JPH076529A - トラッキング制御装置 - Google Patents

トラッキング制御装置

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JPH076529A
JPH076529A JP14959493A JP14959493A JPH076529A JP H076529 A JPH076529 A JP H076529A JP 14959493 A JP14959493 A JP 14959493A JP 14959493 A JP14959493 A JP 14959493A JP H076529 A JPH076529 A JP H076529A
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JP
Japan
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signal
movement actuator
actuator
fine movement
tracking
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JP14959493A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Wachi
滋明 和智
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Sony Corp
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Sony Corp
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 制御信号入力端子1からの制御信号により端
子aに切り換えられた信号切換スイッチ2からシーク信
号が入力されて粗動アクチュエータ3が駆動され、粗動
アクチュエータ7が目標トラック位置へトラックジャン
プ移動動作を行う。このトラックジャンプ移動動作中に
微動アクチュエータ8が有効動作可能範囲内に移動され
たならば、微動アクチュエータON/OFF切換制御手
段5により信号切換スイッチ4が端子aに切り換えら
れ、シーク信号が微動アクチュエータ駆動回路6にも入
力されてON状態になる。この後、端子bに切り換えら
れた信号切換スイッチ2からのトラッキング制御信号が
信号切換スイッチ4の端子aを介して微動アクチュエー
タ駆動回路6に入力され、微動アクチュエータ8が移動
動作を行う。 【効果】 迅速かつ高精度にトラッキング動作を行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクを記録媒体
として用い、上記光ディスクに対して記録及び/又は再
生するためのヘッドを粗動アクチュエータ及び微動アク
チュエータにより移動するトラッキング制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、光ディスクを記録媒体として用い
る光ディスク装置において、信号を記録及び再生するヘ
ッド部は、リニアモータ等から成り、光ディスクのトラ
ックと直交する方向、即ちトラッキング方向に粗い移動
精度で移動する粗動アクチュエータ上に搭載されてい
る。また、上記ヘッド部には、二軸デバイスと呼ばれ
る、上記トラッキング方向に微小に移動してヘッド部の
位置を制御する他に、フォーカシング方向にも微小に移
動してヘッド部のレンズが光ディスクの面と一定の距離
を保つように制御する微動アクチュエータが装備されて
いる。
【0003】上記ヘッド部は、上記粗動アクチュエータ
がトラッキング方向にトラックジャンプ移動することに
より広範囲に移動され、さらに、高い移動精度で微小な
範囲を移動する微動アクチュエータがトラッキング移動
することにより目標のトラック位置に精確に移動制御さ
れる。
【0004】このヘッド部の移動制御の際には、上記粗
動アクチュエータが駆動されてトラックジャンプ移動動
作が終了した後に、上記微動アクチュエータを駆動する
トラッキングサーボがON状態になり、上記微動アクチ
ュエータが微小な範囲で高精度にトラッキング制御動作
を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に粗動アクチュエータがトラックジャンプ移動動作を終
了した後に、微動アクチュエータのトラッキングサーボ
がON状態になる場合には、微動アクチュエータのトラ
ッキングサーボがON状態になってから微動アクチュエ
ータが駆動可能な状態になるまでの制定時間が生じるの
で、高速なトラッキング移動動作を行うことができな
い。
【0006】これに対して、粗動アクチュエータがトラ
ックジャンプ移動を行っている間中、微動アクチュエー
タのトラッキングサーボをON状態にする場合には、上
記ヘッド部のレンズが一方方向にはりつくことによる傾
きやけられが生じ、上記微動アクチュエータのトラッキ
