JP2004030706A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Yasuo Amano
天野 泰雄
Asao Nakano
中野 朝雄
Yuji Fujita
藤田 祐治
Nobuyuki Ushifusa
牛房 信之
Kouki Uefune
上船 貢記
Takashi Yamaguchi
山口 高司
Toshiyuki Yasujima
安島 俊幸
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Abstract

【課題】磁気ディスク装置の組立性を改善させるとともに、磁気ディスク装置の厚みを薄くする。
【解決手段】ヘッド・アームアセンブリの動きを横方向の磁界を制御するモータで制御する。具体的には、磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを回転した磁気ディスクから浮上させるためのスライダと、該スライダを支持するサスペンションと、磁気ヘッドを所定の半径位置に位置決めするための位置決め機構と、磁気ディスクを回転させる機構を備えた磁気ディスク装置であって、筐体の少なくとも一つの面を構成するベースと、ベースに固定されたシャフトと、該シャフトを回転軸にして回転するロータと、該ロータを回転させるステータを有し、前記ロータに前記サスペンションが固定されているものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、磁気ディスク装置における磁気ヘッドを所定の半径位置に位置決めするための位置決め機構としては、例えば特開平6−217514号に開示されているように回転型VCMアクチュエータと呼ばれる駆動機構を採用している。特開平6−217514号に開示されている回転型VCMアクチュエータの構造を図10に示す。
【0003】
この回転型VCMはほぼL字状を呈するヨーク521を有し、互いに上下から所定の空間を介して対向して配置される。前記ヨーク521が構成する空間内には、磁気ギャップを隔ててほぼ扇状でなるマグネット522が対向して配置されて所定の磁気回路を構成している。さらに、このマグネット522の間(磁気ギャップ)には、コイル523がアクチュエータ524のコイル保持金具525に固定されている。また、アームスピンドル部28の他方には、アーム529及びサスペンション530を介して、サスペンションの先端にヘッドスライダ(図示せず)が磁気ディスク531に対向する方向に取り付けられている。
【0004】
このような構造において、コイル523に量及び方向の制御された電流を通電することにより電磁力が発生し、マグネット522が構成する磁気回路の作用によりコイル523はマグネット522と平行な方向に移動することによりアクチュエータ524は回転軸526を中心に回転し、サスペンション先端のヘッドスライダは前記コイル523と反対の方向に移動される。このようにしてヘッドスライダは磁気ディスク531の径方向に沿って記録トラック上を移動できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術による構造では、コイル、コイル保持金具、マグネット、ヨークと多くの部品を必要とし、さらに、コイルが駆動するため、制御用の配線をフレキシブル構造として取り出さなければならず、組立も煩雑となる。
【0006】
本発明は、この部品点数の低減、組立性の改善による大幅なコスト低減、さらには装置全体の小型薄型化を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する手段の一つに、磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを回転した磁気ディスクから浮上させるためのスライダと、該スライダを支持するサスペンションと、磁気ヘッドを所定の半径位置に位置決めするための位置決め機構と、磁気ディスクを回転させる機構を備えた磁気ディスク装置であって、筐体の少なくとも一つの面を構成するベースと、ベースに固定されたシャフトと、該シャフトを回転軸にして回転するロータと、該ロータを回転させるステータを有し、前記ロータに前記サスペンションが固定されているものがある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るディスク駆動装置の構造について図を用いて説明する。
【0009】
図1は本発明の第一実施例であるディスク駆動装置の分解斜視図で、図2は同装置の筐体上面のカバーを外した場合の上面図を示したものである。図3は図2のA−A断面図である。また、図4は図2のB−B断面である。本実施の形態のディスク記憶装置100は、ベース101、コネクタ103、カバー102で囲まれた空間に外径1インチの磁気ディスク104と該磁気ディスクを対向して挟むように、先端にヘッドスライダ104が位置された2枚のサスペンション105、及び該サスペンション105、磁気ディスク104を回転可能にする軸、軸受け部106,107、環状磁石108,109およびステータ部110,111を内蔵したメタルコア基板112から構成され、外形寸法はコンパクトフラッシュ(R)メモリtype1と同一サイズ(43mm×36mm×3.3mm)である。
