JPH0654544B2 - 光学式ディスクプレーヤのサーボ制御方法 - Google Patents

光学式ディスクプレーヤのサーボ制御方法

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JPH0654544B2
JPH0654544B2 JP63226036A JP22603688A JPH0654544B2 JP H0654544 B2 JPH0654544 B2 JP H0654544B2 JP 63226036 A JP63226036 A JP 63226036A JP 22603688 A JP22603688 A JP 22603688A JP H0654544 B2 JPH0654544 B2 JP H0654544B2
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JP
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servo
offset voltage
optical disc
focus
offset
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八郎 横田
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Alpine Electronics Inc
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は縦置き又は横置きに設置可能な光学式ディスク
プレーヤのサーボ制御方法に係り、特に設置角度に応じ
て発生する各サーボ系のオフセット電圧をキャンセルで
きる光学式ディスクプレーヤのサーボ制御方法に関す
る。
<従来技術> 例えばCDプレーヤのような光学式ディスクプレーヤで
は、CDの再生に伴い各種のサーボ系の制御を行ってい
る。これらのサーボ系には、CDの信号面上に光の焦点
を結ばせるフォーカスサーボ系、光学ピックアップをC
Dの偏心に追従させるトラッキングサーボ系、再生に伴
って光学ピックアップ位置を移動させるスレッドサーボ
系、スピンドルモータを線速度一定で回転させるスピン
ドルサーボ系などがある。
第3図はCDプレーヤの設置角度によってサーボ系が受
ける重力の影響説明図である。図において、1はCD
(コンパクトディスク)、2は光学ピックアップであ
り、光学的にCD1上に記録されているデジタル情報を
読み取る。なお、光学ピックアップ2は対物レンズ2
a、アクチュエータ2b等を有しており、フォーカスサ
ーボを行う際にアクチュエータ2bにより対物レンズ2
aを駆動し、CD1の信号面上に光の焦点を結ばせてい
る。
第3図(a)に示すようにCDプレーヤが水平に設置さ
れた場合、 (i)フォーカスサーボ系では、対物レンズ2aとアク
チュエータ2bの自重に反発して対物レンズ2aを持ち
上げるため、フォーカスサーボ系の+方向(対物レンズ
2aをCD1に近づける方向)にオフセット電圧が発生
する。
(ii)トラッキングサーボ系およびスレッドサーボ系で
は、対物レンズ2aとアクチュエータ2bの自重による
影響が無いので、両サーボ系共にオフセット電圧は発生
しない。
第3図(b)に示すようにCDプレーヤが垂直に設置さ
れた場合、 (i)フォーカスサーボ系では、対物レンズ2aとアク
チュエータ2bの自重による影響が無いので、オフセッ
ト電圧は発生しない。
(ii)トラッキングサーボ系では、対物レンズ2aとア
クチュエータ2bの自重に反発して対物レンズ2aをC
Dの偏心に追従させるので、オフセット電圧が発生す
る。
(iii)スレッドサーボ系では、光学ピックアップ2の
自重に反発して再生に伴って光学ピックアップ位置を移
動させるので、オフセット電圧が発生する。
<発明が解決しようとする課題> 上記のように従来の光学式ディスクプレーヤのサーボ制
御方法では、光学式ディスクプレーヤの設置された角度
によってサーボ系にオフセット電圧が発生するので、傷
に対するトラッカビリティが悪化すると共に、耐振特性
が悪化するという問題点があった。
以上から本発明の目的は、光学式ディスクプレーヤの設
置された角度によって発生するサーボ系のオフセット電
圧をキャンセルでき、傷に対するトラッカビリティや耐
振特性を高品位に安定させることができる光学式ディス
クプレーヤのサーボ制御方法を提供することである。
<課題を解決するための手段> 第1図は本発明を実施するCDプレーヤのブロック構成
図である。
11はフォーカスサーボ回路、12はフォーカスドライ
バ、15はフォーカスオフセット検出器、21はトラッ
キングサーボ回路、22はトラッキングドライバ、25
はトラッキングオフセット検出器、31はスレッドサー
ボ回路、32はスレッドドライバ、35はスレッドオフ
セット検出器である。
