JP2931183B2 - 凹凸フィルムの製造装置 - Google Patents

凹凸フィルムの製造装置

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JP2931183B2
JP2931183B2 JP20291693A JP20291693A JP2931183B2 JP 2931183 B2 JP2931183 B2 JP 2931183B2 JP 20291693 A JP20291693 A JP 20291693A JP 20291693 A JP20291693 A JP 20291693A JP 2931183 B2 JP2931183 B2 JP 2931183B2
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intaglio
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禎之 山下
俊和 西尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凹凸フィルムの製造装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、化粧フィルムの装飾部材、或
いはレンチキュラーレンズ等の光学部品をはじめとする
産業資材等の用途に凹凸表面を有するフィルムが使用さ
れている。このようなフィルムを製造するにあたって、
ロール凹版と、該ロール凹版の表面にフィルム基材を密
着する押圧ロールと、上記ロール凹版に硬化性樹脂液を
供給する樹脂供給装置と、ロール凹版に塗工された硬化
性樹脂液を硬化せしめる硬化装置とからなる凹凸形成装
置を用いて、硬化性樹脂液をロール凹版の版面に塗工す
ると共に、塗工された硬化性樹脂液を介して基材フィル
ムをロール凹版に密着させながら、電離放射線等を硬化
装置から照射して硬化性樹脂液を硬化せしめて固化させ
た後、基材フィルムとそれに接着して賦形された硬化樹
脂とをロール凹版から離型して凹凸模様を形成するとい
うことが、通常用いられている印刷装置と比較してシャ
ープな形状の凹凸模様が再現性良く確実に形成すること
ができるので好まれている(特開昭57−87318
号、特開平4−314541号、米国特許第45768
50号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
ら用いられている上記の如き凹凸形成装置においては、
通常ロール凹版1基に対して、硬化装置が1基だけ設置
されているものであるため、ロール凹版の版面に電離放
射線等が照射される照射領域が狭い範囲となってしま
い、最大でも全版面の半分までにしかならない(但し、
図3(c)に示すように、硬化装置7をロール凹版3に
対して無限遠と見做せる位置に設置するか、或いは充分
に広い面積の平行光束の電離放射線R等を照射して、ロ
ール凹版3の円周上の弧ATBに対する中心角αが18
0°となるようにした場合)。
【0004】このような状況下で、ロール凹版に塗工さ
れた硬化性樹脂液を充分に硬化させようとすると、狭い
面積の照射領域に放射線照射の全エネルギーが集中する
結果、照度〔W/m2 〕が大きくなり、且つ短時間に全
放射線照射量密度〔J/m2〕が投入されるため、樹脂
が急速に硬化してしまい樹脂硬化に伴って生じる応力が
充分に緩和せず、形成された凹凸模様に歪みや亀裂が生
じたりする傾向が有る。また、線源から混入してくる熱
線や、樹脂中で電離放射線から一部熱に転換されるエネ
ルギーの発散が追いつかないために樹脂が必要以上の高
温に曝されて熱劣化を生じることもあり、良好な樹脂硬
化や、良好な凹凸模様の形成が困難となってしまう。
【0005】本発明は、上記の如き問題を解決するため
になされたものであって、フィルム基材にシャープで微
細な凹凸模様を容易に、且つ確実に形成することが可能
であって、しかもロール凹版に塗工された樹脂を効率良
く硬化させ、形成された凹凸模様に歪みや亀裂等が生じ
る虞がない凹凸フィルムの製造装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明凹凸フィルムの製
