JP2624856B2 - エレベータのドア制御装置 - Google Patents

エレベータのドア制御装置

Info

Publication number
JP2624856B2
JP2624856B2 JP29976489A JP29976489A JP2624856B2 JP 2624856 B2 JP2624856 B2 JP 2624856B2 JP 29976489 A JP29976489 A JP 29976489A JP 29976489 A JP29976489 A JP 29976489A JP 2624856 B2 JP2624856 B2 JP 2624856B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
closing
switch
fully closed
elevator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29976489A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03162389A (ja
Inventor
守進 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP29976489A priority Critical patent/JP2624856B2/ja
Publication of JPH03162389A publication Critical patent/JPH03162389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2624856B2 publication Critical patent/JP2624856B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、エレベータのドア制御装置に関する。
(従来の技術) 昭和63年に一般住宅用としての木造3階建て住宅の建
築が許可されるようになり、特に老人世帯などで個人住
宅内での上下階間の往来を楽にするために個人住宅向け
の小形エレベータのニーズが高まり、これに答え応じる
ために小形エレベータの開発が盛んになり、すでに多数
の個人住宅に据え付けられるようになってきている。
ところで、個人住宅用の小形エレベータの場合、ドア
開閉が手動であったり、電動式であっても一般の事務所
ビルや構想ごるに据え付けられるエレベータのような全
自動ドアではなく、開あるいは閉の押し釦スイッチを操
作している間だけ開または閉動作を行なう方式であった
り、あるいは開動作のみは一度の押し釦スイッチ操作に
より自動全開し、閉動作は慣れない使用者が挟み込まれ
る危険を防止するために押し釦スイッチを操作している
間だけ閉動作を行ない、操作を中止すればドアの動きも
止まる方式等が採用されている。
加えて、これらの個人住宅用のいわゆるホームエレベ
ータのドア構造は、他のエレベータと同様に第2図に示
すようホール側ドア11とかご側ドア12とで構成されてい
て、安全のために両方のドアが完全に閉じたことが検出
スイッチにより確認された時でないと走行できないよう
構造としている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のエレベータのドア制
御装置では、閉動作においては全閉までドア閉指令押し
釦スイッチを押し続ける必要があるが、利用者の側から
見て全閉しているように見えても全閉検出スイッチがま
だ動作していない状態があり得る。このような状態の場
合、利用者はもう完全に閉になったと思ってドア閉指令
押し釦スイッチの操作を中止することになるが、ドアは
不完全にしか閉まっていないためにかご呼び階または乗
場呼び発生階に移動することができず、使用者はなぜエ
レベータが動作しないのかすぐには察知することができ
ず、エレベータを長く停止状態においてしまう問題点が
あり、またすぐに察知できたとしても再度ドア閉指令押
し釦スイッチを操作しなければならない煩わしさがある
という問題点があった。
この発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、ドアが使用者を挟み込む危険のない幅まで閉じ
たならば、それ以後は全閉になるまで自動的に閉動作を
継続させて不完全閉状態が発生するのを防止し、使用者
の便利に帰することができるエレベータのドア制御装置
を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明のエレベータのドア制御装置は、ドア閉指令
スイッチと、ドアが全閉直前の位置に達したことを検出
する全閉直前位置検出スイッチと、前記ドア閉指令スイ
ッチが操作された時にのみドア閉動作を行ない、この操
