JPH01261190A - 個人住宅用エレベータ扉開閉方法 - Google Patents

個人住宅用エレベータ扉開閉方法

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JPH01261190A
JPH01261190A JP9219188A JP9219188A JPH01261190A JP H01261190 A JPH01261190 A JP H01261190A JP 9219188 A JP9219188 A JP 9219188A JP 9219188 A JP9219188 A JP 9219188A JP H01261190 A JPH01261190 A JP H01261190A
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JP
Japan
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door
button
opening
closing
elevator
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JP9219188A
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English (en)
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Uichi Nobuhara
宇一 延原
Masaaki Nakamura
雅昭 中村
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KUMARIFUTO KK
Original Assignee
KUMARIFUTO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、個人住宅用エレベータ扉開閉方法に関する
〔従来の技術〕
低階層建造物、特に2〜3階建個人住宅、あるいは5階
以下の小中規模集合住宅等では、病院等のような特別な
場合を除き、−mにエレベータの設置は義務付けられて
いない、このことは、エレベータの設置を禁止するとい
うものでは勿論なく、荷物等を比較的多く出し入れする
家、あるいは身体障害者を抱える家庭等でエレベータを
必要とする場合はエレベータをn(Aすることができる
しかし、このような場合にエレベータを設けようとする
と、そのエレベータに対しては、−Cの高層ビル、大規
模集合住宅等に設けられるエレベータと同様に十分な安
全対策を施したものが要求される。かかる要求に合致す
る一般のエレベータでは、種々のリミントスイッチ等が
設けられ全ての動作が自動化されている。
このように自動化された種々の動作のうち扉の開閉動作
については、他の階を移動中あるいは停止しているエレ
ベータのかごをこれに乗ろうとする人が呼出釦で呼ぶと
その所定の階にかごは停止し、扉が閉から開になり、所
定時間経過すると再び閉となる。かごがその階に停止し
たままであればかごの中で押釦を押せば、その後扉は開
閉を繰り返す、この場合、閉から開への動作は完全自動
、即ち扉が閉の状態から開の状態へ移動中に閉の釦を押
しても途中で閉へは戻らず、完全に開となった後でなけ
れば閉の方向への移動できない、一方、開から閉への動
作も原則として完全自動であるが、開から閉への途中の
状態で開の押釦を押せば閉への途中であっても再び開く
ことができ、手動開放の操作が併用できるようになって
いる。
上述した扉の開閉動作は、通常の健康な人の平均的な運
動速さで所定以下の人数の人が所定時間内に乗降するこ
とを前提としており、いずれかの階で待機中は扉を閉と
することを原則とすることによって安全を期している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の一般的なエレベー°りを個人
住宅等にそのまま設ける場合は、身体障害者等がこれを
利用しようとするとエレベータの動作が全て完全自動化
されているために却って安全でない場合が生じる。特に
扉の開閉動作について、上述のように待機状態では扉を
閉の状態とすることを原則として完全自動化されている
から、扉が完全に開かれて所定時間経過後閉動作に移る
までに人が乗降を完了していれば問題ないが、身体障害
者等が利用する場合必ずしもその所定時間内に乗降を完
了できるとは限らない0人の乗降が扉位置を通過してい
る間に所定時間になると自動化されたエレベータでは自
