JP2616782B2 - 偏平形電動機 - Google Patents

偏平形電動機

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JP2616782B2
JP2616782B2 JP28314287A JP28314287A JP2616782B2 JP 2616782 B2 JP2616782 B2 JP 2616782B2 JP 28314287 A JP28314287 A JP 28314287A JP 28314287 A JP28314287 A JP 28314287A JP 2616782 B2 JP2616782 B2 JP 2616782B2
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coils
coil
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孝司 園田
義寛 池本
二郎 片岡
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンピュータやパーソナルワードプロセッ
サ等の情報機器の外部記憶装置として用いられるフロッ
ピーディスクの駆動装置のメディア回転駆動源である偏
平形電動機に関するものである。
(従来の技術) 近年、フロッピーディスク駆動装置,光ディスク駆動
装置等の記憶装置機器の高密度化,高精度化およびポー
タブル化に伴い、回転駆動源として用いられる偏平形電
動機も、高性能,高精度,小形および薄形のものが要求
されている。
従来のこの種の偏平形電動機について、第2図および
第3図により説明する。
第2図は、従来の偏平形電動機の断面図である。同図
において、従来の偏平形電動機は、一対の軸受1に回転
自在に支えられた回転軸2に、円板状の多極磁石3を下
面に固着した皿状のロータヨーク4を、その内径に固着
したボス5で固定したロータ部と、中央部に形成された
円筒部に上記の軸受1を収容したステータヨーク6の上
面に、上記の多極磁石3の磁極形状に合わせて自己融着
電線等で形成されたコイル7を固着し、さらに、上記の
コイル7の上面に、ホール素子等からなる相切換センサ
8を下面に装着した回転数検出用プリント基板9を固着
したステータ部とから構成されている。
なお、上記の回転数検出用プリント基板9は、多極磁
石3とコイル7との間隔を小さくするため、一般に、フ
ィルムをベースにした薄形のフレキシブルプリント基板
で構成され、上記の相切換センサ8が半田付けされるパ
ターンが形成されている。
上記のボス5の上端面に形成された段部を利用して、
情報の記録部10を下側表面に形成したディスク11が、そ
の内周部に固着したハブ12により上記の回転軸2と同心
に取り付けられる。また、上記の記録部10に情報を記
録,再生または消去するヘッド13が配置されている。
なお、このように構成された偏平形電動機を運転する
には、上記の他に駆動回路が必要であるが、本発明に直
接関係がないので、その説明は省略する。
第3図はステータヨーク6に固着したコイル7の配置
と、ヘッド13の移動路を示す平面図で、6個のコイル7
が花弁状に配置され、1個置きに配置された半数のコイ
ル7の中央に、回転数検出用相切換センサ8が配設され
ている。半径方向の矢印で印したヘッド移動路14は、相
切換センサ8が配置されていないコイル7を横切るよう
に配置されている。
このように構成された偏平形電動機の動作について説
明する。
第2図において、相切換センサ8によって多極磁石3
の磁極の位置が検出され、駆動回路(図示せず)によっ
てコイル7に電流が印加されると、フレミングの左手の
法則に従って、多極磁石3に一定方向の回転力が発生
し、ロータ部が回転する。この時、相切換センサ8が順
次多極磁石3の磁極の位置を検出し、コイル7に一定方
向の回転を続けるように駆動回路により電流が印加され
ると、ロータ部が一定方向に回転し続ける。
偏平形電動機のボス5に取り付けられたディスク11
は、ロータ部の回転とともに回転し、この状態でヘッド
13が第3図に示すヘッド移動路14に沿って移動し、記録
部10に対し情報の記録,再生または消去を行なう。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の構成では、ヘッド13が移動する
際に、コイル7の上部を横切るため、相切り換えに対応
するコイル7に印加される電流変化によって発生する磁
界が、ヘッド13に電磁ノイズとして悪影響を及ぼす。こ
の電磁ノイズは、記憶媒体の高密度化,高精度化が進む
につれて、無視できないという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するもので、電磁ノイ
ズの影響の少ない偏平形電動機を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するため、本発明は、花弁状に配
置されたコイルのうち、少なくとも隣り合う2個のコイ
ルの円周方向の長さを他のコイルの円周方向の長さより
短くし、上記の2個のコイルの間隔を広げた隙間にヘッ
ド移動路を設け、さらに、上記の2個のコイルにはその
抵抗値が他のコイルの抵抗値と同じ値となるように抵抗
を付加するものである。
(作 用) 上記の構成により、ヘッド移動路を挟むコイルがその
