JP3700578B2 - 空気調和装置の室内機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和装置の室内機、特に、フィルタ等の空気の流れに対する部分的抵抗が吸い込み側に存在する空気調和装置の室内機に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和装置の室内機は、室内空気の吸い込み部及び吹き出し部が形成されたケーシングを有しており、このケーシングの内部にはクロスフローファンと熱交換器とが設けられている。クロスフローファンは吸い込み部から吹き出し部に至る空気流を生成している。
また、熱交換器は、内部に冷媒が循環する伝熱管及び熱伝達を容易にするフィンを備えており、クロスフローファンにより生成される空気流中に配置される。ここでは、吸い込み部から吸入された室内空気は、熱交換器を通過する間に冷却又は加熱されて吹き出し部から室内に吹き出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に吸い込み部は前面パネルや上部パネルに設けられており、吸い込み部の内部には空気中の埃がケーシング内部に入り込むのを防止するためにエアフィルタが取り付けられている。このエアフィルタはクロスフローファンの回転軸に沿って一様に設けられているわけではない。したがって、エアフィルタはクロスフローファンにとっては回転軸に沿った方向の部分的な抵抗となっている。
【0004】
このように、エアフィルタ等の部分的な抵抗が存在すると、その部分に対応する部分の風量が減少し、集塵性能の低下や、サージングによる振動や騒音を引き起こす原因となる。
この点を図15及び図16を用いて詳細に説明する。
図15はエアフィルタ等の部分的な抵抗が存在しない領域の空気の流れを示している。
この場合は、漏れ空気の逆流流れが発生しているものの貫流幅が確保されており、特に問題はない。一方、図16はエアフィルタ等の部分的抵抗が存在する領域の空気の流れである。ここでは、漏れ空気による逆流流れが増加し、渦中心がクロスフローファン3の回転軸中心側へ寄り、かつ渦が大きくなっている。このため、貫流幅が減少し、風量が減少する。また、渦が弱くかつ大きくなるために、変動が大きくなり、騒音、サージングの要因になる。
【0005】
このような問題を解消するために、抵抗の存在する部分において適量な風量となるようにファン特性を設定することも考えられる。しかし、抵抗の存在する部分に合わせてファン特性を設定すると、抵抗の存在しない部分におけるファン特性が高くなりすぎ、騒音が発生するという問題が生じる。この場合の空気の流れを図17に示す。ここでは、渦が小さくかつ強いため、貫流幅が増加し、風量が増大する。しかし、渦中心がクロスフローファンの羽根(動翼)上に存在することになり、渦が羽根に干渉して騒音が発生する。
【0006】
本発明の課題は、吸い込み側に設けられた部材によって、クロスフローファンの吸い込み側に部分的な抵抗が存在する場合においても、この部分的抵抗が存在する部分の風量低下を抑えることができ、サージングの発生を抑えることができる空気調和装置の室内機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る空気調和装置の室内機は、空気の流れに対する部分的抵抗が吸い込み側に存在する室内機であって、ケーシングとクロスフローファンと熱交換器と特性変更手段とを備えている。ケーシングは空気の吸い込み部及び吹き出し部を有している。クロスフローファンは、ケーシング内部に配置され、吸い込み部から吹き出し部への空気流を発生させる。熱交換器は、ケーシング内部に吸い込まれた室内空気との間で熱交換する特性変更手段は、クロスフローファンのファン特性を、クロスフローファンの軸に沿った方向で部分的抵抗に応じて変更するための手段である。部分的抵抗は、吸い込み部とクロスフローファンとの間に設けられた部材により生じる抵抗である。ケーシング内部にはクロスフローファンからの空気流を吹き出し部に導くための案内部が設けられる案内部は吸い込み側の開口端部に、それぞれ前記クロスフローファンと所定のクリアランスを介して対向する前側の第1壁部及び後ろ側の第2壁部を有している。特性変更手段は、第1壁部の部分的抵抗に対応する部分に、断面が三角形状の先端が尖った突起を形成してなるものである。
【0008】
この室内機では、クロスフローファンの回転によりケーシングの吸い込み部から室内空気がケーシング内部に吸い込まれる。吸い込まれた空気は熱交換器により熱交換され、熱交換された空気は吹き出し部から吹き出される。このとき、吸い込み側(例えば、ケーシングの吸い込み部)にはエアフィルタ等の部材が設けられ、このエアフィルタ等の部材がクロスフローファンに対する部分的な抵抗(負荷)となる。すなわち、クロスフローファンの吸い込み側には、その軸に沿った方向に部分的抵抗が存在する。しかし、特性変更手段が、クロスフローファンのファン特性を、クロスフローファンの軸に沿った方向で部分的抵抗に応じて変更する
【0009】
