JPH0137100Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0137100Y2
JPH0137100Y2 JP1981169352U JP16935281U JPH0137100Y2 JP H0137100 Y2 JPH0137100 Y2 JP H0137100Y2 JP 1981169352 U JP1981169352 U JP 1981169352U JP 16935281 U JP16935281 U JP 16935281U JP H0137100 Y2 JPH0137100 Y2 JP H0137100Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing body
closing
shutter
flip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981169352U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5889590U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16935281U priority Critical patent/JPS5889590U/ja
Publication of JPS5889590U publication Critical patent/JPS5889590U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0137100Y2 publication Critical patent/JPH0137100Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築物の開口部に設けられる電動シ
ヤツター、電動ブラインドシヤツター等の電動開
閉体の開閉制御装置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、この種電動開閉体のなかには、一つの
押釦スイツチの操作によつて開閉体を開閉及び停
止作動できるようにして、開閉操作部や配線等の
簡略化を計つたものがあり、この様なものとして
は、特開昭55−142883号公報において知られてい
る。しかるにこのものでは、昇降作動中に押釦ス
イツチの操作等により開閉体を途中(半開位置)
で停止した後に押釦スイツチを操作して作動せし
めた場合、開閉体は停止操作前の作動方向とは逆
となる反転方向に作動するように制御されている
ため、開閉体を途中停止した後、時間をおいてか
ら操作したり、停止操作した人と異なる人が操作
したりする場合に、停止操作前の作動方向を正確
に認識しているとは限らず、この結果、上昇する
と思つて操作したにもかかわらず開閉体が突然下
降してしまうことがあり、これによつて開閉体に
物や人を挾む危険があつて安全性が問題となつて
いた。
[問題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができる電動開閉体の開閉制御装
置を提供することを目的として創案されたもので
あつて、開閉体駆動部の制御をする制御機構を、
唯一の押釦スイツチ手段と、入力する指令信号に
基づいて開閉体駆動部に対し制御指令を出力する
フリツプフロツプ回路手段と、開閉体が全開もし
くは全閉のリミツト位置に位置するか否かを検知
し、開閉体がリミツト位置に位置することの検知
でフリツプフロツプ回路手段に停止指令信号を出
力するリミツト検知手段と、フリツプフロツプ回
路手段が作動制御指令状態であるか停止指令状態
であるかを判断する指令状態判断手段と、これら
各手段と連繋され、押釦スイツチ手段からの操作
信号があつたとき、リミツト検知手段並びに指令
状態判断手段からの入力信号に基づいてフリツプ
フロツプ回路手段に対し、開閉体がリミツト位置
にあるときには対応する開閉作動指令信号を、開
閉体が開閉作動中であるときには停止指令信号
を、また開閉体がリミツト位置にない途中位置で
停止しているときには開放作動指令信号をそれぞ
れ出力する指令信号出力手段とで構成したことを
特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、途中停止
からの開閉体の作動操作時における障害物の挾み
込みを確実に防止して、安全性を著しく向上させ
ることができるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は開口部側方等に取付け
られる操作部であつて、該操作部1には、押釦ス
イツチSWが一つ設けられているが、この押釦ス
イツチSWは図示しないシヤツター制御盤に内装
される開閉制御回路2と2本のリード線を介して
接続されている。
即ち、前記開閉制御回路2において、押釦スイ
ツチSWからの信号は、チヤタリング防止回路を
通つた後モノマルチバイブレータIC1により波形
整形され2つのアンドゲートIC2およびIC4に導か
れる。
2つのアンドゲートIC2およびIC4には、シヤツ
ターが動いていることを検出するノアゲートIC5
からの信号がそれぞれ逆符号で入力され、常にそ
の一方だけが開くようになつている。
シヤツターが動いているときには、アンドゲー
トIC2が開き、押釦スイツチSW(モノマルチバイ
ブレータIC1)からの信号により停止信号を出力
する。
シヤツターが停止しているときには、アンドゲ
ートIC4が開き、その出力がナンドゲートIC8およ
びIC9に導かれる。
ナンドゲートIC8およびIC9には、シヤツターが
開位置にあることを検出するリミツトスイツチ
