JPH0658564A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH0658564A JPH0658564A JP4211555A JP21155592A JPH0658564A JP H0658564 A JPH0658564 A JP H0658564A JP 4211555 A JP4211555 A JP 4211555A JP 21155592 A JP21155592 A JP 21155592A JP H0658564 A JPH0658564 A JP H0658564A
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- Japan
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- spiral casing
- fan
- air conditioner
- heat exchanger
- discharge
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファンの渦巻ケーシングの吐出部の構造に工
夫を凝らすことにより、ファン吐出側での風速分布を均
一化させる。 【構成】 渦巻ケーシング７と該渦巻ケーシング７内に
配設した多翼ロータ８とからなるファン５と、該ファン
５の吐出側に傾斜状態で対向する熱交換器６とを備え、
本体ケーシング１下面におけるファン５の下方に空気吸
込口２を形成してなる空気調和機において、前記渦巻ケ
ーシング７の外側吐出端１０を、前記熱交換器６の上下
端部のうち吹出方向に向かって遠い方に配置し且つ吹出
方向に延設して渦巻ケーシング７の吐出口１２と前記熱
交換器６の前面との間隔を全周において略等しくなすと
ともに、前記渦巻ケーシング７の吐出部に、徐々に流路
が拡大する流路拡大部１３を形成するようにしている。
夫を凝らすことにより、ファン吐出側での風速分布を均
一化させる。 【構成】 渦巻ケーシング７と該渦巻ケーシング７内に
配設した多翼ロータ８とからなるファン５と、該ファン
５の吐出側に傾斜状態で対向する熱交換器６とを備え、
本体ケーシング１下面におけるファン５の下方に空気吸
込口２を形成してなる空気調和機において、前記渦巻ケ
ーシング７の外側吐出端１０を、前記熱交換器６の上下
端部のうち吹出方向に向かって遠い方に配置し且つ吹出
方向に延設して渦巻ケーシング７の吐出口１２と前記熱
交換器６の前面との間隔を全周において略等しくなすと
ともに、前記渦巻ケーシング７の吐出部に、徐々に流路
が拡大する流路拡大部１３を形成するようにしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願発明は、空気調和機に関し、
さらに詳しくは天井等の高所に設置される空気調和機に
関するものである。
さらに詳しくは天井等の高所に設置される空気調和機に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】天井等の高所に設置される空気調和機
(例えば、天井吊下式空気調和機等)において、本体ケー
シングのコンパクト化を図りつつ、吹出空気流の吹出範
囲を広く確保するために、渦巻ケーシング内に多翼ロー
タを配設してなるファンを複数個連結した状態で使用
し、前記ファンの吐出側に、横長の熱交換器を配設した
形態が多用されている(例えば、特開昭６２ー２７２０
３４号公報参照)。
(例えば、天井吊下式空気調和機等)において、本体ケー
シングのコンパクト化を図りつつ、吹出空気流の吹出範
囲を広く確保するために、渦巻ケーシング内に多翼ロー
タを配設してなるファンを複数個連結した状態で使用
し、前記ファンの吐出側に、横長の熱交換器を配設した
形態が多用されている(例えば、特開昭６２ー２７２０
３４号公報参照)。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構成の空気調和機の場合、ファンの吹出側に配置され
る熱交換器を傾斜状態で使用することにより本体ケーシ
ングの薄形化を図る試みがなされている。
な構成の空気調和機の場合、ファンの吹出側に配置され
る熱交換器を傾斜状態で使用することにより本体ケーシ
ングの薄形化を図る試みがなされている。
【０００４】例えば、図１０に示すように、本体ケーシ
ング１′内に遠心ファン５′(例えば、渦巻ケーシング
７′と多翼ロータ８′とからなる遠心ファン)と熱交換
器６′とを配設するに当たって、熱交換器６′を遠心フ
ァン５′の吹出側において傾斜状態で配置することによ
り、本体ケーシング１′の薄形化を図るようにしたもの
があるが、この場合、遠心ファン５′における渦巻ケー
シング７′の吐出口１２′は、従来から多用されている
形状、即ち鉛直面上に開口する形状とされているため、
ファン吐出口１２′の各部と熱交換器６′の前面との間
の間隔が異なることとなるとともに、ファン吐出口１
２′における空気流の流速分布Ｖiも劣化することとな
る。
ング１′内に遠心ファン５′(例えば、渦巻ケーシング
７′と多翼ロータ８′とからなる遠心ファン)と熱交換
器６′とを配設するに当たって、熱交換器６′を遠心フ
ァン５′の吹出側において傾斜状態で配置することによ