<作用> CDプレーヤの設置された角度に起因するフォーカスオ
フセット電圧をフォーカスオフセット検出器15により
求め、このオフセット電圧をフォーカスサーボ回路11
においてキャンセルする。
また、CDプレーヤの設置された角度に起因するトラッ
キングオフセット電圧をトラッキングオフセット検出器
25により求め、このオフセット電圧をトラッキングサ
ーボ回路21においてキャンセルする。
さらに、CDプレーヤの設置された角度に起因するスレ
ッドオフセット電圧をスレッドオフセット検出器35に
より求め、このオフセット電圧をスレッドサーボ回路3
1においてキャンセルする。
<実施例> 第1図は本発明を実施するCDプレーヤのブロック構成
図である。
図において、1はCD(コンパクトディスク)、2は光
学ピックアップであり、光学的にCD1上に記録されて
いるデジタル情報を読み取ってRFアンプ3を介して信
号処理回路4に入力する。信号処理回路4はRFアンプ
3から入力されたEFM信号を復調すると共に、音響デ
ータ、サブコードを分離し、音響データに誤り検出/訂
正処理を施してD/A変換器5に入力し、またサブコー
ドおよびCDのリードインエリアから読み取った情報を
システムコントローラ6に入力する。D/A変換器5は
信号処理回路4から入力された16ビットの音響データ
をD/A変換し、その出力をオーディオ回路7に入力
し、オーディオ回路7は図示しないスピーカより音声を
出力する。
システムコントローラ6は信号処理回路4から入力され
たリードインエリア情報をメモリ6aに記憶すると共
に、同様に入力されたサブコードのQチャンネルを分析
して現在曲の曲番、曲毎の経過時間、トータルの経過時
間等を示すデータを抽出して表示部8に適宜表示する。
また、システムコントローラ6は、操作部9から入力さ
れる情報に基いてプレイ,サーチ等の各種処理を行う。
11はフォーカスサーボ回路、12はフォーカスドライ
バ、13はフォーカスサーチ回路、15はフォーカスオ
フセット検出器であり、これらの回路によりフォーカス
サーボ系が構成され、CD1の信号面上に光の焦点を結
ばせる。なお、フォーカスサーチ回路13は、フォーカ
スサーボ起動時に焦点深度に近いサーボ制御が可能な位
置まで対物レンズを移動させる。
21はトラッキングサーボ回路、22はトラッキングド
ライバ、25はトラッキングオフセット検出器であり、
これらの回路によりトラッキングサーボ系が構成され、
光学ピックアップ2をCD1の偏心に追従させる。
31はスレッドサーボ回路、32はスレッドドライバ、
35はスレッドオフセット検出器であり、これらの回路
によりスレッドサーボ系が構成され、再生に伴ってスレ
ッドモータ33を駆動し光学ピックアップ位置を移動さ
せる。
41はスピンドルサーボ回路、42はスピンドルドライ
バであり、スピンドルモータ43を線速度一定で回転さ
せる。
本発明においては、CDプレーヤの設置された角度に起
因するフォーカス,トラッキング,スレッドの各オフセ
ット電圧を、それぞれのオフセット検出器15,25,
35により求め、オフセットキャンセル信号を各サーボ
回路11,21,31に印加することで、各サーボ回路
においてのオフセット電圧をキャンセルさせる。すなわ
ち、 第3図(a)に示すようにCDプレーヤが水平に設置さ
れた場合、 (i)フォーカスサーボ系では、対物レンズ2aとアク
チュエータ2bの自重に反発して対物レンズ2aを持ち
上げるため、フォーカスサーボ系の+方向(対物レンズ
2aをCD1に近づける方向)にオフセット電圧が発生
するから該オフセット電圧をキャンセルさせる。
(ii)トラッキングサーボ系およびスレッドサーボ系で
は、対物レンズ2aとアクチュエータ2bの自重による
影響が無いので、両サーボ系共にオフセット電圧は発生
せず、オフセット電圧のキャンセルは行われない。
第3図(b)に示すようにCDプレーヤが垂直に設置さ
れた場合、 (i)フォーカスサーボ系では、対物レンズ2aとアク
チュエータ2bの自重による影響が無いので、フォーカ
スサーボ系にオフセット電圧は発生せず、オフセット電
圧のキャンセルは行われない。
(ii)トラッキングサーボ系では、対物レンズ2aとア
クチュエータ2bの自重に反発してオフセット電圧が発
生するから該オフセット電圧をキャンセルさせる。
(iii)同様にスレッドサーボ系では、光学ピックアッ
プ2の自重に反発してオフセット電圧が発生するから該
オフセット電圧をキャンセルさせる。
なお、上記実施例ではフォーカス,トラッキング,スレ
ッドのそれぞれのサーボ回路のオフセット電圧を調整す
る方法を説明したが、それぞれのドライバのオフセット
電圧を調整するようにしてもかまわない。また、オフセ
ット検出器をフォーカス,トラッキング,スレッドのそ
れぞれのサーボ系に個別に設けたが、1つのオフセット
検出器を切り換えて使用してもよい。
第2図は他の実施例を示すCDプレーヤのブロック構成