作が中断された時にはドア閉動作を中断するドア開閉制
御部と、前記全閉直前位置検出スイッチがドアの全閉直
前位置到達を検出した時に、それ以後に前記ドア閉指令
スイッチの操作が解除されても前記ドア開閉制御部に対
してドアが全閉状態になるまでドア閉動作を継続させる
閉動作継続指令部とを備えたものである。
(作用) この発明のエレベータのドア制御装置では、全閉直前
位置検出スイッチがドアの全閉直前位置到達を検出する
まではドア閉指令スイッチが操作されている間だけドア
を閉動作させることができる。
そして、全閉直前位置検出スイッチがドアの全閉直前
位置到達を検出した時には、前記ドア閉指令スイッチが
操作されなくなってもドア閉動作を継続させて全閉状態
まで自動的に移行させ、不完全閉状態の発生を防止す
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。
第1図はこの発明の一実施例のブロックを示してお
り、この実施例のエレベータのドア制御装置は、ドアの
閉動作を指令するドア閉指令スイッチ1と、ドアの閉動
作を指令するドア閉指令スイッチ2と、ドアが全閉状態
になったことを検出するドア全閉検出スイッチ3と、ド
アが全閉直前位置に到達したことを検出するドア全閉直
前検出スイッチ4と、これらのスイッチ1〜4のスイッ
チ信号を入力してエレベータの動作制御を行なうエレベ
ータ制御マイクロコンピュータ5とを備えている。
ドア全閉検出スイッチ3は第2図に示すようにホーム
側ドア11、かご側ドア12のいずれもが全閉状態になるa
位置でオン信号を検出し、ドア全閉直前検出スイッチ4
はドア11,12が見た目には全閉になったように見え、使
用者がドア閉指令スイッチ2の閉操作を停止する可能性
が高い位置であるb位置に設置されている。
エレベータ制御マイクロコンピュータ5はエレベータ
の動作制御の全般を司るものであり、特にドア開閉制御
のためにタイマー6と、データ入力処理部7と、ドア開
閉制御部8と、データ出力部9とを備えており、このデ
ータ出力部9からのドア閉指令9aとドア開指令9bとによ
りドア駆動部10がドアの開閉駆動を行なうようになって
いる。
次に、上記の実施例のエレベータのドア制御装置の動
作について説明する。
第2図に示すようにドア全閉検出スイッチ3はドア1
1,12が全閉位置に到達したときにオンとなり、またドア
全閉直前検出スイッチ4はドア11,12が全閉直前となる
位置bに到達した時にオンとなり、それらのオンオフ信
号をエレベータ制御マイクロコンピュータ5に入力す
る。また、ドア開指令スイッチ1およびドア閉指令スイ
ッチ2は押し釦スイッチであり、その操作によりオン信
号をマイクロコンピュータ5に入力する。
マイクロコンピュータ5は、各スイッチ1〜4の信号
をデータ入力処理部7を介して入力する。そして、入力
したデータはドア開閉制御部8に与えられる。ドア開閉
制御部8で使用するタイマー情報はタイマー6より入力
される。
ドア開閉制御部8では、各種の信号条件により判定し
た結果のドア開制御信号9a、ドア閉制御信号9bをデータ
出力部9を介してドア駆動部10に出力する。
次に、このエレベータ制御マイクロコンピュータ5の
ドア開閉制御動作について、第3図のタイミングチャー
ト、第4図および第5図のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
第3図の波形aはドア閉指令スイッチ2の信号を示し
ており、ハイレベルが指令スイッチのオンを示してい
る。波形bはドア全閉直前検出スイッチ4の信号を示し
ており、ハイレベルが検出スイッチの全閉直前到達を検
出してオンしたことを示している。波形cはドアが閉じ
るまでの動作および位置関係を示すものであり、c1〜c
2,c3〜c4,c5〜c6は閉動作中、c2〜c3,c4〜c5は停止中で
あることを示している。
波形dはドアの全閉検出スイッチ3の信号を示してお
り、ハイレベルが全閉検出でオンしたことを示してい
る。
そこで、エレベータ使用者がかごに乗り込み、かご呼
びを登録しスタートさせるためにドア閉指令スイッチ2
を操作すると、時点a1で信号がオンとなる。この信号は
データ入力処理部7を介してドア開閉制御部8に入力さ
れる。
ドア開閉制御部8では、同様にデータ入力処理部7を
介して入力されるドア全閉直前検出スイッチ4、ドア全
閉検出スイッチ3などの信号をチェックし、データ出力
部9よりドア駆動部10に対してドア閉制御信号9bを出力
する。
これにより、ドアは第3図のc1に示す全閉位置から閉
まり始める。そして、使用者がドア閉指令スイッチ2を
押し続けている間、すなわち区間a1〜a2の間はドアは閉
まり続ける。
a2の時点で使用者が何らかの理由でドア閉指令スイッ
チ2を解除したとすると、この時点で同開閉制御部8か
らのドア閉制御指令9bがオフし、ドアはc2の位置で停止
する。