り、本体ケーシング１′の薄形化を図るようにしたもの
があるが、この場合、遠心ファン５′における渦巻ケー
シング７′の吐出口１２′は、従来から多用されている
形状、即ち鉛直面上に開口する形状とされているため、
ファン吐出口１２′の各部と熱交換器６′の前面との間
の間隔が異なることとなるとともに、ファン吐出口１
２′における空気流の流速分布Ｖiも劣化することとな
る。
【０００５】従って、ファン性能が不十分となるばかり
でなく、熱交換器前面における風速分布が大きく劣化す
ることとなり、運転音が高くなり且つファン動力の増大
を余儀なくされるとともに、熱交換器における熱交換能
力の低下も避けられないという不具合が生ずるおそれが
ある。
でなく、熱交換器前面における風速分布が大きく劣化す
ることとなり、運転音が高くなり且つファン動力の増大
を余儀なくされるとともに、熱交換器における熱交換能
力の低下も避けられないという不具合が生ずるおそれが
ある。
【０００６】このような不具合は、空気調和機の静音
化、省動力化を図る上で解決を希求される課題とされて
いる。
化、省動力化を図る上で解決を希求される課題とされて
いる。
【０００７】本願発明は、上記不具合を解消することを
課題としてなされたもので、ファンの渦巻ケーシングの
吐出部の構造に工夫を凝らすことにより、ファン吐出側
での風速分布を均一化させることを目的とするものであ
る。
課題としてなされたもので、ファンの渦巻ケーシングの
吐出部の構造に工夫を凝らすことにより、ファン吐出側
での風速分布を均一化させることを目的とするものであ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明では、上
記課題を解決するための手段として、図面に示すよう
に、渦巻ケーシング７と該渦巻ケーシング７内に配設し
た多翼ロータ８とからなるファン５と、該ファン５の吐
出側に傾斜状態で対向する熱交換器６とを備え、本体ケ
ーシング１下面におけるファン５の下方に空気吸込口２
を形成してなる空気調和機において、前記渦巻ケーシン
グ７の外側吐出端１０を、前記熱交換器６の上下端部の
うち吹出方向に向かって遠い方に配置し且つ吹出方向に
延設して渦巻ケーシング７の吐出口１２と前記熱交換器
６の前面との間隔を全周において略等しくなすととも
に、前記渦巻ケーシング７の吐出部に、徐々に流路が拡
大する流路拡大部１３を形成するようにしている。
記課題を解決するための手段として、図面に示すよう
に、渦巻ケーシング７と該渦巻ケーシング７内に配設し
た多翼ロータ８とからなるファン５と、該ファン５の吐
出側に傾斜状態で対向する熱交換器６とを備え、本体ケ
ーシング１下面におけるファン５の下方に空気吸込口２
を形成してなる空気調和機において、前記渦巻ケーシン
グ７の外側吐出端１０を、前記熱交換器６の上下端部の
うち吹出方向に向かって遠い方に配置し且つ吹出方向に
延設して渦巻ケーシング７の吐出口１２と前記熱交換器
６の前面との間隔を全周において略等しくなすととも
に、前記渦巻ケーシング７の吐出部に、徐々に流路が拡
大する流路拡大部１３を形成するようにしている。
【０００９】請求項２の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、前記請求項１記
載の空気調和機において、前記流路拡大部１３を構成す
る渦巻ケーシング７の内側吐出端１１を、前記多翼ロー
タ８の回転方向に傾斜せしめるようにしている。
ための手段として、図面に示すように、前記請求項１記
載の空気調和機において、前記流路拡大部１３を構成す
る渦巻ケーシング７の内側吐出端１１を、前記多翼ロー
タ８の回転方向に傾斜せしめるようにしている。
【００１０】請求項３の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、前記請求項２記
載の空気調和機において、前記流路拡大部１３を構成す
る渦巻ケーシング７の左右吐出端１６,１７を、前記多
翼ロータ８の軸方向に傾斜せしめるようにしている。
ための手段として、図面に示すように、前記請求項２記
載の空気調和機において、前記流路拡大部１３を構成す
る渦巻ケーシング７の左右吐出端１６,１７を、前記多
翼ロータ８の軸方向に傾斜せしめるようにしている。
【００１１】請求項４の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、前記請求項１、
２あるいは３記載の空気調和機において、前記渦巻ケー
シング７における外側吐出端延設部１０aに、内向き方
向から外向き方向に変曲する変曲部１０a1を形成するよ
うにしている。
ための手段として、図面に示すように、前記請求項１、
２あるいは３記載の空気調和機において、前記渦巻ケー
シング７における外側吐出端延設部１０aに、内向き方
向から外向き方向に変曲する変曲部１０a1を形成するよ
うにしている。
【００１２】請求項５の発明では、上記課題を解決する
ための手段として、図面に示すように、前記請求項４記
載の空気調和機において、前記熱交換器６の傾斜方向を
ファン５側とするとともに、前記変曲部１０a1に対応す
る本体ケーシング１下面に補助空気吸込口１８を形成す
るようにしている。
ための手段として、図面に示すように、前記請求項４記