このため、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、風量が確保されるようにファン特性を変更することができ、風量低下を抑えることができる。また、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、空気の流れを図15のようにすることができるので、サージングの発生を抑えることができる。すなわち、吸い込み側に設けられた部材によって、クロスフローファンの吸い込み側に部分的な抵抗が存在する場合においても、この部分的抵抗が存在する部分の風量低下を抑えることができ、サージングの発生を抑えることができる。
【0010】
クロスフローファンと対向する第1壁部に断面が三角形状の先端が尖った突起を形成することにより、強くて小さい渦を発生させることができる。そこで、部分的抵抗が存在する部分に対応する部分の第1壁部に断面が三角形状の先端が尖った突起を設けることにより、該当部分のサージングを抑えるとともに、他の部分の騒音の発生を抑えることができる。
【0011】
請求項に係る空気調和装置の室内機は、空気の流れに対する部分的抵抗が吸い込み側に存在する室内機であって、ケーシングとクロスフローファンと熱交換器と特性変更手段とを備えている。ケーシングは空気の吸い込み部及び吹き出し部を有している。クロスフローファンは、ケーシング内部に配置され、吸い込み部から吹き出し部への空気流を発生させる。熱交換器は、ケーシング内部に吸い込まれた室内空気との間で熱交換する特性変更手段は、クロスフローファンのファン特性を、クロスフローファンの軸に沿った方向で部分的抵抗に応じて変更するための手段である。ケーシング内部にはクロスフローファンからの空気流を吹き出し部に導くための案内部が設けられる案内部は吸い込み側の開口端部に、それぞれ前記クロスフローファンと所定のクリアランスを介して対向する前側の第1壁部及び後ろ側の第2壁部を有している。特性変更手段は、第1壁部の高さを、部分的抵抗に対応する部分が他の部分に比較してより低くなるように調整してなるものである。
【0012】
この室内機では、クロスフローファンの回転によりケーシングの吸い込み部から室内空気がケーシング内部に吸い込まれる。吸い込まれた空気は熱交換器により熱交換され、熱交換された空気は吹き出し部から吹き出される。このとき、吸い込み側(例えば、ケーシングの吸い込み部)にはエアフィルタ等の部材が設けられ、このエアフィルタ等の部材がクロスフローファンに対する部分的な抵抗(負荷)となる。すなわち、クロスフローファンの吸い込み側には、その軸に沿った方向に部分的抵抗が存在する。しかし、特性変更手段が、クロスフローファンのファン特性を、クロスフローファンの軸に沿った方向で部分的抵抗に応じて変更する
【0013】
このため、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、風量が確保されるようにファン特性を変更することができ、風量低下を抑えることができる。また、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、空気の流れを図15のようにすることができるので、サージングの発生を抑えることができる。すなわち、吸い込み側に設けられた部材によって、クロスフローファンの吸い込み側に部分的な抵抗が存在する場合においても、この部分的抵抗が存在する部分の風量低下を抑えることができ、サージングの発生を抑えることができる。
【0014】
クロスフローファンと対向する第1壁部の高さを低くすることにより、小さくて強い渦が発生し、吹き出しがスムーズになってファン特性を向上できる。そこで、部分的抵抗が存在する部分に対応する部分の第1壁部の高さを他の部分の高さに比較して低くし、該当部分のサージングを抑えるとともに、他の部分の騒音の発生を抑えることができる。
【0015】
請求項に係る空気調和装置の室内機は、空気の流れに対する部分的抵抗が吸い込み側に存在する室内機であって、ケーシングとクロスフローファンと熱交換器と特性変更手段とを備えている。ケーシングは空気の吸い込み部及び吹き出し部を有している。クロスフローファンは、ケーシング内部に配置され、吸い込み部から吹き出し部への空気流を発生させる。熱交換器は、ケーシング内部に吸い込まれた室内空気との間で熱交換する特性変更手段は、クロスフローファンのファン特性を、クロスフローファンの軸に沿った方向で部分的抵抗に応じて変更するための手段である。ケーシング内部にはクロスフローファンからの空気流を吹き出し部に導くための案内部が設けられる案内部は吸い込み側の開口端部に、それぞれ前記クロスフローファンと所定のクリアランスを介して対向する前側の第1壁部及び後ろ側の第2壁部を有している。特性変更手段は、第2壁部の吸い込み側の開口端を、部分的抵抗に対応する部分が他の部分に比較してより吸い込み側に位置するように調整してなるものである。
【0016】
この室内機では、クロスフローファンの回転によりケーシングの吸い込み部から室内空気がケーシング内部に吸い込まれる。吸い込まれた空気は熱交換器により熱交換され、熱交換された空気は吹き出し部から吹き出される。このとき、吸い込み側(例えば、ケーシングの吸い込み部)にはエアフィルタ等の部材が設けられ、このエアフィルタ等の部材がクロスフローファンに対する部分的な抵抗(負荷)となる。すなわち、クロスフローファンの吸い込み側には、その軸に沿った方向に部分的抵抗が存在する。しかし、特性変更手段が、クロスフローファンのファン特性を、クロスフローファンの軸に沿った方向で部分的抵抗に応じて変更する
【0017】
