JP3074571B2 - ヘッドアクチュエータ - Google Patents

ヘッドアクチュエータ

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JP3074571B2 JP03109137A JP10913791A JP3074571B2 JP 3074571 B2 JP3074571 B2 JP 3074571B2 JP 03109137 A JP03109137 A JP 03109137A JP 10913791 A JP10913791 A JP 10913791A JP 3074571 B2 JP3074571 B2 JP 3074571B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘッドアクチュエータに
関し、特に、コンピュータの外部記憶装置に用いられる
ディスクファイル装置のヘッド位置決め用のヘッドアク
チュエータに関する。従来、磁気ディスク装置用のヘッ
ド位置決め用モータとしては、一般にVCM(ボイスコ
イルモータ)と呼ばれる、可動コイル型が用いられてい
る。このVCMヘッドアクチュエータでは、先端部に磁
気ヘッドが取り付けられたアームを備える可動部の背面
側にコイルを設け、このコイルを永久磁石とヨークで構
成される磁気回路の一部に形成されたギャップ内に挿入
し、ギャップ内の磁束に鎖交するコイルに電流を流すこ
とによりコイルに発生する力を利用して可動部を駆動さ
せている。また、一方では、永久磁石を可動部に備えた
可動磁石型のヘッドアクチュエータも実用化されてい
る。この場合も、磁石とヨークの間のギャップ中に固定
子であるコイルを置き、このコイルに電流を流すことに
より、磁石に対して相対的な力を発生させて可動部を駆
動させている。しかしながら、いずれの型のヘッドアク
チュエータにおいても、可動部を駆動するコイルと磁石
の高さを低くすることは困難であり、消費電力を抑えつ
つ、かつ、効率の高いヘッドアクチュエータが望まれて
いる。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の磁気ディスク装置の可動
コイル型ヘッドアクチュエータのVCM(ボイスコイル
モータ)の駆動部分の断面を示すものである。図におい
て、131はステータ側の上側ヨーク、132は下側ヨ
ーク、133〜136はこれらのヨーク131,132
の対向面に取り付けられた永久磁石、137は永久磁石
133〜136の間に形成されたギャップGに挿入され
たフラットコイルで、図示しないロータ(可動部)の後
端部に取り付けられているものである。このように構成
された可動コイル型アクチュエータでは、永久磁石13
3〜136と上下ヨーク131,132で構成される磁
気回路の一部に形成されたギャップGの磁束に鎖交する
フラットコイル137に電流を流すことにより、コイル
137に発生する力を利用してロータを駆動し、図示し
ないヘッドをディスクの半径方向に移動して、このディ
スク上の目標トラックに対する位置決めが行われる。
【0003】また、図14は従来の磁気ディスク装置の
可動磁石型のヘッドアクチュエータの駆動部分の断面を
示すものである。図において、141は図示しないロー
タの後端部に取り付けられたロータヨーク、142はス
テータ側の下側ヨーク、143,144はこのロータヨ
ーク141の下面に取り付けられた永久磁石、147は
下側ヨーク142の上面に取り付けられたフラットコイ
ルである。このように構成された可動磁石型ヘッドアク
チュエータでは、磁石143,144とロータヨーク1
41の間のギャップGの中に固定子であるコイル147
が置かれており、このコイル147に電流を流すことに
より、磁石143,144に対して相対的な力を発生さ
せてロータを駆動し、前述の可動コイル型同様にヘッド
の位置決めが行われる。
【0004】ところで、磁気ディスク装置の消費電力を
抑えるためには、効率の高いヘッドアクチュエータが要
求される。動電型アクチュエータの場合、この効率は、 ・コイルを貫く磁束密度を高くする。 ・コイルのターン数をあげる。(コイル体積を大きくす
る) ・コイル抵抗を下げる。
【0005】・可動部質量(慣性モーメント)を小さく
する。等によって決定されることが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、可動磁
石型、可動コイル型のいずれの型のヘッドアクチュエー
タでも、従来のようにコイルを磁気回路のギャップ部に
設ける方式では、ギャップの間隔を狭めて、磁束密度を
高くすると、コイル体積が小さくなってしまうため、限
られた空間で効率を上げることは困難であるという問題
点がある。
【0007】そこで、本発明は、前記従来のヘッドアク
チュエータの有する課題を解消し、ヘッドアクチュエー
タの磁気回路のギャップの間隔を狭めて磁束密度を高く
した上に、コイル体積を小さくすることなく、限られた
空間で効率を上げることができるヘッドアクチュエータ
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明のヘッドアクチュエータの原理構成が図1に示され