載の空気調和機において、前記熱交換器６の傾斜方向を
ファン５側とするとともに、前記変曲部１０a1に対応す
る本体ケーシング１下面に補助空気吸込口１８を形成す
るようにしている。
【００１３】
【作用】請求項１の発明では、上記手段によって次のよ
うな作用が得られる。
うな作用が得られる。
【００１４】即ち、渦巻ケーシング７の吐出口１２と熱
交換器６前面との間隔が全周において略等しくされてい
ることと、渦巻ケーシング７における外側吐出端延設部
１０aによるコアンダ効果と、流路拡大部１３における
ディフューザ効果とによって、ファン吐出口１２におけ
る空気流Ｗの流速分布Ｖiが均一化され、その結果とし
て熱交換器６の前面における空気流の流速分布が均一化
されることとなる。
交換器６前面との間隔が全周において略等しくされてい
ることと、渦巻ケーシング７における外側吐出端延設部
１０aによるコアンダ効果と、流路拡大部１３における
ディフューザ効果とによって、ファン吐出口１２におけ
る空気流Ｗの流速分布Ｖiが均一化され、その結果とし
て熱交換器６の前面における空気流の流速分布が均一化
されることとなる。
【００１５】請求項２の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
のような作用が得られる。
【００１６】即ち、渦巻ケーシング７の吐出口１２にお
ける吐出空気流Ｗが上下方向に拡大されることとなる。
ける吐出空気流Ｗが上下方向に拡大されることとなる。
【００１７】請求項３の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
のような作用が得られる。
【００１８】即ち、渦巻ケーシング７の吐出口１２にお
ける吐出空気流Ｗが多翼ロータ８の軸方向にも拡大され
ることとなる。
ける吐出空気流Ｗが多翼ロータ８の軸方向にも拡大され
ることとなる。
【００１９】請求項４の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
のような作用が得られる。
【００２０】即ち、渦巻ケーシング７の吐出口１２にお
ける吐出空気流Ｗが変曲部１０a1の下流側においても拡
大されることとなる。
ける吐出空気流Ｗが変曲部１０a1の下流側においても拡
大されることとなる。
【００２１】請求項５の発明では、上記手段によって次
のような作用が得られる。
のような作用が得られる。
【００２２】即ち、ファン吸込空気Ｗが、空気吸込口２
と補助空気吸込口１８の両方から得られることとなるた
め、吸込空気流Ｗの旋回が抑制され、吸込流れの偏流が
防止されることとなる。
と補助空気吸込口１８の両方から得られることとなるた
め、吸込空気流Ｗの旋回が抑制され、吸込流れの偏流が
防止されることとなる。
【００２３】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、渦巻ケーシン
グ７と該渦巻ケーシング７内に配設した多翼ロータ８と
からなるファン５と、該ファン５の吐出側に傾斜状態で
対向する熱交換器６とを備え、本体ケーシング１下面に
おけるファン５の下方に空気吸込口２を形成してなる空
気調和機において、前記渦巻ケーシング７の外側吐出端
１０を、前記熱交換器６の上下端部のうち吹出方向に向
かって遠い方に配置し且つ吹出方向に延設して渦巻ケー
シング７の吐出口１２と前記熱交換器６の前面との間隔
を全周において略等しくなすとともに、前記渦巻ケーシ
ング７の吐出部に、徐々に流路が拡大する流路拡大部１
３を形成するようにして、渦巻ケーシング７の吐出口１
２と熱交換器６前面との間隔が全周において略等しくさ
れていることと、渦巻ケーシング７における外側吐出端
延設部１０aによるコアンダ効果と、流路拡大部１３に
おけるディフューザ効果とによって、ファン吐出口１２
における空気流Ｗの流速分布Ｖiが均一化されるように
したので、熱交換器６の前面における空気流の流速分布
が均一化されることとなり、運転音およびファン動力の
低減(換言すれば、空気調和機の静音化および省動力
化)、熱交換器における熱交換性能の向上を図り得ると
いう優れた効果がある。
グ７と該渦巻ケーシング７内に配設した多翼ロータ８と
からなるファン５と、該ファン５の吐出側に傾斜状態で
対向する熱交換器６とを備え、本体ケーシング１下面に
おけるファン５の下方に空気吸込口２を形成してなる空
気調和機において、前記渦巻ケーシング７の外側吐出端
１０を、前記熱交換器６の上下端部のうち吹出方向に向
かって遠い方に配置し且つ吹出方向に延設して渦巻ケー
シング７の吐出口１２と前記熱交換器６の前面との間隔
を全周において略等しくなすとともに、前記渦巻ケーシ
ング７の吐出部に、徐々に流路が拡大する流路拡大部１
３を形成するようにして、渦巻ケーシング７の吐出口１
２と熱交換器６前面との間隔が全周において略等しくさ
れていることと、渦巻ケーシング７における外側吐出端
延設部１０aによるコアンダ効果と、流路拡大部１３に
おけるディフューザ効果とによって、ファン吐出口１２
における空気流Ｗの流速分布Ｖiが均一化されるように
したので、熱交換器６の前面における空気流の流速分布
が均一化されることとなり、運転音およびファン動力の
低減(換言すれば、空気調和機の静音化および省動力
