JPH0657989A - 立体駐車装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 車輛重量による立体駐車装置の無端チェーン
コンベアのだれや伸びを防止して無端チェーンコンベア
への偏荷重をなくしてパレットを滑らかに走行させて該
無端チェーンコンベアの寿命を大幅に向上させる。 【構成】 パレット４を支持して無端チェーンコンベア
１０に連結する支持軸を回動自在にパレット支持体１１
に枢着し、更に該パレット支持体１１の一端を無端チェ
ーンコンベア１０に固定すると共に、他の一端に複数の
ガイドローラ７を回動自在に装着し、該ガイドローラ７
を挟持するようにガイドレール１７を無端チェーンコン
ベア１０の走行軌跡に沿って配設した構成を特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車装置に係り、
特に積載した車輛重量による無端チェーンコンベアのだ
れや伸びを防止して無端チェーンコンベアへの偏荷重を
なくしてパレットを滑らかに走行させ、該無端チェーン
コンベアの寿命を大幅に向上させた立体駐車装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】自動車を積載した複数のパレットを該パ
レットの両端部に配設された支持アームの中央部に配設
した支持軸により回動自在に無端チェーンコンベアに配
設し、無端チェーンコンベアを循環走行させて多数の自
動車を狭いスペースに効率よく収納するようにしたゴン
ドラ式の立体駐車装置が多数提案されている。

【０００３】図７において、従来の該立体駐車装置にお
いて、パレットの無端チェーンコンベアへの装着は、パ
レット支持体５１の一端５１ａを無端チェーンコンベア
５０にピン５２によって固定し、他の一端５１ｂに図示
しない支持アームの中央部に設けられた支持軸５２を回
動自在に嵌合させた構造となっていた。

【０００４】しかし該従来の構造によると、自動車及び
パレットの重量は無端チェーンコンベア５０の走行軌跡
から離れた支持軸５２に矢印Ｗ方向に作用するため、矢
印Ａ方向の回転力が発生して無端チェーンコンベア５０
をガイドレール５３から離間させて該無端チェーンコン
ベアにだれや伸びが生じ、無端チェーンコンベア５０に
偏荷重が生じると共に該無端チェーンコンベア５０を希
望の軌跡上を走行させることができないという欠点があ
った。

【０００５】また立体駐車装置の走行及び自動車の出し
入れに際して、その都度上記した無端チェーンコンベア
５０を伸ばす方向の衝撃力が作用し、無端チェーンコン
ベア５０の寿命を縮めてしまうという欠点があった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】本発明は，上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、支持アームの中央部に固定された
支持軸が回動自在に枢着されたパレット支持体の一端
を、無端チェーンコンベアに固定すると共に他の一端に
複数のガイドローラを回動自在に装着し、該ガイドロー
ラをガイドレールで挟持することにより、無端チェーン
コンベアをガイドレールから離間させる方向に作用する
回転力をなくして無端チェーンコンベアを所定の軌跡上
で走行させることであり、またこれによって無端チェー
ンコンベアを伸ばそうとする方向に作用する偏荷重や衝
撃力を大幅に低減させ、安全性を向上させると共に無端
チェーンコンベアの寿命を延ばすことである。

【０００７】また他の目的は、支持アームの中央部に固
定された支持軸が回動自在に枢着されたパレット支持体
の一端を無端チェーンコンベアに固定すると共に、両端
部に一対のガイドローラが回動自在に装着された揺動腕
の中央部をパレット支持体の他の一端に揺動自在に装着
し、該ガイドローラをガイドレールで挟持してガイドす
ることにより、無端チェーンコンベアをガイドレールか
ら離間させる方向に作用する回転力をなくして無端チェ
ーンコンベアを所定の軌跡上で走行させることであり、
またこれによって無端チェーンコンベアに作用する衝撃
力を大幅に低減させることである。

