JPH0659109A - 調光フィルムの製造方法 - Google Patents

調光フィルムの製造方法

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JPH0659109A
JPH0659109A JP4211872A JP21187292A JPH0659109A JP H0659109 A JPH0659109 A JP H0659109A JP 4211872 A JP4211872 A JP 4211872A JP 21187292 A JP21187292 A JP 21187292A JP H0659109 A JPH0659109 A JP H0659109A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄葉化しかつ形状の安定した均一な光散乱部
を持つ調光フィルムを量産し得る製造方法を得る。 【構成】 面積が連続的に変化するドット状又はストラ
イプ状の凹部11を有するロール凹版10を用いかつ少
なくともロール凹版10の前記凹部11に電離放射線硬
化型樹脂液12を充填すると共に、帯状の基材フィルム
2をロール凹版10に接する状態で走行させかつロール
凹版10を該基材フィルム2の走行速度と同じ周速度で
同期回転させ、基材フィルム2がロール凹版10に接触
している間に電離放射線を照射して、ロール凹版10と
基材フィルム2間に介在している電離放射線硬化型樹脂
液を硬化させて該樹脂と基材フィルムを密着せしめると
同時に、該樹脂を凹部形状に賦型せしめ、しかる後、基
材フィルムをロール凹版から剥離して基材フィルム上に
光散乱部3を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調光用フィルムの製造
方法に関し、特に、光学式ディスプレイや液晶ディスプ
レイのバックライト機構において、光の均一性を確保す
るために用いられる調光フィルムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の調光フィルムは、基材
フィルム上にスクリーン印刷、グラビア印刷等の印刷方
法を用いて微細凹凸を有する光散乱部を形成する方法
(例えば、特開平1−245220号公報等)、あるい
はアクリルのような透明板(導光板)に直接スクリー
ン印刷等により微細凹凸を形成してそこに光散乱部を形
成する方法等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の方法は
いずれにしろ印刷技術を用いていることから印刷インキ
は液状体で基材側に転移しそこで所定時間後に硬化する
こととなる。その場合、すべての有効印刷面においてあ
るいは各印刷シートにおいてインキの転移量を完全に均
一にすることは技術的に困難であり、また、硬化に要す
る時間中に転移したインキが多少の変形を起こしレベリ
ングが不均一になり、その為光散乱部の光散乱性が不均
一になりバラツキが出ることを完全に避けることは不可
能である。従って、従来の調光フィルムにおいてはその
光散乱部を均一な面積でかつ均一な厚みを持つものとす
ることは必ずしも容易でなく、十分に満足のいく調光精
度を持つ調光フィルムを得ることはできなかった。さら
に、の方法による場合にあっては、枚葉の形状での生
産は量産が困難であると共に薄型化できない不都合を有
していた。
【0004】本発明は、従来の調光フィルムの製造方法
が持つ上記のような不都合を解消した製造方法を提供す
ることを目的としており、本発明による製造方法を用い
ることにより、薄型化しかつ形状の安定した均一な光散
乱部を持つ調光フィルムを量産化することが可能とな
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決しかつ
目的を達成するために、本発明は、基材フィルム上に面
積が連続的に変化するドット状又はストライプ状の光散
乱部を有する調光フィルムの製造方法であって、面積が
連続的に変化するドット状又はストライプ状の凹部を有
するロール凹版を用いかつ少なくともロール凹版の前記
凹部に電離放射線硬化型樹脂液を充填すると共に、帯状
の基材フィルムをロール凹版に接する状態で走行させか
つロール凹版を該基材フィルムの走行速度と同じ周速度
で同期回転させ、基材フィルムがロール凹版に接触して
いる間に電離放射線を照射して、ロール凹版と基材フィ
ルム間に介在している電離放射線硬化型樹脂液を硬化さ
せて該樹脂と基材フィルムを密着せしめると同時に、該
樹脂を凹部形状に賦型せしめ、しかる後、基材フィルム
をロール凹版から剥離して基材フィルム上に光散乱部を
形成することを特徴とする、調光フィルムの製造方法を
開示する。
【0006】前記ロール凹部に形成される凹部の少なく
とも底面に微細な凹凸が形成されていること、あるいは
前記電離放射線硬化型樹脂液として光散乱性粒子を含ん
