JPH0660728U - エキゾーストパイプの支持構造 - Google Patents

エキゾーストパイプの支持構造

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Publication number
JPH0660728U
JPH0660728U JP580393U JP580393U JPH0660728U JP H0660728 U JPH0660728 U JP H0660728U JP 580393 U JP580393 U JP 580393U JP 580393 U JP580393 U JP 580393U JP H0660728 U JPH0660728 U JP H0660728U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
vibration
rubber
hollow
brackets
Prior art date
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Pending
Application number
JP580393U
Other languages
English (en)
Inventor
浩 漆原
淳 畑山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0660728U publication Critical patent/JPH0660728U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エキゾーストパイプが熱膨張してブラケット
が上方移動した場合に中空防振ゴムの引張歪の発生を防
止し、防振ゴムの耐久性を向上さす。 【構成】 エキゾーストパイプ1とインシュレータ2の
外側に夫々ブラケット3,4を取付け、中空部12と該
中空部12内に互に対峙して形成された突出部14,1
4を有し且つ突出部14,14が近接、離反する方向へ
伸縮可能な中空防振ゴム11の伸縮方向両端部にプレー
ト6,6を加硫接着してマウンティング部材15を構成
し、該マウンティング部材15をブラケット3,4間に
プレート6,6がブラケット3,4と接触すると共に中
空防振ゴム11の突出部14,14が近接するよう圧縮
状態で配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エキゾーストパイプの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラック等車両の車体に用いる従来のエキゾーストパイプの支持構造の例を、 図5及び図6により説明すると、1はエキゾーストパイプ、2は該エキゾースト パイプ1が長手方向へ移動し得るように内嵌されたインシュレータで、エキゾー ストパイプ1をインシュレータ2の上端で固定させるため、エキゾーストパイプ 1及びインシュレータ2の外側に夫々ブラケット3,4が取付けられている。
【0003】 5は該ブラケット3,4との間に装着されたマウンティングラバーであり、該 マウンティングラバー5は防振ゴム9と該防振ゴム9の上下面に加硫接着された プレート6により構成されており、プレート6をボルト7、ナット8によりブラ ケット3,4に締結することにより、マウンティングラバー5はブラケット3, 4に取付けられている。
【0004】 而して、エキゾーストパイプ1は振動、衝撃を吸収するよう車体に固定された インシュレータ2にマウンティングラバー5を介して支持されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の技術で述べたエキゾーストパイプの支持構造では 、運転時の発熱に伴なってエキゾーストパイプが熱膨張し、その延びによってマ ウンティングラバーの防振ゴムに引張歪が発生し耐久性に影響を及ぼすことがあ る。
【0006】 本考案の目的は、上述の従来の問題点に鑑みてなしたものでマウンティングラ バーの改良によりエキゾーストパイプの熱膨張に伴なう不都合を解消したエキゾ ーストパイプの支持構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本手段のうち第1の手段はエキゾーストパイプの外側と該エキゾーストパイプ が長手方向へ移動し得るよう内嵌されたインシュレータの外側に、夫々ブラケッ トを取付け、中空部と該中空部内に互に対峙して形成された突出部を有し且つ突 出部が近接、離反する方向へ伸縮可能な中空防振ゴムの伸縮方向両端部にプレー トを加硫接着して構成したマウンティング部材を、前記両ブラケット間に前記プ レートがブラケットと接触すると共に中空防振ゴムの突出部が近接するよう圧縮 状態で配置したものであり、第2の手段はエキゾーストパイプの外側と該エキゾ ーストパイプが長手方向へ移動し得るよう内嵌されたインシュレータの外側に、 夫々ブラケットを取付け、両ブラケット間に防振ゴムを介在させると共にエキゾ ーストパイプに取付けたブラケットの前記防振ゴムが当接する面とは反対側の面 に別の防振ゴムを配置し、両防振ゴムをピンボルト及びナットにより圧縮状態で 前記ブラケットに固定したものである。
【0008】
【作用】
第1の手段で、エキゾーストパイプが熱膨張してエキゾーストパイプ側のブラ ケットが上方移動した場合には、中空防振ゴムの圧縮部で伸びを吸収するため、 中空防振ゴムに引張歪が発生するのを防止できる。
【0009】 第2の手段で、エキゾーストパイプが熱膨張してエキゾーストパイプ側のブラ ケットが上方移動した場合には、両ブラケット間に介在する防振ゴムは伸長し圧 縮歪は少なくなる。もうひとつの防振ゴムは更に圧縮するため防振ゴムに引張歪 が発生することはない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】 図1及び図2は本考案の一実施例、図3及び図4は本考案の他の実施例であり 、図1〜図4において上記図5及び図6に示す従来のものと同一構成部分につい ては同一符号が付してある。
【0012】 先ず図1及び図2に示す本考案の一実施例について説明する。
【0013】 11は中空防振ゴム、12は中空防振ゴム11の中空部、13,13は中空防 振ゴム11の圧縮部、14,14は中空部12内に互いに対峙して形成された略 台型状の突出部である。