【０００８】更に他の目的は、上記構成により自動車の
重量を利用して自動的にガイドローラをガイドレールに
押圧させて無端チェーンコンベアを希望の軌跡上で走行
させることであり、またパレット支持体に作用する回転
力を該ガイドローラの回動運動により自動的に２等分
し、２つのガイドローラにかかる負荷を均等な大きさと
して該ガイドローラの寿命の延長を図ることである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】要するに本発明（請求項
１）は、自動車を積載する複数のパレットを、循環走行
する無端チェーンコンベアに所定の間隔離間させて装着
し、かつ該パレットの両端部に配設された支持アームの
中央部で回動自在に配設した立体駐車装置において、前
記支持アームの中央部に固定された支持軸が回動自在に
枢着されると共に一端が前記無端チェーンコンベアに固
定され他の一端に複数のガイドローラが回動自在に装着
されたパレット支持体と、該パレット支持体の走行方向
直角方向の動き及び回動運動を制限する如く前記ガイド
ローラを挟持するように前記無端チェーンコンベアの走
行軌跡に沿って配設されたガイドレールとを備えたこと
を特徴とするものである。

【００１０】また本発明（請求項２）は、自動車を積載
する複数のパレットを、循環走行する無端チェーンコン
ベアに所定の間隔離間させて装着し、かつ該パレットの
両端部に配設された支持アームの中央部で回動自在に配
設した立体駐車装置において、一端に前記支持アームの
中央部に固定された支持軸が回動自在に枢着され他の一
端が前記無端チェーンコンベアに固定されたパレット支
持体と、両端部に一対のガイドローラが回動自在に装着
されその中央部において前記パレット支持体に揺動自在
に装着された揺動腕と、前記パレット支持体の走行方向
直角方向の動き及び回動運動を制限する如く前記ガイド
ローラを挟持するように前記無端チェーンコンベアの走
行軌跡に沿って配設されたガイドレールとを備えたこと
を特徴とするものである。

【００１１】

【実施例】以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明
する。本発明に係る立体駐車装置１は、パレット支持体
１１と、ガイドレール１７と、揺動腕３０とを備えてい
る。

【００１２】まず図１から図３及び図５を参照して、立
体駐車装置１の全体構成について説明する。ガイドロー
ラ２は、パレット４を案内して走行させるためのもので
あって、各々のパレット４の少なくとも奥側の一端の左
右両側に回動自在に装着されたローラであり、例えばロ
ーラベアリングが内蔵された公知のローラ従動子として
構成されている。

【００１３】パレット４は、図示しない自動車を積載す
るためのものであって、板状に形成されており、両端部
４ｂに夫々コの字形の支持アーム５が溶接又はボルトに
より固定されている。

【００１４】支持アーム５の中央部５ａには、軸受８が
固定され、該軸受８には支持軸９が回動自在に挿通され
ている。該支持軸９の両端部９ａは、夫々無端チェーン
コンベア１０に所定の間隔離間させて固定されたパレッ
ト支持体１１に夫々回動自在に装着されて複数のパレッ
ト４が互いに干渉しないように無端チェーンコンベア１
０に離間させて配設されている。

【００１５】図２を主に参照して、無端チェーンコンベ
ア１０は、基台１２に矢印Ａ又は矢印Ｂ方向に回動自在
に配設されたスプロケット１３に巻き掛けられ、該スプ
ロケット１３を回動させることにより無端チェーンコン
ベア１０を基台１２に固定されたガイドレール１７にガ
イドさせながら図において時計方向、又は反時計方向に
循環走行させるようになっている。

【００１６】スプロケット１３が固定された回転軸１４
には、スプロケット１５が固定されており、第１減速装
置１６の出力スプロケット１８との間に無端チェーン１
９が巻き掛けられ、更に第１減速装置１６の入力スプロ
ケット２０と第２減速装置２１の出力スプロケット２２
との間には無端チェーン２３が巻き掛けられている。

【００１７】第２減速装置２１の入力軸２４には基台１
２に固定された駆動装置２５の回転軸が連結されてお
り、該駆動装置２５の回転力を第２減速装置２１、無端
チェーン２３、第１減速装置１６、無端チェーン１９及
び回転軸１４を介してスプロケット１３に伝達して回転
させるように構成されている。