【0010】
次に各部につきさらに詳細に説明する。
図3から図8でサスペンションの駆動機構につき説明する。図3において軸、軸受け部106のベアリング113の軸はベース101に固定されベアリングの外輪に2つのサスペンション105がスぺーサ114を介して特殊ナット115で固定され、その上に環状磁石108が固定されている。ヘッドスライダ117は、サスペンション105のほぼ先端に、磁気ディスク104の表面に対向する向きで位置されている。ベース101の対向する面には、前記環状磁石108より微少量大きな穴をもったメタルコア基板112が前記穴の中心が前記ベアリング113の軸中心に合わせて位置されている。またメタルコア基板112の一端からはリード線116によってコネクタ103に接続され、外部との電気的信号の授受を行う構造となっている。図4は、図2におけるB−B断面を示す図で、磁気ディスク104の中心の断面である。図4において、含油軸受け118はベース101に固定されて、シャフト119に連結されたハブ120は、含油軸受け118により回転可能な状態で支持されている。磁気ディスク104及び環状永久磁石109はハブ120の上面に嵌めこまれている。
【0011】
一方、メタルコア基板112はモータの鉄心と巻線の機能、およびICなどの部品を搭載する配線基板の機能を有する。
【0012】
メタルコア基板112の端部には、ディスク記憶装置100の外部との電気信号を送受するために複数の信号ピンが形成されたコネクタ103が搭載され、前述したようにリード線116により電気的に接続されている。
【0013】
次にメタルコア基板112の構造に関して、図5〜図7を用いて説明する。
まず、ディスクモータ部であるが、図5は図2におけるメタルコア基板112のC部の拡大図、図6は図5におけるD−D断面を示す模式図、図7は図5におけるE−E断面を示す構造図である。
【0014】
メタルコア基板112はステータ部110、111を構成しており、図6,7で示すように4層の磁性金属板121、樹脂層(絶縁層)122、表裏2層ずつの配線層123、スルーホール124で構成される。
【0015】
磁性金属板121は軟磁性材料、例えばケイ素鉄からなる薄板の積層板であり、モータの鉄損の少ない構造である。
【0016】
回路パターン125は絶縁層126を介して磁性金属板121の表面および裏面に形成された配線層123のことであり、スルーホール124と接続することにより、鉄心片127を取り巻く巻線構造となっている。鉄心片127を取り巻くそれぞれの回路パターンは、互いにメタルコア基板112上で電気的に接続されており、配線への電流を制御することで環状永久磁石109に対する磁界を形成し、環状永久磁石109を回転させるトルクを発生することとなる。
【0017】
次に、サスペンション駆動部であるが、本部分も前記ディスクモータ部とメタルコア基板構造としてはほとんど同じである。前記モータ部との違いを図8,9で説明する。図8はサスペンション105の駆動力の発生を示す模式図であり、図9は、サスペンション105、環状磁石108、ステータ部110の位置関係を示す平面図である。
【0018】
図8に示すように環状磁石108に円周方向にNS極を配列し、コイルに図に示す130の方向に電流が流れると、環状磁石108は図に示す131の方向に移動する。それにより、環状磁石108に固定されているサスペンション105は、図に示す132の方向に回転移動する。逆方向に電流を流せば、当然逆方向に回転し、電流量に比例して駆動速度も制御可能である。図9において、本実施例で試作した1インチのハードディスクではサスペンション105の必要移動範囲は約42度であった。この範囲を移動させるためには基板内コイルの1ループが42度を占める範囲で巻かれていれば良いこととなる。磁石はNSが各々42度必要なため1組のVCMコイルモータを形成するには84度必要となる。ここで、従来方式のVCMコイルモータはサスペンションの反対方向に1組設けられているのに比べ、本発明の方式では、円周方向すべてを利用可能なため、該VCMコイルモータを4組構成可能であり、駆動力に関しても有利である。
【0019】
以上説明したように、本発明によれば、サスペンション駆動用コイルは基板作成と同一プロセスで製作可能であるため、本部分のコイル及びコイル固定金具、ヨークが不要となり、さらにコイルへの通電、制御はコイルと同一基板内で可能となるため、従来必要とした可動部分への配線も不要となる。さらには、ディスク駆動部分と同一構造とする事により巻き線部分は全く削減でき、大きくコストを低減できるものである。さらには部品点数が減った分、小型薄型化に貢献するものである。
【0020】
【発明の効果】
以上に述べたように本発明によれば、組立性の改善による大幅なコスト低減をすることことができる。また、磁気ディスク装置の厚みを薄くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例であるディスク駆動装置の分解斜斜図である。
【図2】本発明の第一実施例であるディスク駆動装置の平面図である。
