JPH0729838U - 座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカード - Google Patents

座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカード

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JPH0729838U
JPH0729838U JP6475293U JP6475293U JPH0729838U JP H0729838 U JPH0729838 U JP H0729838U JP 6475293 U JP6475293 U JP 6475293U JP 6475293 U JP6475293 U JP 6475293U JP H0729838 U JPH0729838 U JP H0729838U
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JP
Japan
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probe
bent portion
probe card
buckling stress
buckling
Prior art date
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Pending
Application number
JP6475293U
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English (en)
Inventor
昌男 大久保
新一郎 古崎
輝久 坂田
敬二 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Electronic Materials Corp
Original Assignee
Japan Electronic Materials Corp
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Publication date
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Priority to TW84104224A priority patent/TW263557B/zh
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プローブカードの厚さ寸法をカンチレバータ
イプのものと同等にし、かつ狭小ピッチ、多ピンのプロ
ーブカードにも対応でき、しかもカンチレバータイプと
まったく同じ取付環境で使用できるようにする。 【構成】 半導体ウエハに形成された集積回路の電気的
諸特性の検査に用いられるものであって、集積回路に形
成された電極に対して垂直方向から接触するプローブ1
00の略中央部に略く字形状の屈曲部110が形成され
ており、プローブ100の屈曲部110は座屈が発生し
ても隣接するプローブ100に接触することがない方向
を向いている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば半導体ウエハに形成された集積回路や、TAB、LEDの被 検査物の電気的諸特性の検査に用いられる座屈応力減少機構付垂直動作式プロー ブカードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の座屈方式のプローブカードは、図5に示すように構成されている。すな わち、裏面側に複数本のプローブ600が垂下されたプリント基板500と、こ のプリント基板500の裏面にスペーサ700を介して取り付けられた位置決め 板800とを有し、プローブ600は位置決め板800に開設された貫通孔81 0を貫通している。前記プローブ600には、直線状の金属線が使用されている 。そして、プローブ600は、所定の圧力で図示しない被検査物である集積回路 の電極に接触させられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の座屈方式のプローブカードには以下のような問 題点がある。 すなわち、プローブの電極に対する座圧荷重は、プローブの長さ寸法、断面二 次モーメント及び弾性計数によって決定されるが、プローブの直径が小さいため 、一般的なカンチレバータイプのプローブカードの接触圧より大きくなる。この ため、適当な接触圧を得るためには、プローブの長さ寸法を大きくしなければな らず、プローブカードの厚さ寸法が増大する傾向がある。
【0004】 また、プローブの座屈方向が一定していないため、プローブの間の隙間が少な い狭小ピッチ、多ピンのプローブカードであると、隣接するプローブと接触する おそれがあるので、狭小ピッチ、多ピンのプローブカードには使用できないとい う問題もある。
【0005】 さらに、短いプローブを用いて適当な接触圧を得るために、プローブが電極に 接触した直後には半導体ウエハを僅かに移動させて接触点をプローブの中心軸か らそらすようにすることも考えられるが、このような構成は試験装置を複雑にす る等の欠点をももたらす。
【0006】 本考案は上記事情に鑑みて創案されたもので、プローブカードの厚さ寸法をカ ンチレバータイプのものと同等にし、かつ狭小ピッチ、多ピンのプローブカード にも対応でき、しかもカンチレバータイプとまったく同じ取付環境で使用できる 座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカードを提供することを目的としている 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカードは、被検査物の電 気的諸特性の検査に用いられるものであって、前記集積回路に形成された電極に 対して垂直方向から接触するプローブの略中央部に屈曲部が形成されている。
【0008】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係る座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカード の概略的正面図、図2はこの座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカードに用 いられるプローブの斜視図、図3は座屈が発生した状態のプローブの斜視図、図 4はプローブの折曲部の方向を示すためのプローブの底面図である。
【0009】 本実施例に係る座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカードは、例えば半導 体ウエハに形成された集積回路の電気的諸特性の検査に用いられるものであって 、前記集積回路に形成された電極に対して垂直方向から接触するプローブ100 の略中央部に屈曲部110が形成されている。
【0010】 この座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカードは、プリント基板200と 、このプリント基板200の裏面側に垂直に取り付けられている複数本のプロー ブ100と、このプローブ100の位置決めを行う位置決め機構300とを有し ている。
【0011】 プリント基板200には所定の導電パターン (図示省略) が形成されており、 当該導電パターンにプローブ100が接続されている。
【0012】 一方、プローブ100は、タングステン等の金属線から形成され、中央部に略 く字形状の屈曲部110が形成されている。このプローブ100の先端は、先細 に形成されている。なお、以下では屈曲部110より上の部分を上部120、下 の部分を下部130として説明を行う。