【００１８】パレット４は、支持軸９が軸受８に対して
相対的に回動することにより常に水平状態を保ちながら
無端チェーンコンベア１０と共に走行するので自動車の
荷重は、パレット４の位置にかかわらず常に垂直方向
（矢印Ｃ方向に）に作用するように構成されている。

【００１９】二重ガイドレール３は、ガイドローラ２を
案内し、パレット４を安定させて走行させるためのもの
であって、上端部３ａ及び下端部３ｂにおいて互いに連
結された外輪ガイドレール３ｃと内輪ガイドレール３ｄ
とから構成された断面コの字形のレールであり、パレッ
ト４の奥側に配設されている。

【００２０】外輪ガイドレール３ｃは、上部の左右両端
に切欠部３ｅ，３ｆが、また内輪ガイドレール３ｄの下
部の左右両端に切欠部３ｇ，３ｈが形成されており、パ
レット４の走行に伴なって支持軸９が該切欠部３ｅ，３
ｆ，３ｇ，３ｈを通過できるように構成されている。

【００２１】また外輪ガイドレール３ｃ及び内輪ガイド
レール３ｄの切欠部３ｅ，３ｆ，３ｇ，３ｈは、二重ガ
イドレール３に嵌合するガイドローラ２が走行に伴なっ
て容易に離脱及び嵌合できるようにその出入口が拡開し
てラッパ状に形成されている。

【００２２】次に、図３及び図４において、本発明の第
１実施例について説明すると、パレット支持体１１は、
その一端３２ａが無端チェーンコンベア１０の両側面に
ピン３１により固定された２枚の板３２で構成されてお
り、他の一端３２ｂには２つのガイドローラ７がピン３
３によって回動自在に装着されている。

【００２３】そしてガイドレール１７がガイドローラ７
を挟持してパレット支持体１１の走行方向に対して直角
方向の動き及び回動運動を制限する如く無端チェーンコ
ンベア１０の走行軌跡に沿って配設されている。

【００２４】図５及び図６を参照して、本発明の第２実
施例では、パレット支持体１１は、第１実施例と同様に
その一端３２ａが無端チェーンコンベア１０の両側面に
ピン３１により固定された２枚の板３２で構成されてお
り、他の一端３２ｂには支持軸９の一端９ａが回動自在
に枢着されている。

【００２５】更に両端部３０ａ，３０ｂに一対のガイド
ローラ３４がピン３５によって回動自在に装着された揺
動腕３０の中央部３０ｃがピン３６により矢印Ｄ又はＥ
方向に回動自在に装着されている。

【００２６】そしてガイドレール１７がガイドローラ３
４を挟持してパレット支持体１１の走行方向に対して直
角方向の動き及び回動運動を制限するように無端チェー
ンコンベア１０の走行軌跡に沿って配設されている。

【００２７】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図１及び図２を参照し
て、ガイドローラ２が外輪ガイドレール３ｃ及び内輪ガ
イドレール３ｄに嵌合している。

【００２８】ここで駆動装置２５を回転させると、該回
転は第２減速装置２１、無端チェーン２３、第１減速装
置１６、無端チェーン１９及び回転軸１４を介してスプ
ロケット１３に伝達され、該スプロケット１３を時計方
向に回転させる。

【００２９】無端チェーンコンベア１０は、スプロケッ
ト１３により駆動されて時計方向に回転し、該無端チェ
ーンコンベア１０に所定の間隔離間して配設されたパレ
ット４は、走行に伴なって支持軸９が軸受８中で回動
し、パレット４の位置にかかわらず常に水平状態を保ち
ながら無端チェーンコンベア１０と共に走行する。

【００３０】無端チェーンコンベア１０が時計方向に走
行すると、外輪ガイドレール３ｃに嵌合していたガイド
ローラ２は、二重ガイドレール３の上端部３ａにおい
て、外輪ガイドレール３ｃから内輪ガイドレール３ｄに
移動し、また内輪ガイドレール３ｄに嵌合していたガイ
ドローラ２は、同様に二重ガイドレール３の上端部３ａ
において、内輪ガイドレール３ｄから外輪ガイドレール
３ｃに移動して該二重ガイドレール３内を摺動移動し、
常に２つのガイドローラ２が二重ガイドレール３に嵌合
した状態で安定して滑らかに循環走行する。

