JP6793490B2 - 車載コネクタ、コネクタボックス及び車両ネットワークシステム - Google Patents

車載コネクタ、コネクタボックス及び車両ネットワークシステム Download PDF

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本発明は、車載コネクタ、コネクタボックス及び車両ネットワークシステムに関する。
近年では、車両に搭載される複数の車両電装機器を駆動する通信システムとして、スレーブが通信線を介してマスターECUと通信して各車両電装機器を駆動させる車両ネットワークシステムが用いられている(例えば、特許文献1〜5参照)。
特開2011−151622号公報 特開2015−109608号公報 特開2005−229561号公報 特開2014−108695号公報 特開2015−33952号公報
ところで、各車両電装機器は、様々な機能を有しているため、これらの車両電装機器を駆動させるスレーブは、その機能ごとに異なる駆動回路を備える必要がある。したがって、車両ネットワークシステムを構築するためには、各車両電装機器に対応した個別のスレーブを用いなければならず、コストが嵩んでいた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストを極力抑えつつ車両ネットワークシステムを構築することが可能な車載コネクタ、車載コネクタを用いて車両ネットワークを容易に構築することができるコネクタボックス、及び車両ネットワークシステムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る車載コネクタ、コネクタボックス及び車両ネットワークシステムは、下記(1)〜()を特徴としている。
(1) 車両に搭載される各種の車両電装機器ごとに設けられ、マスター電子制御ユニットと通信して前記車両電装機器を駆動させる駆動回路を有する車載コネクタであって、
前記駆動回路を構成する部品が実装される回路基板を備え、
前記回路基板は、一方の面が、共通部品を実装可能な共通実装面とされ、他方の面が、個別部品を実装可能な個別実装面とされ、部品の脚が接続される複数のパッドを有する部品搭載部を備え、
前記パッドの少なくとも一つは、接続される前記部品の脚によって導通する一対の分割パッドを有する判定用パッドとされている
ことを特徴とする車載コネクタ。
) ()に記載の車載コネクタが挿抜可能な複数の差込口を有し、前記差込口に前記車載コネクタが差し込まれることで、前記車載コネクタの前記駆動回路による前記車両電装機器の駆動が可能とされる
ことを特徴とするコネクタボックス。
) ()に記載のコネクタボックスを備え、前記差込口に差し込まれた前記車載コネクタが前記マスター電子制御ユニットと通信して前記車両電装機器を駆動させる
ことを特徴とする車両ネットワークシステム。
上記(1)の構成の車載コネクタでは、車両電装機器をそれぞれ駆動させる部品のうちの、電源、通信あるいはマイクロコンピュータなどの共通部品を回路基板の共通実装面に実装し、ドライバデバイスなどの個別部品を個別実装面に実装することで、回路基板の一部を共通化しつつ各車両電線機器に容易に対応させることができ、また、回路基板の一部の共通化により、コストダウンを図ることができる。更に、判定用パッドに部品の脚が接続されたか否かを、判定用パッドを構成する分割パッド同士の導通状態を検知することで検知し、その検知結果から部品搭載部における部品の搭載の有無または搭載部品の種類を判別することができる。そして、この判別結果に基づいて、駆動回路の設定を車両電装機器に応じて設定することができる。これにより、回路基板における部品搭載部を共通化することができ、さらにコストダウンを図ることができる。
上記()の構成のコネクタボックスでは、差込口に車載コネクタを差し込むだけで、車両電装機器を追加して容易に機能を増やすことができる。これにより、例えば、車両電装機器を追加する毎に車載コネクタをワイヤハーネスに接続する構造と比較し、車載コネクタの取り付けスペースの確保、取り付け位置の検討及び取り付け作業を不要にできる。また、機能追加を想定した部品やワイヤハーネスを装着しておく場合と比較し、部品やワイヤハーネスの付け捨てをなくしてコストダウンを図ることができる。