動的に扉が閉方向に移動し、このため人が扉に挟まれて
しまうという危険性がある。このとき、かご内の押釦を
押してもう一度間方向へ扉を操作することは押釦に手が
届けば可能であるが、身体障害者等ではこれが必ずしも
できるとは限らないことがある。しかも、このようなこ
とは通常人でもしばしば経験するところであり、危険で
あるということには変りはない。
かかる不都合はエレベータの運転を効率よく行なうため
に、全ての動作に対して設計者が予め平均的な動作時間
を設定して完全自動化したことに起因するものであり、
このため種々のリミットスイッチの信号を利用して自動
化するように電気制御回路が設けられている。従って、
制御回路が複雑となり、配線関係も面倒で、保守点検も
時間がかかり、結局これがコストアンプの要因ともなっ
ている。
この発明は、上記のような従来のエレベータの技術の現
状に鑑みてなされたものであり、その目的は従来のエレ
ベータを個人住宅等にそのまま設けると却って安全性を
却なう点について特に扉の開閉方法を改良し、身体障害
者であっても安全に扉の開閉ができるようにする方法を
提供するにある。なお、近く法律改正が予定されており
、個人住宅等に対するエレベータは従来の完全自動化さ
れたものから簡易形でもよいとなるため、本発明の扉開
閉方法はこれに合致するものである。
(課題を解決するための手段〕 そこで上記課題を解決するための手段としてこの発明で
は、エレベータの行先階釦又は乗ろうとする階からの呼
出釦の指令により駆動されて所定の階に停止したエレベ
ータの扉を、閉状態から開放するときは扉開放用の戸開
2口を押すことにより開放し、この開放移動中の任意の
位置で戸開釦を押せば開放動作を停止して戸開釦の押圧
中は閉動作をし、戸開釦を放せばその閉動作を停止する
ように開閉する方法を採用したのである。
さらにもう1つの解決手段としてこの発明では、上記エ
レベータの扉を、閉の状態から戸開釦の指令により所定
時間内に連続して完全開放位置へ移動させて停止させ、
任意の時間経過後戸閉釦の指令により所定時間内に連続
して完全閉位置へ移動させその位置で停止させるように
開閉する方法を採用したのである。
さらにもう1つの解決手段としてこの発明では、前記エ
レベータの扉を、最初の開放時には自動開放し、扉が全
開位置に達した後任意の時間経過後扉閉動作用の戸開釦
を押している間のみ閉方向に移動し、その移動中の任意
の位置で戸開釦を押せばその位置で閉動作を停止し、戸
開釦を押したまま戸開釦から手を放すと開放動作に移行
し連続的に扉を開放する開閉方法を採用したのである。
〔作用〕
個人住宅等に設けられるエレベータは、一般に2〜3階
程度の高さの住宅を対象に設けられていることか多いが
、この場合であっても乗降用の乗場は各階に設ける必要
がある。各階の乗場には戸開釦を併設したエレベータ呼
出釦が出入口右側に備えられ、またエレベτりが所定の
階に停止して開閉する扉と連動して開閉する扉が各階に
備えられている。エレベータ内には行先階1口と扉の間
閉鎖とがそれぞれ設けられている。
エレベータ内で行先階釦を押すか又は所定階の呼出S口
を押して所定階にエレベータが停止すると扉が開放でき
る状態となる。
閉状態から扉を開放する場合、自動開放する方式では乗
場側には戸開釦を設けることなく所定階に停止するとそ
の信号により自動的に扉は開放動作に移行する。しかし
、手動で戸開釦を操作して開放する方式では戸開釦はエ
レベータのかご内だけでなく乗場側にも設ける必要があ
る。
一般に、開放動作はエレベータが所定階の正しい位置に
停止している限り自動開放式で行なっても安全性が損な
われることがないから、自動開放式の方が多いが、戸開
釦を掻作して手動開放する方式であっても差し支えない
ことは勿論である。
上記手動開放は扉を手の力だけで開くということではな
く、開放動作の指令を戸開釦で行なってモータ動力によ
り扉を開くということを意味する。
開放動作が開始されると、反対方向の動作の指令がない
限り自己保持により開放動作は連続して完全開放位置ま
で行なわれる。
上記開放動作中に戸開釦を押せば、開放動作は停止され
、戸開釦を放すと直ちに戸閉動作に移行する。この戸閉
動作は戸閉5口を押している間のみ行なわれる。これは
扉が完全開放位置まで、あるいは任意の中間位置まで開
かれて人が乗降したり、あるいはその身体の一部がかご
の内外いずれかにあり、その状態のまま扉が閉められる
と扉に人が挟まれたり、あるいは身体の一部が扉に挟ま
れて次の動作に移行すると危険だから、閉動作はかご内
もしくは乗場入口の戸閉釦を押している時のみ行なえる
ようにして危険な状態の発生を防止するためである。こ