化)、熱交換器における熱交換性能の向上を図り得ると
いう優れた効果がある。
【００２４】請求項２の発明によれば、請求項１記載の
空気調和機において、流路拡大部１３を構成する渦巻ケ
ーシング７の内側吐出端１１を、多翼ロータ８の回転方
向に傾斜せしめるようにして、渦巻ケーシング７の吐出
口１２における吐出空気流Ｗが上下方向に拡大され得る
ようにしたので、極めて簡易な手段により吐出空気流Ｗ
の流速分布Ｖiの均一化(換言すれば、機内抵抗の低減)
が図れるという優れた効果がある。
空気調和機において、流路拡大部１３を構成する渦巻ケ
ーシング７の内側吐出端１１を、多翼ロータ８の回転方
向に傾斜せしめるようにして、渦巻ケーシング７の吐出
口１２における吐出空気流Ｗが上下方向に拡大され得る
ようにしたので、極めて簡易な手段により吐出空気流Ｗ
の流速分布Ｖiの均一化(換言すれば、機内抵抗の低減)
が図れるという優れた効果がある。
【００２５】請求項３発明によれば、請求項２記載の空
気調和機において、流路拡大部１３を構成する渦巻ケー
シング７の左右吐出端１６,１７を、多翼ロータ８の軸
方向に傾斜せしめるようにして、渦巻ケーシング７の吐
出口１２における吐出空気流Ｗが多翼ロータ８の軸方向
にも拡大され得るようにしたので、極めて簡易な手段に
より吐出空気流Ｗの流速分布Ｖiのより一層の均一化(換
言すれば、機内抵抗の低減)が図れるという優れた効果
がある。
気調和機において、流路拡大部１３を構成する渦巻ケー
シング７の左右吐出端１６,１７を、多翼ロータ８の軸
方向に傾斜せしめるようにして、渦巻ケーシング７の吐
出口１２における吐出空気流Ｗが多翼ロータ８の軸方向
にも拡大され得るようにしたので、極めて簡易な手段に
より吐出空気流Ｗの流速分布Ｖiのより一層の均一化(換
言すれば、機内抵抗の低減)が図れるという優れた効果
がある。
【００２６】請求項４の発明によれば、請求項１、２あ
るいは３記載の空気調和機において、渦巻ケーシング７
における外側吐出端延設部１０aに、内向き方向から外
向き方向に変曲する変曲部１０a1を形成するようにし
て、渦巻ケーシング７の吐出口１２における吐出空気流
Ｗが変曲部１０a1の下流側においても拡大され得るよう
にしたので、極めて簡易な手段により吐出空気流Ｗの流
速分布Ｖiのより一層の均一化(換言すれば、機内抵抗の
低減)が図れるという優れた効果がある。
るいは３記載の空気調和機において、渦巻ケーシング７
における外側吐出端延設部１０aに、内向き方向から外
向き方向に変曲する変曲部１０a1を形成するようにし
て、渦巻ケーシング７の吐出口１２における吐出空気流
Ｗが変曲部１０a1の下流側においても拡大され得るよう
にしたので、極めて簡易な手段により吐出空気流Ｗの流
速分布Ｖiのより一層の均一化(換言すれば、機内抵抗の
低減)が図れるという優れた効果がある。
【００２７】請求項５の発明によれば、請求項４記載の
空気調和機において、熱交換器６の傾斜方向をファン５
側とするとともに、変曲部１０a1に対応する本体ケーシ
ング１下面に補助空気吸込口１８を形成するようにし
て、ファン吸込空気Ｗが、空気吸込口２と補助空気吸込
口１８の両方から得られるようにしたので、吸込空気流
Ｗの旋回が抑制され、吸込流れの偏流が防止されること
となり、極めて簡易な手段により、吐出空気流Ｗの流速
分布Ｖiのより一層の均一化(換言すれば、機内抵抗の低
減)が図れるという優れた効果がある。
空気調和機において、熱交換器６の傾斜方向をファン５
側とするとともに、変曲部１０a1に対応する本体ケーシ
ング１下面に補助空気吸込口１８を形成するようにし
て、ファン吸込空気Ｗが、空気吸込口２と補助空気吸込
口１８の両方から得られるようにしたので、吸込空気流
Ｗの旋回が抑制され、吸込流れの偏流が防止されること
となり、極めて簡易な手段により、吐出空気流Ｗの流速
分布Ｖiのより一層の均一化(換言すれば、機内抵抗の低
減)が図れるという優れた効果がある。
【００２８】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾
つかの好適な実施例を説明する。
つかの好適な実施例を説明する。
【００２９】実施例１ 図１および図２には、本願発明の実施例１にかかる空気
調和機が示されている。本実施例は、請求項１および２
の発明に対応するものである。
調和機が示されている。本実施例は、請求項１および２
の発明に対応するものである。
【００３０】本実施例の空気調和機は、天井Ｃに対して
吊り下げ支持される天井吊り下げ式空気調和機とされて
おり、下面一方側に空気吸込口２を、前面側に空気吹出
口３を、下面他方側に補助空気吹出口４を有する直方体
状の本体ケーシング１と、該本体ケーシング１内におい
て前記空気吸込口３の内方に配設された遠心式のファン
５と、該ファン５の吐出側に傾斜状態で対向するように
配設された横長の熱交換器６とを備えている。
吊り下げ支持される天井吊り下げ式空気調和機とされて
おり、下面一方側に空気吸込口２を、前面側に空気吹出
口３を、下面他方側に補助空気吹出口４を有する直方体
状の本体ケーシング１と、該本体ケーシング１内におい
て前記空気吸込口３の内方に配設された遠心式のファン
５と、該ファン５の吐出側に傾斜状態で対向するように
配設された横長の熱交換器６とを備えている。
