JPH1021566A - トラッキングサーボ装置 - Google Patents

トラッキングサーボ装置

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JPH1021566A
JPH1021566A JP17631596A JP17631596A JPH1021566A JP H1021566 A JPH1021566 A JP H1021566A JP 17631596 A JP17631596 A JP 17631596A JP 17631596 A JP17631596 A JP 17631596A JP H1021566 A JPH1021566 A JP H1021566A
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JP
Japan
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tracking
signal
servo
error
servo signal
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JP17631596A
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Yoichi Oshima
洋一 大島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トラッキングサーボ装置の回路規模を小さくし
たい。 【解決手段】トラッキングサーボ時は、スイッチ23は
端子aが選択され、回路特性設定部25はトラッキング
サーボを行うための第1の位相特性と第1のゲインをト
ラッキングサーボ信号生成部24に設定する。その結
果、トラッキングエラー信号TEがトラッキングサーボ
信号生成部24に入力され、第1の位相特性と第1のゲ
インに基づいてトラッキングサーボのためのサーボ信号
が生成される。またサーチ動作時は、スイッチ23は端
子bが選択され、回路特性設定部25は中点サーボを行
うための第2の位相特性と第2のゲインをトラッキング
サーボ信号生成部24に設定する。その結果、中点エラ
ー検出部22で生成された中点エラー信号CEがトラッ
キングサーボ信号生成部24に入力され、第2の位相特
性と第2のゲインに基づいて中点サーボのためのサーボ
信号が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的手段により
ディスク状記録媒体に対して記録/再生を行う光ディス
ク装置などに適用され、構成を簡単にすることのできる
トラッキングサーボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)などのいわ
ゆる光ディスクに対してデータの記録/再生を行う光デ
ィスク装置のトラッキングサーボ装置は、光ピックアッ
プ全体を光ディスクの系方向に移動させるスレッドサー
ボ部と、対物レンズを系方向に移動させるトラッキング
サーボ部より構成され、それらが協働して精度よくトラ
ッキングが行えるようにしている。トラッキングサーボ
部は、トラッキングエラー信号を所定のゲインで増幅
し、位相補償を行ってトラッキングサーボ信号を生成
し、トラッキングコイルを駆動して対物レンズの位置を
制御している。また、サーチ動作などにより光ピックア
ップ全体が移動されている時には、中点エラー信号に基
づいて中点サーボを行い、対物レンズが視野中心に維持
されるようにしている。また、スレッドサーボ部は、ト
ラッキング対象のトラックへ光ピックアップ全体を移動
させるシーク動作を行う一方で、トラッキング中は、ト
ラッキングサーボ信号を積分して直流成分を求め、この
直流成分をスレッドサーボ信号としてスレッドモータを
駆動して光ピックアップ全体の位置を制御している。
【0003】そのような、トラッキングサーボ装置の具
体的構成例を図5に示す。トラッキングサーボ装置10
0は、エラー信号検出部10、信号処理部200および
作動部30を有する。信号処理部200は、トラッキン
グエラー信号TEを検出するトラッキングエラー検出部
21、中点エラー信号CEを検出する中点エラー検出部
22、トラッキングエラー信号TEに基づいてトラッキ
ングサーボ信号TSを生成するトラッキングサーボ信号
生成部201、中点エラー信号に基づいて中点サーボ信
号CSを生成する中点サーボ信号生成部202、トラッ
キングエラー信号の直流成分を抽出してスレッドサーボ
信号SSを生成するスレッドサーボ信号生成部26およ
びトラッキングサーボ信号TSか中点サーボ信号CSの
いずれかを選択してトラッキングコイルドライブアンプ
33に印加するスイッチ203を有する。
【0004】このようなトラッキングサーボ装置100