のような扉の開閉方法では、扉は完全閉位置あるいは完
全開放位置でその動作がそれぞれ停止する。従って、完
全閉位置では扉は閉じたまま、完全開放位置では扉は開
いたままとなる。
しかしながら、実際の開閉動作では上記開閉操作のよう
に、完全開放位置で扉を開いた状態のままとすると、エ
レベータが停止している階以外の階からそのエレベータ
を呼出す際に、エレベータは直ちに階を移動できないか
ら使用後は必ず手動で閉じておくようにする。
〔実施例〕
以下この発明の実施例について添付図を参照して説明す
る。
第1図はこの発明による扉開閉方法を実施するエレベー
タのかご外形を示す概略図であり、図面を簡単にするた
めエレベータ装置の各階設備等を含む設備全体は図示省
略している。
前記エレベータのかご1は、本体としてのケーシング2
、その前面の扉3、扉開閉用の駆動部4、かご内で行先
階を指示し扉を開閉するための押釦5等を備えている。
そしてかご1の大きさは略2〜3人が乗れる程度の小形
エレベータを対象としている。
m3は図示の如く3枚のドアーパネルから成るが、パネ
ルの枚数は任意であり1〜2枚のものとしてもよい、こ
の扉3の上部に設けられている駆動部4は、駆動用のド
アモータa、このモータの出力軸に設けた3つの減速歯
車を介して回転される3つの無端ベルトb1ドアの幅方
向に伸びる3つのレールC1各無端ベルトと各レールと
を連結する金具dなどを備え、各ドアーパネル上部に設
けた移動ローラにより各パネルは幅方向に移動自在に設
けられている。各パネルはその移動距離の大小によって
高、中、低速に移動できるように無端ベルトbが回転す
る。
扉3の上部の左右端には、扉の開閉状態検知用の開閉リ
ミットスイッチ、各階停止位置で扉の閉状態検知用のド
アスインチ等が設けられ、これら扉側各スイッチに対応
して乗場側にも同様のスイッチが設けられている(図示
省略)。
なお、乗場側人口にはエレベータを呼出し、開閉するた
めの戸開閉鎮を併設した呼出釦6が設けられている(戸
開釦は自動開放式の場合は不要であることもある)。
第2図は上記のエレベータのかご1の扉を開閉するため
の制御回路10の詳細図である。この制御回路のほかに
、かご1を上下方向に駆動するための制御回路が実際に
は設けられているが(以下他の制御回路という)、この
発明の方法には直接関係がないので説明、図示を省略し
ている。
制御回路10には、上から順に9つの回路側jn用リレ
ー(ブザ回路を除く)と、6つのモータ用リレーが設け
られている(2階建の場合を示す。
3階建のときは8つというように増加する)0回路制御
用リレーは戸開ブザリレーBZ、ドアスイッチリレ−0
3,戸開始動リレー02、戸開始動リレー用のタイマリ
レー02T、戸閉始動リレーC2、戸閉始動リレー用の
タイマリレーC2T、戸開リレーOD、戸開リレー用の
タイマリレーODT、戸閉リレーCDが設けられている
モータ用リレーとしては、かご扉モータ用の開すレーC
OD、閉すレーC3D、乗場扉用モータの開リレーHO
D1.!、閉リレーH3Dt、iが設けられている。ド
アスイッチ回路にばかごドアスイッチCDS、複数の乗
場ドアスイッチHDSが設けられている。他のリミット
スイッチとしてはモータ用リレー回路にかご扉開リミッ
トスイッチC0DS、開閉リミットスイッチC3D、乗
場扉開リミットスイッチHODS、、、、開閉リミット
スイッチH3DS、、!がある。また、手動操作で扉の
開閉をするため図示のような戸開釦、戸開釦がある。A
Rは各階の位置リレーの接点、ORは荷重オーバしてい
ないかを検出するための荷重検出リレーの接点、OPは
かご運転中かどうかの検出をするリレーの接点、1OO
1T8Tはエレベータが各階停止後最初の開動作を自動
開放とするためのリレーの接点であり、これら5種類の
接点用のリレーは前記他の制御回路に設けられている。
以上のように構成されたエレベータ及びその扉、扉の開
閉用制御回路を用いて本発明の扉を開閉する方法につい
て第3図も参照して以下説明する。
エレベータ1は、そのかご2が個人住宅内に設けられる
各階乗場設備のうちかご内の行先階S口又は乗ろうとす
る階からの呼出釦の指令により駆動されて停止する階の
乗場設備(第1図に一点鎖線で図示、詳細は省略)にレ
ベルを一致させて停止するように運転される。かご2が
その階に停止すると、この実施例のエレベータでは扉が
閉の状態から自動的に開放動作に移行する。この開放動
作は戸開釦を手動操作して完全開放位置まで連続的に行
なうものにしてよい。完全開放位置に達するとその位置
で動作は停止する。