このため、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、風量が確保されるようにファン特性を変更することができ、風量低下を抑えることができる。また、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、空気の流れを図15のようにすることができるので、サージングの発生を抑えることができる。すなわち、吸い込み側に設けられた部材によって、クロスフローファンの吸い込み側に部分的な抵抗が存在する場合においても、この部分的抵抗が存在する部分の風量低下を抑えることができ、サージングの発生を抑えることができる。
【0018】
第2壁部の吸い込み側の開口端を吸い込み側に位置させることによって、案内部への吸い込み部開口が絞られることになり、ファン特性を向上できる。そこで、部分的抵抗が存在する部分に対応する部分の第2壁部の吸い込み側開口端を他の部分に比較して吸い込み側に位置させることにより、該当部分のサージングを抑えるとともに、他の部分の騒音の発生を抑えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
室内機1は、図1〜3に示すように、ケーシング2と、ケーシング2の内部に配置されたクロスフローファン3及び熱交換器4とを有している。
ケーシング2は、前面グリル組立体10と、前面グリル組立体10の前方正面に装着される前面パネル11と、後方に位置する底フレーム組立体12とを有している。前面グリル組立体10の上面には多数のスリット状開口部からなる上部吸込口10aが設けられ、前面パネル11には上方及び側方に開口する前面吸込口11aが設けられている。また、前面グリル組立体10の前面下部にはクロスフローファン3によって生成された空気流の吹出口10bが設けられている。底フレーム組立体12には前面グリル組立体10が取り付けられ、これらによってケーシング2が形成されている。また、底フレーム組立体12には、クロスフローファン3を収納するファン収納部12aが形成されている。そして、これらの前面グリル組立体10及び底フレーム組立体12で構成されるケーシング2は、室内の壁面に固定される据付板15に係止されて室内壁等に固定される
クロスフローファン3は底フレーム組立体12のファン収納部12aに軸受13を介して回動自在に取り付けられている。なお、軸受13と対向する側面にはクロスフローファン駆動用のモータ14が設けられ、このモータ14のさらに外方には側板16が取り付けられている。
【0020】
また、前面グリル組立体10の上部吸込口10a内方及び前面パネル11の前面吸込口11a内方には空気清浄用のエアフィルタ17が設けられている。このエアフィルタ17は、クロスフローファン3の回転軸に沿った方向の全長に亘って連続して設けられているわけではなく、部分的に設けられている。すなわち、これらのエアフィルタ17は空気流の部分的抵抗(負荷)となっている。
【0021】
熱交換器4はクロスフローファン3の前方、上方及び後部上方を取り囲むように設けられている。この熱交換器4は、左右両端で複数回折り返された伝熱管に多数の放熱フィンが取り付けられたものであり、クロスフローファン3の駆動により上部吸込口10a及び前面吸込口11aから吸い込まれた空気をクロスフローファン3側に通過させ、伝熱管内部を通過する冷媒との間で熱交換を行わせるものである。なお、この熱交換器4は冷媒配管を介して室外機からの冷媒配管と接続される。
【0022】
ケーシング2の内部には、クロスフローファン3からの空気流を吹出口10bに導くための案内部20が形成されている。この案内部20は、ファン収納部12aの一部であって上部から下部に連続する後壁21と、この後壁21に対向するように配置された前側の舌部22と、舌部22に連続し吹出口10bに続く前壁23とから構成されている。なお、舌部22及び前壁23は前面グリル組立体10の一部に一体的に形成されたものである。そして、この案内部20の吸い込み側の端部に、前述のクロスフローファン3が配置されている。
また、この室内機には、クロスフローファン3のファン特性を、クロスフローファン3の回転軸に沿った方向で、エアフィルタ17に起因する部分的抵抗に応じて変更するための構成が設けられている。以下、このファン特性の変更のための構成の各種の実施形態について詳細に説明する。
【0023】
[流路断面積の制御による特性の変更]
<第1実施形態>
第1実施形態のファン特性変更手段は、案内部20の流路断面積を変更することにより実現されている。
【0024】
(1-a)後壁21の形状
ここでは、図4に示すように、後壁21は、流路断面積が小さくなるように手前側(舌部22側)に偏位している第1部分21aと、流路断面積が大きくなるように後方側に偏位している第2部分21bとを有している。そして、第1部分21aはエアフィルタ17(部分的抵抗)に対応する領域に形成されており、第2部分21bはエアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に形成されている。
【0025】