造装置は、ロール凹版と、該ロール凹版の表面にフィル
ム基材を密着する押圧ロールと、上記ロール凹版に硬化
性樹脂液を塗工する樹脂供給装置と、ロール凹版に塗工
された硬化性樹脂液を硬化させ固化せしめる硬化装置と
からなる塗工部を有する凹凸フィルムの製造装置におい
て、1基のロール凹版に対して放射線を照射する硬化装
置を2基設けて、硬化に必要な放射線の照射量を2段階
に分割して照射し、且つ該樹脂供給装置がTダイ型ノズ
ルからなり、該ノズルはロール凹版の回転方向と直交す
る方向に一定の幅でカーテン状に樹脂液を吐出し、しか
も該ロール凹版の上方から樹脂液を供給することを特徴
とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に基づき詳細に説明す
る。尚、図1は本発明凹凸フィルムの製造装置1の一例
を示す概略図であり、図2は本発明装置1の他の一例を
示す概略図である。
【0008】本発明凹凸フィルムの製造装置1は、図示
するようにフィルム基材19を供給する給紙捲取ロール
14、給紙側送りロール15、コンペンセータロール1
6、塗工部10、排紙側送りロール17、及び排紙捲取
ロール18から構成されている。上記塗工部10は、フ
ィルム基材19を押圧する押圧ロール2、凹部4が刻設
されたロール凹版3、硬化性樹脂6(この時点では未硬
化の液状である)をロール凹版3に塗工するための樹脂
供給装置5、ロール凹版4に塗工された液状の硬化性樹
脂6を硬化させて固体化せしめるための硬化装置7、及
び剥離ロール9からなる。
【0009】本発明装置1における塗工部10では、押
圧ロール2によってフィルム基材19が押圧されて、該
フィルム基材19が押圧ロール2と剥離ロール9との間
の位置で、樹脂供給装置5によって塗工された硬化性樹
脂液6を介してロール凹版3の版面に密着される。そし
て、ロール凹版3は電動機等で駆動される駆動装置(図
示せず)により、フィルム基材19の送り速度とロール
凹版3の周速度が同調するように回転駆動されており、
ロール凹版3と該ロール凹版3に密着されたフィルム基
材19との間でロール凹版の凹部4に充填された硬化性
樹脂6が、そのままの状態で硬化装置7によって硬化せ
しめて固体化してフィルム基材19に接着し、その後剥
離ロール9によってフィルム基材19がロール凹版3か
ら剥離され、該フィルム基材19上に凹凸模様20が形
成される。
【0010】尚、上記押圧ロール2はフィルム基材19
をロール凹版3の版面に押圧できればよいが、通常直径
50〜300mm位の大きさで、金属製の軸芯の周囲にシ
リコンゴム、天然ゴム等の材質を被覆したものを用いて
形成することができる。また、押圧ロール2及び剥離ロ
ール9は、フィルム基材19を送るために回動自在とな
っているが、これらはロール凹版3とつれ回るように構
成されていても良く、或いはロール凹版3と同じように
駆動装置により駆動する構成としても良い。特に、後述
する図4に示すような光学部品等のように、ロール凹版
3の凹部4によって形成される硬化性樹脂硬化物20の
最小膜厚Δtを精度良く一定値に保つためには、押圧ロ
ール2の加圧は、油圧シリンダー等を使って押圧力を一
定に制御するのではなく、押圧ロール2を所定の位置に
ネジ等で固定して、該押圧ロール2とロール凹版3との
間の塗工間隙を一定に制御することが好ましい。
【0011】本発明装置1において、ロール凹版3の版
面に塗工された液状の硬化性樹脂6を硬化せしめるため
の硬化装置7は、硬化性樹脂6の種類に応じて適宜選択
することができるが、電磁波又は荷電粒子線のうち硬化
性樹脂を架橋、重合し得るエネルギー量子を有する放射
線を照射する装置を挙げることができる。このような放
射線として工業的に利用できるものは赤外線、可視光
線、紫外線若しくは電子線等があり、その他マイクロ波
やX線等の電磁波も利用できる。そして、このような放
射線を照射する硬化装置7として具体的には、例えば樹
脂6に紫外線線硬化性樹脂を用いた場合には、超高圧水
銀等、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、ブラ
ックライトランプ、メタルハライドランプ等の紫外線源
が、電子線硬化性樹脂の場合には、コックロフトワルト
