JPH0662376A - 時間軸圧縮装置 - Google Patents

時間軸圧縮装置

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JPH0662376A
JPH0662376A JP4209951A JP20995192A JPH0662376A JP H0662376 A JPH0662376 A JP H0662376A JP 4209951 A JP4209951 A JP 4209951A JP 20995192 A JP20995192 A JP 20995192A JP H0662376 A JPH0662376 A JP H0662376A
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JP
Japan
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video signal
line memory
signal
line
converter
Prior art date
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Pending
Application number
JP4209951A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Konno
満典 今野
Yoshinori Ishii
良典 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0662376A publication Critical patent/JPH0662376A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1個のラインメモリを用いるだけで映像信号
に対する時間軸圧縮処理を行え、ラインメモリ数の低減
により低コスト化を図れる時間軸圧縮装置を提供する。 【構成】 ラインメモリ2への映像信号の書き込み動作
は入力された映像信号の水平同期信号Wに同期し、ライ
ンメモリ2からの映像データの読み出し動作は、水平同
期信号発生器5にて発生された、水平同期信号Wと同一
周波数で位相が異なる水平同期信号Rに同期する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された映像信号を
時間軸圧縮する時間軸圧縮装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の時間軸圧縮装置の構成を
示すブロック図である。図において、11は入力されるア
ナログの映像信号をサンプリングしてディジタル信号に
変換するA/D変換器であり、A/D変換器11は、変換
した映像信号を1ライン分ずつ交互に第1ラインメモリ
12a,第2ラインメモリ12b へ出力する。各ラインメモリ
12a, 12bは、記憶した1ライン分のデータを交互にD/
A変換器13へ出力する。D/A変換器13は、入力された
映像信号をアナログの映像信号に変換して出力する。こ
れらのA/D変換器11, 第1,第2ラインメモリ12a, 1
2b,D/A変換器13は、コントローラ14によりその動作
が制御される。
【0003】各ラインメモリ12a, 12bは、同一の構成を
なし、1ライン分の映像信号を記憶するFIFOタイプ
のデュアルポートラインメモリである。このラインメモ
リの一構成例を図2に示す。ラインメモリは、メモリセ
ル21と、メモリセル21に接続されてデータを入力するた
めの入力用バッファ22と、メモリセル21に接続されてデ
ータを出力するための出力用バッファ23と、書き込みク
ロックによって起動され、書き込みリセットパルスによ
ってリセットされて、書き込み時のアドレスを計数する
書き込みアドレスカウンタ24と、読み出しクロックによ
って起動され、読み出しリセットパルスによってリセッ
トされて、読み出し時のアドレスを計数する読み出しア
ドレスカウンタ25とから構成されている。
【0004】次に、動作について説明する。図1に示す
ような構成の従来の時間軸圧縮装置では基本的に、第1
ラインメモリ12a,第2ラインメモリ12b に映像信号を書
き込む速度よりも、これらから映像信号を読み出す速度
を速くすることにより、映像信号に対する時間軸圧縮処
理を実現している。
【0005】以下、図1に示す従来の時間軸圧縮装置の
タイミングチャートを示す図3を参照して、その動作に
ついて詳述する。入力されたアナログの映像信号は、コ
ントローラ14からのサンプリングクロックに従って、A
/D変換器11によりサンプリングされてディジタルの映
像信号に変換される。変換された映像信号は、1ライン
分ずつ交互に各ラインメモリ12a, 12bに出力されて書き
込まれる。そして、書き込まれた映像信号は、1ライン
分ずつ交互に各ラインメモリ12a, 12bからD/A変換器
13に、書き込み速度よりも速い速度にて読み出される。
あるタイミングにおいて、映像信号が第1ラインメモリ
12a に書き込まれている間に、1つ前のタイミングでサ
ンプリングされた映像信号が第2ラインメモリ12b から
読み出される。次のタイミングにおいては、前のタイミ
ングにて第1ラインメモリ12a に書き込まれた映像信号
