JP2002195595A - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

空気調和装置の室内機

Info

Publication number
JP2002195595A
JP2002195595A JP2000390240A JP2000390240A JP2002195595A JP 2002195595 A JP2002195595 A JP 2002195595A JP 2000390240 A JP2000390240 A JP 2000390240A JP 2000390240 A JP2000390240 A JP 2000390240A JP 2002195595 A JP2002195595 A JP 2002195595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
fan
indoor unit
cross flow
flow fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000390240A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3700578B2 (ja
Inventor
Hideshi Tanaka
英志 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2000390240A priority Critical patent/JP3700578B2/ja
Publication of JP2002195595A publication Critical patent/JP2002195595A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3700578B2 publication Critical patent/JP3700578B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内機のサージング及び騒音の発生を抑え
る。 【解決手段】 この室内機は、ケーシング2と、クロス
フローファン3と、熱交換器4と、特性変更手段とを備
えている。ケーシング2は空気の吸込口10a,11a
及び吹出口10bを有している。クロスフローファン3
は、ケーシング2内部に配置され、吸込口から吹出口へ
の空気流を発生させる。熱交換器4はケーシング2内部
に吸い込まれた室内空気との間で熱交換する。特性変更
手段は、クロスフローファン3のファン特性を、クロス
フローファン3の軸に沿った方向で部分的抵抗に応じて
変更するための手段である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の室
内機、特に、フィルタ等の空気の流れに対する部分的抵
抗が吸い込み側に存在する空気調和装置の室内機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置の室内機は、室内空気の吸
い込み部及び吹き出し部が形成されたケーシングを有し
ており、このケーシングの内部にはクロスフローファン
と熱交換器とが設けられている。クロスフローファンは
吸い込み部から吹き出し部に至る空気流を生成してい
る。また、熱交換器は、内部に冷媒が循環する伝熱管及
び熱伝達を容易にするフィンを備えており、クロスフロ
ーファンにより生成される空気流中に配置される。ここ
では、吸い込み部から吸入された室内空気は、熱交換器
を通過する間に冷却又は加熱されて吹き出し部から室内
に吹き出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に吸い込み部は
前面パネルや上部パネルに設けられており、吸い込み部
の内部には空気中の埃がケーシング内部に入り込むのを
防止するためにエアフィルタが取り付けられている。こ
のエアフィルタはクロスフローファンの回転軸に沿って
一様に設けられているわけではない。したがって、エア
フィルタはクロスフローファンにとっては回転軸に沿っ
た方向の部分的な抵抗となっている。
【0004】このように、エアフィルタ等の部分的な抵
抗が存在すると、その部分に対応する部分の風量が減少
し、集塵性能の低下や、サージングによる振動や騒音を
引き起こす原因となる。
【0005】この点を図15及び図16を用いて詳細に
説明する。図15はエアフィルタ等の部分的な抵抗が存
在しない領域の空気の流れを示している。この場合は、
漏れ空気の逆流流れが発生しているものの貫流幅が確保
されており、特に問題はない。一方、図16はエアフィ
ルタ等の部分的抵抗が存在する領域の空気の流れであ
る。ここでは、漏れ空気による逆流流れが増加し、渦中
心がクロスフローファン3の回転軸中心側へ寄り、かつ
渦が大きくなっている。このため、貫流幅が減少し、風
量が減少する。また、渦が弱くかつ大きくなるために、
変動が大きくなり、騒音、サージングの要因になる。
【0006】このような問題を解消するために、抵抗の
存在する部分において適量な風量となるようにファン特
性を設定することも考えられる。しかし、抵抗の存在す
る部分に合わせてファン特性を設定すると、抵抗の存在
しない部分におけるファン特性が高くなりすぎ、騒音が
発生するという問題が生じる。この場合の空気の流れを
図17に示す。ここでは、渦が小さくかつ強いため、貫
流幅が増加し、風量が増大する。しかし、渦中心がクロ
スフローファンの羽根(動翼)上に存在することにな
り、渦が羽根に干渉して騒音が発生する。
【0007】本発明の課題は、クロスフローファンの吸
い込み側に部分的な抵抗が存在する場合においても、こ
の部分的抵抗が存在する部分の風量低下を抑え、サージ
ングの発生を抑えることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る空気調和
装置の室内機は、空気の流れに対する部分的抵抗が吸い
込み側に存在する室内機であって、ケーシングと、クロ