ン型、バンデグラフ型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器
型、或いは直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各
種電子線加速器等が挙げられる。また、熱硬化性樹脂を
用いた場合には、ニクロム線等の通電によるジュール熱
を用いた赤外線ヒーター、GaP系、GaAlAs系、
InGaAsP系等の発光ダイオード等の赤外線源や誘
電加熱装置等を挙げることができる。尚、図中8は線源
から発する放射線等を効率良くロール凹版3に照射する
ための反射鏡である。
【0012】本発明装置1は、上記の如き硬化装置7
が、1基のロール凹版に対して2基設けられており、且
つこれら2基の硬化装置の線源S、Sは、ロール凹
版の中心Oとを結んだ角∠SOSが70〜110゜
の角度範囲、好ましくは90゜の角度に設定されてい
る。更に、本発明装置1を用いて凹凸フィルムを形成す
るにあたって、2基の硬化装置を用いた場合に於るロー
ル凹版3の円周上の照射領域内での照射線照度〔W/m
均一性をより高く保つ様にすることを望む場合に
は、図3(a)に示すように一方の硬化装置7による照
射領域Aと、他方の硬化装置7による照射領
域Aとを一部重複させると良い(領域D)。
また、例えば線源Sを有する硬化装置7からの最初の
照射によって硬化性樹脂を硬化せしめた際の樹脂硬化に
伴う内部応力を一旦緩和させたり、或いは樹脂の硬化反
応による発熱を一旦冷却させた後、線源Sを有する別
の硬化装置7からの残りの照射を行う場合等、2基の硬
化装置による照射領域の間に非照射領域を設けた方が良
い場合には、それぞれの硬化装置による照射領域が重な
らないようにすることができる。
【0013】更に、照射した放射線の線量を無駄なく有
効に利用するためには、硬化装置7から最大発散角θで
照射される放射線R1 、R2 が、図3(a)に示すよう
にロール凹版3の円周の接線となるようにするか、或い
は硬化装置7を更にロール凹版3に接近させれば良い。
但し、硬化装置7をロール凹版3に接近させすぎると放
射線の照射量が大きくなり過ぎて、樹脂の急速硬化によ
る凹凸模様の歪みや亀裂が生じたり、不可避的に硬化装
置7から混入してくる熱線や樹脂中での放射線から熱エ
ネルギーへの転換による発熱により樹脂が必要以上に高
温化し、熱劣化等の問題が生じるため、適度な距離に保
つことが必要である。
【0014】本発明では、ロール凹版1基に対して2基
の硬化装置を、ロール凹版の中心Oと各硬化装置の線源
、Sとを結んだ角∠SOSが70〜110
゜、好ましくは90゜となるように設けたことが重要で
あって、このため、従来装置のように硬化装置を1基だ
け設けた場合に比べ2倍の広い領域を照射領域とするこ
とができ、最大でロール凹版3の全版面の250/36
0〜290/360を占める領域A(ロ
ール凹版3の円周上の弧Aに対する中心
角が250〜290゜となるの領域)に対して放射線を
照射することができる(但し、硬化装置7をロール凹版
3に対して無限遠と見做せる位置に設置するか、或いは
充分に広い面積の平行光束の放射線を照射した場合)。
例えば、ロール凹版の中心Oと硬化装置の線源S、S
とを結んだ角∠SOSが90゜となり、且つ各硬
化装置7、7から60゜の最大発散角θで照射される放
射線R、Rがロール凹版3の円周の接線となるよう
にし、更に線源S、Sからの照射領域が重複する領
域Dにおけるロール凹版3の円周上の弧Aに対す
る中心が30゜となるように2基の硬化装置を設ける
と、ロール凹版3の全版面の210/360を占める領
域A(ロール凹版3の円周上の弧A
に対する中心角が210゜となるの領域)に
対して放射線を照射することができるが、これに対して
図3(b)に示すように、1基の硬化装置7から60゜
の最大発散角θで照射される放射線Rがロール凹版3の
円周の接線となるようにした場合には、ロール凹版3の
全版面の120/360を占める領域ATB(ロール凹
版3の円周上の弧ATBに対する中心角αが120゜と
なる領域)にしか放射線が照射されず、その領域ATB
における照射線照度〔W/m〕は不均一なものとなっ
てしまう。