LSUからの信号がそれぞれ逆符号で入力され、
シヤツターが開位置にあるときは、ナンドゲート
IC9から閉信号が、また、開位置以外の位置にあ
るときには、ナンドゲートIC8から開信号がそれ
ぞれ出力される。
このようにして得られた開信号、閉信号および
停止信号は、周知の4線式の駆動制御回路IC10
IC17にそれぞれ入力される。
4線式の駆動制御回路IC10〜IC17は、全く対称
的に配置された開スイツチ駆動用フリツプフロツ
プFF1,IC14およびIC15と閉スイツチ駆動用フリ
ツプフロツプFF2,IC16およびIC17とを中心に構
成されていて、それぞれの出力が、開スイツチ操
作リレーRYUに直列に接続されたスイツチング
トランジスタQ1および閉スイツチ操作リレー
RYDに直列に接続されたスイツチングトランジ
スタQ2に接続されている。
次に、その動作について第3図に示されたタイ
ムチヤートを参照しながら説明する。
いま、シヤツターが閉じている状態(タイムチ
ヤートの左端)で押釦スイツチSWを押すと、モ
ノマルチバイブレータIC1がトリガーされ、アン
ドゲートIC4およびナンドゲートIC8を経て開信号
が出される。
開信号は、アンドゲートIC10を経て開スイツチ
駆動用フリツプフロツプFF1をセツトし、その
出力がスイツチングトランジスタQ1を導通させ
て開スイツチ操作リレーRYUを励磁し、シヤツ
ターが開きはじめる。
フリツプフロツプFF1がセツトされると、そ
の出力がノアゲートIC5を通して(C4R6により決
定される)遅延時間T2の後にアンドゲートIC4
閉じアンドゲートIC2を開く。
遅延時間T2は、モノマルチバイブレータIC1
出力パルスの幅T1より大きくなるように設定さ
れている。
シヤツターが上昇している状態で押釦スイツチ
SWを押すと、モノマルチバイブレータIC1の出
力は、アンドゲートIC2およびオアゲートIC11
経て開スイツチ駆動用フリツプフロツプFF1を
リセツトしシヤツターを停止させる。
シヤツターが途中で停止している状態で押釦ス
イツチSWを押すと、前述したのと同様に動作し
てシヤツターは再び上昇をはじめる。
シヤツターが完全に開くと開位置検出用リミツ
トスイツチLSUが開き、オアゲートIC11を経て開
スイツチ駆動用フリツプフロツプFF1をリセツ
トしシヤツターを停止させる。
シヤツターが完全に開いた状態で押釦スイツチ
SWを押すと、今度はリミツトスイツチLSUが開
いているため、モノマルチバイブレータIC1の出
力は、アンドゲートIC4およびナンドゲートIC9
経て閉信号となり、閉スイツチ駆動用フリツプフ
ロツプFF2をセツトし、シヤツターは下降をは
じめる。
シヤツターが完全に閉じると(この状態はタイ
ムチヤートに示されていない)閉位置検出用リミ
ツトスイツチLSDが開き、オアゲートIC12を経て
フリツプフロツプFF2をリセツトしシヤツター
を停止させる。
シヤツターが下降している途中で押釦スイツチ
SWを押すと、モノマルチバイブレータIC1の出
力はアンドゲートIC2およびオアゲートIC12を経
てフリツプフロツプFF2をリセツトしシヤツタ
ーを停止させる。
シヤツターが停止しているこの状態で押釦スイ
ツチSWを押すと、開位置検出用リミツトスイツ
チLSUがすでに閉じているため、モノマルチバ
イブレータIC1の出力はアンドゲートIC4およびナ
ンドゲートIC8を経て開信号となり、開スイツチ
駆動用フリツプフロツプFF1をセツトし、シヤ
ツターは上昇に転ずる。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、押釦スイツチSWを操作すると、シヤツター
が全閉、全開している場合は、それぞれシヤツタ
ーが上昇、下降作動し、また昇降作動中の場合
は、シヤツターが停止することになるが、シヤツ
ターが半開位置で停止しているときに押釦スイツ
チを操作した場合には、途中停止操作前の作動方
向とは無関係にシヤツターが必ず上昇作動するこ
とになる。
この様に本考案にあつては、一つの押釦スイツ
チSWによつてシヤツターの開閉及び停止操作を
行なうものでありながら、シヤツターが半開位置
に停止している状態で押釦スイツチSWの操作が
あつたときには、シヤツターを必ず安全側である
上昇方向に作動させるように制御している。従つ
て、シヤツターを半開位置に停止した後、時間を
おいて操作したり、他の人が操作したりしたとき
の様に、停止操作前の作動方向を正確に認識して
いない場合であつても、従来の様にシヤツターが
上下いずれに作動するか判断できないまま操作し
てしまう惧れがなく、常にシヤツターが上昇作動
することを意識して操作できることになり、また
仮令無意識に操作した場合であつても安全な上昇
側に作動することになる。この結果、半開状態か
らの誤つた操作による下降作動でシヤツターに物
や人等の障害物を挾む危険が確実に防止できるこ
とになり、もつて安全性を著しく向上させること
ができる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成された
ものであるから、一つの押釦スイツチで開閉体の
開閉及び停止操作をするものでありながら、開閉
体が半開位置で途中停止している状態で押釦スイ
ツチを操作した場合に、開閉体は途中停止前の作
動方向に拘らず必ず安全側である開放方向に作動
するべく指令信号出力手段において制御されてい
る。従つて、従来のものにおいて停止前の作動方
向を正確に認識していない場合の様に、開放させ
ようとして押釦スイツチを操作したにもかかわら
ず開閉体が突然閉鎖作動して人や物等の障害物を
挾み込んでしまうような危険も確実に防止するこ
とができ、この結果、安全性の著しい向上が計ら
れることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る電動開閉体の開閉制御装
置の一実施例を示したものであつて、第1図は従
来の操作部を示す配線図、第2図は開閉制御装置
の回路図、第3図は作用を説明するタイムチヤー
ト図である。 図中、1は操作部、2は開閉制御回路、SWは
押釦スイツチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉体駆動部の制御をする制御機構を、唯一の
    押釦スイツチ手段と、入力する指令信号に基づい
    て開閉体駆動部に対し制御指令を出力するフリツ
    プフロツプ回路手段と、開閉体が全開もしくは全
    閉のリミツト位置に位置するか否かを検知し、開
    閉体がリミツト位置に位置することの検知でフリ
    ツプフロツプ回路手段に停止指令信号を出力する
    リミツト検知手段と、フリツプフロツプ回路手段
    が作動制御指令状態であるか停止指令状態である
    かを判断する指令状態判断手段と、これら各手段
    と連繋され、押釦スイツチ手段からの操作信号が
    あつたとき、リミツト検知手段並びに指令状態判
    断手段からの入力信号に基づいてフリツプフロツ
    プ回路手段に対し、開閉体がリミツト位置にある
    ときには対応する開閉作動指令信号を、開閉体が
    開閉作動中であるときには停止指令信号を、また
    開閉体がリミツト位置にない途中位置で停止して
    いるときには開放作動指令信号をそれぞれ出力す
    る指令信号出力手段とで構成したことを特徴とす
    る電動開閉体の開閉制御装置。
JP16935281U 1981-11-16 1981-11-16 電動開閉体の開閉制御装置 Granted JPS5889590U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16935281U JPS5889590U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 電動開閉体の開閉制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16935281U JPS5889590U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 電動開閉体の開閉制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5889590U JPS5889590U (ja) 1983-06-17
JPH0137100Y2 true JPH0137100Y2 (ja) 1989-11-09

Family

ID=29961339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16935281U Granted JPS5889590U (ja) 1981-11-16 1981-11-16 電動開閉体の開閉制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5889590U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55142883A (en) * 1979-04-19 1980-11-07 Hitachi Ltd Garage door controller

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55142883A (en) * 1979-04-19 1980-11-07 Hitachi Ltd Garage door controller

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5889590U (ja) 1983-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0443150B2 (ja)
JPWO2004002869A1 (ja) エレベータのドア制御装置
JPH0137100Y2 (ja)
JPH0137099Y2 (ja)
JPS63289191A (ja) 電動シヤツタ−の制御方法
JPH0665838B2 (ja) 自動扉の電源投入時制御方法
JPH0329520Y2 (ja)
JPH05170388A (ja) エレベータの制御装置
JP3595922B2 (ja) 建物用電動シャッターの開閉制御装置
JPH0750553Y2 (ja) 建築用電動シヤツターにおける補助機能作動構造
JPH078789Y2 (ja) 電動シヤツターの昇降制御装置
JP3227553B2 (ja) 建築用電動開閉装置における誤作動防止構造
JP2624856B2 (ja) エレベータのドア制御装置
KR960000027Y1 (ko) 셔터용 안전장치
JPH09169476A (ja) ダムウェーターの運転制御装置
JPH05246632A (ja) エレベータの制御装置
JPH0565429B2 (ja)
JPH01281283A (ja) 個人住宅用エレベータのドア締め忘れ防止装置
JP2005255370A (ja) エレベーターの制御装置
JPH0734756A (ja) 自動扉装置
JPS5911507B2 (ja) エレベ−タ−ドア安全装置
JPS627667Y2 (ja)
JP2540301Y2 (ja) 建築用電動開閉体の安全制御装置
JPS63261086A (ja) 電動シヤツタ−の安全制御装置
JPS6363883A (ja) 電動シヤツタ−における安全装置