スフローファンと、熱交換器と、特性変更手段とを備え
ている。ケーシングは空気の吸い込み部及び吹き出し部
を有している。クロスフローファンは、ケーシング内部
に配置され、吸い込み部から吹き出し部への空気流を発
生させる。熱交換器はケーシング内部に吸い込まれた室
内空気との間で熱交換する。特性変更手段は、クロスフ
ローファンのファン特性を、クロスフローファンの軸に
沿った方向で部分的抵抗に応じて変更するための手段で
ある。
【0009】この室内機では、クロスフローファンの回
転によりケーシングの吸い込み部から室内空気がケーシ
ング内部に吸い込まれる。吸い込まれた空気は熱交換器
により熱交換され、熱交換された空気は吹き出し部から
吹き出される。このとき、ケーシングの吸い込み部には
エアフィルタが設けられ、このエアフィルタ等がクロス
フローファンに対する部分的な抵抗(負荷)となる。す
なわち、クロスフローファンの吸い込み側には、その軸
に沿った方向に部分的抵抗が存在する。しかし、特性変
更手段によって、部分的抵抗に応じてファン特性が変更
される。このため、部分的抵抗の存在にもかかわらず風
量が確保され、図15に示すような空気の流れが得られ
る。なお、ファン特性の変更は、例えば、クロスフロー
ファンの下流側の空気の流路断面積を調整して風量を調
整したり、クロスフローファンからでた空気が逆流して
吸い込み側に戻る量を調整することによって行う。
【0010】ここでは、サージングが抑えられ、振動や
騒音が抑えられる。また、部分的抵抗が存在しない部分
においても適切なファン特性が設定されるので、やはり
騒音が抑えられる。
【0011】請求項2に係る空気調和装置の室内機は、
請求項1の室内機において、ケーシング内部にはクロス
フローファンからの空気流を吹き出し部に導くための案
内部が設けられ、特性変更手段は案内部を流れる空気の
流れを制御するものである。
【0012】ここでは、案内部を流れる空気の流れを制
御することによって、クロスフローファンからでた空気
が逆流して吸い込み側に戻る量を調整し、部分的抵抗に
応じてファン特性が変更される。したがって、容易にフ
ァン特性を変更できる。
【0013】請求項3に係る空気調和装置の室内機は、
請求項2の室内機において、特性変更手段は、案内部に
おけるクロスフローファンの吹き出し側の空気流路にお
いて部分的抵抗に対応する部分の流路断面積を他の部分
に比較して小さく設定してなるものである。
【0014】ここでは、部分的抵抗が存在する部分に対
応して、クロスフローファンの吹き出し側の流路面積が
他の部分に比較して小さくなっているので、風量の低下
にかかわらずその部分の静圧を上げることができる。こ
のように、部分的抵抗の存在する部分に対応する部分の
ファン特性を、他の部分のファン特性に比較して向上さ
せ、当該部分のサージングを抑えている。
【0015】請求項4に係る空気調和装置の室内機は、
請求項2の室内機において、案内部は吸い込み側の開口
端部に、それぞれクロスフローファンと所定のクリアラ
ンスを介して対向しクロスフローファンの回転方向と順
向する第1壁部及びクロスフローファンの回転方向と反
向する第2壁部を有している。そして、特性変更手段
は、第1壁部及び第2壁部の少なくとも一方の形状を部
分的抵抗が存在する領域に応じて部分的に変更してなる
ものである。
【0016】クロスフローファンと対向する第1壁部及
び第2壁部の形状を変更することにより、クロスフロー
ファンと各壁部との間に発生する空気の渦流の強さ及び
大きさを制御することができ。これによりファン特性を
変更することができる。したがって、部分的抵抗の存在
する部分に対応して渦流を制御すれば、サージング及び
騒音の発生を抑えることができる。
【0017】請求項5に係る空気調和装置の室内機は、
請求項4の室内機において、特性変更手段は、第1壁部
とクロスフローファンとの間のクリアランスを、部分的
抵抗に対応する部分が他の部分に比較してより狭くなる
ように調整してなるものである。
【0018】クロスフローファンと第1壁部との間のク
リアランスを狭くすれば、強くて小さい渦流が発生し、
吹き出しがスムーズになる。これによりファン特性を向
上できる。そこで、部分的抵抗が存在する部分に対応す
る部分のクリアランスを他の部分のクリアランスに比較
して狭くし、該当部分のサージングを抑えるとともに、
他の部分の騒音の発生を抑えることができる。
【0019】請求項6に係る空気調和装置の室内機は、
請求項5の室内機において、第1壁部とクロスフローフ
ァンとの間のクリアランスは、案内部に導入される空気
に対する第1壁の導入角度により調整される。
【0020】ここでは、第1壁部の角度を調整すること
によって渦流の発生を制御し、ファン特性を制御してい
る。請求項7に係る空気調和装置の室内機は、請求項4
の室内機において、特性変更手段は、第1壁部の高さ
を、部分的抵抗に対応する部分が他の部分に比較してよ
り低くなるように調整してなるものである。
【0021】クロスフローファンと対向する第1壁部の
高さを低くすることにより、小さくて強い渦が発生し、
吹き出しがスムーズになってファン特性を向上できる。
そこで、部分的抵抗が存在する部分に対応する部分の第
1壁部の高さを他の部分の高さに比較して低くし、該当
部分のサージングを抑えるとともに、他の部分の騒音の
発生を抑えることができる。
【0022】請求項8に係る空気調和装置の室内機は、
請求項4の室内機において、特性変更手段は、第1壁部
の部分的抵抗に対応する部分の形状を、側断面視V字状
に形成してなるものである。
【0023】クロスフローファンと対向する第1壁部を
V字状に形成することにより、渦をV字状部分に固定す
ることができ、ファン特性を向上できる。そこで、部分
的抵抗が存在する部分に対応する部分の第1壁部をV字
状とすることにより、該当部分のサージングを抑えると
ともに、他の部分の騒音の発生を抑えることができる。
【0024】請求項9に係る空気調和装置の室内機は、
請求項4の室内機において、特性変更手段は、第1壁部