が読み出され、この間に第2ラインメモリ12b には新し
い映像信号が書き込まれる。各ラインメモリ12a, 12bか
ら読み出された映像信号は、D/A変換器13にてアナロ
グの映像信号に変換されて出力される。このように、各
ラインメモリ12a, 12bに映像信号を書き込む時よりも速
い速度にて映像信号を読み出すことによって、時間軸圧
縮を実行している。なお、以上のように、書き込み動
作,読み出し動作は、各ラインメモリ12a, 12bにおいて
交互に行われるので、出力される圧縮映像信号は元の映
像信号より1ライン分遅れることになる。図3における
水平同期信号は入力された映像信号から抽出したもので
あり、各ラインメモリ12a, 12bにおける書き込み動作,
読み出し動作は何れもこの水平同期信号に同期してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の時間軸圧縮装置
は以上のように構成されており、読み出し速度を書き込
み速度よりも速くするという基本原理を用いることによ
り、水平走査期間の中央部で映像信号を圧縮している。
この基本原理を用い、1個のラインメモリにより時間軸
圧縮処理を実現しようとしても、書き込み動作の途中で
読み出しアドレスが書き込みアドレスを追い越すことに
なって、時間軸圧縮処理は不可能である。従って、従来
では、交互に書き込み動作,読み出し動作を行うため
に、2個のラインメモリを用いることが必須である。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、1個のラインメモリを用いるだけで映像信号に
対する時間軸圧縮処理を行うことができ、ラインメモリ
数の低減により低コスト化を図ることができる時間軸圧
縮装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る時間軸圧縮
装置は、ラインメモリに書き込むべき映像信号の水平同
期信号とは異なったタイミングの水平同期信号を発生す
る手段を備え、例えば、ラインメモリへの書き込み時に
は映像信号の水平同期信号に同期させ、ラインメモリか
らの読み出し時にはこの異なったタイミングの水平同期
信号に同期させるように構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の時間軸圧縮装置では、ラインメモリへ
の書き込み時とラインメモリからの読み出し時とにおい
て同期対象の水平同期信号が異なるので、読み出し速度
を書き込み速度より速くしても読み出しアドレスが書き
込みアドレスを追い越すことはなく、1個のラインメモ
リにて時間軸圧縮処理を実現できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて具体的に説明する。
【0011】図4は、本発明に係る時間軸圧縮装置の構
成を示すブロック図である。図において、1は入力され
るアナログの映像信号をサンプリングしてディジタル信
号に変換するA/D変換器であり、A/D変換器1は、
変換した映像信号をラインメモリ2へ出力する。ライン
メモリ2は、1ライン分の映像信号を記憶するFIFO
タイプのデュアルポートラインメモリであって、図2に
示すような内部構成をなしている。ラインメモリ2は、
記憶した1ライン分のデータをD/A変換器3へ出力す
る。D/A変換器3は、入力された映像信号をアナログ
の映像信号に変換して出力する。これらのA/D変換器
1, ラインメモリ2,D/A変換器3は、コントローラ
4によりその動作が制御される。また、5は、入力され
る映像信号の水平同期信号Wを入力とし、この水平同期
信号Wと周波数は同一であるが位相が異なる水平同期信
号Rを発生する水平同期信号発生器であり、水平同期信
号発生器5は発生したこの水平同期信号Rをコントロー
ラ4へ出力する。そして、ラインメモリ2への映像信号
の書き込み動作が水平同期信号Wに同期し、ラインメモ
リ2からの映像信号の読み出し動作が水平同期信号Rに
同期するように、コントローラ4はラインメモリ2を制
御する。
【0012】次に、動作について説明する。ラインメモ
リ2に映像信号を書き込む速度よりも、ラインメモリ2
から映像信号を読み出す速度を速くすることにより、映
像信号に対する時間軸圧縮処理を行うという基本原理
は、従来の装置と同じである。但し、本発明の時間軸圧
縮装置では、入力される映像信号の水平同期信号Wに同
期して映像信号が書き込まれ、水平同期信号発生器5に
て発生される、水平同期信号Wと周波数は同一で位相が
異なる水平同期信号Rに同期して映像信号が読み出され
るようになっている。
【0013】以下、図4に示す本発明の時間軸圧縮装置
のタイミングチャートを示す図5を参照して、その動作
について詳述する。入力された映像信号は、コントロー
ラ4からのサンプリングクロックに従って、A/D変換
器1によりサンプリングされてディジタルの映像信号に
変換される。変換された映像信号は、水平同期信号Wに
同期して、1ライン分ずつラインメモリ2に出力されて
書き込まれる。そして、書き込まれた映像信号は、水平
同期信号Rに同期して、1ライン分ずつラインメモリ2
からD/A変換器3に、書き込み速度よりも速い速度に
て読み出される。ラインメモリ2から読み出された映像
信号は、D/A変換器3にてアナログの映像信号に変換