【００３１】二重ガイドレール３の下端部３ｂにおいて
も同様に２つのガイドローラ２は夫々外輪ガイドレール
３ｃから内輪ガイドレール３ｄに、また内輪ガイドレー
ル３ｄから外輪ガイドレール３ｃに移動して二重ガイド
レール３内を摺動して走行し、パレット４を二重ガイド
レール３に沿って移動させる。

【００３２】このとき支持軸９も同様の軌跡を通って移
動するが、外輪ガイドレール３ｃ及び内輪ガイドレール
３ｄに形成された切欠部３ｅ，３ｆ，３ｇ，３ｈを通過
するので外輪ガイドレール３ｃ及び内輪ガイドレール３
ｄと干渉することはない。

【００３３】また切欠部３ｅ，３ｆ，３ｇ，３ｈをガイ
ドローラ２が通過する際には、外輪ガイドレール３ｃ又
は内輪ガイドレール３ｄからガイドローラ２が外れてガ
イド作用がなくなるが、もう一方のガイドローラ２が内
輪ガイドレール３ｄ又は外輪ガイドレール３ｃに嵌合し
ておりパレット４の動きを規制しているので、パレット
４が揺れることはなく、またパレット４の進行に伴なっ
てラッパ状に形成された外輪ガイドレール３ｃ又は内輪
ガイドレール３ｄに再び嵌合する。

【００３４】パレット４が上下方向に走行するとき、本
発明の第１実施例では、図４において、ガイドローラ７
がガイドレール１７により挟持されてパレット支持体１
１の走行方向に対して直角方向の動き及び回動運動が制
限されているので、無端チェーンコンベア１０に伸びが
生じることはなく、所定の軌跡を通って矢印Ｃ方向に滑
らかに走行する。

【００３５】また図６を参照して、本発明の第２実施例
では、自動車の重量によって一方のガイドローラ３４が
ガイドレール１７に押圧されると、ピン３６を中心とし
て揺動腕３０が矢印Ｄ又はＥ方向に回動して他方のガイ
ドローラ３４をガイドレール１７に押圧させるように自
動的に作動し、一対のガイドローラ３４に作用する力が
等しくなる位置でバランスし、パレット支持体１１はガ
イドレール１７にガイドされ所定の軌跡を通って矢印Ｃ
方向に滑らかに走行する。

【００３６】立体駐車装置１から自動車の出し入れが行
われるパレット４の位置は最下端であり、このとき２つ
のガイドローラ２は外輪ガイドレール３ｃに嵌合してパ
レット４を水平に保持しているので、自動車の出し入れ
による揺れが防止される。

【００３７】なお、二重ガイドレール３は、パレット４
の奥側だけでなく、手前側にも設置することができる
が、その場合には自動車の出し入れの障害とならないよ
うに少なくとも自動車の高さ分だけ下部が除去された二
重ガイドレール３を使用することにより、更にパレット
４の安定性を向上させることができる。

【００３８】また駆動装置２５は、正逆回転自在の駆動
装置であり、無端チェーンコンベア１０を任意の方向に
走行させて短時間で希望のパレット４を所定の位置に移
動させるようになっているのは言うまでもない。

【００３９】

【発明の効果】本発明は、上記のように支持アームの中
央部に固定された支持軸が回動自在に枢着されたパレッ
ト支持体の一端を、無端チェーンコンベアに固定すると
共に他の一端に複数のガイドローラを回動自在に装着
し、該ガイドローラをガイドレールで挟持したので、無
端チェーンコンベアをガイドレールから離間させる方向
に作用する回転力をなくして無端チェーンコンベアを所
定の軌跡上で走行させることができ、またこの結果無端
チェーンコンベアを伸ばそうとする方向に作用する偏荷
重や衝撃力を大幅に低減させ、安全性を向上させると共
に無端チェーンコンベアの寿命を延ばすことができる効
果がある。

