JPH0657724B2 - 架橋性の弗素含有共重合体およびその用途 - Google Patents

架橋性の弗素含有共重合体およびその用途

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JPH0657724B2 JP27420084A JP27420084A JPH0657724B2 JP H0657724 B2 JPH0657724 B2 JP H0657724B2 JP 27420084 A JP27420084 A JP 27420084A JP 27420084 A JP27420084 A JP 27420084A JP H0657724 B2 JPH0657724 B2 JP H0657724B2
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Description

【発明の詳細な説明】 弗素化重合体を基礎とする被覆剤系は沢山知られてい
る。この種の被覆剤は大抵は、粒度が比較的粗大な粒子
からコロイド微粒子の大きさまでである液状分散媒体中
分散物より成り、その際液状媒体が水または有機溶媒ま
たはこれら両者の混合物である。通常の弗素化重合体は
大抵は有機溶剤に難溶であるかまたは全く溶解しないの
で、溶液、特に塗料工業において通例である有機溶剤、
例えばエチレングリコールエステル、メチルイソブチル
ケトン、トルエン、キシレンおよびこれらの類似物より
成る被覆剤に比較的度々出合う。
この種の被覆剤系は、例えばドイツ特許出願公開2,804,
262号および英国特許第2.081,727号明細書で公知である
如き弗素含有共重合体である。後者の刊行物に記載され
た、弗素化オレフイン、シクロヘキシルビニルエーテ
ル、アルキルビニルエーテルおよびヒドロキシアルキル
ビニルエーテルより成る四元共重合体は、イソシアネー
トの使用下に既に室温のもとで硬化し得る塗料系をもた
らす。しかしながらこの塗料系はその光沢、その流動特
性およびその耐候性に関してまだ満足なものでなく、改
善が要求されている。
これらの欠点を除く為に本発明は、 a)20〜80mol%の、式 〔式中、R,R2およびR3は分岐鎖状または直鎖状の
アルキル基またはシクロアルキル基であり、そしてこれ
らの基の多くとも1つが水素であり、その際更にビニル
エステルのアシル基全体が9〜11個の炭素原子を有し
ている。〕 で表わされるビニルエステルの共重合した単位、 b)5〜50mol%の、式 CH=CH−O−CO−R 〔式中、R4は1〜3個の炭素原子を有する直鎖状アル
キル基である。〕 で表わされるビニルエステルの共重合した単位−但し、
この成分b)のビニルエステルの共重合した単位の90〜
100%は加溶媒分解によって得られるOH−形で存在して
いる−並びに c)成分a+b+cの合計を100とする量の、テトラフ
ルオルエチレンの共重合した単位−但しこの共重合した
テトラフルオルエチレン単位が共重合体中に少なくとも
10mol%存在している− より成る30〜300のOH−価の架橋性弗素含有共重
合体を提供する。
この共重合体は、 a)20〜60mol%の、上に定義した成分a)のビニルエ
ステルの共重合した単位、 b)5〜30mol%の、上に定義した成分b)のビニルエ
ステルの共重合した単位−但し、このビニルエステルの
共重合した単位の総数の90〜100%は加溶媒分解によっ
て得られるOH−形で存在している−並びに c)成分a+b+cの合計を100とする量の、テトラフ
ルオルエチレンの共重合した単位−但しこの共重合した
テトラフルオルエチレン単位が共重合体中に少なくとも
25mol%存在している− より成るのが好ましい。
本発明の共重合体の創作は、通例の塗料用溶剤に良好に
溶解しそして更に室温で架橋し得る共重合体を製造する
という発明思想に基づいており、そしてこれが、弗素化
オレフイン、実際に非ケン化性であるビニルエステルお
よび実際に充分にまたは完全にケン化し得るか、あるい
はケン化したビニルエステルより成る共重合体によつて
達成される。
本発明の共重合体中の成分aとしては、全部で9〜11個
