JPH0658371U - プローブ針カートリッジ - Google Patents
プローブ針カートリッジInfo
- Publication number
- JPH0658371U JPH0658371U JP180093U JP180093U JPH0658371U JP H0658371 U JPH0658371 U JP H0658371U JP 180093 U JP180093 U JP 180093U JP 180093 U JP180093 U JP 180093U JP H0658371 U JPH0658371 U JP H0658371U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- probe needle
- probe
- needle
- bent portion
- shaped bent
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 狭いピッチの被検査物でも垂直に荷重を加え
て確実に基板等を検査できるプローブ針を供する。 【構成】 針の中間部分にS字状の曲げ部を設け垂直方
向にばね性を付与する。このプローブ針を隣接するプロ
ーブ針の干渉を防ぐために、穴とガイドを設けたカバー
に収納し、カートリッジとした。 【効果】 従来のコイルバネを使用したコンタクトピン
では実現できなかった0.5mmピッチの多点測定がで
きる。
て確実に基板等を検査できるプローブ針を供する。 【構成】 針の中間部分にS字状の曲げ部を設け垂直方
向にばね性を付与する。このプローブ針を隣接するプロ
ーブ針の干渉を防ぐために、穴とガイドを設けたカバー
に収納し、カートリッジとした。 【効果】 従来のコイルバネを使用したコンタクトピン
では実現できなかった0.5mmピッチの多点測定がで
きる。
Description
【0001】
本考案は、電子回路基板の検査に使用するプローブ針に関するものであり、特 にクワッド・フラット・パッケージ(QFP)などの検査に適用して効果がある 。
【0002】
各種電子部品が回路基板に確実にハンダ付がなされているかを検査する場合、 今まではコイルスプリングを内蔵したコンタクトプローブ針を用いて垂直方向よ り荷重を加え、基板の検査を行っていた。
【0003】
例えば、QFPのようにハンダ付される端子の数が増え、端子のピッチが狭く なるに従って、コイルバネを使用した従来のプローブ針では径が太く互いに干渉 し合って基板等の検査が困難であった。
【0004】 本考案の目的は狭いピッチの被検査物でも垂直に荷重を加えて確実に基板等を 検査できるプローブ針を供することにある。
【0005】
プローブ針にS字状の曲げ部を設けることにより、この曲げ部がばねとして作 用し、コイルスプリングを用いなくても的確な基板等の検査を行うことができる 。垂直に荷重を加えた時にプローブ針が垂直軸から外れずにたわむような形状と する。又、隣接するプローブ針の干渉を防ぐために曲げ部は穴とガイドを持つカ バーで覆われる。
【0006】
このような構成にすることにより、プローブ針のピッチ間隔を狭くすることが できるので、狭いピッチの被検査物を検査することができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を説明する。 まず、材料は弾性材料であるCo基合金を用いた。表1にこのCo基合金の組 成を示す。
【0008】
【表1】
【0009】 この合金を用いて線径d=0.25mmに仕上げ、直線に加工した後、図3に 示すようにプローブ針の上端に近い部分にS字状に曲げ加工をした。曲げ部の長 さによりばねの強度が変るので、ばね荷重とたわみ量との関係を求めた結果、曲 げ部の長さl(リットル)を4mmとした。
【0010】 図2は、上記プローブ針をカバーに収納した状態を示す斜視図である。カバー 6にプローブ針1の上端直線部3が貫通する穴4が設けられ、穴4の中心軸を含 むようにS字状曲げ部2及びプローブ針1の下端直線部の一部が収納されるガイ ド5が設けられている。
【0011】 図1は、実際に使用する場合の本考案の(a)正面図、(b)側面図である。 多点を同時に検査するために1つのカバー6に多数のプローブ針1をセットして 垂直に加重する。表2にこの時の諸特性を示す。
【0012】
【表2】
【0013】 又、プローブ針のたわみ量とばね荷重の関係を図4に示す。このようにしてピ ッチ間隔0.5mmのQFPの端子の検査を行うことができた。
【0014】
以上説明したように、本考案のプローブ針カートリッジは、ピッチ間隔の狭い 被検査物の検査ができ、さらに構造が簡単なために安く供給できるという効果が ある。
【図1】本考案の実施例を示す(a)正面図、(b)側
面図である。
面図である。
【図2】本考案を説明する斜視図である。
【図3】本考案のプローブ針の正面図である。
【図4】本考案のたわみとばね荷重の関係図である。
1 プローブ針 2 S字状曲げ部 3 直線部 4 穴 5 ガイド 6 カバー
Claims (2)
- 【請求項1】 中間部分にS字状の曲げ部、両端部分に
直線部を持ち、該直線部の軸方向にばね性を付与したプ
ローブ針を用いたことを特徴とするプローブ針カートリ
ッジ。 - 【請求項2】 前記プローブ針の直線部の一部が貫通す
る穴と、前記プローブ針のS字状の曲げ部および直線部
の一部が収納されるガイドとを持つ隣接する前記プロー
ブ針の干渉を防ぐためのカバーを具備したことを特徴と
するプローブ針カートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP180093U JPH0658371U (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | プローブ針カートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP180093U JPH0658371U (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | プローブ針カートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658371U true JPH0658371U (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=11511656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP180093U Pending JPH0658371U (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | プローブ針カートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658371U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11344508A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Japan Electronic Materials Corp | プローブ及びこのプローブを用いたプローブカード |
JP2007333680A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Tokyo Electron Ltd | プローブカード |
JP2008224677A (ja) * | 2008-04-21 | 2008-09-25 | Tokyo Electron Ltd | プローブカード |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP180093U patent/JPH0658371U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11344508A (ja) * | 1998-06-02 | 1999-12-14 | Japan Electronic Materials Corp | プローブ及びこのプローブを用いたプローブカード |
JP2007333680A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Tokyo Electron Ltd | プローブカード |
JP4522975B2 (ja) * | 2006-06-19 | 2010-08-11 | 東京エレクトロン株式会社 | プローブカード |
JP2008224677A (ja) * | 2008-04-21 | 2008-09-25 | Tokyo Electron Ltd | プローブカード |
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