JPH06539Y2 - 自動ドアの制御装置 - Google Patents

自動ドアの制御装置

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Publication number
JPH06539Y2
JPH06539Y2 JP1985077779U JP7777985U JPH06539Y2 JP H06539 Y2 JPH06539 Y2 JP H06539Y2 JP 1985077779 U JP1985077779 U JP 1985077779U JP 7777985 U JP7777985 U JP 7777985U JP H06539 Y2 JPH06539 Y2 JP H06539Y2
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JP
Japan
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door
human body
signal
body detection
control circuit
Prior art date
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Application number
JP1985077779U
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JPS61194075U (ja
Inventor
俊雄 大浦
行雄 吉田
賢三 大野
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
Original Assignee
YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動ドアの制御装置、詳しくは始動時の安全
を確保するための制御装置に関するものである。
従来の技術 自動ドアの電源をON、例えば電源スイッチをONした
時、すなわち始動時に扉が開いた状態にあれば扉の開閉
動作コントローラによって扉閉じ信号を出力して扉を閉
じ側に動作するようにした制御装置が知られている。
考案が解決しようとする問題点 人体検知スイッチとして、背景温度と人体からの熱線と
の温度差によって人体検知信号を出力する熱線式人体検
知スイッチを用いた場合には、前述の電源をONした時
に背景温度測定のために約10秒から15秒の時間を要
し、この間に人が扉に近づいて来ても人体検知信号を出
力しない、つまり電源ONしてから作動するまでの間に
時間遅れがあるので、人が扉開閉経路上あるいは近傍に
立っている場合にも電源ON時に人体検出信号を出力で
きないために、扉が突然閉じ側に動作して人体に衝突し
たりするから非常に危険である。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案の自動ドアの制御装置は、扉4を開閉動作するモ
ータMと、始動時制御回路6と主制御回路7を備えたコ
ントローラ5と、始動時制御回路6に電源ON信号を入
力する電源スイッチ8と、前記始動時制御回路6に人体
検出信号を出力する作動時間遅れを有する人体検知スイ
ッチを備え、前記始動時制御回路6は、電源ON信号で
セットされ、かつ前記人体検知スイッチの作動時間遅れ
より若干長いセット時間となったタイマー10と、この
タイマー10のタイムアップ信号と電源ONが入力され
た時に主制御回路7に扉閉じ信号を出力する第1の手段
と、前記電源ON信号と人体検知信号が入力された時に
主制御回路7に扉開き信号を出力する第2の手段により
構成したものである。
これにより、電源スイッチ8をONして電源ONとする
とタイマー10がセットされ、タイマー10がタイムア
ップした後に扉閉じ信号が出力されて扉4が閉じ動作す
るので、タイマー10がタイムアップするまでの間には
扉4は開いているから、作動時間遅れを有する熱線式人
体検知スイッチ9を用いた場合に、その作動遅れ時間内
に人体が扉開閉経路に入ったり、扉に接近したりしても
扉4が人体に衝突したりすることがなく、始動時の安全
性を確保できる。
また、タイマー10がタイムアップしなくとも人体検知
信号が入力されると第2の手段により扉開き信号が出力
されて扉4を通常と同様に開き動作でき、人体検知スイ
ッチが作動可能となってタイマー10がタイムアップす
る以前に人体検知信号が入力された場合にはタイムアッ
プしなくとも扉4が開くと共に、マットスイッチなどの
作動遅れ時間がない人体検知スイッチを単独で用いた場
合や、併用して用いた場合にはタイマー10に関係なく
人体検知信号R入力されると扉4は開くから、スムー
ズな扉を行なうことができる。
実施例 第3図は自動ドアの概略説明図であり、モータMで駆動
される駆動プーリ1と従動プーリ2とに巻掛けたベルト
3には扉4が連結され、コントローラ5によってモータ
Mを低速正、逆転及び高速正、逆転駆動することで扉4
が開閉動作するようになっている。
前記コントローラ5は始動時制御回路6と主制御回路7
を備え、この始動時制御回路6には電源スイッチ8より
電源ON信号R1と人体検知スイッチ、例えば熱線式人
体検知スイッチ9より人体検知信号R2が入力され、主