ングサーボが正常に作動することができない。
【0007】そこで、本発明は上述の実情に鑑み、より
高速にトラッキング移動動作を行うトラッキング制御装
置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトラッキン
グ制御装置は、微動アクチュエータのON/OFF制御
を行う微動アクチュエータON/OFF切換制御手段を
有し、上記微動アクチュエータの有効動作可能範囲では
上記微動アクチュエータON/OFF切換制御手段によ
り上記微動アクチュエータをON状態に切り換えること
により上述した課題を解決する。
【0009】また、目標トラック位置までの距離又は上
記微動アクチュエータの変位量に応じて上記微動アクチ
ュエータをON状態に切換制御することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、粗動アクチュエータのトラ
ックジャンプ移動動作中に、目標トラック位置までの距
離又は上記微動アクチュエータの変位量を検出し、微動
アクチュエータが動作可能な範囲に位置した時点で上記
微動アクチュエータのトラッキングサーボをON状態に
し、上記粗動アクチュエータのトラックジャンプ移動動
作後に、連続して上記微動アクチュエータの移動動作を
行うことにより、高速なトラッキング動作を行うことが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について、図
面を参照しながら説明する。図1には、本発明に係るト
ラッキング制御装置の概略的な構成を示す。
【0012】この図1において、信号切換スイッチ2
は、制御信号入力端子1から入力される図示しないシス
テムコントローラから出力されるコマンド信号に応じた
制御信号により切り換えられる。
【0013】上記信号切換スイッチ4は、微動アクチュ
エータON/OFF切換制御手段5により、微動アクチ
ュエータ8が有効動作可能範囲、即ち図示しないヘッド
部が上記粗動アクチュエータ7のトラックジャンプ移動
動作中に、目標トラック位置の近傍で再生信号のアドレ
スを読むことができる範囲まで移動されていないなら
ば、端子bに切り換えられる。よって、上記信号切換ス
イッチ2を介した制御信号は上記信号切換スイッチ4に
は入力されない。これに対して、上記微動アクチュエー
タ8が目標トラック位置の近傍で再生信号のアドレスを
読むことができる範囲内に移動されたならば、上記信号
切換スイッチ4は端子aに切り換えられ、上記信号切換
スイッチ2を介した制御信号は上記信号切換スイッチ4
に入力される。
【0014】先ず、上記制御信号入力端子1からの制御
信号のシーク動作時には、信号切換スイッチ2は端子a
に切り換えられてシーク信号を入力する。このシーク信
号は粗動アクチュエータ駆動回路3に送られる。このと
き、微動アクチュエータ8は再生信号のアドレスを読む
ことができる範囲内ではないので、信号切換スイッチ4
は端子bに切り換えられており、上記シーク信号は上記
信号切換スイッチ4には入力されない。
【0015】上記粗動アクチュエータ駆動回路3は、入
力されたシーク信号で粗動アクチュエータ7を駆動する
ことにより、上記粗動アクチュエータ7の目標トラック
位置へのトラックジャンプ移動動作が行われる。上記粗
動アクチュエータ7のトラックジャンプ移動動作中、例
えば横切ったトラックの本数を計数(いわゆるトラバー
スカウント)することにより現在のトラック位置を求
め、目標トラック位置と現在のトラック位置との差分を
求めている。
【0016】上記微動アクチュエータON/OFF切換
制御手段5では、上記差分を用いて微動アクチュエータ
8の位置を検出し、上記微動アクチュエータ8が目標ト
ラック位置の近傍で再生信号のアドレスを読むことがで
きる範囲まで移動されたならば、上記信号切換スイッチ
4を端子aに切り換える。これにより、シーク信号は上
記信号切換スイッチ4の端子aを介して上記微動アクチ
ュエータ駆動回路6にも送られて、上記微動アクチュエ
ータ8のトラッキングサーボはON状態になる。
【0017】次に、上記制御信号入力端子1からの制御
信号のトラッキング動作時には、上記信号切換スイッチ
2は端子bに切り換えられてトラッキング制御信号が入
力される。このトラッキング制御信号は、端子aに切り
換えられている上記信号切換スイッチ4を介して上記微
動アクチュエータ駆動回路6に入力される。上記微動ア
クチュエータ駆動回路6は、すでにON状態になってい
るので、上記微動アクチュエータ8は直ちに駆動されて
トラッキング移動動作が行われることにより、上記ヘッ
ド部は目標トラック位置へ精確にトラッキング移動制御
される。
【0018】上述のような本発明に係るトラッキング制
御装置が適用される光ディスク再生装置の一具体例の概
略構成を図2に示す。
【0019】図2の光ディスク21の目標トラックから
信号を再生するときには、発振器34からの基準信号を
用いた回転サーボ回路23がスピンドルモータ22を回