の部分的抵抗に対応する部分に、突起を形成してなるも
のである。
【0025】クロスフローファンと対向する第1壁部に
突起を形成することにより、強くて小さい渦を発生させ
ることができる。そこで、部分的抵抗が存在する部分に
対応する部分の第1壁部に突起を設けることにより、該
当部分のサージングを抑えるとともに、他の部分の騒音
の発生を抑えることができる。
【0026】請求項10に係る空気調和装置の室内機
は、請求項9の室内機において、特性変更手段は、第1
壁部の突起の形状及び位置の少なくともいずれかにより
なるものである。ここでは、突起の形状及び/又は位置
によって渦の発生を制御し、ファン特性を制御してい
る。
【0027】請求項11に係る空気調和装置の室内機
は、請求項4の室内機において、特性変更手段は、第2
壁部とクロスフローファンとの間のクリアランスを、部
分的抵抗に対応する部分が他の部分に比較してより狭く
なるように調整してなるものである。
【0028】クロスフローファンと第2壁部との間のク
リアランスを狭くすることによって、この部分を吹き出
し側に流れる空気の逆流及び漏れを少なくすることがで
きる。したがって、渦の発生を少なくすることができ、
ファン特性を向上できる。そこで、部分的抵抗が存在す
る部分に対応する部分のクロスフローファンと第2壁部
との間のクリアランスを、他の部分と比較して狭くする
ことにより、該当部分のサージングを抑えるとともに、
他の部分の騒音の発生を抑えることができる。
【0029】請求項12に係る空気調和装置の室内機
は、請求項4の室内機において、特性変更手段は、第2
壁部の吸い込み側の開口端を、部分的抵抗に対応する部
分が他の部分に比較してより吸い込み側に位置するよう
に調整してなるものである。
【0030】第2壁部の吸い込み側の開口端を吸い込み
側に位置させることによって、案内部への吸い込み部開
口が絞られることになり、ファン特性を向上できる。そ
こで、部分的抵抗が存在する部分に対応する部分の第2
壁部の吸い込み側開口端を他の部分に比較して吸い込み
側に位置させることにより、該当部分のサージングを抑
えるとともに、他の部分の騒音の発生を抑えることがで
きる。
【0031】請求項13に係る空気調和装置の室内機
は、請求項1の室内機において、特性変更手段は、クロ
スフローファンの吸い込み側に設けられ、クロスフロー
ファンへの空気の流れを制御する流れ制御部材である。
【0032】クロスフローファン周囲における空気の逆
流が増加すると、渦が大きくなり、クロスフローファン
の背面に衝突する空気の流れも多くなる。そこでこの空
気の流れを流れ制御部材によって制御し、クロスフロー
ファンの背面に当たる空気の流れを抑えることによりフ
ァン特性を向上させることができる。そこで、部分的抵
抗が存在する部分に対応する部分のクロスフローファン
の吸い込み側に流れ制御部材を設けることにより、該当
部分のサージングを抑えるとともに、他の部分の騒音の
発生を抑えることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】室内機1は、図1〜3に示すよう
に、ケーシング2と、ケーシング2の内部に配置された
クロスフローファン3及び熱交換器4とを有している。
【0034】ケーシング2は、前面グリル組立体10
と、前面グリル組立体10の前方正面に装着される前面
パネル11と、後方に位置する底フレーム組立体12と
を有している。前面グリル組立体10の上面には多数の
スリット状開口部からなる上部吸込口10aが設けら
れ、前面パネル11には上方及び側方に開口する前面吸
込口11aが設けられている。また、前面グリル組立体
10の前面下部にはクロスフローファン3によって生成
された空気流の吹出口10bが設けられている。底フレ
ーム組立体12には前面グリル組立体10が取り付けら
れ、これらによってケーシング2が形成されている。ま
た、底フレーム組立体12には、クロスフローファン3
を収納するファン収納部12aが形成されている。そし
て、これらの前面グリル組立体10及び底フレーム組立
体12で構成されるケーシング2は、室内の壁面に固定
される据付板15に係止されて室内壁等に固定されるク
ロスフローファン3は底フレーム組立体12のファン収
納部12aに軸受13を介して回動自在に取り付けられ
ている。なお、軸受13と対向する側面にはクロスフロ
ーファン駆動用のモータ14が設けられ、このモータ1
4のさらに外方には側板16が取り付けられている。
【0035】また、前面グリル組立体10の上部吸込口
10a内方及び前面パネル11の前面吸込口11a内方
には空気清浄用のエアフィルタ17が設けられている。
このエアフィルタ17は、クロスフローファン3の回転
軸に沿った方向の全長に亘って連続して設けられている
わけではなく、部分的に設けられている。すなわち、こ
れらのエアフィルタ17は空気流の部分的抵抗(負荷)
となっている。
【0036】熱交換器4はクロスフローファン3の前
方、上方及び後部上方を取り囲むように設けられてい
る。この熱交換器4は、左右両端で複数回折り返された
伝熱管に多数の放熱フィンが取り付けられたものであ
り、クロスフローファン3の駆動により上部吸込口10
a及び前面吸込口11aから吸い込まれた空気をクロス
フローファン3側に通過させ、伝熱管内部を通過する冷
媒との間で熱交換を行わせるものである。なお、この熱
交換器4は冷媒配管を介して室外機からの冷媒配管と接
続される。
【0037】ケーシング2の内部には、クロスフローフ
ァン3からの空気流を吹出口10bに導くための案内部
20が形成されている。この案内部20は、ファン収納
部12aの一部であって上部から下部に連続する後壁2
1と、この後壁21に対向するように配置された前側の
舌部22と、舌部22に連続し吹出口10bに続く前壁
23とから構成されている。なお、舌部22及び前壁2
3は前面グリル組立体10の一部に一体的に形成された
ものである。そして、この案内部20の吸い込み側の端
部に、前述のクロスフローファン3が配置されている。
【0038】また、この室内機には、クロスフローファ