されて出力される。このように、ラインメモリ2に映像
信号を書き込む時よりも速い速度にて映像信号を読み出
すことによって、時間軸圧縮を実行している。また、図
5に示すように、ラインメモリ2へのある1ライン分の
映像信号の書き込み動作は、ラインメモリ2からのその
1ライン分の映像信号の読み出し動作が終了する前に終
了している。従って、ラインメモリ2が1個であって
も、読み出しアドレスが書き込みアドレスを追い越すこ
とがない。
【0014】なお、アナログ変換後の映像信号をCRT
に表示する場合には、水平同期信号発生器5にて発生さ
れた水平同期信号Rにて水平偏向を行う。
【0015】また、任意の圧縮率において、ラインメモ
リ2の読み出しアドレスが書き込みアドレスに追いつか
ないように、その圧縮表示の位置に合わせて、水平同期
信号発生器5にて発生される水平同期信号Rの位相を可
変とできるようにしておけば、より一層便利である。
【0016】また、上記実施例では、ラインメモリ2へ
の書き込みを映像信号の水平同期信号Wに同期させ、ラ
インメモリ2からの読み出しを水平同期信号発生器5に
て発生された水平同期信号Rに同期させるように構成し
たが、これとは逆に、ラインメモリ2への書き込みが水
平同期信号Rに同期され、ラインメモリ2からの読み出
しが水平同期信号Wに同期されるように構成してもよ
い。
【0017】また、上記実施例では、映像信号を記憶す
る手段として、ディジタル変換後の映像信号を記憶する
ディジタルメモリを利用することにしているが、アナロ
グ信号のままで映像信号を記憶するCCD等を使用して
も良く、A/D変換器,D/A変換器が不要となるだけ
であって、本発明を同様に適用できる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の時間軸圧縮装置
では、ラインメモリへの書き込み動作とラインメモリか
らの読み出し動作とを異なる水平同期信号に同期させて
行うように構成したので、1個のラインメモリを用いる
だけで映像信号に対する時間軸圧縮処理を行うことがで
き、ラインメモリ数の低減による低コスト化を実現でき
る等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の時間軸圧縮装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】ラインメモリの構成を示す模式図である。
【図3】従来の時間軸圧縮装置の動作を示すタイミング
チャートである。
【図4】本発明の時間軸圧縮装置の構成を示すブロック
図である。
【図5】本発明の時間軸圧縮装置の動作を示すタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 ラインメモリ 3 D/A変換器 4 コントローラ 5 水平同期信号発生器 W 水平同期信号 R 水平同期信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を時間軸圧縮する装置におい
    て、水平走査期間分の映像信号を記憶するメモリと、前
    記映像信号の水平同期信号と同一の周波数で位相が異な
    る水平同期信号を発生する水平同期信号発生手段と、前
    記メモリへの映像信号の書き込みと前記メモリからの映
    像信号の読み出しとの一方は前記映像信号の水平同期信
    号に同期し、他方は前記水平同期信号発生手段にて発生
    された水平同期信号に同期するように、前記メモリを制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする時間軸圧縮
    装置。
JP4209951A 1992-08-06 1992-08-06 時間軸圧縮装置 Pending JPH0662376A (ja)

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JP4209951A JPH0662376A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 時間軸圧縮装置

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ID=16581371

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JP4209951A Pending JPH0662376A (ja) 1992-08-06 1992-08-06 時間軸圧縮装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167644A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Nec Corp 映像信号の位相調整回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167644A (ja) * 2003-12-03 2005-06-23 Nec Corp 映像信号の位相調整回路
JP4506157B2 (ja) * 2003-12-03 2010-07-21 日本電気株式会社 映像信号の位相調整回路

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