【００３１】前記ファン５は、渦巻ケーシング７と該渦
巻ケーシング７内に配設した多翼ロータ８とからなって
おり、本実施例の場合、２個のファン５,５が横方向(換
言すれば、軸方向)に連結された２連状態で使用されて
いる(図２参照)。符号９は２個のファン５,５における
多翼ロータ８,８の駆動源となるファンモータで、２個
のファン５,５の間に共用状態で配置されている。
巻ケーシング７内に配設した多翼ロータ８とからなって
おり、本実施例の場合、２個のファン５,５が横方向(換
言すれば、軸方向)に連結された２連状態で使用されて
いる(図２参照)。符号９は２個のファン５,５における
多翼ロータ８,８の駆動源となるファンモータで、２個
のファン５,５の間に共用状態で配置されている。
【００３２】前記熱交換器６は、下端側より上端側がフ
ァン５に近付くように傾斜せしめられている。
ァン５に近付くように傾斜せしめられている。
【００３３】しかして、前記渦巻ケーシング７の吐出部
における外側吐出端１０は、熱交換器６の下端部と対応
するように配置され且つ吐出方向に延設される延設部１
０aが一体に形成されている。このことにより、渦巻ケ
ーシング７の吐出口１２と熱交換器６の前面との間隔が
全周に亘って略等しくされることとなっている。
における外側吐出端１０は、熱交換器６の下端部と対応
するように配置され且つ吐出方向に延設される延設部１
０aが一体に形成されている。このことにより、渦巻ケ
ーシング７の吐出口１２と熱交換器６の前面との間隔が
全周に亘って略等しくされることとなっている。
【００３４】一方、前記渦巻ケーシング７の内側吐出端
１１は、前記多翼ロータ８の回転方向に傾斜せしめられ
ており、このことにより、渦巻ケーシング７の吐出部
に、徐々に流路が拡大する流路拡大部１３が形成される
こととなっている。
１１は、前記多翼ロータ８の回転方向に傾斜せしめられ
ており、このことにより、渦巻ケーシング７の吐出部
に、徐々に流路が拡大する流路拡大部１３が形成される
こととなっている。
【００３５】図面中、符号１４はドレンパン、１５は本
体ケーシング１内を吸込域と吹出域とに仕切る仕切板で
ある。
体ケーシング１内を吸込域と吹出域とに仕切る仕切板で
ある。
【００３６】上記のように構成された空気調和機は、次
のように作用する。
のように作用する。
【００３７】ファン５によって空気吸込口３から吸い込
まれた空気Ｗは、熱交換器６を通過する際に加熱あるい
は冷却された調和空気とされ、空気吹出口３および補助
空気吹出口４から室内に向って吹き出されるのである
が、ファン５の吐出側における空気流の挙動について以
下にさらに詳述する。
まれた空気Ｗは、熱交換器６を通過する際に加熱あるい
は冷却された調和空気とされ、空気吹出口３および補助
空気吹出口４から室内に向って吹き出されるのである
が、ファン５の吐出側における空気流の挙動について以
下にさらに詳述する。
【００３８】多翼ロータ８の回転駆動により遠心方向に
吹き出される空気流Ｗの風速分布Ｖiは、渦巻ケーシン
グ７の吐出口１２と熱交換器６前面との間隔が全周にお
いて略等しくされていることと、渦巻ケーシング７にお
ける外側吐出端延設部１０aによるコアンダ効果と、流
路拡大部１３におけるディフューザ効果とによってほぼ
均一化されることとなる。従って、熱交換器６の前面に
おける空気流Ｗの流速分布が均一化されることとなり、
運転音およびファン動力の低減(換言すれば、空気調和
機の静音化および省動力化)、熱交換器における熱交換
性能の向上が図れるのである。
吹き出される空気流Ｗの風速分布Ｖiは、渦巻ケーシン
グ７の吐出口１２と熱交換器６前面との間隔が全周にお
いて略等しくされていることと、渦巻ケーシング７にお
ける外側吐出端延設部１０aによるコアンダ効果と、流
路拡大部１３におけるディフューザ効果とによってほぼ
均一化されることとなる。従って、熱交換器６の前面に
おける空気流Ｗの流速分布が均一化されることとなり、
運転音およびファン動力の低減(換言すれば、空気調和
機の静音化および省動力化)、熱交換器における熱交換
性能の向上が図れるのである。
【００３９】ちなみに、図に示す従来例のものと本実施
例のものとにおける性能比較を行ったところ、図３およ
び図４に示すように、本実施例のものが、運転音低減に
おいても流速分布改善においても優れていることが証明
された。
例のものとにおける性能比較を行ったところ、図３およ
び図４に示すように、本実施例のものが、運転音低減に
おいても流速分布改善においても優れていることが証明
された。
【００４０】実施例２ 図５には、本願発明の実施例２にかかる空気調和機が示
されている。本実施例は、請求項１〜３の発明に対応す
るものである。
されている。本実施例は、請求項１〜３の発明に対応す
るものである。
【００４１】本実施例の場合、渦巻ケーシング７におけ
る流路拡大部１３を構成する左右吐出端１６,１７を多
翼ロータ８の軸方向に湾曲傾斜せしめるようにしてい
る。その他の構成は実施例１と同様なので重複を避けて
説明を省略する。
る流路拡大部１３を構成する左右吐出端１６,１７を多
翼ロータ８の軸方向に湾曲傾斜せしめるようにしてい
る。その他の構成は実施例１と同様なので重複を避けて
説明を省略する。
【００４２】上記のように構成すると、吐出空気流Ｗが
