆動回路を構成する部品が実装される回路基板を備え、
前記回路基板は、一方の面が、共通部品を実装可能な共通実装面とされ、他方の面が、個別部品を実装可能な個別実装面とされ、部品の脚が接続される複数のパッドを有する部品搭載部を備え、
前記パッドの少なくとも一つは、接続される前記部品の脚によって導通する一対の分割パッドを有する判定用パッドとされている、
ことを特徴とする車載コネクタ。 - 請求項1に記載の車載コネクタが挿抜可能な複数の差込口を有し、前記差込口に前記車載コネクタが差し込まれることで、前記車載コネクタの前記駆動回路による前記車両電装機器の駆動が可能とされる
ことを特徴とするコネクタボックス。 - 請求項2に記載のコネクタボックスを備え、前記差込口に差し込まれた前記車載コネクタが前記マスター電子制御ユニットと通信して前記車両電装機器を駆動させる
ことを特徴とする車両ネットワークシステム。
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JP2016152190A JP6793490B2 (ja) | 2016-08-02 | 2016-08-02 | 車載コネクタ、コネクタボックス及び車両ネットワークシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016152190A JP6793490B2 (ja) | 2016-08-02 | 2016-08-02 | 車載コネクタ、コネクタボックス及び車両ネットワークシステム |
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JP6793490B2 true JP6793490B2 (ja) | 2020-12-02 |
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Family Applications (1)
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