ン3のファン特性を、クロスフローファン3の回転軸に
沿った方向で、エアフィルタ17に起因する部分的抵抗
に応じて変更するための構成が設けられている。以下、
このファン特性の変更のための構成の各種の実施形態に
ついて詳細に説明する。
【0039】[流路断面積の制御による特性の変更] <第1実施形態>第1実施形態のファン特性変更手段
は、案内部20の流路断面積を変更することにより実現
されている。
【0040】(1-a)後壁21の形状 ここでは、図4に示すように、後壁21は、流路断面積
が小さくなるように手前側(舌部22側)に偏位してい
る第1部分21aと、流路断面積が大きくなるように後
方側に偏位している第2部分21bとを有している。そ
して、第1部分21aはエアフィルタ17(部分的抵
抗)に対応する領域に形成されており、第2部分21b
はエアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に
形成されている。
【0041】この場合は、流路断面積を絞ることで、フ
ァン特性が左上がりの急な傾きを持つようになる。した
がって、図5(a)に示すように、部分的抵抗となるエ
アフィルタ17の存在する部分の風量Qと静圧Psとの
関係は曲線Aとなり、エアフィルタ17の存在しない部
分の風量Qと静圧Psとの関係は曲線Bとなる。そし
て、後壁21の第1部分21aに対応する領域のファン
特性は曲線aとなり、後壁21の第2部分21bに対応
する領域のファン特性は曲線bとなる。したがって風量
の低下を抑えながらサージングの発生を防止することが
できる。
【0042】なお、サージングの防止のみを考慮した場
合、後壁21の全てを第1部分21aで形成することも
考えられる。この場合はファン特性は曲線aのみとな
る。しかし、後壁21の全てを第1部分21aで形成し
た場合、騒音が大きくなり、この騒音を抑えようとする
と風量が低下する。
【0043】(1-b)前壁23の形状 ここでは、図6に示すように、舌部22から吹出口10
bに連続する前壁23の形状を局部的に変えて流路断面
積を調整している。すなわち、前壁23は、流路断面積
が小さくなるように後方側に偏位している第1部分23
aと、流路断面積が大きくなるように前方側に偏位して
いる第2部分23bとを有している。そして、第1部分
23aはエアフィルタ17に対応する領域に形成されて
おり、第2部分23bはエアフィルタ17が存在しない
部分に対応する領域に形成されている。
【0044】この場合も、前記同様に、流路断面積の小
さい領域のファン特性が図5(a)に示す曲線aとな
り、流路断面積の大きい領域のファン特性が曲線bとな
る。したがって風量の低下を抑えながらサージングの発
生を防止することができる。
【0045】なお、この第2実施形態において、第1実
施形態を併せて用いてもよい、すなわち、後壁21と前
壁23の両方の形状を局部的に前方あるいは後方に偏位
させてファン特性を調整するようにしても良い。
【0046】<第2実施形態>この第2実施形態では、
舌部22の形状を、エアフィルタ17が存在する部分に
対応する部分とエアフィルタ17が存在しない部分に対
応する部分とで変え、ファン特性を変更するものであ
る。その主な目的は、舌部22の近傍に発生する渦の強
さと大きさとを調整してファン特性を変更することにあ
る。
【0047】(2-a)舌部22の角度 ここでは、図7に示すように、舌部22の角度、具体的
には前壁23に対する舌部22の角度を変更することに
よりファン特性の変更が実現されている。すなわち、前
壁23に対する舌部22の角度は、より角度の大きいθ
1の第1部分22aと、角度の比較的小さいθ2の第2
部分22bとを有している。そして、第1部分22aは
エアフィルタ17に対応する領域に形成されており、第
2部分22bはエアフィルタ17が存在しない部分に対
応する領域に形成されている。
【0048】この場合は、舌部22とクロスフローファ
ン3との間に形成される渦の大きさ及び強さが第1部分
22aと第2部分22bとで異なり、第1部分22aが
形成された領域では渦が強くなって吹き出しがスムーズ
となる。したがって、第1部分22aの形成された領域
のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、第2部
分22bが形成された領域のファン特性が曲線bとな
る。このため、風量の低下を抑えながらサージングの発
生を防止することができる。
【0049】(2-b)舌部22とクロスフローファン3と
のクリアランス ここでは、図8に示すように、舌部22とクロスフロー
ファン3とのクリアランスを変更することによりファン
特性の変更が実現されている。すなわち、舌部22は、
クロスフローファン3とのクリアランスが小さい第1部
分22aと、大きい第2部分22bとを有している。そ
して、第1部分22aはエアフィルタ17に対応する領
域に形成されており、第2部分22bはエアフィルタ1
7が存在しない部分に対応する領域に形成されている。
【0050】この場合は、舌部22とクロスフローファ
ン3との間に形成される渦の大きさ及び強さが第1部分
22aと第2部分22bとで異なり、第1部分22aが
形成された領域では渦が強くなって吹き出しがスムーズ
となる。したがって、第1部分22aの形成された領域
のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、第2部
分22bが形成された領域のファン特性が曲線bとな
る。このため、風量の低下を抑えながらサージングの発
生を防止することができる。
【0051】(2-c)舌部22の高さ ここでは、図9に示すように、舌部22の高さ、すなわ
ち舌部22の吸い込み側への突出量を変更することによ
りファン特性の変更が実現されている。具体的には、舌
部22は、高さが低い(H1)第1部分22aと、高い
(H2)第2部分22bとを有している。そして、第1
部分22aはエアフィルタ17に対応する領域に形成さ
れており、第2部分22bはエアフィルタ17が存在し