利用者がさらに時点a3で再びドア閉指令スイッチ2の
操作を再開すれば、その時点からドアは再び閉動作を再
開する。
さらに再び使用者がドア閉指令スイッチ2の操作を全
閉直前検出スイッチ4が作動する前に解除すると、その
時点a4においてドアはc4位置でただちに停止する。
時点a5で使用者が再度ドア閉指令スイッチ2を操作し
てドアの閉動作を再開すると、ドアは全開直前検出スイ
ッチ4の検出位置b1を越えて閉動作するが、使用者は見
た目で全閉になったと判断して実際には不完全な状態の
時点a6においてドア閉指令スイッチ2の操作を停止する
とすると、この場合にはドアはドア全閉直前検出スイッ
チ4が作動した後の位置であるのでドア開閉制御部8は
ドア閉指令9bを出し続け、ドアは全閉状態まで自動的に
閉動作を継続する。そして、全閉検出スイッチ3がオン
となった時点d1において閉動作を停止する。
このドア開閉制御部8行なう一連の動作を第4図およ
び第5図のフローチャートに基づいてさらに詳しく説明
する。第4図は、ドア閉動作の2つのモードを判定し、
その結果に従ってドア開閉を行なう部分のフローチャー
トであり、ドアが閉動作中で全閉直前信号のオンが検出
されたならば(ステップS1,S2)、自動全閉モードをセ
ットし(ステップS3)、上記以外では自動全閉モードを
解除し、通常のドア開閉制御に入る(ステップS4)。
第5図において、ドア開指令スイッチ1の条件および
ドア開動作中の条件が共にない時には、ドア開閉制御は
閉動作可能となり(ステップS11,S12)、自動全閉モー
ドでない時にはドア閉指令スイッチ2のみの条件でドア
の閉動作制御が行われる(ステップS13〜S15)。
第3図のb1の時点以前がこのモードであり、ドア閉指
令スイッチ2がオンの時にドアが閉動作し(ステップS1
6)、オフした時はドアも閉動作を中止する(ステップS
17)。しかし、ドアがc6′の位置にある時には全閉直前
検出スイッチ4の信号がオンのため、第4図のフローチ
ャートより自動全閉モードがセットされ(ステップS
3)、第5図においてステップS13の判定がYとなり、所
定時間内においてはドア閉制御指令がセットされたまま
となり、ドアは閉動作をけいぞくする(ステップS14,S1
6)。
ここで、他に問題がなければ第3図のc6の位置でドア
が全閉となり、d1のようにドア全閉検出スイッチ3の信
号がオンとなり、エレベータは走行可能となる。
なお、第5図におけるステップS14のタイムオーバー
の判定は保護機能であり、ドア全閉直前検出スイッチ4
の異常などで所定の条件以前に自動全閉モードとなり、
人がドアに挟まれるような状況が発生しても一定時間で
自動全閉モードが解除し、エレベータのサービス開始を
禁止し、ドアを再び開くようにするためのものである。
以上の閉動作とは反対に、ドア開指令スイッチ1がオ
ンとなれば、第4図のフローチャートにおいてステップ
S1,S4,S5と抜け、第5図のフローチャートにおいてステ
ップS11に達し、ここでの判定がYとなってステップS18
のドア開制御に入り、ドア開動作が開始される。
このようにして、この実施例の場合、エレベータ使用
者が外見から見てドアが全閉したと思い込んで不完全閉
状態になるにも拘らずドア閉指令スイッチ2の操作を終
了した時に、エレベータのドア開閉制御部側で自動的に
ドアを全閉状態になるので閉動作を継続させ、使用者の
不完全な操作によってもサービスの低下を来さないよう
にできるのである。
なお、この発明は上記の実施例に限定されるものでは
なく、例えばドア全閉直前検出スイッチング4の設置場
所として外見上全閉と見えるような位置にセットするの
ではなく、さらに手前の位置で使用者が挟み込まれない
程度の開き幅までの位置ならばどこでも制限されること
なくセットすることができる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、ドア全閉直前位置検
出部を設けて、ドア閉動作時にドア全閉直前位置検出が
行なわれた時には、ドア閉指令スイッチングの操作が終
了しても制御装置側で自動的にドア閉動作を全閉になる
まで継続するようにしているため、使用者が外見から判
断して不完全な閉状態にもかかわらず全閉になったと判
断してドア閉操作を終了するような場合でも確実に全閉
状態まで装置側で移行することができ、従来のように全
閉になっていないまま閉操作が停止されて以後の操作が
できなくなったり、不完全閉状態であることを察知した
後も再度ドア閉指令スイッチを操作し直さなければなら
ない煩わしさもなくすことができ、とくにホームエレベ
ータのように操作に不慣れな使用者が多くいる場所での
利用に便利なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は上
記実施例の使用されたエレベータの概略平面図、第3図
は上記実施例の各部の動作を説明するタイミングチャー