円周方向長さを短くしてあるので、発生磁界が弱くなる
ばかりでなく、ヘッド移動路がコイルの発生磁界から遠
ざかるので、電磁ノイズの影響が大幅に減少する。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図により説明する。同図は本
発明による偏平形電動機のステータ部の平面図である。
本発明による偏平形電動機が従来例と異なる点は、第
1図に示すように、ステータヨーク1の上面に、第2図
に示した従来例と同じ4個のコイル7a,7b,7cおよび7dと
円周方向の長さを短く、抵抗15aおよび15bがそれぞれ接
続された2個のコイル16aおよび16bを、これらの2個の
コイル16aおよび16bの間隔を広げるように花弁状に配置
し、上記の間隔を広げた隙間に、図に矢印で示したヘッ
ド移動路14を設けた点にある。なお、相切換センサ8
は、隣り合わせた従来例と同じコイル7b,7cおよび7dに
配置した。
その他の構成部品と、これを用いた偏平形電動機の動
作は、第2図に示した従来例と変わらないので、その説
明を省略する。
次に、本実施例のコイルに印加する電流の切り換え動
作により、コイルから発生する磁界、すなわち電磁ノイ
ズについて説明する。
コイル7a,7b,7c,7d,16aおよび16bの巻数をN、印加す
る電流をiとすると、コイル電流を切り換えた時に生ず
る電圧eは、次の(1)式で表わされる。
ここで、Lはインダクタンスを表わす。
次に、磁束通路断面積をS、平均磁路長をl、鉄心透
磁率をμとすると、上記のインダクタンスLは次の
(2)式で表わされる。
いま、コイル7a,7b,7c,7d,16aおよび16bに発生する誘
導電圧は式(1)で表わされるので、電流切り換えによ
り発生する電磁ノイズを減少するには、式(1)の値を
小さくする必要がある。偏平形電動機が定速回転してい
る場合に、式(1)の値を小さくするには、電流iかイ
ンダクタンスLを小さくすればよい。しかしながら、電
流iを小さくした場合には、出力が低下する問題が生ず
る。従って、式(2)に示すインダクタンスLの要素項
である磁束通路断面積S,平均磁路長lあるいは巻数Nの
いずれかを操作すればよい。本発明では、式(2)の巻
数Nを一定とし、磁束通路面積Sを小さくする。すなわ
ち、円周方向長さを短くしたコイル16aおよび16bを用い
れば、ヘッド移動路14のヘッド13に対する電磁ノイズの
影響を小さくすることができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ヘッドによる
記録,再生または消去時に、電磁ノイズとなるコイルの
電流切り換えによって発生する発生磁界の影響が減少
し、誤差の少ない情報の記録,再生および消去が可能と
なる。
また、円周方向長さを短くしたコイルには抵抗を付加
し、他のコイルと同じ抵抗値としているため、各コイル
に流れる電流が等しくなり、回転むらが小さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による偏平形電動機のステータ部のコイ
ルとヘッド移動路を示した配置図、第2図は従来の偏平
形電動機の断面図、第3図はそのステータ部のコイルと
ヘッド移動路を示した配置図である。 1……軸受、2……回転軸、3……多極磁石、4……ロ
ータヨーク、5……ボス、6……ステータヨーク、7,7
a,7b,7c,7d,16a,16b……コイル、8……相切換センサ、
9……回転数検出用プリント基板、10……記録部、11…
…ディスク、12……ハブ、13……ヘッド、14……ヘッド
移動路、15a,15b……抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−50973(JP,A) 特開 昭60−200754(JP,A) 特開 平1−312770(JP,A) 特開 平1−133552(JP,A) 実開 昭61−129477(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、ステータヨークに固定した複
    数個のコイルと、コイルの内側に配置した複数個の相切
    換センサとからなるステータ部を有する偏平形電動機に
    おいて、上記のコイルのうち2個の相隣り合うコイルの
    円周方向長さを他のコイルより短くし、上記の2個のコ
    イルの間にヘッド移動路を配置したことを特徴とする偏
    平形電動機。
JP28314287A 1987-11-11 1987-11-11 偏平形電動機 Expired - Lifetime JP2616782B2 (ja)

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JP28314287A JP2616782B2 (ja) 1987-11-11 1987-11-11 偏平形電動機

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JPH01129747A JPH01129747A (ja) 1989-05-23
JP2616782B2 true JP2616782B2 (ja) 1997-06-04

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