JPH0583686A - 映像信号入出力装置 - Google Patents

映像信号入出力装置

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JPH0583686A
JPH0583686A JP3239966A JP23996691A JPH0583686A JP H0583686 A JPH0583686 A JP H0583686A JP 3239966 A JP3239966 A JP 3239966A JP 23996691 A JP23996691 A JP 23996691A JP H0583686 A JPH0583686 A JP H0583686A
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video signal
memory
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Kenichiro Nimoda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない画像メモリで済み、追い越し等を発生
することなく、異る周期の映像信号に変換して出力する
ことのできる映像信号入出力装置を提供することを目的
とする。 【構成】 入力される入力画像信号を記憶する第1メモ
リ手段21と、この第1メモリ手段21から画像信号が
転送され、出力画像信号として読み出される第2メモリ
手段24と、第1メモリ手段21から第1メモリ手段2
4に画像信号を転送する制御を行うメモリ転送コントロ
ーラ23と、第2メモリ手段24に転送された画像信号
を読み出す第2メモリ手段リードコントローラ25と、
入力画像信号の同期信号と前記出力画像信号の同期信号
との位相差又は時間差を検出する入出力同期信号時間差
検出手段26とを有し、この検出手段26の出力に応じ
てメモリ転送コントローラ23による転送のタイミング
を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力される映像信号と異
る周期の映像信号に変換して出力する映像信号入出力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ある画像を別の画像にはめ込み合成する
時、例えば、図8のように、NTSCの画像をHDTV
の画像中にはめ込み合成するときなど、NTSCとHD
TVのフレーム周波数が異なるため(NTSC:29.
97Hz,HDTV:30.0Hz)1つのフレームメモリ
で構成したNTSC入力・HDTV出力のフレームシン
クロナイザ1では、一旦、NTSCの画像をNTSC同
期信号に同期した書込制御手段2によりフレームメモリ
に記憶しておき、一方HDTV同期信号に同期した読出
制御手3によりフレームメモリから読出す必要があっ
た。
【0003】この時、フレームメモリのアクセス動作
は、読出しに関しては出力画信号に同期し、書込みに関
しては入力画信号に同期し、読出しと書込みの動作は全
く独立した動作となり、そのため入出力画像のフレーム
周波数の差を繰り返し頻度として、フレームメモリの読
出しと書込みの番地に追い越しが発生していた。この追
い越しが発生する時、1フレーム読出し画面中に旧フレ
ームと新フレームとが同時に表示されることになり、動
画信号入力時、出力画面中に旧フレームの画像と新フレ
ームの画像との境界が発生し、図8中のNTSC合成画
面のように不自然な画面となっていた。
【0004】この現象を説明したものが図9で、時間と
共に変化するフレームメモリの読出しと書込みの番地を
矢印で示したもので、この中では点Aで追い越しが発生
しているためフレームBで入力画信号の旧フレームと新
フレームが読出されることになる。この追い越し現象を
回避する方法としては、特開昭64−36174号公報
の中で、「この追い越し現象を除く手法として、198
6年テレビジョン学会全国大会予稿7−7に示されたよ
うに画像メモリを4フィールド分用いる方法が提唱され
ている。この手法は、ビデオ信号1を4つのフィールド
単位のメモリに順次書込み、書込みの行われていないフ
ィールドメモリより読出しを行うものである。」という
ように開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の手法は
メモリを多く必要とするためコスト高になるという問題
が伴なっていた。
【0006】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、少ない画像メモリで済み、上記追い越し等を発