完全開放位置から閉動作により扉を閉じるときは、自動
閉動作をすることなく完全開放状態から任意の時間経過
後に戸閉歯口を押圧することにより閉動作に移行する。
この閉動作は戸開釦を押している間のみ行なわれ、戸開
釦を開放すると閉動作が停止される。戸開釦の押圧によ
り閉動作が連続的に行なわれ、扉が完全閉位置に達する
とその位置で停止する。任意の時間経過後に行先階箱を
押せば、行先階へ向かって上下方向に運転され、あるい
はもう1度戸開鎖を押せば再び扉を開放することもでき
る。
以上がこのエレベータの一般的な扉開閉方法であるが、
上記開閉方法を第2図の制j1)回路10により制御す
るシーケンスについて説明する。
まずドアスイッチリレー回路では、かごドアスイッチC
DS、乗場ドアスイッチHDS、 、HDS8・・・・
・・が全てON(全てのドアが閉じられていることの確
認)になるとドアスイッチリレーDSがONとなり、戸
閉リレー回路、戸閉ブザリレー回路が遮断される。従っ
て、エレベータを他の階から呼出せばエレベータはその
階の方へ移動でき、あるいはそのエレベータが停止して
いる階で外から乗込むためには戸開釦を押せば扉を開く
ことができる。
エレベータが所定階に停止した後、扉3を開放する動作
は自動開放又は手動で戸開釦により行なわれる。自動開
放する場合は、他の制御回路のリレー1.00.T8T
の接点が戸開リレー回路中でONとなり、所定階でかご
が停止している限り、接点ARもONであるから戸開リ
レー回路が全て導通し、戸開リレーODが励磁される。
その結果、かご扉及び乗場扉のリレー回路の接点ODが
共にONとなってその間リレーCOD、HODがONに
なる。このリレーCOD、HODによりかご扉モータ1
)、乗場扉モータ1)′の電源回路の接点C’OD1.
HODを閉じ、それぞれの扉が開方向に駆動される0戸
開リレーODが励磁されるとその自己保持回路(OP+
OD)がONとなり、戸開リレーODの通電がそのまま
保持される。
戸開釦で扉開放するときは、戸閉リレーCDがONでな
い限り、その戸閉リレーCDがOFFとなった後、この
実施例では0.5秒通過するとタイマリレー02TがO
Nとなるから、接点02TもONとなって戸開始動用リ
レーが待機状態となり、戸開i■をONにすると戸開始
動リレー02が励磁される(自己保持回路あり)、この
ため、戸開リレー回路の接点02がONとなり、この回
路が導通し、その後は上記自動開放時と同様にしてかご
扉、乗場扉とが開方向に駆動される。
戸閉動作は手動による戸開釦のみで行なわれる。
タイマリレー回路はタイマリレーC2Tがその回路の導
通後0.5秒通過するとONとなり、戸閉リレー回路の
接点C2TがONになって待機状態となる。そこで戸開
釦を押すと戸閉始動リレー回路が導通され、戸閉始動リ
レーC2の接点が戸閉リレー回路でONとなり、この回
路が導通されて戸閉リレーCDはONとなる。その後は
自動開放時と同様にしてかご扉、乗場扉が閉方向に駆動
される。上記動作中戸開釦を放すと、戸閉始動リレーが
OFFとなり、戸閉リレー回路が直ちに遮断される。
上記戸閉動作を前記自動開放中、あるいは手動で戸開釦
を押して開放している途中で行なうときは、いずれも戸
開リレー回路が導通した状態で行なわれるが、戸閉始動
リレーC2の接点が戸閉すレー回路中でONになると戸
閉リレーCDが励磁されるから、戸開リレー回路中の接
点CDがOFFとなり、戸開釦リレー回路が遮断される
。このため開放動作が途中で停止され、扉はその位置で
停止する。
反対に戸閉動作中に戸開釦を押して閉動作を行なおうと
しても、戸閉動作中は戸閉リレーCDの励磁により戸開
リレー回路中の接点CDが遮断されているため戸開リレ
ーODがONとならず、従って戸開動作を行なうことが
できない。しかしこの場合は、まず戸開釦の押圧を停止
すれば戸閉動作は停止され、次に戸開釦を押せば開放動
作を行なうことができる。
上記のように戸開動作は自動開放又は戸開釦の操作後は
全開位置まで、その途中で戸閉操作をしない限り、連続
して開動作が行なわれるのに対して、閉動作は戸開釦を
押している間のみ行なわれる。これは開動作は全開位置
まで連続して行なっても危険な状態が生じないのに対し
て、閉動作時にはこれを連続して全閉位置まで自動的に
行なうようにすると、人が未だ完全に降りていないか、
あるいは未だ乗り込みが完了せず扉位置に人がいたり、
身体の一部が扉位置にあるため扉が人を挾んでしまうこ
とがあり、そのまま次の動作に自動的に移行すると危険
だからである。
扉が完全開放位置、あるいは完全閉位置にくると、それ
ぞれの位置にはその位置に扉がきたことを検知するため