【図3】図1におけるA−A断面図である。
【図4】図1におけるB−B断面図である。
【図5】図2におけるC部拡大図である。
【図6】図5におけるD−D断面図である。
【図7】図5におけるE−E断面図である。
【図8】サスペンション駆動力の発生を示す模式図である。
【図9】サスペンション、磁石、ステータ部の位置関係を示す図である。
【図10】従来VCM構造を示す図である。
【符号の説明】
100…ディスク記憶装置,101…ベース、102…カバー、103…コネクタ、104…ディスク、105…サスペンション、106…軸、軸受け部、107…軸、軸受け部、108…環状磁石、109…環状磁石、110…ステータ部、111…ステータ部、112…メタルコア基板、113…ベアリング、114…スペーサ、115…特殊ナット、116…リード線、117…ヘッドスライダ、118…含油軸受け、119…シャフト、120…ハブ、121…磁性金属板、122…樹脂部、123…配線層、124…スルーホール、125…回路パターン、126…絶縁層、127…鉄心片、130…電流方向、131…環状磁石回転方向、132…サスペンション移動方向、521…ヨーク、522…マグネット、523…コイル、524…アクチュエータ、525…コイル保持金具、526…回転軸、527…コイル移動方向、528…アームスピンドル部、529…アーム、530…サスペンション、531…磁気ディスク

Claims (13)

  1. 磁気ヘッドと、
    該磁気ヘッドを回転した磁気ディスクから浮上させるためのスライダと、
    該スライダを支持するサスペンションと、
    磁気ヘッドを所定の半径位置に位置決めするための位置決め機構と、
    磁気ディスクを回転させる機構を備えた磁気ディスク装置であって、
    筐体の少なくとも一つの面を構成するベースと、ベースに固定されたシャフトと、該シャフトを回転軸にして回転するロータと、該ロータを回転させるステータを有し、前記ロータに前記サスペンションが固定されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 前記ステータは前記ベースに対向する面に配置されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 前記ロータは、前記シャフトを囲むように配置されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  4. 前記ロータは円周方向に磁化された磁石で構成されたことを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  5. 永久磁石の設置範囲が回転方向に84度以上であることを特徴とした請求項1記載の磁気ディスク装置。
  6. 電子部品を搭載したメタルコア基板を有し、前記ステータはコアを備え、ステータのコアとメタルコア基板のコアとが接続されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記ステータのコアと前記メタルコア基板のコアとは一体に形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  8. 前記ステータに流れる電圧を制御する半導体素子を備えた電子基板を有し、前記ステータのコアと前記電子基板のコアとを一体形成された金属板で構成されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  9. 軟磁性金属板と、軟磁性金属板の両面に配置されている配線と、軟磁性金属板の両面に配置されている配線を導通させるスルーホールとを備えた磁気ディスク装置であって、
    前記配線及び前記スルーホールをらせん状に構成されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  10. 軟磁性金属板をコアとするメタルコア基板と、軟磁性金属板をコアとするステータを有し、 前記メタルコア基板のコアとステータのコアとが接続されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  11. 軟磁性金属板をコアとするメタルコア基板と、軟磁性金属板をコアとするステータを有し、前記メタルコア基板のコアとステータのコアとが一体で形成されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  12. 前記軟磁性金属板が、筐体のベースに対向する面に配置されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
  13. サスペンションの回転中心と同一中心をもつステータのコア部分と、ディスク回転中心と同一中心を持つステータのコア部分が同一金属板で形成されていることを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装置。
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