生することなく、異る周期の映像信号に変換して出力す
ることのできる映像信号入出力装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決する手段及び作用】本発明では入力される
第1の映像信号に対して、前記第1の映像信号の周期と
異なる周期の第2の映像信号に変換して出力する映像信
号入出力装置において、前記第1の映像信号を記憶する
ための第1のメモリ手段と、読み出されることにより前
記第2の映像信号が出力される第2のメモリ手段と、前
記第1の映像信号の同期信号と前記第2の映像信号の同
期信号との位相差又は時間差を検出する差検出手段と、
前記差検出手段の出力に応じて前記第1のメモリ手段に
記憶された前記第1の映像信号を前記第2のメモリ手段
に転送するタイミングを変更する転送制御手段とを設
け、追い越しが起きる場合を前記差検出手段で検出し、
この差検出手段の出力で転送制御手段による転送のタイ
ミングを遅延させるなどして追い越しを回避できる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。図1ないし図6は本発明の第1実施例に
係り、図1は第1実施例の映像入出力装置としてのフレ
ームシンクロナイザを備えた映像表示装置の概略構成
図、図2はフレームシンクロナイザのブロック構成図、
図3は動作説明図、図4はフレームシンクロナイザの具
体的構成図、図5及び図6は図5の動作説明図である。
【0009】図1に示すように第1実施例を備えた映像
表示装置11は、例えばフレーム周波数が29.97H
zのNTSC映像信号を出力する第1の映像信号処理装
置12と、例えばフレーム周波数が30.0HzのHD
TV映像信号に対して(HDTV)画面に表示するため
の信号処理を行う第2の映像信号処理装置13と、これ
ら2つの映像信号処理装置12、13の間に介装され、
NTSC映像信号をHDTV映像信号に変換して第2の
映像信号処理装置13に出力する第1実施例の映像信号
入出力装置としてのフレームシンクロナイザ14とから
構成される。
【0010】上記第1の映像信号処理装置12はその出
力端からフレーム周波数が29.97Hzのデジタルの映
像信号をフレームシンクロナイザ14の映像入力端に出
力する。このフレームシンクロナイザ14の第1の同期
信号入力端には第1の映像信号処理装置12からNTS
C同期信号Vsyn 1が入力される。
【0011】上記フレームシンクロナイザ14の映像出
力端は第2の映像信号処理装置13の映像入力端と接続
され、又、第2の同期信号入力端には第2の映像信号処
理装置13からのHDTV同期信号Vsyn 2が入力され
る。このフレームシンクロナイザ14の映像出力端か
ら、フレーム周波数が30.0HzのHDTV映像信号を
出力する、つまり入力された29.97Hzのフレーム
周波数の映像信号を30.0Hzのフレーム周波数の映
像信号に変換して出力する。
【0012】図2は、この第1実施例のフレームシンク
ロナイザ14の構成をブロック図で示す。第1の映像信
号処理装置11から出力される画像信号(映像信号)
は、このフレームシンクロナイザ14への入力画像信号
として第1メモリ手段21に入力される。この第1メモ
リ手段21は第1メモリ手段ライトコントローラ22に
よって、第1メモリ手段21に入力される画像信号の書
込みが制御される。この第1メモリ手段ライトコントロ
ーラ22による書込みの制御は、この画像信号の同期信
号Vsyn 1に同期して行われる。
【0013】上記第1メモリ手段21に書込まれた画像
信号は、メモリ転送コントローラ23により読出され、
第2メモリ手段24に書込まれる。この第2メモリ手段
24に書込まれた画像信号は、第2メモリ手段リードコ
ントローラ25により読出され、第2の同期信号Vsyn
2に同期した画像信号がこのフレームシンクロナイザ1
4の出力画像信号となり、第2の映像信号処理装置13
に入力される。
【0014】上記2つの同期信号Vsyn 1,Vsyn 2は
入出力同期信号時間差検出手段(時間差検出手段と略記
する)26に入力され、2つの同期信号Vsyn 1,Vsy
n 2間の時間差が検出されて追い越しが発生する時間差
であるか否かが判断され、この追い越しの有無に対応す
る時間差判断信号(時間差検出信号)がメモリ転送コン
トローラ23に出力される。又、同期信号Vsyn 1は第
1メモリ手段ライトコントローラ22とメモリ転送コン
トローラ23に入力され、第1メモリ手段21のライト
制御及びリード制御のタイミング制御に用いられる。
【0015】又、同期信号Vsyn 2は第2メモリ手段リ