多翼ロータ８の軸方向にも拡大されることとなるため、
吐出空気流Ｗの速度熱交換器６の前面における空気流Ｗ
の流速分布Ｖiがより一層均一化されることとなる。そ
の他の作用効果は実施例１と同様なので重複を避けて説
明を省略する。
多翼ロータ８の軸方向にも拡大されることとなるため、
吐出空気流Ｗの速度熱交換器６の前面における空気流Ｗ
の流速分布Ｖiがより一層均一化されることとなる。そ
の他の作用効果は実施例１と同様なので重複を避けて説
明を省略する。
【００４３】実施例３ 図６には、本願発明の実施例３にかかる空気調和機が示
されている。本実施例は、請求項１および２の発明に対
応するものである。
されている。本実施例は、請求項１および２の発明に対
応するものである。
【００４４】本実施例の場合、熱交換器６が、上端側よ
り下端側がファン５に近付くように傾斜せしめられてい
る。
り下端側がファン５に近付くように傾斜せしめられてい
る。
【００４５】しかして、前記渦巻ケーシング７の吐出部
における外側吐出端１０は、熱交換器６の上端部と対応
するように配置され且つ吐出方向に延設される延設部１
０aが一体に形成されている。このことにより、渦巻ケ
ーシング７の吐出口１２と熱交換器６の前面との間隔が
全周に亘って略等しくされることとなっている。その他
の構成および作用効果は実施例１と同様なので重複を避
けて説明を省略する。
における外側吐出端１０は、熱交換器６の上端部と対応
するように配置され且つ吐出方向に延設される延設部１
０aが一体に形成されている。このことにより、渦巻ケ
ーシング７の吐出口１２と熱交換器６の前面との間隔が
全周に亘って略等しくされることとなっている。その他
の構成および作用効果は実施例１と同様なので重複を避
けて説明を省略する。
【００４６】なお、実施例２におけると同様に、渦巻ケ
ーシング７における流路拡大部１３を構成する左右吐出
端１６,１７を多翼ロータ８の軸方向に湾曲傾斜せしめ
るようにすれば、請求項３の発明に対応するものとな
る。
ーシング７における流路拡大部１３を構成する左右吐出
端１６,１７を多翼ロータ８の軸方向に湾曲傾斜せしめ
るようにすれば、請求項３の発明に対応するものとな
る。
【００４７】実施例４ 図７には、本願発明の実施例４にかかる空気調和機が示
されている。本実施例は、請求項１〜４の発明に対応す
るものである。
されている。本実施例は、請求項１〜４の発明に対応す
るものである。
【００４８】本実施例の場合、渦巻ケーシング７におけ
る外側吐出端延設部１０aに、内向き方向から外向き方
向に変曲する変曲部１０a1を形成するようにしている。
このようにすると、渦巻ケーシング７の吐出口１２にお
ける吐出空気流Ｗが変曲部１０a1の下流側において拡大
されることとなり、吐出空気流Ｗの流速分布Ｖiのより
一層の均一化が図れるのである。その他の構成および作
用効果は実施例２と同様なので重複を避けて説明を省略
する。
る外側吐出端延設部１０aに、内向き方向から外向き方
向に変曲する変曲部１０a1を形成するようにしている。
このようにすると、渦巻ケーシング７の吐出口１２にお
ける吐出空気流Ｗが変曲部１０a1の下流側において拡大
されることとなり、吐出空気流Ｗの流速分布Ｖiのより
一層の均一化が図れるのである。その他の構成および作
用効果は実施例２と同様なので重複を避けて説明を省略
する。
【００４９】実施例５ 図８および図９には、本願発明の実施例５にかかる空気
調和機が示されている。本実施例は、請求項１〜５の発
明に対応するものである。
調和機が示されている。本実施例は、請求項１〜５の発
明に対応するものである。
【００５０】本実施例の場合、熱交換器６の傾斜方向を
ファン５側とするとともに、変曲部１０a1に対応する本
体ケーシング１下面に補助空気吸込口１８を形成するよ
うにしている。このようにすると、ファン吸込空気流Ｗ
が、空気吸込口２と補助空気吸込口１８との両方から得
られることとなり、吸込空気流Ｗの旋回が抑制され、吸
込流れの偏流が防止される。従って、吐出空気流Ｗの流
速分布Ｖiのより一層の均一化が図れるのである。な
お、補助空気吸込口１８と空気吸込口２とを連続して形
成する場合もある。その他の構成および作用効果は実施
例２と同様なので重複を避けて説明を省略する。
ファン５側とするとともに、変曲部１０a1に対応する本
体ケーシング１下面に補助空気吸込口１８を形成するよ
うにしている。このようにすると、ファン吸込空気流Ｗ
が、空気吸込口２と補助空気吸込口１８との両方から得
られることとなり、吸込空気流Ｗの旋回が抑制され、吸
込流れの偏流が防止される。従って、吐出空気流Ｗの流
速分布Ｖiのより一層の均一化が図れるのである。な
お、補助空気吸込口１８と空気吸込口２とを連続して形
成する場合もある。その他の構成および作用効果は実施
例２と同様なので重複を避けて説明を省略する。
【００５１】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図１】本願発明の実施例１にかかる空気調和機の縦断
面図である。
面図である。
【図２】本願発明の実施例１にかかる空気調和機の要部
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図３】本願発明の実施例１と従来例とを比較した運転