の炭素原子を有する分岐したアシル基 を含有しておりそしてR1,R2およびR3の最高1つが
水素原子であるビニルエステルが特に有利である。
このアシル基の基礎と成る分岐したカルボン酸はコツホ
合成によってモノ−オレフイン、一酸化炭素および水か
ら容易に製造できる。上記カルボン酸は、ヴエルサテイ
ク(VERSATIC:商標)酸またはネオ(NEO:商標)酸と
いう名称で当業者に知られている。相応するビニルエス
テルはかゝる分岐したカルボン酸からビニルアセテート
でのトランスビニル化(trausvinylation)によって得
られる。しかしこのものはレツペ合成に従って相応する
カルボン酸にアセチレンを付加することによって容易に
入手し得る。
共重合体の成分b)の為の適するビニルエステルは、式 CH=CH−O−CO−R 〔式中、R4はメチル−、エチル−またはプロピル基で
ある。〕 で表わされるものである。ビニルアセテートが特に有利
である。
本発明の共重合体の製造は、最初に成分a)の分岐鎖状
ビニルエステル、成分b)のビニルエステルおよび成分
c)のテトラフルオルエチレンを共重合させ、次に共重
合体の成分b)を特に低級アルコールまたは水で加溶媒
分解することによって90%より多く、殊に実質的に完全
にOH−形に転化する様にして行なう。
水性相中での乳化重合法によって重合してコロイド状分
散物にするのが好ましい。この目的の為には、予め準備
した重合用水性媒体の重量を基準として0.01〜2重量
%、殊に0.05〜0.5重量%の量で乳化剤を重合用液に導
入しなければならない。原則として、弗素化オレフイン
の乳化重合に適する当業者の熟知するあらゆる非イオン
系−および陰イオン系乳化剤を用いることができる。か
ゝる乳化剤はω−ヒドロフルオルカルボン酸の、ペルフ
ルオルアルコキシプロピオン酸特にペルフルオルプロポ
キシプロピオン酸の、ペルフルオルアルキルスルホン酸
およびペルフルオルアルキルホスホン酸の並びに殊に、
長いペルフルオルアルキル鎖を有するペルフルオルカル
ボン酸の、特にペルフルオルアルキル鎖中に6〜12個の
C−原子を有するもののアンモニウム−およびアルカリ
金属塩である。上記の乳化剤はそれらの遊離の酸の状態
でも用いることができそして場合によってはアンモニア
で中和されており、その際酸とアンモニアとの比によっ
て同時にpH−値を調整してもよい。非弗素化乳化剤も場
合によっては用いることができる。
更に場合によっては緩衝物質、例えば修酸の、リン酸の
または酢酸のアルカリ金属−およびアンモニウム塩を共
重合の際に用いてもよい。成分b)のビニルエステルの
早まった加溶媒分解を避けるべき場合には、共重合を酸
性または最高で弱アルカリ性範囲のpH−値、要するに約
3〜8のpH−値のもとで実施するのが合目的である。
上記共重合性単量体の共重合はラジカル形成性触媒の存
在下で開始する。ラジカルを形成する為には強い高エネ
ルギーの輻射線かまたは水溶性のラジカル形成性触媒、
例えば弗素化オレフインの共重合の為に多くの当業者に
知られているものが適している。かゝる触媒は過酸化化
合物が特に好ましい。こゝでは例えば過酸化水素、アシ
ルペルオキシド類、例えばジアセチルペルオキシド、ジ
プロピオニルペルオキシド、ジブチリルペルオキシド、
ジベンゾイルペルオキシド、ベンゾイルアセチルペルオ
キシド、ジラウロイルペルオキシド、ジコハク酸ペルオ
キシドまたはジグルタル酸ペルオキシドを挙げることが
できる。更に水溶性の過酸、例えば過酢酸、並びにそれ
らの水溶性塩(特にアンモニウムーナトリウム−または
カリウム塩)またはそれらのエステル、例えば第3−ブ
チルペルオキシアセテートおよび第3−ブチルペルオキ
シピバレートを挙げることができる。その他の過酸の水
溶性塩、特にアンモニウム−、カリウム−およびナトリ
ウム塩、例えばペルオキソモノ−およびペルオキソジサ
ルフエート類、ペルホスフエート類、ペルボラート類ま
たはペルカルボナート類も用いることができる。更にペ
ルフルオルアシルオペルキシド類またはω−ヒドロフル
オルアシペルオキシド類も適している。使用できる別の
群の触媒には、例えば米国特許第2,471,959号、第2,51