【0015】勿論、それぞれ線源S1 、S2 、S3 、・
・・、SN-1 、SN を有するN(≧3)基の硬化装置
を、隣合う二つの線源とロール凹版の中心を結んでなる
角∠S1 OS2 、∠S2 OS3 、・・・、∠SN-1 OS
N が〔360/(N−1)〕°未満となるようにロール
凹版の円周に沿って配置することもでき、この場合には
ロール凹版3の全版面の290/360よりも広い領域
に放射線を照射することが可能となる。しかしながら、
通常ロール凹版3への樹脂の塗工や、樹脂と凹部4内の
空気との置換、凹部4への樹脂の充填(更に、樹脂が溶
剤希釈されている場合には溶剤の乾燥)のために、ま
た、ロール凹版3に塗工される以前の樹脂に放射線が照
射されないようにするために、全版面の110/360
〜70/360程度を非照射領域(塗工領域)とする必
要がある。また、現在実用化されている硬化装置におけ
る、通常の硬化性樹脂の硬化速度と、該樹脂の硬化に必
要な照射量、線源の照射出力等から、硬化装置は2基あ
れば充分であり、更に照射線量は、ロール凹版の回転速
度でもある程度調整することができる。よって、本発明
のように硬化装置を2基用い、∠S1 OS2 を70〜1
10°とするのが適当であり、特にこのような角度範囲
のなかでも90°とするのが最適である。
【0016】従って、本発明によれば必要最低限の2基
の硬化装置を用いて、実用上必要とされるロール凹版3
の全版面のうち最大250/360〜270/360を
占める広い照射領域が得られる。しかも、フィルム基材
19の送り速度(即ち、加工速度)を遅くすることもな
く、硬化性樹脂の硬化に必要な放射線照射量密度〔J/
2 〕を充分長い時間にわたって照射することができる
ため、樹脂の急速硬化にともなう凹凸模様の歪み、亀
裂、或いは熱劣化を抑えることができ、良好な樹脂硬化
や、良好な凹凸模様の形成が行える。また、各線源
1 、S2 の発散角θ及び/又は線源とロール凹版3と
の距離の調節によって、照射領域の全体を通じて略均一
な照射をすることができ、或いは放射線の照射を2段階
に分けて1段階目と2段階目との間に非照射領域を設け
ることもでき、必要に応じて適宜選択することが可能で
ある。更に、ロール凹版3の全版面の110/360〜
70/360の領域(中心角110〜70°の領域)に
は、放射線が直接照射されない領域が存在するため、供
給樹脂がロール凹版に供給される以前に硬化してしまう
という不都合が生じる虞もない。
【0017】一方、前述した本発明装置1におけるロー
ル凹版3は、電子彫刻、エッチング、ミル押し、電鋳等
の方法で所定の凹部4を設けたものであれば良い。この
ロール凹版3の材質はクロムを表面にメッキした銅、鉄
等の金属、硝子、石英等のセラミックス、アクリル、シ
リコン樹脂等の合成樹脂等が用いられる。また、硬化性
樹脂6を硬化せしめる際の樹脂6及びフィルム基材19
の熱損傷防止のため、或いは樹脂6の粘度調整のために
ロール凹版3を中空または2重壁とし、その内部に冷水
や冷気等の冷却媒体、或いは温水や熱気等の加熱媒体を
供給することによりロール凹版3の版面を温度調節する
ことができる。尚、ロール凹版3の大きさは特に限定さ
れないが、通常直径150〜1000mm、横幅300〜
2000mm程度に形成され、機器の操作性、凹部4の加
工適性等から適宜決定することができる。
【0018】また、ロール凹版3に刻設される凹部4の
大きさ、形状、パターン等は特に限定されないが、該凹
部4の形状は硬化した樹脂が脱型可能なように、中広が
りな形状は避ける必要がある。そして、凹部4の大きさ
は通常0.1〜5000μm程度に形成され、10〜3
00μm程度が好ましい。また、凹部4の深さは0.1
〜1000μm程度が好ましい。更に、凹部4のパター
ンは例えば各種木目板、石板、布帛、皮革等の天然物の
凹凸形状を型取りしたもの、文字記号、万線、各種の抽
象模様、幾何学図形、ホログラムの干渉縞、光学素子形
状、各種艶消し表面、鏡面光沢等が用いられる。
【0019】上記万線としては、例えば平行な直線や曲
線を形成する凹凸乃至溝の群とそれを囲む閉じた境界線
とを共有して隣合うパターンの平行な直線又は直線群の
方向が異なるものが挙げられる。また、光学素子形状と