ードコントローラ25にも入力され、第2メモリ手段2
4のリード制御のタイミング制御に用いられる。上記第
1メモリ手段ライトコントローラ22は、入力される同
期信号Vsyn 1に同期して、入力される画像信号を第1
メモリ手段21に書込む。又、第2メモリ手段リードコ
ントローラ25も入力される同期信号Vsyn2に同期し
て、第2メモリ手段に書込まれた画像信号を読出す。
【0016】時間差検出手段26によって検出された時
間差判断信号に応じて、メモリ転送コントローラ23は
第1メモリ手段21から第2メモリ手段24に画像デー
タを転送するタイミングを変える。つまり、通常は第1
メモリ手段21から第2メモリ手段24へのデータ転送
開始も入力される垂直同期信号Vsyn1と同じ周期で、
規則的に行う。そして、第2メモリ手段24から出力さ
れる画像信号に伴う同期信号Vsyn 2と入力画像信号に
伴う垂直同期信号Vsyn 1との時間差が第2メモリ手段
24に対する読出しと書込み番地の追い越し(両番地の
交差)が発生するフレームに対しては、転送開始のタイ
ミングを遅延して、追い越しが発生しないようにしてい
る。
【0017】図3は、以上の動作の説明図を示し、図3
(a),図3(c)はそれぞれ同期信号Vsyn 1,Vsy
n 2を示し(負論理で示している)、2つの同期信号V
syn1,Vsyn 2のタイミングの時間差が、追い越しが
発生しない場合には、第2メモリ手段24への画像デー
タ転送は、図3(b)の実線で示すように入力画像信号
の同期信号Vsyn 1に同期して行う。図3(b)におい
て、点線は第2メモリ手段24からの読出しの様子を示
し、図3(d)に示す入力画面の左上の点αから右下の
点βに至る画像に対応する画像データを第2メモリ24
から読出す際の番地(アドレス)の時間的変化を示す。
この第2メモリ手段24からの読出しは常に同期信号V
syn 2と同期して行われる。
【0018】一方、2つの同期信号Vsyn 1,Vsyn 2
のタイミングの時間差が小さく、追い越しが発生するこ
とを判断した時間差信号の場合には、メモリ転送コント
ローラ23は、転送開始タイミングを遅延して読出し番
地と書込み番地の追い越しが発生しないようにする(図
3において、第nフレームで転送タイミング遅延してい
る)。
【0019】つまり従来では追い越しが発生していたフ
レームに対し、この実施例では新フレーム転送開始が通
常に比べ遅延されるため、入力画信号の旧フレームのみ
が読出され、1つのフレームに新旧2つのフレームが部
分的に表示されることを防止できる。
【0020】尚、第2メモリ手段24の容量は入力画信
号1フレーム分必要であり、第1メモリ手段21の容量
は転送開始の最大遅延時間中に書込まれる入力画信号デ
ータを蓄積できる分が最低必要であり、又、フレームシ
ンクロナイザ14の性格から入力画信号のすべてのフレ
ームを第2のメモリ手段24に逐次転送しなければなら
ないことから、最大1フレーム分必要であることが分
る。
【0021】又、追い越しを回避するために最低必要な
転送開始の遅延時間は、図3中の第2メモリ手段24の
読出しと書込みの動作を示す矢印が交わらないようにす
ればよいことから、第2メモリ手段24の読出し時間と
書込み時間との差になる。図4は第1実施例の具体的構
成を示す。この場合、入力画像信号はノンインタレース
で出力画像信号もノンインタレースとしている。
【0022】アナログの入力画像信号はA/Dコンバー
タ31でA/D変換された後、FIFOメモリ(ファー
ストインファーストアウトメモリ)32の入力端に印加
され、FIFOコントローラ33の制御により、このF
IFOメモリ32に書込まれる。この書込みは、FIF
Oコントローラ33に入力される水平及び垂直同期信号
Hsyn 1,Vsyn 1に同期して行われる。
【0023】上記FIFOメモリ32に書込まれた画像
データはD−RAMコントローラ34による制御のもと
でデュアルポートD−RAMフレームメモリ35に転送
される。このフレームメモリ35に転送された画像デー
タは同期信号Vsyn 2に同期したシリアルクロックによ
り読出され、D/Aコンバータ36でアナログの画像信
号に変換されて出力される。
【0024】上記垂直同期信号Vsyn 1は、タイミング
発生器37に入力され、2種類のパルス、つまり通常パ
ルスHと遅延パルスIを生成し、セレクタ38の2つの
入出端に印加される。この2種類のパルスH,Iはセレ
クタ38へのセレクト信号Jにより、一方が選択されて
転送開始信号Lとなり、D−RAMコントローラ34に
印加される。
【0025】D−RAMコントローラ34は、この転送