図である。
図において、第1図と同じ符号は同一または相当部分を
示し、51は角度センサで、CDプレーヤの設置された
角度を検出する。52はオフセットキャンセル回路であ
り、角度センサ51で検出した角度に対応するフォーカ
スサーボ,トラッキングサーボ,スレッドサーボにおけ
るそれぞれのオフセットキャンセルデータFof,Tof,So
fを格納している。
本発明においては、角度センサ51で検出した角度に応
じた各オフセットキャンセルデータFof,Tof,Sofに応
じたアナログのオフセットキャンセル信号Fcn,Tcn,Sc
nを、オフセットキャンセル回路52からフォーカスド
ライバ12,トラッキングドライブ22,スレッドドラ
イバ32へそれぞれ印加することで、各ドライバにおけ
るオフセット電圧をキャンセルさせる。
なお、本実施例では角度センサ51を用いてCDプレー
ヤの設置角度を自動検出する方法を説明したが、角度セ
ンサの代りにスイッチを設けて、設置角度に応じてスイ
ッチを設定するようにしてもかまわない。また、フォー
カス,トラッキング,スレッドのそれぞれのドライバの
オフセット電圧を調整する方法を説明したが、それぞれ
のサーボ回路のオフセット電圧を調整するようにしても
よい。
さらに、本実施例では光学式ディスクプレーヤとしてC
Dプレーヤを例示したが、CD−V,CD−I,LD
(レーザディスク)等の光学式ディスクプレーヤであれ
ば本発明を容易に実施できる。
<発明の効果> 以上本発明によれば、光学式ディスクプレーヤの設置さ
れた角度の起因するオフセット電圧を求め、このオフセ
ット電圧をキャンセルするように構成したから、光学式
ディスクプレーヤの設置された角度によって発生するサ
ーボ系のオフセット電圧をキャンセルでき、傷に対する
トラッカビリティや耐振特性を高品位に安定させること
ができるという優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するCDプレーヤのブロック構成
図、 第2図は他の実施例を示すCDプレーヤのブロック構成
図、 第3図はCDプレーヤの設置角度によってサーボ系が受
ける重力の影響説明図である。 11……フォーカスサーボ回路、 12……フォーカスドライバ、 15……フォーカスオフセット検出器、 21……トラッキングサーボ回路、 22……トラッキングドライバ、 25……トラッキングオフセット検出器、 31……スレッドサーボ回路、 32……スレッドドライバ、 35……スレッドオフセット検出器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学式ディスクの再生に伴い各サーボ系の
    制御を行う光学式ディスクプレーヤのサーボ制御方法に
    おいて、 前記光学式ディスクプレーヤの設置された角度に起因す
    るオフセット電圧を求め、このオフセット電圧をキャン
    セルすることを特徴とする光学式ディスクプレーヤのサ
    ーボ制御方法。
  2. 【請求項2】前記オフセット電圧を、光学式ディスクプ
    レーヤの設置された角度を検出し、この検出された角度
    に応じて求めることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の光学式ディスクプレーヤのサーボ制御方法。
JP63226036A 1988-09-09 1988-09-09 光学式ディスクプレーヤのサーボ制御方法 Expired - Lifetime JPH0654544B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266311A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Nec Electronics Corp 光ディスク装置及び光ディスク装置の制御方法

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JPS58185068A (ja) * 1982-04-23 1983-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 再生装置
JPS6035377A (ja) * 1983-08-03 1985-02-23 Olympus Optical Co Ltd 磁気記録再生装置
JPS60121578A (ja) * 1983-12-02 1985-06-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd トラッキング制御装置
JPS63214928A (ja) * 1987-03-02 1988-09-07 Konica Corp 光ピツクアツプのオフセツト補正装置

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