でいる電離放射線硬化型樹脂液を用いることは、本発明
の好ましい態様である。さらに、基材フィルムが透光性
であることも好ましい態様である。以下、本発明を添付
の図面を参照しつつより詳細に説明する。
【0007】まず、本発明の製造方法を実施するのに好
適な製造装置の一例を図1に基づき説明する。図におい
て、1は本発明により製造された調光フィルムであり、
2はその基材となるロール状の捲取から供給される帯状
の基材フィルムを示している。また、10はロール凹版
であり、該ロール凹版10の凹部11には必要に応じて
光散乱性粒子(光散乱剤)を混入した電離放射線硬化性
樹脂液12が後記するノズル塗工装置13により充填さ
れる。ロール凹版10には、調光フィルム1の基材とな
る基材フィルム2が凹部11に充填した樹脂12に接す
るように押圧ロール21を介して供給される。ロール凹
版10の凹部11の形状は調光フィルム2の表面に形成
される面積が連続的に変化するドット状又はストライプ
状の光散乱部の形状に対応した形状に形成しておく。
【0008】ノズル塗工装置13は、ロール凹版10の回
転方向に一定の開口幅を有しかつ回転方向と直行する方
向(幅方向)にロール凹版10の両端をカバーするよう
な幅方向長さを有するノズル13a、吐出量の変動や経
時変化を緩和するためにアキュムレータとしての機能を
果たすノズルの途中に空洞19、及びノズル13に対し
電離放射線硬化性樹脂12液を加圧下に送出するための
図示しない吐出装置を備えている。
【0009】この装置において、基材フィルム2がロー
ル凹版10に接している間に(具体的には、図1におい
て押圧ロール21と送りロール22との間に位置してい
る時期)に、電離放射線照射装置17により電離放射線
を照射してロール凹版10の内部にある電離放射線硬化
性樹脂液14を基材フィルム2に密着せしめる。すなわ
ち、電離放射線硬化性樹脂液12が基材フィルム2とロ
ール凹版10の凹部11の間に保持されている状態で該
樹脂液に電離放射線を照射して樹脂液を硬化させる。こ
の際の硬化度合いは少なくとも電離放射線硬化性樹脂液
12の流動性を失わせかつ基材フィルム2との密着性を
生じる程度であればよい。
【0010】照射装置17を通過した後、基材フィルム2
をロール凹版10から剥離する。これにより、既に硬化
した電離放射線硬化性樹脂12が基材フィルム2と一体
となって、凹部11から脱離され、それにより電離放射
線硬化性樹脂からなる面積が連続的に変化するドット状
又はストライプ状の光散乱部3を裏面に有する調光フィ
ルム1を得ることができる。
【0011】なお、図1において、16は乾燥装置を示
しており、溶剤稀釈タイプの電離放射線硬化性樹脂液を
素材として使用する場合に、溶剤の乾燥のために用いら
れる。また、18は第2の電離放射線照射装置を示して
おり必要に応じ使用することにより、一度硬化したロー
ル凹版10の凹部11より離脱した電離放射線硬化性樹
脂をさらに硬化させることができる。さらに、特に図示
しないが、電離放射線照射装置を凹版の内部側に設ける
こともでき、それ単独であるいは外部側の電離放射線照
射装置と共同で電離放射線の照射を行うようにしてもよ
い。
【0012】本発明において凹版10は、クロムメッキ
した銅、鉄等の金属、ガラス、石英等のセラミックス、
シリコーン樹脂等の合成樹脂等を用いて円筒体を作り、
その表面に電子彫刻、エッチング、電鋳等の手法により
所定の凹凸を形成したものを用いる。この装置を用いる
場合に、ロール凹版と押圧ロールとの間の間隙や圧力を
調節することにより、図1に示すようなドット状又はス
トライプ状の光散乱部3のみを透明な基材フィルム2上
に形成したもの以外に、基材フィルム2上の全面に任意
厚さの電離放射線硬化性樹脂層を持ちその層の表面にド
ット状又はストライプ状の光散乱部3を形成したものを
も容易に形成することができる。
【0013】その際に、図1に示すようなドット状又は
ストライプ状の光散乱部のみを基材フィルム2上に形成
したものを作製する場合には、凹部11に充填した樹脂
以外をロール凹版から除去するためにいわゆるドクター
プレート(図示せず)が設けられる。本発明に用いる基
材フィルムとしては、通常の光学式ディスプレイや液晶
ディスプレイのバックライト機構において用いられてい
るフィルムであって少なくとも電離放射線透過性のもの
を適宜用いることができるが、ポリエステル、ナイロ
ン、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリアクリルレ
ート、フッ素系樹脂、ポリプロピレン等の合成樹脂から
なるフィルムが好ましく、また、厚さも任意であるが、
10〜200μm程度のものが好ましい。
【0014】また、用いる電離放射線硬化性樹脂として
は、分子中に重合性不飽和結合又は、エポキシ基を有す
るプレポリマー、オリゴマー、及び/又は単量体を適宜
混合した組成物である電離放射線(紫外線及び電子線)