転駆動することにより、上記基準信号と上記光ディスク
21から再生される信号とが同期するように上記光ディ
スク21が回転制御される。
【0020】トラッキングサーボ回路25は送られたト
ラック位置情報を用いてトラッキング動作を行うための
制御信号を粗動アクチュエータ駆動回路37に送る。上
記粗動アクチュエータ駆動回路37が駆動されることに
より、対物レンズ等の光学部品から成り、上記光ディス
ク21上に記録された信号を読み取る光ピックアップ2
6を載せた粗動アクチュエータ24は、目標トラック位
置へトラックジャンプ移動を行う。このトラックジャン
プ移動動作中に、上記光ピックアップ26が目標トラッ
ク位置の近傍で再生信号のアドレスを読むことができる
範囲に移動されたならば、二軸デバイスである微動アク
チュエータ28を駆動する微動アクチュエータ駆動回路
38がON状態になる。
【0021】上記粗動アクチュエータ24のトラックジ
ャンプ移動動作後に上記光ピックアップ26から読み出
された信号は、マトリックスアンプ39に送られる。こ
のマトリックスアンプ39により検出されるトラッキン
グエラー信号は上記トラッキングサーボ回路25へ送ら
れ、フォーカシングエラー信号はフォーカスサーボ回路
27に送られる。
【0022】上記トラッキングサーボ回路25では、上
記トラッキングエラー信号に基づいて、上記光ディスク
21上での目標トラック位置と上記トラックジャンプ移
動動作による現在の位置との差分が求められる。この差
分に基づいたトラッキング制御信号は微動アクチュエー
タ駆動回路38に送られて、微動アクチュエータ28の
トラッキング動作が行われる。
【0023】さらに、上記微動アクチュエータ28は上
記フォーカスサーボ回路27に制御されることにより、
上記光ピックアップ26内の対物レンズが上下に移動制
御され、上記光ディスク21の信号面と上記光ピックア
ップ26内の対物レンズとの距離は一定に保たれる。よ
って、目標トラック位置の信号を読み出すことが可能に
なる。
【0024】この後、上記光ピックアップ26により上
記光ディスク21上に光ビームを集光して反射光を検出
し、信号を読み出す。上記読み出された信号はマトリッ
クスアンプ39に送られてデータ信号、アドレス信号及
びサーボ制御信号等が検出される。各信号はアナログ波
形整形回路29に送られて波形等化が行われる。上記ア
ナログ波形整形回路29からの信号はPLL回路30及
び同期検出回路31に送られることにより、上記アナロ
グ波形整形回路29からの出力信号を再生するためのク
ロック信号が生成される。
【0025】上記アナログ波形整形回路29からの信号
は上記生成されたクロック信号を用いてディジタル化さ
れ、さらに、ディジタル信号処理回路32において、上
記発振器34からの基準クロック信号を用いて復調及び
誤り訂正・検出された後、D/A(ディジタル/アナロ
グ)変換器35に送られる。上記D/A変換器35で
は、入力されたディジタル再生信号がアナログ再生信号
に変換され、このアナログ再生信号は出力信号端子36
から出力される。
【0026】また、上記ディジタル信号処理回路32で
再生された音声信号の制御情報であるサブコードはサブ
コーディング検出回路33に供給される。このサブコー
ティング検出回路33では上記光ピックアップ21の現
在のトラック位置情報が検出され、このトラック位置情
報は上記トラッキングサーボ回路25に送られる。この
ように、上記光ピックアップ26の移動動作が続けて行
われ、上記光ディスク21上の信号が連続して読み出さ
れる。
【0027】次に、本発明に係るトラッキング制御装置
の第1の具体例を図3に示す。
【0028】図3の移動位置検出手段43では、粗動ア
クチュエータ51上に備えられた図示しないヘッド部の
目標トラック位置までの距離をxt とし、移動動作中の
実際のトラック位置をxとした場合の、上記目標トラッ
ク位置xt と上記実際のトラック位置xとの距離の差分
が検出され、加算器44及び微動アクチュエータ切換判
別部46に送られる。
【0029】上記加算器44には、速度検出手段45に
より検出された上記粗動アクチュエータ51のトラック
ジャンプ移動動作時の加速度も供給されている。よっ
て、上記加算器44では、上記移動位置検出手段43か
ら送られる距離の差分と上記加速度とを用いることによ
り、上記粗動アクチュエータ51のトラックジャンプ移
動動作時の駆動電流量が求められる。
【0030】また、上記微動アクチュエータ切換判別部
46においては、目標トラック位置から微動アクチュエ
ータ49が目標トラック位置の近傍で再生信号のアドレ
スを読むことができる範囲までの距離を所定値Cとする
とき、上記移動位置検出手段43から送られる距離の差
分が所定値Cより大きいか否かを判別して信号切換スイ
ッチ47を切換制御する。即ち、上記距離の差分が所定
値Cより大きい値であるときには、微動アクチュエータ
51は図示しないヘッド部が目標トラック位置の近傍で