ない部分に対応する領域に形成されている。
【0052】この場合は、前記同様に、舌部22の第1
部分22aとクロスフローファン3との間に形成される
渦の大きさ及び強さが、比較的強くなって吹き出しがス
ムーズとなる。したがって、第1部分22aの形成され
た領域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、
第2部分22bが形成された領域のファン特性が曲線b
となる。このため、風量の低下を抑えながらサージング
の発生を防止することができる。
【0053】(2-d)舌部22の形状 ここでは、図10に示すように、舌部22の形状を変更
することによりファン特性の変更が実現されている。す
なわち、舌部22は、断面視V字形状に形成された第1
部分22aと、ほぼ平坦に形成された第2部分22bと
を有している。そして、第1部分22aはエアフィルタ
17(部分的抵抗)に対応する領域に形成されており、
第2部分22bはエアフィルタ17が存在しない部分に
対応する領域に形成されている。
【0054】この場合は、舌部22の第1部分22aと
クロスフローファン3との間に形成される渦がV字形状
の凹部に固定されることとなり、この部分の吹き出しが
スムーズとなる。したがって、第1部分22aの形成さ
れた領域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとな
り、第2部分22bが形成された領域のファン特性が曲
線bとなる。このため、風量の低下を抑えながらサージ
ングの発生を防止することができる。
【0055】(2-e)舌部22の突起 ここでは、図11(a)及び(b)に示すように、舌部
22の表面に設けられた突起の有無によってファン特性
の変更が実現されている。すなわち、舌部22は、表面
に突起22cが形成された第1部分22a(同図
(a))と、ほぼ平坦に形成された第2部分22b(同
図(b))とを有している。そして、第1部分22aは
エアフィルタ17に対応する領域に形成されており、第
2部分22bはエアフィルタ17が存在しない部分に対
応する領域に形成されている。
【0056】この場合は、舌部22の第1部分22aと
クロスフローファン3との間に形成される渦が他の部分
に比較して強くなり、この部分の吹き出しがスムーズと
なる。したがって、第1部分22aの形成された領域の
ファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、第2部分
22bが形成された領域のファン特性が曲線bとなる。
このため、風量の低下を抑えながらサージングの発生を
防止することができる。
【0057】<第3実施形態>この第3実施形態では、
案内部20を構成する後壁21の吸い込み側の開口端部
(スクロール)24の形状を、エアフィルタ17が存在
する部分に対応する部分とエアフィルタ17が存在しな
い部分に対応する部分とで変え、ファン特性を変更する
ものである。その主な目的は、スクロール24とクロス
フローファン3との間に発生する風の逆流や漏れを調整
してファン特性を変更することにある。
【0058】(3-a)スクロール24とクロスフローファ
ン3とのクリアランス ここでは、図12に示すように、スクロール24とクロ
スフローファン3とのクリアランスを変更することによ
りファン特性の変更が実現されている。すなわち、スク
ロール24は、クロスフローファン3とのクリアランス
が小さい第1部分24aと、大きい第2部分24bとを
有している。そして、第1部分24aはエアフィルタ1
7に対応する領域に形成されており、第2部分24bは
エアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に形
成されている。
【0059】この場合は、スクロール24とクロスフロ
ーファン3との間に発生する風の逆流や漏れが、第1部
分24aと第2部分24bとで異なり、第1部分24a
では逆流及び漏れが少なくなる。これによって渦の発生
が抑えられ、吹き出しがスムーズとなる。したがって、
第1部分24aの形成された領域のファン特性が図5
(b)に示す曲線aとなり、第2部分24bが形成され
た領域のファン特性が曲線bとなる。このため、風量の
低下を抑えながらサージングの発生を防止することがで
きる。
【0060】(3-b)スクロール24の端部の位置 ここでは、図13に示すように、スクロール24の吸い
込み側の開口端の位置を変更することによりファン特性
の変更が実現されている。すなわち、スクロール24
は、その吸い込み側の開口端が吸い込み側に延長されて
案内部20の吸い込み部の面積を絞っている第1部分2
4aと、第1部分24aよりも吹き出し側に位置して吸
い込み部の面積を比較的大きく確保している第2部分2
4bとを有している。そして、第1部分24aはエアフ
ィルタ17に対応する領域に形成されており、第2部分
24bはエアフィルタ17が存在しない部分に対応する
領域に形成されている。
【0061】この場合は、前記同様に、スクロール24
とクロスフローファン3との間に発生する風の逆流や漏
れが第1部分24aでは少なくなり、渦の発生が抑えら
れて吹き出しがスムーズとなる。したがって、第1部分
24aの形成された領域のファン特性が図5(b)に示
す曲線aとなり、第2部分24bが形成された領域のフ
ァン特性が曲線bとなる。このため、風量の低下を抑え
ながらサージングの発生を防止することができる。
【0062】<第4実施形態>この第4実施形態では、
クロスフローファン3に導入される風の流れを調整する
ことによりファン特性を変更するものである。
【0063】具体的には、図14に示すように、クロス
フローファン3の上流側において、エアフィルタ17が
存在する部分に対応する領域には複数の流れ制御板25
を設け、エアフィルタ17が存在しない部分に対応する
領域にはこれらの流れ制御板25を設けないようにす
る。複数の流れ制御板25は、それぞれ板状の短冊部材
であり、クロスフローファンの軸方向における長さ(図
14の紙面垂直方向の長さ)はエアフィルタ17の長さ