においては、トラッキングサーボを行う際にはスイッチ
203の端子aが選択され、トラッキングサーボ信号生
成部201が実質的に有効になる。そのような状態で、
まず、エラー信号検出部10において、光ディスクで反
射された光ビームに基づいて光検出信号が検出され、ト
ラッキングエラー検出部21でトラッキングエラー信号
TEが生成される。そのトラッキングエラー信号TEに
基づいて、トラッキングサーボ信号生成部201でトラ
ッキングサーボ信号が生成され、スイッチ203を介し
てトラッキングコイルドライブアンプ33に入力され、
トラッキングコイル34が駆動される。またこの時、ス
レッドサーボ信号生成部26においてはトラッキングエ
ラー検出部21で生成されたトラッキングエラー信号T
Eの低周波成分を抽出してスレッドサーボ信号SSが生
成され、スレッドモータドライブアンプ31を介してス
レッドモータ32に印加される。
【0005】また、離れたトラックをアクセスする場合
などのサーチ動作を行う場合には、図示せぬ制御部から
の制御信号によりスレッドサーボ信号生成部26にアク
セス対象のトラックの情報が設定され、スレッドサーボ
信号生成部26はそのトラックをアクセス可能なように
光ピックアップ全体を移動させるためのスレッドサーボ
信号SSを生成する。生成されたスレッドサーボ信号S
Sは、スレッドモータドライブアンプ31に入力され、
スレッドドライブ信号SDが生成され、スレッドモータ
32に印加される。一方、スイッチ203においては端
子bが選択され、中点エラー検出部22および中点サー
ボ信号生成部202が実質的に有効になる。そして、中
点エラー検出部22で中点エラー信号CEが生成され、
中点サーボ信号生成部202で中点サーボ信号CSが生
成され、スイッチ203を介してトラッキングコイルド
ライブアンプ33に印加される。これにより、スレッド
移動時の中点サーボが実施される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たようなトラッキングサーボ装置においては、装置構成
が複雑で大規模になり、より簡単な回路にしたいという
要望がある。
【0007】したがって、本発明の目的は、より簡単な
回路構成のトラッキングサーボ装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、同じトラッキングコイルに対してのサーボ信号を生
成する回路であり基本的な処理が同じであるトラッキン
グサーボ信号生成部と、中点サーボ信号生成部とを共通
化するようにした。
【0009】したがって、本発明のトラッキングサーボ
装置は、ディスク状記録媒体に照射された光ビームの反
射光を検出して得られる光検出信号に基づいてトラッキ
ングエラー信号を検出するトラッキングエラー検出手段
と、光検出手段に基づいて、光ピックアップの対物レン
ズの視野中心とのズレを示す中点エラー信号を検出する
中点エラー検出手段と、トラッキングがオンされている
時にはトラッキングエラー信号を選択し、スレッド移動
が行われている時には中点エラー信号を選択するエラー
信号選択手段と、選択されたエラー信号を設定された所
定のゲインで増幅し設定された所定の特性で位相補償
し、当該エラーが無くなるようにトラッキングアクチュ
エータを駆動するサーボ信号を生成するサーボ信号生成
手段と、トラッキングサーボがオンされる時には、サー
ボ信号生成手段によりトラッキングサーボ信号が生成さ
れるような第1のゲインと第1の位相特性をサーボ信号
生成手段に設定し、スレッド移動が行われる時には、サ
ーボ信号生成手段により中点サーボ信号が生成されるよ
うな第2のゲインと第2の位相特性をサーボ信号生成手
段に設定するサーボ特性設定手段と、生成されたサーボ
信号に基づいて、トラッキングアクチュエータを駆動す
るトラッキングアクチュエータ駆動手段とを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
4を参照して説明する。本実施の形態においては、光デ
ィスク装置に適用され、所望のトラックを適切にアクセ
スするように、光ディスクの系方向に光ピックアップお
よびその対物レンズを移動させるトラッキングサーボ系
について説明する。図1は、そのトラッキングサーボ系
の構成を示すブロック図である。トラッキングサーボ系
1は、エラー信号検出部10、信号処理部20および作
動部30を有する。信号処理部20は、トラッキングエ
ラー検出部21、中点エラー検出部22、スイッチ2
3、トラッキングサーボ信号生成部24、回路特性設定
部25およびスレッドサーボ信号生成部26を有する。
また、作動部30は、スレッドモータドライブアンプ3
1、スレッドモータ32、トラッキングコイルドライブ
アンプ33およびトラッキングコイル34を有する
【0011】まず、各部の動作について説明する。エラ