ト、第4図は上記実施例のドア開閉制御部の動作を説明
するフローチャート、第5図は上記ドア開閉制御部のド
ア開閉制御ルーチンを示すフローチャートである。 1……ドア開指令スイッチ 2……ドア閉指令スイッチ 3……ドア全閉検出スイッチ 4……ドア全閉直前検出スイッチ 5……エレベータ制御マイクロコンピュータ 6……タイマー、7……データ入力処理部 8……ドア開閉制御部、9……データ出力部 10……ドア駆動部、11……ホール側ドア 12……かご側ドア

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア閉指令スイッチと、ドアが全閉直前の
    位置に達したことを検出する全閉直前位置検出スイッチ
    と、前記ドア閉指令スイッチが操作された時にのみドア
    閉動作を行ない、この操作が中断された時にはドア閉動
    作を中断するドア開閉制御部と、前記全閉直前位置検出
    スイッチがドアの全閉直前位置到達を検出した時に、そ
    れ以後に前記ドア閉指令スイッチの操作が解除されても
    前記ドア開閉制御部に対してドアが全閉状態になるまで
    ドア閉動作を継続させる閉動作継続指令部とを備えて成
    るエレベータのドア制御装置。
JP29976489A 1989-11-20 1989-11-20 エレベータのドア制御装置 Expired - Lifetime JP2624856B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29976489A JP2624856B2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20 エレベータのドア制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29976489A JP2624856B2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20 エレベータのドア制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03162389A JPH03162389A (ja) 1991-07-12
JP2624856B2 true JP2624856B2 (ja) 1997-06-25

Family

ID=17876688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29976489A Expired - Lifetime JP2624856B2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20 エレベータのドア制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2624856B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03162389A (ja) 1991-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2624856B2 (ja) エレベータのドア制御装置
JPH03293285A (ja) エレベータのドア制御装置
JPH01281283A (ja) 個人住宅用エレベータのドア締め忘れ防止装置
JPH0565429B2 (ja)
JP3595922B2 (ja) 建物用電動シャッターの開閉制御装置
JP2677701B2 (ja) エレベータの制御装置
JPH0137100Y2 (ja)
JP3220036B2 (ja) 安全装置付きパワーウィンド装置
JP3772441B2 (ja) シャッター制御装置
JPH09228736A (ja) スライドドアクローザー装置の制御装置
JP3493510B2 (ja) 建築用電動シャッターの安全制御装置
JPH01261190A (ja) 個人住宅用エレベータ扉開閉方法
JP2633684B2 (ja) エレベータ制御装置
JPH0137099Y2 (ja)
JPH0522031B2 (ja)
JPH08232564A (ja) 建物用電動開閉装置における安全装置
JPH06135668A (ja) エレベーターの戸閉装置
JP2002309853A (ja) 開閉扉
JPH08231138A (ja) エレベータ制御方法および装置
JP2004211471A (ja) ドアの自動閉鎖装置
JPH10184141A (ja) 車輌用ドアの自動閉止装置
JPH11131952A (ja) 建築用電動シヤッターの制御装置
JPH07215642A (ja) エレベータ制御装置
JPH0585989U (ja) 窓開閉装置
JPS6149234B2 (ja)