とほぼ同じ長さになっている。
【0064】ここでは、流れ制御板25が設けられてい
ることにより、クロスフローファン3の背面に衝突する
空気の流れを抑えることができ、スムーズに風が導入さ
れる。したがって、流れ制御板25が設けられている領
域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、設け
られていない領域のファン特性が曲線bとなる。このた
め、風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止す
ることができる。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明では、エアフィルタ等の
クロスフローファンに対する部分的な抵抗を有する室内
機において、特性変更手段によって、部分的抵抗に応じ
てファン特性が変更されるので、風量が確保されるとと
もにサージングが抑えられ、振動や騒音が抑えられる。
【0066】請求項2の発明では、案内部を流れる空気
の流れを制御することにより部分的抵抗に応じてファン
特性が変更されるので、容易にファン特性を変更でき
る。請求項3の発明では、部分的抵抗が存在する部分に
対応してクロスフローファンの吹き出し側の流路面積が
他の部分に比較して小さくなっているので、風量の低下
にかかわらずその部分の静圧を上げることができ、部分
的抵抗の存在する部分に対応する部分のファン特性を向
上させて、当該部分のサージングを抑えることができ
る。
【0067】請求項4の発明では、クロスフローファン
と案内部との間に発生する空気の渦流を制御することに
よりファン特性を変更するので、サージングを抑えると
ともに、騒音の発生を抑えることができる。
【0068】請求項5の発明では、クロスフローファン
と案内部の第1壁部との間のクリアランスを調整して部
分的抵抗が存在する部分のファン特性を向上しているの
で、該当部分のサージングを抑えるとともに、騒音の発
生を抑えることができる。
【0069】請求項6の発明では、案内部の第1壁の導
入角度によりファン特性を調整しているので、簡単な構
成でファン特性を調整できる。請求項7の発明では、ク
ロスフローファンと対向する第1壁部の高さを低くする
ことにより、小さくて強い渦を発生させ、ファン特性を
向上している。したがって、簡単な構成でファン特性を
調整してサージングを抑えるとともに、騒音の発生を抑
えることができる。
【0070】請求項8の発明では、クロスフローファン
と対向する第1壁部をV字状に形成することにより、渦
をV字状部分に固定することができる。したがって、簡
単な構成でファン特性を調整してサージングを抑えると
ともに、騒音の発生を抑えることができる。
【0071】請求項9の発明では、クロスフローファン
と対向する第1壁部に突起を形成することにより、強く
て小さい渦を発生させることができる。したがって、簡
単な構成でファン特性を調整してサージングを抑えると
ともに、騒音の発生を抑えることができる。
【0072】請求項10の発明では、突起の形状及び/
又は位置によって渦の発生を制御し、ファン特性を調整
しているので、簡単な構成でファン特性を調整してサー
ジングを抑えるとともに、騒音の発生を抑えることがで
きる。
【0073】請求項11の発明では、クロスフローファ
ンの回転方向と反向する第2壁部とクロスフローファン
との間のクリアランスを、部分的抵抗に対応する部分が
他の部分に比較してより狭くなるように調整してファン
特性を調整しているので、簡単な構成でサージングを抑
えるとともに、騒音の発生を抑えることができる。
【0074】請求項12の発明では、案内部の第2壁部
の吸い込み側の端部の位置を調整してファン特性を調整
しているので、簡単な構成でサージングを抑えるととも
に、騒音の発生を抑えることができる。
【0075】請求項13の発明では、流れ制御部材によ
りクロスフローファンへの空気の流れを制御し、ファン
特性と調整しているので、風量の低下及びサージングを
抑えるとともに、騒音の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による室内機の外観斜視
図。
【図2】前記室内機の縦断面構成図。
【図3】前記室内機の分解斜視図。
【図4】ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図5】ファン特性曲線図。
【図6】ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図7】ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図8】ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図9】ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図10】ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図11】ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図12】ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図13】ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図14】ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図15】部分的抵抗の存在による問題点を説明するた
めの図。
【図16】部分的抵抗の存在による問題点を説明するた
めの図。
【図17】部分的抵抗の存在による問題点を説明するた
めの図。
【符号の説明】
1 室内機 2 ケーシング 3 クロスフローファン 4 熱交換器 10a,11a 吸込口 10b 吹出口 17 エアフィルタ 20 案内部 21 後壁 22 舌部 23 前壁 24 スクロール