しては、形成される凹凸20が図4(A)に示すような
三角柱プリズムを柱状単位レンズ20aとして、その稜
線が互いに平行になるように多数隣設して並べた線形配
列(リニアアレイ)、図4(B)に示すような凸レンズ
型の楕円(又は、円)柱レンチキュラーレンズ、図4
(C)に示すような凹レンズ型楕円(又は、円)柱レン
チキュラーレンズ、図4(D)に示すようなその他の柱
状単位レンズ20aを、その稜線方向が互いに平行にな
るように多数隣設して配列させた線形レンズ群、或いは
図4(E)に示すような四角錐の二次元配列、図4
(F)に示すような半球(又は、楕円体)レンズの二次
元配列、その他角錐、角錐台等の突起状単位レンズ20
aを二次元的に隣設して配列させたレンズ群(蠅の目レ
ンズ)等の如き形状となるようなものが挙げられ、これ
らのものは、投影型テレビジョンの映写スクリーン、液
晶表示装置(LCD)の背面光源の光拡散(又は、集
光)用フィルムレンズ、再帰反射シート、立体写真等に
用いられる。
【0020】更に、本発明装置1の樹脂供給装置5は、
少なくともロール凹版3の凹部4の内部に硬化型樹脂6
を充填することができる位置(フィルム基材19がロー
ル凹版3に接しておらず、且つフィルム基材19がロー
ル凹版3に密着する前の位置)に設置されている。
【0021】樹脂供給装置5はロール凹版の上方に設置
しても、或いは下方に設置しても良いが、樹脂供給装置
5をロール凹版3に対して上方に設置し上から樹脂6を
供給する場合には、図1に示すように樹脂供給装置5と
してTダイ型ノズルを用いた吐出装置等を採用し、逆に
樹脂供給装置5をロール凹版3に対して下方に設置し下
から樹脂6を供給する場合には、図2に示すように樹脂
供給装置5としてアプリケータロール11を用いたロー
ルコート装置等を採用するのが好ましい。尚、Tダイ型
ノズルは、ロール凹版3の回転方向と直交する方向(幅
方向)に一定の幅でカーテン状に樹脂を吐出するもので
あって、このようなTダイ型ノズルを用いた吐出装置等
を樹脂供給装置5に採用した場合、供給される樹脂の流
量、圧力等の変動を緩和するために、途中に空室13を
設けておくのが好ましい。また、アプリケータロール1
1を用いたロールコート装置等を採用した場合には、ア
プリケータロール11による樹脂の供給量を正確にする
ために、計量ロール12をアプリケータロール11に対
して一定の間隙をもって対向せしめ、アプリケータロー
ル11と計量ロール12との間の剪断により、アプリケ
ータロール11上に一定量の樹脂が残るようにしておく
のが好ましい。また、上記いずれの種類の供給装置を採
用した場合であっても、ロール凹版3の凹部4のみに樹
脂を充填させる場合は、特に図示しないがドクターブレ
ード等で凸部に残留している樹脂を除去することができ
る。
【0022】このように、ロール凹版3の下から硬化性
樹脂6を供給する場合にアプリケータロール11を用い
ると、供給された樹脂が該アプリケータロール11によ
って剪断と圧力とを加えられながら重力に抗して凹部4
に押し込まれて凹部4の底まで上昇し、凹部4内に停滞
する空気を強制的に排除することができるので、凹部4
に空気が残留せずに凹部4内の空気と樹脂とが完全に置
換され樹脂が凹部4の形状に従って忠実に充填されると
いう利点がある。一方、ロール凹版3の上から硬化性樹
脂6を供給する場合にTダイ型ノズルを用いると、樹脂
と空気との比重差のために凹部4内の空気は供給された
樹脂中を自然に上昇して大気中に逃げていき、空気と樹
脂との置換が良好に行われ供給された樹脂が凹部4内に
完全に充填されるという利点がある。また、この場合ノ
ズルからの適度な吐出圧力と樹脂の自重のみによって供
給された樹脂は凹部4に浸透され、供給された樹脂の上
方はローラー等で塞がれていないので、樹脂と置換され
て上昇してきた凹部4内の空気を大気中に自由に逃がす
ことができる。このような点からも、ロール凹版3の上
から樹脂を供給する際には、アプリケータロール11等
を用いるのではなくTダイ型ノズルを用いた方が良い。
【0023】上記したように、ロール凹版3に対する上
下の位置関係によって樹脂供給装置5の種類を使い分け
ると、上下どちらの位置に樹脂供給装置5を設置して
