JPH0662561A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH0662561A
JPH0662561A JP20937192A JP20937192A JPH0662561A JP H0662561 A JPH0662561 A JP H0662561A JP 20937192 A JP20937192 A JP 20937192A JP 20937192 A JP20937192 A JP 20937192A JP H0662561 A JPH0662561 A JP H0662561A
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JP
Japan
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substrate
permanent magnet
coil
magnetic
magnet type
Prior art date
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Pending
Application number
JP20937192A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Ito
哲也 伊東
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0662561A publication Critical patent/JPH0662561A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動用コイルの製造が容易にでき、また、部
品点数を削減できると共に構造を簡素化できて、小形化
に十分に対応できるモータを提供する。 【構成】 基板1上に、磁性体部4と、コイルパターン
6,8により複数個の駆動用コイル9とを形成し、駆動
用コイル9と永久磁石形ロータ13との間に磁性流体1
4を介在させる。コイルパターンにより形成される駆動
用コイル9は小形化に容易に対応でき、また、永久磁石
形ロータ13は磁性流体14を介して基板1上に回転可
能に支持されるから、永久磁石形ロータ13を回転可能
に支持するためのシャフト及び軸受を必要とせず、その
分部品点数を削減できると共に構造を簡素化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小形化に対応したモータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばアキシャルギャップ形のブラシレ
スモータにおいては、銅線を巻回して製作した複数個の
駆動用コイルをプリント配線基板上に接着等により取り
付けると共に、そのコイルの端末をプリント配線基板の
配線パターンに半田付けすることによりステータを構成
し、その駆動用コイルと対向するようにして永久磁石形
ロータをステータに回転可能に配置した構成のものが考
えられている。この場合、永久磁石形ロータは、これを
回転可能とするために中心部にシャフトを有していて、
そのシャフトをステータに設けられたボールベアリング
等の軸受により回転可能に支持する構成としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のモ
ータを小形化する場合、銅線を巻回したコイルを駆動用
コイルとするには製造が難しくなるという問題点があ
る。また、永久磁石形ロータを回転可能とするためにシ
ャフト及びこれを支持する軸受を必要としているめ、そ
の分部品点数が多いと共に構造が複雑となり、それらが
小形化を図る上で障害となっていた。
【0004】一方、例えば永久磁石移動形のリニアモー
タにおいては、上記ブラシレスモータと同様に、銅線を
巻回して製作した複数個の駆動用コイルをプリント配線
基板上に一列状に配置した状態で接着等により取り付け
ると共に、そのコイルの端末をプリント配線基板の配線
パターンに半田付けすることによりステータを構成し、
その駆動用コイルと対向するようにして永久磁石形移動
子を駆動用コイルの並び方向に移動可能に配置した構成
のものが考えられている。この場合、永久磁石形移動子
を移動可能とするために、ローラやガイドレールを必要
としている。
【0005】斯様なリニアモータを小形化する場合に
も、上記ブラシレスモータと同様に、銅線を巻回したコ
イルを駆動用コイルとするには製造が難しくなるという
問題点があり、また、永久磁石形移動子を移動可能とす
るためにローラやガイドレールを必要としているめ、そ
の分部品点数が多いと共に構造が複雑となり、それらが