ー信号検出部10は、光ディスクに照射され回折・反射
された光を検出し、トラックの左側および右側に反射し
た光の光量に応じた光検出信号E,Fおよびプッシュプ
ル信号PPを生成して信号処理部20に出力する。その
エラー信号検出部10の具体的構成を図2に示す。図2
は、トラッキングサーボ系1のエラー信号検出部10を
説明するための図であり、(A)は光ビームの反射光と
フォトディテクタPD1,PD2との位置関係を示す
図、(B)はエラー信号検出部10の構成を示す図であ
る。図2(A)において、対物レンズ11を介して光デ
ィスクの記録面12に照射された光ビームは、再び対物
レンズ11を介してフォトディテクタPD1,PD2に
入射される。フォトディテクタPD1,PD2は、焦点
をはさんで等距離に設けられており、図2(B)に示す
ように、各々4分割されている。
【0012】エラー信号検出部10においては、フォト
ディテクタPD1,PD2の各分割されたフォトディテ
クタから出力された光検出信号に基づいて、トラックの
左側に反射した光および右側に反射した光の強度を示す
信号E,Fを生成する。具体的には、フォトディテクタ
PD1,PD2の各フォトディテクタからの出力信号
を、図2(B)に示すようにA1〜A4,B1〜B4と
すると、E=A2+A4+B1+B3,F=A1+A3
+B2+B4となる。また、その信号E,Fの差を減算
器13において求め、プッシュプル信号PPを生成す
る。求められたE,F,PPの各信号は、信号処理部2
0に出力される。
【0013】信号処理部20のトラッキングエラー検出
部21は、エラー信号検出部10より入力された光検出
信号E,Fおよびプッシュプル信号PPに基づいて、光
ビームとトラックとのラジアル方向(トラッキング方
向)の位置関係を示すトラッキングエラー信号TEを算
出し、中点エラー検出部22、スイッチ23およびスレ
ッドサーボ信号生成部26に出力する。
【0014】中点エラー検出部22は、エラー信号検出
部10より入力されるプッシュプル信号PP、および、
トラッキングエラー検出部21より入力されるトラッキ
ングエラー信号TEに基づいて、対物レンズの視野中心
からのズレである中点エラー信号CEを生成し、スイッ
チ23に出力する。中点エラー検出部22は、図3に示
すような回路で構成され、これにより実質的にPP−T
Eを計算することにより、中点エラー信号CEが求めら
れる。
【0015】スイッチ23は、トラッキングエラー検出
部21から出力されるトラッキングエラー信号TEと、
中点エラー検出部22から出力される中点エラー信号C
Eのいずれかを選択し、エラー信号Eとしてトラッキン
グサーボ信号生成部24に入力する。スイッチ23へ
は、図示せぬ制御部からの切換信号が入力され、この切
換信号に基づいて選択するエラー信号が切り換えられ
る。具体的には、制御部からは、シーク動作を行う場合
などでスレッドサーボ機構によりスレッド移動が行われ
る時は、端子bを選択して中点エラー信号CEをトラッ
キングサーボ信号生成部24に入力するような切換信号
が入力され、トラッキングサーボがオンの時は、端子a
を選択してトラッキングエラー信号TEをトラッキング
サーボ信号生成部24に入力するような切換信号が入力
される。
【0016】トラッキングサーボ信号生成部24は、ス
イッチ23を介して入力されたエラー信号Eに基づい
て、トラッキングコイル34を駆動するためのトラッキ
ングサーボ信号TSを生成し、トラッキングコイルドラ
イブアンプ33に出力する。トラッキングサーボ信号生
成部24においては、図4に模式的に示すように、入力
されたエラー信号EをイコライザーEQにより所定の特
性で位相補償し、増幅器Gにより所定のゲインで増幅し
てサーボ信号を生成する。この時の位相補償の位相特性
およびゲインなどの回路特性を決定するパラメータは、
後述する回路特性設定部25からのパラメータセット信
号PSにより設定される。
【0017】回路特性設定部25は、前述した図示せぬ
制御部からの制御信号に基づいて、トラッキングサーボ
信号生成部24に対して、位相補償の位相特性およびゲ
インを設定する。回路特性設定部25には、位相特性お
よびゲインを含む回路特性を決定するパラメータの組と
して、2種類のパラメータセットが予め記憶されてい
る。第1のパラメータセットは、第1の位相特性および
第1のゲインを含み、所望のトラックに対物レンズを追
従させるトラッキングサーボを行うために、トラッキン
グエラー信号TEに基づいてトラッキングサーボ信号を
生成するように、トラッキングサーボ信号生成部24の
回路特性を設定するためのパラメータセットである。
【0018】第2のパラメータセットは、第2の位相特
性および第2のゲインを含み、対物レンズを光ピックア
ップの視野中心に維持させる中点サーボを行うために、
中点エラー信号CEに基づいて中点サーボ信号を生成す
