JP2004150654A - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Yoshiaki Goto
喜章 後藤
Takashi Sugio
孝 杉尾
Yoshiki Izumi
善樹 泉
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Abstract

【課題】空気調和機の室外機において、ケーシングの側面とオリフィスの吸込み口の間にL字状熱交換器を入れるスペースが必要となり、コンパクト化を阻害する。さらには、熱交換器とオリフィスの間との隙間に吸込まれる空気の渦が生じ、騒音が高くなる。
【解決手段】ファン3とその外周を囲うオリフィス2とL字状の熱交換器4を具備する空気調和機において、オリフィス2の吸込み側のカール部に、左右に鉛直方向の切欠きを有し、オリフィス2と熱交換器をより近づけ、さらに熱交換器4の前端部4Aをオリフィス2の切り欠き部より吹出し側へ延長する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に使用される室外機に関し、特に騒音低下を図ることのできるオリフィスを備えた室外機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機においては、設置スペースの小さな室外機が望まれる。そのために、従来冷暖房能力が大容量でありながら、コンパクト化のためにL字状に曲げられた熱交換器を用いたものがあった(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−22296号公報(第6頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、L字状に形成された熱交換器を搭載した場合、ケーシングの側面とオリフィスの吸込み口の間には熱交換器を入れるスペースが必要となり、オリフィスの吸い込み口のカール形状部分と熱交換器の干渉を避ける必要があり、コンパクト化が図れないという課題があった。さらには、熱交換器とオリフィスの間に生ずる隙間に吸込まれる空気の流れに渦が生じ、騒音が高くなるという課題を有していた。
【0005】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、コンパクト且つ、低騒音を実現する空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、モータと、モータにより駆動され空気を送風するファンと、前記ファンの外周面を囲うオリフィスと、平面形状がL字状に形成された室外側熱交換器をケーシングに収容してなる空気調和機の室外機において、オリフィスのカール部の吸込み側部分の左右に鉛直方向に切り欠きを有するもので、上記の吸込み側に切り欠きを有するオリフィスによって、L字状の平面形状に形成された室外熱交換器を搭載した場合においても、オリフィスと熱交換器を、干渉を避けつつ近づけることができ、室外機本体の横サイズのコンパクト化、または本体同サイズで送風ファンの径を大きくすることができ、さらには、切り欠き部によって、ファンに吸込まれる空気の均一化が図られ、騒音の低減が図られる。
【0007】
また、本発明は、オリフィスのカール部の吸込み側と吹出し側双方の部分において、上下の両方またはどちらか一方に水平方向に切り欠きを有するもので、前記オリフィスのカール部の吸込み側、吹出し側双方の上下部分または一方に切り欠きを加えることによって、オリフィスと室外機本体ケースを、干渉を避けつつ近づけることができ、室外機本体の縦サイズのコンパクト化、または、本体同サイズで送風ファンの径を大きくすることができ、風量を増加させることができるという効果を奏する。
【0008】
また、本発明は、オリフィスを熱交換器と近接させ、その熱交換器の前端部が、オリフィス切り欠き端部に対し、オリフィスの吹き出し側に延長しているもので、 前記熱交換器とオリフィスの間の隙間をなくすことができ、その隙間において発生する渦がファンに入ることにより生ずる騒音を低減できるという効果を奏する。
【0009】
また本発明は、オリフィスと所定の間隔を隔てた熱交換器と、熱交換器前端部に固定され、熱交換器前端部からオリフィスの切り欠き部の吹き出し側端部まで延びるガイダーを有するもので、前記ガイダーによって、オリフィスと熱交換器の間に生じる隙間へ空気が流入することを防ぐことができ、隙間における渦がファンに入ることにより生ずる騒音を低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0011】
(実施の形態1)
図1に本発明の第1の実施の形態に係る空気調和機の室外機ユニットの構成を示す。室外機ユニットの本体ケーシング1は、仕切り板7により圧縮機8等が設けられた機械室10と、ファン3を用いて熱交換を行なう送風室11とに分けられる。送風室には背面から横面に亘るL字状の熱交換器4および、熱交換器4の上下略中央に対向し、且つモータ5に取り付けられた送風ファン3が設けられ、さらに、送風ファン3の外周を囲むオリフィス2を有し、送風ファン3の吹出し側には吹出し口12を有し、本体ケース1の背面および側面に吸込み口13を有する。これらにより、吸込み口13を有する本体ケース1から吸込まれた空気は熱交換器4を通過し、モータ5によって駆動される送風ファン3に吸込まれてオリフィス2を通り、その後、吹出し口12から吹出し流となって室外ユニット本体ケース1の送風室の外へ吹出される。
【0012】
このように構成された室外機において、図2は吹出し口側のケーシング1を吸込み側から見た正面図である。オリフィスの最小口径部と、最大口径部の間において、鉛直方向に切断されている。図3は図2のVA−VB断面図であり、オリフィス2のカール部の縦断面図を示しており、吸込み側、吹出し側双方に湾曲しており、U字型に形成されている。一方で、図4は図2のVC−VD断面図、つまり2Aの断面図である。