小形化を図る上で障害となっていた。
【0006】そこで、本発明の目的は、駆動用コイルの
製造が容易にでき、また、部品点数を削減できると共に
構造を簡素化できて、小形化に十分に対応できるモータ
を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のモータ
は、基板と、この基板上にコイルパターンにより形成さ
れた複数個の駆動用コイルと、複数極に着磁され前記駆
動用コイルと対向する状態で基板上に回転可能に配置さ
れた永久磁石形ロータと、前記基板に前記駆動用コイル
を挟んで永久磁石形ロータと対向するように設けられた
磁性体部と、前記駆動用コイルと永久磁石形ロータとの
間に介在された磁性流体とを具備する構成としたもので
ある。
【0008】また、請求項2に記載のモータは、リニア
モータを対象としたもので、基板と、この基板上にコイ
ルパターンにより形成されて一列状に配置された複数個
の駆動用コイルと、複数極に着磁され前記駆動用コイル
と対向する状態でその駆動用コイルの並び方向に沿って
移動可能に配置された永久磁石形移動子と、前記基板に
前記駆動用コイルを挟んで永久磁石形移動子と対向する
ように設けられた磁性体部と、前記駆動用コイルと永久
磁石形移動子との間に介在された磁性流体とを具備する
構成としたものである。
【0009】請求項3に記載のモータは、上記請求項1
または請求項2に記載のモータにおいて、基板を絶縁が
施された磁性体材料から構成し、この基板が磁性体部を
兼ねる構成としたものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載のモータにおいて、磁性流体が
基板側の磁性体部と永久磁石形ロータとの間に挟まれた
状態となっているため、その磁性流体が外部へ流れ出す
ということがなく、永久磁石形ロータは磁性流体を介し
て基板に対し離間(浮上)した状態となる。この状態
で、複数個の駆動用コイルの通電を制御することにより
回転磁界が生じ、永久磁石形ロータが基板上において回
転する。
【0011】このものによれば、駆動用コイルを基板上
にコイルパターンにより形成するようにしたから、その
駆動用コイルは小形化に容易に対応できる。また、永久
磁石形ロータを回転可能に支持するためのシャフト及び
軸受を必要としないので、その分部品点数を削減できる
と共に構造を簡素化できるようになる。
【0012】請求項2に記載のモータにおいて、磁性流
体が基板側の磁性体部と永久磁石形移動子との間に挟ま
れた状態となっているため、その磁性流体が外部へ流れ
出すということがなく、永久磁石形移動子は磁性流体を
介して基板に対し離間(浮上)した状態となる。この状
態で、複数個の駆動用コイルの通電を制御することによ
り移動磁界が生じ、永久磁石形移動子が基板上において
駆動用コイルの並び方向に移動する。
【0013】このものによれば、駆動用コイルを基板上
にコイルパターンにより形成するようにしたから、その
駆動用コイルは小形化に容易に対応できる。また、永久
磁石形移動子を移動可能に支持するためのローラやガイ
ドレールを必要としないので、その分部品点数を削減で
きると共に構造を簡素化できるようになる。
【0014】請求項3に記載のモータによれば、基板が
磁性体部を兼ねる構成となることにより、構造を一層簡
素化できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき図1ないし
図3を参照して説明する。まず、モータ部分の断面構造
をモデル的に示した図1において、基板1はこの場合ガ
ラス基板から成るもので、この基板1上の所定部位に複
数層の薄膜を積層状態に形成した薄膜形成層2が設けら
れており、これら基板1と薄膜形成層2とによりステー
タ3が構成されている。
【0016】薄膜形成層2は、全体として図3に示すよ
うに円形に形成されており、最下層つまり基板1の表面
側から順に、薄膜状の磁性体部4、絶縁層5、第1のコ
イルパターン6、絶縁層7、第2のコイルパターン8の
5層から成っている。
【0017】このうち第1のコイルパターン6は、絶縁
層5上に導電性のアルミニウム(Al)の薄膜を形成し
た後、フォトリソグラフィの工程によって、図2に示す
ように、扇状をなす3個のスパイラルコイル9aを有す
るように円形状に形成されている。そして、この第1の
コイルパターン6の上面に、図3に示すように、絶縁層
7を介して該第1のコイルパターン6と同一の形成方法
で、かつ第1のコイルパターン6のスパイラルコイル9
aとは巻き方向が逆向きの3個のスパイラルコイル9b
を有するように第2のコイルパターン8が形成されてい
る。
【0018】第1のコイルパターン6のスパイラルコイ
ル9aと、これの上部に重なるように位置された第2の