開始信号Lにより画像データの転送を行い、1フレーム
分の画像データの転送を終了すると、転送終了信号Kを
フリップフロップ39のクロック入力端に印加する。こ
の信号Kにより、フリップフロップ39は、入力端Dに
印加される時間差検出回路40の時間差検出信号Mの状
態に応じたセレクト信号Jを出力する。
【0026】上記同期信号Vsyn 1は、時間差検出回路
40を構成するパルス発生器41に入力され、この同期
信号Vsyn 1と同じ周期でパルスNを、フリップフロッ
プ42の入力端Dに出力する。このフリップフロップ4
2のクロック入力端には同期信号Vsyn 2が印加され、
この同期信号Vsyn 2の立上がりでパルスNをラッチし
て“H”又は“L”の時間差検出信号(時間差判断信
号)Mをフリップフロップ39に出力する。
【0027】この信号Mは、FIFOメモリ32からデ
ュアルポートD−RAMで形成したフレームメモリ35
へのデータ転送開始を遅延させない通常パルスHで行っ
た場合には、このフレームメモリ35の読出しと書込み
番地に追い越しが発生してしまうような時間差で“H”
となるように例えばパルスNのタイミング及びパルス幅
が設定されている。尚、D−RAMコントローラ34に
は、水平及び垂直同期信号Hsyn 2,Vsyn 2も印加さ
れる。
【0028】次にこの動作を図5を参照して以下に説明
する。図5(a),(b)は、図3と同様に2つの同期
信号Vsyn 1,Vsyn 2を示す。A/Dコンバータ31
で変換された画像データはFIFOコントローラ33の
制御により、入力水平及び垂直同期信号Hsyn 1,Vsy
n 1に同期してFIFOメモリ32に順次書込まれる。
この垂直同期信号Vsyn 1はタイミング発生器37に印
加され、この同期信号Vsyn 1の立上がりに同期した通
常パルスHと、遅延した遅延パルスIが図5(d),
(e)に示すように出力される。
【0029】又、パルス発生器42のパルスNは、同期
信号Vsyn 1と同じ周期で図5(j)に示すように出力
され、このパルスNはフリップフロップ42のクロック
入力端に印加される同期信号Vsyn 2の立上がりでラッ
チされることにより“L”又は“H”の時間差検出信号
Mが図5(i)に示すように生成される。この信号Mが
“L”である場合には、次の転送動作中で追い越しが発
生しない時間差であることを表すものであり、一方
“H”である場合には、次の転送動作中に追い越しが発
生する時間差であることを表すものに対応する。この信
号Mはフリップフロップ39に入力され、図5(g)に
示す転送終了信号Kによりラッチされて図5(f)に示
すセレクト信号Jとなり、セレクタ38に入力される。
【0030】上記時間差検出信号Mが“L”であると、
つまり追い越しが生じないだけの時間差が検出される
と、セレクト信号Jは“L”となり、セレクタ38は通
常パルスHを図5(h)に示す転送開始信号LとしてD
−RAMコントローラ34に出力する。この転送開始信
号Lに同期してD−RAMコントローラ34は図6
(b)の実線で示すように転送を開始し、最終番地まで
転送すると、転送終了信号Kをフリップフロップ39に
出力し、この信号Kが出力されるまではセレクタ38の
セレクト信号Jが不用意に切り換えられるのを防止す
る。
【0031】2つの同期信号Vsyn 1,Vsyn 2の時間
差が接近して次の1フレームの画像転送中に追い越しが
発生する時間差になると、時間差検出信号Mは“H”と
なり、このタイミング以後での転送終了信号Kにより、
この状態が検出されてセレクト信号Jは図5(f)に示
すように“H”となり、遅延パルスIを転送開始信号L
としてD−RAMコントローラ34に出力する。
【0032】従って、このD−RAMコントローラ34
は、この遅延パルスIに同期して、図5(b)の実線で
示すように通常の場合よりも遅延したタイミングで転送
を開始し、遅延を行わない場合の転送中で生じる追い越
しが起こるのを未然に防止する。遅延パルスIに同期し
た転送が終了したタイミングに時間差検出信号Mが
“L”であると、セレクト信号Jは再び“L”となり通
常パルスHを転送開始信号LとしてD−RAMコントロ
ーラ34に出力することになる。
【0033】尚、図6(b)に示す各水平同期信号Hs
yn2に同期して、図6(a)に示すようにD−RAM
コントローラ34によるメモリ処理が行われる。D−R
AMリフレッシュ、D−RAMシフトレジスタ転送、F
IFOメモリ32からデュアルポートD−RAMフレー
ムメモリ35への転送などの処理が水平同期信号Hsy
n2に同期して行われる。つまり、1水平同期区間でこ