この場合は、流路断面積を絞ることで、ファン特性が左上がりの急な傾きを持つようになる。したがって、図5(a)に示すように、部分的抵抗となるエアフィルタ17の存在する部分の風量Qと静圧Psとの関係は曲線Aとなり、エアフィルタ17の存在しない部分の風量Qと静圧Psとの関係は曲線Bとなる。そして、後壁21の第1部分21aに対応する領域のファン特性は曲線aとなり、後壁21の第2部分21bに対応する領域のファン特性は曲線bとなる。したがって風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止することができる。
【0026】
なお、サージングの防止のみを考慮した場合、後壁21の全てを第1部分21aで形成することも考えられる。この場合はファン特性は曲線aのみとなる。しかし、後壁21の全てを第1部分21aで形成した場合、騒音が大きくなり、この騒音を抑えようとすると風量が低下する。
(1-b)前壁23の形状
ここでは、図6に示すように、舌部22から吹出口10bに連続する前壁23の形状を局部的に変えて流路断面積を調整している。すなわち、前壁23は、流路断面積が小さくなるように後方側に偏位している第1部分23aと、流路断面積が大きくなるように前方側に偏位している第2部分23bとを有している。そして、第1部分23aはエアフィルタ17に対応する領域に形成されており、第2部分23bはエアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に形成されている。
【0027】
この場合も、前記同様に、流路断面積の小さい領域のファン特性が図5(a)に示す曲線aとなり、流路断面積の大きい領域のファン特性が曲線bとなる。したがって風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止することができる。
なお、この第2実施形態において、第1実施形態を併せて用いてもよい、すなわち、後壁21と前壁23の両方の形状を局部的に前方あるいは後方に偏位させてファン特性を調整するようにしても良い。
【0028】
<第2実施形態>
この第2実施形態では、舌部22の形状を、エアフィルタ17が存在する部分に対応する部分とエアフィルタ17が存在しない部分に対応する部分とで変え、ファン特性を変更するものである。その主な目的は、舌部22の近傍に発生する渦の強さと大きさとを調整してファン特性を変更することにある。
【0029】
(2-a)舌部22の角度
ここでは、図7に示すように、舌部22の角度、具体的には前壁23に対する舌部22の角度を変更することによりファン特性の変更が実現されている。すなわち、前壁23に対する舌部22の角度は、より角度の大きいθ1の第1部分22aと、角度の比較的小さいθ2の第2部分22bとを有している。そして、第1部分22aはエアフィルタ17に対応する領域に形成されており、第2部分22bはエアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に形成されている。
【0030】
この場合は、舌部22とクロスフローファン3との間に形成される渦の大きさ及び強さが第1部分22aと第2部分22bとで異なり、第1部分22aが形成された領域では渦が強くなって吹き出しがスムーズとなる。したがって、第1部分22aの形成された領域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、第2部分22bが形成された領域のファン特性が曲線bとなる。このため、風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止することができる。
【0031】
(2-b)舌部22とクロスフローファン3とのクリアランス
ここでは、図8に示すように、舌部22とクロスフローファン3とのクリアランスを変更することによりファン特性の変更が実現されている。すなわち、舌部22は、クロスフローファン3とのクリアランスが小さい第1部分22aと、大きい第2部分22bとを有している。そして、第1部分22aはエアフィルタ17に対応する領域に形成されており、第2部分22bはエアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に形成されている。
【0032】
この場合は、舌部22とクロスフローファン3との間に形成される渦の大きさ及び強さが第1部分22aと第2部分22bとで異なり、第1部分22aが形成された領域では渦が強くなって吹き出しがスムーズとなる。したがって、第1部分22aの形成された領域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、第2部分22bが形成された領域のファン特性が曲線bとなる。このため、風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止することができる。
【0033】
(2-c)舌部22の高さ
ここでは、図9に示すように、舌部22の高さ、すなわち舌部22の吸い込み側への突出量を変更することによりファン特性の変更が実現されている。具体的には、舌部22は、高さが低い(H1)第1部分22aと、高い(H2)第2部分22bとを有している。
そして、第1部分22aはエアフィルタ17に対応する領域に形成されており、第2部分22bはエアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に形成されている。
【0034】