再生信号のアドレスを読むことができる範囲内に存在し
ないので、上記信号切換スイッチ47は端子bに切り換
えられ、上記距離の差分が所定値Cより小さい値である
ときには、微動アクチュエータ51は図示しないヘッド
部が目標トラック位置の近傍で再生信号のアドレスを読
むことができる範囲内にあるので、上記信号切換スイッ
チ47は端子aに切り換えられる。
【0031】ここで、上記粗動アクチュエータ51の目
標トラック位置からの変位量、速度、加速度は以下に示
す式で求められる。
【0032】
【数1】
【0033】パラメータα、時間t、上記粗動アクチュ
エータ51のトラックジャンプ移動動作前のトラック位
置x0 は既知であるので、上記目標トラック位置からの
変位量を求めることにより、上記粗動アクチュエータ5
1の加速度を一義的に求めることができる。よって、上
記距離の差分は容易に求められる。
【0034】制御信号入力端子41には図示しないシス
テムコントローラからのコマンド信号に応じた制御信号
が入力される。この制御信号のトラックジャンプ移動動
作時には、信号切換スイッチ42は端子aに切り換えら
れて上記加算器44から駆動電流が入力される。また、
トラッキング動作時には、上記信号切換スイッチ42は
端子bに切り換えられ、トラッキング制御信号が入力さ
れる。
【0035】先ず、制御信号入力端子41からの制御信
号のトラックジャンプ移動動作時には、上記信号切換ス
イッチ42は端子aに切り換えられ、上記信号切換スイ
ッチ42には上記加算器44から駆動電流が入力され
る。このとき、上記距離の差分は所定値Cより大きいの
で、上記微動アクチュエータ切換判別部46により上記
信号切換スイッチ47は端子bに切り換えられている。
よって、上記駆動電流は、粗動アクチュエータ駆動回路
50のみに入力されて粗動アクチュエータ51が駆動さ
れ、トラックジャンプ移動動作が行われる。
【0036】上記粗動アクチュエータ51のトラックジ
ャンプ移動動作中に、上記微動アクチュエータ切換判別
部46において上記移動位置検出手段43から送られる
距離の差分が所定値Cより小さい値であると判別された
ときには、上記信号切換スイッチ47は端子aに切り換
えられる。よって、上記微動アクチュエータ駆動回路4
8には上記加算器44からの駆動電流が入力され、上記
微動アクチュエータ駆動回路48はON状態になる。
【0037】この後、上記制御信号入力端子41からの
制御信号のトラッキング動作時には、上記信号切換スイ
ッチ42は端子bに切り換えられてトラッキング制御信
号が入力される。上記信号切換スイッチ47は端子aに
切り換えられているので、トラッキング制御信号は上記
微動アクチュエータ駆動回路48に入力されて微動アク
チュエータ49が駆動され、トラッキング動作が行われ
る。よって、図示しないヘッド部は上記微動アクチュエ
ータ49により精確に目標トラック位置へ移動制御され
ることになる。
【0038】また、本発明に係るトラッキング制御装置
の第2の具体例を図4に示す。
【0039】上述した第1の具体例と同様に、図4の移
動位置検出手段43では、粗動アクチュエータ51上に
備えられた図示しないヘッド部の目標トラック位置まで
の距離をxt とし、移動動作中の実際のトラック位置を
xとした場合の、上記目標トラック位置xt と上記実際
のトラック位置xとの距離の差分が検出され、加算器4
4に送られる。
【0040】上記加算器44には、速度検出手段45に
より検出された上記粗動アクチュエータ51のトラック
ジャンプ移動動作時の加速度も供給されている。よっ
て、上記加算器44では、上記移動位置検出手段43か
ら送られる距離の差分と上記加速度とを用いることによ
り、上記粗動アクチュエータ51のトラックジャンプ移
動動作時の駆動電流量が求められる。
【0041】また、目標トラック位置から微動アクチュ
エータ49が目標トラック位置の近傍で再生信号のアド
レスを読むことができる範囲までの距離を所定値Cとす
るとき、変位検出手段52では、センサ又は図示しない
ヘッド部内のミラー等により検出される上記微動アクチ
ュエータ49の傾きを変位xG として上記所定値Cより
大きい値であるか否かを判別することにより、信号切換
スイッチ47を切換制御する。
【0042】即ち、上記変位xG が所定値Cより大きい
値であるときには、微動アクチュエータ51は図示しな
いヘッド部が目標トラック位置の近傍の再生信号のアド
レスを読むことができる範囲内に存在しないので、上記
信号切換スイッチ47は端子bに切り換えられ、上記変
位xG が所定値Cより小さい値であるときには、微動ア
クチュエータ51は図示しないヘッド部が目標トラック
位置の近傍の再生信号のアドレスを読むことができる範
囲内にあるので、上記信号切換スイッチ47は端子aに
切り換えられる。
【0043】制御信号入力端子41には図示しないシス
テムコントローラからのコマンド信号に応じた制御信号
が入力される。この制御信号のトラックジャンプ移動動
作時には、信号切換スイッチ42は端子aに切り換えら