音特性図である。
音特性図である。
【図４】本願発明の実施例１と実施例とを比較した流速
分布特性図である。
分布特性図である。
【図５】本願発明の実施例２にかかる空気調和機の要部
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図６】本願発明の実施例３にかかる空気調和機の縦断
面図である。
面図である。
【図７】本願発明の実施例４にかかる空気調和機の縦断
面図である。
面図である。
【図８】本願発明の実施例５にかかる空気調和機の縦断
面図である。
面図である。
【図９】本願発明の実施例５にかかる空気調和機の要部
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図１０】従来の空気調和機の縦断面図である。
１は本体ケーシング、２は空気吸込口、５はファン、６
は熱交換器、７は渦巻ケーシング、８は多翼ロータ、１
０は外側吐出端、１０aは延設部、１０a1は変曲部、１
１は内側吐出端、１２は吐出口、１３は流路拡大部、１
６は左側吐出端、１７は右側吐出端、１８は補助空気吸
込口、Ｗは空気流。
は熱交換器、７は渦巻ケーシング、８は多翼ロータ、１
０は外側吐出端、１０aは延設部、１０a1は変曲部、１
１は内側吐出端、１２は吐出口、１３は流路拡大部、１
６は左側吐出端、１７は右側吐出端、１８は補助空気吸
込口、Ｗは空気流。
Claims (5)
- 【請求項１】 渦巻ケーシング(７)と該渦巻ケーシング
(７)内に配設した多翼ロータ(８)とからなるファン(５)
と、該ファン(５)の吐出側に傾斜状態で対向する熱交換
器(６)とを備え、本体ケーシング(１)下面におけるファ
ン(５)の下方に空気吸込口(２)を形成してなる空気調和
機であって、前記渦巻ケーシング(７)の外側吐出端(１
０)を、前記熱交換器(６)の上下端部のうち吹出方向に
向かって遠い方に配置し且つ吹出方向に延設して渦巻ケ
ーシング(７)の吐出口(１２)と前記熱交換器(６)の前面
との間隔を全周において略等しくなすとともに、前記渦
巻ケーシング(７)の吐出部には、徐々に流路が拡大する
流路拡大部(１３)を形成したことを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項２】 前記流路拡大部(１３)を構成する渦巻ケ
ーシング(７)の内側吐出端(１１)を、前記多翼ロータ
(８)の回転方向に傾斜せしめたことを特徴とする前記請
求項１記載の空気調和機。 - 【請求項３】 前記流路拡大部(１３)を構成する渦巻ケ
ーシング(７)の左右吐出端(１６),(１７)を、前記多翼
ロータ(８)の軸方向に傾斜せしめたことを特徴とする前
記請求項２記載の空気調和機。 - 【請求項４】 前記渦巻ケーシング(７)における外側吐
出端延設部(１０a)には、内向き方向から外向き方向に
変曲する変曲部(１０a1)を形成したことを特徴とする前
記請求項１、２あるいは３記載の空気調和機。 - 【請求項５】 前記熱交換器(６)の傾斜方向をファン
(５)側とするとともに、前記変曲部(１０a1)に対応する
本体ケーシング(１)下面に補助空気吸込口(１８)を形成
したことを特徴とする前記請求項４記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04211555A JP3082453B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04211555A JP3082453B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658564A true JPH0658564A (ja) | 1994-03-01 |
| JP3082453B2 JP3082453B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=16607750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04211555A Expired - Fee Related JP3082453B2 (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3082453B2 (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6017246A (en) * | 1996-06-10 | 2000-01-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Printed wiring board |
| US6877550B2 (en) | 2000-07-21 | 2005-04-12 | Denso Corporation | Vehicle air conditioner |
| JP2007105123A (ja) * | 2005-10-11 | 2007-04-26 | Fujitsu General Ltd | 空気清浄機 |