れらのメモリ処理が行われるようになっている。
【0034】例えば、D−RAMリフレッシュは水平同
期信号Hsyn2に同期して図6(d)に示すように
“L”になるCAS(カラム・アドレス・ストローブ)
の後に、図6(d)に示すRAS(ロウ・アドレス・ス
トローブ)が“L”になるようにして、CASビフォア
RASのリフレッシュ方式で行われる。なお、図6
(e)はシリアルクロックを示す。
【0035】以上の動作により、FIFOメモリ32か
らデュアルポートD−RAMフレームメモリ35への遅
延を持たないデータ転送タイミングの場合、デュアルポ
ートD−RAMフレームメモリ35の読出しと書込み番
地の間に追い越しが起きることを示す時間差検出回路4
0からの時間差検出信号Mより、FIFOメモリ32か
らデュアルポートD−RAMフレームメモリ35へのデ
ータ転送開始タイミングが出力画像信号の垂直同期(ブ
ランキング)信号毎に決定される。これにより、常にデ
ュアルポートD−RAMフレームメモリ35の読出しと
書込み番地の追い越しが回避される。
【0036】この第1実施例によるフレームシンクロナ
イザ14によれば、ノンインタレース入力画像信号・ノ
ンインタレース出力画像信号のフレームシンクロナイズ
の動作を行うことができる。またこの中でメモリに関し
ては、FIFOメモリ32は最大、入力画信号1フレー
ム分の容量、デュアルポートD−RAMフレームメモリ
35は1フレーム分の容量で済む。
【0037】さらに、第2のメモリ手段の前段に第1の
メモリ手段を追加したことにより、入力画信号のレート
と第2のメモリ手段書込みレートを同じにすることが不
要となり、設計自由度を大きくすることができる。図7
は本発明の第2実施例を示し、この第2実施例はインタ
レースの入・出力画像信号の場合のフレームシンクロナ
イザ51を示す。
【0038】この実施例ではフィールド信号F1が時間
差検出回路52を構成する第1のフリップフロップ53
に入力され、この第1のフリップフロップ53及び第2
のフリップフロップ54にはパルス発生器41のパルス
が印加される。2つのフリップフロップ53,54の出
力はEX−ノア回路55を経てアンドゲート56に、パ
ルス発生器41の出力と共に入力される。このアンドゲ
ート56の出力はフリップフロップ42に入力される。
【0039】又、上記フィールド信号F1は、フリップ
フロップ57に入力され、このフリップフロップ57の
出力は次段のフリップフロップ58に入力され、このフ
リップフロップ58の出力はD−RAMコントローラ3
4に入力される。又、第2のフィールド信号F2は、D
−RAMコントローラ34に入力されると共に、時間差
検出回路52を形成する第2のフリップフロップ54に
も入力される。その他の構成は図4に示す第1実施例と
同様のに構成であり、同一構成要素には同符号を付けて
その説明を省略する。
【0040】この第2実施例の動作も第1実施例と大差
なく、簡単に説明すると、図4に示すものに対して、F
IFOメモリ32にフィールド単位でデータが蓄積され
るため、FIFOメモリ32に蓄積されているデータの
フィールド面信号のラッチ及び、出力画像信号のフィー
ルド面の一致/不一致を確認するロジックとしてフリッ
プフロップ57、58とかフリップフロップ53、54
などが追加されていることになり、この第2実施例の場
合、フレームメモリの転送タイミングを通常より遅延さ
せる場合の条件は、第1実施例と同様に入出力垂直同期
信号の時間(位相)差、に加えて、表示画面のフィール
ド面と転送するフィールド面が一致する時の場合になっ
ている。これにより、常にフレームメモリの読出しと書
込み番地の追い越しが回避される。
【0041】この第2実施例によるフレームシンクロナ
イザ51では、インタレース入力画像・インタレース出
力画像信号のフレームシンクロナイズの動作を行うこと
ができる。またこの中でメモリに関しては、FIFOメ
モリ32は最大、入力画信号1フィールド分の容量、デ
ュアルポートD−RAMフレームメモリ35は1フレー
ム分の容量で済む。
【0042】又、第1実施例と同様に、2つのメモリ手
段を設けたことにより、第1のメモリ手段に書込まれた
画像信号を第2のメモリ手段に転送するレートを同じに
することが不要となり、設計の自由度を大きくできる。
又、第1のメモリ手段と第2のメモリ手段のメモリイン
タリーブ等により、転送レートを変えて、第2のメモリ
手段の読出しレートと転送レートを近づけることにより
追い越し防止に必要な転送遅延時間幅も小さくなり、よ
り少ない容量の第1のメモリ手段でも本システムを構成
することが可能となる。