5,628号および第2,520,338号明細書に記載されている如
きある種の水溶性アゾ化合物がある。殊に低い温度の範
囲では触媒としては、10〜50℃の温度のもとで既に充分
な程度にラジカルを発生させる公知の有効なレドツクス
系も用いることができ、弗素化オレフインの重合の為に
当業者が熟知しているレドツクス系の内こゝでは例えば
水溶性の過酸化化合物、殊にペルオキソジサルフエート
とヒドロゲンスルフイトまたはジスルフイトまたはこれ
らにホルムアルデヒドが付加した付加生成物〔ロンガリ
ツト(Rongalit:商標)〕、チオサルフエート並びに、
ジイミンを遊離する化合物(米国特許第4,112,211号明
細書)、例えばヒドラジンまたはアゾジカルボン酸との
組み合せだけが挙げられる。これらのレドツクス組み合
せ中にも上記化合物の塩、殊にアルカリ金属−、特にア
ンモニウム塩が存在してもよい。
この場合触媒の全体量を反応の初めに重合用液に添加し
てもよい。しかしながら比較的大きいバツチの場合に
は、触媒の全体量を重合の過程で連続的に導入するのが
有利であり得る。同様に触媒の一部の量を初めに加えて
そして残りを一度にまたは回分的に後から導入してもよ
い。共活性剤、例えば鉄または銀の可溶性塩の添加は、
特に触媒としてレドツクス系を用いる場合に有利であ
る。
本発明の共重合体の製造は懸濁重合法によっても実施す
ることができる。この目的の為には、必要とされる弱酸
性のまたは弱アルカリ性のpH−範囲を、大抵は沈殿剤と
しても同時に作用する適当な緩衝物質、例えば塩化アン
モニウム、リン酸二水素アンモニウム、硼酸、修酸アン
モニウム、硼砂、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニ
ウム、カルバミン酸アンモニウムまたは五硼酸アンモニ
ウムまたはこれらの化合物の混合物を加えることによっ
て調整する。懸濁重合の場合も、魂状物の形成または反
応釜への付着を回避させ、そして重合体の均一な粒度を
達成する為に少量の上記乳化剤を添加するのが有利であ
り得る。この場合かゝる乳化剤の重量は、重合を開始す
る際に最初に導入する水性液の重量を基準として一般に
150ppm以下、殊に50ppm以下である。
共重合は、最高でも非常に僅かのテロゲン活性を有しそ
して好ましくは生ずる重合体を溶解しない有機溶剤中で
実施してもよい。これに適する溶剤は、過弗素化された
溶剤または弗素および塩素で過ハロゲン化された溶剤、
特に1,1,2−トリクロルトリフルオルエタンまたはペル
フルオルシクロブタン等が特に好ましい。いずれの場合
にも、関係する溶剤に充分に溶解するものを上記の触媒
から選択するべきである。水性媒体中での上記懸濁−ま
たは乳化重合法の場合にも、かゝる溶剤の若干量を添加
しながら実施してもよい。
水性媒体中または有機溶剤中での乳化重合−並びに懸濁
重合法に従う共重合の際に分子量調整作用をする適当な
連鎖移動剤を添加することも有利である。連鎖移動剤と
しては短鎖の脂肪族アルコール類またはエーテルアルコ
ール類、脂肪族カルボン酸エステルまたはケトン類、ジ
アルキルグルコール類、メルカプタン類並びに更には、
ハロゲンとして弗素、塩素および/または臭素および場
合によっては水素を含有している飽和脂肪族ハロゲン化
炭化水素が適している。かゝるハロゲン化炭化水素の例
としては、四塩化エタン、三塩化エタン、四弗化二臭化
エタン並びに特にクロロホルム、メチレンクロライドお
よび四塩化炭素が挙げられる。連鎖移動剤は通例の様に
重合の初めに添加するが、一部の量を別にして工程の後
の段階で配量供給してもよい。
共重合は0〜100℃、殊に35〜80℃の温度で実施し、そ
の際この温度は個々には特に用いる触媒の種類に依存し
ている。弗素化オレフインは共重合の際に加圧下に導入
し、次いでこの圧力を維持する。標準圧より僅か上乃至
約40barの値の範囲、殊に5bar〜25barの圧力を維持す
る。
共重合の初めには、論理的に必要とされる量の約5〜20
重量の成分a)および成分b)のビニルエステルを重合
用容器中に予め導入し、次いで残りを弗素化オレフイン
との共重合の過程で配量供給する。しかしながら成分