この場合は、前記同様に、舌部22の第1部分22aとクロスフローファン3との間に形成される渦の大きさ及び強さが、比較的強くなって吹き出しがスムーズとなる。したがって、第1部分22aの形成された領域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、第2部分22bが形成された領域のファン特性が曲線bとなる。このため、風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止することができる。
【0035】
(2-d)舌部22の形状
ここでは、図10に示すように、舌部22の形状を変更することによりファン特性の変更が実現されている。すなわち、舌部22は、断面視V字形状に形成された第1部分22aと、ほぼ平坦に形成された第2部分22bとを有している。そして、第1部分22aはエアフィルタ17(部分的抵抗)に対応する領域に形成されており、第2部分22bはエアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に形成されている。
【0036】
この場合は、舌部22の第1部分22aとクロスフローファン3との間に形成される渦がV字形状の凹部に固定されることとなり、この部分の吹き出しがスムーズとなる。したがって、第1部分22aの形成された領域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、第2部分22bが形成された領域のファン特性が曲線bとなる。このため、風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止することができる。
【0037】
(2-e)舌部22の突起
ここでは、図11(a)及び(b)に示すように、舌部22の表面に設けられた突起の有無によってファン特性の変更が実現されている。すなわち、舌部22は、表面に突起22cが形成された第1部分22a(同図(a))と、ほぼ平坦に形成された第2部分22b(同図(b))とを有している。そして、第1部分22aはエアフィルタ17に対応する領域に形成されており、第2部分22bはエアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に形成されている。
【0038】
この場合は、舌部22の第1部分22aとクロスフローファン3との間に形成される渦が他の部分に比較して強くなり、この部分の吹き出しがスムーズとなる。したがって、第1部分22aの形成された領域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、第2部分22bが形成された領域のファン特性が曲線bとなる。このため、風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止することができる。
【0039】
<第3実施形態>
この第3実施形態では、案内部20を構成する後壁21の吸い込み側の開口端部(スクロール)24の形状を、エアフィルタ17が存在する部分に対応する部分とエアフィルタ17が存在しない部分に対応する部分とで変え、ファン特性を変更するものである。その主な目的は、スクロール24とクロスフローファン3との間に発生する風の逆流や漏れを調整してファン特性を変更することにある。
【0040】
(3-a)スクロール24とクロスフローファン3とのクリアランス
ここでは、図12に示すように、スクロール24とクロスフローファン3とのクリアランスを変更することによりファン特性の変更が実現されている。すなわち、スクロール24は、クロスフローファン3とのクリアランスが小さい第1部分24aと、大きい第2部分24bとを有している。そして、第1部分24aはエアフィルタ17に対応する領域に形成されており、第2部分24bはエアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に形成されている。
【0041】
この場合は、スクロール24とクロスフローファン3との間に発生する風の逆流や漏れが、第1部分24aと第2部分24bとで異なり、第1部分24aでは逆流及び漏れが少なくなる。これによって渦の発生が抑えられ、吹き出しがスムーズとなる。したがって、第1部分24aの形成された領域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、第2部分24bが形成された領域のファン特性が曲線bとなる。このため、風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止することができる。
【0042】
(3-b)スクロール24の端部の位置
ここでは、図13に示すように、スクロール24の吸い込み側の開口端の位置を変更することによりファン特性の変更が実現されている。すなわち、スクロール24は、その吸い込み側の開口端が吸い込み側に延長されて案内部20の吸い込み部の面積を絞っている第1部分24aと、第1部分24aよりも吹き出し側に位置して吸い込み部の面積を比較的大きく確保している第2部分24bとを有している。そして、第1部分24aはエアフィルタ17に対応する領域に形成されており、第2部分24bはエアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域に形成されている。
【0043】