るように、トラッキングサーボ信号生成部24の回路特
性を設定するためのパラメータセットである。したがっ
て、回路特性設定部25は、前記制御部よりシーク動作
を行う場合などスレッドサーボ機構によりスレッド移動
を行う旨の信号が入力された場合には、予め記憶されて
いる前記第1のパラメータセットを読出し、トラッキン
グサーボ信号生成部24に設定する。また、前記制御部
よりトラッキングサーボをオンにする旨の信号が入力さ
れた場合には、予め記憶されている前記第2のパラメー
タセットを読出し、トラッキングサーボ信号生成部24
に設定する。
【0019】スレッドサーボ信号生成部26は、光ピッ
クアップ全体を移動させるスレッド移動を行うための信
号を生成しスレッドモータドライブアンプ31に出力す
る。スレッドサーボ信号生成部26も、図示せぬ制御部
により制御されており、たとえばシーク動作を行う際に
は、制御部から入力されたアクセス対象のトラックを示
す情報に基づいて、そのトラックに光ピックアップを移
動させるようにスレッドモータ32を駆動するためのサ
ーボ信号を生成する。また、トラッキングサーボがオン
の時には、トラッキングエラー検出部21より入力され
るトラッキングエラー信号TEの低周波成分を抽出する
ことにより、スレッドモータ32を駆動するためのスレ
ッドサーボ信号SSを生成し、スレッドモータドライブ
アンプ31に出力する。
【0020】作動部30のスレッドモータドライブアン
プ31は、スレッドモータ32を駆動するために、スレ
ッドサーボ信号生成部26より入力されるスレッドサー
ボ信号SSの電流を増幅してスレッドモータドライブ信
号SDを生成し、スレッドモータ32に出力する。トラ
ッキングコイルドライブアンプ33は、トラッキングコ
イル34を駆動するために、トラッキングサーボ信号生
成部24より入力されるトラッキングサーボ信号TSの
電流を増幅してトラッキングコイルドライブ信号TDを
生成し、トラッキングコイル34に出力する。
【0021】次に、トラッキングサーボ系1の動作につ
いて図4を参照して説明する。まず、エラー信号検出部
10において、光ディスクで反射された光ビームに基づ
いて検出された光検出信号が信号処理部20に入力さ
れ、トラッキングエラー検出部21でトラッキングエラ
ー信号TEが生成される。
【0022】トラッキングサーボをオンにする際には、
図示せぬ制御部からの制御信号により、スイッチ23は
端子aが選択され、回路特性設定部25はトラッキング
サーボを行うための第1の位相特性と第1のゲインをト
ラッキングサーボ信号生成部24に設定する。その結
果、トラッキングエラー検出部21で生成されたトラッ
キングエラー信号TEは、スイッチ23を介してトラッ
キングサーボ信号生成部24に入力され、その設定され
たトラッキングサーボのための第1の位相特性と第1の
ゲインに基づいてトラッキングサーボ信号TSが生成さ
れる。
【0023】生成されたトラッキングサーボ信号TS
は、トラッキングコイルドライブアンプ33に入力さ
れ、トラッキングドライブ信号TDが生成され、トラッ
キングコイル34に印加される。またこの時、スレッド
サーボ信号生成部26においてはトラッキングエラー検
出部21で生成されたトラッキングエラー信号TEの低
周波成分を抽出してスレッドサーボ信号SSを生成し、
スレッドモータドライブアンプ31を介してスレッドモ
ータ32に印加る。これにより、トラッキングサーボが
適切に行われる。
【0024】また、離れたトラックをアクセスする場合
などのサーチ動作を行う場合には、図示せぬ制御部から
の制御信号によりスレッドサーボ信号生成部26にその
アクセス対象のトラックの情報が設定される。そして、
スレッドサーボ信号生成部26は、そのトラックをアク
セス可能なように光ピックアップ全体を移動させるため
のスレッドサーボ信号SSを生成する。生成された、ス
レッドサーボ信号SSは、スレッドモータドライブアン
プ31に入力され、スレッドドライブ信号SDが生成さ
れ、スレッドモータ32に印加される。これにより、ス
レッド移動が行われ、所望のトラックのトラッキングが
可能になる。
【0025】またこの時、スイッチ23は端子bが選択
され、回路特性設定部25は中点サーボを行うための第
2の位相特性と第2のゲインをトラッキングサーボ信号
生成部24に設定する。その結果、トラッキングエラー
検出部21で生成されたトラッキングエラー信号TE
は、スイッチ23を介してトラッキングサーボ信号生成
部24に入力され、その設定された中点サーボのための
第2の位相特性と第2のゲインに基づいてトラッキング
アクチュエータを駆動するためのトラッキングサーボ信
号TSが生成される。生成されたトラッキングサーボ信
号TSは、トラッキングコイルドライブアンプ33に入
力され、トラッキングドライブ信号TDが生成され、ト