【0014】 前記中空防振ゴム11をプレート6,6の間に挿入し加硫接着して一体的に取 付けられ図2に示すようにマウンティング部材15を構成する。
【0015】 而して、マウンティング部材15はブラケット3,4の間にプレート6,6が ブラケット3,4と接触すると共に中空防振ゴム11の突出部14,14が接触 するようボルト7,7、ナット8,8により圧縮状態で配置する。
【0016】 エキゾーストパイプ1はマウンティング部材15を介してインシュレータ2に 支持されているため、運転時のエキゾーストパイプ1の振動、衝撃はマウンティ ング部材15の中空防振ゴム11により吸収される。
【0017】 運転時にエキゾーストパイプ1が熱膨張して該エキゾーストパイプ1側のブラ ケット3が上方移動した場合には、中空防振ゴム11の圧縮部13,13で伸び を吸収するため、中空防振ゴム11に引張歪が発生しない。
【0018】 次に図3及び図4に示す本考案の他の実施例について説明する。
【0019】 防振ゴム9,9をエキゾーストパイプ1とインシュレータ2に取付けられたブ ラケット3,4間に介在させ、エキゾーストパイプ1に取付けたブラケット3の 防振ゴム9が当接する面とは反対側の面に別の防振ゴム9を配置して防振ゴム9 ,9をピンボルト7’、ワッシャ10、ナット8により圧縮状態で両ブラケット 3,4に固定する。
【0020】 エキゾーストパイプ1の重量は下の防振ゴム9を介してインシュレータ2に支 持され、運転時のエキゾーストパイプ1の振動、衝撃は上下の防振ゴム9によっ て吸収される。
【0021】 エキゾーストパイプ1が熱膨張してブラケット3が上方移動した場合には、下 方の防振ゴム9は伸張し圧縮歪は少なくなる。もうひとつの上方の防振ゴム9は 更に圧縮するため防振ゴム9,9に引張歪が発生することはない。
【0022】 更に、締め付け作業が1回で済むため従来のものに比べて簡単である。
【0023】 なお、本考案のエキゾーストパイプの支持構造は、上述の実施例のみに限定さ れるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得 ることは勿論である。
【0024】
【考案の効果】
上記したエキゾーストパイプの支持構造によれば、請求項1、2の何れにおい てもエキゾーストパイプが熱膨張しても、ゴム部材を圧縮歪で使用できるため引 張歪で使用するときよりも耐久性を向上できる。又請求項2によれば上記の効果 に加えて取付時にナットの締め付け作業が簡単であるという優れた効果を奏し得 る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のエキゾーストパイプの支持構造の一実
施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のエキゾーストパイプの支持構造に示す中
空防振ゴムが伸びた場合のマウンティング部材の縦断面
図である。
【図3】本考案のエキゾーストパイプの支持構造の他の
実施例を示す縦断面図である。
【図4】図3のIV方向矢視図である。
【図5】従来のエキゾーストパイプの支持構造を示す縦
断面図である。
【図6】図5のVI部拡大図である。
【符号の説明】
1 エキゾーストパイプ 2 インシュレータ 3 ブラケット 4 ブラケット 6 プレート 7 ボルト 7’ ピンボルト 8 ナット 9 防振ゴム 10 ワッシャ 11 中空防振ゴム 12 中空部 13 圧縮部 14 突出部 15 マウンティング部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エキゾーストパイプの外側と該エキゾー
    ストパイプが長手方向へ移動し得るよう内嵌されたイン
    シュレータの外側に、夫々ブラケットを取付け、中空部
    と該中空部内に互に対峙して形成された突出部を有し且
    つ突出部が近接、離反する方向へ伸縮可能な中空防振ゴ
    ムの伸縮方向両端部にプレートを加硫接着して構成した
    マウンティング部材を、前記両ブラケット間に前記プレ
    ートがブラケットと接触すると共に中空防振ゴムの突出
    部が近接するよう圧縮状態で配置したことを特徴とする
    エキゾーストパイプの支持構造。
  2. 【請求項2】 エキゾーストパイプの外側と該エキゾー
    ストパイプが長手方向へ移動し得るよう内嵌されたイン
    シュレータの外側に、夫々ブラケットを取付け、両ブラ
    ケット間に防振ゴムを介在させると共にエキゾーストパ
    イプに取付けたブラケットの前記防振ゴムが当接する面
    とは反対側の面に別の防振ゴムを配置し、両防振ゴムを
    ピンボルト及びナットにより圧縮状態で前記ブラケット
    に固定したことを特徴とするエキゾーストパイプの支持
    構造。
JP580393U 1993-01-27 1993-01-27 エキゾーストパイプの支持構造 Pending JPH0660728U (ja)

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JP580393U JPH0660728U (ja) 1993-01-27 1993-01-27 エキゾーストパイプの支持構造

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JPH0660728U true JPH0660728U (ja) 1994-08-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011049174A1 (ja) * 2009-10-21 2011-04-28 新日本製鐵株式会社 せん断キー構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011049174A1 (ja) * 2009-10-21 2011-04-28 新日本製鐵株式会社 せん断キー構造
JP5703210B2 (ja) * 2009-10-21 2015-04-15 新日鐵住金株式会社 せん断キー構造

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