この場合は、前記同様に、スクロール24とクロスフローファン3との間に発生する風の逆流や漏れが第1部分24aでは少なくなり、渦の発生が抑えられて吹き出しがスムーズとなる。したがって、第1部分24aの形成された領域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、第2部分24bが形成された領域のファン特性が曲線bとなる。このため、風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止することができる。
【0044】
<第4実施形態>
この第4実施形態では、クロスフローファン3に導入される風の流れを調整することによりファン特性を変更するものである。
具体的には、図14に示すように、クロスフローファン3の上流側において、エアフィルタ17が存在する部分に対応する領域には複数の流れ制御板25を設け、エアフィルタ17が存在しない部分に対応する領域にはこれらの流れ制御板25を設けないようにする。複数の流れ制御板25は、それぞれ板状の短冊部材であり、クロスフローファンの軸方向における長さ(図14の紙面垂直方向の長さ)はエアフィルタ17の長さとほぼ同じ長さになっている。
【0045】
ここでは、流れ制御板25が設けられていることにより、クロスフローファン3の背面に衝突する空気の流れを抑えることができ、スムーズに風が導入される。したがって、流れ制御板25が設けられている領域のファン特性が図5(b)に示す曲線aとなり、設けられていない領域のファン特性が曲線bとなる。このため、風量の低下を抑えながらサージングの発生を防止することができる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1に係る空気調和装置の室内機では、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、風量が確保されるようにファン特性を変更することができ、風量低下を抑えることができる。また、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、空気の流れを図15のようにすることができるので、サージングの発生を抑えることができる。すなわち、吸い込み側に設けられた部材によって、クロスフローファンの吸い込み側に部分的な抵抗が存在する場合においても、この部分的抵抗が存在する部分の風量低下を抑えることができ、サージングの発生を抑えることができる。また、クロスフローファンと対向する第1壁部に断面が三角形状の先端が尖った突起を形成することにより、強くて小さい渦を発生させることができる。そこで、部分的抵抗が存在する部分に対応する部分の第1壁部に断面が三角形状の先端が尖った突起を設けることにより、該当部分のサージングを抑えるとともに、他の部分の騒音の発生を抑えることができる。
【0047】
請求項に係る空気調和装置の室内機では、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、風量が確保されるようにファン特性を変更することができ、風量低下を抑えることができる。また、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、空気の流れを図15のようにすることができるので、サージングの発生を抑えることができる。すなわち、吸い込み側に設けられた部材によって、クロスフローファンの吸い込み側に部分的な抵抗が存在する場合においても、この部分的抵抗が存在する部分の風量低下を抑えることができ、サージングの発生を抑えることができる。また、クロスフローファンと対向する第1壁部の高さを低くすることにより、小さくて強い渦が発生し、吹き出しがスムーズになってファン特性を向上できる。そこで、部分的抵抗が存在する部分に対応する部分の第1壁部の高さを他の部分の高さに比較して低くし、該当部分のサージングを抑えるとともに、他の部分の騒音の発生を抑えることができる。
【0048】
請求項に係る空気調和装置の室内機では、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、風量が確保されるようにファン特性を変更することができ、風量低下を抑えることができる。また、吸い込み側に設けられた部材によって部分的抵抗が存在する部分において、空気の流れを図15のようにすることができるので、サージングの発生を抑えることができる。すなわち、吸い込み側に設けられた部材によって、クロスフローファンの吸い込み側に部分的な抵抗が存在する場合においても、この部分的抵抗が存在する部分の風量低下を抑えることができ、サージングの発生を抑えることができる。また、第2壁部の吸い込み側の開口端を吸い込み側に位置させることによって、案内部への吸い込み部開口が絞られることになり、ファン特性を向上できる。そこで、部分的抵抗が存在する部分に対応する部分の第2壁部の吸い込み側開口端を他の部分に比較して吸い込み側に位置させることにより、該当部分のサージングを抑えるとともに、他の部分の騒音の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による室内機の外観斜視図。
【図2】 前記室内機の縦断面構成図。
【図3】 前記室内機の分解斜視図。