a)のビニルエステルの一部の量だけを導入しそして理
論的に必要とされる量の残りを成分b)のビニルエステ
ルおよび弗素化オレフインの全体量と一諸に後から供給
することも可能である。最後に重合を、全ての成分の同
時的供給(それらの1種以上が予め混合されていてもよ
い)と共に開始しそしてこの供給を工程の間連続的に続
けることもできる。
重合の終了後に重合液を通例の方法で後処理する。懸濁
重合法による沈殿重合の場合には、粒状重合体を通例の
分離方法、例えば過、ふるい分け、遠心分離等によっ
て分離する。乳化重合法の場合には得られるコロイド状
分散物を、例えば電解質塩、鉱酸または有機溶剤の如き
通例の凝集剤の添加によってまたは高剪断力を適用する
ことによって凝集させ、そしてこの凝集物を通例の方法
で水性から分離する。こうして得られる湿めった重合体
を洗浄しそして10〜70℃の温度のもとで場合によっては
不活性ガスを吹き貫けさせながら乾燥させる。
こうして得られる乾燥共重合体を次に、成分b)からの
ビニルエステル単位中のエステル基をOH−基に変える目
的で加溶媒分解による後処理にかける。この後処理は室
温のもとで触媒としての強塩基と短鎖アルコールにて実
施するのが有利である。この処理の際に共重合体をアル
カノールに溶解させ、そして次に水で沈殿させる。室温
で固まる傾向のある白色乃至弱黄色に着色した粉末とし
て得られ、次いで好ましくは流動床で乾燥させる。
しかしエステル基から遊離OH−形へのケン化は、この目
的に適する別のいかなる方法、例えばアルカリ水または
水酸化第四アンモニウムでの加水分解によっても実現し
得る。
こうして処理した共重合体は成分b)の予めのエステル
基の90〜100%をOH基として含有している。実質的に完
全に転化されている−即ち、成分b)からの未だ存在す
るビニルエステル基がもはや分析により検出できない−
ことが好ましい。かゝる共重合体は、その中に元から含
まれている、成分b)の共重合した単位の量次第でおよ
び加溶媒分解の際の転化率次第で30〜300、殊に40〜150
のOH−価を有している。
この様にして得られる本発明の共重合体は多くの有機溶
剤に良く溶解する。このことは、殊に、塗料工業におい
て通例に用いられる如き溶剤および溶剤混合物に当嵌ま
る。
かゝる溶剤の代表的なものとして以下に例を挙げる: 炭素原子数1〜8の脂肪族アルコール、殊に炭素原子数
4〜8のもの: ポリグリコール類、例えばエチレンジグリコール、エチ
レントリグリコール、プロピレンジグリコール、プロピ
レントリグリコール; かゝるグリコールのモノ−およびジエーテル、例えばエ
チレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、エチ
レングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコー
ルジブチルエーテル; グリコールエステルまたはグリコールエーテルエステ
ル、例えばエチレングリコールアセテートまたはエチレ
ングリコールアセテートエチルエーテル; アルキル化−およびジアルキル化芳香族炭化水素、例え
ばキシレンおよびジエチルベンゼン; カルボン酸エステル、特に炭素原子数1〜6のアルコー
ルとの酢酸−およびプロピオン酸エステル; 更には互に均一に混合し得る場合にはこれら溶剤のあら
ゆる混合物。
本発明の共重合体は水性相または有機相より成る分散物
として直接的に被覆の目的で、例えば不織布または織布
の被覆の為に用いることができる。
塗料として用いる為にはしかし架橋剤あるいは硬化剤を
加えるのが特に有利である。この目的の為には、先ず第
1にアミノプラスト樹脂が用いられる。従って優れた流
動性がありそして特に弾力的で、強い付着性の、耐食性
で且つ耐候性の、特に耐水性の下塗り塗料、上塗り塗料
および単層用塗料をもたらす熱硬化性被覆剤が得られ
る。
アミノプラスト樹脂とは、アルデヒド類、殊にホルムア
ルデヒドと多官能性アミノ類、例えば尿素、メラミン、
ベンゾグアナミンまたはその他のトリアジン類との熱硬
化性反応生成物を意味する。エーテル化した生成物も適
している。アミノプラスト樹脂で変性したかゝる塗料を