硬化性樹脂等をあげることができ、電離放射線硬化性樹
脂としては、特にアクリレート、例えばウレタンアクリ
ルレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリ
レート、シリコンアクリレート、シロキサン等の高架橋
密度の得られる多官能の単量体のみ、又は、それを主成
分とした配合物であることが好ましい。また、無溶剤あ
るいは無溶剤タイプのものは体積収縮、形状変形等が無
視できる程度に小さいものであることから特に推奨され
る。
【0015】必要に応じて添加される光散乱性粒子(光
散乱剤)としては、二酸化チタン、炭酸カルシウム、シ
リカ、硫酸バリウム等の無機物粒子、アクリル等の樹脂
ビーズ等の粒径1〜10μm 程度の粉末等公知のものを
使用できるが、光効率を低下させないために光吸収のす
くない白色系のものが特に望ましい。白色系のものとし
ては、さらに、亜鉛崋、三酸化二アンチモン等の無機顔
料等が有効である。また、光輝性顔料も有効であり、ア
ルミニウム粉、銅粉、真鍮粉等の金属粉や金属薄片さら
にはその金属蒸着合成樹脂フィルムの裁断片の金属光沢
を有する顔料等の金属粉顔料、真珠光沢顔料(パール顔
料)、さらにはポリエステル樹脂層とアクリル樹脂層の
ように屈折率の異なる2種以上の樹脂層を数μm以下程
度の厚みで多層積層して光の干渉による虹彩色を生じさ
せたフィルムを裁断した箔粉からなる顔料のような光干
渉性箔粉顔料等を有効に使用し得る。
【0016】通常この種の調光フィルムは照光を必要と
するエリアの全てに均一な量の光を供給することを主目
的に用いられるものであり、その目的を達成するため
に、調光フィルムの表面に形成される面積が連続的に変
化するドット状又はストライプ状の形状及び面積は、調
光フィルムの使用の態様、光源の位置、光源の光量等の
使用環境に応じて、適宜最適のものを選択する。
【0017】図2はその配置の一例を、調光フィルムの
下方に光源を配置し前方に液晶表示素子31を配置した
液晶表示ディスプレイの場合を例として示したものであ
り、螢光燈等の光源32が光反射板33内に設けられ、
光源32の前方に本発明のによる調光フィルム1Aが配
置される。このような形式の液晶表示ディスプレイの場
合には調光フィルム1Aの基材フィルム2Aは透光性の
フィルムが用いられ、光源からの光の一部は光散乱部3
Aに入り拡散光となり、一部は光散乱部3A、3Aの間
を透過して直接液晶表示素子31に達する。このような
場合には、図2bに示すように、光源に近い部分の光散
乱部の面積を大きくし、光源から遠ざかるに連れて面積
を縮小させることにより、光照射面すなわち液晶素子の
裏面の全体に対してほぼ均一な光を投射することが可能
となる。
【0018】図3は光源42を導光板41の側方に配置
した所謂エッジライト型背面光源を有する液晶表示ディ
スプレイの場合を例として示している。この場合には、
導光板41と反射板43との間に本発明による基材フィ
ルム2B、光散乱部3Bからなる調光フィルム1Bが配
置される。このような形式の液晶表示ディスプレイの場
合には、通常導光板41に入った光は直接上方の液晶素
子(図示せず)に向けて照射することはなく、反射板及
び調光フィルム1Bからの反射光がバックライト光とし
て作用する。従って、このような形式の場合には、図3
bに示すように、光源に近い箇所に位置する光散乱部3
Bの面積を小さくし、光源から遠ざかるに連れてその面
積を拡大させることにより、光照射面すなわち液晶素子
の裏面の全体に対してほぼ均一な光を投射することが可
能となる。
【0019】また、いずれの形式の場合においても、散
乱部の形状も任意であり、図2bに示すように径の異な
るドット(円形、楕円形等)状のものを複数個配置する
ようにしてもよく、図3bに示すように幅の異なるスト
ライプ状のものを複数個配置するようにしてもよい。ス
トライプ状の場合には、方形のものに限らず菱形形状の
もの、その逆の両端が幅広で中央部が幾分幅狭となった
形状のもの等であってもよい。
【0020】光散乱部は前記のように光散乱部を形成す
る樹脂材の中に光散乱材を混入して形成してもよく、ま
た、光散乱部の表面に艶消微細凹凸を形成してもよい。
さらに、光散乱材と艶消微細凹凸の双方を同時に用いる
ようにしてもよい。光散乱部の表面に艶消微細凹凸を形
成する場合には、前記したロール凹版10の表面に所定
の凹部を形成する際に同時にあるいはその後に、少なく
とも該凹部の底部部分に艶消微細凹凸を形成したロール
凹版を用いて調光フィルムを製造する。
【0021】艶消微細凹凸の形状としては、特に制限は
なく任意であるが、好ましくは、JIS の中心線平均粗さ
が約1〜100μm程度で、形状としては、砂目又は梨
地等のランダムな凹凸形状の形態であってもよく、ロー
ル凹版作成時に、サンドブラスト加工を行ったり、摺硝
子板表面から型取りしたエンボス板でエンボス加工して
形成することができる。この態様のものは光を等方拡散