る。本発明のヘッドアクチュエータは、図1に示すよう
に、磁気ディスク装置の情報を読み書きする磁気ヘッド
をディスク上で移動させる可動磁石型のヘッドアクチュ
エータであって、所定のギャップを介して平行に設けら
れた第1のヨーク1と第2のヨーク2と、この第1,第
2のヨーク1,2を複数箇所で結合する第3のヨーク3
と、第3のヨーク3の外周に巻かれたコイル4と、第
1,第2のヨーク1,2の少なくとも一方のヨークの、
第3のヨーク3の間の部分に設けられた磁気抵抗増大部
5とから構成される磁気回路を備え、第1,第2のヨー
ク1,2のギャップ部分にアクチュエータの可動部に取
り付けられた永久磁石6が設けられていることを特徴と
している。
【0009】
【作用】本発明のヘッドアクチュエータによれば、永久
磁石が可動部の後端部に取り付けられており、この永久
磁石と固定部のヨークで構成される磁気回路の磁路が複
数個設けられており、これら磁路のギャップでないヨー
ク部分にコイルを設けることにより、コイル体積を落と
すことなくギャップ磁束密度が高くなる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を用いて本発明の実施例を詳
細に説明するが、個々の実施例を説明する前に、図2を
用いて本発明のヘッドアクチュエータの動作原理を説明
する。なお、図2における各部分の符号は図1の原理構
成図に示したものと同じ符号を使用する。
【0011】図2(a)に示したように、上側のヨーク
1は、その中央部でスリット5によって分離されてお
り、下側のヨーク2は連続している。更に、その左右に
上下ヨーク1,2を結合するサイドヨーク3が設けられ
ている。このサイドヨーク3にはコイル4が巻かれてお
り、それぞれ逆方向に電流が流れるように直列もしくは
並列に結ばれている。ここで、上下ヨーク1、2の間の
空間に、永久磁石6を入れると、磁束が矢印で示すよう
に流れる磁気回路が構成される。
【0012】図2(b)に示したように、スリット5を
挟んで永久磁石6を右側へ移動させると、右側のサイド
ヨーク3を流れる磁束が増加し、左側のサイドヨーク3
を流れる磁束が減少する。アクチュエータの位置をxと
したときの磁束をΦとし、コイル4のターン数をNとす
れば、磁石6を速度vで移動させた場合、コイル4の両
端には、2×N dΦ/dx×v の電圧が発生する。逆
に、コイル4に電流iを流せば、2×N dΦ/dx×i
の力が発生する。
【0013】ここで、磁束Φは磁石6の厚さと磁石6と
上下ヨーク1,2の間のギャップ厚によって決定される
ので、このギャップ部にコイル4を設ける必要のない本
発明の場合、ギャップ部を狭くできるので、大きな磁束
Φが得られる。磁束Φが大きいことは、その変化率 dΦ
/dxも大きくなり、電流あたりの発生力を大きくするこ
とができる。
【0014】また、サイドヨーク3の断面積は、最大の
磁束Φが流れるとき、飽和しなければ良いのでその断面
積を小さくでき、その外周を巻くコイル4の一周長が短
くでき、コイル抵抗を抑えることができる。この意味
で、断面積あたりの外周長がもっとも短い円形断面が適
当である。なお、実際には、この磁気回路の寸法が制約
されており、また、ヨーク自体も磁気飽和以下で使用し
なければならない。
【0015】例えば、図2(b)に示すように、全厚さ
をt0 として、上下ヨーク1,2の厚さをty 、コイル
4をtC =(t0 −2ty )の高さで巻くことができる
と仮定し、磁石6が最も片側によったときに、ヨーク内
での磁束密度がヨークの飽和磁束密度BS を超えないと
いう条件では、 効率 ∝ Bg2 C = BS 2 /LS 2 ×ty 2 (t0 −2ty ) である。よって ty = t0 /3 のとき効率は最大
となり、ギャップ磁束密度Bg も決定される。
【0016】次に、図3を用いて磁気ディスク装置の情
報を読み書きする磁気ヘッドをディスク上で移動させ
る、本発明のヘッドアクチュエータの一実施例の構成を
説明する。図3に示す回転型ヘッドアクチュエータ30
には、可動側として、磁気ヘッドHを先端に備えたアー
ム38を一側に備え、その反対側に扇型の永久磁石36
を備え、回転軸39を中心にして揺動可能なロータ37
があり、このロータ37は、後述する固定側の磁気回路
との間に発生する磁力を利用して揺動するようになって
いる。一方、ヘッドアクチュエータ30の固定側の磁気
回路は、ロータ37の回転軸39を中心とする同心円に
沿う形状をしており、上側ヨーク31と、この上側ヨー
ク31に平行な下側ヨーク32と、上側ヨーク31と下
側ヨーク32の両端部で両者を結合するサイドヨーク3
3と、このサイドヨーク33の外周に巻回されたコイル
34とを備えている。そして、上側ヨーク31の中央部
には、磁気抵抗増大部としてスリット35が設けられ、
このスリット35の両端部において上側ヨーク35は連
続している。このスリット35の存在により、この部分
の上側ヨーク31の磁気抵抗は大きく、磁束はスリット
35を超えて反対側の上側ヨーク31に流れずらくな