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気の流れに対する部分的抵抗が吸い込み
    側に存在する空気調和装置の室内機であって、 空気の吸い込み部及び吹き出し部を有するケーシング
    と、 前記ケーシング内部に配置され、前記吸い込み部から吹
    き出し部への空気流を発生させるためのクロスフローフ
    ァンと、 ケーシング内部に吸い込まれた室内空気との間で熱交換
    する熱交換器と、 前記クロスフローファンのファン特性を、前記クロスフ
    ローファンの軸に沿った方向で前記部分的抵抗に応じて
    変更するための特性変更手段と、を備えた空気調和装置
    の室内機。
  2. 【請求項2】前記ケーシング内部には前記クロスフロー
    ファンからの空気流を前記吹き出し部に導くための案内
    部が設けられ、 前記特性変更手段は前記案内部を流れる空気の流れを制
    御するものである、請求項1に記載の空気調和装置の室
    内機。
  3. 【請求項3】前記特性変更手段は、前記案内部における
    前記クロスフローファンの吹き出し側の空気流路におい
    て前記部分的抵抗に対応する部分の流路断面積を他の部
    分に比較して小さく設定してなるものである、請求項2
    に記載の空気調和装置の室内機。
  4. 【請求項4】前記案内部は吸い込み側の開口端部に、そ
    れぞれ前記クロスフローファンと所定のクリアランスを
    介して対向し前記クロスフローファンの回転方向と順向
    する第1壁部及び前記クロスフローファンの回転方向と
    反向する第2壁部を有し、 前記特性変更手段は、前記第1壁部及び第2壁部の少な
    くとも一方の形状を前記部分的抵抗が存在する領域に応
    じて部分的に変更してなるものである、請求項2に記載
    の空気調和装置の室内機。
  5. 【請求項5】前記特性変更手段は、前記第1壁部と前記
    クロスフローファンとの間のクリアランスを、前記部分
    的抵抗に対応する部分が他の部分に比較してより狭くな
    るように調整してなるものである、請求項4に記載の空
    気調和装置の室内機。
  6. 【請求項6】前記第1壁部とクロスフローファンとの間
    のクリアランスは、前記案内部に導入される空気に対す
    る前記第1壁の導入角度により調整される、請求項5に
    記載の空気調和装置の室内機。
  7. 【請求項7】前記特性変更手段は、前記第1壁部の高さ
    を、前記部分的抵抗に対応する部分が他の部分に比較し
    てより低くなるように調整してなるものである、請求項
    4に記載の空気調和装置の室内機。
  8. 【請求項8】前記特性変更手段は、前記第1壁部の前記
    部分的抵抗に対応する部分の形状を、側断面視V字状に
    形成してなるものである、請求項4に記載の空気調和装
    置の室内機。
  9. 【請求項9】前記特性変更手段は、前記第1壁部の前記
    部分的抵抗に対応する部分に、突起を形成してなるもの
    である、請求項4に記載の空気調和装置の室内機。
  10. 【請求項10】前記特性変更手段は、前記第1壁部の突
    起の形状及び位置の少なくともいずれかによりなるもの
    である、請求項9に記載の空気調和装置の室内機。
  11. 【請求項11】前記特性変更手段は、前記第2壁部と前
    記クロスフローファンとの間のクリアランスを、前記部
    分的抵抗に対応する部分が他の部分に比較してより狭く
    なるように調整してなるものである、請求項4に記載の
    空気調和装置の室内機。
  12. 【請求項12】前記特性変更手段は、前記第2壁部の吸
    い込み側の開口端を、前記部分的抵抗に対応する部分が
    他の部分に比較してより吸い込み側に位置するように調
    整してなるものである、請求項4に記載の空気調和装置
    の室内機。
  13. 【請求項13】前記特性変更手段は、前記クロスフロー
    ファンの吸い込み側に設けられ、前記クロスフローファ
    ンへの空気の流れを制御する流れ制御部材である、請求
    項1に記載の空気調和装置の室内機。
JP2000390240A 2000-12-22 2000-12-22 空気調和装置の室内機 Expired - Fee Related JP3700578B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000390240A JP3700578B2 (ja) 2000-12-22 2000-12-22 空気調和装置の室内機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000390240A JP3700578B2 (ja) 2000-12-22 2000-12-22 空気調和装置の室内機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002195595A true JP2002195595A (ja) 2002-07-10
JP3700578B2 JP3700578B2 (ja) 2005-09-28