【図4】 ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図5】 ファン特性曲線図。
【図6】 ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図7】 ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図8】 ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図9】 ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図10】 ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図11】 ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図12】 ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図13】 ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図14】 ファン特性変更手段の一実施形態を示す図。
【図15】 部分的抵抗の存在による問題点を説明するための図。
【図16】 部分的抵抗の存在による問題点を説明するための図。
【図17】 部分的抵抗の存在による問題点を説明するための図。
【符号の説明】
1 室内機
2 ケーシング
3 クロスフローファン
4 熱交換器
10a,11a 吸込口
10b 吹出口
17 エアフィルタ
20 案内部
21 後壁
22 舌部
23 前壁
24 スクロール

Claims (3)

  1. 空気の流れに対する部分的抵抗が吸い込み側に存在する空気調和装置の室内機であって、
    空気の吸い込み部及び吹き出し部を有するケーシングと、
    前記ケーシング内部に配置され、前記吸い込み部から前記吹き出し部への空気流を発生させるためのクロスフローファンと、
    前記ケーシング内部に吸い込まれた室内空気との間で熱交換する熱交換器と、
    記クロスフローファンのファン特性を、前記クロスフローファンの軸に沿った方向で前記部分的抵抗に応じて変更するための特性変更手段と、
    を備え
    前記部分的抵抗は、前記吸い込み部と前記クロスフローファンとの間に設けられた部材により生じる抵抗であり、
    前記ケーシング内部には前記クロスフローファンからの空気流を前記吹き出し部に導くための案内部が設けられ、
    前記案内部は吸い込み側の開口端部に、それぞれ前記クロスフローファンと所定のクリアランスを介して対向する前側の第1壁部及び後ろ側の第2壁部を有し、
    前記特性変更手段は、前記第1壁部の前記部分的抵抗に対応する部分に、断面が三角形状の先端が尖った突起を形成してなるものである、
    空気調和装置の室内機。
  2. 空気の流れに対する部分的抵抗が吸い込み側に存在する空気調和装置の室内機であって、
    空気の吸い込み部及び吹き出し部を有するケーシングと、
    前記ケーシング内部に配置され、前記吸い込み部から前記吹き出し部への空気流を発生させるためのクロスフローファンと、
    前記ケーシング内部に吸い込まれた室内空気との間で熱交換する熱交換器と、
    前記クロスフローファンのファン特性を、前記クロスフローファンの軸に沿った方向で前記部分的抵抗に応じて変更するための特性変更手段と、
    を備え
    前記ケーシング内部には前記クロスフローファンからの空気流を前記吹き出し部に導くための案内部が設けられ、
    前記案内部は吸い込み側の開口端部に、それぞれ前記クロスフローファンと所定のクリアランスを介して対向する前側の第1壁部及び後ろ側の第2壁部を有し、
    前記特性変更手段は、前記案内部を流れる空気の流れを制御するものであり、前記第1壁部の高さを、前記部分的抵抗に対応する部分が他の部分に比較してより低くなるように調整してなるものである、
    空気調和装置の室内機。
  3. 空気の流れに対する部分的抵抗が吸い込み側に存在する空気調和装置の室内機であって、
    空気の吸い込み部及び吹き出し部を有するケーシングと、
    前記ケーシング内部に配置され、前記吸い込み部から前記吹き出し部への空気流を発生させるためのクロスフローファンと、
    前記ケーシング内部に吸い込まれた室内空気との間で熱交換する熱交換器と、
    前記クロスフローファンのファン特性を、前記クロスフローファンの軸に沿った方向で前記部分的抵抗に応じて変更するための特性変更手段と、
    を備え
    前記ケーシング内部には前記クロスフローファンからの空気流を前記吹き出し部に導くための案内部が設けられ、
    前記案内部は吸い込み側の開口端部に、それぞれ前記クロスフローファンと所定のクリアランスを介して対向する、前側の第1壁部及び後ろ側の第2壁部を有し、
    前記特性変更手段は、前記案内部を流れる空気の流れを制御するものであり、前記第2壁部の吸い込み側の開口端を、前記部分的抵抗に対応する部分が他の部分に比較してより吸い込み側に位置するように調整してなるものである、
    空気調和装置の室内機。
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