る。このように、上側ヨーク31を完全に分離せず、他
の部分に比べ薄くすることにより、コギングの影響が小
さくなる。
【0017】図4は図3の磁気回路の第2の実施例を示
すものであり、図3と同じ部材については同じ符号が付
されている。この実施例では、磁気抵抗増大部として上
側ヨーク31の中央部に分断チャネル45が設けられて
おり、具体的には上側ヨーク31が2つのヨーク材を間
に隙間を設けて対向させた構造である。図5は図3の磁
気回路の第3の実施例を示すものであり、図4と同じ部
材については同じ符号が付されている。この実施例で
は、磁気抵抗増大部として上側ヨーク31の中央部に分
断チャネル45が設けられると同時に、下側ヨーク32
にもその中央部に分断チャネル55が設けられており、
上下のヨーク31,32がそれぞれ中央部で完全に分離
されている。
【0018】図6は図3の磁気回路の第4の実施例を示
すものであり、図3と同じ部材については同じ符号が付
されている。この実施例では、磁気抵抗増大部として上
側ヨーク31の中央部に細溝65が設けられており、上
側ヨーク31がその中央部で肉薄となっており、下側ヨ
ーク32は連続している。この細溝65の存在により、
この部分の上側ヨーク31の磁気抵抗は大きく、磁束は
細溝65を超えて反対側の上側ヨーク31に流れずらく
なる。
【0019】図7は図3の磁気回路の第5の実施例を示
すものであり、図3と同じ部材については同じ符号が付
されている。この実施例では、磁気抵抗増大部として上
側ヨーク31の中央部にV字状溝75が設けられてお
り、上側ヨーク31がその中央部で肉薄となっており、
下側ヨーク32は連続している。このV字状溝75の存
在により、この部分の上側ヨーク31の磁気抵抗は大き
く、磁束はV字状溝75を超えて反対側の上側ヨーク3
1に流れずらくなると共に、コギングの影響も小さくな
る。
【0020】図8は図3の磁気回路の第6の実施例を示
すものであり、図3と同じ部材については同じ符号が付
されている。この実施例では、磁気抵抗増大部として上
側ヨーク31の中央部に、上側ヨーク31を左右に完全
に分離するV字状チャネル85が設けられている。図9
は図3の磁気回路の第7の実施例を示すものであり、図
3と同じ部材については同じ符号が付されている。この
実施例では、磁気抵抗増大部として上側ヨーク31の中
央部に、上側ヨーク31を左右に完全に分離する断面視
凸状のチャネル95が設けられている。そして、このチ
ャネル95には非磁性体のスペーサ96が接着等により
取り付けられており、上側ヨーク31を完全に分離した
場合に強度的に弱くなることが防止されると共に、ヨー
クの剛性が高まり、吸引力による振動等の発生が抑制さ
れる。
【0021】この非磁性体のスペーサは、図3から図8
の実施例においても使用できるものであり、このスペー
サの使用によりヨークの剛性を高め、吸引力による振動
等の発生を抑制することができる。図10は図3の磁気
回路の第8の実施例を示すものであり、この実施例は、
図4に示した磁気回路のヨークを板金で構成することに
より、コストダウンを図ったものである。この実施例で
は、下準備として、図10(a)に示すように、板状の
ヨーク100の所定箇所に切り欠き部106が設けら
れ、この切り欠き部106にコイル104が巻かれる。
そして、板状のヨーク100を2つのコイル104を巻
いた部分の両側で内側に折り曲げ、図10(b)に示す
ように、上側ヨーク101、下側ヨーク102、サイド
ヨーク103、分断チャネル105を形成する。この実
施例の磁気回路は、薄型のヘッドアクチュエータに特に
有効である。
【0022】以上の実施例では、回転型ヘッドアクチュ
エータのラジアル方向にギャップをもつタイプを例にと
って説明したが、本発明のヘッドアクチュエータは、ア
キシアル方向にギャップを持つタイプについても有効に
適用できる。図11はアキシアル方向にギャップを持つ
タイプのヘッドアクチュエータの一例を示すものであ
る。図に示すヘッドアクチュエータ110には、可動側
として、磁気ヘッドを先端に備えたアーム118を一側
に備え、その反対側にはアキシャル方向に長い永久磁石
116を備え、回転軸119を中心にして揺動可能なロ
ータ117がある。一方、ヘッドアクチュエータ110
の固定側の磁気回路は、ロータ117の回転軸119を
中心とする同心円に沿う形状をしており、内側ヨーク1
11と、この内側ヨーク111に平行な外側ヨーク11
2と、内側ヨーク111と外側ヨーク112の両端部で
両者を結合するサイドヨーク113と、このサイドヨー
ク113の外周に巻回されたコイル114とを備えてい
る。そして、外側ヨーク112の中央部には、磁気抵抗
増大部として分断チャネル115がアキシャル方向に設
けられている。
【0023】また、本発明のヘッドアクチュエータは、
もちろん、直進型のアクチュエータでも適用可能であ
る。さらには、図12に示すように、多極化した永久磁
石と、多極化したヨークとを用いて、分離部を多くする
ことも可能である。即ち、図12の実施例では、図3に
示した扇型の永久磁石36が2個、同心円方向に並設さ
れ、2つの永久磁石36に対してそれぞれ磁気回路が作