のリミットスイッチC0DS、C3D S 、 HOD
 S + 、 z 、HS D S t 、 !が設け
られている。その位置でこれらリミットスイッチが作動
して両端位置で停止され、その後はその位rに開のまま
、あるいは閉のままに保持される(IR12Rは他の制
御回路のリレーの接点であり、1階、2階にエレベータ
が停止しているときにONとなる)。
なお、上記のように全開位置に扉が開放されたままとす
ると、他の階から呼出すときにエレベータを移動させる
ことができないから、実際のエレベータの運用上はエレ
ベータから完全に降りた後は原則として乗場側の戸開釦
により戸閉動作の指令を与えて全閉状態にするように操
作するものとする。このため、乗場に注意書、あるいは
操作忘れ防止のためのブザを設けるようにするとよい。
上記開閉操作を順次行なう一例が第3図にタイムチャー
トとして示されている。この図では自動開リレーと戸開
釦による開放動作の両方が示されているが、前述のよう
に一般に両者は同時に開始されるのではなく、まず自動
開放動作が行なわれ、次に戸開釦による開放動作が行な
われる。
図示の如く戸開釦を投入後はこれを放しても反対動作の
入力がない限り、扉開動作はそのまま持続されて完全開
放位置まで扉は連続して移動する。
完全開放位置で扉開リミットがカットされると開放動作
は停止され、その位置に扉は開のまま保持される。
任意の時間経過後戸閉1口を押圧すると、扉開動作が行
なわれるがこの釦をその途中任意の位置で放すと戸開釦
の指令もカントされ、戸閉動作も停止されてその位置に
扉も停止される。任意の時間経過か後頁ひ戸開釦を押す
と、扉開動作も再起動され、全閉位置に達すると扉開リ
ミットがカットされるため扉開動作は停止されるが、戸
開釦をその後も押し続けているとその指令信号自体は出
力され続ける。
戸閉S口から手を放し、任意の時間経過後、再び扉を開
放したいときは、自動開放動作はされず手動で戸開釦を
押すことによってのみ扉開放動作ができる。これは、図
示省略されているが第2図の制御回路中のかご扉、乗場
扉の開リミット回路がそれ以前に導通されたときにリミ
ットリレーCOD、HODの信号を他の制御回路に与え
てその制御回路のリレー動作で自動開放用リレー接点1
00、T8Tをカットしているためである。
上記戸開S口による戸開動作中にその任意の位置で戸閉
S口を押せば開放動作は直ちに停止され、所定時間(こ
の実施例ではタイマセット0.5秒)経過後戸閉動作に
移行し、任意の時間閉動作を続けた後手を戸開釦から放
せば閉動作も停止する。さらに、その位置から開放動作
、閉動作のいずれに移行することもできる。
これまで説明した扉開閉方法は第3図に示すものだけで
なく、その動作の各部分を種々に組合せたシーケンスと
して実行することができることは勿論である0例えば、
自動開リレー回路を設けずに戸開釦と戸開釦のみで行な
い、最初の戸開釦による開放動作時には連続して完全開
放位置まで、たとえ反対動作の信号が入力されても停止
せずに扉を開放し、その後は戸開釦と戸開釦により交互
に開放動作と戸閉動作ができるようにするか、あるいは
最初の開放動作時からその後反対動作の信号が入力され
れば、それぞれその前の動作を停止して反対動作に移行
できるようにしてもよい。
〔効果〕
以上詳細に説明したように、この発明ではエレベータの
扉の開閉方法として、閉状態から開放するときは扉開放
用の戸開多口を押すことにより開放し、開放移動中の任
意の位置で戸開釦を押せば開放動作を停止して戸開釦の
押圧中は閉動作をし、戸開釦を放せばその閉動作を停止
するようにしたから、従来の自動エレベータのように全
ての動作が自動化されて危険な状態があっても強制的に
扉が開閉されるのではなく、開放動作は半自動的に、ま
た閉動作は戸開釦を押している間のみ閉じられる。従っ
て、閉動作をするときにはがご内に完全に乗り込んだ後
閑動作が行なわれ、極めて安全に扉を開閉することがで
きることになる。しがち電気制御回路は節略化され、従
って保守点検も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による扉開閉方法を実施するエレベー
タのかごの概略斜視図、第2図は前記エレベータの扉開
閉用の電気制御回路、第3図はこの発明の扉開閉方法を
説明する作動説明図である。 1・・・・・・エレベータ、2・・・・・・がご、3・
・・・・・扉、      4・・・・・・駆動部、5
・・・・・・押i口、      1o・・面側jn回