| US7235742B2 (en) | 2002-12-03 | 2007-06-26 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Circuit board connector |
| JP2007247975A (ja) * | 2006-03-16 | 2007-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機 |
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| JP2010117110A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Panasonic Corp | 空気調和機の室内機 |
| JP2013249994A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Daikin Industries Ltd | 天井埋込ダクト型室内ユニット |
| JP2014005954A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置の室内機 |
| CN105588196A (zh) * | 2015-12-03 | 2016-05-18 | 青岛海信日立空调系统有限公司 | 一种空调室内机 |
| KR20190035852A (ko) * | 2016-10-31 | 2019-04-03 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 실내기 및 공기 조화 장치 |
| WO2019116820A1 (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-20 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| TWI754505B (zh) * | 2020-07-29 | 2022-02-01 | 日商三菱電機股份有限公司 | 遠心送風機的渦形殼體、具備這個渦形殼體的遠心送風機、空氣調和裝置以及冷凍循環裝置 |
| WO2022113279A1 (ja) | 2020-11-27 | 2022-06-02 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP04211555A patent/JP3082453B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11262098B2 (en) | 2016-10-31 | 2022-03-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Indoor unit and air-conditioning apparatus |
| WO2019116820A1 (ja) * | 2017-12-13 | 2019-06-20 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| JP6545424B1 (ja) * | 2017-12-13 | 2019-07-17 | 三菱電機株式会社 | 空気調和機 |
| CN111448423A (zh) * | 2017-12-13 | 2020-07-24 | 三菱电机株式会社 | 空气调节机 |
| CN111448423B (zh) * | 2017-12-13 | 2021-07-13 | 三菱电机株式会社 | 空气调节机 |
| TWI754505B (zh) * | 2020-07-29 | 2022-02-01 | 日商三菱電機股份有限公司 | 遠心送風機的渦形殼體、具備這個渦形殼體的遠心送風機、空氣調和裝置以及冷凍循環裝置 |
| EP4191072A4 (en) * | 2020-07-29 | 2023-09-20 | Mitsubishi Electric Corporation | SPIRAL HOUSING OF A CENTRIFUGAL FAN, CENTRIFUGAL FAN WITH THE SPIRAL HOUSING, AIR CONDITIONER AND REFRIGERANT CIRCUIT DEVICE |
| WO2022113279A1 (ja) | 2020-11-27 | 2022-06-02 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
| TWI794779B (zh) * | 2020-11-27 | 2023-03-01 | 日商三菱電機股份有限公司 | 空調裝置 |
| US12000602B2 (en) | 2020-11-27 | 2024-06-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Air-conditioning apparatus |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3082453B2 (ja) | 2000-08-28 |
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