られており、中央の磁気回路が共通化されている。即
ち、この実施例の磁気回路は、図3から図9で説明した
磁気回路が中央部で分断され、その部分に上下ヨーク3
1′,32′とサイドヨーク33′からなる共通磁気回
路が磁気抵抗増大部35′,35″を介して挿入された
形になっている。このように磁石を多極化することによ
り、ヘッドアクチュエータのより速い動作を実現するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コイル体積を保ったまま、磁気回路の磁束を大きくする
ことができ、更には、コイル抵抗を小さくできるため、
効率を高くすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドアクチュエータの構成を示す原
理構成図である。
【図2】本発明のヘッドアクチュエータの動作を説明す
る説明図である。
【図3】本発明のヘッドアクチュエータの一実施例の構
成を示す斜視図である。
【図4】図1の実施例の磁気回路の第2の実施例の斜視
図である。
【図5】図1の実施例の磁気回路の第3の実施例の斜視
図である。
【図6】図1の実施例の磁気回路の第4の実施例の斜視
図である。
【図7】図1の実施例の磁気回路の第5の実施例の斜視
図である。
【図8】図1の実施例の磁気回路の第6の実施例の斜視
図である。
【図9】図1の実施例の磁気回路の第7の実施例の斜視
図である。
【図10】(a) は図1の実施例の磁気回路の第8の実施例
の展開図、(b) は(a) を組み立てた後の斜視図である。
【図11】本発明のヘッドアクチュエータの別の実施例の
組立斜視図である。
【図12】本発明のヘッドアクチュエータの更に別の実施
例の平面図である。
【図13】従来の可動コイル型アクチュエータの磁気回路
部分の断面図である。
【図14】従来の可動磁石型アクチュエータの磁気回路部
分の断面図である。
【符号の説明】
1…第1のヨーク 2…第2のヨーク 3…第3ヨーク 4…コイル 5…磁気抵抗増大部 6…可動部に取り付けられた永久磁石 30…本発明のヘッドアクチュエータ 31…上側ヨーク 32…下側ヨーク 33…サイドヨーク 34…コイル 35…磁気抵抗増大部 36…永久磁石 37…ロータ 38…アーム 39…回転軸。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスク装置の情報を読み書きする
    磁気ヘッドをディスク上で移動させる可動磁石型のヘッ
    ドアクチュエータであって、所定のギャップを介して平
    行に設けられた第1のヨーク(1)と第2のヨーク
    (2)と、この第1,第2のヨーク(1),(2)を複
    数箇所で結合する第3のヨーク(3)と、第3のヨーク
    (3)の外周に巻かれたコイル(4)と、前記第1,第
    2のヨーク(1),(2)の少なくとも一方のヨーク
    の、前記第3のヨーク(3)の間の部分に設けられた磁
    気抵抗増大部(5)とから構成される磁気回路を備え、
    前記ギャップ部分にアクチュエータの可動部に取り付け
    られた永久磁石(6)が設けられていることを特徴とす
    るヘッドアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記磁気抵抗増大部(5)がヨークの断
    面積を少なくして構成されたものである請求項1に記載
    のヘッドアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記磁気抵抗増大部(5)がヨークを切
    り離すことによって構成されたものである請求項1に記
    載のヘッドアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記磁気抵抗増大部(5)が非磁性体で
    補強されていることを特徴とする請求項2または3に記
    載のヘッドアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記可動部が回転軸に取り付けられ、前
    記第1,第2のヨーク(1),(2)が円周方向に配置
    されていることを特徴とする請求項1から4の何れか1
    項に記載のヘッドアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 前記可動部が直線状に移動可能に設けら
    れ、前記第1,第2のヨーク(1),(2)が前記可動
    部の移動方向に沿って配置されていることを特徴とする
    請求項1から4の何れか1項に記載のヘッドアクチュエ
    ータ。
  7. 【請求項7】 前記第1,第2のヨーク(1),(2)
    の肉厚と、前記ギャップの距離が、ほぼ同じであること
    を特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載のヘッ
    ドアクチュエータ。
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