させる機能に優れておりより広い面積に対して等しい光
を散光することが必要な光ディスプレイ装置に用いると
有効である。
【0022】ある特定の角度範囲内にのみ散乱光を集約
することが望まれるような光ディスプレイ装置に用いる
調光フィルムを製造する場合には、同様に凹凸深さ及び
周期が約1〜100μm程度の、レンティキュラーレン
ズ形状の形態(図4)、蠅の目レンズ形状の形態(図
5)(蠅の目レンズは半球体に限らず、半楕円体であっ
てもよい)、三角柱プリズム群の形態(図6)、さらに
は、三角錘を多数配置した形態のもの等であってよい。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。厚さ
50μmのプリカーボネートフィルムを基材フィルムと
して用い、前記した図1に示したと同様な装置により、
調光フィルムを作成した。ロール凹版としては鉄ロール
表面に銅メッキを設けたロール凹版にエッチング法にて
ドット状の版凹部を形成した。凹部底面にはサンドブラ
ストの手法により艶消し微細凹凸を多数形成した。ドッ
ト状凹部の深さは10μm、最大径は1.5mmとし、
基材フィルムの流れ方向に向けて凹部の径を順次減少さ
せ、最小径は0.5mmとした。
【0024】電離放射線硬化型樹脂液としては、不飽和
ポリエステル系紫外線硬化型樹脂液(3000cps/25
℃) を用いた。該樹脂液に対して30重量部の割合で、
二酸化チタン粉末を光散乱剤としてを混入した。電離放
射線放射装置としては、出力160Wの紫外線照射装置
を用い、基材フィルム及びロール凹版の周速度は20m/
min とした。
【0025】上記により作成した調光フィルムを液晶デ
ィスプレイのエッジライト方式バックライト板の反射板
と導光板の間にセットすることにより、光の均一性に優
れた面光源が得られた。
【0026】
【発明の効果】本発明による製造方法を用いることによ
り、薄葉化しかつ形状の安定した均一な光散乱部を持つ
調光フィルムを量産化することが可能となる。また、光
散乱パターンとして任意の形状、任意の表面凹凸のもの
が設計どおり忠実に再現でき、本発明による製造方法に
より製造される調光フィルムは、光学式ディスプレイや
液晶ディスプレイのバックライト機構において格段の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造方法を実施する有効な製造装置
の一実施例を示す説明図。
【図2】 光散乱部のパターンの一実施例を説明する
図。
【図3】 光散乱部のパターンの他の実施例を説明する
図。
【図4】 光散乱部の表面に形成される艶消し微細凹凸
の例を示す図。
【図5】 光散乱部の表面に形成される艶消し微細凹凸
の他の例を示す図。
【図6】 光散乱部の表面に形成される艶消し微細凹凸
のさらに他の例を示す図。
【符号の説明】
1、1A、1B…調光フィルム、2、2A、2B…基材
フィルム、3、3A、3B…光散乱部、10…ロール凹
版、11…凹部、12…電離放射線硬化型樹脂液、31
…液晶表示素子、32…光源、33…反射板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルム上に面積が連続的に変化す
    るドット状又はストライプ状の光散乱部を有する調光フ
    ィルムの製造方法であって、面積が連続的に変化するド
    ット状又はストライプ状の凹部を有するロール凹版を用
    いかつ少なくともロール凹版の前記凹部に電離放射線硬
    化型樹脂液を充填すると共に、帯状の基材フィルムをロ
    ール凹版に接する状態で走行させかつロール凹版を該基
    材フィルムの走行速度と同じ周速度で同期回転させ、基
    材フィルムがロール凹版に接触している間に電離放射線
    を照射して、ロール凹版と基材フィルム間に介在してい
    る電離放射線硬化型樹脂液を硬化させて該樹脂と基材フ
    ィルムを密着せしめると同時に、該樹脂を凹部形状に賦
    型せしめ、しかる後、基材フィルムをロール凹版から剥
    離して基材フィルム上に光散乱部を形成することを特徴
    とする、調光フィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ロール凹部に形成される凹部の少な
    くとも底面に微細な凹凸が形成されていることを特徴と
    する、請求項1記載の調光フィルムの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記電離放射線硬化型樹脂液として光散
    乱性粒子を含んでいる電離放射線硬化型樹脂液を用いる
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の調光フィルム
    の製造方法。
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