制御回路7は人体検知信号R2が入力されると通常の扉
開閉動作を行なうようにモータMに駆動信号を出力す
る。
前記始動時制御回路6は第2図に示すように、熱線式人
体検知スイッチ9の作動遅れ時間より若干長いセット時
間となったタイマー10と第1、第2アンドゲート1
1,12とを備え、タイマー10は電源ON信号R1
セットされてタイムアップすると第1アンドゲート11
にタイムアップ信号T1を入力し、電源ON信号R1とア
ンドをとって扉閉じ信号R3を主制御回路7に出力する
と共に、第2アンドゲート12には人体検知信号R2
電源ON信号R1とが入力されて両者のアンドをとって
扉開き信号R4、つまり通常の開閉動作信号を主制御回
路7に出力する。
この様であるから、第1図のフローチャートに示すよう
に、電源スイッチ8をONして電源ONとするタイマー
10がセットされ、タイマー10がタイムアップした後
に扉閉じ信号R3が出力されて扉4が閉じ動作するの
で、タイマー10がタイムアップするまでの間には扉4
は開いているから、作動時間遅れを有する熱線式人体検
知スイッチ9を用いた場合に、その作動遅れ時間内に人
が扉開閉経路に入ったり、扉に接近したりしても扉4が
人体に衝突したりすることがなく、始動時の安全性を確
保できる。
また、タイマー10がタイムアップしなくとも人体検知
信号R2が入力されると第2アンドゲート12より扉開
き信号R4が出力されて扉4を通常と同様に開き動作で
きる。つまり、タイマー10よりも人体検知信号R4
優先している。
このために、熱線式人体検知スイッチ9が作動可能とな
ってタイマー10がタイムアップする以前に人体検知信
号R2が入力された場合にはタイムアップしなくとも扉
4が開くと共に、マットスイッチなどの作動遅れ時間が
ない人体検知スイッチを単独で用いた場合や、併用して
用いた場合にはタイマー10に関係なく人体検知信号R
2が入力されると扉4は開く。
〔考案の効果〕
電源スイッチ8をONして電源ONとするとタイマー1
0がセットされ、タイマー10がタイムアップした後に
扉閉じ信号が出力されて扉4が閉じ動作するので、タイ
マー10がタイムアップするまでの間には扉4は開いて
いるから、作動時間遅れを有する熱線式人体検知スイッ
チ9を用いた場合に、その作動遅れ時間内に人が扉開閉
経路に入ったり、扉に接近したりしても扉4が人体に衝
突したりすることがなく、始動時の安全性を確保でき
る。
また、タイマー10がタイムアップしなくとも人体検知
信号が入力されると第2の手段により扉開き信号が出力
されて扉4を通常と同様に開き動作でき、人体検知スイ
ッチが作動可能となってタイマー10がタイムアップす
る以前に人体検知信号が入力された場合にはタイムアッ
プしなくとも扉4が開くと共に、マットスイッチなどの
作動遅れ時間がない人体検知スイッチを単独で用いた場
合や、併用して用いた場合にはタイマー10に関係なく
人体検知信号R2入力されると扉4は開くから、スムー
ズな扉開閉を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の実施例を示し、第1図は始動時の扉動作
フローチャート、第2図は始動時制御回路の説明図、第
3図は自動ドアの概略説明図である。 4は扉、8は電源スイッチ、Mはモータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉4を開閉動作するモータMと、始動時制
    御回路6と主制御回路7を備えたコントローラ5と、始
    動時制御回路6に電源ON信号を入力する電源スイッチ
    8と、前記始動時制御回路6に人体検知信号を出力する
    作動時間遅れを有する人体検知スイッチを備え、 前記始動時制御回路6は、電源ON信号でセットされ、
    かつ前記人体検知スイッチの作動時間遅れよりも若干長
    いセット時間となったタイマー10と、このタイマー1
    0のタイムアップ信号と電源ONが入力された時に主制
    御回路7に扉閉じ信号を出力する第1の手段と、前記電
    源ON信号と人体検知信号が入力された時に主制御回路
    7に扉開き信号を出力する第2の手段より構成した自動
    ドアの制御装置。
JP1985077779U 1985-05-27 1985-05-27 自動ドアの制御装置 Expired - Lifetime JPH06539Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS61194075U JPS61194075U (ja) 1986-12-03
JPH06539Y2 true JPH06539Y2 (ja) 1994-01-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58210271A (ja) * 1982-05-31 1983-12-07 ワイケイケイ株式会社 自動開閉扉の制御装置

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JPS61194075U (ja) 1986-12-03

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