路、1)・・・・・・かご卯月モータ、 1)′・・・・・・乗場扉用モータ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エレベータ内の行先階釦又は乗ろうとする階から
    の呼出釦の指令により駆動されて所定の階に停止したエ
    レベータの扉を、閉状態から開放するときは扉開放用の
    戸開釦を押すことにより開放し、この開放移動中の任意
    の位置で戸閉釦を押せば開放動作を停止して戸閉釦の押
    圧中は閉動作をし、戸閉釦を放せばその閉動作を停止す
    るように開閉する個人住宅用エレベータ扉開閉方法。
  2. (2)前記扉は、所定の階に停止した後も戸開釦による
    開放動作の指令がない限り閉の状態に保持されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の個人住宅用エレベータ
    扉開閉方法。
  3. (3)前記扉の開放を、戸開釦を押した後反対方向への
    動作指令がない限り完全開放位置まで連続的に行ない、
    完全開放位置で開放動作を停止することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の個人住宅用エレベータ扉開閉方法
  4. (4)前記扉は、戸閉釦により全閉位置に達しその後戸
    閉釦を放すとその全閉位置で閉の状態に保持されること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の個人住
    宅用エレベータ扉開閉方法。
  5. (5)エレベータ内の行先階釦又は乗ろうとする階から
    の呼出釦の指令により駆動されて所定の階に停止したエ
    レベータの扉を、閉状態から戸開釦の指令により所定時
    間内に連続して完全開放位置へ移動させて停止させ、任
    意の時間経過後戸閉釦の指令により所定時間内に連続し
    て完全閉位置へ移動させその位置で停止させるように開
    閉する個人住宅用エレベータ扉開閉方法。
  6. (6)前記扉を、閉の状態から戸開釦の指令により所定
    時間内に連続して完全開放位置へ移動させて停止させ、
    任意の時間経過後戸閉釦を押すとその押圧中のみ閉動作
    をし、閉動作中任意の位置で戸閉釦を放せば閉動作を停
    止することを特徴とする請求項5に記載の個人住宅用エ
    レベータ扉開閉方法。
  7. (7)エレベータ内の行先階釦又は乗ろうとする階から
    の呼出釦の指令により駆動されて所定の階に停止したエ
    レベータの扉を、最初の開放時には自動開放し、扉が全
    開位置に達した後任意の時間経過後戸閉動作用の戸閉釦
    を押している間のみ閉方向に移動し、その移動中の任意
    の位置で開放釦を押せばその位置で閉動作を停止し、戸
    開釦を押したまま戸閉釦から手を放すと開放動作に移行
    し連続的に扉を開放する個人住宅用エレベータ扉開閉方
    法。
  8. (8)前記扉を、閉方向に移動中その任意の位置で閉動
    作を停止した後開放移動中に、再びその任意の位置で戸
    閉釦を押圧すれば開放動作を停止して閉動作に移行し、
    戸閉釦を放せばその閉動作を停止するように開閉するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の個人住宅用エレベータ
    扉開閉方法。
JP9219188A 1988-04-13 1988-04-13 個人住宅用エレベータ扉開閉方法 Pending JPH01261190A (ja)

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US5659160A (en) * 1995-06-23 1997-08-19 Otis Elevator Company Linear belt door operator
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JP2005231759A (ja) * 2004-02-17 2005-09-02 Mitsubishi Electric Corp エレベータ装置
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JPS5160347A (ja) * 1974-11-20 1976-05-26 Hitachi Ltd Erebeetadoaseigyosochi

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