コイルパターン8のスパイラルコイル9bとは、両スパ
イラルコイル9a,9bの中央部に形成された接続部1
0を介して接続されており、これら上下に位置するスパ
イラルコイル9a,9bにより駆動用コイル9を構成し
ている。従ってこの場合、駆動用コイル9は3個設けら
れている。また、各駆動用コイル9の外周部には、通電
路を形成するための電極11が2個ずつ設けられてい
る。
【0019】なお、各スパイラルコイル9a,9bによ
って囲まれたコイル中央部12部分には絶縁層7と同一
の絶縁物が充填された状態となっており、従って第2の
コイルパターン8の上面、ひいては薄膜形成層2の上面
は面一状態となっている。
【0020】而して、基板1における薄膜形成層2上に
は、面内で2極に着磁された円板状をなす永久磁石形ロ
ータ13が各駆動用コイル9と対向し、かつステータ3
と中心を一致するようにして配置されている。この永久
磁石形ロータ13は平面形状が薄膜形成層2と対応した
円形状をなしている。そして、この永久磁石形ロータ1
3と薄膜形成層2との間に磁性流体14が介在されてお
り、永久磁石形ロータ13はステータ3上において磁性
流体14を介して支持されている。
【0021】上記構成において、磁性流体14が基板1
側の磁性体部4と永久磁石形ロータ13との間に挟まれ
た状態となっているため、その磁性流体14が外部へ流
れ出すということがなく、永久磁石形ロータ13は磁性
流体14を介して基板1に対し離間(浮上)した状態と
なっている。この状態で、3個の駆動用コイル9の通電
を制御することにより回転磁界が生じ、永久磁石形ロー
タ13が基板1上において回転する。
【0022】ここで、本構成によるモータは、例えば、
永久磁石形ロータ13に羽根を設け、その永久磁石形ロ
ータ13が回転することによって生ずる送風作用によ
り、基板1上の周囲に設けられた回路の電子部品などを
冷却する場合等に用いることができる。
【0023】上記した第1実施例によれば、モータの駆
動用コイル9を、基板1にフォトリソグラフィによる第
1及び第2のコイルパターン6,8によって形成するよ
うにしたので、非常に細かいパターンが可能となると共
にコイルの巻き数を確保することが可能となり、モータ
を小形化する場合に十分に対応することができる。しか
も、ステータ3を製造するについて、駆動用コイルをプ
リント配線基板に接着したり、半田付けしたりするとい
う工程がなくなるので、自動化がし易くなると共に、同
時に多数個のステータ3の製造も可能となる。
【0024】また、ステータ3の磁性体部4と、磁性流
体14と、永久磁石形ロータ13とで磁気回路が構成さ
れ、永久磁石形ロータ13は磁性流体14を介してステ
ータ3から安定した状態で浮上した状態に支持されてい
るので、永久磁石形ロータ13を回転可能に支持するた
めのシャフト及び軸受を必要とせず、その分部品点数を
削減できると共に構造を簡素化でき、モータの小形化が
一層容易となる。また、永久磁石形ロータ13は磁性流
体14を介して回転することになるから、摩擦によるロ
スが少なく、円滑に回転する。
【0025】なお、上記した第1実施例では、ステータ
3における磁性体部4を薄膜で形成した場合を例示した
が、例えば図4に第1実施例の変形例として示すよう
に、磁性体部として鉄或いは磁性ステンレス製の板から
成る磁性体板15を用い、この磁性体板15を、基板1
において永久磁石形ロータ13とは反対側の面(図4中
下面)に接着等により設ける構成としても良い。この場
合、薄膜形成層2には、磁性体部4及びこれを覆うため
の絶縁層5は設けていない。
【0026】また、図示はしないが、ガラス製の基板1
に代えて、基板を、絶縁が施された磁性体材料、例えば
フェライトから構成しても良く、このようにした場合に
は、基板が磁性体部を兼ねる構成となるから、磁性体部
を別途設ける必要がなくなり、構造を一層簡素化するこ
とができる。
【0027】なお、上記した第1実施例では、永久磁石
形ロータ13の極数が2極、駆動用コイル9が3個の場
合を例示したが、その永久磁石形ロータ13の極数は2
n極(但し、nは1以上の整数)であれば良く、また、
駆動用コイル9も3個に限られない。さらに、基板1は
絶縁性を有するものであればシリコン基板でも良く、ま
た、コイルパターンの材料もアルミニウムに限らず導電
材料であれば可能である等、要旨を逸脱しない範囲内で
適宜変形して実施することができる。
【0028】次に、本発明の第2実施例について図5な
いし図7を参照して説明する。この第2実施例はリニア
モータに適用したものである。まず、モータ部分の断面
構造をモデル的に示した図5において、基板21はこの
場合ガラス基板から成るもので、この基板21上の所定