【0043】尚、これら実施例の他、インタレース入力
画信号・ノンインタレース出力画信号、ノンインタレー
ス入力画信号・インタレース出力画信号のフレームシン
クロナイザの場合も同様に実施可能でありまた、NTS
C,HDTVの画像信号あるいは画信号に限らずその他
の画(像)信号を扱うことももちろん可能である。さら
に、今回はフレームシンクロナイザとした例をあげた
が、入力画像信号をそのままもしくは、間引きもしく
は、1つの同一データを複数に分配等したデータを子画
面信号、出力画像同期信号を親画面同期信号として、追
い越しの発生しないピクチャー・イン・ピクチャーとす
る使用も、もちろんかまわない。
【0044】なお、上述の実施例において、2つの同期
信号の時間差あるいは位相差により、追い越しが起こる
フレームまたはフィールドに対しては第2のメモリ手段
への書込のレート(速度)を変える(例えば2倍の書込
速度にするなど読出速度より大きい書込速度)にして追
い越しが生じないようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明よれば第2のメ
モリ手段の他に第1のメモリ手段を前段に設けて、第1
のメモリ手段から第2のメモリ手段への転送開始タイミ
ングなどを2つの同期信号の位相差または時間差に応じ
て変化させるようにしているので、第2のメモリ手段で
の読出しと書込み番地の追い越しが回避され常時境界の
ない自然な画像を得ることができる。
【0046】又、2つのメモリ手段を設けることによ
り、追い越しが発生しない映像信号入出力装置を構成す
る際の設計の自由度を大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシンクロナイザを含む装置全体を示す
概略図。
【図2】第1実施例のフレームシンクロナイザの構成を
示すブロック図。
【図3】図2の動作説明図。
【図4】第1実施例のフレームシンクロナイザの具体的
構成図。
【図5】図4の動作説明用タイミングチャート図。
【図6】図4の動作説明図。
【図7】本発明の第2実施例のフレームシンクロナイザ
の具体的構成図。
【図8】従来例の概略構成図。
【図9】従来例の動作説明図。
【符号の説明】
11…映像表示装置 12…第1の映像信号処理装置 13…第2の映像信号処理装置 14…フレームシンクロナイザ 21…第1メモリ手段 22…第1メモリ手段ライトコントローラ 23…メモリ転送コントローラ 24…第2メモリ手段 25…第2メモリ手段リードコントローラ 26…入出力同期信号時間差検出手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】図2は、この第1実施例のフレームシンク
ロナイザ14の構成をブロック図で示す。第1の映像信
号処理装置1から出力される画像信号(映像信号)
は、このフレームシンクロナイザ14への入力画像信号
として第1メモリ手段21に入力される。この第1メモ
リ手段21は第1メモリ手段ライトコントローラ22に
よって、第1メモリ手段21に入力される画像信号の書
込みが制御される。この第1メモリ手段ライトコントロ
ーラ22による書込みの制御は、この画像信号の同期信
号Vsyn 1に同期して行われる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】なお、上述の実施例において、2つの同期
信号の時間差あるいは位相差により、追い越しが起こる
フレームまたはフィールドに対しては第2のメモリ手段
への書込のレート(速度)を変え(例えば2倍の書込
速度にするなど読出速度より大きい書込速度)い越し
が生じないようにしても良い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される第1の映像信号に対して、前
    記第1の映像信号の周期と異なる周期の第2の映像信号
    に変換して出力する映像信号入出力装置において、 前記第1の映像信号を記憶するための第1のメモリ手段
    と、読み出されることにより前記第2の映像信号が出力
    される第2のメモリ手段と、前記第1の映像信号の同期
    信号と前記第2の映像信号の同期信号との位相差又は時
    間差を検出する差検出手段と、前記差検出手段の出力に
    応じて前記第1のメモリ手段に記憶された前記第1の映
    像信号を前記第2のメモリ手段に転送するタイミングを
    変更する転送制御手段とを備えたことを特徴とする映像
    信号入出力装置。
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