硬化させる為には少なくとも120℃の焼付温度が必要で
ある。例えばρ−トルエンスルホン酸の如き酸性触媒の
添加によって架橋反応を促進させることができる。
ポリイソシアネートを用いて既に室温にて硬化させるこ
とができるが、この場合にも約80℃までの温度での加熱
状態を強制するのが有利である。最後に、同様に加熱状
態でおよび触媒、特にリチウム塩および第四−アンモニ
ウム塩を用いて実施されるエポキシ樹脂との架橋方法に
ついても言及しなければならない。
塗料系の処方の為には、塗料工業において容易に入手し
得るあらゆる顔料、特に二酸化チタン、酸化鉄類、また
硫化カドミウム、硫化亜鉛、鉛白、硫酸バリウム、熱分
解シリカ、ベントナイトおよびチヨークも用いることが
できる。顔料含有量、即ち結合剤(これは本発明の共重
合体を云う):顔料の比は1:0.2〜1:3.0の範囲にあ
る。更にかゝる塗料処方には通例の添加物、例えばレベ
リング剤、分散剤、湿潤剤、展色剤または、光沢または
付着性を改善する為の助剤を含有している。
上述の様に顆粒状で得られる本発明の共重合体を、塗料
系を調製する為に、適当な有機溶剤または溶剤混合物中
に出来るだけ高濃度(>40重量%)で溶解しそしてこの
溶液中に顔料および場合によって必要とされる添加物を
混入し均一に分布させる。
上記架橋剤の添加下に調合される塗料系−このものは上
に規定した弗素化共重合体を10〜50重量%含有する−
は、種々の基材に塗布できそして−架橋成分次第で−室
温で硬化するかまたは高温のもとで焼付けることの出来
る被覆物をもたらす。被覆物は特に金属、例えば鉄、
鋼、アルミニウム、銅、ブロンズおよび真鍮に、また他
の硬い表面、例えばガラス、陶材または木材または合成
樹脂の表面にも塗布することができる。
塗布は通例の方法、例えば吹き付け、ドクターブレード
塗装、ブラシ塗り(brushing)、ロール塗装、浸漬塗
装、流し塗り、ローラー塗装またははけ塗り(spreadin
g)にて実行し得る。本発明の共重合体を基礎として調
合した塗料系を殊にいわゆるコイルコーテイング(coil
coating)法、−今日では120m/分までの速度で金属
製コイルを連続的に被覆する方法−によって工業的に塗
布するのに特に適している。この方法によれば、殊に、
冷間圧延鋼、亜鉛メツキ鋼、アルミニウムまたはアルミ
ニウム合金より成る薄板が塗装される。普通の工業的塗
装の為にはあらゆる品質の工業用鋼、非鉄金属および、
ボンデライズによって前処理した薄板が可能である。
本発明の共重合体を基礎とする被覆剤で得られる被覆物
は、例えばいわゆる“サン・テスト(San Test)”で判
る様に、優れた耐候性を示す。この試験は比較的短い時
間に耐候性についての証明することを可能とする:試料
を、水の下に3分間とこれに続く乾燥状態で17分とを交
互に数日または数週間に亘ってキセノン・ランプの光に
曝す。このリズムは任意に繰り返えす。この試験条件の
もとでは、特に黄変安定性があると見なされているシリ
コーン変性のポリエステル樹脂が200時間後に最初の黄
変現象を示すのに、本発明の共重合体を含有する試料の
場合には500時間後でもまだ黄変が認められない。
弗素含有重合体を基礎として調合された通例の塗料系お
よび被覆剤が顔料を均一な分布状態で含有し難いのに、
驚ろくべきことに本発明の共重合体を基礎として製造さ
れる調合物では非常に容易に成功する。
本発明の共重合体はあらゆる種類の架橋性成分との高い
反応性を示し、このことが迅速で且つ完全な硬化を可能
とする。かゝる塗料系から製造される被覆物および塗膜
は良好な陰ぺい力平滑さ、弾性、付着性、表面硬度およ
び高い光沢を示す。
本発明を以下の実施例によって更に説明する。
実施例1 40の反応容器中に、40gのペルフルオルオクタン酸
(NH3で中和されている)、100gのロンガリツト(Rong
alit:商標:亜ニチオン酸ナトリウムにホルムアルデヒ
ドが付加した付加生成物)、20gの炭酸アンモニウムお
よび1gのモーア塩を溶解含有する25の脱イオン水を
最初に導入する。容器から通例の方法で酸素を除き、そ
して最初に導入した媒質の温度を40℃にする。今度は、
500gのビニルアセテート、1500gの成分、a)のビニ
ルエステル(この場合、アシル基が実質的にR1=CH3,R2
=C2H5,R3=CH3(CH24−のアシル成分とR1=CH3,R2
CH3,R3=CH3(CH25−の別のアシル成分とより成る混
合物である)、2の脱イオン水および1gのペルフル
オルオクタン酸より成りそしてウルトラ・ツーラツクス
(Ultra-Turrax:商標)によって製造されている300cm3
の単量体乳化物を加える。次に20gの過硫酸アンモニウ
ムを加えることによって10barのテトラフルオルエチレ
ン圧のもとで重合を開始する。4時間の間、残りの単量
体乳化物および、2の脱イオン水に溶解した別の200
gの過硫酸アンモニウムを連続的に配量供給し、供給を
行なった後30分で重合が終了する。約3.5kgの共重合体
を含有する安定な分散物が得られる。
この分散物をHClで酸性にすることによって凝集物を脱
イオン水で洗浄しそして流動床で乾燥させる。
得られる乾燥した共重合体をメタノール/エタノール
(1:1の比)混合物中でスラリー状にし、このスラリ
ーに、加えた共重合体を基準として約1重量%のナトリ
ウム−メチラートを加える。アルコール分解を室温で行
なう。これは1時間後に終了する。この終了は、生成物
が完全に溶液状態に成ることによって確認できる。今度
は酢酸で中和しそして生成物を水中に沈殿させる。生ず
る共重合体は白色乃至淡黄色に着色している。再び流動
床において40℃で乾燥させる。このものは51mol%のテ
トラフルオルエチレン単位、28mol%の、成分a)のビ
ニルエステル〔ヴアサテイク(Versatic:商標)−ビニ
ルエステル〕の共重合した単位および21mol%の、ビニ
ルアセテートの共重合した単位を含有している。このも
のは120のOH−価を有している。この生成物はグリコー
ルアセテート−モノエチルエーテルに溶け、この溶剤に
溶解した50重量%濃度溶液は10Pasの粘度を有してい
る。
実施例2 共重合を実施例1に記載の如く実施するが、但し900g
のビニルアセテートおよび1200gの(実施例1に規定し
た如き)ヴアサテイク−ビニルエステルを2の脱イオ
ン水中に含有しそして10gのペルフルオルオクタン酸を
添加した単量体乳化物を用いる。
得られる共重合体は32mol%の、テトラフルオルエチレ
ンの共重合した単位、26mol%の、成分a)の上記定義
したヴアサテイク−ビニルエステルの共重合した単位お
よび42mol%の、ビニルアセテートの共重合した単位よ
り成る。このものはアルコール分解後に245gOH−価
を有している。グリコールアーセテートエチルエーテル
にこの共重合体を溶解した50重量%濃度溶液は40pasの
粘度を有している。
実施例3 実施例1における如く共重合を実施するが、こゝでは単
量体乳化物を最初に導入せずに成分a)およびb)の両
方の共重合性単量体を予め混合した状態で添加し、しか
も1200gの成分a)の上記定義のヴアサテイク−ビニル
エステルおよび300gのビニルアセテートの量で用い
る。この量の内10%を最初に導入し、残りを4時間に亘
って配量供給する。これとは別にテトラフルオルエチレ
ンを供給しそして10.5barの一定圧に維持する。重合温
度は55℃である。その他の重合助剤と一諸に連鎖移動剤
として100gの量の第3−ブタノールを開始時に導入す
る。
得られる共重合体は50.5mol%の、テトラフルオルエチ
レンの共重合した単位、31mol%の、成分a)の上記定
義のヴアサテイク−ビニルエステルの共重合した単位お
よび18.5mol%の、ビニルアセテートの共重合した単位
より成る。OH−価はアルコール分解の後に85であり、グ
リコールアセテートエチルエーテルに溶解した50重量%
濃度溶液は22pasの粘度を有している(全ての粘度が落
下球法によって測定されている)。
実施例4 共重合を50℃のもとで実施例3に相応して実施する。但
し、1500gの上記定義のヴアサテイク−ビニルエステル
と300gのビニルプロピオナートとより成る単量体乳化
物を用いる。37.5mol%の、テトラフルオルエチレンの
共重合した単位、44.5mol%の、成分a)の上記定義の
