JPS5817338Y2 - プリント基板の検査測定用チェッカ−ピン - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プリント基板の検査測定用チェッカーピン
の先端部の構造に関し、特にプリント基板に固定された
電気部品の端子に嵌合して測定するときに使用する。

従来この種のチェッカーピンとしては、第１図のように
その内径を電気部品端子の直径に合わせたパイプ状先端
部にスリットを設けたものが用いられているが、これは
バネ性が悪く接触不良等で正確な検査に支障があり、か
つ寿命も短い欠点がある。

この考案は、上記のような欠点を除いたもので、以下第
２図にもとづいて説明する。

図で１および２は、それぞれ同じ長さの接触部ピンであ
り、これら６本を、これらより短く、かつ、これらと同
一直径のピン３の周囲に配置し、これらの中心に空間部
４を設けるようにピン保持体５でカシメ等により固着し
たもので゛ある。

すなわち１，２と３とによって構成された空間音１４に
、プリント基板に固定された電気部品端子力嵌合するよ
うにしたもので、この空間部４の長さはプリント基板よ
り出ている電気部品端子の長さによって決まる。

なお、これら接触部ピンの材料は、１，２とも同じ金属
材料でよいが、例えば１を鋼又は燐青銅りのバネ線材と
し、２を銅又は黄銅等の導電線材グようにバネ線材と導
電線材の組合せを採用すトば、接触抵抗が低く更に効果
的である。

又、接触部ピン１，２および３の外径は、被測定１気部
品の端子径によって相異するが、一般には０５〜１．５
ｍｍであり、これらの表面は、メッキ比１げを行うこと
もある。

このような線径の、銅、燐青銅又は黄銅等の線オ；は容
易に入手出来るので、特に一本づつ加工すイ必要がない
ので、この考案によるチェッカーピ〉は安価に製造でき
る。

なお図では、接触部ピン１，２の先端を球状にしである
が、これは針状にしてもよく、又６本の接独部ピンをそ
れぞれ外方に屈曲させて、被測定物グ端子が嵌合しやす
くしてもよい。

この考案は、以上説明したように構成されてしるので、
検査測定にあたり、その接触が極めて良餐であり、かつ
長寿命で、しかも安価に供給できるりで、プリント基板
の検査測定用チェッカーピンク接触部としての効果は極
めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のチェッカーピン接触部の正「図ａおよ
び゛側面図すであり、第２図は、この考案クー実施例の
正面図ａとこのＡ−Ａ’線での断面しｂである。 １．２・・・・・・接触部ピン、３・・・・・・ピン、
４・・・・・・空間部、５・・・・・・ピン保持体。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 同一の長さの接触部ピン１，２を６本、これらより短く
   、かつ、これらと同一直径のピン３の周囲に、中心に空
   間部４を設けるように配置し、ピン保持体５によって固
   着し先端部を構成したプリント基板の検査測定用チェッ
   カーピン。