部位に複数層の薄膜を積層状態に形成した薄膜形成層2
2が設けられており、これら基板21と薄膜形成層22
とによりステータ23が構成されている。ている。
【0029】薄膜形成層22は、全体として図7に示す
ように一方向が長い矩形状に形成されており、最下層つ
まり基板21の表面側から順に、薄膜状の磁性体部2
4、絶縁層25、第1のコイルパターン26、絶縁層2
7、第2のコイルパターン28の5層から成っている。
【0030】このうち第1のコイルパターン26は、絶
縁層25上に導電性のアルミニウム(Al)の薄膜を形
成した後、フォトリソグラフィの工程によって、図6に
示すように矩形状をなす3個のスパイラルコイル29a
を一列状に配置した状態に形成されている。そして、こ
の第1のコイルパターン26の上面に、図3に示すよう
に、絶縁層27を介して該第1のコイルパターン26と
同一の形成方法で、かつ第1のコイルパターン26のス
パイラルコイル29aとは巻き方向が逆向きの3個のス
パイラルコイル29bを一列状に配置した状態の第2の
コイルパターン28が形成されている。
【0031】第1のコイルパターン26のスパイラルコ
イル29aと、これの上部に重なるように位置された第
2のコイルパターン28のスパイラルコイル29bと
は、両スパイラルコイル29a,29bの中央部に形成
された接続部30を介して接続されており、これら上下
に位置するスパイラルコイル29a,29bにより駆動
用コイル29を構成している。従ってこの場合、駆動用
コイル29は3個が一列状に配置された状態で設けられ
ている。また、各駆動用コイル29の一側部には、通電
路を形成するための電極31が2個ずつ設けられてい
る。
【0032】なお、各スパイラルコイル29a,29b
によって囲まれたコイル中央部32部分には絶縁層27
と同一の絶縁物が充填された状態となっており、従って
第2のコイルパターン28の上面、ひいては薄膜形成層
22の上面は面一状態となっている。
【0033】而して、基板21における薄膜形成層22
上には、面内で2極に着磁された矩形板状をなす永久磁
石形移動子33が駆動用コイル29と対向するようにし
て配置されている。この永久磁石形移動子33は平面形
状が薄膜形成層22と対応した矩形状をなしている。そ
して、この永久磁石形移動子33と薄膜形成層22との
間に磁性流体34が介在されており、永久磁石形移動子
33はステータ23上において磁性流体34を介して支
持されている。
【0034】上記構成において、磁性流体34が基板2
1側の磁性体部24と永久磁石形移動子33との間に挟
まれた状態となっているため、その磁性流体34が外部
へ流れ出すということがなく、永久磁石形移動子33は
磁性流体34を介して基板21に対し離間(浮上)した
状態となっている。この状態で、3個の駆動用コイル2
9の通電を制御することにより移動磁界が生じ、永久磁
石形移動子33が駆動用コイル29に沿って往復移動す
る。
【0035】上記した第2実施例によれば、リニアモー
タの駆動用コイル29を、基板21にフォトリソグラフ
ィによる第1及び第2のコイルパターン26,28によ
って形成するようにしたので、非常に細かいパターンが
可能となると共にコイルの巻き数を確保することが可能
となり、リニアモータを小形化する場合に十分に対応す
ることができる。しかも、ステータ23を製造するにつ
いて、駆動用コイルをプリント配線基板に接着したり、
半田付けしたりするという工程がなくなるので、自動化
がし易くなると共に、同時に多数個のステータ23の製
造も可能となる利点もある。
【0036】また、ステータ23の磁性体部24と、磁
性流体34と、永久磁石形移動子33とで磁気回路が構
成され、永久磁石形移動子33は磁性流体34を介して
ステータ23から安定した状態で浮上した状態に支持さ
れているので、永久磁石形移動子を移動可能に支持する
ためのローラやガイドレールを必要とせず、その分部品
点数を削減できると共に構造を簡素化でき、リニアモー
タの小形化が一層容易となる。また、永久磁石形移動子
33は磁性流体34を介して移動することになるから、
摩擦によるロスが少なく、円滑に移動する。
【0037】なお、上記した第2実施例では、ステータ
23における磁性体部24を薄膜で形成した場合を例示
したが、例えば図8に第2実施例の変形例として示すよ
うに、磁性体部として鉄或いは磁性ステンレス製の板か
ら成る磁性体板35を用い、この磁性体板35を、基板
21において永久磁石形移動子33とは反対側の面(図
8中下面)に接着等により設ける構成としても良い。こ
の場合、薄膜形成層22には、磁性体部24及びこれを
覆うための絶縁層25は設けていない。
【0038】また、図示はしないが、ガラス製の基板2
1に代えて、基板を、絶縁が施された磁性体材料、例え