上記()の構成の車両ネットワークシステムでは、コストを抑えつつ、機能追加にも柔軟に対応することができる。
本発明によれば、コストを極力抑えつつ車両ネットワークシステムを構築することが可能な車載コネクタ、車載コネクタを用いて車両ネットワークを容易に構築することができるコネクタボックス、及び車両ネットワークシステムを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係る車両ネットワークシステムを示す概略構成図である。 図2は、本実施形態に係る車載コネクタの斜視図である。 図3は、本実施形態に係る車載コネクタの概略構成図である。 図4は、車載コネクタを構成する回路基板を説明する図であって、図4(a)から図4(c)は、それぞれ回路基板の構成図である。 図5は、回路基板における部品搭載部を説明する図であって、図5(a)は部品が搭載されていない状態の概略平面図、図5(b)は部品が搭載された状態の概略平面図である。 図6は、判定用パッドにおける部品の判定機能を説明する概略回路図である。 図7は、本実施形態に係るコネクタボックスの斜視図である。 図8は、コネクタボックスの差込口における一部を破断させた斜視図である。 図9は、車載コネクタが差し込まれたコネクタボックスの差込口における概略断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る車両ネットワークシステムを示す概略構成図である。
図1に示すように、車両ネットワークシステム1は、主に、ワイヤハーネス11と、マスターECU12(マスター電子制御ユニット)と、各種の車両電装機器13と、車載コネクタ14と、コネクタボックス15と、接続部材16とから構成されている。この車両ネットワークシステム1は、例えば、LIN(Local Interconnect Network)やCXPI(Clock Extension Peripheral Interface)などの車載通信方式によって、車載コネクタ14をスレーブとして多重化通信を行う。なお、これらのLINやCXPIでは、スレーブとなる車載コネクタ14を区別するために、複数種類の固有のIDが設定可能である。
ワイヤハーネス11は、幹線としての電源線、通信線、GND(グランド線)の3種類の電線を基本とする電線束である。ワイヤハーネス11は、車両に配索され、車両ネットワークシステム1の多重通信線を構成する。なお、ワイヤハーネス11は、電源線、通信線、GNDの3種類に限るものではなく、信号線などの他の電線を含む形態であってもよい。
マスターECU12は、主制御装置として、各車両電装機器13を制御する電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)であり、例えば、マイクロコンピュータから構成されている。マスターECU12は、幹線であるワイヤハーネス11の一端に繋げられている。車両電装機器13は、車両に搭載される各種の電装機器である。
車載コネクタ14は、ワイヤハーネス11の通信線を介してマスターECU12と通信し、車両電装機器13を駆動させる駆動信号を生成する駆動回路を有している。
図2は、本実施形態に係る車載コネクタの斜視図である。図3は、本実施形態に係る車載コネクタの概略構成図である。
図2及び図3に示すように、車載コネクタ14は、ケース30と、回路基板40とを備えている。
ケース30は、例えば、合成樹脂から形成されたもので、平面視略矩形状に形成されている。ケース30は、その周囲の一部に、開口部31を有する差込部32を備えている。このケース30は、その内部に収容空間33を有している。
回路基板40は、例えば、ガラスエポキシ等を基材とした硬質基板であり、表裏面に導体パターンが形成されている。この回路基板40には、その表裏面に電子部品が実装されている。回路基板40は、ケース30よりも外形が小さい平面視略矩形状に形成されており、ケース30の収容空間33内に収容されている。回路基板40は、その周囲の一部に、複数の接点41を有するコネクタ部42を備えている。コネクタ部42の接点41は、回路基板40の縁部に沿って配列されており、ケース30の開口部31で露出されている。なお、回路基板40としては、フレキシブルプリント配線板を用いてもよい。この場合、回路基板40のコネクタ部42は、補強板等で補強するのが好ましい。