【００４０】また支持アームの中央部に固定された支持
軸が回動自在に枢着されたパレット支持体の一端を無端
チェーンコンベアに固定すると共に、両端部に一対のガ
イドローラが回動自在に装着された揺動腕の中央部をパ
レット支持体の他の一端に揺動自在に装着し、該ガイド
ローラをガイドレールで挟持してガイドするようにした
ので、無端チェーンコンベアをガイドレールから離間さ
せる方向に作用する回転力をなくして無端チェーンコン
ベアを所定の軌跡上で走行させることができ、またこの
結果無端チェーンコンベアに作用する衝撃力を大幅に低
減させることができる効果がある。

【００４１】更には、上記構成により自動車の重量を利
用して自動的にガイドローラをガイドレールに押圧させ
て無端チェーンコンベアを希望の軌跡上で走行させるこ
とができ、またパレット支持体に作用する回転力を該ガ
イドローラの回動運動により自動的に２等分し、２つの
ガイドローラにかかる負荷を均等な大きさとして該ガイ
ドローラの寿命の延長を図ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１から図６は本発明の実施例に係り、図１は
二重のガイドレール及びパレットのガイドローラを省略
した立体駐車装置の正面図である。

【図２】二重ガイドレール及び無端チェーンコンベアの
駆動装置の構造を示す正面図である。

【図３】図３及び図４は本発明の第１実施例に係り、図
３はパレット支持体の拡大斜視図である。

【図４】パレット支持体の作用を示す要部部分正面図で
ある。

【図５】図５及び図６は本発明の第２実施例に係り、図
５はパレット支持体の拡大斜視図である。

【図６】パレット支持体の作用を示す要部部分正面図で
ある。

【図７】従来例に係るパレット支持体の拡大斜視図であ
る。

【符号の説明】

１ 立体駐車装置 ４ パレット ４ａ パレットの両端部 ５ 支持アーム ５ａ 支持アームの中央部 ７ ガイドローラ ９ 支持軸 １０ 無端チェーンコンベア １１ パレット支持体 １１ａ パレット支持体の一端 １１ｂ パレット支持体の他の一端 １７ ガイドレール ３０ 揺動腕 ３０ｃ 揺動腕の中央部 ３４ 一対のガイドローラ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 自動車を積載する複数のパレットを、循
   環走行する無端チェーンコンベアに所定の間隔離間させ
   て装着し、かつ該パレットの両端部に配設された支持ア
   ームの中央部で回動自在に配設した立体駐車装置におい
   て、前記支持アームの中央部に固定された支持軸が回動
   自在に枢着されると共に一端が前記無端チェーンコンベ
   アに固定され他の一端に複数のガイドローラが回動自在
   に装着されたパレット支持体と、該パレット支持体の走
   行方向直角方向の動き及び回動運動を制限する如く前記
   ガイドローラを挟持するように前記無端チェーンコンベ
   アの走行軌跡に沿って配設されたガイドレールとを備え
   たことを特徴とする立体駐車装置。
2. 【請求項２】 自動車を積載する複数のパレットを、循
   環走行する無端チェーンコンベアに所定の間隔離間させ
   て装着し、かつ該パレットの両端部に配設された支持ア
   ームの中央部で回動自在に配設した立体駐車装置におい
   て、一端に前記支持アームの中央部に固定された支持軸
   が回動自在に枢着され他の一端が前記無端チェーンコン
   ベアに固定されたパレット支持体と、両端部に一対のガ
   イドローラが回動自在に装着されその中央部において前
   記パレット支持体に揺動自在に装着された揺動腕と、前
   記パレット支持体の走行方向直角方向の動き及び回動運
   動を制限する如く前記ガイドローラを挟持するように前
   記無端チェーンコンベアの走行軌跡に沿って配設された
   ガイドレールとを備えたことを特徴とする立体駐車装
   置。