ばフェライトから構成しても良く、このようにした場合
には、基板が磁性体部を兼ねる構成となるから、磁性体
部を別途設ける必要がなくなり、構造を一層簡素化する
ことができる。
【0039】なお、上記した第2実施例では、永久磁石
形移動子33の極数が2極、駆動用コイル29が3個の
場合を例示したが、その永久磁石形移動子33の極数は
2n極(但し、nは1以上の整数)であれば良く、ま
た、駆動用コイル29も3個に限られない。さらに、基
板21は絶縁性を有するものであればシリコン基板でも
良く、また、コイルパターンの材料もアルミニウムに限
らず導電材料であれば可能である等、要旨を逸脱しない
範囲内で適宜変形して実施することができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載のモータによれば、駆動
用コイルを基板上にコイルパターンにより形成するよう
にしたから、その駆動用コイルは小形化に容易に対応で
きる。また、永久磁石形ロータを磁性流体を介して支持
するようにしたので、永久磁石形ロータを回転可能に支
持するためのシャフト及び軸受を必要とせず、その分部
品点数を削減できると共に構造を簡素化でき、よって小
形化に十分に対応できるようになる。
【0041】請求項2に記載のモータは、リニアモータ
を対象としていて、駆動用コイルを基板上にコイルパタ
ーンにより形成するようにしたから、その駆動用コイル
は小形化に容易に対応できる。また、永久磁石形移動子
を磁性流体を介して支持するようにしたので、永久磁石
形移動子を移動可能に支持するためのローラやガイドレ
ールを必要とせず、その分部品点数を削減できると共に
構造を簡素化でき、よって小形化に十分に対応できるよ
うになる。
【0042】請求項3に記載のモータによれば、基板が
磁性体部を兼ねる構成となることにより、構造を一層簡
素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例をモデル的に示した縦断面
【図2】第1のコイルパターンの平面図
【図3】要部の破断斜視図
【図4】第1実施例の変形例を示す図1相当図
【図5】本発明の第2実施例をモデル的に示した縦断面
【図6】第1のコイルパターンの平面図
【図7】要部の破断斜視図
【図8】第2実施例の変形例を示す図5相当図
【符号の説明】
1は基板、3はステータ、4は磁性体部、9は駆動用コ
イル、13は永久磁石形ロータ、14は磁性流体、15
は磁性体板(磁性体部)、21は基板、23はステー
タ、24は磁性体部、29は駆動用コイル、33は永久
磁石形移動子、34は磁性流体、35は磁性体板(磁性
体部)である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、この基板上にコイルパターンに
    より形成された複数個の駆動用コイルと、複数極に着磁
    され前記駆動用コイルと対向する状態で基板上に回転可
    能に配置された永久磁石形ロータと、前記基板に前記駆
    動用コイルを挟んで永久磁石形ロータと対向するように
    設けられた磁性体部と、前記駆動用コイルと永久磁石形
    ロータとの間に介在された磁性流体とを具備して成るモ
    ータ。
  2. 【請求項2】 基板と、この基板上にコイルパターンに
    より形成されて一列状に配置された複数個の駆動用コイ
    ルと、複数極に着磁され前記駆動用コイルと対向する状
    態でその駆動用コイルの並び方向に沿って移動可能に配
    置された永久磁石形移動子と、前記基板に前記駆動用コ
    イルを挟んで永久磁石形移動子と対向するように設けら
    れた磁性体部と、前記駆動用コイルと永久磁石形移動子
    との間に介在された磁性流体とを具備して成るモータ。
  3. 【請求項3】 基板は、絶縁が施された磁性体材料から
    成り、磁性体部を兼ねていることを特徴とする請求項1
    または2記載のモータ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7287914B2 (en) 2003-04-30 2007-10-30 Fujikura Ltd. Optical connector assembly, connector holder, and optical connector
JP2013031316A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Minebea Motor Manufacturing Corp 振動用ブラシレスモータ

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