車載コネクタ14としては、負荷となる車両電装機器13の機能に対応した複数タイプ及び電流定格に対応する複数種類の回路基板40を備えたものがある。回路基板40のタイプとしては、例えば、ハーフブリッジタイプ、ハイサイドタイプ及びローサイドタイプがあり、電流定格としては、大電流、中電流及び小電流がある。ハーフブリッジタイプが対応する車両電装機器13としては、例えば、アウターミラー電動格納モータ、シートベルトアンカモータあるいはサンシェードモータなどがある。ハイサイドタイプが対応する車両電装機器13としては、例えば、フォグランプ、デイタイムランニングライト、シートヒータ、ステアリングヒータ、ミラーヒータあるいはウォッシャーノズルヒータなどがある。ローサイドタイプが対応する車両電装機器13としては、例えば、室内足元照明、室外足元照明、ドア照明、インストルメントパネル照明あるいはルーフ照明などがある。
図4は、車載コネクタを構成する回路基板を説明する図であって、図4(a)から図4(c)は、それぞれ回路基板の構成図である。
図4(a)に示すように、ハーフブリッジタイプの回路基板40Aには、ハーフブリッジドライバICなどの個別部品51が実装される。図4(b)に示すように、ハイサイドタイプの回路基板40Bには、インテリジェントパワーデバイスなどの個別部品52が実装される。また、図4(c)に示すように、ローサイドタイプの回路基板40Cには、MOSFETなどの個別部品53が実装される。また、図4(a)から図4(c)に示すように、回路基板40A〜40Cには、マイクロコンピュータ、電源用レギュレータ及び通信用トランシーバなどの共通部品50が実装される。
回路基板40A〜40Cは、共通実装面45と、個別実装面46とを有している。共通実装面45には、共通部品50が実装され、個別実装面46には、個別部品51,52,53が実装される。回路基板40A〜40Cは、例えば、一方の面である表面が共通実装面45とされ、他方の面である裏面が個別実装面46とされている。共通実装面45は、共通部品50が実装される共通の導体パターンを有し、個別実装面46は、各個別部品51,52,53が実装されるそれぞれ個別の導体パターンを有している。
図5は、回路基板における部品搭載部を説明する図であって、図5(a)は部品が搭載されていない状態の概略平面図、図5(b)は部品が搭載された状態の概略平面図である。図6は、判定用パッドにおける部品の判定機能を説明する概略回路図である。
図5(a)及び図5(b)に示すように、回路基板40A〜40Cは、部品搭載部60を有している。この部品搭載部60には、搭載する半導体などの部品Pの脚Lが接続される複数のパッド61が設けられている。これらのパッド61のうちの少なくとも一つは、一対の分割パッド62a,62bを有する判定用パッド61Aとされている。図6に示すように、この判定用パッド61Aは、一方の分割パッド62aがマイクロコンピュータMCに接続され、他方の分割パッド62bがグランド(GND)に接続されている。
この部品搭載部60では、部品Pが実装されて部品Pの脚Lが判定用パッド61Aに接続されると、判定用パッド61Aの分割パッド62a,62bが部品Pの脚Lを介して導通する。また、部品搭載部60に部品Pが実装されていない状態では、判定用パッド61Aの分割パッド62a,62bが導通することがない。そして、マイクロコンピュータMCは、この判定用パッド61Aの分割パッド62a,62bの導通の有無を検知することで、部品搭載部60に部品Pが搭載されているか否かを判定する。これにより、マイクロコンピュータMCは、部品Pの有無の判定結果に応じてドライバを車両電装機器13に対応したドライバに設定する。なお、この判定用パッド61Aの分割パッド62a,62bの導通の有無を検知し、部品搭載部60に搭載された部品Pの種別を判定してもよい。この場合も、マイクロコンピュータMCは、判定した部品Pの種別に応じてドライバを車両電装機器13に対応したドライバに設定する。
図7は、本実施形態に係るコネクタボックスの斜視図である。
図7に示すように、コネクタボックス15は、車載コネクタ14が挿抜可能な複数の差込口71を有するケース72を備えている。このコネクタボックス15は、車両の任意の場所に取り付けられる。ケース72の差込口71には、車載コネクタ14が、差込部32を向けた状態で差し込まれる。