【0013】
この切り欠き部2Aを設けることにより、室外機本体にL字状の熱交換器を搭載した場合に、送風ファン3と熱交換器4を互いの干渉を回避しつつ近づけることができ、本体サイズのコンパクト化、もしくは、本体サイズを変えずにファンの大口径化を図ることができる。また、図5はオリフィスとフィンを側方から見た図である。同図に示す矢印は空気の流れを表している。図5に示すように、オリフィスには切欠き部2Aを設けているので、オリフィスへの風の通過面積が増加する。したがって、送風ファン3はより広い面積から空気を取り込むことができ、騒音の低下を図ることができる。
【0014】
また、図6に示すように熱交換器4はオリフィス2と近接して設置されており、その前端部4Aはオリフィス2の切り欠き部2Aの端部に対し、吹出し側まで延びている。
【0015】
図8に示すように熱交換器とオリフィスが離れている場合に隙間で発生する渦が送風ファンに流入することを防ぐことができ、騒音の低下を図ることができる。
【0016】
なお、上記送風ファン3は、軸流プロペラファンについて説明したが、他のタイプのファンを用いても同様の効果を得ることができる。
【0017】
また、熱交換器は、L字状の1列の熱交換器について説明したが、L字状の熱交換器を2列並べる場合、L字状の熱交換器の背面部のみに直状の熱交換器張り合わせた形状の熱交換器を用いた場合、あるいはU字状の熱交換器を用いた場合でも、同様の効果が期待できる。
【0018】
(実施の形態2)
図9に本発明の第2の実施の形態における吹出し口側のケーシング1を吸込み側から見た正面図を示す。第1の実施の形態と同様の構成である空気調和機の室外ユニットにおいて、オリフィス2は第1の実施の形態のオリフィス2の切り欠き2Aに加え、オリフィス2の吸い込み口、吹出し口双方のカール部の上下部分にも、切り欠き2Aと同様の形状の水平方向に切り欠き2Bを付け加えたものである。図10は図9のVE−VFの断面図である。
【0019】
このような形態のオリフィス2により、オリフィス2の径の本体ケーシングに対する割合を増やすことが出来るので、室外機本体の高さを低くすることができコンパクト化を図ることができる。若しくは、室外機本体の高さを維持しながらファン3の外径を大きくすることができ、送風性能を高めることができる。なお、このような切り欠きを上または下のみに加えてもよく、同様にコンパクト化を図ることができる。
【0020】
(実施の形態3)
図11に本発明の第3の実施の形態に係る室外機の部分断面図を示す。第1の実施の形態同様の構成を成す空気調和機の室外機において、第1の実施の形態または第2の実施の形態に記載のオリフィス2との間に一定の隙間のある熱交換器の前端部4Aからオリフィス2の切り欠き部2Aの吸込み側の端まで延びるガイダー9を設ける。
【0021】
室外機において、図8に示す熱交換器とオリフィスの間に隙間がある場合は渦によって、騒音が発生するのに対し、図9に示すようにガイダー9を設けることで熱交換器4を通過しオリフィス2に流入する空気はガイダー9の表面に沿って流れるため乱れが少なくなり、ファン3への渦の流入は無くなり、騒音は低減される。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、本発明は空気調和機の室外機の風の吹出し口近傍のオリフィスの形状および前記オリフィスと熱交換器の位置関係に関するもので、この構成によれば、室外機本体の省スペース化および、低騒音化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における空気調和機の室外機の水平断面図
【図2】図1の吹出し口側のケーシングを内側から見た図
【図3】図2のVA−VB線における断面図
【図4】図2のVC−VD線における断面図
【図5】オリフィス近傍の渦発生の説明図
【図6】室外機の水平断面の部分図
【図7】図1で示すオリフィスとファンの関係図
【図8】室外機の水平断面の部分図
【図9】本発明の第2の実施の形態を示すオリフィスの正面図
【図10】図9のVE−VF線における断面図
【図11】本発明の第3の実施の形態を示す室外機の水平断面の部分図
【図12】従来例の空気調和機の室外機の水平断面図
【符号の説明】
1 本体ケーシング
2 オリフィス
2A オリフィスの左右切り欠き部分
2B オリフィスの上下切り欠き部分
3 送風ファン
4 熱交換器
4A 熱交換器前端部
5 モータ
6 モータ台
7 仕切り板
8 圧縮機
9 ガイダー

Claims (4)

  1. モータと、モータにより駆動され空気を送風するファンと、前記ファンの外周面を囲うオリフィスと、平面形状がL字状に形成された室外側熱交換器をケーシングに収容してなる空気調和機の室外機において、オリフィスのカール部の吸込み側部分の左右に鉛直方向に切り欠きを有することを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. オリフィスのカール部の吸込み側と吹出し側双方の部分において、上下の両方またはどちらか一方に水平方向に切り欠きを有することを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室外機。
  3. オリフィスを熱交換器と近接させ、その熱交換器の前端部が、オリフィス切り欠き端部に対し、オリフィスの吹き出し側に延長していることを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調和機の室外機。
  4. オリフィスと所定の間隔を隔てた熱交換器と、熱交換器前端部に固定され、熱交換器前端部からオリフィスの切り欠き部の吹き出し側端部まで延びるガイダーを有することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の空気調和機の室外機。
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