も、ロール凹版3の凹部4内の空気と完全に硬化性樹脂
6を置換させて該樹脂6を凹部4に充填することができ
るので、形成された凹凸模様に気泡が混入されることが
なく、且つ凹部形状の忠実な再現が可能になるため好ま
しい。
【0024】更に、本発明装置1には、特に図示しない
が樹脂供給装置5によって樹脂6がロール凹版3に塗工
された後、樹脂6の溶剤を揮発させることができる位置
に温風ヒーターや赤外線ヒーター等の溶剤乾燥装置を設
けることもできる。該乾燥装置を設けることにより、溶
剤型の樹脂を用いることができるために、使用する樹脂
の選択の幅が広がり塗工性の調節も容易になる。尚、無
溶剤型の硬化性樹脂を用いる場合には、乾燥装置は不要
である。
【0025】また、本発明装置1で使用されるフィルム
基材19としては、ポリエチレンテレフタレート等のポ
リエステル、ナイロン等のポリアミド、ポリメタクリル
酸メチル等のアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリカー
ボネート、ポリスチレン、ポリアクリレート、フッ素系
樹脂、ポリプロピレン、三酢酸セルロース、セロファン
等からなるプラスチックフィルム、或いは銅、鉄、アル
ミニウム等の金属箔が挙げられ、これらを単独で使用し
ても又は適宜積層させた基材として使用しても良い。更
に、フィルム基材18は用途に応じて、例えば印刷層等
の他の層を積層して構成したものもであっても良い。こ
の場合、放射線の樹脂6への到達を阻害しないように印
刷層の材料を選定する必要がある。尚、基材19の厚さ
は用途に応じて適宜選択することができるが、一般に1
0〜200μm、好ましくは25〜50μmである。
【0026】また、硬化性樹脂6としては、公知の電離
放射線硬化性樹脂や、熱硬化性樹脂を用いることができ
る。電離放射線硬化性樹脂としては、紫外線或いは電子
線硬化性樹脂等が使用でき、例えばウレタンアクリレー
ト、エポキシアクリレート、シリコンアクリレート等の
アクリレート、シロキサン、不飽和ポリエステル等の分
子中にアクリロイル基、メタアクリロイル基等の重合性
不飽和結合を有する多官能単量体を主成分とする単量体
またはプレポリマーの高架橋密度型の樹脂を用いるのが
好ましい。このような硬化性樹脂を硬化させるために紫
外線を照射する場合には、光重合開始剤としてアセトフ
ェノン類、ベンゾフェノン類、ミヒラーベンゾイルベン
ゾエート、α−アミノキシムエステル、テトラメチルチ
ウラムモノサルファイド、チオキサントン類や、光重合
促進剤(増感剤)としてn−ブチルアミン、トリエチル
アミン、トリ−n−ブチルホスフィン等を混合して用い
ることができる。熱硬化性樹脂としてはフェノール樹
脂、尿素樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラミン樹
脂、グアナミン樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ポリ
ウレタン系樹脂、エポキシ樹脂、アミノアルキッド樹
脂、メラミン−尿素共縮合樹脂、珪素樹脂、ポリシロキ
サン樹脂等を使用することができる。
【0027】次に、本発明装置1を用いて凹凸フィルム
を製造する方法を説明する。
【0028】本発明装置1を用いて、その表面に凹凸が
形成された凹凸フィルムを製造するには、先ず、塗工部
10のロール凹版3の版面に、少なくとも凹部4に硬化
性樹脂液6が充填されるように樹脂供給装置5を用いて
塗工すると共に、給紙捲取ロール14から供給されたフ
ィルム基材19を、塗工された樹脂6を介してロール凹
版3aに押圧ロール2aによって密着させる。このと
き、樹脂の流動性をある程度制御するために溶剤型の樹
脂を使用した場合には、乾燥装置により溶剤を揮発除去
する。
【0029】次いで、フィルム基材19がロール凹版3
に接している間(具体的には、押圧ロール2と剥離ロー
ル9との間に位置している時期)に、硬化装置7、7か
ら放射線を照射して硬化性樹脂6を硬化、固体化せしめ
た後、基材フィルム19とそれに接着して賦形された硬
化樹脂とをロール凹版3から剥離してフィルム基材上に
凹凸模様20を形成すれば良い。これによって、ロール
凹版3に刻設された凹部4の形状が忠実に再現された凹