図8は、コネクタボックスの差込口における一部を破断させた斜視図である。図9は、車載コネクタが差し込まれたコネクタボックスの差込口における概略断面図である。
図8及び図9に示すように、コネクタボックス15の差込口71には、その奥側に、複数の接触片75が一列に配置されている。これらの接触片75は、ケース72内に収容された配線基板77に設けられている。接触片75は、差込口71に車載コネクタ14が差し込まれると、車載コネクタ14の回路基板40に設けられたコネクタ部42の各接点41によって押圧される。これにより、接触片75は、回路基板40のコネクタ部42の各接点41に付勢されて電気的に接触される。なお、接点41と接触片75とが接続する極数は、例えば、電源1〜2極、GND1〜2極、通信1〜2極、負荷駆動用1〜10極で最大16極程度とされている。
コネクタボックス15の差込口71と反対側には、接続部材16が接続される。接続部材16は、差込口71に接続された車載コネクタ14と車両電装機器13とを接続するワイヤハーネスなどの部材である。接続部材16は、接続線81と、ボックス側コネクタ82と、機器側コネクタ83とを備えている(図1参照)。ボックス側コネクタ82は、コネクタボックス15に接続されるコネクタであり、接続線81の一端に設けられている。機器側コネクタ83は、車両電装機器13に接続されるコネクタであり、接続線81の他端に設けられている。この接続部材16は、ボックス側コネクタ82をコネクタボックス15に接続し、機器側コネクタ83を車両電装機器13に接続することで、コネクタボックス15の配線基板77と車両電装機器13とを電気的に接続する。
コネクタボックス15では、車載コネクタ14を差込口71に差し込むことで、車載コネクタ14とワイヤハーネス11の電源線、通信線及びGND等とが接続され、さらに、車載コネクタ14と車両電装機器13とが接続される。これにより、ネットワークが構築されて車載コネクタ14の駆動回路による車両電装機器13の駆動が可能とされる。即ち、車載コネクタ14をコネクタボックス15の任意の差込口71に差し込むだけで、車載コネクタ14のワイヤハーネス11と車両電装機器13との接続が簡便に完了する。
なお、コネクタボックス15と車載コネクタ14との接続の仕方としては、車載コネクタ14とコネクタボックス15の差込口71とに設けたコネクタを互いに接合させるコネクタ方式でもよく、また、コネクタボックス15の差込口71に車載コネクタ14を差し込むことで、車載コネクタ14の圧接刃がコネクタボックス15側の電線に圧接して接続する圧接方式でもよい。
また、車両ネットワークシステム1では、コネクタボックス15の差込口71に車載コネクタ14を差し込んだ際に、マスターECU12が、車載コネクタ14をコネクタボックス15に接続した際に付与されるIDまたは予め車載コネクタ14に個別に付与されたIDを認識した場合に通信を可能とし、車載コネクタ14のIDが認識できない場合にエラーを報知する。
以上、説明したように、本実施形態に係る車載コネクタ14によれば、回路基板40は、一方の面である表面が、共通部品50を実装可能な共通実装面45とされ、他方の面である裏面が、個別部品51,52,53を実装可能な個別実装面46とされている。したがって、車両電装機器13をそれぞれ駆動させる部品のうちの、電源、通信あるいはマイクロコンピュータなどの共通部品50を回路基板40の共通実装面45に実装し、ドライバデバイスなどの個別部品51,52,53を個別実装面46に実装することで、回路基板40の一部を共通化しつつ各車両電装機器13に容易に対応させることができ、また、回路基板40の一部の共通化により、コストダウンを図ることができる。