【0013】 上部120と下部130との中心軸は、図2に示すように、同一直線A上にあ る。また、屈曲部110は直線Aからずれて形成されている。
【0014】 かかるプローブ100は、プリント基板200の裏面側に垂直に取り付けられ るが、図4(A)に示すように、屈曲部110は隣接するプローブ100の屈曲 部110と同一方向を向くように取り付けられている。これは、屈曲部110で 座屈が発生した場合に、屈曲部110の方向がランダムであると、隣接するプロ ーブ100に接触するおそれがあるからであり、同一方向を向くようにしておく と、プローブ100同士の接触を防止することができるのである。
【0015】 位置決め機構300は、プリント基板100の裏面側に取り付けられるもので あって、第1のスペーサ310と、この第1のスペーサ310によってプリント 基板200に対して平行に取り付けられる上部位置決め板320と、この上部位 置決め板320の下面側に取り付けられる第2のスペーサ330と、この第2の スペーサ330によってプリント基板200に対して平行に取り付けられる下部 位置決め板340とを有している。
【0016】 第1のスペーサ310の厚さ寸法は、プローブ100の上部120の長さ寸法 より小さく設定されている。一方、第2のスペーサ330の厚さ寸法は、プロー ブ100の屈曲部110の長さ寸法より若干大きく設定されている。
【0017】 上部位置決め板320と下部位置決め板340とには、プローブ100の配置 パターンに対応した複数個の貫通孔321、341が開設されている。上部位置 決め板320の貫通孔321にはプローブ100の上部120が、下部位置決め 板340の貫通孔341にはプローブ100の下部130がそれぞれ貫通してい る。従って、屈曲部110は、上部位置決め板320と下部位置決め板340と の間に位置することになる。
【0018】 次に、上述したような構成による座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカー ドの作用等について説明する。 この座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカードを図示しない試験装置に装 着する。そして、半導体ウエハに対してアライメントを行った後に、プローブ1 00の先端を集積回路の電極に圧接する。
【0019】 すると、プローブ100は、図3に示すように、屈曲部110から座屈する。 この座屈によって、電極に対して適当な接触圧(数グラム〜数十グラム)を確保 することができる。この屈曲部110における座屈は、屈曲部110の方向が決 まっているので、隣接するプローブ100の屈曲部110と接触することがない 。また、プローブ100の上部120と下部130とは、それぞれ貫通孔321 、341を貫通しているので、座屈が発生した場合にもその位置がずれることは ない。
【0020】 なお、上述した実施例においては、プローブ100の屈曲部110は、隣接す るプローブ100の屈曲部110と同一方向を向いているとして説明したが、図 4(B)に示すように、複数列にわたるプローブ100がある場合にも適用でき る。また、図4(C)に示すように、隣接するプローブ100の屈曲部110が 反対の方向を向いていても隣接するプローブ100に接触しなければ同様の効果 を得ることができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案に係る座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカードは、半導体ウエハ に形成された集積回路等の被検査物の電気的諸特性の検査に用いられるものであ って、前記被検査物である集積回路に形成された電極に対して垂直方向から接触 するプローブの略中央部に屈曲部が形成されている。従って、プローブカードの 厚さ寸法を従来のカンチレバータイプのものと同等にすることができる。
【0022】 また、前記屈曲部は略く字形状に形成されており、当該屈曲部は座屈が発生し ても隣接するプローブに接触することがない方向を向いているので、狭小ピッチ 、多ピンのプローブカードにも対応できる。
【0023】 さらに、従来のように、プローブを電極に接触させた後に半導体ウエハ等を移 動させる必要もないから、カンチレバータイプとまったく同じ取付環境で使用で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る座屈応力減少機構付垂
直動作式プローブカードの概略的正面図である。
【図2】この座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカ
ードに用いられるプローブの斜視図である。
【図3】座屈が発生した状態のプローブの斜視図であ
る。
【図4】プローブの折曲部の方向を示すためのプローブ
の底面図である。
【図5】座屈方式のプローブカードの概略的正面図であ
る。
【符号の説明】
100 プローブ 110 屈曲部 200 プリント基板 300 位置決め機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松岡 敬二 兵庫県尼崎市西長洲町2丁目5番13号 日 本電子材料株式会社内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物の電気的諸特性の検査に用いら
    れるものであって、前記被検査物に形成された電極に対
    して垂直方向から接触するプローブの略中央部に屈曲部
    が形成されていることを特徴とする座屈応力減少機構付
    垂直動作式プローブカード。
  2. 【請求項2】 前記屈曲部は略く字形状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の座屈応力減少機構付
    垂直動作式プローブカード。
  3. 【請求項3】 前記プローブの屈曲部は座屈が発生して
    も隣接するプローブに接触することがない方向を向いて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の座屈応力減
    少機構付垂直動作式プローブカード。
  4. 【請求項4】 前記プローブの屈曲部は隣接するプロー
    ブの屈曲部と同一方向を向いていることを特徴とする請
    求項3記載の座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカ
    ード。
  5. 【請求項5】 前記プローブの屈曲部は隣接するプロー
    ブの屈曲部とは逆の方向を向いていることを特徴とする
    請求項3記載の座屈応力減少機構付垂直動作式プローブ
    カード。
JP6475293U 1993-11-08 1993-11-08 座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカード Pending JPH0729838U (ja)

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JP6475293U JPH0729838U (ja) 1993-11-08 1993-11-08 座屈応力減少機構付垂直動作式プローブカード
TW84104224A TW263557B (en) 1993-11-08 1995-04-28 Vertically operative probe card assembly

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