ラッキングコイル34に印加される。これにより、スレ
ッド移動時の中点サーボが実施される。
【0026】このように、本実施の形態のトラッキング
サーボ系1においては、トラッキングサーボ信号を生成
する回路と、中点サーボ信号を生成する回路とを、1つ
のサーボ信号生成回路により実現しているので、回路規
模を大幅に小さくすることができる。また、回路の小型
化により、何ら機能は削減していないので、従来通り適
切なトラッキングサーボが行える。
【0027】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、任意好適な種々の改変が可能である。たと
えば、図2に示したエラー信号検出部10の具体的構
成、図3に示した中点エラー検出部22の具体的構成、
および、図4に示したトラッキングサーボ信号生成部2
4の具体的構成などは、これらに限られるものではな
く、任意の構成にしてよい。また、その他のトラッキン
グエラー検出部21、スレッドサーボ信号生成部26
も、任意の回路で実施してよい。さらに、トラッキング
アクチュエータ、スレッドアクチュエータとしては、モ
ータ、コイルなどの任意のアクチュエータを用いてよ
い。
【0028】
【発明の効果】本発明のトラッキングサーボ装置によれ
ば、装置規模を簡略化することができ、ひいては、小型
で高性能な光ディスク装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のトラッキングサーボ系
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したトラッキングサーボ系のエラー信
号検出部を説明するための図であり、(A)は光ビーム
の反射光とフォトディテクタとの位置関係を示す図、
(B)はエラー信号検出部の構成を示す図である。
【図3】図1に示したトラッキングサーボ系の中点エラ
ー検出部の具体的な構成を示す図である。
【図4】図1に示したトラッキングサーボ系のトラッキ
ングサーボ信号生成部の具体的な構成を示す図である。
【図5】従来のトラッキングサーボ系の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…トラッキングサーボ系、10…エラー信号検出部、
11…対物レンズ、12…光ディスク記録面、13…減
算器、20…信号処理部、21…トラッキングエラー検
出部、22…中点エラー検出部、23…スイッチ、24
…トラッキングサーボ信号生成部、25…回路特性設定
部、26…スレッドサーボ信号生成部、30…作動部、
31…スレッドモータドライブアンプ、32…スレッド
モータ、33…トラッキングコイルドライブアンプ、3
4…トラッキングコイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体に照射された光ビーム
    の反射光を検出して得られる光検出信号に基づいてトラ
    ッキングエラー信号を検出するトラッキングエラー検出
    手段と、 前記光検出手段に基づいて、光ピックアップの対物レン
    ズの視野中心とのズレを示す中点エラー信号を検出する
    中点エラー検出手段と、 トラッキングがオンされている時には前記トラッキング
    エラー信号を選択し、スレッド移動が行われている時に
    は前記中点エラー信号を選択するエラー信号選択手段
    と、 前記選択されたエラー信号を設定された所定のゲインで
    増幅し設定された所定の特性で位相補償し、当該エラー
    が無くなるようにトラッキングアクチュエータを駆動す
    るサーボ信号を生成するサーボ信号生成手段と、 トラッキングサーボがオンされる時には、前記サーボ信
    号生成手段によりトラッキングサーボ信号が生成される
    ような第1のゲインと第1の位相特性を前記サーボ信号
    生成手段に設定し、スレッド移動が行われる時には、前
    記サーボ信号生成手段により中点サーボ信号が生成され
    るような第2のゲインと第2の位相特性を前記サーボ信
    号生成手段に設定するサーボ特性設定手段と、 前記生成されたサーボ信号に基づいて、トラッキングア
    クチュエータを駆動するトラッキングアクチュエータ駆
    動手段とを有するトラッキングサーボ装置。
JP17631596A 1996-07-05 1996-07-05 トラッキングサーボ装置 Pending JPH1021566A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100662285B1 (ko) * 2000-11-30 2007-01-02 엘지전자 주식회사 광 기록 재생기의 서보 제어 방법
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