しかも、判定用パッド61Aに部品Pの脚Lが接続されたか否かを、判定用パッド61Aを構成する分割パッド62a,62b同士の導通状態を検知することで検知し、その検知結果から部品搭載部60における部品Pの搭載の有無または搭載した部品Pの種類を判別することができる。そして、この判別結果に基づいて、駆動回路の設定を車両電装機器13に応じて設定することができる。これにより、回路基板40における部品搭載部60を共通化することができ、さらにコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態に係るコネクタボックス15によれば、差込口71に車載コネクタ14を差し込むだけで、車両電装機器13を追加して容易に機能を増やすことができる。これにより、例えば、車両電装機器13を追加する毎に車載コネクタをワイヤハーネスに接続する構造と比較し、車載コネクタ14の取り付けスペースの確保、取り付け位置の検討及び取り付け作業を不要にできる。また、機能追加を想定した部品やワイヤハーネスを装着しておく場合と比較し、部品やワイヤハーネスの付け捨てをなくしてコストダウンを図ることができる。
そして、本実施形態に係る車両ネットワークシステム1によれば、コストを抑えつつ、機能追加にも柔軟に対応することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係る車載コネクタ、コネクタボックス及び車両ネットワークシステムの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車両に搭載される各種の車両電装機器(13)ごとに設けられ、マスター電子制御ユニット(12)と通信して前記車両電装機器(13)を駆動させる駆動回路を有する車載コネクタ(14)であって、
前記駆動回路を構成する部品が実装される回路基板(40)を備え、
前記回路基板(40)は、一方の面が、共通部品(50)を実装可能な共通実装面(45)とされ、他方の面が、個別部品(51,52,53)を実装可能な個別実装面(46)とされている
ことを特徴とする車載コネクタ。
[2] 前記回路基板(40)は、部品(P)の脚(L)が接続される複数のパッド(61)を有する部品搭載部(60)を備え、
前記パッド(61)の少なくとも一つは、接続される前記部品(P)の脚(L)によって導通する一対の分割パッド(62a,62b)を有する判定用パッド(61A)とされている
ことを特徴とする[1]に記載の車載コネクタ。
[3] [1]または[2]に記載の車載コネクタ(14)が挿抜可能な複数の差込口(71)を有し、前記差込口(71)に前記車載コネクタ(14)が差し込まれることで、前記車載コネクタ(14)の前記駆動回路による前記車両電装機器(13)の駆動が可能とされる
ことを特徴とするコネクタボックス。
[4] [3]に記載のコネクタボックス(15)を備え、前記差込口(71)に差し込まれた前記車載コネクタ(14)が前記マスター電子制御ユニット(12)と通信して前記車両電装機器(13)を駆動させる
ことを特徴とする車両ネットワークシステム。
1 :車両ネットワークシステム
12:マスターECU(マスター電子制御ユニット)
13:車両電装機器
14:車載コネクタ
15:コネクタボックス
40,40A,40B,40C:回路基板
45:共通実装面
46:個別実装面
50:共通部品
51,52,53:個別部品
60:部品搭載部
61:パッド
61A:判定用パッド
62a,62b:分割パッド
71:差込口
L :脚
P :部品

Claims (3)

  1. 車両に搭載される各種の車両電装機器ごとに設けられ、マスター電子制御ユニットと通信して前記車両電装機器を駆動させる駆動回路を有する車載コネクタであって、
    前記駆動回路を構成する部品が実装される回路基板を備え、
    前記回路基板は、一方の面が、共通部品を実装可能な共通実装面とされ、他方の面が、個別部品を実装可能な個別実装面とされ、部品の脚が接続される複数のパッドを有する部品搭載部を備え、
    前記パッドの少なくとも一つは、接続される前記部品の脚によって導通する一対の分割パッドを有する判定用パッドとされている、
    ことを特徴とする車載コネクタ。
  2. 請求項1に記載の車載コネクタが挿抜可能な複数の差込口を有し、前記差込口に前記車載コネクタが差し込まれることで、前記車載コネクタの前記駆動回路による前記車両電装機器の駆動が可能とされる
    ことを特徴とするコネクタボックス。
  3. 請求項に記載のコネクタボックスを備え、前記差込口に差し込まれた前記車載コネクタが前記マスター電子制御ユニットと通信して前記車両電装機器を駆動させる
    ことを特徴とする車両ネットワークシステム。
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