れて上記加算器44から駆動電流が入力される。また、
トラッキング動作時には、上記信号切換スイッチ42は
端子bに切り換えられ、トラッキング制御信号が入力さ
れる。
【0044】先ず、制御信号入力端子41からの制御信
号のトラックジャンプ移動動作時には、上記信号切換ス
イッチ42は端子aに切り換えられ、上記信号切換スイ
ッチ42には上記加算器44から駆動電流が入力され
る。このとき、上記距離の差分は所定値Cより大きいの
で、上記変位検出手段52により上記信号切換スイッチ
47は端子bに切り換えられている。よって、上記駆動
電流は、粗動アクチュエータ駆動回路50のみに入力さ
れて粗動アクチュエータ51が駆動され、トラックジャ
ンプ移動動作が行われる。
【0045】上記粗動アクチュエータ51のトラックジ
ャンプ移動動作中に、上記変位検出手段52において変
位xG が所定値Cより小さい値であると判別されたとき
には、上記信号切換スイッチ47は端子aに切り換えら
れる。よって、上記微動アクチュエータ駆動回路48に
は上記加算器44からの駆動電流が入力され、上記微動
アクチュエータ駆動回路48はON状態になる。
【0046】この後、上記制御信号入力端子41からの
制御信号のトラッキング動作時には、上記信号切換スイ
ッチ42は端子bに切り換えられてトラッキング制御信
号が入力される。上記信号切換スイッチ47は端子aに
切り換えられているので、トラッキング制御信号は上記
微動アクチュエータ駆動回路48に入力されて微動アク
チュエータ49が駆動され、トラッキング動作が行われ
る。よって、図示しないヘッド部は上記微動アクチュエ
ータ49により精確に目標トラック位置へ移動制御され
ることになる。
【0047】尚、上述の実施例は本発明の一例であり、
本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他の様々な構成が
取り得ることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係るトラッキング制御装置は、上記微動アクチュエ
ータのON/OFF制御を行う微動アクチュエータON
/OFF切換制御手段を有し、上記微動アクチュエータ
の有効動作可能範囲では上記微動アクチュエータON/
OFF切換制御手段により上記微動アクチュエータをO
N状態に切り換えることにより、迅速かつ高精度にトラ
ッキング動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトラッキング制御装置の概略的な
構成図である。
【図2】本発明に係るトラッキング制御装置が適用され
る光ディスク再生装置の一具体例の概略的な構成図であ
る。
【図3】本発明に係るトラッキング制御装置の第1の具
体例を示す図である。
【図4】本発明に係るトラッキング制御装置の第2の具
体例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・・・・制御信号入力端子 2、4・・・・・・・・・・信号切換スイッチ 3・・・・・・・・・・・・粗動アクチュエータ駆動回
路 5・・・・・・・・・・・・微動アクチュエータON/
OFF切換制御手段 6・・・・・・・・・・・・微動アクチュエータ駆動回
路 7・・・・・・・・・・・・粗動アクチュエータ 8・・・・・・・・・・・・微動アクチュエータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の記録トラックに対して直交す
    る方向に粗い位置精度で移動させる粗動アクチュエータ
    と、高い位置精度で移動させる微動アクチュエータとを
    用いて、上記記録媒体に対して信号を記録及び/又は再
    生するためのヘッド部を目標トラック位置へ移動制御す
    るトラッキング制御装置において、 上記微動アクチュエータのON/OFF制御を行う微動
    アクチュエータON/OFF切換制御手段を有し、 上記微動アクチュエータの有効動作可能範囲では上記微
    動アクチュエータON/OFF切換制御手段により上記
    微動アクチュエータをON状態に切り換えることを特徴
    とするトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】 目標トラック位置までの距離に応じて上
    記微動アクチュエータをON状態に切換制御することを
    特徴とする請求項1記載のトラッキング制御装置。
  3. 【請求項3】 上記微動アクチュエータの変位量に応じ
    て上記微動アクチュエータをON状態に切換制御するこ
    とを特徴とする請求項1記載のトラッキング制御装置。
JP14959493A 1993-06-21 1993-06-21 トラッキング制御装置 Withdrawn JPH076529A (ja)

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