凸を有する凹凸フィルムが得られる。尚、本発明装置1
によって製造された凹凸フィルムは、建物の内装材、家
具、弱電製品のキャビネット等の表面化フィルム、包
材、賦型フィルム、或いはレンチキュラーレンズ等の光
学部品をはじめとする産業資材等の幅広い用途に用いる
ことができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明装置は1基
のロール凹版に対して2基の硬化装置を設けて、硬化に
必要な放射線の照射量を2段階に分割して照射すること
によって、フィルム基材の走行速度を遅くすることな
く、硬化性実用上必要とされる範囲で充分に広い放射線
の照射領域が得られる。しかも、樹脂液の硬化に必要な
放射線照射量密度を長時間にわたって照射することがで
きるため、樹脂の急速硬化にともなう凹凸模様の歪み、
亀裂、或いは熱劣化を抑えることができ、良好な樹脂硬
化や、良好な凹凸模様の形成が行える。更に、該樹脂供
給装置がTダイ型ノズルからなり、該ノズルはロール凹
版の回転方向と直交する方向に一定の幅でカーテン状に
樹脂液を吐出し、しかも該ロール凹版の上方から樹脂液
を供給することによって、ロール凹板の凹部内の空気と
樹脂液の置換が容易となるので、凹部内に空気が残留す
ることによる凹凸模様不良を生じることもない。
【0031】また、線源の発散角及び/又は線源とロー
ル凹版との距離の調節によって、照射領域の全体を通じ
て略均一な照射をすることができ、或いは放射線の照射
を2段階に分けて1段階目と2段階目との間に非照射領
域を設けることもでき、必要に応じて適宜選択すること
が可能である。更に、少なくともロール凹版3の全版面
の110/360〜70/360を占める領域には放射
線が直接照射されないため、樹脂がロール凹版に供給さ
れる以前に硬化してしまうという不都合が生じる虞がな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の凹凸フィルムの製造装置の一例を示す
概略図である。
【図2】本発明の凹凸フィルムの製造装置の他の一例を
示す概略図である。
【図3】ロール凹版に対する硬化装置の位置関係と、放
射線の照射領域を説明する説明図である。
【図4】本発明の凹凸フィルムの製造装置のロール凹版
に刻設される凹部のパターンの一例を説明する説明図で
ある。
【符号の説明】
1 凹凸フィルムの製造装置 2 押圧ロール 3 ロール凹版 5 樹脂供給装置 6 硬化性樹脂液 7 硬化装置 10 塗工部 19 フィルム基材 S1 線源 S2 線源 O ロール凹版の中心 ∠S1 OS2 ロール凹版の中心と線源とを結んだ角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−191073(JP,A) 特開 平4−200777(JP,A) 特開 平1−152044(JP,A) 特開 昭60−73835(JP,A) 特開 平5−169015(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05C 1/00 - 3/20 B05D 1/00 - 7/26 B29C 59/00 - 59/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール凹版と、該ロール凹版の表面にフィ
    ルム基材を密着する押圧ロールと、上記ロール凹版に硬
    化性樹脂液を塗工する樹脂供給装置と、ロール凹版に塗
    工された硬化性樹脂液を硬化させ固化せしめる硬化装置
    とからなる塗工部を有する凹凸フィルムの製造装置にお
    いて、1基のロール凹版に対して放射線を照射する硬化
    装置を2基設けて、硬化に必要な放射線の照射量を2段
    階に分割して照射し、且つ該樹脂供給装置がTダイ型ノ
    ズルからなり、該ノズルはロール凹版の回転方向と直交
    する方向に一定の幅でカーテン状に樹脂液を吐出し、し
    かも該ロール凹版の上方から樹脂液を供給することを特
    徴とする凹凸フィルムの製造装置。
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