Family

ID=18856645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000390240A Expired - Fee Related JP3700578B2 (ja) 2000-12-22 2000-12-22 空気調和装置の室内機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3700578B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010240A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP2008275193A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2008292137A (ja) * 2007-04-25 2008-12-04 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2009300024A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Panasonic Corp 空気調和機
JP2011147690A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Panasonic Corp 送風装置
JP2012107848A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Hitachi Appliances Inc 空気調和機の室内ユニット
WO2014050365A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JP2014084771A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Panasonic Corp 横断流送風機とそれを用いた空気調和機の室内ユニット
JP2015010730A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 パナソニック株式会社 空気調和機
CN104729039A (zh) * 2013-12-23 2015-06-24 珠海格力电器股份有限公司 贯流风道系统及具有其的空调器
CN105402821A (zh) * 2015-12-30 2016-03-16 海信(山东)空调有限公司 一种空调室内机
JP2016050720A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
WO2018062540A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ダイキン工業株式会社 クロスフロー型の送風機及びそれを備えた空気調和装置の室内ユニット
US10156376B2 (en) 2012-09-28 2018-12-18 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner
CN109506351A (zh) * 2018-11-28 2019-03-22 奥克斯空调股份有限公司 风道结构及空调器
WO2022195834A1 (ja) * 2021-03-19 2022-09-22 三菱電機株式会社 室内機および空気調和装置

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007010240A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Fujitsu General Ltd 空気調和機
JP4539855B2 (ja) * 2005-06-30 2010-09-08 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
JP2008275193A (ja) * 2007-04-25 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2008292137A (ja) * 2007-04-25 2008-12-04 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JP2009300024A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Panasonic Corp 空気調和機
JP2011147690A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Panasonic Corp 送風装置
JP2012107848A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Hitachi Appliances Inc 空気調和機の室内ユニット
CN104662303B (zh) * 2012-09-28 2016-06-22 大金工业株式会社 空调机
WO2014050365A1 (ja) * 2012-09-28 2014-04-03 ダイキン工業株式会社 空気調和機
CN104662303A (zh) * 2012-09-28 2015-05-27 大金工业株式会社 空调机
US10156376B2 (en) 2012-09-28 2018-12-18 Daikin Industries, Ltd. Air conditioner
JP2014070519A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2014084771A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Panasonic Corp 横断流送風機とそれを用いた空気調和機の室内ユニット
JP2015010730A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 パナソニック株式会社 空気調和機
CN104729039A (zh) * 2013-12-23 2015-06-24 珠海格力电器股份有限公司 贯流风道系统及具有其的空调器
JP2016050720A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 日立アプライアンス株式会社 空気調和機
CN105402821B (zh) * 2015-12-30 2018-06-12 海信(山东)空调有限公司 一种空调室内机
CN105402821A (zh) * 2015-12-30 2016-03-16 海信(山东)空调有限公司 一种空调室内机
WO2018062540A1 (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 ダイキン工業株式会社 クロスフロー型の送風機及びそれを備えた空気調和装置の室内ユニット
JP2018059506A (ja) * 2016-09-30 2018-04-12 ダイキン工業株式会社 クロスフロー型の送風機及びそれを備えた空気調和装置の室内ユニット
CN109506351A (zh) * 2018-11-28 2019-03-22 奥克斯空调股份有限公司 风道结构及空调器
WO2022195834A1 (ja) * 2021-03-19 2022-09-22 三菱電機株式会社 室内機および空気調和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3700578B2 (ja) 2005-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6434152B2 (ja) 遠心送風機、空気調和装置および冷凍サイクル装置
JP2002195595A (ja) 空気調和装置の室内機
US6338676B1 (en) Air conditioner
JP6340597B2 (ja) 空気調和機
JP2008240612A (ja) シロッコファン及び空気調和装置
JP2019196866A (ja) 空気調和機の室内機
CA3237453A1 (en) Air channel assembly and air conditioning device having same
JP3596422B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPWO2014199589A1 (ja) 送風機およびこれを用いた空気調和機
JP6695403B2 (ja) 遠心送風機および空気調和装置
JP3675895B2 (ja) 空気調和機の風向変更装置
WO2020048203A1 (zh) 一种风道组件以及空调器
JP2002357194A (ja) 貫流ファン
JPH1019291A (ja) 壁掛け式空気調和装置
JPWO2018163574A1 (ja) 空気調和機
KR20040015872A (ko) 액자형 공기조화기
JP7103465B1 (ja) 送風機および室内機
JP3213786B2 (ja) 送風装置
JP2689802B2 (ja) 空気調和機
KR200142479Y1 (ko) 공기조화기의 토출덕트
JP3632115B2 (ja) 空気調和装置の室外機
KR100360258B1 (ko) 공기조화기
JP2000074421A (ja) 空気調和機
KR20000033188A (ko) 에어컨 실내기의 흡입 가이드
KR200177721Y1 (ko) 에어콘의실내기

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040930

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041217

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050704

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090722

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100722

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100722

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110722

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110722

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120722

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120722

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130722

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees