JPH0655141A - 揺動選別装置型籾摺選別機の分配樋 - Google Patents

揺動選別装置型籾摺選別機の分配樋

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JPH0655141A
JPH0655141A JP20643792A JP20643792A JPH0655141A JP H0655141 A JPH0655141 A JP H0655141A JP 20643792 A JP20643792 A JP 20643792A JP 20643792 A JP20643792 A JP 20643792A JP H0655141 A JPH0655141 A JP H0655141A
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rice
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small
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JP20643792A
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Tsutomu Isshiki
勉 一色
Shoichi Fukumoto
彰一 福本
Eiji Mori
森  英二
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的]この発明は、籾摺選別機の分配樋で小米選別及
び異物選別をする。 [構成]多段の揺動選別板16,16,…には混合米ホ
ッパ14から穀粒の供給される分配樋17を一体的に取
り付け、この分配樋17には小米が漏下する小米選別孔
の形成されている小米選別板35が設けられていて選別
後の混合米を分配ケ−ス18の分配流路を経て揺動選別
板16,16,…に供給する構成とし、分配樋17の底
部を小米選別板35から漏下した小米を混合米とは反対
方向に移送する移送面に構成し、分配ケ−ス18上には
分配樋17の小米選別板35上を終端側に流動してきた
異物を機外へ排出する異物篩40を設けている。 [効果」分配樋17に供給された穀粒は、揺動選別板1
6との一体揺動運動により、搬送始端側から搬送終端側
に搬送される間に、小米選別板35での小米選別及び石
・藁等の異物を選別除去し、分配ケ−ス18の詰まりを
防止し揺動選別板16での選別能率を向上させるもので
ありながら、選別後の小米及び異物の取り出し方向が異
なるので、それらのその後の処理が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、小米選別及び異物選
別をすることのできる揺動選別装置型籾摺選別機の分配
樋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】揺動選別装置型の籾摺選別機における分
配供給樋の従来技術として、特開昭60−235648
号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来装置は、分配
供給樋で穀粒を搬送する過程で小米選別するものである
が、分配供給樋で選別された小米の取出方向が、穀粒の
取出方向と同じく分配供給樋の傾斜低位側であるので、
小米の取出位置が低くその後の小米の袋詰め等の処理が
しにくいというような問題点があり、また、石・藁等の
異物は選別されないので、揺動選別装置に異物が供給さ
れて不具合が発生するという問題点があった。
【0004】そこで、この発明は、分配供給樋で選別さ
れた小米の取出位置を高くすると共に、分配供給樋に供
給された異物をも選別除去することにより、従来装置の
欠点を解消しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
従来技術のもつ問題点を解決するために、次の技術的手
段を講じた。即ち、この発明は、多段の揺動選別板1
6,16…には混合米ホッパ14から穀粒の供給される
分配樋17を一体的に取り付けて一体揺動する構成と
し、この分配樋17には小米が漏下する小米選別孔の形
成されている小米選別板35が設けられていて選別後の
混合米を分配ケ−ス18の分配流路を経て揺動選別板1
6,16…,に供給する構成とし、分配樋17の底部を
小米選別板35から漏下した小米を混合米とは反対方向
に移送する移送面に構成し、分配ケ−ス18上には分配
樋17の小米選別板35上を終端側に流動してきた異物
を機外へ排出する異物篩40を設けたことを特徴とする
揺動選別装置型籾摺選別機の分配樋の構成としたもので
ある。
【0006】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。まず、図1及び図3に基づいて籾摺選別機の
実施例の全体構成について説明する。この籾摺選別機
は、籾摺をする籾摺部A,籾摺部Aからの摺落米を風選
する摺落米風選部B,摺落米風選部Bでの風選後の混合
米を籾・玄米に分離選別する揺動選別型の混合米選別部
C,穀粒を揚穀搬送する揚穀搬送部Dにより構成されて
いて、籾摺部Aを機体の前上部に、また、摺落米風選部
Bを機体の前下部に配置すると共に、摺落米風選部Bの
吸引排塵機1を籾摺部Aの前方に配置し、籾摺部A及び
摺落米風選部Bの左右方向一側部に揚穀搬送部Dの混合
米揚穀機2を配置し、後部には混合米選別部Cを配置
し、混合米選別部Cの後方には、揚穀搬送部Dの玄米揚
穀機3を配置する構成である。
【0007】籾摺部Aは、籾ホッパ4,籾摺ロール5,
5,拡散板の内装されている籾摺室6等で構成されてい
る。次に、摺落米風選部Bについて説明すると、摺落米
風選箱体7内には、後下部を選別始端側とし、前上部を
選別終端側とする摺落米風選路8が斜設されていて、上
方の籾摺室6で籾摺された摺落米が流下して、摺落米風
選路8の始端側に供給される構成である。この摺落米風
選路8の選別始端側下方には、選別された籾・玄米の摺
落米を受ける摺落米受樋9が設けられおり、また、摺落
米風選路8の中途部下方には、粃米を受ける粃米受樋1
0が設けられている。摺落米風選路8を選別始端側から
選別終端側へ流れた選別風は、吸引排塵機1,排塵筒1
1を経て機外へ排出される構成である。摺落米受樋9に
落下選別された摺落米は、摺落米ラセン13で左右一側
方に搬送されて、混合米揚穀機2の下部に流入し、混合
米揚穀機2で揚穀されて、揺動選別装置15側の混合米
ホッパ14に供給される。
【0008】次に、揺動選別装置15で構成されている
混合米選別部Cについて説明する。多段の揺動選別板1
6,16,…は、穀粒の流下方向である縦方向(図1の
紙面に直交する方向)及び縦方向に直交する選別方向で
ある横方向の2面とも傾斜した構成として、横方向を機
体の前後方向(図1の左右方向)に沿わせた状態で、機
体の後部に配置されていて、揺動アーム(図示省略)で
揺動選別板16は横方向に斜上下に往復揺動される。混
合米ホッパ14に供給された混合米は、分配樋17,分
配ケース18を経て、揺動選別板16,16,…の縦方
向の高い供給側で、且つ、横方向の低い揺下側に構成さ
れている供給口から、揺動選別板16,16,…に供給
される構成である。揺動選別板16,16,…の縦方向
の排出側には、玄米仕切板19及び籾仕切板20が設け
られていて、揺動選別板16,16,…の横方向揺上側
の玄米分布流域,横方向中間部の混合米分布流域及び横
方向揺下側の籾分布流域に分布した穀粒が、夫れ夫れ玄
米仕切板19及び籾仕切板20で、玄米,混合米及び籾
に仕切られる構成である。このようにして仕切られた玄
米は、玄米受樋21に流下し、玄米流路22を経て後方
の玄米揚穀機3の下部に流入し、玄米揚穀機3で揚穀さ
れて機外に取り出される。また、玄米仕切板19と籾仕
切板20とで仕切られた混合米は、混合米受樋23,混
合米流路24を経て小米選別搬送装置29(ラセン翼3
0の取り付けられているラセン軸31,ラセン翼30の
外周部に接近して配置されている小米選別網受樋33か
ら構成されている。)に流入し、小米選別搬送装置29
で小米・青米を選別除去しながら摺落米受樋9へ搬送さ
れ籾摺部Aからの摺落米と合流し、次いで、摺落米受樋
9の摺落米移送ラセン13で搬送されて、混合米揚穀機
2の下部に流入して揚穀され、混合米ホッパ14,分配
樋17,分配ケース18を経て、再度揺動選別板16,
16,…に供給されて再選別されるものである。また、
籾仕切板20で仕切られた籾は、籾受樋25から籾流路
26を経て籾揚穀機27に流入し、籾揚穀機27で揚穀
されて、籾還元流路28を経由して籾摺部Aに還元さ
れ、再度の籾摺がされる構成である。
【0009】図4乃至図6について説明する。分配樋1
7は、揺動選別板16に取り付けられていて揺動選別板
16と一体的に揺動し、分配樋17に供給された混合米
は揺動方向に流れて、分配ケ−ス18の分配流路18
a,18a,…を経て、揺動選別板16,16,…に供
給される。分配樋17の側板17a,17aの上下中間
部には、支持溝34,34が構成されていて、小米の漏
下する小米選別孔を多数形成している小米選別板35を
支持溝34,34に挿入支持して、小米選別板35の折
曲部35aを、分配樋17における始端側間を連結する
取付板部36にボルト・ナットで固着する。分配樋17
の底板部17bは、上部の小米選別板35よりも揺動選
別板16の横方向揺上側に延長して、その上面には揺動
選別板16の横方向の揺上側に穀粒を移送する移送突起
37,37,…を構成している。38は、分配樋17の
搬送終端側に配置した均平板であり、この均平版38に
は所定間隔毎に仕切溝38a,38a,…が構成されて
いる。
【0010】上述の構成であるので、混合米ホッパ14
からの穀粒は揺動運動により、分配樋17の始端側から
終端側に搬送され、この間に小米選別板35の小米選別
孔から小米が漏下して選別されて、選別後の混合米が分
配ケ−ス18を経て揺動選別板16,16…,に供給さ
れ、また、漏下した小米は底板部17bの移送突起3
7,37,…で横方向の揺上側に搬送されて、終端側か
ら機外に落下排出される。
【0011】次に、図5に基づき分配樋17内に部分的
に穀粒を流す分配仕切板39について説明する。この分
配仕切板39は、多段の揺動選別板16,16…,の枚
数を変更して多数枚数の型式と少数枚数の型式とに対応
変更し、分配樋17部分の部品点数を少なくし生産の合
理化を図ろうとするものである。以下、具体的に説明す
ると、例えば、10枚の揺動選別板16,16…,の供
給状態から8枚の揺動選別板16,16…,の供給状態
に変更する際に使用するもので、この分配仕切板39
は、搬送始端側の高分配仕切板部39a,搬送終端側の
低分配仕切板部39b,及び中途部の上端縁が傾斜状の
中途分配仕切板部39cで構成されていて、高分配仕切
板部39aの端部が取付板部36に取り付けられると共
に、均平版38の仕切溝38a,38a,…にその中途
分配仕切板部39cが嵌合していて、均平版38は上下
回動して均平作用が可能であり、混合米ホッパ14から
の穀粒を分配仕切板39の内側に供給して、8枚の揺動
選別板16,16…,に穀粒を供給する。10枚の揺動
選別板16,16…,に穀粒を供給する場合には、分配
仕切板39を取外し、分配樋17の全幅を使用するもの
で、分配仕切板39の部品を追加するだけで、分配樋1
7は一個の部品で大小の型式に対応できて生産が合理化
される。
【0012】次に、図4及び図6に基づいて石等の異物
取出装置について説明する。分配樋17の搬送終端部
に、分配ケ−ス18の分配流路18a,18a…を接続
し、分配樋18の終端部から分配ケ−ス18の上方を通
り超して前方に達する異物篩40を取り付けた構成で、
分配樋17の小米選別板35上を通過した石・藁切れ等
の異物は、異物篩40で選別されて、分配ケ−ス18に
供給されることなく機外へ排出されるものであり、分配
ケ−ス18上に配置された短い異物篩40で、異物を簡
単に取り出すことができる。
【0013】次に、図7に基づき小米選別搬送装置29
の他の実施例について説明する。小米選別網受樋33を
ラセン翼30の外周部に近接配置するにあたり、穀粒供
給部を除いてラセン翼30の略全周を小米選別網受樋3
3で被覆する構成とし、ラセン翼30の先端部には、穀
粒を上方に掻き上げる爪片30aを部分的に設けて、小
米の選別行程を長くし、小米選別の能率化を図ってい
る。
【0014】次に、図8について、小米選別搬送装置2
9について説明する。(1)は、ラセン翼30をブラシ
ラセン翼41で構成し、ブラシラセン翼41の先端部を
小米選別網受樋33に接触状態で配置し、小米選別網受
樋33の選別孔の目詰まりを防止し、かつ、穀粒の損傷
防止しながれ、小米選別をするたものである。また、
(2)は、ラセン翼30に小米或は玄米が通る小孔42
あるいは溝を構成し、搬送過程で小米が小孔42を通る
ことにより、小米の搬送を遅らせるて選別行程を長く取
り、小米選別の能率化を図ったものである。
【0015】次に、図9について説明する。揺動選別装
置15はカバ−43で被覆されている。44は、揺動選
別板16の横方向の傾斜角度を調節する傾斜角度調節レ
バ−で、この傾斜角度調節レバ−44の操作部44aを
長手方向に移動させることにより基部44bと取付・取
外しできて、取付時にはピン45で両部材は結合され
て、操作部44aで回転操作できる構成とし、操作部4
4aの軸部はカバ−43の孔46を通して出し入れでき
て、傾斜角度調節レバ−44の基部44bと着脱できる
もので、操作部44aの裏面側には磁石47を取り付け
ている。従って、操作部44aを取り付けた状態では、
磁石47で操作部44aがカバ−43に吸着されて脱落
が防止され、カバ−43における傾斜角度調節レバ−4
4の操作部44a突出用の孔46を小さくして、塵埃の
漏れを少なくしたものでありながら、操作部44aの脱
落を防止し、操作が容易となる。
【0016】次に、図10に基づき粃揚穀機12の他の
実施例について説明する。粃揚穀機12をバケット付き
ベルトを具備するバケット型の粃揚穀機とし、粃揚穀機
12の下流入口部に、受樋48a,ラセン48b等から
なる粃横搬送部48を連結し、駆動用のモ−タ49で駆
動される構成である。摺落米風選箱体7の粃受樋10の
下部に、機体の左右いずれの側からも挿入できる構成と
しておくと、粃を機体の左右いずれの側からも機外に取
り出すことができて作業性が向上し、また、粃横搬送部
48付き粃揚穀機12を摺落米風選箱体7から取り外
し、他の穀粒揚穀作業に利用することもできる。
【0017】図11に基づいて混合米ホッパ14につき
説明する。混合米ホッパ14は、鉄板・合成樹脂板等の
薄板で構成されていて、この混合米ホッパ14の前部及
び上部を切除して開口部50を構成し、この開口部50
の端部に略U字型の補強体51を取り付けて、開口部5
0の変形を防止し、この補強体51には連結ピン52を
取付できる構成である。この混合米ホッパ14の開口部
50を、混合米揚穀機2の穀粒投出部2aに嵌合し、穀
粒投出部2aには上下方向の移動長孔53が構成されて
いて、連結ピン52を穀粒投出部2aの移動長孔53及
び混合米ホッパ14の補強体51の孔に挿入し、次い
で、穀粒投出部2aの左右側面に張力調節自在に取り付
けられているばね54,54で、連結ピン52の両端部
を支持し、混合米ホッパ14を上下動自在に支持してい
る。このように構成されているので、混合米揚穀機2の
穀粒投出部2aへの混合米ホッパ14の上下動支持構成
が簡単化できる。
【0018】次に、図1乃至図3に示す籾摺選別機全体
の作用について説明する。籾摺選別機で籾摺選別作業を
する場合には、機体の回転各部を駆動し、籾ホッパ4に
籾を供給し、籾摺部Aの籾供給調節弁(図示省略)を開
ける。すると、籾が籾摺ロール5,5に供給され、互い
に反対方向に回転している籾摺ロール5,5で籾摺さ
れ、摺落米は拡散板で拡散されて下方の摺落米風選路8
に落下供給され、摺落米風選路8を流れている選別風に
より風選され、軽い籾殻は摺落米風選路8の終端側に流
れて、吸引排塵機1及び排塵筒11を経て機外に排出さ
れ、また、比較的軽い粃米は粃米受樋10に落下選別さ
れ、また、重い籾・玄米の混合米は摺落米受樋9に流下
選別される。次いで、摺落米受樋9に選別された摺落米
は、摺落米ラセン13で一横側方に搬送されて、混合米
揚穀機2の下部に流入・揚穀されて、混合米ホッパ14
に供給され、次いで、分配樋17及び分配ケース18を
経由して、揺動選別板16,16,…に供給される。
【0019】このようにして、揺動選別板16,16,
…に供給された混合米は、揺動アーム(図示省略)の横
方向斜上下の往復揺動により、粒形の大小,比重の大小
あるいは摩擦抵抗の差異等により選別されて、横方向の
揺上側である玄米分布流域に偏流分布した玄米は、玄米
仕切板19で仕切られて取り出されて、玄米受樋21,
玄米流路22を経て玄米揚穀機3の下部に流入し、玄米
揚穀機3で揚穀されて機外に取り出される。また、揺動
選別板16,16,…の横方向中間部である混合米分布
流域に偏流分布した混合米は、玄米仕切板19と籾仕切
板20とで仕切られて取り出され、混合米受樋23,混
合米流路24を経て小米選別搬送装置29に流入し、小
米選別搬送装置29で小米・青米が除去された後に摺落
米受樋9を経て混合米揚穀機2の下部に流入して揚穀さ
れ、更に、混合米ホッパ14,分配樋17,分配ケース
18を経て、揺動選別板16,16,…に再度供給され
て再選別される。また、揺動選別板16,16,…の横
方向揺下側の籾分布流域に偏流分布した籾は、籾仕切板
20で仕切られて取り出され、籾受樋25,籾流路2
6,籾揚穀機27を経て籾摺部Aに揚穀還元されて、再
度籾摺される。
【0020】上述のようにして籾摺選別作業が行われる
のであるが、混合米ホッパ14から分配樋17に供給さ
れた穀粒は、揺動選別板16との一体揺動運動により、
搬送始端側から搬送終端側に搬送される間に、小米選別
板35の小米選別孔から小米が漏下選別されて、小米選
別後の混合米が分配ケ−ス18の分配流路を経て揺動選
別板16,16,…に供給されるので、選別能率が向上
し、また、小米選別板35を漏下した小米は、分配樋1
7の底板部の移送突起37,37,…で混合米とは反対
方向の高位側に搬送されて、終端側の高位置から機外に
取り出され、また、分配樋17の小米選別板35上を終
端側に流動した石・藁等の異物は分配ケ−ス18上の異
物篩40で機外へ取り出され、分配ケ−ス18の分配流
路の詰まりを防止できる。
【0021】
【発明の効果】この発明は、上述のように構成されてい
るので、分配樋17に供給された穀粒は、揺動選別板1
6との一体揺動運動により、搬送始端側から搬送終端側
に搬送される間に、小米選別板35での小米選別及び石
・藁等の異物を選別除去し、分配ケ−ス18の詰まりを
防止し揺動選別板16での選別能率を向上させるもので
ありながら、選別後の小米及び異物の取り出し方向が異
なるのでそれらのその後の処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断側面図
【図2】正面図
【図3】平面図
【図4】斜視図
【図5】斜視図
【図6】平面図
【図7】切断側面図及び切断正面図
【図8】切断側面図及び切断正面図
【図9】切断側面図
【図10】正面図及び切断側面図
【図11】側面図及び切断平面図
【符号の説明】
A 籾摺部 B 摺落米風選部 C 混合米選別部 D 揚穀搬送部 1 吸引排塵機 2 混合米揚穀機 3 玄米揚穀機 4 籾ホッパ 5 籾摺ロール 6 籾摺室 7 摺落米風選箱体7体 8 摺落米風選路 9 摺落米受樋 10 粃受樋 11 排塵筒 12 粃揚穀機 13 摺落米ラセン 14 混合米ホッパ 15 揺動選別装置 16 揺動選別板 17 分配樋 18 分配ケース 19 玄米仕切板 20 籾仕切板 21 玄米受樋 22 玄米流路 23 混合米受樋 24 混合米流路 25 籾受樋 26 籾流路 27 籾揚穀機 28 籾還元流路 29 混合米小米選別搬送装置 30 ラセン翼 31 ラセン軸 32 モ−タ 33 小米選別網受樋 34 支持溝 35 小米選別板 36 取付板部 37 移送突起 38 均平板 39 分配仕切板 40 異物篩 41 ブラシラセン翼 42 小孔 43 カバ− 44 傾斜角度調節レバ− 44a 操作部 44b 基部 45 ピン 46 孔 47 磁石 48 粃横搬送部 48a 受樋 48b ラセン 49 モ−タ 50 開口部 51 補強体 52 連結ピン 53 移動長孔 54 ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段の揺動選別板16,16…には混合
    米ホッパ14から穀粒の供給される分配樋17を一体的
    に取り付けて一体揺動する構成とし、この分配樋17に
    は小米が漏下する小米選別孔の形成されている小米選別
    板35が設けられていて選別後の混合米を分配ケ−ス1
    8の分配流路を経て揺動選別板16,16,に供給する
    構成とし、分配樋17の底部を小米選別板35から漏下
    した小米を混合米とは反対方向に移送する移送面に構成
    し、分配ケ−ス18上には分配樋17の小米選別板35
    上を終端側に流動してきた異物を機外へ排出する異物篩
    40を設けたことを特徴とする揺動選別装置型籾摺選別
    機の分配樋。
JP20643792A 1992-08-03 1992-08-03 揺動選別装置型籾摺選別機の分配樋 Pending JPH0655141A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100344722B1 (ko) * 1997-12-23 2002-11-29 주식회사 포스코 코크스선별용스크린피더의전동배플댐퍼장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100344722B1 (ko) * 1997-12-23 2002-11-29 주식회사 포스코 코크스선별용스크린피더의전동배플댐퍼장치

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