ヴアサテイク−ビニルエステルの共重合した単位および
18.0mol%の、ビニルプロピオナートの共重合した単位
より成る共重合体が得られる。アルコール分解の後に共
重合体は68のOH−価を有している。
白色塗料の為の次の塗料処方は、本発明の共重合体を用
いて組成できる様な塗料系の代表的例である:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 129/04 PEV 6904−4J 131/02 PFR 6904−4J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)20〜80mol%の、式 〔式中、R、RおよびRは分岐したまたは直鎖状
    のアルキル基またはシクロアルキル基でありそしてこれ
    らの基の多くとも1つが水素であり、その際更にビニル
    エステルのアシル基全体が9〜11個の炭素原子を有し
    ている。〕 で表されるビニルエステルの共重合した単位、 b)5〜50mol%の、式 CH=CH−O−CO−R 〔式中、Rは1〜3個の炭素原子を有する直鎖状アル
    キル基である。〕 で表されるビニルエステルの共重合した単位−但し、こ
    の成分b)のビニルエステルの共重合した単位の90〜
    100%は加溶媒分解によって得られるOH−形で存在
    している−並びに c)成分a+b+cの合計を100とする量の、テトラ
    フルオルエチレンの共重合した単位−但しこの共重合し
    たテトラフルオルエチレン単位が共重合体中に少なくと
    も10mol%存在している− より成る30〜300のOH−価の架橋性弗素含有共重
    合体。
  2. 【請求項2】a)20〜60mol%の、特許請求の範
    囲第1項の成分a)のビニルエステルの共重合した単
    位、 b)5〜30mol%の、特許請求の範囲第1項の成分
    b)のビニルエステルの共重合した単位−但し、この成
    分b)のビニルエステルの共重合した単位の総数の90
    〜100%は加溶媒分解によって得られるOH−形で存
    在している−並びに c)成分a+b+cの合計を100とする量の、テトラ
    フルオルエチレンの共重合した単位−但しこの共重合し
    たテトラフルオルエチレン単位が共重合体中に少なくと
    も25mol%存在している− より成る特許請求の範囲第1項記載の架橋性弗素含有共
    重合体。
  3. 【請求項3】成分a)の基R、RおよびRの内の
    高々1つが水素原子であり、そしてこれらの基の内の少
    なくとも1つがメチル基である特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の架橋性弗素含有共重合体。
  4. 【請求項4】a)20〜80mol%の、式 〔式中、R、RおよびRは分岐したまたは直鎖状
    のアルキル基またはシクロアルキル基でありそしてこれ
    らの基の多くとも1つが水素であり、その際更にビニル
    エステルのアシル基全体が9〜11個の炭素原子を有し
    ている。〕 で表されるビニルエステルの共重合した単位、 b)5〜50mol%の、式 CH=CH−O−CO−R 〔式中、Rは1〜3個の炭素原子を有する直鎖状アル
    キル基である。〕 で表されるビニルエステルの共重合した単位−但し、こ
    の成分b)のビニルエステルの共重合した単位の90〜
    100%は加溶媒分解によって得られるOH−形で存在
    している−並びに c)成分a+b+cの合計を100とする量の、テトラ
    フルオルエチレンの共重合した単位−但しこの共重合し
    たテトラフルオルエチレン単位が共重合体中に少なくと
    も10mol%存在している− より成る30〜300のOH−価の架橋性弗素含有共重
    合体を含有することを特徴とする、塗料組成物。
  5. 【請求項5】コイルコーテイング法用の特許請求の範囲
    第4項記載の塗料組成物。
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